JP2004081652A - 洗濯機 - Google Patents

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矢澤 龍太
Kazutoshi Adachi
足立 一利
Kenichi Akasaka
赤坂 兼一
Ryusuke Imanishi
今西 龍介
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Abstract

【課題】強制循環水路を利用し洗剤液を循環する洗濯機において、所定水量よりも少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得られるようにし、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進し、洗浄性能を向上する。
【解決手段】外槽4内に内包した洗濯兼脱水槽1の底部にパルセータ2を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽1の上部に流体バランサ8を配設し、パルセータ2の下側羽根10の外周に形成したポンプ室11から流体バランサ8近傍まで強制循環水路16を形成する。強制循環水路16に、パルセータ2の下側羽根10によるポンプアップ作用により洗濯水を洗濯兼脱水槽1の上部より吐出する第1の吐出口17と、この第1の吐出口17よりも下方に位置する第2の吐出口18とを設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯兼脱水槽内に設けた強制循環水路を利用し洗剤液を循環する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、代表的な洗濯機は、パルセータと呼ばれる撹拌翼を回転させて洗濯するものであり、この種の洗濯機の構成を図6を参照しながら説明する。
【0003】
図6に示すように、洗濯兼脱水槽1は、底部にパルセータ2を回転自在に配設し、底部裏面に取り付け用のフランジ3を取り付けている。外槽4は、洗濯兼脱水槽1の外側に設けており、外槽4の下面に洗濯兼脱水槽1およびパルセータ2を駆動するモータ5を取り付けている。また、外槽4は、外枠6にサスペンション7によって防振支持されている。洗濯兼脱水槽1の上部に液体を内封した流体バランサ8が固着している。
【0004】
洗濯兼脱水槽1の側面部に強制循環水路9を形成しており、パルセータ2の回転により、パルセータ2の裏面の水がパルセータ2の下側羽根10の外周に形成したポンプ室11から強制循環水路9を通り、流体バランサ8まで到達して強制循環水路9の開口部12より洗濯兼脱水槽1内に吐出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の洗濯機では、強制循環水路9を通して循環吐出される水量は、開口部12と水面の位置関係の影響が大きく、洗濯する衣類の所定水量よりも少ない水量を給水し高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯する衣類が少なく水位が低い低水位や少量水位のときには、循環吐出される水量は少なく、洗剤の溶解の促進や洗剤を衣類にかけることによる洗浄の向上が望みにくいという問題を有していた。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、所定水量よりも少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得られるようにし、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進し、洗浄性能を向上することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、外槽内に内包した洗濯兼脱水槽の底部にパルセータを回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽の上部に流体バランサを配設し、パルセータの下側羽根の外周に形成したポンプ室から流体バランサ近傍まで強制循環水路を形成し、強制循環水路に、パルセータの下側羽根によるポンプアップ作用により洗濯水を洗濯兼脱水槽の上部より吐出する第1の吐出口と、この第1の吐出口よりも下方に位置する第2の吐出口とを設けたものである。
【0008】
これにより、所定水量よりも少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得ることができ、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯兼脱水槽の底部に回転自在に配設したパルセータと、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記洗濯兼脱水槽の上部に配設した流体バランサと、前記パルセータの下側羽根の外周に形成したポンプ室から前記流体バランサ近傍まで形成した強制循環水路とを備え、前記強制循環水路に、前記パルセータの下側羽根によるポンプアップ作用により洗濯水を前記洗濯兼脱水槽の上部より吐出する第1の吐出口と、この第1の吐出口よりも下方に位置する第2の吐出口とを設けたものであり、パルセータの下側羽根によるポンプアップ作用により、第1の吐出口と第2の吐出口より洗濯水を吐出することができ、所定水量よりも少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得ることができ、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、洗濯兼脱水槽に少なくとも1対の強制循環水路を対向して設けたものであり、循環水の吐出口を増やすことができて、洗濯水の循環流量がさらに増えるため、洗剤の溶解を促進することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、洗濯兼脱水槽に少なくとも1対の強制循環水路を対向して設け、一方の強制循環水路の上部の第1の吐出口の位置を他方の強制循環水路の第1の吐出口よりも低くしたものであり、所定水量よりも少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得ることができ、また、循環水の吐出口を増やすことで洗濯水の循環流量がさらに増え、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、上記請求項2または3に記載の発明において、一方の強制循環水路に設けた第1の吐出口および第2の吐出口は、他方の強制循環水路に設けた第1の吐出口および第2の吐出口の高さ方向の位置と異なる位置に設けたものであり、各々の設定水位に対して十分な循環水の吐出口を設置することができるとともに、所定水量より少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得ることができ、また、循環水の吐出口を増やすことで洗濯水の循環流量がさらに増え、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、上記請求項2〜4に記載の発明において、一方の強制循環水路の第1の吐出口および第2の吐出口の位置は、他方の強制循環水路の第1の吐出口および第2の吐出口の位置よりもそれぞれ高く、かつ、一方の強制循環水路の第2の吐出口は他方の強制循環水路の第1の吐出口よりも低くしたものであり、各々の設定水位に対して十分な循環水の吐出口を設置することができるとともに、所定水量より少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得ることができ、また、循環水の吐出口を増やすことで洗濯水の循環流量がさらに増え、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜5に記載の発明において、強制循環水路に設けた吐出口は、その開口部の下端中央部の高さを、下端両側の高さより高くしたものであり、強制循環水路からの吐出パターンを広角に吐出することができ、洗濯兼脱水槽内の衣類に万遍なく振りかけることができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0016】
(実施例1)
図1に示すように、排水弁13は外槽4内の洗濯水を排水し、給水弁14は洗濯兼脱水槽1内に給水するものである。制御装置15は、モータ5、排水弁13、給水弁14などを制御して、洗濯、すすぎ、脱水の一連の工程を逐次制御するものである。
【0017】
洗濯兼脱水槽1の側面部に、パルセータ2の下側羽根10の外周に形成したポンプ室11から流体バランサ8の近傍まで強制循環水路16を形成しており、この強制循環水路16に、パルセータ2の下側羽根10によるポンプアップ作用により洗濯水を洗濯兼脱水槽1の上部より吐出する第1の吐出口17と、この第1の吐出口17よりも下方に位置する第2の吐出口18とを設けている。
【0018】
上記構成において動作を説明すると、図2に示すように、制御手段15は、洗濯兼脱水槽1内に投入された洗濯物の所定水量aの約1/2aの水量まで給水弁14を動作させ、水位検知手段19により検知した水位が1/2aに達した時点で給水弁14の動作を停止し、洗濯水の濃度が約2倍の高濃度の洗濯水でモータ5を駆動し、パルセータ2の撹拌力で所定時間t1まで高濃度撹拌をした後、給水弁14を再び動作し、所定水量まで給水し撹拌する行程を行う。
【0019】
このとき、洗濯兼脱水槽1内の水位が所定水量aの1/2の水量のように少ないときは、パルセータ2の回転によりパルセータ2の裏面の水は強制循環水路16を通り上方へと揚がるが、第1の吐出口17から吐出する循環水の量は少なく、場合によっては循環水を吐出できないが、第1の吐出口17より下方に位置する第2の吐出口18より循環水を吐出することができる。
【0020】
さらに、洗濯兼脱水槽1内の水量が所定水量aになり、水位が高いときは、第1の吐出口17より洗濯兼脱水槽1内に吐出することができる。このとき、第2の吐出口18は水面下にあり、水中に循環水を吐出している。
【0021】
このことにより、洗濯水の濃度が約2倍の高濃度の洗濯水で洗浄を行うとき、必然的に水位が低くなる場合や、低水位や少量水量などの所定水量の水が洗濯兼脱水槽1内に入っても水位が低くなる場合においても、第1の吐出口17または第2の吐出口18からの吐出量を十分に得ることができ、洗濯水の循環効率が上がるため洗剤の溶解を促進することができ、高濃度の洗濯水を使って洗濯物を洗うことができるため、洗剤量を増やすことなく洗浄性能を向上することができ、使用水量を低減することができる。
【0022】
また、水位が高水位のときは、水面上に浮上する衣類に対しては第1の吐出口17から吐出される洗濯水により洗濯物を沈め、さらに、洗濯水を洗濯兼脱水槽1内の衣類に振りかけるようにすることができるため、洗浄むらを低減し、洗浄性能を向上することができる。
【0023】
(実施例2)
図3に示すように、洗濯兼脱水槽1内に第1の強制循環水路20および第2の強制循環水路21を形成し、それぞれ洗濯兼脱水槽1内の対向した位置に配置している。第1の強制循環水路20には第1の吐出口22と、この第1の吐出口22よりも下方の高さに第2の吐出口23を形成し、第2の強制循環水路21にも同様に、第1の吐出口24と、この第1の吐出口24よりも下方の高さに第2の吐出口25を形成し、さらに第1の吐出口24は、第1の強制循環水路20の第1の吐出口22よりも低い位置に設けている。他の構成は実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
上記構成において動作を説明すると、上記実施例1で説明した少ない水量の高濃度の洗濯水で洗濯を行う場合や、低水位や少量水量などの所定水量の水が洗濯兼脱水槽1内に入っても水位が低くなる場合において、第1の強制循環水路20の第1の吐出口22からの吐出する循環水の量は少なく、場合によっては循環水を吐出できないが、第2の強制循環水路21の第1吐出口24および第2の吐出口25および第1の強制循環水路20の第2の吐出口23より循環水を吐出することができる。
【0025】
また、洗濯兼脱水槽1内の水位が高いとき、パルセータ2の回転によりパルセータ2裏面の水は第1の強制循環水路20を通り流体バランサ8まで到達して第1の吐出口22より洗濯兼脱水槽1内に吐出する。このとき、第2の強制循環水路21の第1の吐出口24、第2の吐出口25および第1の強制循環水路20の第2の吐出口23は水面下にあり、水中に循環水を吐出している。
【0026】
このことにより、洗濯水の濃度が約2倍の高濃度の洗濯水で洗浄を行うとき、必然的に水位が低くなる場合や、低水位や少量水量などの所定水量の水が洗濯兼脱水槽1内に入っても水位が低くなる場合においても、循環水の吐出口の数を増やすことで吐出量を十分に得ることができ、洗濯水の循環効率が上がるため洗剤の溶解を促進することができる。また、高濃度の洗濯水を使って洗濯物を洗うことができるため、洗剤量を増やすことなく洗浄性能を向上することができ、使用水量を低減することができる。
【0027】
さらに、水位が高水位のときは、水面上に浮上する衣類に対しては第1の吐出口22から吐出される洗濯水により洗濯物を沈め、さらに、洗濯水を洗濯兼脱水槽1内の衣類に振りかけるようにすることができるため、洗浄むらを低減し、洗浄性能を向上することができる。
【0028】
(実施例3)
図4に示すように、洗濯兼脱水槽1内に第1の強制循環水路26および第2の強制循環水路27を形成し、それぞれ洗濯兼脱水槽1内の対向した位置に配置している。第1の強制循環水路26には第1の吐出口28と、第1の吐出口28よりも下方の高さに第2の吐出口29を形成し、第2の強制循環水路27にも同様に、第1の吐出口30と、第1の吐出口30よりも下方の高さに第2の吐出口31を形成している。
【0029】
さらに、第1の強制循環水路26の第1の吐出口28は、第2の強制循環水路27の第1の吐出口30とは異なる高さにあり、また、第2の吐出口29、31においてもそれぞれ異なる高さに設けている。
【0030】
各強制循環水路の各吐出口の高さ位置は、各洗濯水位よりも20mmほど高い位置に設置している。例えば、図4に示すように、第1の強制循環水路26の第1の吐出口28の高さ位置は、高水位bよりも20mmほど高い位置に設置し、第2の強制循環水路27の第1の吐出口30の高さ位置は、中水位cよりも20mmほど高い位置に設置し、第1の強制循環水路26の第2の吐出口29の高さ位置は、低水位d(=1/2b)よりも20mmほど高い位置に設置し、第2の強制循環水路27の第2の吐出口31の高さ位置は、少量水位e(=1/2c)よりも20mmほど高い位置に設置している。他の構成は実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0031】
上記構成において動作を説明すると、定格容量の洗濯物を投入された場合、洗濯水位は高水位bに設定される。制御手段15は高水位bの1/2の水量である低水位dまで給水弁14を動作させ、水位検知手段19により検知した水位が低水位dに達した時点で給水弁14の動作を停止し、洗濯水の濃度が約2倍の洗濯水でモータ5を駆動し、高濃度撹拌をした後、給水弁14を再び動作させ、所定水位bまで給水し撹拌する行程を行う。
【0032】
洗濯兼脱水槽1内の水位が所定水位bの1/2の水位のより低いときは、パルセータ2の回転によりパルセータ2の裏面の水は第1の強制循環水路26および第2の強制循環水路27を通り上方へと揚がり、第1の強制循環水路26の第2の吐出口29および第2の強制循環水路27の第2の吐出口31から循環水を吐出することができる。また、場合によっては、第2の強制循環水路27の第1の吐出口30から循環水を吐出することができる。
【0033】
また、高水位以外の設定水位についても、高濃度撹拌時および所定水位のときに、少なくとも1つ以上の吐出口から循環水を吐出することができる。
【0034】
このように、選択されたどの設定水位においても、より多くの循環水を吐出できるため洗濯水の循環効率を高めることができて、洗剤の溶解性を促進するとともに、高濃度の洗濯水を洗濯兼脱水槽1内の洗濯物に振りかけることができるため、洗浄むらを低減できて、洗浄性能を向上することができる。
【0035】
さらに、所定水位に給水した場合でも、各水位よりも高い位置に少なくとも1つ以上の吐出口を設置しているため、洗濯水により洗濯物を沈め、洗濯水を洗濯兼脱水槽1内の衣類に振りかけることができるため、洗浄むらを低減し、洗浄性能を向上することができる。
【0036】
(実施例4)
図5に示すように、強制循環水路32は略円弧状に形成しており、強制循環水路32の吐出口は、その開口部の下端中央部33の高さを下端両側34よりも高くしている。他の構成は実施例1と同じである。
【0037】
上記構成において動作を説明すると、吐出口の開口部より吐出される洗濯水は、下端中央部33において上端部との隙間が狭いため、そこから吐出する吐出量Aよりも、隙間が広い両端側の開口部からの吐出量Bが増えるとともに、流速も増えるため循環水を両端側に広がる広角に吐出することができる。
【0038】
これにより、洗濯兼脱水槽内の衣類に万遍なく振りかけることができるため、洗浄むらを低減することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載の発明によれば、強制循環水路に、パルセータの下側羽根によるポンプアップ作用により洗濯水を洗濯兼脱水槽の上部より吐出する第1の吐出口と、この第1の吐出口よりも下方に位置する第2の吐出口とを設けたことにより、所定水量よりも少ない水量の洗剤の濃度が高濃度の洗濯水で洗濯するときや、洗濯兼脱水槽内の水位が低い場合においても吐出量を十分に得ることができ、洗濯水の循環効率を上げることにより洗剤の溶解を促進することができ、洗浄性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】同洗濯機の洗濯行程の動作タイムチャート
【図3】本発明の第2の実施例の洗濯機の縦断面図
【図4】本発明の第3の実施例の洗濯機の縦断面図
【図5】(a)本発明の第4の実施例の洗濯機の強制循環水路の正面図
(b)同洗濯機の強制循環水路の上面図
【図6】従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽
2 パルセータ
4 外槽
8 流体バランサ
10 下側羽根
11 ポンプ室
16 強制循環水路
17 第1の吐出口
18 第2の吐出口

Claims (6)

  1. 洗濯兼脱水槽の底部に回転自在に配設したパルセータと、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記洗濯兼脱水槽の上部に配設した流体バランサと、前記パルセータの下側羽根の外周に形成したポンプ室から前記流体バランサ近傍まで形成した強制循環水路とを備え、前記強制循環水路に、前記パルセータの下側羽根によるポンプアップ作用により洗濯水を前記洗濯兼脱水槽の上部より吐出する第1の吐出口と、この第1の吐出口よりも下方に位置する第2の吐出口とを設けた洗濯機。
  2. 洗濯兼脱水槽に少なくとも1対の強制循環水路を対向して設けた請求項1記載の洗濯機。
  3. 洗濯兼脱水槽に少なくとも1対の強制循環水路を対向して設け、一方の強制循環水路の上部の第1の吐出口の位置を他方の強制循環水路の第1の吐出口よりも低くした請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 一方の強制循環水路に設けた第1の吐出口および第2の吐出口は、他方の強制循環水路に設けた第1の吐出口および第2の吐出口の高さ方向の位置と異なる位置に設けた請求項2または3記載の洗濯機。
  5. 一方の強制循環水路の第1の吐出口および第2の吐出口の位置は、他方の強制循環水路の第1の吐出口および第2の吐出口の位置よりもそれぞれ高く、かつ、一方の強制循環水路の第2の吐出口は他方の強制循環水路の第1の吐出口よりも低くした請求項2〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  6. 強制循環水路に設けた吐出口は、その開口部の下端中央部の高さを、下端両側の高さより高くした請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯機。
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