JP2004086452A - 駐車場の課金装置とその課金方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】駐車車両の課金管理に非接触型のデータ記録媒体を用いることで、データ記録媒体へのデータの書き込み、読み出しをより確実にすると共に、前記データ記録媒体を回収することで、データ記録媒体のリサイクル使用を可能にした。
【解決手段】駐車場100への車両の入場・退場を管理するために、駐車場100の入口及び出口に設けた第一のゲート装置1と、駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置2と、前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を記録するためのデータ記録媒体4とで構成ことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】駐車場100への車両の入場・退場を管理するために、駐車場100の入口及び出口に設けた第一のゲート装置1と、駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置2と、前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を記録するためのデータ記録媒体4とで構成ことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場の課金装置とその課金方法に関わり、特に、複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場ビル、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特に都市部において、狭い土地を有効に活用するために、駐車専用のビルが建設されている。
【0003】
しかしながら、上記した駐車場を利用する際、下層部分の駐車場が便利なため、どうしても、各階が均等に利用されないという問題があり、このような問題を解決するために、本出願人は、特開2002−157617号公報において、下層部分の駐車場料金と上層部分の駐車場料金とに差を持たせることで、利用者のニーズに対応した駐車場料金の課金システムを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記した駐車場での料金精算システムを更に安価に構築することができ、以て、導入を容易にした新規な駐車場の課金装置とその課金方法を提供するものである。
【0005】
特に、本発明では、駐車車両の課金管理に、非接触型の貸与形式のデータ記録媒体を用いることで、データ記録媒体へのデータの書き込み、読み出しをより確実にすると共に、前記データ記録媒体を回収することで、データ記録媒体のリサイクル使用を可能にした新規な駐車場の課金装置とその課金方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するため、基本的には、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。
【0007】
即ち、本発明に係わる駐車場の課金装置の第1態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第2態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第3態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の駐車時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の駐車時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた駐車時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第4態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算するための前記第一のゲート装置に設けられた料金精算手段と、
精算が終了した後、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
精算が終了した後、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第5態様は、
前記データ記録媒体を前記第二のゲート装置の所定の場所に近づけた場合、前記第二のゲート装置は、第二のゲート装置のゲートを開き、車両が当該ゲートを通過出来るように制御するゲート制御手段を備えていることを特徴とするものである。
【0008】
又、本発明に係わる駐車場の課金方法の第1態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場内に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に記録する第4の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記精算済みのデータを記録したデータ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とするものであり、
叉、第2態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に駐車した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に記録する第4の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記精算済みのデータ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とするものであり、
叉、第3態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記データ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットする第4の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算したとき、出口ゲートを開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係わる駐車場の課金装置とその課金方法の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1乃至図6は、本発明の第1の具体例を示す図であり、図1は、駐車場ビルを示した図、図2は、駐車場ビルの入口付近に設けた第一のゲート装置の構成を示すブロック図、図3は、駐車場ビル内の各駐車ゾーンの入口付近に設けた第二のゲート装置の構成を示すブロック図、図4は、駐車場ビルの内の適所に設けた料金精算装置の構成を示すブロック図、図5は、第一のゲート装置内に設けた記録媒体回収装置の構成を示すブロック図、図6は、記録媒体を回収する流れを示すフローチャート、図7は、本発明の第2の具体例の構成を示すブロック図である。
【0011】
(第1の具体例)
本発明の駐車場ビル100には、駐車料金が1時間500円の下層駐車ゾーン101と、1時間400円の中層駐車ゾーン102と、1時間200円の上層駐車ゾーン103とが設けられていて、利用者が、駐車料金を選択できるようになっている。
【0012】
そして、駐車場ビル100の入口には、第一のゲート装置1が設けられ、又、各駐車ゾーン101、102、103の入口には、第二のゲート装置2が設けられ、駐車車両がどこの駐車ゾーンに駐車したかを正確に把握することが出来るようになっている。更に、駐車場ビル100の管理室(図示していない)近傍には、料金精算装置3が設けられている。
【0013】
次に、各装置の構成を詳細に説明する。
【0014】
図2は、第一のゲート装置1の構成を示す図である。
【0015】
図において、11は、この駐車場ビル100内で用いる貸与形式の非接触型のデータ記録媒体4を発行するカード発行手段であり、駐車車両が、第一のゲート装置1のボタン15を押すと、データ記録媒体4が発行され、同時にゲートが開き、駐車車両の駐車場ビル100内への入場が可能になるようになっている。この時、データ記録手段12は、データ記録媒体4上に駐車場ビル100内へ入場した時刻が書き込まれる。
【0016】
13は、駐車車両が駐車場ビル100から退場する際、料金精算をすませたデータ記録媒体4を第一のゲート装置1の所定の位置にセットした時、ゲートを開いて、駐車車両の退場を可能にするゲート制御手段、14は、駐車車両が駐車場ビル100から退場する際、料金精算をすませたデータ記録媒体4を回収する記録媒体回収手段である。
【0017】
図3は、第二のゲート装置2の構成を示す図である。
【0018】
第二のゲート装置2は、各駐車ゾーン毎に設けられ、データ記録媒体4を第二のゲート装置2の所定の位置に触れると、駐車車両が、当該駐車ゾーン内に入った時の入場時刻が記録され、退出する時、データ記録媒体4を前記第二のゲート装置2の所定の位置に触れると、退出時刻が記録されるように構成されたデータ記録媒体4の記録手段21と、第二のゲート装置2のゲートを制御するゲート制御手段22とで構成している。
【0019】
従って、例えば、ある車両が1時間、駐車場ビル100の1Fの駐車ゾーン101に駐車し、その後5Fの駐車ゾーン103に2時間駐車したような場合、1Fの駐車ゾーン101に入った時の入場時刻と退出した時の退出時刻とがデータ記録媒体4上に記録され、更に、5Fの駐車ゾーン103に入った時の入場時刻と退出した時の退出時刻とがデータ記録媒体4上に記録され、記録されたデータに基づき駐車料金が課金されることになる。
【0020】
なお、駐車車両が各駐車ゾーンを入退場する場合、データ記録媒体4を第二のゲート装置2の所定の領域に近づけると、上記した時刻データが記録されると共に、ゲート制御手段22がゲートを開き、車両の通過を許可するように構成されている。
【0021】
図1の2aは、第二のゲート装置2の入場用のゲート遮断機、2bは、第二のゲート装置2の退場用のゲート遮断機を示している。
【0022】
又、上記説明では、入退場時刻を記録するようにしたが、入場時刻と駐車時間とを記録するように構成してもよい。
【0023】
図4は、料金精算装置3の構成を示す図である。
【0024】
この料金精算装置3は、駐車車両が、この駐車ビル100から出る場合、料金を精算する為に設けられている。そして、この料金精算装置3は、料金を精算するための料金精算手段31と、データ記録手段32とで構成されている。
【0025】
利用者が、当該車両のデータ記録媒体4を所定の位置にセットすると、駐車料金が表示され、必要な金額を投入し精算が終了すると、データ記録手段32が、そのデータ記録媒体4の駐車料金の精算が終了したことを示すデータが、当該データ記録媒体4上に記録され、その後、データ記録媒体4は、第一のゲート装置1を通過するために、利用者に戻されるようになっている。
【0026】
そして、利用者が、駐車車両を第一のゲート装置1に移動した時に、精算済みデータを記録したデータ記録媒体4を第一のゲート装置1の所定の場所にセットすると、精算が完了しているので、ゲートが開き、駐車場ビル100からの退出が可能になる。
【0027】
また、同時に、第一のゲート装置1は、データ記録媒体4を第一のゲート装置1内に取り込み、データ記録媒体4を回収する。
【0028】
図5は、記録媒体回収手段14の構成を示す図である。
【0029】
図5に示すように、記録媒体回収手段14は、データ読取手段141と、ローラ143の回転を制御するモータ駆動回路142と、データ記録媒体4の回収ボックス144とで構成されている。
【0030】
図6は、データ記録媒体4の回収の流れを示したものである。
【0031】
利用者が、駐車場ビル100から退出する際、データ記録媒体4を第一のゲート装置1の所定の場所にセットすると、データ読取手段141が、精算完了を示すデータを読み取り(ステップS1)、精算の完了を確認すると、ゲートを開き(ステップS2)、続いて、モータ駆動回路142に所定の信号を送り、ローラ143でデータ記録媒体4を回収ボックス144に回収する(ステップS3)。一方、データ読取手段141が、精算完了を示すデータを読み取ることが出来なかった場合、モータ駆動回路142に別の信号を送り、データ記録媒体4を顧客に戻し、料金精算を促す(ステップS4)。
【0032】
なお、第一のゲート装置1、第二のゲート装置2、料金精算装置3には、図示しない装置から、時刻データが送られ、正確な時刻データに基づき課金が行われるようになっている。
【0033】
従って、この発明では、先ず、駐車場100に車両が入場する際、駐車場100の入口に設けた第一のゲート装置1が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体4を発行する。そして、車両が駐車場100内の所定の駐車スペース101、102、103に駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間をデータ記録媒体4に記録する。
【0034】
前記車両が、駐車場ビル100を退場する際、データ記録媒体4に記録されたデータに基づき精算し、この精算済みのデータ記録媒体4を駐車場の出口に設けた第一のゲート装置1の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開き退場が可能になる。この時、第一のゲート装置1は、同時にデータ記録媒体4を回収する。
【0035】
料金計算の例としては、例えば、下層駐車ゾーン(駐車料金は1時間500円)に1時間、上層駐車ゾーン(駐車料金は1時間200円)に2時間駐車した場合、合計900円となる。勿論、上記の料金計算の方法は一例であって、課金する側が、適宜決めれば良いことは言うまでもない。
【0036】
なお、データ記録媒体4は、第一のゲート装置1、第二のゲート装置2、料金精算装置3間で非接触で通信ができるものであれば、どのようなタイプのものでも良い。
【0037】
また、上記構成では、データはデータ記録媒体4上にのみ記録されるように構成したが、ホストコンピュータを設け、このホストコンピュータと第一のゲート装置1、第二のゲート装置2、料金精算装置3とを接続して、これらの装置で収集したデータを集め、管理するように構成しても良い。
【0038】
このように、本発明は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場100への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場100の入口及び出口に設けた第一のゲート装置1と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置2と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を記録するためのデータ記録媒体4と、
前記駐車場100内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体4を発行する前記第一のゲート装置1に設けたデータ記録媒体の発行手段11と、
前記駐車スペース101、102、103内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体4に記録する前記第二のゲート装置2に設けた入場・退場時間の記録手段21と、
前記データ記録媒体4に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置3と、
前記料金精算装置3で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体4に書き込む前記料金精算装置3に設けたデータ記録手段31と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体4を前記第一のゲート装置1の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置1を開き、前記駐車した車両を当該駐車場100から退場せしめる前記第一のゲート装置1に設けられたゲート制御手段13と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体4を前記第一のゲート装置1の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体4を回収する前記第一のゲート装置4に設けられた記録媒体回収手段14とで構成したことを特徴とするものである。
【0039】
(第2の具体例)
図7は、第2の具体例の構成を示すブロック図であり、第2の具体例では、第1の具体例の第一のゲート装置1に料金精算装置3の機能を組み入れたものである。
【0040】
従って、この具体例では、第一のゲート装置1Aで精算が完了すると、ゲート制御手段13がゲートを開き、車両の退出を促すと同時に、データ記録媒体4を回収する。なお、第二のゲート装置2の構成は、第1の具体例と同じである。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係わる駐車場の課金装置とその課金方法は、上述のように構成したので、駐車スペース毎に駐車料金が異なっても、複雑な料金徴収を確実に行うことが出来る。
【0042】
又、駐車車両の課金管理に非接触型のデータ記録媒体を用いることで、データ記録媒体へのデータの書き込み、読み出しをより確実にすると共に、前記データ記録媒体を回収することで、データ記録媒体のリサイクル使用が可能になり、安価なシステムの構築が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の駐車場ビルを示した図である。
【図2】図2は、駐車場ビルの入口付近に設けた第一のゲート装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、駐車場ビル内の各駐車ゾーンの入口付近に設けた第二のゲート装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、駐車場ビルの内の適所に設けた料金精算装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、第一のゲート装置内に設けた記録媒体回収装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、記録媒体を回収する流れを示すフローチャートである。
【図7】図7は、本発明の第2の具体例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第一のゲート装置
2 第一のゲート装置
3 料金精算装置
11 カード発行手段
12、32 データ記録手段
13、22 ゲート制御手段
14 記録媒体回収手段
21 記録手段
31 精算手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場の課金装置とその課金方法に関わり、特に、複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場ビル、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特に都市部において、狭い土地を有効に活用するために、駐車専用のビルが建設されている。
【0003】
しかしながら、上記した駐車場を利用する際、下層部分の駐車場が便利なため、どうしても、各階が均等に利用されないという問題があり、このような問題を解決するために、本出願人は、特開2002−157617号公報において、下層部分の駐車場料金と上層部分の駐車場料金とに差を持たせることで、利用者のニーズに対応した駐車場料金の課金システムを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記した駐車場での料金精算システムを更に安価に構築することができ、以て、導入を容易にした新規な駐車場の課金装置とその課金方法を提供するものである。
【0005】
特に、本発明では、駐車車両の課金管理に、非接触型の貸与形式のデータ記録媒体を用いることで、データ記録媒体へのデータの書き込み、読み出しをより確実にすると共に、前記データ記録媒体を回収することで、データ記録媒体のリサイクル使用を可能にした新規な駐車場の課金装置とその課金方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するため、基本的には、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。
【0007】
即ち、本発明に係わる駐車場の課金装置の第1態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第2態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第3態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の駐車時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の駐車時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた駐車時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第4態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算するための前記第一のゲート装置に設けられた料金精算手段と、
精算が終了した後、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
精算が終了した後、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
で構成したことを特徴とするものであり、
叉、第5態様は、
前記データ記録媒体を前記第二のゲート装置の所定の場所に近づけた場合、前記第二のゲート装置は、第二のゲート装置のゲートを開き、車両が当該ゲートを通過出来るように制御するゲート制御手段を備えていることを特徴とするものである。
【0008】
又、本発明に係わる駐車場の課金方法の第1態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場内に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に記録する第4の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記精算済みのデータを記録したデータ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とするものであり、
叉、第2態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に駐車した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に記録する第4の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記精算済みのデータ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とするものであり、
叉、第3態様は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記データ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットする第4の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算したとき、出口ゲートを開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係わる駐車場の課金装置とその課金方法の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1乃至図6は、本発明の第1の具体例を示す図であり、図1は、駐車場ビルを示した図、図2は、駐車場ビルの入口付近に設けた第一のゲート装置の構成を示すブロック図、図3は、駐車場ビル内の各駐車ゾーンの入口付近に設けた第二のゲート装置の構成を示すブロック図、図4は、駐車場ビルの内の適所に設けた料金精算装置の構成を示すブロック図、図5は、第一のゲート装置内に設けた記録媒体回収装置の構成を示すブロック図、図6は、記録媒体を回収する流れを示すフローチャート、図7は、本発明の第2の具体例の構成を示すブロック図である。
【0011】
(第1の具体例)
本発明の駐車場ビル100には、駐車料金が1時間500円の下層駐車ゾーン101と、1時間400円の中層駐車ゾーン102と、1時間200円の上層駐車ゾーン103とが設けられていて、利用者が、駐車料金を選択できるようになっている。
【0012】
そして、駐車場ビル100の入口には、第一のゲート装置1が設けられ、又、各駐車ゾーン101、102、103の入口には、第二のゲート装置2が設けられ、駐車車両がどこの駐車ゾーンに駐車したかを正確に把握することが出来るようになっている。更に、駐車場ビル100の管理室(図示していない)近傍には、料金精算装置3が設けられている。
【0013】
次に、各装置の構成を詳細に説明する。
【0014】
図2は、第一のゲート装置1の構成を示す図である。
【0015】
図において、11は、この駐車場ビル100内で用いる貸与形式の非接触型のデータ記録媒体4を発行するカード発行手段であり、駐車車両が、第一のゲート装置1のボタン15を押すと、データ記録媒体4が発行され、同時にゲートが開き、駐車車両の駐車場ビル100内への入場が可能になるようになっている。この時、データ記録手段12は、データ記録媒体4上に駐車場ビル100内へ入場した時刻が書き込まれる。
【0016】
13は、駐車車両が駐車場ビル100から退場する際、料金精算をすませたデータ記録媒体4を第一のゲート装置1の所定の位置にセットした時、ゲートを開いて、駐車車両の退場を可能にするゲート制御手段、14は、駐車車両が駐車場ビル100から退場する際、料金精算をすませたデータ記録媒体4を回収する記録媒体回収手段である。
【0017】
図3は、第二のゲート装置2の構成を示す図である。
【0018】
第二のゲート装置2は、各駐車ゾーン毎に設けられ、データ記録媒体4を第二のゲート装置2の所定の位置に触れると、駐車車両が、当該駐車ゾーン内に入った時の入場時刻が記録され、退出する時、データ記録媒体4を前記第二のゲート装置2の所定の位置に触れると、退出時刻が記録されるように構成されたデータ記録媒体4の記録手段21と、第二のゲート装置2のゲートを制御するゲート制御手段22とで構成している。
【0019】
従って、例えば、ある車両が1時間、駐車場ビル100の1Fの駐車ゾーン101に駐車し、その後5Fの駐車ゾーン103に2時間駐車したような場合、1Fの駐車ゾーン101に入った時の入場時刻と退出した時の退出時刻とがデータ記録媒体4上に記録され、更に、5Fの駐車ゾーン103に入った時の入場時刻と退出した時の退出時刻とがデータ記録媒体4上に記録され、記録されたデータに基づき駐車料金が課金されることになる。
【0020】
なお、駐車車両が各駐車ゾーンを入退場する場合、データ記録媒体4を第二のゲート装置2の所定の領域に近づけると、上記した時刻データが記録されると共に、ゲート制御手段22がゲートを開き、車両の通過を許可するように構成されている。
【0021】
図1の2aは、第二のゲート装置2の入場用のゲート遮断機、2bは、第二のゲート装置2の退場用のゲート遮断機を示している。
【0022】
又、上記説明では、入退場時刻を記録するようにしたが、入場時刻と駐車時間とを記録するように構成してもよい。
【0023】
図4は、料金精算装置3の構成を示す図である。
【0024】
この料金精算装置3は、駐車車両が、この駐車ビル100から出る場合、料金を精算する為に設けられている。そして、この料金精算装置3は、料金を精算するための料金精算手段31と、データ記録手段32とで構成されている。
【0025】
利用者が、当該車両のデータ記録媒体4を所定の位置にセットすると、駐車料金が表示され、必要な金額を投入し精算が終了すると、データ記録手段32が、そのデータ記録媒体4の駐車料金の精算が終了したことを示すデータが、当該データ記録媒体4上に記録され、その後、データ記録媒体4は、第一のゲート装置1を通過するために、利用者に戻されるようになっている。
【0026】
そして、利用者が、駐車車両を第一のゲート装置1に移動した時に、精算済みデータを記録したデータ記録媒体4を第一のゲート装置1の所定の場所にセットすると、精算が完了しているので、ゲートが開き、駐車場ビル100からの退出が可能になる。
【0027】
また、同時に、第一のゲート装置1は、データ記録媒体4を第一のゲート装置1内に取り込み、データ記録媒体4を回収する。
【0028】
図5は、記録媒体回収手段14の構成を示す図である。
【0029】
図5に示すように、記録媒体回収手段14は、データ読取手段141と、ローラ143の回転を制御するモータ駆動回路142と、データ記録媒体4の回収ボックス144とで構成されている。
【0030】
図6は、データ記録媒体4の回収の流れを示したものである。
【0031】
利用者が、駐車場ビル100から退出する際、データ記録媒体4を第一のゲート装置1の所定の場所にセットすると、データ読取手段141が、精算完了を示すデータを読み取り(ステップS1)、精算の完了を確認すると、ゲートを開き(ステップS2)、続いて、モータ駆動回路142に所定の信号を送り、ローラ143でデータ記録媒体4を回収ボックス144に回収する(ステップS3)。一方、データ読取手段141が、精算完了を示すデータを読み取ることが出来なかった場合、モータ駆動回路142に別の信号を送り、データ記録媒体4を顧客に戻し、料金精算を促す(ステップS4)。
【0032】
なお、第一のゲート装置1、第二のゲート装置2、料金精算装置3には、図示しない装置から、時刻データが送られ、正確な時刻データに基づき課金が行われるようになっている。
【0033】
従って、この発明では、先ず、駐車場100に車両が入場する際、駐車場100の入口に設けた第一のゲート装置1が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体4を発行する。そして、車両が駐車場100内の所定の駐車スペース101、102、103に駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間をデータ記録媒体4に記録する。
【0034】
前記車両が、駐車場ビル100を退場する際、データ記録媒体4に記録されたデータに基づき精算し、この精算済みのデータ記録媒体4を駐車場の出口に設けた第一のゲート装置1の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開き退場が可能になる。この時、第一のゲート装置1は、同時にデータ記録媒体4を回収する。
【0035】
料金計算の例としては、例えば、下層駐車ゾーン(駐車料金は1時間500円)に1時間、上層駐車ゾーン(駐車料金は1時間200円)に2時間駐車した場合、合計900円となる。勿論、上記の料金計算の方法は一例であって、課金する側が、適宜決めれば良いことは言うまでもない。
【0036】
なお、データ記録媒体4は、第一のゲート装置1、第二のゲート装置2、料金精算装置3間で非接触で通信ができるものであれば、どのようなタイプのものでも良い。
【0037】
また、上記構成では、データはデータ記録媒体4上にのみ記録されるように構成したが、ホストコンピュータを設け、このホストコンピュータと第一のゲート装置1、第二のゲート装置2、料金精算装置3とを接続して、これらの装置で収集したデータを集め、管理するように構成しても良い。
【0038】
このように、本発明は、
複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場100への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場100の入口及び出口に設けた第一のゲート装置1と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置2と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を記録するためのデータ記録媒体4と、
前記駐車場100内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体4を発行する前記第一のゲート装置1に設けたデータ記録媒体の発行手段11と、
前記駐車スペース101、102、103内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体4に記録する前記第二のゲート装置2に設けた入場・退場時間の記録手段21と、
前記データ記録媒体4に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置3と、
前記料金精算装置3で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体4に書き込む前記料金精算装置3に設けたデータ記録手段31と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体4を前記第一のゲート装置1の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置1を開き、前記駐車した車両を当該駐車場100から退場せしめる前記第一のゲート装置1に設けられたゲート制御手段13と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体4を前記第一のゲート装置1の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体4を回収する前記第一のゲート装置4に設けられた記録媒体回収手段14とで構成したことを特徴とするものである。
【0039】
(第2の具体例)
図7は、第2の具体例の構成を示すブロック図であり、第2の具体例では、第1の具体例の第一のゲート装置1に料金精算装置3の機能を組み入れたものである。
【0040】
従って、この具体例では、第一のゲート装置1Aで精算が完了すると、ゲート制御手段13がゲートを開き、車両の退出を促すと同時に、データ記録媒体4を回収する。なお、第二のゲート装置2の構成は、第1の具体例と同じである。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係わる駐車場の課金装置とその課金方法は、上述のように構成したので、駐車スペース毎に駐車料金が異なっても、複雑な料金徴収を確実に行うことが出来る。
【0042】
又、駐車車両の課金管理に非接触型のデータ記録媒体を用いることで、データ記録媒体へのデータの書き込み、読み出しをより確実にすると共に、前記データ記録媒体を回収することで、データ記録媒体のリサイクル使用が可能になり、安価なシステムの構築が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の駐車場ビルを示した図である。
【図2】図2は、駐車場ビルの入口付近に設けた第一のゲート装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、駐車場ビル内の各駐車ゾーンの入口付近に設けた第二のゲート装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、駐車場ビルの内の適所に設けた料金精算装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、第一のゲート装置内に設けた記録媒体回収装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、記録媒体を回収する流れを示すフローチャートである。
【図7】図7は、本発明の第2の具体例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第一のゲート装置
2 第一のゲート装置
3 料金精算装置
11 カード発行手段
12、32 データ記録手段
13、22 ゲート制御手段
14 記録媒体回収手段
21 記録手段
31 精算手段
Claims (8)
- 複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とする駐車場の課金装置。 - 複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とする駐車場の課金装置。 - 複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の駐車時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の駐車時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた駐車時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算する為の料金精算装置と、
前記料金精算装置で駐車料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に書き込む前記料金精算装置に設けたデータ記録手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
前記精算済みを示すデータが書き込まれた前記データ記録媒体を前記第一のゲート装置の所定の位置にセットした際、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
で構成したことを特徴とする駐車場の課金装置。 - 複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の課金装置において、
前記駐車場への車両の入場・退場を管理するために、前記駐車場の入口及び出口に設けた第一のゲート装置と、
前記駐車スペースへの車両の入場・退場を管理するために、前記各駐車スペース毎に、前記駐車スペースの入口及び出口に設けた第二のゲート装置と、
前記駐車スペース内に車両が入場した際、前記駐車スペース内に入場した車両の入場時間・退場時間を非接触で記録するためのデータ記録媒体と、
前記駐車場内に車両が入場する際、入場する車両に対して、前記データ記録媒体を発行する前記第一のゲート装置に設けたデータ記録媒体の発行手段と、
前記駐車スペース内へ車両が入場し退場する際、前記駐車スペース内への車両の入場・退場時間を前記データ記録媒体に記録する前記第二のゲート装置に設けた入場・退場時間の記録手段と、
前記データ記録媒体に書き込まれたデータに基づいて、駐車した車両の駐車料金を計算し、課金された料金を精算するための前記第一のゲート装置に設けられた料金精算手段と、
精算が終了した後、前記データ記録媒体を回収する前記第一のゲート装置に設けられた記録媒体回収手段と、
精算が終了した後、前記第一のゲート装置を開き、前記駐車した車両を当該駐車場から退場せしめる前記第一のゲート装置に設けられたゲート制御手段と、
で構成したことを特徴とする駐車場の課金装置。 - 前記データ記録媒体を前記第二のゲート装置の所定の場所に近づけた場合、前記第二のゲート装置は、第二のゲート装置のゲートを開き、車両が当該ゲートを通過出来るように制御するゲート制御手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の駐車場の課金装置。
- 複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場内に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に記録する第4の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記精算済みのデータを記録したデータ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする駐車場の料金課金方法。 - 複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に駐車した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算した際、精算済みを示すデータを前記データ記録媒体に記録する第4の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記精算済みのデータ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットすると、出口ゲートが開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする駐車場の料金課金方法。 - 複数階に亘って駐車スペースが設けられた駐車場、又は、駐車場を複数のゾーンに区分けし、複数の駐車スペースが設けられた駐車場であって、前記駐車スペースに予め定められた単位時間当たりの駐車料金が、駐車スペース毎に異なるように設定した駐車場の料金課金方法であって、
前記駐車場に車両が入場する際、前記駐車場の入口に設けたゲート装置が、当該車両に対して、駐車時間管理用の非接触型のデータ記録媒体を発行する第1の工程と、
前記車両が前記駐車場内の所定の駐車スペースに駐車したとき、当該駐車スペース内に入場し退場した時間を前記データ記録媒体に記録する第2の工程と、
前記車両が前記駐車場を退場する際、前記データ記録媒体に記録されたデータに基づき、料金を計算し、課金する第3の工程と、
前記車両が当該駐車場を退出する際、前記データ記録媒体を前記駐車場の出口に設けたゲート装置の所定の位置にセットする第4の工程と、
前記第3の工程で課金された料金を精算したとき、出口ゲートを開くと共に、前記データ記録媒体を回収する第5の工程と、
を少なくとも含むことを特徴とする駐車場の料金課金方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002245220A JP2004086452A (ja) | 2002-08-26 | 2002-08-26 | 駐車場の課金装置とその課金方法 |
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JP2002245220A JP2004086452A (ja) | 2002-08-26 | 2002-08-26 | 駐車場の課金装置とその課金方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005018542A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Nippon Signal Co Ltd:The | 駐車場管理システム |
JP2006201996A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 駐車場管制装置と駐車場管制方法 |
JP2007280077A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Amano Corp | 駐輪場管理システム |
-
2002
- 2002-08-26 JP JP2002245220A patent/JP2004086452A/ja active Pending
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