JP2004083074A - 中栓およびキャップ付き容器 - Google Patents

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JP2002246454A
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Natsuo Shinozaki
篠崎 夏夫
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】容器体口頸部に雄ねじ筒付き中栓を嵌合させ、その中栓にキャップを螺合する容器にあっては、キャップ螺脱の際、中栓がキャップと共に容器体口頸部に対して回動して、キャップの螺脱が出来ないことがあったので、その問題を解決すると共に容器体口頸部に対する中栓打設が容易とした。
【解決手段】容器体口頸部3の外面へ第1リブ7を、又該口頸部外面へ嵌合ささせる、上部に雄ねじを有する中栓11周壁14の内面に第2リブ25を、それぞれ等間隔に付設すると共に、第1リブ上端と第2リブ下端とに、第1リブ上面へ第2リブ下面が接したとき、各第2リブを第1リブ間へ案内する傾斜面8,26,41を付形した。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中栓およびキャップ付きの容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【発明が解決しようとする課題】
容器体の口頸部外面へプルリング付きの中栓を嵌合させ、かつその中栓上部の外面へキャップを螺合させた容器が知られている。その容器体内に例えば油類を収納させると、容器体口頸部と該口頸部へ嵌合させた中栓周壁との間にも油類が付着し、すると口頸部に対して中栓が滑り易くなって、中栓に螺合させたキャップ螺脱の際、キャップと中栓とが共に回動してキャップを螺脱できない場合があった。
【0003】
そのような欠点除去のために実公昭58−50761号は、中栓を軟質の合成樹脂製とし、又容器体口頸部へ外面に鋸状歯を周設しておき、口頸部外面への中栓打設により上記鋸状歯が中栓周壁の内面へ喰込みするよう設けておき、よってキャップ螺脱時に中栓がキャップと共に、回転しようとしても、上記中栓周壁への鋸状歯喰込みにより中栓の回動を防止できるよう設けている。
【0004】
本発明も上記のように、キャップ螺脱時に中栓が共に回動してキャップの螺脱が困難となることを防止可能としたものであり、併せて中栓が軟材質でなくともよく、容器体に対する中栓の打栓も容易かつ迅速に行うことが出来、又中栓の抜出しを防止すると共に該中栓を気密に嵌合できて液洩れを防止できるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として容器体1の口頸部3外面へ中栓11下方の周壁14を嵌合させ、かつ該中栓外面へキャップ周壁33を螺合させた容器において、
上記口頸部3外面へ、ほぼ等間隔に回止め用第1リブ7を複数付設すると共に、中栓周壁14の内面へ、上記第1リブ間へ嵌合させて複数の第2リブ25を付設し、
それ等第1リブの上面および第2リブの下面の双方へ、口頸部外面への中栓周壁14下降により第1リブ上面へ第2リブ下面が接したときに各第2リブを第1リブ間の間隙へ案内する傾斜面8,26,41を付形した。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記各第1リブ7下方の口頸部部分外面へ、下向き段部5を周設すると共に、複数第2リブ25の下部内面へ、上記下向き段部5へ係合する係合突条27を付設した。
【0007】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記第1リブ7を、口頸部3の上部よりも下方に設けて、該上部外面と、該上部外面へ嵌合する中栓周壁14の上部内面とのいずれかの一方に、シール突条29を周設させた。
【0008】
第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を有すると共に中栓11下部を、中栓中間部に設けたフランジ13の内外周縁から垂下する内外二重筒で形成して、容器体口頸部の上面へフランジ13下面を、口頸部3の内面へ上記内筒15を、それぞれ当接すると共に、口頸部3外面へ、上記外筒としての中栓周壁14を嵌合させた。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下まず従来公知の構造について説明すると、1は胴部2上端から肩部を介して口頸部3を起立する容器体で、上記口頸部の下部外面へ巾狭の外向きフランジ4を付設している。
【0010】
上記口頸部には、プルリング付き中栓11を嵌合させている。該中栓は主筒12の中間部外面へ付設した外向きのフランジ13外周から外筒としての周壁14を垂下させて、上記主筒12の下部が形成する内筒15を口頸部3内面へ、又周壁14を口頸部3外面へ、それぞれ嵌合させ、又上記主筒12外面に雄ねじ条16a を付設して雄ねじ筒16となし、該雄ねじ筒上端から内向きフランジ17を介して中栓内周壁18を垂下し、該中栓内周壁下面を底壁19で閉塞し、又該底壁に肉薄の破断用線20を周設して該破断用線が囲む底壁部分を除去用板部21となし、該除去用板部外周一部から支持板22を起立させて、該支持板上端にプルリング23を付設させている。又上記内向きフランジ17内周からは液体注出のための、上外方へ拡開する口唇状部24を起立する。
【0011】
31はキャップで、頂壁32下面から垂下する周壁33を上記雄ねじ筒16へ螺合させると共に、頂壁から垂下させたシール筒34を中栓内周壁18内面へ水密に嵌合させ、又上記頂壁外周部分を下外方へ弯曲させてキャップ外周壁35を垂下させ、その下端を容器体肩部の外周部上面へ近接させている。
【0012】
本発明にあっては、既述口頸部の外向きフランジ4上方の口頸部部分の上下方向中間部を、下向き段部5を下面に有し、かつ上面を上方小径のテーパ面とする大外径部6となし、その大外径部6外面へ、図3が示すように、ほぼ等間隔に回止め用の第1リブ7を複数縦設した。各第1リブ上端はその左右両面を傾斜面8,8とする山形に形成している。
【0013】
又中栓11の周壁14の下部内面へは、上記第1リブ間へ嵌合させる第2リブ25を複数付設している。これ等第2リブの下端も上記第1リブ上端と同様に左右両面を傾斜面26,26 とする、下向きの山形状に形成し、又これ等第2リブの下部内面には、既述下向き段部5へ係合できる係合突条27を横設している。
【0014】
更に周壁14の上部は小内径部28として、該小内径部28内面に、口頸部3の上部外面へ圧接させるシール用突条29を周設させており、フランジ13の下面へも口頸部上面へ圧接させるシール用突条29を周設させている。尚これ等シール用突条は口頸部に設けてもよい。
【0015】
第2リブ25は図1、図4が示すように周壁14下部を上部よりもやや大外径とし、かつ第2リブ25間に内面および下端面開溝の溝30をほぼ等間隔に穿設し、その溝間の周壁内面部分を第2リブ25としている。第2リブ間の間隔、つまり上記溝巾は第1リブ7の横巾よりもやや大としている。
【0016】
既述第1リブ上端および第2リブ下端の山形状部は、中栓11を口頸部3に対して打栓嵌合する際、第1リブ、第2リブが有する傾斜面8,26 により第2リブが第1リブ間へ案内されて嵌合できるよう設けたものであり、上記山形の突部に代えて、左右のいずれかに傾斜面8を有し、他方を垂直面42とする、図5のような突部形状としてもよい。
【0017】
尚既述各部材は、それぞれ合成樹脂材で形成している。
【0018】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、口頸部3に対する中栓打設により第1リブ7間に第2リブ25を嵌合させることが容易であり、これ等両リブの係合によって口頸部に対する中栓の回動を確実に防止でき、既述従来例のように中栓の材質が軟材質に限定されることもない。
【0019】
請求項2のようにすることで、口頸部3に対して中栓11を確実に嵌着でき、更に請求項3および4のようにすることで、中栓を口頸部に対して水密に嵌合させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の断面図である。
【図2】図1要部の拡大断面図である。
【図3】容器体口頸部の斜視図である。
【図4】中栓周壁内面一部の斜視図である。
【図5】図3と図4とに示す第1リブと第2リブとの変形例の説明図である。
【符号の説明】
1…容器体              3…口頸部
7…第1リブ          8…傾斜面
11…中栓        14…周壁
25…第2リブ            26…傾斜面
29…シール用突条        31…キャップ

Claims (4)

  1. 容器体1の口頸部3外面へ中栓11下方の周壁14を嵌合させ、かつ該中栓外面へキャップ周壁33を螺合させた容器において、
    上記口頸部3外面へ、ほぼ等間隔に回止め用第1リブ7を複数付設すると共に、中栓周壁14の内面へ、上記第1リブ間へ嵌合させて複数の第2リブ25を付設し、
    それ等第1リブの上面および第2リブの下面の双方へ、口頸部外面への中栓周壁14下降により第1リブ上面へ第2リブ下面が接したときに各第2リブを第1リブ間の間隙へ案内する傾斜面8,26,41を付形した
    ことを特徴とする、中栓およびキャップ付き容器。
  2. 上記各第1リブ7下方の口頸部部分外面へ、下向き段部5を周設すると共に、複数第2リブ25の下部内面へ、上記下向き段部5へ係合する係合突条27を付設した
    ことを特徴とする請求項1記載の中栓およびキャップ付き容器。
  3. 上記第1リブ7を、口頸部3の上部よりも下方に設けて、該上部外面と、該上部外面へ嵌合する中栓周壁14の上部内面とのいずれかの一方に、シール突条29を周設させた
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の中栓およびキャップ付き容器。
  4. 中栓11下部を、中栓中間部に設けたフランジ13の内外周縁から垂下する内外二重筒で形成して、容器体口頸部の上面へフランジ13下面を、口頸部3の内面へ上記内筒15を、それぞれ当接すると共に、口頸部3外面へ、上記外筒としての中栓周壁14を嵌合させた
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の中栓およびキャップ付き容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206245A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 打栓キャップ
JP2008127052A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Q P Corp キャップ付容器

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