JP2002334515A - 記録媒体書き込み装置 - Google Patents

記録媒体書き込み装置

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JP2002334515A
JP2002334515A JP2001137076A JP2001137076A JP2002334515A JP 2002334515 A JP2002334515 A JP 2002334515A JP 2001137076 A JP2001137076 A JP 2001137076A JP 2001137076 A JP2001137076 A JP 2001137076A JP 2002334515 A JP2002334515 A JP 2002334515A
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JP
Japan
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JP2001137076A
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English (en)
Inventor
Kazunobu Shima
和伸 志摩
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質の保証された記録媒体についてのみ書き
込みができ、書き込みエラーの発生を防止できるような
記録媒体書き込み装置を提供すること。 【解決手段】 ネガフィルムから取得された画像データ
をCD−Rに対して所定のファイル形式で記録する記録
媒体書き込み装置3であって、CD−Rに付与されてい
る、品質を保証することを示すバーコードを検出する固
有情報検出部44と、バーコードが検出された場合はC
D−Rへの画像データの書き込みを許可し、バーコード
が検出されなかった場合はCD−Rへの画像データの書
き込みを禁止する書き込み制御部43を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成媒体から
取得された画像データを記録媒体に対して所定のファイ
ル形式で記録する記録媒体書き込み装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ラボ店(写真店)では、顧客から同時プ
リントや焼き増しプリントの依頼を受けると、ネガフィ
ルムの現像処理を行い、印画紙(ペーパー)に画像を焼
き付け露光した写真プリントを作成し、現像済みのネガ
フィルムと共に写真プリントを顧客に手渡す。さらに、
写真処理の分野においても、デジタル技術の進歩によ
り、現像済みネガフィルムの画像を写真プリントにする
のではなく、ネガフィルムの画像をスキャナーにより読
み取りデジタルデータ化し、この画像データを記録媒体
(CD−R等)に所定のファイル形式で保存して顧客に
返却するというサービスも浸透しつつある。顧客は、か
かる画像データをパソコンに取り込むことにより、種々
の目的に活用することができる。
【0003】例えば、上記サービスの一例として、現像
済みネガフィルムの画像をスキャナーにより読み取り、
この読み取られた画像データをCD−Rに記録して顧客
に提供するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録媒
体に画像データの書き込みを行う場合に、記録媒体のド
ライブ装置との相性で書き込みエラーが発生することが
ある。また、記録媒体の品質上の問題で書き込みエラー
が発生することがある。さらに、書き込みエラーが発生
しなくても、後日読み込みエラーが発生することもあ
る。したがって、あらかじめ記録媒体の品質をチェック
しておき保証できるようなシステムが望まれている。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、品質の保証された記録媒体について
のみ書き込みができ、書き込みエラーの発生を防止でき
るような記録媒体書き込み装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る記録媒体書き込み装置は、画像形成媒体か
ら取得された画像データを記録媒体に対して所定のファ
イル形式で記録する記録媒体書き込み装置であって、前
記記録媒体に付与されている、品質を保証することを示
す固有情報を検出する固有情報検出手段と、前記固有情
報が検出された場合は前記記録媒体への画像データの書
き込みを許可し、前記固有情報が検出されなかった場合
は前記記録媒体への画像データの書き込みを禁止する書
き込み制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0007】この構成による記録媒体書き込み装置の作
用・効果は以下の通りである。まず、記録媒体の品質を
あらかじめチェックしておく。例えば、1ロット単位で
抜き取り検査を行い、検査結果がOKであれば、そのロ
ットに係る記録媒体の品質はOKであるとする。品質が
保証された記録媒体については、品質を保証することを
示す固有情報を付与する。そして、固有情報検出手段に
より固有情報が検出された場合は、記録媒体への画像デ
ータの書き込みを許可する。固有情報が検出されなかっ
た場合は、画像データの書き込みを禁止する。これによ
り、品質の保証されていない記録媒体への書き込みを防
止することができるので、書き込みエラーが発生するこ
とを未然に防ぐことができる。その結果、品質の保証さ
れた記録媒体についてのみ書き込みができ、書き込みエ
ラーの発生を防止できるような記録媒体書き込み装置を
提供することができる。
【0008】本発明の好適な実施形態として、前記固有
情報は、前記記録媒体のレーベル面に形成された読み取
り可能な情報であるものがあげられる。
【0009】例えば、記録媒体のレーベル面の特定の場
所にバーコードを形成したり、文字情報を形成したりし
て、この情報を固有情報検出手段により読み取ることが
できる。このような情報は、印字装置を使用して簡単に
形成することができる。そのほかに、直接レーベル面に
印字するのではなく、シール等に情報を印字したものを
レーベル面に貼り付けても良い。つまり、固有情報のレ
ーベル面への形成方法については特定の方法に限定され
るものではない。
【0010】本発明の別の好適な実施形態として、前記
固有情報は、前記記録媒体の記録面にあらかじめ書き込
まれたチェック用ファイルであるものがあげられる。
【0011】記録媒体への書き込みを行う前に、固有情
報検出手段により、ファイルの存在を検出すれば、画像
データの書き込みを行う。あらかじめチェック用ファイ
ルを書き込むだけであり、そのための専用のハードウェ
アは不要である。したがって、コスト的な面で利点を有
する。
【0012】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記固有情報は、前記記録媒体の外形に物理的に形成さ
れたものがあげられる。
【0013】例えば、外形に穴や突起を形成し、この穴
や突起を固有情報検出手段により検出することにより、
固有情報として検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る記録媒体書き込み装
置が用いられている写真処理システムの好適な実施形態
を、図面を利用して説明する。
【0015】<写真処理システムの構成>この写真処理
システムは、大きく分けてプリンタプロセッサー1と、
スキャナー装置2と、CD−R書き込み装置3(記録媒
体書き込み装置に相当する。)とから構成される。ま
た、プリンタプロセッサー1とスキャナー装置2、及
び、スキャナー装置2とCD−R書き込み装置3とは、
通信ケーブル4,5により接続されている。
【0016】プリンタプロセッサー1は、プリンタ部1
Aとプロセッサー部1Bとを有しており、スキャナー装
置2から送信されてきた画像データに基づいて写真プリ
ントを作成する。プリンタ部1Aの上部には、2機のペ
ーパーマガジン10a,10bが装着される。ペーパー
マガジン10a,10bには、ロール状にペーパー(写
真感光材料に相当する。)が収容されており、いずれか
のペーパーマガジン10a,10bからペーパーが装置
内部に引き出されるようになっている。装置内部のペー
パーの搬送経路を破線で示す。プリンタ部1Aには、ペ
ーパーをプリントサイズにカットするカッター11と、
ペーパーに画像を露光するデジタル式の露光エンジン1
2と、プリンタプロセッサー1の各部の作動制御を行う
コントローラ13とを備えている。
【0017】プロセッサー部1Bには、露光済みのペー
パーに対して現像処理・乾燥処理を行い、仕上がりの写
真プリントとして装置外部に排出する。排出された写真
プリントは、1オーダー毎にソータ(集積装置)により
集積される。
【0018】スキャナー装置2は、画像形成媒体から画
像データを取り込むための装置である。画像形成媒体が
ネガフィルム(写真フィルム)である場合には、ネガフ
ィルムをネガキャリア20にセットすることでネガフィ
ルムの画像を取得することができる。そのための読み取
り用光源部21も備えられている。モニター22は、読
み取られた画像を表示させるものである。さらに、画像
形成媒体として写真フィルム以外からも画像データを取
得することができ、例えば、写真プリント、任意の印刷
物、デジタルカメラの記憶媒体等からも画像データを取
得することができる。そのためのドライバ装置23設け
られている。
【0019】CD−R書き込み装置3は、スキャナー装
置2により取得した画像データを所定のファイル形式で
CD−Rに書き込むための装置である。ファイル形式と
しては、JPEG、GIFF、ビットマップ等があげら
れるが、特定のファイル形式に限定されるものではな
い。CD−R書き込み装置3は、大きく分けて、書き込
み本体部30、パソコン本体部31、モニター31Mと
から構成されている。
【0020】<CD−R書き込み装置の構成>図2は、
書き込み本体部の構成を示す外観図である。書き込み本
体部30は、CD−Rのレーベル面に印刷を行う印刷部
32と、CD−Rの記録面に画像データの書き込みを行
うレコード部33(書き込み部に相当する。 )と、C
D−Rを上下方向に集積するCD−R集積部34と、C
D−Rピッカー35とを備えている。
【0021】印刷部32には、図2の矢印A方向に移動
可能なトレイ32aが備えられ、トレイ32aの上にC
D−Rを搭載することができる。レコード部33も同様
にトレイ33aを備えている。CD−R集積部34も同
様に矢印B方向に移動可能に構成されている。CD−R
集積部34は、データが書き込まれていない生ディスク
C1を集積する第1集積部34aと、データが書き込ま
れ、かつレーベル面に印刷がされた処理済ディスクC2
を集積する第2集積部34bとを備えている。
【0022】また、CD−Rピッカー35は、CD−R
の中央部の穴を利用してCD−Rをつかむ機構を有して
おり、ガイド部36により上下方向(矢印C)にスライ
ド移動することができる。CD−Rピッカー35の機能
は、第1集積部34aの一番上に積み重ねられているC
D−Rをつかんで印刷部32のトレイ32aの上にの
せ、レーベル面の印刷が終了したCD−Rをつかんで、
レコード部33のトレイ33aの上にのせる。そして、
レコード部33においてデータの書き込みの終了したデ
ィスクをつかんで、第2集積部34bに順番に積み重ね
ていく。
【0023】<レコード部の構成>図3は、レコード部
33の内部構成を示す図である。トレイ33aの搭載面
の上には図示のようにCD−Rが搭載される。トレイ3
3aは、トレイ収納位置と取り出し位置との間を移動可
能に構成される。また、トレイの取り出し口の近傍に
は、固有情報検出部44(図4参照)として機能するL
ED331とフォトダイオード332とが設けられてい
る。これは、CD−Rのレーベル面に印刷されているバ
ーコード(固有情報)の存在を検出するものである。
【0024】すでに述べたように、CD−Rに画像デー
タの書き込みを行う場合に、CD−Rのドライブ装置と
の相性で書き込みエラーが発生することがある。また、
CD−Rの品質上の問題で書き込みエラーが発生するこ
とがある。さらに、書き込みエラーが発生しなくても、
後日読み込みエラーが発生することもある。したがっ
て、あらかじめCD−Rの品質をチェックしておき、こ
れを保証できるようなシステムが望まれている。
【0025】そこで、まずCD−Rの品質をあらかじめ
チェックしておき、品質上問題のないCD−Rをラボ店
等に提供するようにする。品質チェックは、例えば、プ
リンタプロセッサーメーカーの方で予めロット単位で行
っておき、品質チェックをしておく。チェックは全数で
はなく抜き取り検査でよい。品質をチェックしてOKで
あれば、レーベル面にバーコードを印刷する。このバー
コードが印字されていることにより、品質保証をするこ
とができる。
【0026】<記録媒体書き込み装置のブロック図>図
4は、記録媒体書き込み装置のブロック構成を示す図で
ある。制御部40は、記録媒体書き込み装置の各部の作
動を制御する。画像メモリ41は、スキャナー装置2に
よりネガフィルムから取得された画像データが転送され
てくると、一時的に保存する。書き込みヘッド42は、
CD−Rの記録面に画像データを書き込む。固有情報検
出部44は、レーベル面に印字されたバーコードを検出
する。書き込み制御部43は、固有情報検出部44によ
りバーコードを検出した場合は、書き込みヘッド42に
よる画像データの書き込みを許可する。バーコードを検
出できなかった場合は、品質が保証されないので画像デ
ータの書き込みを禁止する。
【0027】<画像データ書き込み作用>画像データを
書き込むときの作用を図5のフローチャートにより説明
する。
【0028】まず、スキャナー装置2を用いて、現像済
みネガフィルムの画像を取り込む(#1)。取り込まれ
た画像データは、記録媒体書き込み装置3に送信され画
像メモリ41に画像データが保存される(#2)。次
に、CD−Rピッカー35によりCD−R集積部34に
集積されている生ディスクを取り出し(#3)、レコー
ド部33のトレイ33aの少し上の位置にまで移動し、
トレイ33aを開く(#4)。トレイ33aの搭載面の
上にCD−Rを載せて、トレイ33aを閉める(#
5)。
【0029】トレイ33aを閉めた後、CD−Rを回転
させると共に、LED331から発光させ、レーベル面
からの反射光をフォトダイオード332により検出し、
これに基づいて所定のバーコード(固有情報)が検出さ
れたか否かを判断する(#6)。バーコードが検出され
ると、画像データが書き込まれ、書き込みが終了後、ト
レイ33aが開かれCD−Rが取り出される(#8)。
バーコードが検出されない場合は、書き込みがされず、
そのままCD−Rが取り出される(#8)。
【0030】<別実施形態> (1)記録媒体としては、CD−R以外に、DVDやM
O等の記録媒体でも良い。
【0031】(2)固有情報の付与の形態としては、本
実施形態のものに限定されるものではない。例えば、図
6のように、記録媒体のケース部材50に判別用の穴5
1(固有情報に相当する。)を形成しても良い。なお、
図番52は周知の書き込み禁止の確認穴である。また、
レーベル面に形成する固有情報はバーコード以外にも、
文字情報や符号等を印字しても良く、さらに、シールに
固有情報を印刷したものをレーベル面に貼り付けても良
い。
【0032】その他に、記録媒体の記録面に予め固有情
報としてのチェック用ファイルを書き込むようにしても
よい。ファイルの形式は任意で良い。画像データの書き
込みを行う前に、ファイルの読み取りを読み取りヘッド
により行う。ファイルの存在を検出できれば、画像デー
タの書き込みを許可する。
【0033】(3)本実施形態では、固有情報を検出し
た場合は、画像データの書き込みを禁止している。 し
かし、ラボ店等によっては、固有情報の有無にかかわら
ず画像データの書き込みを行いたい場合がある。そこ
で、固有情報のチェックを行う第1モードと、固有情報
のチェックを行わない第2モードとを設け、モードを選
択できるように構成することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理システムの構成を示す模式図
【図2】記録媒体書き込み装置の外観構成を示す斜視図
【図3】レコード部の内部構成を示す図
【図4】記録媒体書き込み装置の制御ブロック構成を示
す図
【図5】記録媒体への書き込みの作用を示すフローチャ
ート
【図6】固有情報を付与する別実施形態を示す図
【符号の説明】
2 スキャナー装置 3 記録媒体書き込み装置 40 制御部 43 書き込み制御部 50 記録媒体 Ba バーコード(固有情報)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成媒体から取得された画像データ
    を記録媒体に対して所定のファイル形式で記録する記録
    媒体書き込み装置であって、 前記記録媒体に付与されている、品質を保証することを
    示す固有情報を検出する固有情報検出手段と、 前記固有情報が検出された場合は前記記録媒体への画像
    データの書き込みを許可し、前記固有情報が検出されな
    かった場合は前記記録媒体への画像データの書き込みを
    禁止する書き込み制御手段を備えたことを特徴とする記
    録媒体書き込み装置。
  2. 【請求項2】 前記固有情報は、前記記録媒体のレーベ
    ル面に形成された読み取り可能な情報であることを特徴
    とする請求項1に記載の記録媒体書き込み装置。
  3. 【請求項3】 前記固有情報は、前記記録媒体の記録面
    にあらかじめ書き込まれたチェック用ファイルであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録媒体書き込み装
    置。
  4. 【請求項4】 前記固有情報は、前記記録媒体の外形に
    物理的に形成されたものであることを特徴とする請求項
    1に記載の記録媒体書き込み装置。
JP2001137076A 2001-05-08 2001-05-08 記録媒体書き込み装置 Pending JP2002334515A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163480A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163480A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置

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