JP2002016789A - 画像出力方法及び装置並びに不正日付の判別方法 - Google Patents

画像出力方法及び装置並びに不正日付の判別方法

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JP2002016789A
JP2002016789A JP2000198649A JP2000198649A JP2002016789A JP 2002016789 A JP2002016789 A JP 2002016789A JP 2000198649 A JP2000198649 A JP 2000198649A JP 2000198649 A JP2000198649 A JP 2000198649A JP 2002016789 A JP2002016789 A JP 2002016789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】日付リセット後、カメラの内蔵時計を正しく設
定しないまま、撮影を実行して、記録媒体に誤った日付
が記録されたものについて、不正日付のまま表示若しく
は印刷されてしまうことを抑止する。 【解決手段】撮影時にカメラによって画像とともに、撮
影日付及びカメラの機種情報を記録メディア10に記録
する。記録メディア10を画像出力装置20に挿入する
と、対象ファイルから本画像部分、撮影日付、及び機種
情報が読み出される。機種と発売日の対応リスト40を
参照して当該カメラの発売日を特定し、撮影日付と発売
日を比較する。撮影日付が発売日以後ならば、画像合成
出力部36において日付情報を本画像に合成し、その合
成画像を出力先38へ出力する。他方、撮影日付が発売
日より前ならば、不正日付と判断し、日付合成を禁止し
て本画像のみを出力先38へ供給する。不正日付の場合
に警告を行う態様もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力方法及び
装置に係り、特に、デジタルカメラ等で撮影された画像
や現像済み写真フイルムから読み込んだ画像を表示し、
或いは印刷する機能を備えた装置及びその装置に適用さ
れる画像出力方法並びに不正日付の判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−258709号公報は、バッ
テリー交換後も、正しい撮影日時を記録することができ
るように工夫されたカメラを開示している。特開平11
−275494号公報は、時差のある地域を移動したと
きに、カメラの内部時計の時差補正を行わないまま日付
・時刻とともに撮影を実行しても、再生時には正しく時
差補正された日付・時刻の表示が可能なビデオカメラが
開示されている。
【0003】その他、特開平9−73125号公報で
は、日時情報を画像に付加してプリントするカメラが示
され、特開平6−27550号公報では、銀塩フイルム
上の磁気データ記録部から撮影日付の情報を読み出すと
ともに、銀塩フイルムに露光された画像を電気信号とし
て読み出し、フイルム画像と日付情報を合成して新たな
画像情報として出力する装置が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】デジタルカメラ等の内
蔵時計は、電池切れやバッテリー交換等の理由で、しば
しばリセットされてしまう。日付の再設定を忘れて、そ
のまま撮影を実行したときの画像データには、付帯情報
として不正な日付が記録される。特開平6−25870
9号公報は、内蔵時計が不正日時のまま、記録されてし
まうことを事前に防止する対策であり、既に不正日付の
まま撮影されてしまったデータに対する救済措置にはな
らない。
【0005】特開平11−275494号公報は、再生
時に日付情報の補正を行うが、時差に基づく一律の時間
加算(又は時間減算)であるため、日付リセットなどに
よって日付設定自体が不正となれば、そのまま補正結果
も不正となる。特開平9−73125号公報や特開平6
−27550号公報のように、画像の付帯情報として記
録された日付を画像に合成して出力する装置において
は、特に、不正日付の判定機能が必要となる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、不正な日付のまま表示若しくは印刷されてしま
うことを抑止することができる装置を提供することを目
的とし、併せて、その装置に適用される画像出力方法並
びに不正日付の判別方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る画像出力方法は、撮影に使用されるカ
メラについて、特定の日付より前の日付では撮影が行わ
れる可能性が無いとされる前記特定の日付を「基準日」
として定め、前記カメラを用いた撮影時に、撮影画像と
ともに、当該カメラの内蔵時計が示す撮影日付の情報及
び当該カメラの基準日の特定に寄与する基準日関連情報
を記録媒体に記録し、その後、前記記録媒体から前記撮
影画像、前記撮影日付の情報、及び前記基準部関連情報
を読み取り、前記基準日関連情報から当該カメラの基準
日を特定するとともに、前記撮影日付と前記基準日とを
比較し、前記撮影日付が前記基準日以後の日付であると
きは、撮影画像に撮影日付の情報を付加して出力する一
方、前記撮影日付が前記基準日より前の日付であるとき
は、撮影日付が実際の日付と異なる不正日付であると判
断し、撮影画像に撮影日付の情報を付加する処理を禁止
して撮影日付が省略された画像を出力することを特徴と
している。
【0008】「基準日」は、その日付より前の日付では
撮影されることはあり得ない日付であり、例えば、カメ
ラの発売日、製造日などが該当する。実際の撮影日は、
必ず基準日以後の日付となることが明らかなため、この
基準日よりも前の日付が付されている場合には、不正な
日付であると認定できる。
【0009】本発明によれば、撮影に使用したカメラの
内蔵時計が不正な日付を刻んでいたために、記録媒体に
誤った日付が記録されてしまった場合にも、画像再生時
にカメラの基準日を基準にして撮影日付の妥当性を判断
し、不正日付と認めた際には、撮影日付を付加する処理
を行わないようにしたので、不正日付のまま表示若しく
は印刷されてしまうことを抑止することができる。
【0010】本発明に係る画像出力装置は、記録媒体に
格納されている画像情報を取り出す画像取出手段と、前
記画像情報に関する撮影日付の情報を前記記録媒体から
取り出す撮影日付取出手段と、撮影に使用されるカメラ
について、実際の撮影日が特定の日付より前の日付とは
なり得ない前記特定の日付を「基準日」とし、撮影に使
用されたカメラの基準日を特定する基準日特定手段と、
前記撮影日付及び前記基準日を比較し、前記撮影日付が
前記基準日より前の日付であるときは、前記撮影日付が
実際の日付と異なる不正日付であると判断する不正日付
判別手段と、前記不正日付判別手段により不正日付であ
るとの判定を得た場合に、前記画像情報に前記撮影日付
の情報を付加する処理を禁止する日付情報制限手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0011】カメラを用いて撮影する時に、撮影画像と
ともに、当該カメラの内蔵時計が示す撮影日付の情報が
記録媒体に記録されるものとし、本発明の画像出力装置
は、かかる記録媒体から情報を読み取って画像の出力を
行う。この時、記録媒体から読み出した撮影日付と、基
準日特定手段から取得した基準日とを比較して、撮影日
付が適正なものであるか否かの判断を行う。不正日付と
認定した時は、画像の出力に際して撮影日付を省略する
ので、不正日付のまま表示若しくは印刷されてしまうこ
とを抑止することができる。
【0012】本発明の一態様として、前記不正日付判別
手段により不正日付であるとの判定を得た場合に、警告
を提示する警告提示手段を追加した構成も可能である。
また、前記不正日付判別手段により、前記撮影日付が前
記基準日以後の日付であるとの判定を得たときは、撮影
画像に撮影日付の情報を付加して出力する一方、前記撮
影日付が前記基準日より前の日付であるときは、撮影日
付が省略された画像を出力する日付情報付加手段を追加
した構成も可能である。
【0013】カメラの基準日を特定する手段の一態様と
して、前記記録媒体には、撮影に使用したカメラの機種
を示す機種情報が記録されており、前記基準日特定手段
は、前記記録媒体から前記機種情報を読み出すととも
に、カメラ機種とその基準日の対応関係が記述された対
応リストを参照して当該カメラの基準日を特定する態様
がある。
【0014】その他、記録媒体にカメラの基準日のデー
タを直接的に記録しておいてもよいし、画像出力装置に
おいて、カメラの機種情報をキー入力するための手段を
設けたり、対話式入力画面などを利用してユーザにカメ
ラの機種を選択させる機能を設ける態様もある。機種と
基準日の関係を規定した対応リストは、画像出力装置の
内蔵メモリ(記憶手段)に格納してあってもよいし、リ
ムーバブルメディアから取得したり、ネットワークを介
して所定のサーバーから取得してもよい。
【0015】本発明に係る不正日付の判別方法は、撮影
に使用されるカメラについて、特定の日付より前の日付
では撮影が行われる可能性が無いとされる前記特定の日
付けを「基準日」として定め、撮影に用いたカメラの基
準日の情報を取得するとともに、前記カメラの内蔵時計
によって得られた撮影日付の情報を取得し、前記撮影日
付及び前記基準日を比較して前記撮影日付が前記基準日
より前の日付であるときは、前記撮影日付が実際の日付
と異なる不正日付であると判断することを特徴としてい
る。
【0016】基準日を発売日とする場合、カメラの内蔵
時計がリセットされると、そのカメラの発売時期よりも
一層古い日付が設定される。例えば、1999年8月発
売開始の製品であれば、日付リセットによって、199
9年1月1日や1990年1月1日などになる。したが
って、よほど長期間にわたって日付直しを行っていない
場合を除いて、カメラの発売日と内蔵時計が示す撮影日
付とを比較することにより、明らかな不正日付を判断で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る画像出力方法及び装置並びに不正日付の判別方法の好
ましい実施の形態について説明する。
【0018】図1は、本発明の実施形態を示すブロック
図である。記録メディア10には、デジタルカメラ等に
よって撮影された画像が所定のファイル形式で格納され
ている。本例の記録メディア10は、Exifファイルフォ
ーマットに従って処理された静止画の画像ファイルが少
なくとも1つ記録されているものとする。
【0019】Exifファイルは、本画像(主画像)のデー
タと、当該本画像に関連する付属情報を含む。付属情報
には、撮影日時の情報、及びカメラの機種を特定するた
めの情報(例えば、Exifのメーカ名、機種(モデル)名
などの情報)が含まれ、これら付属情報は、ファイルの
ヘッダー部分に書き込まれている。
【0020】撮影に使用したデジタルカメラは、電池切
れその他の理由で内蔵時計がリセットされる。例えば、
1999年6月1日発売の製品で、日付リセットによっ
て「1990年1月1日 0時00分」になるものとす
る。その後、日付の再設定を行わないまま、撮影を実行
したときには、内蔵時計が示す日時と現実の日時にズレ
が生じているので、Exifの日付タグに不正な日時情報が
記録され、ファイルのタイムスタンプも不正な日時とな
る。
【0021】画像出力装置20は、記録メディア10か
ら情報を読み取るためのメディア読取部22と、本画像
取出部24と、日付情報取出部26と、カメラ機種情報
取得部28と、日付情報の画像化部30と、カメラ発売
日検索手段32と、日付比較判定部34と、画像合成出
力部36と、最終的に画像を利用者に提供するための出
力先38と、を備えている。
【0022】記録メディア10は、スマートメディア、
PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)その他
のメモリカード、磁気ディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、磁気テープ、メモリスティック、等を適用する
ことができ、電子的、磁気的、若しくは光学的、又はこ
れらの組合せによる方式に従って読み取り可能な種々の
メディアを用いることができる。
【0023】使用される記録メディア10に適合したメ
ディア読取部22が用意されている。一台の画像出力装
置20に複数のメディア読取部22を設け、異種、同種
の記録メディア10を問わず、複数の記録メディア10
を画像出力装置20に装着可能な構成にしてもよい。
【0024】本画像取出部24は、記録メディア10か
ら読み出された対象ファイルから本画像部分を取り出す
処理を行う。日付情報取出部26は、対象ファイルのタ
イムスタンプ若しくはExifの日付タグを読み出すこと
で、対象ファイルから日付情報を取り出す処理を行う。
カメラ機種情報取得部28は、対象ファイルに記述され
ているExifのメーカ名、及びモデル名タグを読み出し、
当該対象ファイルの画像を撮影したカメラの機種情報を
取得する処理を行う。
【0025】日付情報取出部26で読み出された日付情
報は、日付情報の画像化部30及び日付比較判定部34
に送られる。日付情報の画像化部30は、日付情報取出
部26から受入する日付のテキストデータを文字として
表示するための映像信号に変換する処理を行い、得られ
た文字映像信号を画像合成出力部36へ送る。
【0026】カメラ機種情報取得部28で取得された情
報は、カメラ発売日検索手段32に送られる。カメラ発
売日検索手段32は、各デジタルカメラ機種とその発売
日の対応リスト40を参照し、対応リスト40の中から
撮影に使用されたカメラ機種の発売日を検索する。対応
リスト40は、画像出力装置20の内蔵メモリに格納さ
れていてもよいし、メモリカードその他の外部記憶媒体
から取得してもよく、或いは、ネットワークを介して機
種情報の提供サーバーから取得してもよい。
【0027】カメラ発売日検索手段32によって知得し
たカメラ発売日の情報は、日付比較判定部34へと送ら
れる。日付比較判定部34は、カメラ発売日と、対象画
像の日付情報とを対比し、発売日以後の日付か、それと
も古い日付(発売日より前の日付)かの判定を行う。そ
の判定結果は、画像合成出力部36に与えられ、判定結
果に応じて画像合成出力部36における動作を切り替え
る制御を行う。
【0028】撮影日付がカメラ発売日以後の日付の場合
には、撮影日付が適正なものであると判断し、画像合成
出力部36において本画像の画像内容に日付を合成する
処理を行う。例えば、画面右下などの所定の位置に日付
を示す表示が合成される。
【0029】本画像に日付が合成された合成画像は、出
力先38へと出力される。出力先38がディスプレイの
場合には、ディスプレイの画面に本画像と日付が一緒に
表示される。出力先38がプリンタの場合には、本画像
と日付が一緒に記録シートに印刷される。
【0030】その一方、撮影日付がカメラ発売日よりも
古い場合には、不正な日付であると判断し、画像合成出
力部36において日付の合成処理を行わず、本画像のみ
の画像を出力先38へ出力する。出力先38がディスプ
レイの場合には、ディスプレイの画面に日付の省略され
た本画像が表示される。出力先38がプリンタの場合に
は、日付が省略された画像が記録シートに印刷される。
【0031】本実施形態の変形例として、画像出力装置
20がディスプレイを有する印刷装置である場合におい
て、撮影日付がカメラ発売日よりも古いと判定されたと
きに、「!日付が正しくありません。日付を変更します
か?」などの確認ダイアログをディスプレイに表示し
て、ユーザに日付の訂正操作を促す機能を付加してもよ
い。
【0032】次に、上記の如く構成された画像出力装置
20の動作について説明する。図2は、画像出力装置2
0の制御手順を示すフローチャートである。画像出力装
置20のメディア読取部22に記録メディア10を挿入
すると、制御がスタートし(ステップS200)、メデ
ィアの読み込み処理を行う(ステップS210)。対象
となる画像ファイルから本画像部分を取り出す処理(ス
テップS212)、撮影日付の情報を取り出す処理(ス
テップS214)、及び撮影に使用したカメラの機種情
報の読み出し処理(ステップS216)を行う。
【0033】更に、対応リスト40を参照して当該カメ
ラ機種の発売日情報を取得する(ステップS218)。
撮影日付情報及び発売日情報は、日付比較判定部34へ
と送られ、日付比較判定部34において、撮影日付が発
売日より古いものであるか否かの判別を行う(ステップ
S220)。
【0034】もし、撮影日付がカメラ発売日以後の日付
のとき(NO判定時)は、ステップS222に分岐し、
画像合成出力部36において日付情報を本画像に合成す
る処理を行う。日付が付加された画像データは、出力先
38へと供給され(ステップS230)、出力先38の
ディスプレイに日付合成された画像内容が表示される。
出力先38が印刷装置(プリンタ)の場合には、日付合
成された画像内容が記録シートにプリントされる。画像
に日付を付加する態様としては、上記のように本画像に
合成するのみならず、記録シートの裏面(画像の印刷面
の裏側)に日付を書き込む態様もある。
【0035】ステップS220において、撮影日付がカ
メラ発売日よりも古いとき(YES判定時)は、ステッ
プS224に進み、画像合成出力部36において日付情
報の合成処理を実行せずに、本画像のみを出力先38へ
供給する(ステップS230)。この場合には、日付が
省略された画像がディスプレイに表示され、或いは印刷
される。
【0036】ステップS230で画像を出力先に与える
処理が完了したら、本制御シーケンスが終了する(ステ
ップS240)。
【0037】本例の画像出力装置20によれば、対象画
像に付帯する撮影日付の情報をカメラ発売日と比較し、
撮影日付が適正なものか否かの判断を行い、撮影日付の
妥当性が認められる時には、対象画像に日付を付加して
出力する一方、明らかに不正日付であると認められる場
合には、日付を省略して対象画像を出力し、或いは、日
付の是正操作をユーザに促す警告を行うようにしたの
で、不正日付のまま対象画像が出力されてしまうことを
防止することができる。
【0038】本発明によれば、記録メディア10内に格
納されている画像を順次、撮影日付を付加して自動印刷
するモードの時に、各画像ファイルについて図2で説明
した処理を行い、かかる自動印刷実行の最中に「不正日
付」と判定された画像があれば、当該画像については日
付印刷を省略し、或いは、ディスプレイに確認のダイア
ログを提示して、ユーザに日付是正操作を促す機能を具
備する印刷装置を実現することができる。
【0039】上記実施形態では、対応テーブルを利用し
て該当するカメラ機種の発売日の情報を取得している
が、各画像ファイル内にカメラの発売日情報を直接的に
記述しておく態様も可能である。
【0040】本発明の他の適用例として、記録メディア
10として写真フイルムを用いるフイルム再生装置への
適用が可能である。この場合、写真フイルムには、例え
ば、24mm新写真システム(APS)対応のカートリ
ッジフイルムを使用する。24mmフイルムは、フイル
ム上に磁気記録層が設けられており、カメラによって様
々な情報を磁気情報として記録することができる。例え
ば、撮影条件、コマ番号、プリントタイプ(縦横比2:
3のCタイプ、9:16のHタイプ、1:3のPタイプ
の別)、撮影日時、カメラの機種情報などを磁気情報と
して記録できる。
【0041】メディア読取部22には、写真フイルムを
照明する光源、写真フイルムからの画像光を集光するレ
ンズ、レンズにより結像された画像光を光電変換するイ
メージセンサ、磁気情報を読み取る手段として磁気ヘッ
ド、及びフイルム給送機構等を備えている。
【0042】現像済みの写真フイルムカートリッジを所
定の挿入部に装着することにより、写真フイルムが自動
的にローディングされ、イメージセンサによって各コマ
のフイルム画像が撮像されるとともに、磁気ヘッドによ
って各コマの磁気情報が読み取られる。写真フイルムに
記録されていた画像は、電子画像データに変換され、各
画像データに関する撮影日時及び撮影に使用したカメラ
機種情報が取得される。その後の処理は、図1及び図2
で説明した例と同様である。
【0043】上記実施の形態では、「発売日」を基準に
不正日付を判断したが、本発明の適用範囲はこれに限ら
ない。例えば、長期間にわたって製造されるカメラの場
合、マイナーチェンジやランニングチェンジなどによっ
て製造ロットごとに製造日が異なる。図3に示したよう
に、ある製品Aの発売日が1999年6月1日であり、
この製品Aの製造ロット番号01の製品は、1999年
5月1日に製造されたものとする。同製品Aの製造ロッ
ト番号02の製品は、製造日が1999年7月1日であ
るとする。その後、製品のマイナーチェンジ等を行い、
製品A′が1999年8月1日に製造されたものとす
る。
【0044】製品の発売日を基準に不正日付を判定する
場合には、製品A(ロット番号02)及び製品A′につ
いても、発売日は1999年6月1日として扱われる
が、製品のシリアル番号や製造ロットの情報を読み込ん
で、製品の「製造日」を識別し、「製造日」を基準に不
正日付を判定すれば、製品A(ロット番号02)及び製
品A′については、更に、精度の高い判定が可能とな
る。
【0045】なお、製品A(ロット番号01)について
も「製造日」を基準に判断することが可能であるが、こ
のロット番号01の製品Aについては、発売日を基準に
判定する方が好ましい。このように、発売日を基準とす
る方法と、製造日を基準とする方法を組み合わせて不正
日付を判断することにより、不正日付の判定精度が一層
向上する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、日
付リセット後、カメラの内蔵時計が正しく設定されない
まま、撮影を実行して、記録媒体に誤った日付が記録さ
れてしまった場合にも、カメラの発売日や製造日などの
基準日を基準にして撮影日付の妥当性を判断し、不正日
付と認めた際には、画像出力の際に撮影日付の付加を省
略するので、不正日付のまま表示若しくは印刷されてし
まうことを抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像出力装置のブロッ
ク図
【図2】本例の画像出力装置の制御手順を示すフローチ
ャート
【図3】本発明の他の実施形態を示す説明図
【符号の説明】
10…記録メディア(記録媒体)、20…画像出力装
置、24…本画像取出部(画像取出手段)、26…日付
情報取出部(撮影日付取出手段)、28…カメラ機種情
報取得部、32…カメラ発売日検索手段(基準日特定手
段)、34…日付比較判定部(不正日付判別手段)、3
6…画像合成出力部(日付情報制限手段、日付情報付加
手段)、40…対応リスト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影に使用されるカメラについて、特定
    の日付より前の日付では撮影が行われる可能性が無いと
    される前記特定の日付を「基準日」として定め、 前記カメラを用いた撮影時に、撮影画像とともに、当該
    カメラの内蔵時計が示す撮影日付の情報及び当該カメラ
    の基準日の特定に寄与する基準日関連情報を記録媒体に
    記録し、 その後、前記記録媒体から前記撮影画像、前記撮影日付
    の情報、及び前記基準日関連情報を読み取り、 前記基準日関連情報から当該カメラの基準日を特定する
    とともに、前記撮影日付と前記基準日とを比較し、 前記撮影日付が前記基準日以後の日付であるときは、撮
    影画像に撮影日付の情報を付加して出力する一方、前記
    撮影日付が前記基準日より前の日付であるときは、撮影
    日付が実際の日付と異なる不正日付であると判断し、撮
    影画像に撮影日付の情報を付加する処理を禁止して撮影
    日付が省略された画像を出力することを特徴とする画像
    出力方法。
  2. 【請求項2】 記録媒体に格納されている画像情報を取
    り出す画像取出手段と、 前記画像情報に関する撮影日付の情報を前記記録媒体か
    ら取り出す撮影日付取出手段と、 撮影に使用されるカメラについて、実際の撮影日が特定
    の日付より前の日付とはなり得ない前記特定の日付を
    「基準日」とし、撮影に使用されたカメラの基準日を特
    定する基準日特定手段と、 前記撮影日付及び前記基準日を比較し、前記撮影日付が
    前記基準日より前の日付であるときは、前記撮影日付が
    実際の日付と異なる不正日付であると判断する不正日付
    判別手段と、 前記不正日付判別手段により不正日付であるとの判定を
    得た場合に、前記画像情報に前記撮影日付の情報を付加
    する処理を禁止する日付情報制限手段と、 を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像出力装置におい
    て、前記不正日付判別手段により不正日付であるとの判
    定を得た場合に、警告を提示する警告提示手段を備えた
    ことを特徴とする画像出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像出力装置におい
    て、前記不正日付判別手段により、前記撮影日付が前記
    基準日以後の日付であるとの判定を得たときは、撮影画
    像に撮影日付の情報を付加して出力する一方、前記撮影
    日付が前記基準日より前の日付であるときは、撮影日付
    が省略された画像を出力する日付情報付加手段を備えた
    ことを特徴とする画像出力装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体には、撮影に使用したカメ
    ラの機種を示す機種情報が記録されており、前記基準日
    特定手段は、前記記録媒体から前記機種情報を読み出す
    とともに、カメラ機種とその基準日の対応関係が記述さ
    れた対応リストを参照して当該カメラの基準日を特定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 撮影に使用されるカメラについて、特定
    の日付より前の日付では撮影が行われる可能性が無いと
    される前記特定の日付を「基準日」として定め、 撮影に用いたカメラの基準日の情報を取得するととも
    に、前記カメラの内蔵時計によって得られた撮影日付の
    情報を取得し、前記撮影日付及び前記基準日を比較して
    前記撮影日付が前記基準日より前の日付であるときは、
    前記撮影日付が実際の日付と異なる不正日付であると判
    断することを特徴とする不正日付の判別方法。
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