JP2728653B2 - リンクベルト式ローラーコンベア - Google Patents

リンクベルト式ローラーコンベア

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JP2728653B2
JP2728653B2 JP7430796A JP7430796A JP2728653B2 JP 2728653 B2 JP2728653 B2 JP 2728653B2 JP 7430796 A JP7430796 A JP 7430796A JP 7430796 A JP7430796 A JP 7430796A JP 2728653 B2 JP2728653 B2 JP 2728653B2
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勉 小田口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動軸と各搬送
ローラーとの間にリンクベルトを掛け渡して、搬送ロー
ラーに搬送力を伝達するリンクベルト式ローラーコンベ
アに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このリンクベルト式ローラーコン
ベアは、例えば図7および図8に示すようにフレーム
F,F間に適宜間隔をおいて配置された各搬送ローラー
R〜Rと、各搬送ローラーR〜Rに対応して駆動軸D上
に配置された駆動プーリーP〜Pとの間にそれぞれリン
クベルトBを掛け渡し、駆動軸Dの回転駆動により各搬
送ローラーR〜Rに搬送力を与える構成としたものであ
り、駆動軸D→駆動プーリーP→リンクベルトB→搬送
ローラーRの経路で搬送力が伝達される構成となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリンクベルト式のローラーコンベアによれ
ば、別途設けたストッパ手段Sにより搬送物Wをアキュ
ムレート(停留)させると、搬送物Wと搬送ローラーR
との間、搬送ローラーRとリンクベルトBとの間、リン
クベルトBと駆動プーリーPとの間または駆動プーリー
Pと駆動軸Dとの間のいずれか若しくは複数箇所で滑り
を生ずることとなる。搬送物Wと搬送ローラーRとの間
で滑りを生ずると搬送物Wの底面を損傷するおそれがあ
り、搬送ローラーRとリンクベルトBとの間およびリン
クベルトBと駆動プーリーPとの間で滑りを生ずると、
通常ゴム製であるリンクベルトBの摩耗が著しく、さら
に駆動プーリーPと駆動軸Dとの間で滑りを生ずれば、
通常樹脂製である駆動プーリーPの摩耗が著しくなる問
題があった。なお、搬送物Wの損傷防止を優先するた
め、通常は駆動プーリーPと駆動軸Dとの間で先ず滑り
が生ずるように両者間の摩擦抵抗を設定していたので、
特に駆動プーリーPの摩耗が著しかった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題に鑑みなされ
たもので、アキュムレートさせても搬送物の損傷を招く
ことなく、リンクベルトおよび駆動プーリー等の機構部
品のり摩耗を防止できるライブローラーコンベアを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
のリンクベルト式ローラーコンベアは、搬送ローラーに
対応して、駆動軸に軸受を介して回転可能かつ軸方向移
動不能に支持された駆動プーリーと、前記駆動軸に回転
について固定された回転力伝達部材と、該回転力伝達部
材と前記駆動プーリーとの間に介在された摩擦部材と、
該摩擦部材を介在させて前記回転力伝達部材を前記駆動
プーリーの側面に押圧して、該回転力伝達部材を介して
前記駆動軸の回転力を前記駆動プーリーに伝達する押圧
部材を備えた構成としたことを特徴とする。
【0006】このリンクベルト式ローラーコンベアによ
れば、駆動軸の回転力は回転力伝達部材および摩擦部材
を経て駆動プーリーに伝達され、駆動プーリーに伝達さ
れた回転力はリンクベルトを経てそれぞれ対応する搬送
ローラーに伝達される。回転力伝達部材は、押圧部材に
より駆動プーリーの側面に一定の押圧力で押圧されてい
るので、摩擦部材に滑りを生ずることなく、駆動プーリ
ーと回転力伝達部材との間で回転力の伝達がなされる。
また、駆動プーリーは軸受を介して駆動軸に回転可能に
支持されているので、駆動軸から直接回転力が駆動プー
リーに伝達されることはない。
【0007】しかしながら、摩擦部材の摩擦力を適切に
設定することにより、例えば搬送物がアキュムレートさ
れることにより搬送抵抗が付加されたときに駆動プーリ
ーと回転力伝達部材との間を最も滑りを生じやすく設定
することができ、これによれば確実に駆動プーリーと回
転力伝達部材との間で滑りを生じ、従って搬送物と搬送
ローラーとの間、搬送ローラーとリンクベルトとの間、
リンクベルトと駆動プーリーとの間では滑りを生じな
い。
【0008】駆動プーリーと回転力伝達部材との間にお
ける滑りは、摩擦部材が滑りを生ずることによりなされ
るので、駆動プーリーが摩耗することはなく、かつリン
クベルトの摩耗もない。また、駆動プーリーは駆動軸に
軸受を介して回転可能に支持されてるいので、回転力伝
達部材との間に滑りを生じて駆動プーリーが停止した状
態であっても、依然として回転する駆動軸との間に摩擦
は発生せず、従って駆動軸との間においても駆動プーリ
ーの摩耗は発生しない。
【0009】また、搬送抵抗が付加されたときに、回転
力伝達部材との間で回転力が遮断されて駆動プーリーが
回転しないので、搬送ローラーは回転せず、従ってアキ
ュムレート時における搬送物の底面の損傷は確実に防止
される。
【0010】次に、請求項2記載のリンクベルト式ロー
ラーコンベアは、請求項1記載のローラーコンベアであ
って、押圧部材に圧縮ばねを用いたことを特徴とする。
【0011】このリンクベルト式ローラーコンベアによ
れば、回転力伝達部材が圧縮ばねによって駆動プーリー
の側面に押圧され、簡単な構成により駆動プーリーに回
転力を伝達できる。圧縮ばねの付勢力を適切に設定する
ことにより、駆動プーリーの回転力ひいては搬送ローラ
ーの搬送力を任意に設定できる。
【0012】請求項3記載のリンクベルト式ローラーコ
ンベアは、請求項1または2記載のローラーコンベアで
あって、摩擦部材は、回転力伝達部材側の第1摩擦板
と、駆動プーリー側の第2摩擦板を有し、前記回転力伝
達部材と前記第1摩擦板との間、および前記駆動プーリ
ーと前記第2摩擦板との間にクッション部材を介在させ
たことを特徴とする。
【0013】このリンクベルト式ローラーコンベアによ
れば、搬送物をアキュムレート等することにより駆動プ
ーリーに回転抵抗が付加されると、第1摩擦板と第2摩
擦板との間で滑りを生じ、回転力伝達部材と第1摩擦板
との間、および駆動プーリーと第2摩擦板との間では滑
りが生じないので、駆動プーリーの摩耗は発生しない。
また、第1摩擦板と回転力伝達部材との間、および駆動
プーリーと第2摩擦板との間にはそれぞれクッション部
材が介在されているので、回転力伝達部材が駆動プーリ
ーに押圧されたときに、両クッション部材が調心機能を
果たすことにより両摩擦部材は全面当たりされ、従って
両摩擦部材の偏摩耗が防止される。
【0014】請求項4記載のリンクベルト式ローラーコ
ンベアは、請求項1〜3のいずれかに記載したローラー
コンベアであって、押圧部材の押圧力を変化させるため
の押圧力調整部材を備えたことを特徴とする。
【0015】このリンクベルト式ローラーコンベアによ
れば、押圧力を変化させることにより駆動プーリーに伝
達できる回転力の上限を変化させることができ、これに
より搬送ローラーの搬送力を変化させることができる。
搬送力を適切に設定することにより、様々な重量の搬送
物をアキュムレートさせた場合に、常に確実に第1摩擦
部材と第2摩擦部材との間をスリップさせて駆動プーリ
ーと回転力伝達部材との間の回転力の伝達を遮断させる
ことができるので、駆動プーリーおよびリンクベルトの
摩耗を確実に防止でき、また搬送物の損傷を確実に防止
できる。
【0016】請求項5記載のリンクベルト式ローラーコ
ンベアは、請求項4記載のローラーコンベアであって、
押圧力調整部材は、回転力伝達部材と押圧部材との間に
おいて駆動軸に回転操作可能に設けられ、該押圧力調整
部材の前記回転力伝達部材に対する対向面に、前記回転
操作に伴って前記駆動軸の軸方向に変位するカム部を設
け、前記回転操作に伴う該カム部の作用により前記回転
力伝達部材に対して軸方向に変位して、前記押圧部材の
押圧力を変化させる構成としたことを特徴とする。
【0017】このリンクベルト式ローラーコンベアによ
れば、押圧力調整部材を回転操作すると、カム部の作用
によりこの押圧力調整部材が軸方向に移動し、これによ
り押圧部材の押圧力、すなわち回転力伝達部材の駆動プ
ーリーに対する押圧力を変化させることができる。この
ように押圧力調整部材を回転操作するだけで、簡単に押
圧力を変化させることかでき、従って、駆動プーリーに
伝達できる回転力すなわち搬送力を搬送物の重量等に合
わせて簡単に調整できる。
【0018】請求項6記載のリンクベルト式ローラーコ
ンベアは、請求項5記載のリンクベルト式ローラーコン
ベアであって、隣合う2個の駆動プーリ間に2個の回転
力伝達部材を介在させ、両回転力伝達部材と前記駆動プ
ーリー間にそれぞれ摩擦部材を介在させ、かつ該2個の
回転力伝達部材間に押圧部材と押圧力調整部材を介在さ
せ、該押圧力調整部材のカム部を一方の回転力伝達部材
に作用させて、該押圧力調整部材の回転操作により前記
両駆動プーリーに対する前記2個の回転力伝達部材の押
圧力を一度に調整可能な構成としたことを特徴とする。
【0019】このリンクベルト式ローラーコンベアによ
れば、押圧部材により2個の駆動プーリーに回転力が伝
達され、かつ押圧力調整部材を回転操作することにより
この2個の駆動プーリーの回転力ひいては搬送力を一度
に調整でき、かつこの2個の駆動プーリーの回転力ひい
てはこの2個の駆動プーリーに対応する搬送ローラーの
搬送力を全く同じ力に設定できる。このように2個の搬
送ローラーの搬送力を一度に調整できるので、コンベア
全体の搬送力調整作業の簡素化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図1
〜図6に基づいて説明する。本実施形態に係るリンクベ
ルト式ローラーコンベアは、平行に配置された2フレー
ムF,F間に複数の搬送ローラーR〜Rが適宜間隔をお
いて回転可能に支持され、各搬送ローラーR〜Rと、各
搬送ローラーR〜Rに対応して駆動軸に配置された駆動
プーリーとの間にそれぞれリンクベルトが掛け渡され、
駆動軸の回転により各搬送ローラーが回転されて搬送物
W〜Wが搬送される点は同様であるので、これら全体構
成については説明を省略する。本実施形態に係るリンク
ベルト式ローラーコンベアは、各駆動プーリーの回転力
伝達機構に特徴を有するものであり、その構成が図1お
よび図2に示されている。
【0021】図1には2個の駆動プーリー2,3の支持
構造が示されている。この2個の駆動プーリー2,3お
よび以下説明する各構成部材がアッセンブリ化されて回
転力伝達機構の1ユニットUを構成しており、これが駆
動軸1上に多数組U〜U配置されて、当該ローラーコン
ベアの回転力伝達機構が構成されている。
【0022】さて、図中1は駆動軸であり、この駆動軸
1は適宜位置に配置した軸受を介して前記フレームに回
転可能に支持され、図示省略した駆動モータおよびチェ
ーン伝達機構により回転される。また、この駆動軸1に
は、図3に示すように軸線に沿って平面部1aが形成さ
れ、この平面部1aの所定位置には凹部1b〜1bが形
成されている。図1は、この駆動軸1の一部を示してお
り、搬送ローラーに対応した間隔で隣合う2個の駆動プ
ーリー2,3の支持構造を示している。
【0023】両プーリー2,3は合成樹脂の一体成形に
より略鼓型に形成されたもので、それぞれ軸受4,5に
より回転可能に支持されており、それぞれに無端のリン
クベルト6,7の一端が掛けられている。なお、図示は
省略したが両リンクベルト6,7の他端は、それぞれ搬
送ローラーに掛けられている。
【0024】軸受4,5には図示するようにボールベア
リングが用いられており、軸受4は図示左側の駆動プー
リー2の左側部に形成した凹部2aに嵌着され、軸受5
は図示右側の駆動プーリー3の右側部に形成した凹部3
aに嵌着されている。両凹部2a,3aにはそれぞれ係
止爪2b〜2b,3b〜3bが形成されているので、両
凹部2a,3aにそれぞれ軸受4,5を押し込んで一旦
装着すると、この係止爪2b〜2b,3b〜3bにより
両軸受4,5の脱落が防止されるようになっている。な
お、軸受4,5は、軸方向の荷重を考慮してアンギュラ
ータイプあるいはテーパローラータイプのベアリングを
用いてもよい。
【0025】図示左側の軸受4の内輪はカラー8aを介
して固定リング9に当接され、図示右側の軸受5の内輪
はカラー8bを介して固定リング10に当接されてい
る。両固定リング9,10は、固定ねじ9a,10aの
先端を駆動軸1の平面部1aに形成した凹部1bに差し
込んでおくことにより駆動軸1に回転不能かつ軸方向移
動不能に固定されている。なお、駆動軸1の凹部1bは
平面部1aではなく円周面に形成してもよく、また固定
ねじ9a,10aに代えてピンを両者間に打ち込むこと
により両固定リング9,10を駆動軸1に固定する構成
であってもよい。
【0026】このように支持されることにより、両駆動
プーリー2,3は駆動軸1に対して回転可能であるが軸
方向には移動不能となっている。
【0027】次に、両駆動プーリー2,3間には、2個
の回転力伝達部材11,12と1個の押圧力調整部材1
3と1個の押圧部材としての圧縮ばね14が介在されて
いる。また、図示左側の回転力伝達手段11と駆動プー
リー2の右側部との間、および図示右側の回転力伝達部
材12と駆動プーリー3の左側部との間には、それぞれ
摩擦部材15,16が介在されている。
【0028】回転力伝達部材11はリング形状をなすも
ので、図4に示すようにその内周には駆動軸1の平面部
1aに対応して張出し部11aが張出し形成されてい
る。このため、この回転力伝達部材11は駆動軸1に対
して一体回転する。但し、軸方向へは移動可能となって
いる。また、右側の回転力伝達部材12もリング形状を
なすもので、その内周にも駆動軸1の平面部1aに対応
して同様の張出し部12a(図1参照)が張出し形成さ
れており、従ってこの回転力伝達部材12も駆動軸1と
一体で回転し、また軸方向へは移動可能となっている。
【0029】図4および図6に示すように図示左側の回
転力伝達部材11の右側部には円形凹部11dが形成さ
れ、この円形凹部11dの内周面には、周方向180度
の間隔をおいて2箇所に突起11b,11cが一体形成
されている。両突起11b,11cは、図4に示すよう
に円形凹部11dの内周面に沿って円弧形状に形成さ
れ、また図6に示すように円形凹部11dの底面11e
から同一回転方向(図4において矢印方向)へ向けて徐
々に高くなっている。
【0030】次に、押圧力調整部材13は、両回転力伝
達部材11,12の間に配置されている。この押圧力調
整部材13もリング形状をなすもので、駆動軸1に対し
て回転可能かつ軸方向移動可能に装着されている。この
押圧力調整部材13のボス部13aの、回転力伝達部材
11側の端面には図5に示すようにカム部13bが形成
されている。
【0031】このカム部13bは、ボス部13aの端面
に周方向等間隔で形成された合計6箇所のカム溝13
c,13c,13d,13d,13e,13eから構成
されている。カム溝13c,13cは最も浅く形成さ
れ、カム溝13d,13dはこれよりも深く形成され、
カム溝13e,13eは最も深く形成されている。ま
た、同じ深さのカム溝13c,13c(または13d,
13dまたは13e,13e)は周方向180°反対側
に配置されている。このため、当該押圧力調整部材13
が上記回転力伝達部材11に押圧されると、回転力伝達
部材11の両突起11b,11cが、ともに同じ深さの
カム溝13c,13c(または13d,13dまたは1
3e,13e)に嵌まり込み、かつ押圧力調整部材13
を回転操作すると、60°間隔で両突起11b,11c
が最も浅いカム溝13c,13c、これよりも深いカム
溝13d,13d、最も深いカム溝13e,13eの順
序で嵌まり込む。なお、図5において矢印は、各カム溝
13c,13d,13eの傾斜面の徐々に浅くなる方向
を示している。
【0032】図示左側の回転力伝達部材11は摩擦部材
15を経て駆動プーリー2の側面に押圧され、駆動プー
リー2は軸方向に移動しないので、基本的にこの回転力
伝達部材11も軸方向に移動しない。このため、上記押
圧力調整部材13が回転操作されて、回転力伝達部材1
1の両突起11b,11cが最も浅いカム溝13c,1
3cに嵌まり込むと、押圧力調整部材13は図示右側に
変位して回転力伝達部材11から最も離れ、最も深いカ
ム溝13e,13eに嵌まり込むと図示左側に変位して
最も接近し、カム溝13d,13dに嵌まり込むとその
中間程度の位置に変位する。このように、押圧力調整部
材13は、自身の回転操作により軸方向3位置に位置調
整可能となっている。
【0033】次に、押圧部材としての圧縮ばね14は、
図1および図2に示すように上記押圧力調整部材13と
図示右側の回転力伝達部材12との間に介装されてい
る。回転力伝達部材12は、摩擦部材16を介して駆動
プーリー3の側面に押圧され、駆動プーリー2は軸方向
に移動しないので、この回転力伝達部材12も基本的に
は軸方向に移動しない。このため、上記押圧力調整部材
13が回転操作されて3位置に位置変更されることによ
り、圧縮ばね14の圧縮力が変化する。
【0034】圧縮ばね14の圧縮力が変化すると、回転
力伝達部材12の駆動プーリー3に対する押圧力が変化
し、また押圧力調整部材13を経て伝達される回転力伝
達部材11の駆動プーリー2に対する押圧力が変化す
る。すなわち、最も浅いカム溝13c,13cに突起1
1b,11cを嵌め込んで、押圧力調整部材13を回転
力伝達部材11から最も離間した位置に変位させると、
圧縮ばね14が最も縮められた状態になるのでその押圧
力が最も大きくなり、従って回転力伝達部材11,12
の駆動プーリー2,3に対する押圧力が最も大きくな
る。これに対して最も深いカム溝13e,13eに突起
11b,11cを嵌め込んで、押圧力調整部材13を回
転力伝達部材11に最も接近した位置に変位させると、
圧縮ばね14が最も伸ばされた状態になるのでその押圧
力は最も小さくなり、従って回転力伝達部材11,12
の駆動プーリー2,3に対する押圧力が最も小さくな
る。突起11b,11cがカム溝13d,13dに嵌ま
り込むと、押圧力調整部材13が上記2位置の中間位置
に保持されるので、圧縮ばね14も中程度に押し縮めら
れ、従って両回転力伝達部材11,12の駆動プーリー
2,3に対する押圧力も中程度に設定される。以下、圧
縮ばね14の押圧力を最も大きく設定するための押圧力
調整部材13の位置を「最大トルク位置」といい、中程
度に設定するための位置を「中間トルク位置」といい、
最も小さく設定するための位置を「最小トルク位置」と
いう。
【0035】なお、両回転力伝達部材1,12は、単一
の圧縮ばね14の圧縮力により押圧されるので、押圧力
調整部材13がいずれの位置に設定されても同じ押圧力
でそれぞれ駆動プーリー2,3の側面に押圧される。
【0036】次に、摩擦部材15,16は、図2に示す
ようにそれぞれ回転力伝達部材11,12側の第1摩擦
板15a,16aと駆動プーリー2,3側の第2摩擦板
15b,16bを有しており、これらはともに薄板のリ
ング形状をなしている。第1摩擦板15a,16aは、
それぞれゴム製のクッション材15aa,16aaの片
面に4フッ化エチレン層15ab,16abをコーティ
ングしてなるもので、図示するようにクッション材15
aa,16aa側を回転力伝達部材11,12に押圧す
る向きに装着されている。従って、この第1摩擦板15
a,16aの4フッ化エチレン層15ab,16abが
第2摩擦板15b,16bに押圧される。
【0037】第2摩擦板15b,16bは、ステンレス
鋼板を素材として形成されている。この第2摩擦板15
b,16bは、同じく薄板リング形状をなすクッション
部材15c,16cを間に挟んで駆動プーリー2,3の
側面に押圧される。また、この第2摩擦板15b,16
bの外周には、突起15bb,16bbがそれぞれ2箇
所づつ突き出し形成されており、図示は省略したがこの
突起15bb,15bb,16bb,16bbをそれぞ
れ駆動プーリー2,3の側面に形成した係止凹部に係止
させることによりこの第2摩擦板15b,16bの回り
止めおよび脱落防止がなされている。
【0038】このように構成された摩擦部材15,16
を間に挟んで、両駆動プーリー2,3の側面にそれぞれ
回転力伝達部材11,12が押圧されているので、回転
力伝達部材11,12の回転力は、この摩擦部材15,
16における第1摩擦板15a(実際には4フッ化エチ
レン層15ab、以下同じ),16a(実際には4フッ
化エチレン層16ab、以下同じ)と第2摩擦板15
b,16bとの間の摩擦を経て両駆動プーリー2,3に
伝達される。しかしながら、搬送物Wがアキュムレート
等されて駆動プーリー2,3に一定以上の回転抵抗が付
加されると、第1摩擦板15a,16aと第2摩擦板1
5b,16bとの間で滑りを生ずるので、回転力伝達手
段11,12の回転力は駆動プーリー2,3に伝達され
ない。
【0039】このように両摩擦部材15,16における
第1摩擦板15a,16aと第2摩擦板15b,16b
との間の摩擦によって駆動プーリー2,3に回転力が伝
達されるのであり、両者間の摩擦力は第1摩擦板15
a,16aと第2摩擦板15b,16bとの間の押圧力
によって大きくなったり小さくなったりする。この押圧
力は、駆動プーリー2,3に対する回転力伝達部材1
1,12の押圧力、すなわち圧縮ばね14の押圧力によ
り決定される。圧縮ばね14の押圧力は、前記したよう
に押圧力調整部材13によって3段階に調整することが
できる。
【0040】すなわち、、押圧力調整部材13を最大ト
ルク位置に設定すると、第1摩擦板15a,16aと第
2摩擦板15b,16bとの間の摩擦力は最大となり、
従って最も大きな回転力を伝達できるので、例えば重量
物の搬送に適している。第1摩擦板15a,16aと第
2摩擦板15b,16bとの間の摩擦力に勝る回転抵抗
が、搬送物Wのアキュムレート等により駆動プーリー
2,3に付加されると、第1摩擦板15a,16aと第
2摩擦板15b,16bとの間で滑りを生じ、従って駆
動プーリー2,3に回転トルクは伝達されない。
【0041】但し、この最大トルク位置に設定した状態
における第1摩擦板15a,16aと第2摩擦板15
b,16bとの間の摩擦力(最大摩擦力)は、アキュム
レート時における搬送物Wと搬送ローラーRとの間の摩
擦力、搬送ローラーRとリンクベルト6との間の摩擦力
およびリンクベルト6と駆動プーリー2,3間の摩擦力
よりも小さく設定されているため、アキュムレート等に
よる搬送抵抗が付加された場合に、確実に第1摩擦板1
5a,16aと第2摩擦板15b,16bとの間で滑り
を生じ、その他の部位、例えばリンクベルト6と駆動プ
ーリー2,3間等では滑りを生じないよう、第1摩擦板
15a,16aと第2摩擦板15b,16bの摩擦係数
が適切に設定されている。
【0042】一方、押圧力調整部材13を最小トルク位
置に設定すると、第1摩擦板15a,16aと第2摩擦
板15b,16bとの間の摩擦力は最小となるので、こ
の場合には軽量物の搬送に適している。中間トルク位置
に設定すれば、中程度の回転力を伝達できる。最小トル
ク位置および中間トルク位置に設定した場合において
も、搬送抵抗が付加されたときには、確実に第1摩擦板
15a,16aと第2摩擦板15b,16bとの間で滑
りを生じ、リンクベルト6と駆動プーリー2,3との間
等その他の部位で滑りは生じない。
【0043】以上のように構成された回転力伝達機構の
1ユニットUが、駆動軸1上に多数組配置されて、駆動
軸1の回転により多数の搬送ローラーR〜Rが同時に回
転される。なお、隣合うユニットU,U間において固定
リング9,10は共用されている。
【0044】以上説明したように本実施形態によれば、
駆動プーリー2,3は軸受4,5を介して駆動軸1に回
転可能に支持されているので、駆動軸1の回転力は直接
両駆動プーリー2,3に伝達されず、回転力伝達部材1
1,12を経て伝達される。回転力伝達部材11,12
と駆動プーリー2,3との間には、摩擦部材15,16
が介在されており、両摩擦部材15,16によって伝達
できる回転力は圧縮ばね14の押圧力を適切に設定する
ことにより、アキュムレート等により搬送抵抗が付加さ
れたときには、この摩擦部材15,16において確実に
滑りを生じ、従ってリンクベルト6と駆動プーリー2,
3との間等で滑りを生じないようになっている。
【0045】このことから、搬送物Wをアキュムレート
等することにより搬送ローラーRに搬送抵抗が付加され
ても、両摩擦部材15,16以外の部位での滑りを確実
に防止でき、従って搬送物Wの底面の損傷が防止され、
またリンクベルト6あるいは駆動プーリー2,3の摩耗
を確実に防止することができる。
【0046】なお、アキュムレート時等において、駆動
プーリー2,3が回転を停止する一方、駆動軸1が依然
として回転する状態となっても、両駆動プーリー2,3
は軸受4,5を介して駆動軸1に支持されているので、
駆動軸1との間における滑り(相対回転)によっても駆
動プーリー2,3の摩耗は全く生じない。
【0047】また、搬送物Wをアキュムレートすること
により駆動プーリー2,3に回転抵抗が付加されると、
第1摩擦板15a,16aと第2摩擦板15b,16b
との間で滑りを生じ、回転力伝達部材11,12と第1
摩擦板15a,16aとの間、および駆動プーリー2,
3と第2摩擦板15b,16bとの間では滑りが生じな
いので、駆動プーリー2,3の摩耗は発生しない。
【0048】次に、第1摩擦板15a,16aの4フッ
化エチレン層15ab,16abと回転力伝達部材1
1,12との間にはクッション材15aa,16aaが
配置され、、駆動プーリー2,3と第2摩擦板15b,
16bとの間にはそれぞれクッション部材15c,16
cが介在されているので、回転力伝達部材11,12が
駆動プーリー2,3に押圧されたときに、クッション材
15aa,16aaおよびクッション部材15c,16
cが調心機能を果たすことにより第1摩擦板15a,1
6aと第2摩擦板15b,16bは全面当たりされ、従
って両摩擦部材15a,16a,15b,16bの偏摩
耗が防止される。
【0049】また、押圧力調整部材13の位置を変更す
ることにより、回転力伝達部材11,12と駆動プーリ
ー2,3との間で伝達できる回転力を3段階に変更でき
るので、種々搬送物Wについてアキュムレートさせた場
合に、確実に摩擦部材15,16でスリップさせること
ができるので、当該コンベアの汎用性が高まる。
【0050】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることが可能である。例えば、押圧力調整部材13に形
成したカム部13bには、合計6箇所のカム溝13c,
13c,13d,13d,13e,13eを形成して、
伝達できる回転力を3段階に調整可能な構成で例示した
が、2段階若しくは4段階以上に調整可能な構成とする
こともできる。
【0051】また、第1摩擦板15a,16a(15a
b,16ab)および第2摩擦板15c,16cの材質
については例示したものに限定されるものではなく、耐
摩耗性を有し、かつ押圧により一定の摩擦力を発揮し得
るものであればよい。
【0052】押圧部材14は、板ばね、皿ばねあるいは
エアダンパー等他の押圧力を生じる部材に置き換えるこ
とができる。
【0053】さらに、押圧力調整部材13は、例示した
カム部13bを利用する構成に限定されず、押圧部材の
押圧力を変化させるものであれば足り、例えばねじ軸を
利用して、回転操作すると軸方向に変位して、圧縮ばね
14の圧縮量を変化させる構成としてもよい。
【0054】また、例示した実施形態では、2個の駆動
プーリー2,3を1ユニットに組み込んで、1個の押圧
力調整部材13により双方の回転力を同時に調整可能な
構成としたが、駆動プーリー2,3にそれぞれ1個の押
圧力調整部材13と1個野王圧部材14を組み合わせる
ことで、各駆動プーリーの回転力を単独で調整可能な構
成とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、1ユニット化され
た駆動プーリー支持構造の断面図である。
【図2】駆動プーリー支持構造の分解図である。
【図3】駆動シャフトの端面図である。
【図4】図2のA矢視図であって、回転力伝達部材11
の平面図である。
【図5】図2のB矢視図であって、カム部の平面図であ
る。
【図6】下段は図4のC−C線展開図であって、回転力
伝達部材11の凹部内壁面の展開図であり、上段は図5
のD−D線展開図であって、カム部の展開図を示す。
【図7】従来のリンクベルト式ローラーコンベアの側面
図である。
【図8】従来のリンクベルト式ローラーコンベアを示
し、図7のE−E線断面図である。
【符号の説明】
1…駆動軸 2,3…駆動プーリー 4,5…軸受(ボールベアリング) 6,7…リンクベルト 11,12…回転力伝達部材 13…押圧力調整部材、13b…カム部 14…圧縮ばね(押圧部材) 15,16…摩擦部材 15a,16a…第1摩擦板、15b,16b…第2摩
擦板 U…回転力伝達機構の1ユニット R…搬送ローラー W…搬送物

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラーに対応して、駆動軸に軸受
    を介して回転可能かつ軸方向移動不能に支持された駆動
    プーリーと、前記駆動軸に回転について固定された回転
    力伝達部材と、該回転力伝達部材と前記駆動プーリーと
    の間に介在された摩擦部材と、該摩擦部材を介在させて
    前記回転力伝達部材を前記駆動プーリーの側面に押圧し
    て、該回転力伝達部材を介して前記駆動軸の回転力を前
    記駆動プーリーに伝達する押圧部材を備えた構成とした
    ことを特徴とするリンクベルト式ローラーコンベア。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のローラーコンベアであっ
    て、押圧部材に圧縮ばねを用いたことを特徴とするリン
    クベルト式ローラーコンベア。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のローラーコンベ
    アであって、摩擦部材は、回転力伝達部材側の第1摩擦
    板と、駆動プーリー側の第2摩擦板を有し、前記回転力
    伝達部材と前記第1摩擦板との間、および前記駆動プー
    リーと前記第2摩擦板との間にクッション部材を介在さ
    せたことを特徴とするリンクベルト式ローラーコンベ
    ア。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載したロー
    ラーコンベアであって、押圧部材の押圧力を変化させる
    ための押圧力調整部材を備えたことを特徴とするリンク
    ベルト式ローラーコンベア。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のローラーコンベアであっ
    て、押圧力調整部材は、回転力伝達部材と押圧部材との
    間において駆動軸に回転操作可能に設けられ、該押圧力
    調整部材の前記回転力伝達部材に対する対向面に、前記
    回転操作に伴って前記駆動軸の軸方向に変位するカム部
    を設け、前記回転操作に伴う該カム部の作用により前記
    回転力伝達部材に対して軸方向に変位して、前記押圧部
    材の押圧力を変化させる構成としたことを特徴とするリ
    ンクベルト式ローラーコンベア。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のリンクベルト式ローラー
    コンベアであって、隣合う2個の駆動プーリ間に2個の
    回転力伝達部材を介在させ、両回転力伝達部材と前記駆
    動プーリー間にそれぞれ摩擦部材を介在させ、かつ該2
    個の回転力伝達部材間に押圧部材と押圧力調整部材を介
    在させ、該押圧力調整部材のカム部を一方の回転力伝達
    部材に作用させて、該押圧力調整部材の回転操作により
    前記両駆動プーリーに対する前記2個の回転力伝達部材
    の押圧力を一度に調整可能な構成としたことを特徴とす
    るリンクベルト式ローラーコンベア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102389387B1 (ko) * 2020-11-25 2022-04-22 주식회사 엘케이 벨트 컨베이어용 이물질 제거장치

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