JP2004084186A - 移動間仕切装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】気密性や遮音性をより高めることができるとともに、隅部閉塞部材が円滑に移動できるようにした移動間仕切装置を提供する。
【解決手段】左右方向を向く間仕切本体5の一側部に、側部移動部材10を外側方に向かって進退自在に設け、側部移動部材10を進出させて、間仕切本体5と部屋の側壁6との間に形成される隙間を閉塞するようにした移動間仕切装置において、側部移動部材10の遊端面に、上下方向を向くシール部材30を設け、かつ側壁6に、側部移動部材10が進出したとき、シール部材30の前後いずれかの面に摺接するようにした上下方向を向く突片36bを設ける。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宴会場や多目的ホール等の部屋を仕切るのに用いられる移動間仕切装置、特に、その隙間閉塞装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の隙間閉塞装置としては、例えば、特開2000−130044号公報、特開2001−241274号公報等に記載されているようなものがある。
これら従来のものは、いずれも、左右方向を向く間仕切本体の一側部に、側部移動部材を外側方に向かって進退自在に設けるとともに、間仕切本体の上部または下部に、上部または下部移動部材を上下方向に進退自在に設け、さらに、間仕切本体の角隅部に、隅部閉塞部材を、側部移動部材と連動して左右方向に移動するとともに、上部または下部移動部材と連動して上下方向に移動するように設け、上記側部移動部材、上部または下部移動部材、及び隅部閉塞部材を、間仕切本体から進出させることにより、間仕切本体と、部屋の側壁、天井または床との間に形成される隙間を閉塞するようになっている。
【0003】
側部移動部材の遊端面と隅部閉塞部材の側端面とには、上下方向を向く左右1対ずつのシール部材が、隅部閉塞部材側のものが内側となるようにして設けられており、これらが部屋の側壁に圧接することにより、気密性及び遮音効果を高めることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来の移動間仕切の隙間閉塞装置においては、側部移動部材側のシール部材の上下端と天井または床との間には、間隙が形成され、この間隙と、側部移動部材側のシール部材と隅部閉塞部材側のシール部材との間の隙間とを通して、空気や音が洩れ、間仕切の気密性や遮音性が低下するおそれがある。
【0005】
また、隅部閉塞部材側のシール部材を部屋の側壁に強く圧接させると、隅部閉塞部材の上下動に大きな抵抗となって、隅部閉塞部材の移動が不円滑となったり、移動不能となったりするおそれがある。
【0006】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、気密性や遮音性をより高めることができるとともに、隅部閉塞部材が円滑に移動できるようにした移動間仕切装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右方向を向く間仕切本体の一側部に、側部移動部材を外側方に向かって進退自在に設け、前記側部移動部材を進出させて、前記間仕切本体と部屋の側壁との間に形成される隙間を閉塞するようにした移動間仕切装置において、前記側部移動部材の遊端面に、上下方向を向くシール部材を設け、かつ前記側壁に、前記側部移動部材が進出したとき、前記シール部材の前後いずれかの面に摺接するようにした上下方向を向く突片を設ける。
【0008】
(2) 左右方向を向く間仕切本体の一側部に、側部移動部材を外側方に向かって進退自在に設けるとともに、前記間仕切本体の上部または下部に、上部または下部移動部材を上下方向に進退自在に設け、さらに、間仕切本体の角隅部に、隅部閉塞部材を、前記側部移動部材と連動して左右方向に移動するとともに、前記上部または下部移動部材と連動して上下方向に移動するように設け、前記側部移動部材、上部または下部移動部材、及び隅部閉塞部材を、間仕切本体から進出させることにより、間仕切本体と、部屋の側壁、天井または床との間に形成される隙間を閉塞するようにした移動間仕切装置において、前記側部移動部材の遊端面と隅部閉塞部材の側端面とに、上下方向を向くシール部材を互いに前後方向に近接させて設け、かつ前記側壁に、前記側部移動部材が進出したとき、前記両シール部材の間に介入して、それらの前後いずれかの面に摺接するようにした上下方向を向く突片を設ける。
【0009】
(3) 上記(2)項において、側部移動部材の遊端面に設けたシール部材の先端部が側壁に圧接したとき、隅部閉塞部材の側端面に設けたシール部材の先端が側壁に圧接しないようにする。
【0010】
(4) 上記(2)または(3)項において、突片の基部に基片を、平面視L字状をなすように直角に設け、前記基片を、側部移動部材の遊端面に設けたシール部材の先端部が圧接するように、側壁に固着する。
【0011】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、側壁の上下方向のほぼ全長に亘って、突片を設ける。
【0012】
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、側壁に、シール部材が嵌合しうる上下方向を向く凹部を設け、この凹部内に突片を設ける。
【0013】
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、シール部材及び突片を、閉止状態としたときの間仕切本体の前後方向の中心に対して、前後対称をなすように、それぞれ1対ずつ設ける。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、仕切ろうとする部屋の天井(1)には、下端が開口する左右方向を向くレール(2)が設けられており、このレール(2)内を走行しうるようにした1対のキャリヤ(3)(3)から垂下する吊支軸(4)(4)により、正面形が方形をなす間仕切本体(5)が吊支され、レール(2)に沿って移動しうるようになっている。
【0015】
レール(2)には、複数の間仕切本体(5)が吊支され、レール(2)に沿って移動しうるようになっているが、図1及び図2には、部屋を仕切る際に最も外側となる最終段の間仕切本体(5)のみを示してある。
【0016】
この間仕切本体(5)における部屋を仕切る際に部屋の側壁(6)と対向する側端には、上下方向を向く凹部(7)が、また間仕切本体(5)における上端と下端とには、左右方向を向く同様の凹部(8)(9)が、それぞれ設けられている。
【0017】
間仕切本体(5)の右側端における凹部(7)には、側部移動部材(10)が外側方に向かって進退自在に設けられ、また間仕切本体(5)の上端及び下端における凹部(8)(9)には、上部及び下部移動部材(11)(12)が上下方向に進退自在に設けられ、さらに、間仕切本体(5)の右上部と右下部の角隅部には、隅部閉塞部材(13)(14)が、側部移動部材(10)と連動して左右方向に移動しうるとともに、上部または下部移動部材(11)(12)と連動して上下方向に移動しうるように設けられている。
【0018】
間仕切本体(5)内には、側部移動部材(10)、並びに上部及び下部移動部材(11)(12)を間仕切本体(5)から進退させる駆動手段(図示略)が内蔵されている。この駆動手段は、例えば上記の特開2000−130044号公報、または特開2001−241274号公報等に記載されている公知の構造と同一でよく、また本発明は、このような駆動手段の構造に直接関係するものではないので、その図示及び詳細な説明は省略する。
【0019】
この駆動手段により、側部移動部材(10)、上部及び下部移動部材(11)(12)、並びに隅部閉塞部材(13)(14)を、図2に示すように間仕切本体(5)から進出させることにより、間仕切本体(5)と、部屋の側壁(6)、天井(1)及び床(15)との間に形成される隙間を閉塞することができる。
【0020】
図3及び図4に示すように、側部移動部材(10)は、上下方向を向く前後1対の側壁(16)(16)と、それらの右側部同士を連結する連結片(17)とを備えており、連結片(17)の上下部に設けた切欠き(18)(上方のもののみを図示)に、隅部閉塞部材(13)(14)における垂直部(13a)(14a)が嵌合しうるようになっている。
【0021】
図3及び図5に示すように、上部及び下部移動部材(11)(12)は、左右方向を向く前後1対の側壁(19)(19)と、それらの上部同士(上部移動部材(11))または下部同士(下部移動部材(12))を連結する連結片(20)とを備えており、連結片(20)の右端部に設けた切欠き(21)(上方のもののみを図示)に、隅部閉塞部材(13)(14)における水平部(13b)(14b)(上方のもののみを図示)が嵌合しうるようになっている。
【0022】
図3〜図5に示すように、上方の隅部閉塞部材(13)は、側部移動部材(10)の前後の側壁(16)(16)の内面に摺接するか、または近接するような間隔とした上下方向を向く前後1対の側壁(22)(22)と、それらの右側部同士を連結する連結片(23)とを備える垂直部(13a)と、上部移動部材(11)の前後の側壁(19)(19)の内面に摺接するかまたは近接するような間隔とした左右方向を向く前後1対の側壁(24)(24)と、それらの上端部同士を連結するとともに、垂直部(13a)の連結片(23)の上端に連結された連結片(25)とを備える水平部(13b)とからなり、上述のように、垂直部(13a)は側部移動部材(10)の切欠き(18)に、また水平部(13b)は上部移動部材(11)の切欠き(21)に、それぞれ嵌合されている。
【0023】
下方の隅部閉塞部材(14)は、上方の隅部閉塞部材(13)と上下対称の形状及び構造をなす垂直部(14a)と、その下端に連結された水平部(14b)とからなり、上述のように、垂直部(14a)は側部移動部材(10)の下方の切欠き(18)に、また水平部(14b)は下部移動部材(12)の切欠き(21)に、それぞれ嵌合されている。
【0024】
隅部閉塞部材(13)(14)の垂直部(13a)(14a)における前後の側壁(22)(22)と、その外側に対向する側部移動部材(10)における前後の側壁(16)(16)との対向面のいずれか一方(この例では側壁(22)(22)側)には、上下方向を向く断面鉤形の2条の凹溝(26)(26)が、また他方の対向面には、各凹溝(26)に摺動自在に嵌合された断面鉤形の突条(27)(27)が、それぞれ設けられている。
【0025】
また、隅部閉塞部材(13)(14)の水平部(13b)(14b)における前後の側壁(24)(24)と、その外側に対向する上部及び下部移動部材(11)(12)の前後の側壁(19)(19)との対向面のいずれか一方(この例では側壁(24)(24)側)には、左右方向を向く断面鉤形の2条の凹溝(28)(28)が、また他方の対向面には、各凹溝(28)に摺動自在に嵌合された断面鉤形の突条(29)(29)が、それぞれ設けられている。
【0026】
したがって、側部移動部材(10)を右方に進出させると、上下の隅部閉塞部材(13)(14)は、その水平部(13b)(14b)の凹溝(28)(28)が突条(29)(29)に対して摺動することにより、側部移動部材(10)と一体となって右方に移動させられる。
また、上部及び下部移動部材(11)(12)を上下方向に進出させると、上下の隅部閉塞部材(13)(14)は、その垂直部(13a)(14a)の凹溝(26)(26)が突条(27)(27)に対して摺動することにより、上部及び下部移動部材(11)(12)と一体となって上下方向に移動させられる。
【0027】
側部移動部材(10)における前後の側壁(16)(16)の右側縁、及び隅部閉塞部材(13)(14)における前後の側壁(22)(22)の右側縁には、それらの上下方向の全長に亘って、ゴム等の弾性体からなるシール部材(30)(31)が、互いに近接または摺接するようにして設けられている。
また、上部移動部材(11)における前後の側壁(19)(19)の上縁、及び隅部閉塞部材(13)における前後の側壁(24)(24)の上縁、並びに下部移動部材(12)における前後の側壁(19)(19)の下縁、及び隅部閉塞部材(14)における前後の側壁(24)(24)の下縁には、それらの左右方向の全長に亘って、ゴム等の弾性体からなるシール部材(32)(33)が、互いに近接または摺接するようにして設けられている。
なお、シール部材は、その他にも、摺動部分に各種のものが設けられているが、それらについては、本発明に直接関係しないので、図示するに止め、詳細な説明は省略する。
【0028】
部屋の側壁(6)における側部移動部材(10)が進出したときに当接しようとする部分には、側壁(6)の一部をなす受材(34)が設けられている。この受材(34)の室内側の面には、中央部が浅く、両側部にシール部材(30)(31)が嵌合する深い段部(35a)(35a)が形成された凹部(35)が設けられている。
【0029】
凹部(35)の各段部(35a)におけるシール部材(30)が当接する外側の半部には、段部(35a)の上下方向の全長に亘って、金属製板材を平面視L字状をなすように直角に折曲して、基片(36a)と突片(36b)とを形成した仕切部材(36)における基片(36a)が、止めねじ(図示略)をもって固着されており、側部移動部材(10)が凹部(35)内に嵌入したとき、突片(36b)がシール部材(30)(31)の間に介入し、かつシール部材(31)の先端が段部(35a)に当接するより先に、シール部材(30)の先端が基片(36a)に圧接するようにしている。
【0030】
受材(34)及び仕切部材(36)は、側壁(6)の上下方向の全長に亘って連続するように設けられている。
【0031】
したがって、最終段の間仕切本体(5)が図1に示すような所要の間仕切位置に位置した後、側部移動部材(10)が間仕切本体(5)から進出して、その先端部が受材(34)の凹部(35)に嵌合すると、両シール部材(30)(31)が各段部(35a)に嵌入するとともに、受材(34)側の突片(36b)がシール部材(30)(31)の間に介入し、シール部材(30)の内側の側面とシール部材(31)の外側の側面とに摺接し、両シール部材(30)(31)間に形成される隙間が閉塞され、さらに、シール部材(30)の先端部が、仕切部材(36)の基片(36a)に圧接して弾性変形し、シール部材(30)と突片(36b)との密接性が高まる。
【0032】
間仕切本体(5)からの側部移動部材(10)の進出量は、シール部材(30)の先端部が、仕切部材(36)の基片(36a)に圧接して弾性変形した後、シール部材(31)の先端が段部(35a)に当接するまでの範囲に定めるのがよい。
このようにすることによって、側部移動部材(10)の進出が停止したとき、シール部材(31)の先端と段部(35a)との間に間隙が形成されるようにすることができ、もって、次に上部及び下部移動部材(11)(12)とともに、上下の隅部閉塞部材(13)(14)が上下方向に移動するときの移動抵抗を小さくすることができる。
【0033】
その後、上部及び下部移動部材(11)(12)を上下方向に進出させると、それに伴って上下の隅部閉塞部材(13)(14)も、それらと一体となって上下方向に移動させられ、それらの上下端に設けられたシール部材(32)(33)が天井(1)及び床(15)に圧接することにより、間仕切本体(5)と、部屋の側壁(6)、天井(1)及び床(15)との間に形成される隙間は完全に閉塞される。
【0034】
なお、本発明は、上述の実施形態のように、間仕切本体(5)に、側部移動部材(10)の他に、上部及び下部移動部材(11)(12)と上下の隅部閉塞部材(13)(14)とを備える移動間仕切装置に適用すると、格別顕著な作用効果を奏することができるが、間仕切本体(5)に、側部移動部材(10)だけを設け、上部及び下部移動部材(11)(12)と上下の隅部閉塞部材(13)(14)とを設けない簡易型の移動間仕切装置にも適用することができる。この場合には、後述する請求項1記載の発明における基本的な効果を奏することができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1及び2記載の発明によると、側部移動部材が間仕切本体から進出したとき、そのシール部材の先端部が部屋の側壁に圧接するだけでなく、その側面が側壁に設けられた突片にも摺接するので、側壁に沿って間仕切を通過しようとする空気や音の流れを確実に遮断し、気密性及び遮音性を高めることができる。
【0036】
特に、請求項2記載の発明によると、側部移動部材側のシール部材と隅部閉塞部材側のシール部材との間の隙間を確実に閉塞することができるとともに、側部移動部材側のシール部材の上下端と、天井または床との間に形成される隙間をも、突片と隅部閉塞部材側のシール部材との摺接により、確実に閉塞することができ、気密性及び遮音性をさらに高めることができる。
【0037】
請求項3記載の発明によると、隅部閉塞部材側のシール部材が、部屋の側壁に圧接しないので、隅部閉塞部材の移動抵抗が小さくなり、隅部閉塞部材が軽快かつ円滑に移動することができる。
【0038】
請求項4記載の発明によると、側部移動部材側のシール部材の側面に摺接させるための突片と、隅部閉塞部材側のシール部材が側壁に圧接するより先に、側部移動部材側のシール部材の先端面が圧接するようにするための基片とを、1個のL字状の部材により、簡単に形成することができるので、構造及び取り付け作業が簡単になり、製造コストを低減することができる。
【0039】
請求項5記載の発明によると、側部移動部材側のシール部材の上下端と、天井または床との間に形成される隙間を、突片により閉塞することができ、遮音性を高めることができる。
【0040】
請求項6記載の発明によると、間仕切り時に、シール部材が部屋の側壁の凹部に嵌入するとともに、凹部内に設けられた突片に側部移動部材側のシール部材の側面が摺接するので、気密性及び遮音性が高まるとともに、シール部材が外部に露呈しないので体裁がよく、しかも、間仕切を取り除いた際には、突片は凹部内に配設されて、部屋内に突出することがないので、体裁がよく、また、部屋内の通行や物を置くとき等の妨げとなることがない。
【0041】
請求項7記載の発明によると、シール構造が前後対称の二重構造となるので、気密性及び遮音性がさらに高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における最終段の間仕切本体を間仕切位置に位置させたときの正面図である。
【図2】同じく、図1の状態から、側部移動部材及び上下部移動部材を間仕切本体から進出させたときの正面図である。
【図3】同じく、図2の状態の上部の隅部の拡大斜視図である。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿う拡大横断平面図である。
【図5】図2におけるV−V線に沿う拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)天井
(2)レール
(3)キャリヤ
(4)吊支軸
(5)間仕切本体
(6)側壁
(7)(8)(9)凹部
(10)側部移動部材
(11)上部移動部材
(12)下部移動部材
(13)(14)隅部閉塞部材
(13a)(14a)垂直部
(13b)(14b)水平部
(15)床
(16)側壁
(17)連結片
(18)切欠き
(19)側壁
(20)連結片
(21)切欠き
(22)側壁
(23)連結片
(24)側壁
(25)連結片
(26)凹溝
(27)突条
(28)凹条
(29)突条
(30)(31)(32)(33)シール部材
(34)受材
(35)凹部
(35a)段部
(36)仕切部材
(36a)基片
(36b)突片

Claims (7)

  1. 左右方向を向く間仕切本体の一側部に、側部移動部材を外側方に向かって進退自在に設け、前記側部移動部材を進出させて、前記間仕切本体と部屋の側壁との間に形成される隙間を閉塞するようにした移動間仕切装置において、
    前記側部移動部材の遊端面に、上下方向を向くシール部材を設け、かつ前記側壁に、前記側部移動部材が進出したとき、前記シール部材の前後いずれかの面に摺接するようにした上下方向を向く突片を設けたことを特徴とする移動間仕切装置。
  2. 左右方向を向く間仕切本体の一側部に、側部移動部材を外側方に向かって進退自在に設けるとともに、前記間仕切本体の上部または下部に、上部または下部移動部材を上下方向に進退自在に設け、さらに、間仕切本体の角隅部に、隅部閉塞部材を、前記側部移動部材と連動して左右方向に移動するとともに、前記上部または下部移動部材と連動して上下方向に移動するように設け、前記側部移動部材、上部または下部移動部材、及び隅部閉塞部材を、間仕切本体から進出させることにより、間仕切本体と、部屋の側壁、天井または床との間に形成される隙間を閉塞するようにした移動間仕切装置において、
    前記側部移動部材の遊端面と隅部閉塞部材の側端面とに、上下方向を向くシール部材を互いに前後方向に近接させて設け、かつ前記側壁に、前記側部移動部材が進出したとき、前記両シール部材の間に介入して、それらの前後いずれかの面に摺接するようにした上下方向を向く突片を設けたことを特徴とする移動間仕切装置。
  3. 側部移動部材の遊端面に設けたシール部材の先端部が側壁に圧接したとき、隅部閉塞部材の側端面に設けたシール部材の先端が側壁に圧接しないようにした請求項2記載の移動間仕切装置。
  4. 突片の基部に基片を、平面視L字状をなすように直角に設け、前記基片を、側部移動部材の遊端面に設けたシール部材の先端部が圧接するように、側壁に固着した請求項2または3記載の移動間仕切装置。
  5. 側壁の上下方向のほぼ全長に亘って、突片を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の移動間仕切装置。
  6. 側壁に、シール部材が嵌合しうる上下方向を向く凹部を設け、この凹部内に突片を設けた請求項1〜5のいずれかに記載の移動間仕切装置。
  7. シール部材及び突片を、閉止状態としたときの間仕切本体の前後方向の中心に対して、前後対称をなすように、それぞれ1対ずつ設けた請求項1〜6のいずれかに記載の移動間仕切装置。
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