JP2004080794A - 制御可能なシュミットトリガを利用した電源電圧及び温度に無関係なrcオシレータ - Google Patents

制御可能なシュミットトリガを利用した電源電圧及び温度に無関係なrcオシレータ Download PDF

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Abstract

【課題】制御可能なシュミットトリガを利用した電源電圧及び温度に無関係なRCオシレータを提供する。
【解決手段】制御可能なシュミットトリガを利用した電源電圧及び温度に無関係なRCオシレータはトランジション電圧発生回路、シュミットトリガ回路、RC遅延回路及び量子化器を備える。トランジション電圧発生回路は電源電圧に比例するハイトランジション電圧及びロートランジション電圧を発生させる。シュミットトリガ回路は入力電圧がハイトランジション電圧以上に上昇すれば第1レベルの出力電圧を発生させ、入力電圧がロートランジション電圧以下に下降すれば第2レベルの出力電圧を発生させる。RC遅延回路は抵抗及びキャパシタを含み、出力電圧に応答して入力電圧を発生させる。量子化器は入力電圧を量子化して矩形波形態の発振信号を出力する。これにより、電源電圧及び温度などの外部条件の変化について独立的で安定した発振周波数を有する発振信号が得られる。
【選択図】図6

Description

 本発明は発振信号を発生させるオシレータに係り、特に、シュミットトリガ回路を利用するRCオシレータに関する。
 オシレータは一定の発振周波数を有する発振信号を発生させる電子回路である。オシレータの重要な特性は発振周波数の安定性、すなわち温度や電源電圧などの外部条件にかかわらず発振周波数を一定に維持しうるか否かという点である。
 ところが、従来技術によるオシレータの問題点中の一つは電源電圧や温度のような外部条件に対して独立的ではないということである。
 図1〜図4は、従来技術によるオシレータを示す回路図である。
 図1に示されたオシレータは、リングオシレータであって、奇数(ここでは、3)個のインバータ110が直列に連結された構造を有する。リングオシレータの場合、構造は単純であるが、温度や電源電圧によって遅延素子であるインバータ110のトランスコンダクタンス値が変わるので、発振周波数が変わる。
 図2に示されたオシレータは、バイアス電流によって遅延セルが制御されるオシレータであって、通常、カレントスターブドディレイオシレータとも言う。図2に示されたオシレータはインバータ形態で構成される三つの遅延セル210に流れる電流をバイアス電流ユニット220が制御する。遅延セル210に流れる電流量によって遅延セル210の遅延時間が決定されるので、電流量が一定ならば発振周波数も一定に維持される。しかし、電源電圧VDDが変わって電流量に変動がある場合には発振周波数も変わるという短所がある。
 図3は、従来技術によるシュミットトリガオシレータを示す図面である。図3に示されたオシレータはシュミットトリガ310の出力信号の電圧レベルに従って第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2を入れ替わりにターンオンすることによって、キャパシタCCに充電と放電とを交互に行う。ところが、電源電圧VDDが変われば、充電速度と放電速度が変わって発振周波数が変わる。また、シュミットトリガ310のトランジション電圧VIH、VILが温度によって変われば、発振周波数も変わるという問題点がある。
 前述のように電源電圧や温度などの外部条件によって発振周波数が変わるという問題点を減らすために外部条件に比較的鈍感なRCオシレータが使われることもある。
 図4に示されたオシレータは、従来技術によるRCオシレータであって、奇数個(ここでは5)のインバータIV1〜IV5、キャパシタCf及び抵抗素子Rfを備える。
 図4に示されたRCオシレータの発振周波数は、主に抵抗素子Rfの抵抗値及びキャパシタCfのキャパシタンスによって決定される。したがって、抵抗値及びキャパシタンスが温度や電源電圧に鈍感ならば、発振信号CLKの発振周波数は一定に維持されうる。
 抵抗素子Rfは典型的には使用者によって外部に連結されるので、抵抗値が一定に維持されうる。キャパシタCfは製造工程によって設計時のキャパシタンスから変化し得るが、これを補完するために、多数のキャパシタを並列に連結し、製造後に必要に応じてこれらのキャパシタの一部をヒューズカットによって分離する方法が多く利用される。すなわち、多数のキャパシタを備えた後、製造後にキャパシタンスを測定して設計時のキャパシタンスより大きければ、特定のキャパシタをヒューズカットによって分離するのである。ところが、ヒューズを利用したキャパシタンスの調節は一部のキャパシタを分離することによって、キャパシタンスを減らすことだけが可能である。したがって、ヒューズを利用した調節方法では発振周波数を増加させることができても、発振周波数を減少させることができないという問題点がある。
 また、従来のRCオシレータでは第1ノードN1に連結されたインバータIV1に高電圧ストレスが印加されるという問題点がある。これは第1ノードN1及び第2ノードN2がキャパシタCfを通じて連結されることによって、キャパシタCfを通じて電荷がポンピングされる効果が発生するためである。
 図4に示されたRCオシレータの電圧波形図を示す図5を参照すれば、第2ノード電圧V2と第3ノード電圧V3が変化する時点t1、t2、t3、t4でインバータIV1に高電圧ストレスが印加される。t1、t3の時点では電源電圧VDDより所定の基準電圧VTRだけ高い高電圧が印加される。前述のように、インバータIV1に高電圧ストレスが続けて印加されれば、RCオシレータの寿命が短縮されるか、または信頼性に問題が発生しうる。
 本発明が解決しようとする技術的な課題は、電源電圧及び温度などの外部条件の変化にかかわらず一定の発振周波数を有する発振信号を発生するオシレータを提供することである。
 本発明が解決しようとする他の技術的課題は、所望の発振周波数を有するように製造段階または製造後に発振周波数が調節でき、また高電圧ストレスが印加されることなく、信頼性の高いRCオシレータを提供することである。
 前記課題を達成するための本発明の一面によるオシレータは、電源電圧に比例するハイトランジション電圧及びロートランジション電圧を発生するトランジション電圧発生回路と、入力電圧が前記ハイトランジション電圧以上に上昇すれば第1レベルの出力電圧を発生し、前記入力電圧が前記ロートランジション電圧以下に下降すれば第2レベルの前記出力電圧を発生するシュミットトリガ回路と、抵抗及びキャパシタを含むRC遅延回路であって、前記出力電圧に応答して前記入力電圧を発生する前記RC遅延回路と、前記入力電圧を量子化して矩形波形態の発振信号を出力する量子化器と、を備える。
 望ましくは、前記トランジション電圧発生回路は前記電源電圧を分割して前記ハイトランジション電圧及び前記ハイトランジション電圧より小さな前記ロートランジション電圧を発生する。
 また望ましくは、前記シュミットトリガ回路は、前記出力電圧に応答して前記ハイトランジション電圧及び前記ロートランジション電圧のうち何れか一つをトランジション電圧として提供する制御器と、前記入力電圧と前記トランジション電圧とを比較して前記出力電圧を発生する電圧比較器と、を含む。
 また、望ましくは、前記RC遅延回路は出力ノードに各々連結される第1及び第2抵抗と、前記電源電圧と前記第1抵抗との間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第1トランジスタと、前記第2抵抗と接地電圧との間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第2トランジスタと、前記出力ノードと前記接地電圧との間に形成されるキャパシタと、を含む。
 前記課題を達成するための本発明の他の一面によるオシレータは、入力電圧がハイトランジション電圧以上に上昇すれば第1レベルの出力電圧を発生し、前記入力電圧がロートランジション電圧以下に下降すれば第2レベルの前記出力電圧を発生するシュミットトリガ回路と、前記出力電圧に応答して所定の出力ノードと接地電圧との間に形成される一つ以上のキャパシタに充電し、前記キャパシタ電荷を放電することによって、前記入力電圧を発生するRC遅延回路と、前記入力電圧に応答して所定の発振周波数を有する発振信号を出力する量子化器と、を備え、前記ハイトランジション電圧及び前記ロートランジション電圧のレベルは電源電圧に比例することを特徴とする。
 望ましくは、前記RCオシレータは前記電源電圧を分割して前記ハイトランジション電圧及び前記ハイトランジション電圧より小さな前記ロートランジション電圧を発生するトランジション電圧発生回路をさらに備える。また望ましくは、前記トランジション電圧発生回路は前記電源電圧と接地電圧との間に直列に連結された複数の抵抗素子及び前記複数の抵抗素子のうち一つ以上の抵抗に並列で連結されるヒューズを含む。
 また望ましくは、前記RC遅延回路は前記電源電圧と所定の第1ノードとの間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第1トランジスタと、所定の第2ノードと接地電圧との間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第2トランジスタと、前記出力ノードと前記接地電圧との間に並列で形成される複数の前記キャパシタと、所定の第1抵抗を前記第1ノードと前記出力ノードとの間に電気的に連結するための第1外部端子と、所定の第2抵抗を前記第2ノードと前記出力ノードとの間に電気的に連結するための第2外部端子と、を含むことを特徴とする。
 本発明によれば、シュミットトリガ回路に入力されるトランジション電圧を制御して適切なトランジション電圧を選択することによって、電源電圧の変化に対して一定の発振周波数を有することができる。また、物理的な抵抗とキャパシタとによって具現されることによって、温度に対する発振周波数の変動もほとんどない。したがって、電源電圧及び温度などの外部条件の変化に無関係でかつ安定した発振周波数を有する発振信号が得られる。
 以下、添付した図面を基づいて、本発明の望ましい実施形態を説明することによって、本発明を詳細に説明する。各図面に示された同じ参照符号は同様の構成要素を表す。
 図6は、本発明の一実施形態によるオシレータを示す回路図である。
 図6を参照すれば、本発明の一実施形態によるオシレータはトランジション電圧発生回路410、シュミットトリガ回路420、RC遅延回路430及び量子化器440を備える。
 トランジション電圧発生回路410は電源電圧VDDを利用してハイトランジション電圧VIH及びロートランジション電圧VILを発生する。
 トランジション電圧発生回路410を詳細に示す図7を参照すれば、トランジション電圧発生回路410は電源電圧VDDを分割してハイトランジション電圧VIH及びロートランジション電圧VILを発生する電圧分割器である。トランジション電圧発生回路410は電源電圧VDDと接地電圧GNDとの間に直列に連結される合計Nt個の抵抗素子のうちNa個の抵抗素子にかかる電圧を取り出しハイトランジション電圧VIHとして、Nb個の抵抗素子にかかる電圧を取り出しロートランジション電圧VILとして発生する。ここで、Nt、Na及びNbは、抵抗素子の数として表現されたが、抵抗素子が一つの物質よりなり、その長さによって抵抗値が決定される素子であれば、Nt、Na及びNbは長さを表す値である場合もある。
 ハイトランジション電圧VIH、ロートランジション電圧VIL及び電源電圧VDDの関係は次の数式1のよう表される。
Figure 2004080794
…(数式1)
 したがって、ハイトランジション電圧VIHとロートランジション電圧VILとは電源電圧VDDに比例する電圧である。
 シュミットトリガ回路420は入力電圧VINがハイトランジション電圧VIH以上に上昇すれば第1レベル(ここではハイレベル)の出力電圧VOUTを発生し、入力電圧VINがロートランジション電圧VIL以下に下降すれば第2レベル(ここでは、ローレベル)の出力電圧VOUTを発生する。ここで、ハイレベルは電源電圧VDDのレベルに対応する。
 シュミットトリガ回路420は電圧比較器421及び制御器422を含む。
 電圧比較器421は正(+)端子として入力電圧VINを受信し、負(−)端子としてトランジション電圧VCを受信し、両電圧(入力電圧VINとトランジション電圧VC)を比較して出力電圧VOUTを発生する。
 制御器422は電圧比較器421から出力される出力電圧VOUTに応答してハイトランジション電圧VIH及びロートランジション電圧VILのうち何れか一つをトランジション電圧VCとして提供する役割を果たすものであって、第1及び第2制御スイッチSW1、SW2及びインバータを含む。第1制御スイッチSW1は電圧比較器421の負(−)端子とトランジション電圧発生回路410との間に配置され、出力電圧VOUTの反転電圧によってオン/オフされる。第2制御スイッチSW2も電圧比較器421の負(−)端子とトランジション電圧発生回路410との間に配置され、出力電圧VOUTによってオン/オフされる。したがって、出力電圧VOUTがローレベルなら第2制御スイッチSW2はオフされ、第1制御スイッチSW1がオンされて、ハイトランジション電圧VIHがトランジション電圧VCとして提供される。入力電圧VINが増加してハイトランジション電圧VIHより大きくなれば、出力電圧VOUTがハイレベルとなる。出力電圧VOUTがハイレベルなら第1制御スイッチSW1はオフされ、第2制御スイッチSW2がオンされて、ロートランジション電圧VILがトランジション電圧VCとして提供される。トランジション電圧VCがロートランジション電圧VILである状態で、入力電圧VINがロートランジション電圧VILより小さくなれば出力電圧VOUTが再びローレベルとなる。
 図8は、前述のようなシュミットトリガ回路420の入出力の伝達特性を示す図面である。
 また、図6を参照すれば、RC遅延回路430は第1トランジスタPM及び第2トランジスタNM、第1抵抗R1及び第2抵抗R2並びにキャパシタCdを含む。
 第1トランジスタPMは、ソースが電源電圧VDDに、ドレーンが第1抵抗R1の一端子N31に連結され、ゲートには出力電圧VOUTが入力されるPMOSトランジスタであることが望ましい。第2トランジスタNMは、ソースが接地電圧GNDに、ドレーンが第2抵抗R2の一側端子N32に連結され、ゲートには出力電圧VOUTが入力されるNMOSトランジスタであることが望ましい。第1トランジスタPM及び第2トランジスタNMは出力電圧VOUTに応答してターンオン/ターンオフされる一種のスイッチであると言える。
 第1抵抗R1は第1トランジスタPMのドレーンと出力ノードN33との間に形成され、第2抵抗R2は第2トランジスタNMのドレーンと出力ノードN33との間に形成される。第1抵抗R1と第2抵抗R2とは同じ抵抗値を有することが望ましい。
 キャパシタCdは出力ノードN33と接地電圧GNDとの間に形成される。
 出力電圧VOUTがローレベルなら、第1トランジスタPMはターンオンされ、第2トランジスタNMはターンオフされて第1抵抗R1を通じてキャパシタCdに充電される。一方、出力電圧VOUTがハイレベルなら、第1トランジスタPMはターンオフされ、第2トランジスタNMはターンオンされてキャパシタCdに充電された電圧が第2抵抗R2を通じて放電される。
 第1トランジスタPM及び第2トランジスタNMは各々第1抵抗R1及び第2抵抗R2の抵抗値に比べて十分に小さなターンオン抵抗を有することが望ましい。すなわち、第1トランジスタPM及び第2トランジスタNMの大きさが十分に大きくて第1抵抗R1及び第2抵抗R2に比べて第1トランジスタPM及び第2トランジスタNMのターンオン抵抗が無視されうることが望ましい。第1トランジスタPM及び第2トランジスタNMのターンオン抵抗が十分に小さいなら、遅延時間は時定数だけによって決定される。したがって、温度と電源電圧VDDとの条件にかかわらず出力電圧VOUTから入力電圧VINまでの遅延時間が常に一定される。
 量子化器440は入力電圧VINを量子化して発振信号を出力するものであり、一つ以上のインバータを含む。量子化器440は入力電圧VINが基準電圧VTRより大きければハイレベル(ここではVDD)を、基準電圧より小さければローレベルを出力する。したがって、量子化器440から出力される発振信号CLKは矩形波形態を有する。
 図9は、本発明の一実施形態によるRCオシレータの信号波形図である。図9(a)に示されたように、RC遅延回路430から出力される入力信号VINは三角波形態である。入力信号VINを量子化して得られる発振信号CLKは図9(b)に示すように、矩形波形態である。
 図6及び図9を共に参照して、本発明の一実施形態によるRCオシレータの動作を記述すれば、次のようである。
 初期状態で出力電圧VOUTと入力電圧VINとがローレベル0なら、RC遅延回路430の第1トランジスタPMがターンオンされて図9(a)の(1)区間のように入力電圧VINが増加する。入力電圧VINが増加してハイトランジション電圧VIHに至ると、出力電圧VOUTがハイレベルVDDとなる。それにより、RC遅延回路430の第2トランジスタNMがターンオンされて今回は(2)区間のように入力電圧VINが減少する。入力電圧VINが減少してロートランジション電圧VILに至ると、出力電圧VOUTはローレベル0となる。出力電圧VOUTがローレベルならRC遅延回路430の第1トランジスタPMが再びターンオンされて図9(a)の(3)区間のように入力電圧VINが増加する。図9(a)の(2)区間と(3)区間とが反復的に生じる。
 前述のように(2)、(3)区間が反復されるにつれて、量子化器440から出力される信号は図9(b)に示されたように、一定の周期を有するパルス形態の発振信号CLKとなる。
 一方、図9(a)の(2)区間でかかる時間を立ち下り時間(以下、tFという)とすれば、tFは第2抵抗R2、第2トランジスタのターンオン抵抗RONn及びキャパシタCdで構成されたRC回路において入力電圧VINが初期値であるハイトランジション電圧VIHからロートランジション電圧VILへ到達するまでかかる時間と同じである。初期値Va(0)がハイトランジション電圧VIHであり、最終値Va(∞)は”0”であるから、(2)区間での入力電圧Va(t)は数式2のように表される。したがって、tFは数式2にt=tF、Va(t)=VILを代入することによって、数式3のように表される。
Figure 2004080794
…(数式2)
 ここで、Rdは第2抵抗R2の抵抗値、CdはキャパシタCdのキャパシタンスである。
Figure 2004080794
…(数式3)
 第2トランジスタNMの大きさが十分に大きくて数式3で第2トランジスタのターンオン抵抗RONnが無視でき、数式1のVIHとVILとを数式3に代入して計算すれば、tFは数式4のように簡略化できる。
Figure 2004080794
…(数式4)
 上記tFのように、図9(a)の(3)区間でかかる時間を立ち上がり時間(以下、tRという)とすれば、tRは第1抵抗R1、第1トランジスタのターンオン抵抗RONp及びキャパシタCdで構成されたRC回路において、入力電圧VINが初期値であるロートランジション電圧VILからハイトランジション電圧VIHへ到達するまでかかる時間と同じである。初期値Va(0)がロートランジション電圧VILであり、最終値Va(∞)は”VDD”であるから、(2)区間での入力電圧Va(t)は数式5のように表される。
 したがって、tRは数式5にt=tR、Va(t)=VIHを代入することによって、数式6のように表される。
Figure 2004080794
…(数式5)
Figure 2004080794
…(数式6)
 第1トランジスタPMの大きさが十分に大きくて数式6で第1トランジスタのターンオン抵抗RONpが無視でき、数式1のVIHとVILとを数式6に代入して計算すれば、tRは数式7のように簡略化できる。
Figure 2004080794
…(数式7)
 発振周期tOSCは”tR+tF”であり、発振周波数fOSCはtOSCの逆数と同じなので、fOSCは次の数式8のように計算される。
Figure 2004080794
…(数式8)
 ここで、Rd、CdはRC遅延回路430の抵抗及びキャパシタ値であって設計者が決定する定数であり、Na、Nb、Ntは各々トランジション電圧発生回路410で決定される定数であるので、発振周波数fOSCは電源電圧VDD及びその他の温度などの外部条件にかかわらず決定されることが分かる。
 図10は、図6に示されたRCオシレータのSPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)によるシミュレーション結果であって、入力電圧VIN及び発振信号CLKの波形を示す図面である。
 図11及び図12は、図6に示されたRCオシレータの電源電圧VDD及び温度条件についてのシミュレーション結果を各々示す図面である。
 上記のシミュレーション結果によれば、電源電圧VDDに対する発振周波数fOSCの変化率は1.2%/Vであり、温度に対する発振周波数fOSCの変化率は0.013%/℃である。このシミュレーション結果で分かるように、本発明の好適な実施の形態に係るオシレータは温度や電源電圧などの外部条件の影響をほとんど受けない。
 図13は、本発明の他の一実施形態によるオシレータを示す回路図である。
 図13を参照すれば、本発明の他の一実施形態によるオシレータはトランジション電圧発生回路510、シュミットトリガ回路420、RC遅延回路530及び量子化器440を備える。
 トランジション電圧発生回路510は図6に示されたトランジション電圧発生回路410と同様に、電源電圧VDDを分割してハイトランジション電圧VIH及びロートランジション電圧VILを発生する。図6に示されたトランジション電圧発生回路410との相違点は電源電圧VDDと接地電圧GNDとの間に直列で連結される抵抗の他に、抵抗に並列で連結される一つ以上のヒューズをさらに含むことである。
 本実施形態では、第1抵抗ノードN51と第2抵抗ノードN52との間に第1ヒューズ511が配置され、第2抵抗ノードN52と第3抵抗ノードN53との間に第2ヒューズ512が配置されて、合計2個のヒューズを備える。ヒューズ511、512はオシレータの製造段階または製造後にカットされうる。
 ヒューズ511、512がカットされていない状態では、電流は第1抵抗ノードN51と第2抵抗ノードN52との間の抵抗R51及び第2抵抗ノードN52と第3抵抗ノードN53との間の抵抗R52を経ずに、ヒューズ511、512を通じて直接連結された経路に流れる。一方、第1ヒューズ511がカットされれば、電流は第1抵抗ノードN51と第2抵抗ノードN52との間の抵抗R51及び第2抵抗ノードN52と第3抵抗ノードN53との間の第2ヒューズ512を通じて流れる。したがって、第1ヒューズ511がカットされた場合のロートランジション電圧VILに対するハイトランジション電圧VIHの比Na/Nbは、第1及び第2ヒューズ511、512がカットされていない場合のロートランジション電圧VILに対するハイトランジション電圧VIHの比Na/Nbより大きくなる。
 一方、第1及び第2ヒューズ511、512が全てカットされれば、電流は第1抵抗ノードN51と第2抵抗ノードN52との間の抵抗R51及び第2抵抗ノードN52と第3抵抗ノードN53との間の抵抗R52を通じて流れる。したがって、第1及び第2ヒューズ511、512が全てカットされた場合のロートランジション電圧VILに対するハイトランジション電圧VIHの比Na/Nbは第1ヒューズ511だけカットされた場合のロートランジション電圧VILに対するハイトランジション電圧VIHの比Na/Nbよりさらに大きくなる。
 数式8で分かるように、ロートランジション電圧VILに対するハイトランジション電圧V1Hの比Na/Nbが増加すれば、発振周波数fOSCは減少する。したがって、前述のようなヒューズのカットを通じてオシレータの製造後に発振周波数fOSCを調節することによって、所望の発振周波数fOSCがより正確に得られる。
 シュミットトリガ回路420及び量子化器440は、図6に示されたシュミットトリガ回路420及び量子化器440と同じなので、ここで詳細な説明は省略する。
 図13に示されたRC遅延回路530は、出力ノードN33と接地電圧GNDとの間に並列に連結される多数個のキャパシタ及びキャパシタと出力ノードとの間に配置される一つ以上のヒューズを含むという点を除けば、図6に示されたRC遅延回路430と同様に構成される。
 すなわち、本実施形態では、二つのキャパシタ、すなわち第1及び第2キャパシタC1、C2が出力ノードN33と接地電圧GNDとの間に各々連結され、一つのヒューズ531が第2キャパシタC2と出力ノードN33との間に配置される。
 ヒューズ531はトランジション電圧発生回路510のヒューズ511、512と同様に、製造段階または製造後にカットされうる。ヒューズ531がカットされればヒューズ531がカットされていない場合に比べてキャパシタンスCdが減少する。
 したがって、数式8から分かるようにキャパシタンスCdが減少すれば、発振周波数fOSCは増加する。したがって、トランジション電圧発生回路510のヒューズ511、512及びRC遅延回路530のヒューズ531を選択的にカットして発振周波数fOSCを調節することによって、所望の発振周波数fOSCが更に正確に得られる。
 そして、RC遅延回路530の第1抵抗R1及び第2抵抗R2は集積回路、すなわちチップ上に含まれるのではなく、使用者が連結しても良い。すなわち、本発明の他の一実施形態によるオシレータは、第1抵抗R1及び第2抵抗R2を除外した回路素子を集積化し、第1抵抗R1及び第2抵抗R2を使用者がチップの外部に連結するように外部端子を備える形態で設計/製作できる。
 使用者は本発明の第2実施形態によるオシレータチップの外部端子に、所望の発振周波数を得るための適切な第1及び第2抵抗R1、R2を連結して使用することができる。この場合、第1抵抗R1及び第2抵抗R2の特定値について個々の発振周波数が得られるように設計される。
 ところが、製造後に発振周波数に誤差が生じた場合では、前述したように、トランジション電圧発生回路510のヒューズ511、512及びRC遅延回路530のヒューズ531を選択的にカットして発振周波数fOSCを調節することによって、所望の発振周波数fOSCがより正確に得られる。
 本発明は図面に示された一実施形態を基づいて説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者であればこれから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解しうる。したがって、本発明の真の技術的な保護範囲は添付された特許請求の範囲の技術的思想によって決定されなければならない。
 本発明によれば、ヒューズを利用してオシレータの製造段階または製造後にも発振周波数を増加/減少させ、所望の発振周波数に正確に調節できる。
従来技術によるリングオシレータを示す回路図である。 従来技術による電流制御オシレータを示す回路図である。 従来技術によるシュミットトリガを利用したオシレータを示す回路図である。 従来技術によるRCオシレータを示す回路図である。 図4に示されたRCオシレータの電圧波形図である。 本発明の一実施形態によるオシレータを示す回路図である。 図6に示されたトランジション電圧発生回路を詳細に示す図面である。 図6に示されたシュミットトリガ回路の入出力の伝達特性を示す図面である。 図6に示されたRCオシレータの信号波形図である。 図6に示されたRCオシレータのSPICEによるシミュレーション結果であって、入力電圧及び発振信号の波形図である。 図6に示されたRCオシレータの電源電圧に関するシミュレーション結果を示す図面である。 図6に示されたRCオシレータの温度条件に関するシミュレーション結果を示す図面である。 本発明の他の一実施形態によるオシレータを示す回路図である。
符号の説明
 410  トランジション電圧発生回路
 420  シュミットトリガ回路
 421  電圧比較器
 422  制御器
 430  遅延回路
 440  量子化器

Claims (18)

  1.  電源電圧に比例するハイトランジション電圧及びロートランジション電圧を発生させるトランジション電圧発生回路と、
     入力電圧が前記ハイトランジション電圧以上に上昇すれば第1レベルの出力電圧を発生させ、前記入力電圧が前記ロートランジション電圧以下に下降すれば第2レベルの前記出力電圧を発生させるシュミットトリガ回路と、
     少なくとも一つの抵抗及びキャパシタを含むRC遅延回路であって、前記出力電圧に応答して前記入力電圧を発生させる前記RC遅延回路と、
     前記入力電圧を量子化して矩形波形態の発振信号を出力する量子化器と、
     を備えることを特徴とするRCオシレータ。
  2.  前記トランジション電圧発生回路は、
     前記電源電圧を分割して前記ハイトランジション電圧及び前記ハイトランジション電圧より小さな前記ロートランジション電圧を発生することを特徴とする請求項1に記載のRCオシレータ。
  3.  前記トランジション電圧発生回路は、
     前記電源電圧と第1接地電圧との間に直列に連結された二つ以上の抵抗素子を含むことを特徴とする請求項2に記載のRCオシレータ。
  4.  前記シュミットトリガ回路は、
     前記出力電圧に応答して前記ハイトランジション電圧及び前記ロートランジション電圧のうち何れか一つを前記トランジション電圧として提供する制御器と、
     前記入力電圧と前記トランジション電圧とを比較して前記出力電圧を発生する電圧比較器と、
     を含むことを特徴とする請求項1に記載のRCオシレータ。
  5.  前記RC遅延回路は、
     出力ノードに各々連結される第1抵抗及び第2抵抗と、
     前記電源電圧と前記第1抵抗との間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第1トランジスタと、
     前記第2抵抗と接地電圧との間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第2トランジスタと、
     前記出力ノードと第2接地電圧との間に形成されるキャパシタと、
     を含むことを特徴とする請求項1に記載のRCオシレータ。
  6.  前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタは、
     前記第1抵抗及び前記第2抵抗の抵抗値に比べて十分に小さなターンオン抵抗を有することを特徴とする請求項5に記載のRCオシレータ。
  7.  前記第1抵抗及び前記第2抵抗は、
     実質的に同じ抵抗値を有することを特徴とする請求項5に記載のRCオシレータ。
  8.  入力電圧がハイトランジション電圧以上に上昇すれば第1レベルの出力電圧を発生し、前記入力電圧がロートランジション電圧以下に下降すれば第2レベルの前記出力電圧を発生するシュミットトリガ回路と、
     前記出力電圧に応答して所定の出力ノードと第1接地電圧との間に形成される一つ以上のキャパシタを充電または放電することによって、前記入力電圧を発生するRC遅延回路と、
     前記入力電圧に応答して所定の発振周波数を有する発振信号を出力する量子化器と、を備え、
     前記ハイトランジション電圧及び前記ロートランジション電圧のレベルは第1電源電圧に比例することを特徴とするRCオシレータ。
  9.  前記RCオシレータは、
     前記第1電源電圧を分割して前記ハイトランジション電圧及び前記ハイトランジション電圧より小さな前記ロートランジション電圧を発生するトランジション電圧発生回路をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のRCオシレータ。
  10.  前記トランジション電圧発生回路は、
     前記第1電源電圧と第2接地電圧との間に直列に連結された複数の抵抗素子を含むことを特徴とする請求項9に記載のRCオシレータ。
  11.  前記トランジション電圧発生回路は、
     前記複数の抵抗素子のうち一つ以上の抵抗に並列で連結されるヒューズをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のRCオシレータ。
  12.  前記発振周波数は、
     前記ヒューズのカッティングによって減少することを特徴とする請求項11に記載のRCオシレータ。
  13.  前記シュミットトリガ回路は、
     前記出力電圧に応答して前記ハイトランジション電圧及び前記ロートランジション電圧のうち何れか一つを前記トランジション電圧として提供する制御器と、
     前記入力電圧と前記トランジション電圧とを比較して前記出力電圧を発生する電圧比較器と、
     を含むことを特徴とする請求項8に記載のRCオシレータ。
  14.  前記RC遅延回路は、
     第2電源電圧と所定の第1ノードとの間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第1トランジスタと、
     所定の第2ノードと第3接地電圧との間に形成され、前記出力電圧に応答してゲート制御される第2トランジスタと、
     前記出力ノードと前記第1接地電圧との間に並列で形成される複数の前記キャパシタと、
     所定の第1抵抗を前記第1ノードと前記出力ノードとの間に電気的に連結するための第1外部端子と、
     所定の第2抵抗を前記第2ノードと前記出力ノードとの間に電気的に連結するための第2外部端子と、
     を含むことを特徴とする請求項8に記載のRCオシレータ。
  15.  前記第1抵抗及び前記第2抵抗は、
     使用者によって外部に連結されることを特徴とする請求項14に記載のRCオシレータ。
  16.  前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタは、
     前記第1抵抗及び前記第2抵抗の抵抗値に比べて十分に小さなターンオン抵抗を有することを特徴とする請求項15に記載のRCオシレータ。
  17.  前記RC遅延回路は、
     前記出力ノードと前記複数のキャパシタの一側との間に形成される一つ以上のヒューズをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のRCオシレータ。
  18.  前記発振周波数は、
     前記ヒューズのカッティングによって増加することを特徴とする請求項17に記載のRCオシレータ。
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