JP2004082553A - プリント物、プリント方法及びプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】再プリント時に簡単に画像データを特定する。
【解決手段】記録材料11の裏面に磁気記録層32を形成する。プリンタにより画像データに基づき画像をプリントする際に、画像ファイル情報32aを磁気記録層32に磁気記録する。再プリントや画像表示、画像合成のために、もとの画像データが必要な場合に、プリント30の裏面の磁気記録層32から画像ファイル情報32aを読み出す。この画像ファイル情報32aに基づき画像メモリを検索することで、目的とする画像を簡単に且確実に特定することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】記録材料11の裏面に磁気記録層32を形成する。プリンタにより画像データに基づき画像をプリントする際に、画像ファイル情報32aを磁気記録層32に磁気記録する。再プリントや画像表示、画像合成のために、もとの画像データが必要な場合に、プリント30の裏面の磁気記録層32から画像ファイル情報32aを読み出す。この画像ファイル情報32aに基づき画像メモリを検索することで、目的とする画像を簡単に且確実に特定することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント物、プリント方法及びプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラなどの普及に伴い、画像データに基づくプリントが多く行なわれるようになっている。例えば、デジタルカメラなどで撮影した画像を、コンビニエンスストア(コンビニ)などの店頭に設置されたプリンタで、手軽にプリントすることが行なわれている。また、インターネットを介して、最寄りのプリント店にプリント発注することも行なわれる。さらには、通常のカメラで撮影された写真フイルムをスキャナで読み取り、この読み取った画像データに基づきプリントを行なったり、画像データをCDRなどの大容量記憶媒体に記憶することも行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、プリント物とともに画像データも増える傾向にあり、これらの管理が問題となってきている。これらの管理は、通常は使用者の記憶や、別途作成した管理ファイルなどに頼らざるを得ないため、プリント物から再度プリントを行なおうとする場合に、蓄積された多大なデータファイルから必要な画像データを見つけ出すことが困難になる。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、簡単に画像データを特定することができるようにしたプリント物及びプリント方法、プリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、画像データに基づき記録されたプリント物であって、前記画像データを識別するためのファイル情報の記録部を有し、このファイル情報の記録部に前記ファイル情報を記録することを特徴とする。また、本発明のプリント方法では、画像データに基づき記録材料にプリントする工程と、前記画像データを識別するためのファイル情報を前記記録材料に記録する工程とを有することを特徴とする。また、本発明のプリンタでは、画像データに基づき記録材料にプリントを行なうプリンタにおいて、前記画像データを識別するためのファイル情報を前記記録材料に記録するファイル情報記録手段を有することを特徴とする。なお、前記ファイル情報は、前記画像データの保存場所を表す情報であることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を実施したプリンタを示す概略図である。このプリンタ10は、コンビニやカメラ屋、プリント受付店などの店頭に設置されている。プリンタ10は、記録材料11の記録面にプリントエンジン12により画像13(図2参照)を記録する。このため、プリントエンジン12、システムコントローラ15、操作ユニット16、液晶ディスプレイ17、料金ユニット18、画像データ入力部20、画像メモリ21、画像データ変換部22、磁気記録部(画像ファイル情報書込部)23などを備えている。
【0007】
操作ユニット16は、各種操作ボタンを備えており、プリント枚数、プリントサイズなどのプリント注文データを入力する。料金ユニット18はコイン及び紙幣の投入を受け付けて、必要なプリント料金分を受け取り、釣り銭が生じた場合にこれを支払う。
【0008】
画像データ入力部20は、CDRやDVDなどの大容量記憶媒体25や、ICカード,スマートメディアなどのメモリカード26などの装填口を備えており、これら記憶媒体25などから画像データを読み取る。なお、画像データ入力部20には、これら記憶媒体25などの装填口の他に、デジタルカメラの接続口を設けてもよい。この場合にはデジタルカメラを有線や無線方式で接続することで、画像データを入力することができる。入力された画像データは、記憶媒体識別名、ファイル名、作成日時などのヘッダ情報が付加されており、この画像データは画像メモリ21に書き込まれる。
【0009】
システムコントローラ15は料金ユニット18により所定の金銭の投入が確認されたときに、プリントエンジン12を駆動して、入力された画像データに基づき図2に示すように、記録材料11の表面に画像13を記録する。プリントエンジン12のプリント出口部分には、搬送ローラ対27、カッタ28、トレイ29が設けられている。カッタ28は長尺の記録材料11を各画像毎に切り離して、プリント30にする。なお、記録材料11はロール形態で供給する代わりに、カットシートタイプで供給してもよい。
【0010】
記録材料11の裏面には、ストライプ状の磁気記録層32が形成されている。システムコントローラ15は、この磁気記録層32に対して磁気記録部23を介し、前記画像ファイル情報を磁気記録する。この記録は、記録材料11の排出送り時にこの送りに同期させて磁気記録ヘッド33を駆動することにより行なわれる。
【0011】
プリントエンジン12は、各種プリント方式のものを採用してよい。例えば、銀塩写真方式レーザプリンタ、インクジェットプリンタ、サーマルプリンタ、熱現像転写方式プリンタなどの各種のものを用いてよく、さらにはこれらを複数台有して、プリント方式が選択可能になっているものでもよい。
【0012】
図2はプリンタ10により記録材料11に画像13が記録されたプリント30の一例を示している。このプリント30の表面には画像13が記録され、裏面の磁気記録層32には画像ファイル情報32aが磁気記録されている。
【0013】
図3は、パソコンなどの情報端末であり、各ユーザーの自宅などに設置されている。この情報端末40は、大容量画像メモリ41を有するパソコン本体42、ディスプレイ43、キーボード44、マウス45などの他に、磁気データリーダ46を備えている。前記大容量画像メモリ41は、通常はハードディスクドライブが用いられるが、この他に、DVDやCDRなどの大容量記憶媒体が装填される各種ディスクドライブであってもよい。大容量画像メモリ41には、前記画像データが画像ファイル情報で識別され格納される。また、ユーザーは前記プリント30をアルバムやボックスなどに収納して保管する。
【0014】
磁気データリーダ46は前記プリント30の裏面の磁気記録層32に記録された画像ファイル情報32aを読み取る。この読み取った画像ファイル情報32aに基づき画像メモリ41を検索することで、簡単に画像データを特定することができる。また、画像データがDVDやCDRなどの大容量記憶媒体に記憶されているときには、この大容量記憶媒体識別データがディスプレイに表示されるため、これらに記録されている画像データも確実に読み出すことができる。
【0015】
次に、本実施形態の作用を説明する。図1に示すように、デジタルカメラなどで撮影された画像データはメモリカード26などに保存されており、このメモリカード26がプリンタ10にセットされる。また、デジタルカメラなどで撮像された画像データであって、情報端末で画像処理などが施されたものは、DVDやCDRなどの大容量記憶媒体25や、メモリカード26などでプリンタ10にセットされる。プリンタ10では、操作ユニット16の操作や、料金ユニット18への金銭投入、記憶媒体などのデータ入力部20へのセットなどを検出して、プリントモードになり、所定の手順でプリントを行なう。
【0016】
このプリントモードでは、先ずプリント注文データの入力がディスプレイ17を介して促される。そして、プリント枚数やプリントサイズなどの必要なプリント注文データが操作ユニット16の操作により入力されると、画像データが記憶媒体25やメモリカード26から読み出され、指定されたサイズで注文枚数分のプリントが行なわれる。また、プリントを終了すると、このプリント30の排出時に磁気書込ヘッド33により、画像ファイル情報32aがプリント30の裏面の磁気記録層32に書き込まれる。画像ファイル情報32aが書き込まれたプリント30は排出トレイ29に排出される。
【0017】
ユーザーは、得られたプリント30をアルバムやボックスなどに収納して保管する。そして、これらプリント30を観察して、再度プリントが欲しくなった場合や、その画像データが必要になった場合に、情報端末40の磁気データリーダ46により画像ファイル情報を読み込む。そして、この読み込んだ画像ファイル情報32aに基づき画像メモリ41を検索し、画像データをディスプレイ43に表示する。また、この画像データをメモリカードなどに複写する。このメモリカードを、コンビニの店頭などに設置されたプリンタ10に装填することで、簡単に再プリントを行なうことができる。しかも、従来のように、情報端末40の画像メモリ41に記録された画像をいちいち開いてディスプレイ43に表示し、この表示した画像とプリント30の画像13とを照合することで、画像データを特定するという手間がなくなり、簡単に画像データが得られるようになる。しかも、似たようなシーンがある場合でも、画像ファイル情報32aに基づき特定するため、誤った画像を再プリントしてしまうこともなくなる。
【0018】
なお、上記実施形態では、記録材料11の裏面に形成した磁気記録層32に画像ファイル情報32aを書き込むようにしたが、画像ファイル情報32aの書き込み方法は磁気記録に限定されることなく、例えばバーコードや文字などで記録してもよい。また、磁気記録層32は記録材料11の裏面にストライプ状に形成される他に、裏面全体に形成されていてもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、画像データを識別するためのファイル情報の記録部を有するプリント物に、ファイル情報を記録したから、このファイル情報に基づき画像データを確実にしかも容易に特定することができる。したがって、画像データを情報端末などでその都度開いてディスプレイに表示し、プリントの画像と照合する手間が不要になり、簡単に再プリントなどを行なうことができる。しかも、ファイル情報を記録材料の裏面に記録することにより、プリントの表面にはファイル情報が表示されることがなく、プリント品質が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタを示すブロック図である。
【図2】プリントの一例を示し、(A)は表面、(B)は裏面である。
【図3】画像ファイル情報が読み込み可能な情報端末の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
11 記録材料
12 プリントエンジン
13 画像13
30 プリント
32 磁気記録層
32a 画像ファイル情報
33 磁気記録ヘッド
46 磁気データリーダ
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント物、プリント方法及びプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラなどの普及に伴い、画像データに基づくプリントが多く行なわれるようになっている。例えば、デジタルカメラなどで撮影した画像を、コンビニエンスストア(コンビニ)などの店頭に設置されたプリンタで、手軽にプリントすることが行なわれている。また、インターネットを介して、最寄りのプリント店にプリント発注することも行なわれる。さらには、通常のカメラで撮影された写真フイルムをスキャナで読み取り、この読み取った画像データに基づきプリントを行なったり、画像データをCDRなどの大容量記憶媒体に記憶することも行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、プリント物とともに画像データも増える傾向にあり、これらの管理が問題となってきている。これらの管理は、通常は使用者の記憶や、別途作成した管理ファイルなどに頼らざるを得ないため、プリント物から再度プリントを行なおうとする場合に、蓄積された多大なデータファイルから必要な画像データを見つけ出すことが困難になる。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、簡単に画像データを特定することができるようにしたプリント物及びプリント方法、プリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、画像データに基づき記録されたプリント物であって、前記画像データを識別するためのファイル情報の記録部を有し、このファイル情報の記録部に前記ファイル情報を記録することを特徴とする。また、本発明のプリント方法では、画像データに基づき記録材料にプリントする工程と、前記画像データを識別するためのファイル情報を前記記録材料に記録する工程とを有することを特徴とする。また、本発明のプリンタでは、画像データに基づき記録材料にプリントを行なうプリンタにおいて、前記画像データを識別するためのファイル情報を前記記録材料に記録するファイル情報記録手段を有することを特徴とする。なお、前記ファイル情報は、前記画像データの保存場所を表す情報であることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を実施したプリンタを示す概略図である。このプリンタ10は、コンビニやカメラ屋、プリント受付店などの店頭に設置されている。プリンタ10は、記録材料11の記録面にプリントエンジン12により画像13(図2参照)を記録する。このため、プリントエンジン12、システムコントローラ15、操作ユニット16、液晶ディスプレイ17、料金ユニット18、画像データ入力部20、画像メモリ21、画像データ変換部22、磁気記録部(画像ファイル情報書込部)23などを備えている。
【0007】
操作ユニット16は、各種操作ボタンを備えており、プリント枚数、プリントサイズなどのプリント注文データを入力する。料金ユニット18はコイン及び紙幣の投入を受け付けて、必要なプリント料金分を受け取り、釣り銭が生じた場合にこれを支払う。
【0008】
画像データ入力部20は、CDRやDVDなどの大容量記憶媒体25や、ICカード,スマートメディアなどのメモリカード26などの装填口を備えており、これら記憶媒体25などから画像データを読み取る。なお、画像データ入力部20には、これら記憶媒体25などの装填口の他に、デジタルカメラの接続口を設けてもよい。この場合にはデジタルカメラを有線や無線方式で接続することで、画像データを入力することができる。入力された画像データは、記憶媒体識別名、ファイル名、作成日時などのヘッダ情報が付加されており、この画像データは画像メモリ21に書き込まれる。
【0009】
システムコントローラ15は料金ユニット18により所定の金銭の投入が確認されたときに、プリントエンジン12を駆動して、入力された画像データに基づき図2に示すように、記録材料11の表面に画像13を記録する。プリントエンジン12のプリント出口部分には、搬送ローラ対27、カッタ28、トレイ29が設けられている。カッタ28は長尺の記録材料11を各画像毎に切り離して、プリント30にする。なお、記録材料11はロール形態で供給する代わりに、カットシートタイプで供給してもよい。
【0010】
記録材料11の裏面には、ストライプ状の磁気記録層32が形成されている。システムコントローラ15は、この磁気記録層32に対して磁気記録部23を介し、前記画像ファイル情報を磁気記録する。この記録は、記録材料11の排出送り時にこの送りに同期させて磁気記録ヘッド33を駆動することにより行なわれる。
【0011】
プリントエンジン12は、各種プリント方式のものを採用してよい。例えば、銀塩写真方式レーザプリンタ、インクジェットプリンタ、サーマルプリンタ、熱現像転写方式プリンタなどの各種のものを用いてよく、さらにはこれらを複数台有して、プリント方式が選択可能になっているものでもよい。
【0012】
図2はプリンタ10により記録材料11に画像13が記録されたプリント30の一例を示している。このプリント30の表面には画像13が記録され、裏面の磁気記録層32には画像ファイル情報32aが磁気記録されている。
【0013】
図3は、パソコンなどの情報端末であり、各ユーザーの自宅などに設置されている。この情報端末40は、大容量画像メモリ41を有するパソコン本体42、ディスプレイ43、キーボード44、マウス45などの他に、磁気データリーダ46を備えている。前記大容量画像メモリ41は、通常はハードディスクドライブが用いられるが、この他に、DVDやCDRなどの大容量記憶媒体が装填される各種ディスクドライブであってもよい。大容量画像メモリ41には、前記画像データが画像ファイル情報で識別され格納される。また、ユーザーは前記プリント30をアルバムやボックスなどに収納して保管する。
【0014】
磁気データリーダ46は前記プリント30の裏面の磁気記録層32に記録された画像ファイル情報32aを読み取る。この読み取った画像ファイル情報32aに基づき画像メモリ41を検索することで、簡単に画像データを特定することができる。また、画像データがDVDやCDRなどの大容量記憶媒体に記憶されているときには、この大容量記憶媒体識別データがディスプレイに表示されるため、これらに記録されている画像データも確実に読み出すことができる。
【0015】
次に、本実施形態の作用を説明する。図1に示すように、デジタルカメラなどで撮影された画像データはメモリカード26などに保存されており、このメモリカード26がプリンタ10にセットされる。また、デジタルカメラなどで撮像された画像データであって、情報端末で画像処理などが施されたものは、DVDやCDRなどの大容量記憶媒体25や、メモリカード26などでプリンタ10にセットされる。プリンタ10では、操作ユニット16の操作や、料金ユニット18への金銭投入、記憶媒体などのデータ入力部20へのセットなどを検出して、プリントモードになり、所定の手順でプリントを行なう。
【0016】
このプリントモードでは、先ずプリント注文データの入力がディスプレイ17を介して促される。そして、プリント枚数やプリントサイズなどの必要なプリント注文データが操作ユニット16の操作により入力されると、画像データが記憶媒体25やメモリカード26から読み出され、指定されたサイズで注文枚数分のプリントが行なわれる。また、プリントを終了すると、このプリント30の排出時に磁気書込ヘッド33により、画像ファイル情報32aがプリント30の裏面の磁気記録層32に書き込まれる。画像ファイル情報32aが書き込まれたプリント30は排出トレイ29に排出される。
【0017】
ユーザーは、得られたプリント30をアルバムやボックスなどに収納して保管する。そして、これらプリント30を観察して、再度プリントが欲しくなった場合や、その画像データが必要になった場合に、情報端末40の磁気データリーダ46により画像ファイル情報を読み込む。そして、この読み込んだ画像ファイル情報32aに基づき画像メモリ41を検索し、画像データをディスプレイ43に表示する。また、この画像データをメモリカードなどに複写する。このメモリカードを、コンビニの店頭などに設置されたプリンタ10に装填することで、簡単に再プリントを行なうことができる。しかも、従来のように、情報端末40の画像メモリ41に記録された画像をいちいち開いてディスプレイ43に表示し、この表示した画像とプリント30の画像13とを照合することで、画像データを特定するという手間がなくなり、簡単に画像データが得られるようになる。しかも、似たようなシーンがある場合でも、画像ファイル情報32aに基づき特定するため、誤った画像を再プリントしてしまうこともなくなる。
【0018】
なお、上記実施形態では、記録材料11の裏面に形成した磁気記録層32に画像ファイル情報32aを書き込むようにしたが、画像ファイル情報32aの書き込み方法は磁気記録に限定されることなく、例えばバーコードや文字などで記録してもよい。また、磁気記録層32は記録材料11の裏面にストライプ状に形成される他に、裏面全体に形成されていてもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、画像データを識別するためのファイル情報の記録部を有するプリント物に、ファイル情報を記録したから、このファイル情報に基づき画像データを確実にしかも容易に特定することができる。したがって、画像データを情報端末などでその都度開いてディスプレイに表示し、プリントの画像と照合する手間が不要になり、簡単に再プリントなどを行なうことができる。しかも、ファイル情報を記録材料の裏面に記録することにより、プリントの表面にはファイル情報が表示されることがなく、プリント品質が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタを示すブロック図である。
【図2】プリントの一例を示し、(A)は表面、(B)は裏面である。
【図3】画像ファイル情報が読み込み可能な情報端末の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
11 記録材料
12 プリントエンジン
13 画像13
30 プリント
32 磁気記録層
32a 画像ファイル情報
33 磁気記録ヘッド
46 磁気データリーダ
Claims (3)
- 画像データに基づき記録されたプリント物であって、
前記画像データを識別するためのファイル情報の記録部を有し、このファイル情報の記録部に前記ファイル情報を記録したことを特徴とするプリント物。 - 画像データに基づき記録材料にプリントする工程と、
前記画像データを識別するためのファイル情報を前記記録材料に記録する工程とを有することを特徴とするプリント方法。 - 画像データに基づき記録材料にプリントを行なうプリンタにおいて、
前記画像データを識別するためのファイル情報を前記記録材料に記録するファイル情報記録手段を有することを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002247665A JP2004082553A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | プリント物、プリント方法及びプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002247665A JP2004082553A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | プリント物、プリント方法及びプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004082553A true JP2004082553A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=32055255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002247665A Pending JP2004082553A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | プリント物、プリント方法及びプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004082553A (ja) |
-
2002
- 2002-08-27 JP JP2002247665A patent/JP2004082553A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050316 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081029 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090311 |