JP2015217178A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄力を向上させることが可能な洗濯機を提供する。
【解決手段】外槽と、前記外槽内に回転自在に収容された内槽と、前記内槽の内底部に回動自在に支持された攪拌翼と、前記攪拌翼の下面に設けられた羽根部と、前記攪拌翼と前記内槽を回転駆動する駆動手段と、前記外槽内に給水する給水手段と、前記羽根部が回転することで前記内槽の内底部の洗濯水を上昇させて当該内槽内に流入させる洗濯水循環手段と、を備えた洗濯機において、前記洗濯水循環手段は、前記内槽の内壁面に軸方向に沿って配置される複数の循環流路部材を備え、複数の前記循環流路部材のうち少なくとも一つから前記内槽内に流入する洗濯水は、前記循環流路部材から最も遠い部分である最遠部における散水幅が、洗濯物の投入口の直径の半分以上を占める。
【選択図】図13

Description

本発明は、洗濯兼脱水槽に洗濯水を循環させる循環水路が設けられた洗濯機に関するものである。
近年、全自動洗濯機の顧客に求められているニーズとして節水,節洗剤による省資源化が強く望まれており、それを実現することが大変重要な課題となっている。その課題を達成するため、従来から、洗濯兼脱水槽の底面に設けた攪拌翼を回転自在に配設するとともに洗濯兼脱水槽の上部まで独立して複数の循環水路を成形し、攪拌翼の裏面に設けた羽根部の回転によって、この循環水路を介して洗濯水を上昇させ、互いに対向する位置にある上部の開口部から洗濯兼脱水槽内へシャワー状に注ぐ技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−157410号公報
しかしながら、特許文献1に記載の洗濯機では、開口部から洗濯兼脱水槽内へ注がれる洗濯水が、開口部から最も遠い部分である最遠部において、その散水幅が洗濯物の投入口の直径の半分未満である。このため、洗濯物に直接散布される洗濯水の領域が大きく確保できず、洗浄力のさらなる向上を図ることができなかった。
本発明の課題は、洗浄力を向上させることが可能な洗濯機を提供することである。
本発明は、外槽と、前記外槽内に回転自在に収容された内槽と、前記内槽の内底部に回動自在に支持された攪拌翼と、前記攪拌翼の下面に設けられた羽根部と、前記攪拌翼と前記内槽を回転駆動する駆動手段と、前記外槽内に給水する給水手段と、前記羽根部が回転することで前記内槽の内底部の洗濯水を上昇させて当該内槽内に流入させる洗濯水循環手段と、を備えた洗濯機において、前記洗濯水循環手段は、前記内槽の内壁面に軸方向に沿って配置される複数の循環流路部材を備え、複数の前記循環流路部材のうち少なくとも一つから前記内槽内に流入する洗濯水は、前記循環流路部材から最も遠い部分である最遠部における散水幅が、洗濯物の投入口の直径の半分以上を占めることを特徴とする。
本発明によれば、洗浄力を向上させることが可能な洗濯機を提供できる。
本発明の実施形態の洗濯機の内部構成を示す図である。 洗濯兼脱水槽の内部構成を示す縦断面図である。 回転翼の表側を示す斜視図である。 回転翼の裏側を示す斜視図である。 洗濯兼脱水槽の内部を示す断面斜視図である。 循環流路部材の裏面の構造を示す平面図である。 攪拌翼を除いた洗濯兼脱水槽を示す分解断面斜視図である。 攪拌翼を除いた洗濯兼脱水槽を示す断面斜視図である。 洗濯兼脱水槽を別方向から見たときの断面斜視図である。 洗濯兼脱水槽を示す側面図である。 洗濯兼脱水槽の底板を示す平面図である。 図10のI−I線矢視断面図である。 4つの循環流路部材からのシャワー形状を模式的に示す図である。 他の実施形態の洗濯機の底板を示す断面図である。 高水位シャワーを散水する循環流路部材の吐出部付近を示す図である。 低水位シャワーを散水する循環流路部材の吐出部付近を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、洗濯、すすぎ、脱水を行うことができる洗濯機(いわゆる、全自動洗濯機)を例に挙げて説明するが、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥を行うことができる洗濯機(いわゆる、縦型の洗濯乾燥機)に適用することもできる。
図1は、本発明の実施形態の洗濯機の内部構成を示す図である。
図1に示すように、洗濯機1は、内部機構を内包する略箱形の鋼板製の外枠5内に、防振装置4によって、洗濯兼脱水槽(内槽)3を回転自在に内置した合成樹脂製の外槽6を吊架した構成となっている。外枠5の上部には、制御手段であるコントロールユニット7、給水手段である電磁給水弁16(給水手段)を備えた合成樹脂製の上面カバー9が設けられ、外枠5の下部には、合成樹脂製のベース部材10を有する。
ベース部材10の4隅には、脚部10aが4箇所嵌挿されており、4箇所の脚部10aが床面と直接接して当該洗濯機1の本体を支えている(図1では、2か所のみ図示)。また、ベース部材10の後部には、排水ホース11を引き出すホース引き出し口11aが設けられている。
外枠5の上部には、合成樹脂で形成された上面カバー9が取り付けられ、上面カバー9の中央部には洗濯物12等を出し入れする洗濯物投入口9aを有しており、この洗濯物投入口9aを開閉するための蓋体9bが設けられている。なお、洗濯物投入口9aは、本実施形態のように流体バランサ32を有する洗濯機の場合は、流体バランサ32の内周側端で区画される。上面カバー9の内部に有する電気部品は、上面カバー9の前側と後側の2箇所に設けられており、前側裏面に前部保護カバー9c、後側裏側に後部保護カバー9dによって保護されている。上面カバー9と前部保護カバー9cにて構成される空間部分には、電源スイッチ13、洗濯等の各工程などを操作する入力スイッチ部14、各工程の進行状況を表示する進行表示部14aなどを収納している。
上面カバー9と後部保護カバー9dにて構成される空間部分には、制御手段であるコントロールユニット7、水位を検知する感圧式の水位センサ15、洗濯水を外槽6に給水する電磁給水弁16等が収納されている。コントロールユニット7は、前部保護カバー9cによって構成される空間内、後部保護カバー9dによって構成される空間内のどちらに配置されていても構わない。また上面カバー9の後部外側には、水道の蛇口に接続された給水ホース17が設けられ、その他端は電磁給水弁16に接続されている。
外枠5の枠体内には、洗濯水を溜める有底略円筒状の外槽6を有し、外槽6は外枠5の上端から吊り下げ支持するコイルバネや弾性ゴムからなる防振装置4などにより垂下防振支持されている。
外槽6は合成樹脂で形成されており、その下部壁面には水位検出のためのエアトラップ6aが形成されている。外槽6内の洗濯水の水位の検出は、このエアトラップ6aから、エアチューブ6bを介し水位検出手段である感圧式の水位センサ15にて行われる。洗濯工程等を行う際、コントロールユニット7の指令により、電磁給水弁16を開き、外槽6内に洗濯水が給水される。所定の水位となったことが水位センサ15により検知され、コントロールユニット7の指令により電磁給水弁16を閉め、給水を停止する。
外槽6の底部外側には排水装置である排水弁18および排水ホース11が設けられ、外槽6底部に有する外槽排水口6cと排水弁18を介して排水ホース11と接続されている。脱水工程等を行う際、コントロールユニット7の指令により排水弁18が開かれ、外槽6内の洗濯水は、排水ホース11の他端から洗濯機1の機外へ排水する。
また、外槽6内周と洗濯兼脱水槽3外周との間には隙間があり、この隙間に洗濯物等が入らなくするとともに、外槽6全体の剛性を保つために、外槽6の上面には洗濯兼脱水槽3に設けた流体バランサ32の上面を覆うような槽カバー20を備えている。
また、外槽6の底部外側には、鋼板製の取付けベース21を介して、駆動用モータ22、および駆動用モータ22を減速する減速機構24が取り付けられている。駆動用モータ22には誘導電動機または、同期電動機が用いられる。駆動機構は、駆動用モータ22でVベルト(図示せず)および減速機構24を介して攪拌翼2を駆動するものであってもよく、また駆動用モータ22の駆動軸が減速機構24と同一軸上に構成されたものであってもよい。
減速機構24の内部には、洗濯動作と脱水動作の切替えを行う電動操作クラッチ機構24aと遊星歯車減速機構24bを備えている。電動操作クラッチ機構24aにより、洗濯兼脱水槽3を静止させた状態で攪拌翼2を左右に回転させたり(攪拌モード)、洗濯兼脱水槽3と攪拌翼2を一体的に同一方向に回転させたり(脱水モード)を選択できる。
図2は、本発明の実施形態の洗濯機を示す縦断面図である。
洗濯兼脱水槽3は、胴体部(胴板)31と、流体バランサ32と、底板33と、を含んで構成されている。
胴体部31は、ステンレス鋼板で略円筒状に形成され、周壁に洗濯物12(図1参照)に含まれている洗濯水を遠心力にて洗濯物12と分離し排出するための脱水孔31a(図1参照)を複数個有している。なお、脱水孔31aは、図1のみに図示し、その他の図面には図示を省略している。
流体バランサ32は、洗濯物12の偏りと反対方向にバランス用の流体が移動して、洗濯物12の偏りによる外槽6(図1参照)の振動を抑制する機能を有し、胴体部31の上縁部に設けられている。また、流体バランサ32は、内径側の周面が胴体部31の周壁よりも径方向内側に突出するように配置されている。
底板33は、上向きに湾曲した断面形状を有するように形成され、円盤形状の底部33aと、底部33aの周縁部から上方に立ち上がる側部33bと、を有し、胴体部31の下端部に止着されている。また、底部33aから側部33bに至る境界の内壁部33cは、R形状(湾曲形状)を有している。また、底部33aには、外槽6に通じる吸水口33a1を複数個備えている。
洗濯兼脱水槽3の底部であって底板33の内周側には、回転自在な攪拌翼2が設けられている。この攪拌翼2は、底板33の大部分を覆う大径であって、周縁部が迫り上がるように上向きに湾曲し、皿状形態に形成されており、洗濯物12(図1参照)を受け支える状態で回転するような構成となっている。
図3は、回転翼の表側を示す斜視図である。
図3に示すように、攪拌翼2は、回転中心Oの部分が盛り上がり、回転中心Oを挟んで対向する位置において凸形状となる凸状部2aと、凸状部2aと凸状部2aとの間の周方向において凹み形状となる凹み部2b,2bと、を有し、周方向において凹凸形状が繰り返されるように構成されている。また、攪拌翼2には、表面と裏面を連通する孔2cが複数個所に形成されている。
図4は、回転翼の裏側を示す斜視図である。
図4に示すように、攪拌翼2の裏面(下面)には、回転中心Oから放射状に延びる裏羽根2s(羽根部)が形成されている。この裏羽根2sは、周方向に等角度(本実施形態では、30度毎)に配置されている。また、凸状部2aの最も高い位置の裏羽根2sは、外周側の上下方向の高さHが最も高く形成されている。また、凸状部2aの最も高い位置の裏羽根2sから周方向に離れるにつれて、高さが低くなるように形成されている。また、攪拌翼2の裏面には、複数の補強板2tが回転中心Oを中心として同心円状または略同心円状に設けられている。
また、攪拌翼2は、駆動用モータ22(図1参照)の回転が減速機構24(図1参照)に設けられた遊星歯車減速機構24b(図1参照)により減速され、攪拌翼2の回転速度が、例えば、毎分90〜150回転で回転される。また、攪拌翼2は、コントロールユニット7(図1参照)の指令により正転/逆転を繰り返し、洗濯兼脱水槽3に投入された洗濯物12を上下動に攪拌することにより、洗濯、すすぎ等を行う。
このように、攪拌翼2の表面の形状を左右対称形状とすることにより(図3参照)、攪拌翼2の裏羽根2sの形状も左右対称形状とすることができるので、後記する循環流路部材26,27,28,29の吐出部26a,27a,28a,29aからの洗濯水の散水量を攪拌翼2が右回転と左回転のどちらであっても均等に散水できる。
図5は、洗濯兼脱水槽の内部を示す断面斜視図、図6は、循環流路部材の裏面の構造を示す平面図である。
図5に示すように、洗濯兼脱水槽3の内周面には、周方向の4箇所に循環流路部材26,27,28,29が設けられている(循環流路部材27については図9参照)。循環流路部材26,27,28,29は、洗濯兼脱水槽3の内壁面に、洗濯兼脱水槽3の軸方向に沿って配置されている。
循環流路部材26と循環流路部材27は、洗濯兼脱水槽3の回転軸Gを中心として互いに対向する位置に設けられている(図9参照)。循環流路部材28と循環流路部材29は、洗濯兼脱水槽3の回転軸Gを中心として互いに対向する位置に設けられている。すなわち、4箇所の循環流路部材26,27,28,29が回転軸を中心として90°ずつ周方向に異なる位置に設けられている。
循環流路部材26,27,28,29は、所定の幅で上下方向に延びる略板状の部材で構成され、底板33内に配置された攪拌翼2の上部近傍から流体バランサ32の下端部まで延びている。また、循環流路部材26と循環流路部材27は、その上部の略同一の高さに吐出部26aと吐出部27aがそれぞれ設けられており(図9参照)、洗濯水(洗濯液)を洗濯物12(図1参照)の上部から散布するために用いられる。また、循環流路部材28と循環流路部材29は、その上部の略同一高さに吐出部28aと吐出部29aがそれぞれ設けられているが、これらの高さは前記した吐出部26aや吐出部27aの高さよりも低くなっている。このように高さの異なる吐出部26a,27aと吐出部28a,29aを設けることにより、洗濯物12が少なく水位が低い場合であっても、循環流路部材28や循環流路部材29を介して洗濯水を循環させてシャワーとして散水できる。逆に衣類が多く水位が循環流路部材28の吐出部28aや循環流路部材29の吐出部29aを超えて水に浸かっている場合でも、循環流路部材26の吐出部26aや循環流路部材27の吐出部27aからシャワーとして散水できる。
また、循環流路部材28,29には、糸くずなどを捕集するためのフィルタ部材28b,29bが設けられている。このフィルタ部材28b,29bは、循環流路部材28,29に対して着脱自在に構成されている。なお、図5では、フィルタ部材28b,29bに取り付けられるリントフィルターの図示を省略している。
また、一方の循環流路部材29には、フィルタ部材29bとともに、洗剤投入用の投入口29cが設けられている。この投入口29cから洗剤を投入することで、洗濯物12に洗剤を接触させることなく、外槽6の底に投入することができる。
図6に示すように、循環流路部材26は、合成樹脂で形成され、その裏面に樹脂で一体に形成された導水路26cを有しており、洗濯兼脱水槽3との間に独立した循環水路26dを形成している。循環水路26dは、一対の第1側壁26c1および一対の第2側壁26c2を左右両側に配置することで構成されている。ここで、第1側壁26c1は、水平方向両側端に向けて徐々に盛り上がるように傾斜状に形成されており、下部から上部(上流側から下流側)に向けて直線状に延びている。さらに、第2側壁26c2は、上端部(下流側)に向けて徐々に流路幅が拡大している。このため、下流側の吐出部26aの幅が、上流側の循環水路26dの幅よりも広くなり、洗濯水を帯状に広く散布し易くなっている。なお、本実施形態において循環水路の幅とは、一対の第1側壁26c1の頂部どうしの間隔(図6のA)を指す。
また、循環流路部材26の下部には、洗濯水を循環水路26dに流入させるための流入口26eが設けられている。また、循環流路部材26の上部には、循環水路26dの出口としてシャワーを散水するための吐出部26aが設けられている。
また、循環流路部材26の裏面には、循環流路部材26を胴体部31に固定するための固定部26f,26g,26gが導水路26cの幅方向の中央部に設けられている。また、循環流路部材26の裏面には、リブ26c1の幅方向の外側に、循環流路部材26を胴体部31に掛止させるための掛止爪26hが複数個所に形成されている。
前記したリブ26c1,26c1(傾斜リブ26c2を含む)にパッキンを装着し、循環流路部材26を洗濯兼脱水槽3に固定部26f,26g,26gを介して固着することにより、流入口26eから流入した洗濯水が途中で液漏れすることなく、吐出部26aから流出できるように構成されている。
このような循環流路部材26を設けた洗濯機1では、底板33の内周側(内底部)と、攪拌翼2の裏面に設けられた裏羽根2sの外周側とで形成されたポンプ室R(図1参照)に、循環水路26dが連通して設けられている。そして、洗濯水が攪拌翼2の裏側に設けた裏羽根2sの回転により発生する遠心力で外側に押し出されることによって、循環水路26dを経由して洗濯水が上昇し、循環流路部材26の上部に設けた吐出部26aから洗濯水が間欠的に注がれる。
図7は、攪拌翼を除いた洗濯兼脱水槽を示す分解断面斜視図、図8は、攪拌翼を除いた洗濯兼脱水槽を示す断面斜視図である。なお、以下では、循環流路部材26側を例に挙げて説明するが、循環流路部材27側についても循環流路部材26側と同様な構成であるので重複した説明を省略する。
図7に示すように、底板33には、循環流路部材26の下部が支持される台座部34が設けられている。この台座部34は、循環流路部材26,27,28,29の下部支持部26iを支持するものであり、径方向内側(攪拌翼2側)に突出する形状を有している。また、台座部34は、攪拌翼2よりも上側に位置する上段部34aと、攪拌翼2の高さに対応する下段部34bと、を有し、階段状に構成されている。下段部34bには、攪拌翼2の外周を囲むように周方向に延在する周壁面34cが形成されている。周壁面34cには、攪拌翼2が接触しないようになっている。
また、台座部34には、周方向において循環流路部材28に対応する位置に、周壁面34cから径方向外側に向けて延びる案内路34dが設けられている。この案内路34dは、循環流路部材28よりも幅狭に形成されている。また、案内路34dは、径方向に延びる第1案内路34d1と、この第1案内路34d1から周壁面34cに向けて延びる第2案内路34d2(流路拡大部)と、を有している。また、第2案内路34d2の周壁面34c側の周方向の端部34d3は、循環流路部材26の周方向の端部26sよりも周方向の外側に位置している。
また、台座部34には、案内路34dの幅方向の両側に、循環流路部材26の下部支持部26i(下部支持部)の両端を支持する支持部34eが形成されている。この支持部34eは、循環流路部材26の下部支持部26iの板厚分の凹み形状を有し、循環流路部材26の下部支持部26iが支持部34eに嵌合することで、下部支持部26iの表面と、台座部34の表面とが面一となるように構成されている。
また、台座部34には、案内路34dの両側の一方の支持部34eから他方の支持部34eにかけ渡すようにして架橋部34fが形成されている。この架橋部34fは、縦断面視L字型に形成され、上下方向に延在する垂直板34f1と、この垂直板34f1の下端から径方向内側に延びる水平板34f2と、を有している。水平板34f2の先端34f3は、周壁面34cと同じ曲率となるように湾曲して形成され、周壁面34cに対応する位置に配置されている。また、水平板34f2には、上下方向に貫通する係止孔34f4が周方向に間隔を空けて形成されている。
循環流路部材26の下部支持部26iは、前記架橋部34fに対応する位置に、複数の係止突起26jが周方向に間隔を空けて突出して形成されている。また、循環流路部材26の上端に形成される吐出部26aには、図15のように、吐出部26aの上縁に沿って洗濯兼脱水槽3の内方に突出する上部張出部26a1と、吐出部26aの下縁に沿って洗濯兼脱水槽3の内方に突出する下部張出部26a2と、を有している。また、吐出部26aの幅方向の両端部26a3は、下流側に向けて徐々に幅広となるように構成されている。これにより、吐出部26aから散水される洗濯水の散水範囲を拡大することができる。
ここで、本実施形態における吐出部26aは、洗濯兼脱水槽3の回転中心に向けて延びるように形成されており、この吐出部26aの開口幅は、上流側(回転中心側)の開口幅(図6のB)に対して、下流側(反回転中心側)の開口幅(図6のC)が広くなっている。このため、吐出部26aの下流側の開口幅は、循環流路部材26の内槽側に形成される循環水路26dの幅よりも広いのは勿論のこと、上流側における循環流路部材26そのものの幅よりも広くなる。したがって、より広い領域に洗濯水を散布することが可能である。
一方で、吐出部26aの高さ寸法については、下部張出部26a2の上流側を下方に広げているため、下流側に対して、上流側が広くなっている。その結果、流路断面積としては上流側から下流側にかけて狭まる部分が抑制されるので、水流の抵抗となる個所が少なくなり、循環流量を高めるのが容易となる。また、吐出口26aの下流側の高さ寸法は、小さく保つことができるので、洗濯物の入り込みを防止することも可能である。
また、図16に示すように、フィルタ部材が設けられた循環流路部材28,29の吐出部28a,29aは、下流側の流路断面積が上流側の流路断面積より大きくなっている。まず、高さ寸法については、吐出部28a,29aの上流側から下流側にかけて略同じとしている。しかし、開口幅については、幅方向の両端部28a3,29a3が、下流側に向けて徐々に幅広となるように形成されているため、吐出部28a,29aから散水される洗濯水の散水範囲を拡大することができる。
図8に示すように、係止孔34f4に係止突起26jが挿入されることで、循環流路部材26の下部支持部26iが台座部34の架橋部34fに係止される。このような構成とすることにより、洗濯水が循環する際に、循環流路部材26が台座部34の支持部34e(図7参照)から浮き上がるなどの不具合を防止することができる。
図9は、洗濯兼脱水槽を別方向から見たときの断面斜視図である。なお、図9に示す循環流路部材28は、フィルタ部材28bを備えたものであり、循環充路部材29との相違は、洗剤投入用の投入口29c(図7参照)の有無のみであるので、以下では、循環流路部材28を例に挙げて説明し、循環流路部材29についての説明は省略する。
図9に示すように、台座部34には、攪拌翼2によって外側に押し出された洗濯水を循環流路部材28に案内する案内路34gが設けられている。また、前記したように、循環流路部材28の吐出部28aは、循環流路部材26の吐出部26aよりも低い位置に形成されている。本実施形態の循環流路部材28の案内路34gは、循環流路部材26の案内路34dのように、第2案内路34d2に対応する流路拡大部を備えたものではない。なお、循環流路部材29についても同様に、流路拡大部を備えたものではない。
図10は、洗濯兼脱水槽を示す側面図、図11は、洗濯兼脱水槽の底板を示す平面図、図12は、図10のI−I線矢視断面図である。なお、図10では、流体バランサ32の図示を省略している。
図10に示すように、胴体部31には、循環流路部材26の掛止爪26hが挿入されて掛止される掛止孔31bが形成されている。また、胴体部31と底板33とは、周方向に間隔を空けて所定の方法によって止着されている。なお、図示していないが、胴体部31と流体バランサ32についても、同様の方法により止着されている。
図11に示すように、案内路34dに第2案内路34d2の流路側面は、循環流路部材26の下部支持部26i(図8参照)の下方を交差するように台座部34の一部が切り欠かれ、従来よりも案内路34dの間口(入口)が広く形成されている。
図12に示すように、案内路34dの第1案内路34d1の流路側面に平行な奥行方向の長さをL1とし、第2案内路34d2の流路側面の周方向の長さをL2としたときに、長さL2が長さL1よりも長く形成されている。
また、案内路34dの奥行方向の直線に対して、第2案内路34d2の流路側面の角度θは、20度以上に設定されることが好ましい。なお、角度θが20度未満では、洗濯水の案内路34dへの取り込みが十分ではなく、洗浄力を向上させる程度まで洗濯水の循環流量を増加させることができない。
これにより、攪拌翼2(図5参照)が回転して裏羽根2sの回転によって洗濯水が外側に押し出されたときに、押し出された洗濯水を案内路34dに取り込み易くなり、循環流路部材26を循環する洗濯水の循環量を増加させることができる。
次に、前記した4箇所の循環流路部材26,27,28,29から洗濯兼脱水槽3内に向かって洗濯水を流入するときの動作について図13を参照して説明する。図13は、4つの循環流路部材からのシャワー形状を模式的に示す図である。
まず、洗濯物12を洗濯兼脱水槽3の中に投入し、電源スイッチ13をオンし、入力スイッチ部14に設けたスタートスイッチ(図示せず)をオンすると、コントロールユニット7の指令により、電磁給水弁16を制御して所定水位まで給水し、洗濯工程に入る。洗濯工程に入ると、駆動用モータ22は洗濯水流に応じて右回転・休止・左回転・休止とコントロールユニット7によって制御されて回転する。この制御された駆動用モータ22の回転は、減速機構24を介して攪拌翼2に伝えられる。したがって、駆動用モータ22の回転に応じて攪拌翼2および攪拌翼2の裏羽根2sが回転し、洗濯兼脱水槽3の中の洗濯物12と洗濯水が撹拌され、洗濯物12が洗浄される。
一方、攪拌翼2の裏羽根2sと循環流路部材26(27,28,29)との間の洗濯水は、攪拌翼2の回転に応じて裏羽根2sの回転により遠心力で外側に押し出され、循環水路26dを通って循環水路26dに設けた吐出部26a(27a,28a,29a)またはリントフィルター(不図示)から洗濯兼脱水槽3内に間欠的に注がれる。なお、攪拌翼2の裏羽根2sによって洗濯水が循環水路26dに押し出されると、その後、攪拌翼2の裏羽根2sの下方にある底板33に設けた外槽6に通じる吸水口33a1から新しい洗濯水が供給される。すなわち、外槽6と洗濯兼脱水槽3との間の洗濯水が供給されることになり、外槽6と洗濯兼脱水槽3との間の液面は、洗濯水が循環流路部材26(27,28,29)から吐出される瞬間は、洗濯兼脱水槽3内の洗濯水の水位のほうが一時的に低くなる。ただし、洗濯兼脱水槽3の脱水孔31aおよび洗濯兼脱水槽3と攪拌翼2との間の隙間から、洗濯水が外槽6に流れるので、液面の差はある値でバランスし、一定となる。
このように洗濯水は、洗濯兼脱水槽3より攪拌翼2の裏羽根2s,循環水路26dを通って循環水路26dに設けた吐出部26a等から吐出され、洗濯物12を通して洗濯兼脱水槽3へ達する経路で循環し、洗剤の溶解を助けると同時に、洗濯物12へ洗剤液を充分に浸透させることができるので、洗浄効果を大幅に高めることができる。
また、本実施形態においては、循環流路部材28の吐出部28aと循環流路部材29の吐出部29aとが、循環流路部材26の吐出部26aと循環流路部材27の吐出部27aに対して70mm低い位置に設けられている。このため、図13に示すように、吐出部28aから吐き出されるシャワー液S3の上流側と吐出部29aから吐き出されるシャワー液S4の上流側は、吐出部26aから吐き出されるシャワー液S1の上流側と吐出部27aから吐き出されるシャワー液S2の上流側の下に潜り込むように吐き出される。このため、各循環流路部材26,27,28,29の吐出部26a,27a,28a,29aから散布されるシャワーの勢いが強い場合であっても、シャワーの上流側において洗濯水が衝突して飛び跳ねるのを防止できる。そして、各シャワー液S1,S2,S3,S4が他のいずれかのシャワー液S1(S2,S3,S4)の散水軌跡の下方に向けて吐き出す構造のため、着水点を増やしても洗濯水が衝突して飛び跳ねるのを防止することが可能である。したがって、循環経路を増加させて着水点を増やし、多くの洗濯物12に強い水流をあてることができ、洗浄力および洗いムラの向上を図ることが可能となる。
また、循環流路部材26,27の吐出部26a,27aから洗濯兼脱水槽3内に流入する洗濯水のシャワー液S1,S2は、流入直後は吐出部26a,27aの下流側の開口幅に近い幅であるが、次第に幅が扇状に広がり、循環流路部材26,27から最も遠い部分である最遠部における散水幅(散水円弧)が最大となる(図13参照)。本実施形態によれば、この最遠部において、洗濯水の幅が洗濯物の投入口の直径の70%以上を占めるが、投入口の直径の少なくとも半分以上を占めるような幅広のシャワーであれば、広範囲の洗濯物に対して直接的に散水でき、高い洗浄力が期待できる。
ここで、扇状に散水されるシャワー液S1,S2の最遠点の両端の箇所、すなわち、循環流路部材28,29の手前付近には、洗濯水が届き難くなっている。このため、本実施形態では、循環流路部材28,29から洗濯兼脱水槽3内に流入する洗濯水のシャワー液S3,S4は、シャワー液S1,S2と比べて広がりを抑制して、シャワー液S1,S2が届き難い箇所に集中して散水させる。つまり、循環流路部材28,29の吐出部28a,29aは、循環流路部材26,27の吐出部26a,27aと比べて、上部張出部や下部張出部を殆ど形成おらず、吐出部28a,29aの開口幅も循環流路部材28,29そのものの幅よりも狭くしている。
以上説明したように、本実施形態の洗濯機1では、台座部34に形成された案内路34dが、下部支持部26iの幅内に位置する第1案内路34d1と、この第1案内路34d1から循環流路部材26の端部26sよりも周方向外側に向けて延びる第2案内路34d2と、を備えている。これによれば、周壁面34cに形成される案内路34dの間口(入口)を循環流路部材26の幅よりも広く確保することができるので、攪拌翼2の裏羽根2sによって外側に押し出された洗濯水を案内路34dに取り込み易くなり、循環流路部材26の吐出部26aから吐き出される洗濯水の循環量を増加させることができる。洗濯水の循環量が増加することにより、洗濯物12に散布される洗濯水の散布量が増加するので、節水を維持しつつ洗浄力を向上させることが可能になる。また、循環流路部材26の吐出部26aから散布するシャワー液S1が、より広範囲に届くようになる。
また、本実施形態では、第2案内路34d2の長さL2(第1案内路34d1と第2案内路34d2の境界から周壁面34cの端部34d3までの長さ)が、案内路34d(第1案内路34d1と第2案内路34d2を含む流路)の奥行方向(径方向)の長さL1よりも長く形成されている(図12参照)。このように設定することにより、案内路34dの間口を広くするができ、洗濯水の循環流量を容易に増加できる。
また、本実施形態では、台座部34に案内路34dを周方向にまたぐ架橋部34fが設けられ、循環流路部材26の下部支持部26iが架橋部34fに係止されている。これにより、循環流路部材26の下部支持部26iに位置する台座部34を切り欠いて、下部支持部26iを支持する面積が減少したとしても、循環流路部材26の下部支持部26iが台座部34から浮き上がるのを防止することができる。しかも、架橋部34fが案内路34dの上部に位置して洗濯水の長さを阻害することがないので、洗濯水の案内路34dへの取り込みが損なわれることがない。
図14は、他の実施形態の洗濯機の底板を示す断面図である。図14に示す実施形態は、フィルタ部材28b,29bを備えた循環流路部材28,29についても、第2案内路34d2に対応する第2案内路34g2を設けたものである。
図14に示すように、案内路34gは、案内路34dと同様な形状を有し、第2案内路34g2の長さL2が奥行方向の長さL1よりも長く形成されている。また、径方向に対する第2案内路34d2の角度θについても20度以上に設定されることが好ましい。
このように、循環流路部材28,29に第2案内路34g2を備えた案内路34gを設けることにより、循環流路部材28,29に導入される洗濯水量が増加し、洗浄力を向上させることができるとともに、糸くずの捕集能力を向上させることができる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。前記した実施形態では、4つの循環流路部材26,27,28,29を設けて対応する4つの吐出部26a,27a,28a,29aから散水する構成について説明したが、これに限らず、3つの循環流路部材を設けて対応する3つの吐出部から散水する構成や、5つ以上の循環経路部材を設けて対応する5つ以上の吐出部から散水する構成であってもよい。また、広範囲に散布する吐出部は、すべての循環流路部材26,27,28,29に設けてもよいし、循環流路部材26だけに設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、第2案内路34d2が直線状(平面状)に形成された場合を例に挙げて説明したが、湾曲形状(例えば、凹形状)に形成されたものであってもよい。
1 洗濯機
2 攪拌翼
2s 裏羽根(羽根部)
3 洗濯兼脱水槽
6 外槽
16 電磁給水弁(給水手段)
22 駆動用モータ(駆動手段)
26,27,28,29 循環流路部材
26a,27a,28a,29a 吐出部
28b,29b フィルタ部材

Claims (5)

  1. 外槽と、
    前記外槽内に回転自在に収容された内槽と、
    前記内槽の内底部に回動自在に支持された攪拌翼と、
    前記攪拌翼の下面に設けられた羽根部と、
    前記攪拌翼と前記内槽を回転駆動する駆動手段と、
    前記外槽内に給水する給水手段と、
    前記羽根部が回転することで前記内槽の内底部の洗濯水を上昇させて当該内槽内に流入させる洗濯水循環手段と、
    を備えた洗濯機において、
    前記洗濯水循環手段は、前記内槽の内壁面に軸方向に沿って配置される複数の循環流路部材を備え、
    複数の前記循環流路部材のうち少なくとも一つから前記内槽内に流入する洗濯水は、前記循環流路部材から最も遠い部分である最遠部における散水幅が、洗濯物の投入口の直径の半分以上を占めることを特徴とする洗濯機。
  2. 複数の前記循環流路部材のうち少なくとも一つの下流側に前記洗濯水の吐出部を有し、
    この循環流路部材の前記内槽側に形成される循環水路の幅よりも、前記吐出部の下流側の開口幅の方が広いことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記吐出部が、上縁に沿って前記内槽の内方に突出する上部張出部と、下縁に沿って前記内槽の内方に突出する下部張出部と、幅方向の両端部を有し、
    前記両端部が下流側に向けて徐々に幅広に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記吐出部の下流側の開口幅は、上流側における前記循環流路部材そのものの幅よりも広いことを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  5. 外槽と、
    前記外槽内に回転自在に収容された内槽と、
    前記内槽の内底部に回動自在に支持された攪拌翼と、
    前記攪拌翼の下面に設けられた羽根部と、
    前記攪拌翼と前記内槽を回転駆動する駆動手段と、
    前記外槽内に給水する給水手段と、
    前記羽根部が回転することで前記内槽の内底部の洗濯水を上昇させて当該内槽内に流入させる洗濯水循環手段と、
    を備えた洗濯機において、
    前記洗濯水循環手段は、前記内槽の内壁面に軸方向に沿って配置され、下流側に前記洗濯水の吐出部が形成された、複数の循環流路部材を備え、
    複数の前記循環流路部材のうち、対向する位置にある少なくとも2つの循環流路部材の前記内槽側に形成される循環水路の幅よりも、前記吐出部の幅の方が広いことを特徴とする洗濯機。
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