JP2017196030A - 洗濯機 - Google Patents

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古田 和浩
Kazuhiro Furuta
和浩 古田
金田 至功
Yoshinori Kaneda
至功 金田
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Abstract

【課題】吐出口の高さの制限を受けることなく、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる洗濯機を提供する。【解決手段】本実施形態に係る洗濯機は、水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられる回転槽と、前記回転槽の内周面に設けられ、前記回転槽の軸方向に沿って延びる揚水ダクトと、前記回転槽の底部に回転可能に設けられるパルセータと、前記パルセータの裏面に設けられ、前記パルセータとともに回転することにより前記水槽内の水を前記揚水ダクトを通して上昇させる裏羽根と、前記揚水ダクトに設けられ、前記裏羽根により前記揚水ダクト内を上昇する水を前記回転槽内に吐出する吐出口と、を備え、前記吐出口は、水平方向以外の方向に延びる非水平部を有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、裏羽根を有するパルセータを回転させることにより水槽内の水を揚水ダクトを通して上昇させ、その上昇させた水を上方から回転槽内に吐出することを可能とした洗濯機が考えられている。この構成によれば、回転槽内の洗濯物に上方から水をかけることができ、これにより、洗濯物の洗浄性を高めることができる。
特開2012−55546号公報
ところで、従来の洗濯機において、水の吐出口は、水平方向に沿ってスリット状に開口しており、且つ、このような水平方向に延びるスリット状の吐出口が揚水ダクトの上下方向に沿って複数、例えば、上段、中段、下段の3段に分かれて設けられた構成となっている。そのため、例えば水槽内の水を下段の吐出口よりも高く上昇させたとしても、その上昇量が中段の吐出口の高さに到達しない場合には、下段の吐出口からは水を吐出できるものの、上段および中段の吐出口からは水を吐出することができない。つまり、従来の構成では、水を吐出する高さが吐出口の高さに制限されてしまい、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができない。
そこで、吐出口の高さの制限を受けることなく、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、水槽と、回転槽と、揚水ダクトと、パルセータと、裏羽根と、吐出口と、を備える。回転槽は、前記水槽内に回転可能に設けられている。揚水ダクトは、前記回転槽の内周面に設けられ、前記回転槽の軸方向に沿って延びている。パルセータは、前記回転槽の底部に回転可能に設けられている。裏羽根は、前記パルセータの裏面に設けられ、前記パルセータとともに回転することにより前記水槽内の水を前記揚水ダクトを通して上昇させる。吐出口は、前記揚水ダクトに設けられ、前記裏羽根により前記揚水ダクト内を上昇する水を前記回転槽内に吐出する。そして、前記吐出口は、水平方向以外の方向に延びる非水平部を有する。
本実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断側面図 吐出部の第1構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第2構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第3構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第4構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第5構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第6構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第7構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第8構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図(その1) 吐出部の第8構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図(その2) 吐出部の第9構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第10構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第11構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第12構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第13構成例を概略的に示す揚水ダクトの正面図 吐出部の第14構成例を概略的に示す揚水ダクトの断面図 吐出部の第15構成例を概略的に示す揚水ダクトの断面図 吐出部の第16構成例を概略的に示すものであり、回転槽を仮想的に示す斜視図
以下、洗濯機に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する洗濯機10は、回転槽の回転中心軸が垂直方向に延びる、いわゆる縦軸型の洗濯機である。洗濯機10は、その外郭を構成する外箱11の内部に、上面が開放した有底円筒状の水槽12を備える。水槽12は、弾性吊持機構13によって弾性的に支持されている。外箱11の内部には、図示しない給水機構部が設けられている。水槽12の内部には、この給水機構部から供給される水が貯留される。水槽12の内部には、上面が開放した有底円筒状の回転槽14が回転可能に設けられている。
回転槽14は、垂直な軸線を中心に回転するように構成されており、洗濯物を洗う洗い行程および洗濯物をすすぐすすぎ行程における洗濯槽、および、洗濯物を脱水する脱水行程における脱水槽として兼用される。回転槽14の内部の底部には、パルセータ15が回転可能に設けられている。パルセータ15の裏面、つまり、回転槽14の底部に対向する面には、複数枚の裏羽根16が設けられている。裏羽根16は、パルセータ15の裏面の中心部から周端部に向かって放射状に延びている。回転槽14の底部の上面とパルセータ15の裏面との間にはポンプ室17が形成されている。裏羽根16は、このポンプ室17内に収容されている。
水槽12の下部の中央部には駆動機構部18が設けられている。この駆動機構部18は、可変速駆動が可能なモータ、クラッチ機構、ブレーキ装置などを備えている。洗い行程時またはすすぎ行程時においては、駆動機構部18は、モータの回転力を、クラッチ機構によってパルセータ15に伝達する。脱水行程時においては、駆動機構部18は、モータの回転力を、クラッチ機構によって回転槽14およびパルセータ15に高速で伝達する。
そして、回転槽14の内周面には、当該回転槽14の軸方向、つまり、上下方向に沿って延びる揚水ダクト21が設けられている。揚水ダクト21の下端部は、ポンプ室17に連通されている。パルセータ15が回転すると、当該パルセータ15とともに裏羽根16がポンプ室17内において回転する。そして、ポンプ室17内において回転する裏羽根16により、ポンプ室17内の水が当該ポンプ室17の外周側、つまり、揚水ダクト21側に押し出されるようになり、これにより、ポンプ室17内の水が揚水ダクト21を通して上昇するようになる。即ち、洗濯機10は、ポンプ室17内において裏羽根16を回転させることにより水槽12内の水を揚水ダクト21を通して上昇させるポンプ機能を備えている。
また、揚水ダクト21には、吐出部22が設けられている。吐出部22は、裏羽根16を回転させることによるポンプ機能により揚水ダクト21内を上昇する水を、回転槽14内に吐出する要素である。即ち、洗濯機10は、水槽12内の水を揚水ダクト21を通して上昇させ吐出部22から回転槽14内に吐出する循環機能を有している。
本実施形態に係る洗濯機10は、この吐出部22の構成に特徴を有している。次に、吐出部22の複数の構成例について説明する。
(吐出部の第1構成例)
図2に例示する構成例では、吐出部22は、水平方向に延びる水平吐出口31、および、水平方向以外の方向、この場合、垂直方向に延びる垂直吐出口32を備える。水平吐出口31は、水平部の一例であり、この場合、水平吐出口31の全体が、水平方向に延びる水平部として機能する。水平吐出口31は、複数、この場合、揚水ダクト21の垂直方向に沿って、上下2段に分かれて2つ設けられており、何れも水平方向に延びるスリット状の開口となっている。
垂直吐出口32は、非水平部の一例であり、この場合、垂直吐出口32の全体が、水平方向以外の方向である垂直方向に延びる非水平部として機能する。垂直吐出口32は、複数、この場合、揚水ダクト21の水平方向の左右に分かれて2つ設けられており、何れも垂直方向に延びるスリット状の開口となっている。また、垂直吐出口32は、上段の水平吐出口31と下段の水平吐出口31との間に設けられている。
この構成例によれば、揚水ダクト21内を上昇する水が下段の水平吐出口31の高さを超えた場合には、その水の上昇量が上段の水平吐出口31の高さに到達しない場合であっても、垂直吐出口32から水を吐出させることができる。即ち、水平吐出口31の高さの制限を受けることなく、垂直吐出口32から、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる。これにより、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
また、垂直吐出口32は、細長いスリット状に開口している。そのため、垂直吐出口32から吐出される水は、当該垂直吐出口32を通過する際に絞られるような態様となり、これにより、垂直吐出口32から、より遠くまで水を吐出させることができる。また、水平吐出口31も、細長いスリット状に開口しているため、当該水平吐出口31からも、より遠くまで水を吐出させることができる。
また、揚水ダクト21の上端部まで水が到達した場合には、その水を上段の水平吐出口31から吐出することができ、より高い位置から、より広範囲にわたって水を吐出させることができる。
(吐出部の第2構成例)
図3に例示する構成例は、垂直吐出口32の配置位置を、上述の図2に例示する構成例に比べ、揚水ダクト21の左右両端部に近付けたものである。図3に破線Wで示すように、揚水ダクト21内を上昇する水は、その主となる水流が揚水ダクト21の水平方向の中心部を通る。そして、揚水ダクト21内を上昇する水は、この主となる水流から水平方向に分かれるようにして分散していく。よって、垂直吐出口32を揚水ダクト21の左右両端部に近付けた構成によれば、主となる水流から水平方向に分かれるようにして分散する水が垂直吐出口32から吐出されやすくなる。これにより、回転槽14内の広範囲にわたって水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
(吐出部の第3構成例)
図4に例示する構成例では、吐出部22は、混合吐出口33を備えている。混合吐出口33は、上述した水平吐出口31および垂直吐出口32を混合した形態の吐出口であり、具体的には、下段の水平吐出口31の左右方向の両端部に垂直吐出口32を連続させた開口形状となっている。混合吐出口33は、その一部が水平吐出口31、つまり、水平方向に開口する水平部として機能する。また、混合吐出口33は、その一部が垂直吐出口32、つまり、水平方向以外の方向である垂直方向に開口する非水平部として機能する。
この構成例によっても、水平方向に開口する水平部の高さの制限を受けることなく、非水平方向に開口する非水平部から、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる。これにより、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
なお、混合吐出口は、図4に示す構成例に限られるものではなく、その一部に水平部および非水平部を有する形状であれば、種々の形状を採用することができる。例えば、混合吐出口は、水平吐出口31の左右方向の両端部のうち一端部のみに垂直吐出口32を連続させた開口形状としてもよい。また、混合吐出口は、水平吐出口31の左右方向の中間部に垂直吐出口32を連続させた開口形状としてもよい。また、混合吐出口は、上段の水平吐出口31に垂直吐出口32を連続させた開口形状としてもよい。また、混合吐出口は、水平吐出口31に3つ以上の複数の垂直吐出口32を連続させた開口形状としてもよい。
(吐出部の第4構成例)
図5に例示する構成例では、吐出部22は、2つの水平吐出口31に対し、5つの垂直吐出口32を備えている。即ち、垂直吐出口32の数を水平吐出口31の数よりも多くしている。この構成例によれば、非水平部として機能する垂直吐出口32の総開口面積は、水平部として機能する水平吐出口31の総開口面積よりも大きくなる。即ち、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる吐出口の開口面積を大きく確保することができ、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができるようになる。
(吐出部の第5構成例)
図6に例示する構成例は、上述の第4構成例において、下段の水平吐出口31の下方に、さらに垂直吐出口32を追加した構成となっている。この構成例によれば、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる吐出口の開口面積をさらに大きく確保することができ、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができるようになる。また、揚水ダクト21内を上昇する水が下段の水平吐出口31の高さに到達しない場合であっても、当該下段の水平吐出口31よりも低い位置にある垂直吐出口32から水を吐出することができる。
(吐出部の第6構成例)
図7に例示する構成例では、吐出部22は、水平吐出口31を備えておらず、垂直吐出口32のみを備えている。この構成例によれば、揚水ダクト21内における水の上昇量の高低に関わらず、揚水ダクト21内を流れる水を、ほぼ同時に回転槽14内に吐出することができる。
また、吐出部22は、揚水ダクト21内を上昇する水の主流に対応する水平方向の中心部、および、この主流から分かれて分散する水が向かう左右方向の両端部に、より多くの垂直吐出口32を配置している。この構成例によれば、水の主流に対応する左右方向の中心部の垂直吐出口32から効率良く水を吐出することができ、また、主流から分散する水も、左右方向の両端部の垂直吐出口32から効率良く吐出することができる。
また、吐出部22、揚水ダクト21の上端部側に、より多くの垂直吐出口32を配置している。この構成例によれば、揚水ダクト21の上端部まで水が到達した場合には、その水を上段の多数の垂直吐出口32から吐出することができ、より高い位置から、より広範囲にわたって水を吐出することができる。
(吐出部の第7構成例)
図8に例示する構成例では、吐出部22は、水平吐出口31および垂直吐出口32に加えて、さらに傾斜吐出口34を備えている。傾斜吐出口34は、水平方向以外の方向、この場合、水平方向に対して傾斜する方向に延びる非水平部の一例である。この場合、傾斜吐出口34の全体が、傾斜する非水平部として機能する。この構成例によっても、水平方向に開口する水平部の高さの制限を受けることなく、非水平方向に開口する傾斜吐出口34から、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる。これにより、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
(吐出部の第8構成例)
図9に例示する構成例では、吐出部22は、上段の水平吐出口31を除き、全ての吐出口を傾斜吐出口34としている。この構成例によっても、水平方向に開口する水平部の高さの制限を受けることなく、非水平方向に開口する傾斜吐出口34から、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる。これにより、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
また、揚水ダクト21の上端部まで水が到達した場合には、その水を上段の水平吐出口31から吐出することができ、より高い位置から、より広範囲にわたって水を吐出することができる。
なお、図10に例示するように、この第8構成例においては、傾斜吐出口34を揚水ダクト21の長手方向に沿って複数配列し、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる非水平部の数を増やすようにしてもよい。
(吐出部の第9構成例)
図11に例示する構成例では、吐出部22は、水平吐出口31および垂直吐出口32に加えて、さらに水平方向湾曲吐出口35を備えている。水平方向湾曲吐出口35は、直線形状以外の形状である非直線形状に開口する非水平部の一例である。この場合、水平方向湾曲吐出口35は、揚水ダクト21の水平方向の左右両端部に分かれて2つ設けられている。そして、水平方向湾曲吐出口35は、何れも、揚水ダクト21の水平方向の端部に向かって膨らむように湾曲した形状となっている。
この構成例によれば、揚水ダクト21内において主となる水流から水平方向に分かれるようにして分散する水が、水平方向湾曲吐出口35の湾曲形状に沿って水平方向に広がるようにして吐出される。これにより、回転槽14内の広範囲にわたって水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
また、湾曲形状に開口する吐出口35によれば、直線状に開口する吐出口に比べ、例えばコイン、爪楊枝、ヘアピンなどの異物が入りにくくなる。そのため、水平方向湾曲吐出口35の開口幅は、直線状の吐出口の開口幅よりも大きくすることができ、つまり、水平方向湾曲吐出口35の開口面積を、直線状の水平吐出口31の開口面積よりも大きくすることができる。よって、水平方向湾曲吐出口35を通過する水の流通抵抗を小さくすることができ、より多くの水を吐出することができる。
(吐出部の第10構成例)
図12に例示する構成例は、上述の第9構成例において、下段の水平吐出口31の下方に、さらに水平方向湾曲吐出口35を追加した構成となっている。この構成例によれば、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる吐出口の開口面積をさらに大きく確保することができ、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができるようになる。また、揚水ダクト21内を上昇する水が下段の水平吐出口31の高さに到達しない場合であっても、当該下段の水平吐出口31よりも低い位置にある水平方向湾曲吐出口35から水を吐出することができる。
(吐出部の第11構成例)
図13に例示する構成例では、吐出部22は、上方向湾曲吐出口36を備えている。上方向湾曲吐出口36は、直線形状以外の形状である非直線形状に開口する非水平部の一例である。この場合、上方向湾曲吐出口36は、揚水ダクト21の垂直方向に沿って、上中下の3段に分かれて3つ設けられている。そして、上方向湾曲吐出口36は、何れも、揚水ダクト21の上端部に向かって膨らむように湾曲した形状となっている。
この構成例によれば、揚水ダクト21内を上昇して上方向湾曲吐出口36に到達した水は、当該上方向湾曲吐出口36から、ドーム状に広く拡散するようにして吐出される。そのため、回転槽14内の広範囲にわたって水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。また、上方向湾曲吐出口36から吐出される水は、ドーム状に拡散するので、より多くの水が吐出されているように見せることができる。
また、上方向湾曲吐出口36の下方には、揚水ダクト21の水平方向の端部に向かって膨らむ水平方向湾曲吐出口35が設けられている。さらに、水平方向湾曲吐出口35は、揚水ダクト21の左端部側に設けられるものと右端部側に設けられるものとで、その高さが異なっている。この構成によれば、上方向湾曲吐出口36からドーム状に吐出される水の下方において、さらに、水平方向湾曲吐出口35から水平方向に広がるように水が吐出される。また、水平方向湾曲吐出口35から水平方向に広がるように吐出される水は、揚水ダクト21の左右において、その高さが異なった態様となる。これにより、揚水ダクト21の全体から水が垂直方向および水平方向の双方に広がるようにして吐出されるようになり、回転槽14内の広範囲にわたって水を吐出することが可能となる。
(吐出部の第12構成例)
図14に例示する構成例では、吐出部22は、デザイン吐出口37を備えている。デザイン吐出口37は、直線形状以外の形状である非直線形状に開口する非水平部の一例である。この場合、デザイン吐出口37は、「SHOWER」という文字をあしらったデザイン性を有する非直線形状となっている。この構成例によっても、水平方向に開口する水平部の高さの制限を受けることなく、非水平方向に開口するデザイン吐出口37から、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる。これにより、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
(吐出部の第13構成例)
図15に例示する構成例では、吐出部22は、連続孔垂直吐出口38を備えている。連続孔垂直吐出口38は、複数の孔38aが水平方向以外の方向、この場合、垂直方向に連続的に、且つ、間欠的に配列された構成となっており、全体として見ると、垂直方向に延びた吐出口となっている。この連続孔垂直吐出口38も、非水平部の一例である。即ち、本実施形態に係る非水平部は、1つの開口からなるものに限られるものではなく、全体として見た場合に水平方向以外の方向に延びる形態を実現するものも含む。
この構成例によっても、水平方向に開口する水平部の高さの制限を受けることなく、非水平方向に延びる連続孔垂直吐出口38から、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる。これにより、回転槽14内に同時により多くの水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
(吐出部の第14構成例)
図16に例示する構成例では、揚水ダクト21は、回転槽14の内方に向かって膨らむように湾曲している。そして、垂直吐出口32は、揚水ダクト21の湾曲面の法線方向に沿って開口している。この構成例によれば、揚水ダクト21内の中心部を上昇する水の主流から水平方向に分かれるようにして分散する水が垂直吐出口32から吐出されやすくなる。これにより、回転槽14内の広範囲にわたって水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
(吐出部の第15構成例)
図17に例示する構成例では、揚水ダクト21の回転槽14側の面21aは、回転槽14の接線方向に沿う平面状となっている。そして、垂直吐出口32は、揚水ダクト21の回転槽14側の面21aに対し傾斜する方向に沿って開口している。この場合、垂直吐出口32は、揚水ダクト21の中心側から水平方向の端部側に向かって広がるように傾斜している。この構成例によれば、揚水ダクト21内の中心部を上昇する水の主流から水平方向に分かれるようにして分散する水が垂直吐出口32から吐出されやすくなる。これにより、回転槽14内の広範囲にわたって水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
(吐出部の第16構成例)
図18に例示する構成例では、回転槽14の内周面に、複数、この場合、3つの揚水ダクト21が備えられている。そして、これら揚水ダクト21に設けられる吐出部22は、それぞれ異なる配置パターンにより吐出口を配置している。また、これら揚水ダクト21は、それぞれ異なる高さに吐出部22を備えている。この構成例によれば、揚水ダクト21ごとに、吐出される水の吐出パターンおよび吐出高さを異ならせることができる。これにより、回転槽14内に複数のパターンにより水を吐出することができ、洗濯物の洗浄性を一層高めることができる。
(その他の構成例)
吐出部22の構成例は、上述した複数の構成例に限られるものではなく、例えば、次のように拡張または変更してもよい。
例えば、吐出部22は、複数の吐出口のうち少なくとも1つを、非水平部を有する吐出口とした構成とすればよく、この条件を満たすのであれば、種々の構成を採用することができる。また、吐出部22は、上述した複数の構成例を組み合わせた構成としてもよい。
また、非水平部は、上述した直線状のスリット形状、湾曲形状などに限定されるものではなく、水平方向以外の方向に開口するのであれば、例えば波形状などの種々の形状を採用することができる。また、吐出部22は、揚水ダクト21の下端部に向かって膨らむように湾曲する下方向湾曲吐出口を備える構成としてもよい。
また、図10に例示する第8構成例の変形例において示した、非水平部の数を極力増やすようにするという思想は、他の構成例にも適用することができる。また、図15に例示する第13構成例において示した、吐出口を複数の孔により構成するという思想は、他の構成例にも適用することができる。
本実施形態に係る洗濯機によれば、揚水ダクト内を上昇する水を回転槽内に吐出する吐出口は、水平方向以外の方向に延びる非水平部を有する。この構成によれば、吐出口の高さの制限を受けることなく、水の上昇量に応じた高さから水を吐出することができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、12は水槽、14は回転槽、15はパルセータ、16は裏羽根、21は揚水ダクト、31は水平吐出口(吐出口、水平部)、32は垂直吐出口(吐出口、非水平部)、33は混合吐出口(吐出口、非水平部)、34は傾斜吐出口(吐出口、非水平部)、35は水平方向湾曲吐出口(吐出口、非水平部)、36は上方向湾曲吐出口(吐出口、非水平部)、37はデザイン吐出口(吐出口、非水平部)、38は連続孔垂直吐出口(吐出口、非水平部)を示す。

Claims (13)

  1. 水槽と、
    前記水槽内に回転可能に設けられる回転槽と、
    前記回転槽の内周面に設けられ、前記回転槽の軸方向に沿って延びる揚水ダクトと、
    前記回転槽の底部に回転可能に設けられるパルセータと、
    前記パルセータの裏面に設けられ、前記パルセータとともに回転することにより前記水槽内の水を前記揚水ダクトを通して上昇させる裏羽根と、
    前記揚水ダクトに設けられ、前記裏羽根により前記揚水ダクト内を上昇する水を前記回転槽内に吐出する吐出口と、を備え、
    前記吐出口は、水平方向以外の方向に延びる非水平部を有する洗濯機。
  2. 前記揚水ダクトは、前記非水平部を有する前記吐出口を複数備える請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記非水平部は、スリット状に開口している請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記非水平部は、前記揚水ダクトの水平方向の端部に設けられている請求項1から3の何れか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記非水平部は、直線形状以外の形状である非直線形状に開口する請求項1から4の何れか1項に記載の洗濯機。
  6. 前記非水平部は、前記揚水ダクトの水平方向の端部に向かって膨らむ形状である請求項5に記載の洗濯機。
  7. 前記非水平部は、前記揚水ダクトの上端部に向かって膨らむ形状である請求項5に記載の洗濯機。
  8. 前記揚水ダクトは、水平方向に延びる水平部を有する吐出口をさらに備えた請求項1から7の何れか1項に記載の洗濯機。
  9. 前記水平部は、スリット状に開口している請求項8に記載の洗濯機。
  10. 前記非水平部の開口面積は、前記水平部の開口面積よりも大きい請求項8または9に記載の洗濯機。
  11. 前記揚水ダクトは、前記水平部を有する吐出口を複数備え、これら水平部を有する吐出口の間に前記非水平部を有する吐出口を備えた請求項8から10の何れか1項に記載の洗濯機。
  12. 前記揚水ダクトは、前記回転槽の内方に向かって膨らんでいる請求項1から10の何れか1項に記載の洗濯機。
  13. 前記回転槽は、複数の前記揚水ダクトを備え、
    複数の前記揚水ダクトは、それぞれ異なる配置パターンにより前記吐出口を配置している請求項1から12の何れか1項に記載の洗濯機。
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