JP2004084760A - 一方向クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】内外輪のかみ合い位置がつねに一定している一方向クラッチを得ることにある。
【解決手段】たがいに独立して回転可能に嵌められた内輪(11)および外輪(12)と、内輪外周面(13)に対面しかつ該内輪外周面に向かって傾く斜面(18)をもつ外輪内周面(14)上の凹部(17)と、該凹部と前記内輪外周面との間に配置された転動体(21)と、該転動体を前記内輪外周面に向かって付勢する弾性体(24)とからなると共に、内輪(11)は転動体に嵌る溝部(25)を内輪外周面に備えている。内輪(11)と外輪(12)とのかみ合わせは、転動体(21)が溝部(25)に嵌り、該溝部と斜面(18)の下端側との間に挟み込まれることでなされている。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一方向に動力を伝達し、反対方向に空転する一方向クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものとして、たとえば特開平5−296265号公報に記載されている一方向クラッチがある。この一方向クラッチは内輪と内輪に嵌められた外輪とを備えている。外輪は内周面に円周方向に延びる凹部を備える。凹部の底面は内輪外周面に対面しかつ内輪外周面に向かって傾く斜面となっている。斜面の傾斜方向の端部となる斜面の下端と内輪外周面との距離は斜面の傾斜方向と反対方向の端部となる斜面の上端と内輪外周面との距離よりも小さい。ローラが凹部に挿入されていると共に、コイルばねによって斜面の下端に向かって押されている。
【0003】
この一方向クラッチは、たとえば、内輪を駆動側、外輪を被駆動側として、内輪がある方向に回転されると、あるいは外輪が反対方向に回転されると、ローラが斜面の下端側と内輪外周面との間に押し込まれて、内外輪がかみ合い、動力が内輪から外輪に伝達され、また、内輪あるいは外輪が前記回転方向と反対方向に回転されると、ローラが斜面の上端に向かって移動し、内外輪が切り離され、外輪が空転するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなものでは、斜面と内輪外周面とのくさび効果によって内外輪のかみ合わせを行なっているため、内外輪のかみ合い位置が内輪円周上の任意の位置に存在する。
【0005】
このため、たとえば、コンベア装置のような被駆動機器と電動機との間にこの一方向クラッチを配置し、被駆動機器を電動機の最大トルクで駆動しようとすると、電動機の最大回転トルクを発生する位相と一方向クラッチのかみ合い位置との位置合わせを必要とし、内外輪をかみ合わせるごとに、この調整作業を行なわなければならない。
【0006】
本発明の目的は内外輪のかみ合い位置がつねに一定している一方向クラッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の一方向クラッチは、たがいに独立して回転可能に嵌められた内輪および外輪と、内輪外周面に対面しかつ内輪外周面に向かって傾く斜面をもつ外輪内周面上の凹部と、該凹部と内輪外周面との間に配置された転動体と、該転動体を内輪外周面に向かって付勢する弾性体とからなり、内輪が転動体に嵌る溝部を内輪外周面に備えることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2は、請求項1に記載の一方向クラッチにおいて、外輪が転動体を受け止める逃げ面を有していることを特徴としている。
【0009】
【作用】
請求項1の一方向クラッチは、たがいに独立して回転可能に嵌められた内輪および外輪と、内輪外周面に対面しかつ内輪外周面に向かって傾く斜面をもつ外輪内周面上の凹部と、該凹部と内輪外周面との間に配置された転動体と、該転動体を内輪外周面に向かって付勢する弾性体とからなり、内輪が転動体に嵌る溝部を内輪外周面に備えているため、たとえば、転動体が内輪外周面の溝部にあるときに、内輪を時計方向に回転させると、弾性体の転動体に対する付勢力によって転動体は内輪の溝部と外輪の斜面との間に挟まれ、内輪と外輪とをかみ合わせる。また、外輪が内輪よりも速い速度で内輪と同じ方向に回転すると、転動体は内輪の溝から脱出し、内輪外周面の円周面を転走し、外輪の回転によって付与される遠心力で外輪の凹部に押し付けられ、内輪円周面との接触が断たれ、外輪が抵抗なく空転を行なうことができる。
【0010】
請求項2の一方向クラッチは、外輪が転動体を受け止める逃げ面を有しているため、転動体が外輪から付与された遠心力によって外輪に押し付けられ、内輪外周面との非接触状態が安定的に維持される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して本発明による一方向クラッチのある実施の形態を説明する。
【0012】
この一方向クラッチは、初期状態において、内外輪がかみ合っている。クラッチ自体は、図1および図2に示すように、中空リングの形態をなす内輪11および外輪12を備えている。
【0013】
内輪11は中心軸を一致させて外輪12の貫通孔に嵌められている。内輪外周面13と外輪内周面14との間には微少隙間があって、内輪11は外輪上にて,外輪12は内輪上にて矢印LあるいはL’で示す方向にそれぞれ独立して回転することができる。内輪11の貫通孔15にはキー溝16が設けられている。
【0014】
外輪12は内周面14に凹部17を有している。凹部17は外輪12の円周方向に沿って延びている。凹部17における内輪11の外周面13と対面する底面は斜面18となっており、内輪11の内輪外周面13に向かって傾斜している。斜面18の下端、すなわち斜面18の傾斜方向の下端と内輪外周面13との間の距離は、斜面18の上端、すなわち斜面18の傾斜方向と反対方向の上端と内輪外周面13との間の距離よりも小さい。斜面18の上端には、円筒面からなる逃げ面19が設けられている。
【0015】
転動体21は、ローラあるいはロールの形態をもつ、ソリッドな円筒形部材からなっている。逃げ面19はこの転動体21と中心を共有する円筒面となっている。
【0016】
転動体21は、中心軸を外輪12のそれと平行に位置させて凹部17に収容されていると共に、内輪11の外周面13にある溝部25に嵌っている。溝部25は、転動体21の円筒面の一部が嵌る深さと幅とをもつ角形断面の長溝からなっており、長手方向を内輪11の回転中心軸と平行に位置させて、内輪外周面13に配置されている。転動体21は、この溝部25に嵌ると共に、溝部25と斜面18の下端側との間に挟み込まれている。
【0017】
さらに、凹部17における斜面18の上端となる端部には、ねじ孔22が設けられている。ねじ孔22は、外輪12の外周面から凹部27の端部に向かって、外輪12に設けられている。ねじ部材23がねじ孔22にねじ込まれている。弾性体24がねじ部材23と転動体21との間に配置されている。弾性体24は、たとえばコイルばねからなっており、ねじ部材23をばね座としてねじ孔22に挿入され、反対端が転動体21に接触し、転動体21を内輪11の外周面13あるいは斜面18の下端に向かって付勢している。
【0018】
これらの凹部17、斜面18、逃げ面19、転動体21、ねじ孔22、ねじ部材23および弾性体24からなるセットはもう一組あり、これらのセットは内輪および外輪12の回転中心軸に関して180°の角度間隔で内輪11および外輪12に設けられている。
【0019】
この一方向クラッチは、たとえば、内輪11が駆動側に、外輪12が被駆動側に設定される。
【0020】
初期状態において、転動体21は図2および図3に示すように内輪11の溝部25に嵌り、弾性体24からの付勢によって溝部25の底面と外輪12にある斜面18の下端側との間に押し込まれ、内外輪11,12は、かみ合っている。
【0021】
いま、内輪11が電動機などによって矢印Lで示す方向に回転されると、内輪11および外輪12は一緒になって回転し、外輪12に連結された被駆動機器が駆動される。
【0022】
電動機が停止すると、内輪11の回転数も低下する。しかし、外輪12の回転速度は内輪11のそれよりも大きいため、転動体21が斜面18の上端に向かって移動し、図4に示すように、外輪12によって付与された遠心力で逃げ面19に押し付けられる。そのあと外輪12の回転が極低速状態になると、転動体21に対する遠心力がゼロに近づき、弾性体24が転動体21を斜面18の下端に向かって付勢するので、転動体21は逃げ面19から離れて、斜面18の下端に向かって移動し、このときに転動体下部に移動してきた溝部25に嵌り、図3に示すように溝部25と斜面18との間に挟み込まれ、内外輪11,12をかみ合わせる。
【0023】
また、内輪11が外輪12とかみ合っているときに、外輪12が被駆動側から内輪11の回転速度よりも速い回転速度でもって矢印Lの方向に回転されると、転動体21は斜面18の上端に向かって移動し、外輪12によって付与された遠心力で逃げ面19に押し付けられる。そこで、外輪12が内輪11から切り離され、空転する。そして、外輪12の回転速度が低下すると、転動体21に対する遠心力がゼロに近づき、弾性体24の付勢力により転動体21は逃げ面19から離れ、斜面18の下端に向かって移動し、溝部25に嵌り、溝部25と斜面18とによって挟み込まれ、内外輪11,12を再びかみ合わせる。弾性体24がこのかみ合いを維持させる。
【0024】
逆に、外輪12が図3において矢印L’で示す方向に回転されると、外輪12は内輪11と一緒に回転する。しかし、外輪12の回転が停止すると、内輪12は矢印L’の方向に慣性によって回転するが、回転数がゼロに近ずくと、弾性体24が転動体21を付勢して、転動体21が逃げ面19から離れ、溝部25に嵌り、溝部25と斜面18の下端側とに挟み込まれ、内外輪11,12をかみ合わせる。
【0025】
図5はこのような一方向クラッチを備えるコンベア装置を示している。
【0026】
このコンベア装置は、ワークWを位置Xでチェーンコンベア31に搬入し、ワークWを位置Yまで搬送すると、これを位置Zまで高速搬送し、位置Zに到達すると搬送を停止し、チェーンコンベア31から搬出するようになっている。チェーンコンベア31へのワークWの搬入およびこれからの搬出はたとえばロボットによってなされている。
【0027】
チェーンコンベア31は一対のシャフト32,33を備えている。各々のシャフト32,33は図示されていないフレーム上の軸受に保持されている。スプロケット車34,35がシャフト32,33の各々にかん合かつ固定されている。エンドレスのチェーン36がこれらのスプロケット車34,35に巻き掛けられている。
【0028】
シャフト32にはスプロケット車53と同軸にスプロケット車37が取り付けられている。このスプロケット車37はトルクリミッターを備えている。電動機38は高速搬送のためのもので、トルクリミッターを介して回転軸をスプロケット車37に連結されている。電動機39は、起動のためのもので、回転軸にスプロケット車41がかん合かつ固定されている。エンドレスのチェーン42がこれらのスプロケット車37,41に巻き掛けられている。
【0029】
本発明による一方向クラッチは、全体が参照符号43で示されている。この一方向クラッチ43は電動機39の回転軸とスプロケット車41との間に組み込まれている。電動機39に対する取り付けは、たとえば図1および図2に示すように、電動機39の回転軸44を内輪11の貫通孔15に嵌め、回転軸44のキー溝と内輪11のキー溝16とにキーを圧入するにで行なわれている。そして、スプロケット車41は、図1に示すように、スプロケット車41の片側面にある凹部を外輪12に嵌め、ボルト45によって締結することで一方向クラッチ43に取り付けられている。このときに、本発明による一方向クラッチ43は、初期位置において、転動体21が溝部25に嵌り、内外輪11,12のかみ合い位置が一定している、つまり、一方向クラッチ43ごとに内外輪11,12のかみ合い位置が一定しているため、該かみ合い位置と電動機39の最大回転トルク発生回転位置とを簡単に合わせることができる。
【0030】
このコンベア装置において、ワークWは前述のように位置Xにおいてチェーンコンベア31のチェーン36に搭載される。電動機39が始動すると、一方向クラッチ43の内輪11は、図3に矢印Lで示す時計方向に回転される。チェーン42が時計方向に回転して、ワークWは位置Yに向かって搬送される。このときに、転動体21は内輪11の溝部25と外輪12の斜面18の下端側とに挟み込まれ、内外輪11,12をかみ合わせているため、内外輪11,12は一緒に矢印Lで示す方向に回転し、電動機39の最大回転トルクでチェーンコンベア31を起動する。
【0031】
内外輪11,12の回転数が特定値になると、たとえば 1500r.p.m.に到達すると、電動機39が停止し、ワークWは位置Yに搬送される。電動機39の停止と同時に、電動機38が作動する。チェーン42が電動機38によって高速回転され、ワークWがチェーンコンベア31によって位置Zまで高速搬送される。このときに、本発明による一方向クラッチ43は、スプロケット車41を空転させて、電動機38の負荷とならないようにさせる。すなわち、一方向クラッチ43は、電動機39が停止すると、内輪11の回転が停止するが、外輪12が回転しているため、図4に関連して説明したように、凹部17の逃げ面19に向かって移動された転動体21は外輪12の遠心力によって逃げ面19に押し付けられ、内外輪11,12がこれによって切り離され、スプロケット車41が空転する。
【0032】
ワークWが位置Zに搬送され、ここに配置されたストップ(図示せず)によって止められると、電動機38も停止する。これによって外輪12の回転が極低速状態になり、転動体21に対する遠心力もゼロに近づくため、転動体21は逃げ面19から離れ、溝部25と斜面18の下端側とに挟み込まれて、内外輪11,12をかみ合せると共に、弾性体24がこのかみ合わせを維持する。
【0033】
つぎのワークWが位置Xにおいてチェーンコンベア31に搭載されると、電動機39が再び作動する。このときに、一方向クラッチ43は内外輪11,12がかみ合っているため、内外輪11,12が一緒になって回転し、チェーンコンベア31は電動機39の最大回転トルクで起動される。
【0034】
以上説明した実施の形態において、内外輪11,12のかみ合わせは内輪11が矢印Lで示す方向に回転されたときになされているが、ねじ孔22、ねじ部材23,弾性体24を左右逆に配置して、内輪11が矢印L’で示す方向に回転されたときに、内外輪11,12がかみ合うように構成してもよい。
【0035】
さらに、内輪11と外輪11とは初期状態においてかみ合っているが、必要に応じて、内輪11がある角度回転したときに、転動体21が溝部25に嵌り、内外輪11,12をかみ合わせるようにして、外輪12につながれる伝動手段のバックラッシュや遊びなどを吸収するようにしてもよい。
【0036】
また、溝部25、凹部17、転動体21、ねじ部材23、弾性体24からなるセットを二組備えているが、内外輪11,12の回転中心軸に関して等角度間隔に三組以上の前記セットを内輪11と外輪12とに組み込んで、内輪11を矢印L’の方向に回転させ、各々の溝部25に隣接するセットの転動体21の各々が嵌ったら、内輪11を逆転させて、内外輪11,12をかみ合わせ、以降これら順次にくり返すことによって、内外輪11,12のかみ合せが内輪11の一回転中に三カ所以上で行なわれるようにしてもよい。この場合、溝部25をひとつのみにすると共に、同様に内輪11を回転させて、溝部25が順次に転動体21に嵌るようにしてもよい。
【0037】
さらにまた溝部25、凹部17、転動体21、ねじ部材23および弾性体24からなるセットを一組のみ内輪11および外輪12に組み込んで、内輪11の一回転中に一カ所でのみ内外輪11,12のかみ合せが行なわれるようにしてもよい。
【0038】
なお、転動体21はローラあるいはロール状の部材からなっているが、必要に応じて、球などの他の形状をなす部材であってもよく、弾性体24はコイルばね以外のものからなっていてもよく、そして、溝部25は転動体21に対応した断面形状となっていてもよい。
【0039】
【発明の効果】
請求項1の一方向クラッチは、たがいに独立して回転可能に嵌められた内輪および外輪と、内輪外周面に対面しかつ該内輪外周面に向かって傾く斜面をもつ外輪内周面上の凹部と、該凹部と内輪外周面との間に配置された転動体と、該転動体を内輪外周面に向かって付勢する弾性体とからなり、内輪が前記転動体に嵌る溝部を前記内輪外周面に備え、内輪がある方向に、あるいは外輪が反対方向に回転されると、転動体が内輪上の溝部に嵌り、内外輪をかみ合せるため、内外輪のかみ合い位置がつねに一定している。
【0040】
このため、たとえば、初期状態において転動体が溝部によって嵌っていると、電動機によって駆動するときに、内外輪のかみ合い位置と電動機の最大回転トルク発生回転角度とを一致させるための調整作業が不要になり、被駆動機器に対する組み付け作業を能率よく行なうことができる。
【0041】
また、請求項2の一方向クラッチは外輪が転動体を受け止める逃げ面を有し、内輪の回転が止り、転動体が溝部から離れたときに、転動体がまだ回転している外輪によって付与された遠心力によって逃げ面に押し付けられ、内輪外周面との非接触状態が安定的に維持されるため、内外輪の切り離しをより確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一方向クラッチのある実施の形態を示す側面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う横断面図である。
【図3】図1に示す一方向クラッチのある作動状態を示す説明図である。
【図4】図4と異なる作動状態を示す説明図である。
【図5】図1に示す一方向クラッチを備えるコンベア装置の一例の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
11 内輪
12 外輪
13 内輪外周面
14 外輪内周面
17 凹部
18 斜面
19 逃げ面
21 転動体
24 弾性体
25 溝部

Claims (2)

  1. たがいに独立して回転可能に嵌められた内輪および外輪と、内輪外周面に対面しかつ該内輪外周面に向かって傾く斜面をもつ外輪内周面上の凹部と、該凹部と前記内輪外周面との間に配置された転動体と、該転動体を前記内輪外周面に向かって付勢する弾性体とからなり、前記内輪が前記転動体に嵌る溝部を前記内輪外周面に備えていること、を特徴としている一方向クラッチ。
  2. 前記外輪が前記転動体を受け止める逃げ面を有している請求項1に記載の一方向クラッチ。
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