JP2004080460A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルカメラにおいて、補正レンズや、撮像素子の移動によって手振れ補正を行う場合、手振れが補正範囲を超えても、従来はそのまま画像の保存をしていたので、使用に堪えない画像を保存したまま再撮影のチャンスを逃していた。
【解決手段】手振れセンサの監視により、撮影した画像が、手振れ補正範囲を超えたことが分かった場合、撮影者にその画像をそのまま保存してよいかどうかを確認するモードを用意する。このモードが選択されているとき、手振れ補正範囲を超えた画像が撮影されると、画像モニタにそれが表示され警告が表示される。撮影者は画像を見て、ボタン操作等によって、画像モニタ上の保存要否を示す選択枝を選び、決定動作を行うことで、必要な画像の保存か、不要な画像の破棄を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】手振れセンサの監視により、撮影した画像が、手振れ補正範囲を超えたことが分かった場合、撮影者にその画像をそのまま保存してよいかどうかを確認するモードを用意する。このモードが選択されているとき、手振れ補正範囲を超えた画像が撮影されると、画像モニタにそれが表示され警告が表示される。撮影者は画像を見て、ボタン操作等によって、画像モニタ上の保存要否を示す選択枝を選び、決定動作を行うことで、必要な画像の保存か、不要な画像の破棄を行う。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、手振れ補正付きの電子カメラの撮影モードに関する。
【0002】
【従来の技術】
被写体が十分明るいときは、カメラのシャッタ開閉時間も十分短いので、手振れの心配はないが、明るさが不足すると、撮像素子への光量確保のため、シャッタ開放時間を長くしなければならない。このとき、撮影者がカメラを手持ちで撮影している場合は、撮影画像に手振れの発生する可能性がある。手振れが何らかの許容量を超えた場合は、鑑賞に堪えない画像として嫌われるので、極力そのような状態にならないようカメラ側で種々工夫を凝らしている。
手振れ補正可能範囲内にできるだけ手振れを入れ込むパテントはたとえば特開2000−358187号公報や特開平5−249529号公報等に提示されているが、補正範囲外まで振れてしまった画像に対する処置、及び、撮影者への表示等は提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来においては手振れ補正が十分なされない画像も撮影画像として保存されていた。このため、撮影者は手振れ補正機能を働かせたことで満足し、撮影を終了し、撮影のやり直しタイミングを逃してしまう結果となってしまった。
従来においては、手振れ補正が十分できなくても、補正を行った画像として処置していたが、本発明においては補正性能を超える手振れがあった場合には、補正画像を撮影者が確認でき、不十分な場合には、撮影のやり直し等の判断もやりやすくなる。
また、撮影画像の補正達成度合いを表示することにより、撮影者の画像に対する判断をさらにやりやすくした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1では、撮影レンズ内補正レンズ等と、撮像素子と、画像を記録するための画像メモリと、画像等を表示可能な画像モニタと、手振れセンサとを有し、手振れ補正機能を有するデジタル式カメラであって、前記手振れ補正機能は、前記補正レンズ等、もしくは、前記撮像素子の移動により行われるカメラにおいて、補正のために作動させられる前記補正レンズ等の作動域、もしくは、前記撮像素子の作動域、を超える手振れが撮影中に生じた場合においては、撮影した画像を一旦前記画像メモリに記録するとともに、その直後に、撮影者に該画像の画像メモリへの保存の要否を確認する確認モードを有することを特徴とする。
【0005】
本発明の請求項2では、請求項1に記載の撮像装置おいて、前記確認モードの時は、撮影画面の全体、及び、部分的拡大画面の双方を選択的に前記画像モニタに表示するか、または、いずれか一方を前記画像モニタにて表示することを特徴とする。
【0006】
本発明の請求項3では、請求項2に記載の撮像装置おいて、前記画像モニタ表示には、前記カメラの前記手振れセンサが観測した撮影時間内のぶれ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを、指標的な数値、記号にて表示することを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項4では、請求項2または3に記載の撮像装置において、前記画像モニタ表示をしたあと、または、画像モニタ表示中に画像モニタ画面には画像データの前記画像メモリへの保存の要否を指定するための選択枝を示す表示を行うことを特徴とする。
本発明の請求項5では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の撮像装置において、前記カメラが自動にて手振れ補正不完全画像を判断する自動判断モードを選択可能に設け、該モードを選択中に、補正のために作動させられる前記補正レンズ等の作動域、もしくは、前記撮像素子の作動域、を超える手振れが撮影中に生じた場合においては、画像データの前記画像メモリへの取り込みを行うかどうかの判断を自動的に行うことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項6では、請求項5に記載の撮像装置において、前記画像メモリへの取り込みを行うかどうかを決定する基準は、前記カメラの前記手振れセンサが観測した撮影時間内の手振れ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを表す指標的な値と、撮影者が前記画像メモリへの保存の要否に対して決定した判断との関係の記録から設定することを特徴とする。
【0009】
【実施例】
図1は本発明のカメラを後ろから見た図を示す。
図において、符号1はカメラ、符号2はファインダ、符号3は表示装置としての画像モニタ、符号4はレリーズボタン、符号5は多目的選択スイッチ、符号6は表示モード切換ボタン、符号7は判断モード切換ボタンをそれぞれ示す。
【0010】
カメラ1は手振れ検出手段を内蔵している。手振れ補正手段としては、撮影レンズと組になった補正レンズを移動させたり、撮影レンズの後方に配置されるプリズムの傾きを変えたり、CCDのような撮像素子を移動させたりする、一般によく用いられる方式のものであって、特に限定はしない。
通常の撮影の場合は、撮影者が被写体にカメラ1を向け、ファインダ2を覗いて撮影視野を定め、レリーズボタン4を押す。カメラ1は、被写体輝度に応じた露光量と、被写体距離に応じたレンズ繰り出しを行って、シャッタを作動させて撮影を完了する。ファインダ2を覗く代わりに、画像モニタ3で撮影視野を決めることもできる。
【0011】
本実施例では、手振れ補正をしながら撮影し、手振れの状況を吟味した上で手振れの程度が分かる指標を算出し、その指標を画像モニタ上に画像と共に表示することによって、撮影者の判断を求め、不所望な画像をメモリに記録させなくて済むようにしている。
以下図2を用いて本発明を説明する。
【0012】
図2は本発明を説明するための流れ図である。
図は、2段押しのレリーズボタンの1段目の第1レリーズが押されて、露光量決定とレンズ繰り出しが行われた後、第2レリーズが押されて、露光開始が行われた時点からスタートしている。図において、符号Sはステップを表し、その後の数字はステップ番号を表す。
【0013】
S1で露光が開始され、S2において内蔵の手振れ検出手段が手振れの程度をチェックする。手振れが所定の範囲を超えていなければS4へ進み補正を行った後S5へ進み、手振れが所定の範囲を超えていたらばS3へ行き、所定の範囲を超えている分を積算して、積算値メモリに保存しS5へ進む。S5で所定の露光時間が経過したかどうかをチェックし、まだならS2へ戻る。露光終了であれば、S6へ進み、露光蓄積した画像を取り込んで、S7で画像メモリに記録する。前記積算値メモリにデータが保存されている場合は、手振れが所定値を超えていたことを意味するので、S9で手振れの程度が分かる指標値を算出し、画像モニタに、撮像した画像と共に該指標値を表示する。同時に画像を保存すべきか否かを撮影者が選択できる表示を行う。S10において、撮影者は多目的選択スイッチを操作して、画像保存の要・不要を選択指示する。要であれば、画像は既に画像メモリに保存されているので、特に何もしないで終了する。不要であれば、S11において既に画像メモリに保存されている画像を消去して画像メモリの一部を解放し終了する。
【0014】
図3は撮影画像の保存の確認を求める画像モニタ表示を示す図である。
図3(a)は文字による警告画面、図3(b)は撮影画像の全体画面、図3(c)は部分的拡大画面をそれぞれ示す図である。
撮影直後において、補正のために作動させられる補正レンズ等(プリズムを含む)、もしくは、撮像素子としてのCCDの作動域を超える手振れが撮影中に生じたことが分かったときは、まず図3(a)のような表示を行う。所定時間表示をした後、自動的に図3(b)のような表示に切り換えてもよいが、撮影者が最初の画面に気づかなかった場合は、自動的に切り替わってしまうと表示の目的が達せられなくなるので、カメラ裏側にある表示モード切換ボタン6を、撮影者が押すことによって切り換わるようにするのがよい。
【0015】
図3(b)の表示には、全体画面に重ねて保存の要否を選択する為の選択枝を表す文字表示を行う。図には「YES」「NO」と表示してあるが、理解が容易なものであればこれに限るものではない。また、文字に限らず、分かりやすいものであれば「○」「×」のような記号でも構わない。この段階で保存の要否を決定することにして終了するように構成しても構わないが、一般に画像モニタ上の全体画面は、プリントで見る画像より縮小されているので、手振れの程度の判断がつきにくい。そこで、更に表示モード切換ボタン6を押すことによって、図3(c)のように部分的拡大画面に切り換えられるようにしてもよい。この画面にも保存の要否を選択する為の選択枝を表す文字を重ねて表示する。図3(b)、(c)いずれの画面でも、撮影者は多目的選択スイッチ5を操作することで、保存の要・不要のいずれかを選択して、決定する。
【0016】
選択及び決定の方法としては、たとえば、多目的選択スイッチ5のボタンの上面に図1に示すように4方向の矢印を表示しておき、各矢印部分を押すことによって、それぞれに対応したスイッチが働くようにしておく。保存の要・不要の選択は、たとえば、左右の矢印のいずれかを押すことにより、現在選択されている選択枝の文字を反転、あるいは特定の色表示等で示すことにより撮影者が理解できるようにする。所望の選択枝が得られたら、たとえば下向きの矢印を押すことにより選択を有効にし、その選択枝に割り当てられた動作を行って終了する。必要に応じて、選択結果を画面上に文字表示してもよい。
なお、図3では全体画面と部分的拡大画面の双方を順次表示するようにしているが、図3(b)を省略した構成にしても実用的にはあまり問題が生じない。
【0017】
図4は本発明の手振れ量とその補正可能範囲を示した図である。
図4において、横軸は時間を表し、時間0は撮影スタート時点を、時間t1は撮影終了時点を表す。縦軸は振れセンサの出力によって、補正レンズ、もしくは、撮像素子を移動させて手振れを補正するときの移動量を表し、横軸を挟んで上下に等間隔に示した破線は、手振れの補正が可能な限界を表し、両破線の間が手振れ補正範囲を表す。図中の曲線は手振れの軌跡を示す。撮影スタート時点からカメラは正方向に手振れが始まり、ある時点で振れ補正の限界を超えている例を示している。この例では撮影終了時点まで振れ補正限界を超えたままである。図中、斜線を施した部分は、補正機構が追随すべき移動量ではあるが、機構の限界により追随できなかった領域を表している。
【0018】
図5は指標的な数値を画像モニタに表示した図である。
図4に示した斜線部の領域を何らかの形で処理して、撮影された画像が、手振れに関して、本来あるべき姿に対してどれだけ忠実に撮影できたかを数値で表して、判断の指標とすることを考える。その具体的な方法については後述するが、得られた数値は、たとえば、補正率というような指標を用いて図5のように画像モニタ上に表示する。この場合は、図4における斜線部が全くないとき補正率100%になるような演算式を用いる。
【0019】
図では「補正率70」として数値表示をしているが、小さい画面での数字は読みにくい場合があるので、そのようなカメラの場合は、たとえば、補正率90%以上を「A」、以下80%以上を「B」のように10%刻みで記号を用いてランク表示する方法なども可能である。
【0020】
図6は本発明のカメラの自動判断モード時の画像モニタ表示の一例を示す図である。
図1のカメラ裏面における判断モード切換ボタン7を押すことによって、手振れ画像の保存要否を撮影者に確認する確認モードと、カメラに自動的に判断させる自動判断モードとを任意に切り換えられるようにしておく。自動判断モードのときは、画像の保存の要否を決める基準として、内部に所定の閾値を用意しておいて、前記の補正率が所定の閾値以下であった場合は、そのときの画像を破棄して、画像モニタ上にその旨表示するか、あるいは、図に示すように、更に進めて再撮影を促すメッセージを表示する。
【0021】
補正率の所定の閾値として、固定的な値を採用することも可能であるが、撮影者の意図を反映した変数とすることもできる。この場合、過去に、確認モードにおいて撮影者が画像を保存すると決めた画面における補正率の統計的な処理等によって、閾値を設定してもよい。確認モードの場合は、たとえ補正率99%であっても確認を求めることになるので、最大値を採用するといずれは99%に落ち着くことになるのであまり意味がない。最小値を採用すると、たまたま、2度と撮れない画像だったため低すぎても我慢をして保存に踏み切った場合などがあると、通常は所望するはずのない低品質の画像まで保存してしまうことになる。これらを踏まえて、たとえば、単純な平均値を採用するとか、たとえば、極端な値を除外した上で平均値をとるとか、あるいは、平均値より低品質側を更に平均した値を採用するなどして撮影者の通常の確認モード時の判断に近い判断ができるようにするとよい。
【0022】
手振れセンサが観測した撮影時間内の手振れ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを、指標的な数値で表す方法を説明する。
図7は指標的な数値を算出する方法を説明するための図である。
図7(a)は図4と同様な図である。図7(b)は図7(a)の一部拡大図である。図7(c)は演算式の一例を示す式である。
【0023】
図7(a)において、Y1、−Y1は補正可能の限界値を表し、時間t0は手振れが限界値を超えた時点、時間Tは撮影終了時点を表す。斜線部は図4と同様補正限界を超えたために補正しきれなかった領域を示す。図7(b)はこの領域を含む範囲だけを示しており、時間Δtは、図2におけるステップS2からステップS5までのサイクルタイムを表す。この値が一定の場合は図7(c)に示す演算式中(tn−tn−1)はΔtに等しくなる。同式の分子は図7(a)における斜線部の面積を近似する式である。
【0024】
図7(c)の演算式の分子のみを1つの指標として用いることもできる。この場合、その値は、補正可能範囲を外れた振れ量そのものを表すと見てよいので、前記振れの度合いを表す指標として使える。同式の分母は、図7(a)における正または負の振れの限界と露光時間の積であり、露光時間内の横軸より上の長方形の面積を表す。よって、同演算式は露光時間の長短に影響されない1種の比率を表す無名数となる。斜線部が存在しないとき同式の値αは0となるので、この値は前記補正できなかった度合いを表す指標として使うことができる。図には示していないが、逆の見方として、β=1−αという式を考えると、前記斜線部が存在しないときβは1となり、補正できた度合いを表すと見ることができる。この値に100を掛けて100分率で表現し、γ=100βとしたものが、図5及び図6に示した補正率である。
【0025】
図5、図6において、補正率の例を示したため、前記自動判断モードにおける基準も、補正率を前提として説明したが、指標として図7(c)の式の分子のみからなる演算式により、振れの度合いを表す場合、あるいは、前記αを採用して補正できなかった度合いを表す場合においては、前記基準もそれぞれに対応したものにする必要がある。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、手振れ補正を掛けたにもかかわらず補正しきれなかった画像を、そのまま保存するのではなく、撮影者に確認を求めるようにしたので、無駄なメモリの使用と、再撮影のチャンスの逸失を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、撮影された画像を見て、保存要否の判断ができるので、素早く且つ、確実な判断ができる。
請求項3に記載の発明によれば、指標により、画像の善し悪しがより明確になるので判断が更にしやすくなると共に、他の画像との比較を、表示された指標で比較することが出きるようになり、画像の取捨選択が曖昧な主観や直感に頼らなくても済むようになる。
【0027】
請求項4に記載の発明によれば、画面上に選択枝が表示されるので、簡単な操作で選択できる要になる。
請求項5に記載の発明によれば、補正限界を超えた画像の取捨選択を自動で行うので、撮影者がいちいち判断しなくても済むようになる。
請求項6に記載の発明によれば、自動判断モードにおける取捨選択の基準が、過去の撮影者の判断履歴を参照して定められるので、自動判断でありながら、撮影者の通常の判断により近い判断がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラを後ろから見た図を示す。
【図2】本発明の本発明を説明するための流れ図である。
【図3】本発明を説明する撮影画像の保存の確認を求める画像モニタ表示を示す図である。
【図4】本発明の手振れ量とその補正可能範囲を示した図である。
【図5】指標的な数値を画像モニタに表示した図である。
【図6】本発明のカメラの自動判断モード時の画像モニタ表示の一例を示す図である。
【図7】指標的な数値を算出する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 ファインダ
3 画像モニタ
4 レリーズボタン
5 多目的選択スイッチ
6 表示モード切換ボタン
7 判断モード切換ボタン
【産業上の利用分野】
本発明は、手振れ補正付きの電子カメラの撮影モードに関する。
【0002】
【従来の技術】
被写体が十分明るいときは、カメラのシャッタ開閉時間も十分短いので、手振れの心配はないが、明るさが不足すると、撮像素子への光量確保のため、シャッタ開放時間を長くしなければならない。このとき、撮影者がカメラを手持ちで撮影している場合は、撮影画像に手振れの発生する可能性がある。手振れが何らかの許容量を超えた場合は、鑑賞に堪えない画像として嫌われるので、極力そのような状態にならないようカメラ側で種々工夫を凝らしている。
手振れ補正可能範囲内にできるだけ手振れを入れ込むパテントはたとえば特開2000−358187号公報や特開平5−249529号公報等に提示されているが、補正範囲外まで振れてしまった画像に対する処置、及び、撮影者への表示等は提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来においては手振れ補正が十分なされない画像も撮影画像として保存されていた。このため、撮影者は手振れ補正機能を働かせたことで満足し、撮影を終了し、撮影のやり直しタイミングを逃してしまう結果となってしまった。
従来においては、手振れ補正が十分できなくても、補正を行った画像として処置していたが、本発明においては補正性能を超える手振れがあった場合には、補正画像を撮影者が確認でき、不十分な場合には、撮影のやり直し等の判断もやりやすくなる。
また、撮影画像の補正達成度合いを表示することにより、撮影者の画像に対する判断をさらにやりやすくした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1では、撮影レンズ内補正レンズ等と、撮像素子と、画像を記録するための画像メモリと、画像等を表示可能な画像モニタと、手振れセンサとを有し、手振れ補正機能を有するデジタル式カメラであって、前記手振れ補正機能は、前記補正レンズ等、もしくは、前記撮像素子の移動により行われるカメラにおいて、補正のために作動させられる前記補正レンズ等の作動域、もしくは、前記撮像素子の作動域、を超える手振れが撮影中に生じた場合においては、撮影した画像を一旦前記画像メモリに記録するとともに、その直後に、撮影者に該画像の画像メモリへの保存の要否を確認する確認モードを有することを特徴とする。
【0005】
本発明の請求項2では、請求項1に記載の撮像装置おいて、前記確認モードの時は、撮影画面の全体、及び、部分的拡大画面の双方を選択的に前記画像モニタに表示するか、または、いずれか一方を前記画像モニタにて表示することを特徴とする。
【0006】
本発明の請求項3では、請求項2に記載の撮像装置おいて、前記画像モニタ表示には、前記カメラの前記手振れセンサが観測した撮影時間内のぶれ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを、指標的な数値、記号にて表示することを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項4では、請求項2または3に記載の撮像装置において、前記画像モニタ表示をしたあと、または、画像モニタ表示中に画像モニタ画面には画像データの前記画像メモリへの保存の要否を指定するための選択枝を示す表示を行うことを特徴とする。
本発明の請求項5では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の撮像装置において、前記カメラが自動にて手振れ補正不完全画像を判断する自動判断モードを選択可能に設け、該モードを選択中に、補正のために作動させられる前記補正レンズ等の作動域、もしくは、前記撮像素子の作動域、を超える手振れが撮影中に生じた場合においては、画像データの前記画像メモリへの取り込みを行うかどうかの判断を自動的に行うことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項6では、請求項5に記載の撮像装置において、前記画像メモリへの取り込みを行うかどうかを決定する基準は、前記カメラの前記手振れセンサが観測した撮影時間内の手振れ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを表す指標的な値と、撮影者が前記画像メモリへの保存の要否に対して決定した判断との関係の記録から設定することを特徴とする。
【0009】
【実施例】
図1は本発明のカメラを後ろから見た図を示す。
図において、符号1はカメラ、符号2はファインダ、符号3は表示装置としての画像モニタ、符号4はレリーズボタン、符号5は多目的選択スイッチ、符号6は表示モード切換ボタン、符号7は判断モード切換ボタンをそれぞれ示す。
【0010】
カメラ1は手振れ検出手段を内蔵している。手振れ補正手段としては、撮影レンズと組になった補正レンズを移動させたり、撮影レンズの後方に配置されるプリズムの傾きを変えたり、CCDのような撮像素子を移動させたりする、一般によく用いられる方式のものであって、特に限定はしない。
通常の撮影の場合は、撮影者が被写体にカメラ1を向け、ファインダ2を覗いて撮影視野を定め、レリーズボタン4を押す。カメラ1は、被写体輝度に応じた露光量と、被写体距離に応じたレンズ繰り出しを行って、シャッタを作動させて撮影を完了する。ファインダ2を覗く代わりに、画像モニタ3で撮影視野を決めることもできる。
【0011】
本実施例では、手振れ補正をしながら撮影し、手振れの状況を吟味した上で手振れの程度が分かる指標を算出し、その指標を画像モニタ上に画像と共に表示することによって、撮影者の判断を求め、不所望な画像をメモリに記録させなくて済むようにしている。
以下図2を用いて本発明を説明する。
【0012】
図2は本発明を説明するための流れ図である。
図は、2段押しのレリーズボタンの1段目の第1レリーズが押されて、露光量決定とレンズ繰り出しが行われた後、第2レリーズが押されて、露光開始が行われた時点からスタートしている。図において、符号Sはステップを表し、その後の数字はステップ番号を表す。
【0013】
S1で露光が開始され、S2において内蔵の手振れ検出手段が手振れの程度をチェックする。手振れが所定の範囲を超えていなければS4へ進み補正を行った後S5へ進み、手振れが所定の範囲を超えていたらばS3へ行き、所定の範囲を超えている分を積算して、積算値メモリに保存しS5へ進む。S5で所定の露光時間が経過したかどうかをチェックし、まだならS2へ戻る。露光終了であれば、S6へ進み、露光蓄積した画像を取り込んで、S7で画像メモリに記録する。前記積算値メモリにデータが保存されている場合は、手振れが所定値を超えていたことを意味するので、S9で手振れの程度が分かる指標値を算出し、画像モニタに、撮像した画像と共に該指標値を表示する。同時に画像を保存すべきか否かを撮影者が選択できる表示を行う。S10において、撮影者は多目的選択スイッチを操作して、画像保存の要・不要を選択指示する。要であれば、画像は既に画像メモリに保存されているので、特に何もしないで終了する。不要であれば、S11において既に画像メモリに保存されている画像を消去して画像メモリの一部を解放し終了する。
【0014】
図3は撮影画像の保存の確認を求める画像モニタ表示を示す図である。
図3(a)は文字による警告画面、図3(b)は撮影画像の全体画面、図3(c)は部分的拡大画面をそれぞれ示す図である。
撮影直後において、補正のために作動させられる補正レンズ等(プリズムを含む)、もしくは、撮像素子としてのCCDの作動域を超える手振れが撮影中に生じたことが分かったときは、まず図3(a)のような表示を行う。所定時間表示をした後、自動的に図3(b)のような表示に切り換えてもよいが、撮影者が最初の画面に気づかなかった場合は、自動的に切り替わってしまうと表示の目的が達せられなくなるので、カメラ裏側にある表示モード切換ボタン6を、撮影者が押すことによって切り換わるようにするのがよい。
【0015】
図3(b)の表示には、全体画面に重ねて保存の要否を選択する為の選択枝を表す文字表示を行う。図には「YES」「NO」と表示してあるが、理解が容易なものであればこれに限るものではない。また、文字に限らず、分かりやすいものであれば「○」「×」のような記号でも構わない。この段階で保存の要否を決定することにして終了するように構成しても構わないが、一般に画像モニタ上の全体画面は、プリントで見る画像より縮小されているので、手振れの程度の判断がつきにくい。そこで、更に表示モード切換ボタン6を押すことによって、図3(c)のように部分的拡大画面に切り換えられるようにしてもよい。この画面にも保存の要否を選択する為の選択枝を表す文字を重ねて表示する。図3(b)、(c)いずれの画面でも、撮影者は多目的選択スイッチ5を操作することで、保存の要・不要のいずれかを選択して、決定する。
【0016】
選択及び決定の方法としては、たとえば、多目的選択スイッチ5のボタンの上面に図1に示すように4方向の矢印を表示しておき、各矢印部分を押すことによって、それぞれに対応したスイッチが働くようにしておく。保存の要・不要の選択は、たとえば、左右の矢印のいずれかを押すことにより、現在選択されている選択枝の文字を反転、あるいは特定の色表示等で示すことにより撮影者が理解できるようにする。所望の選択枝が得られたら、たとえば下向きの矢印を押すことにより選択を有効にし、その選択枝に割り当てられた動作を行って終了する。必要に応じて、選択結果を画面上に文字表示してもよい。
なお、図3では全体画面と部分的拡大画面の双方を順次表示するようにしているが、図3(b)を省略した構成にしても実用的にはあまり問題が生じない。
【0017】
図4は本発明の手振れ量とその補正可能範囲を示した図である。
図4において、横軸は時間を表し、時間0は撮影スタート時点を、時間t1は撮影終了時点を表す。縦軸は振れセンサの出力によって、補正レンズ、もしくは、撮像素子を移動させて手振れを補正するときの移動量を表し、横軸を挟んで上下に等間隔に示した破線は、手振れの補正が可能な限界を表し、両破線の間が手振れ補正範囲を表す。図中の曲線は手振れの軌跡を示す。撮影スタート時点からカメラは正方向に手振れが始まり、ある時点で振れ補正の限界を超えている例を示している。この例では撮影終了時点まで振れ補正限界を超えたままである。図中、斜線を施した部分は、補正機構が追随すべき移動量ではあるが、機構の限界により追随できなかった領域を表している。
【0018】
図5は指標的な数値を画像モニタに表示した図である。
図4に示した斜線部の領域を何らかの形で処理して、撮影された画像が、手振れに関して、本来あるべき姿に対してどれだけ忠実に撮影できたかを数値で表して、判断の指標とすることを考える。その具体的な方法については後述するが、得られた数値は、たとえば、補正率というような指標を用いて図5のように画像モニタ上に表示する。この場合は、図4における斜線部が全くないとき補正率100%になるような演算式を用いる。
【0019】
図では「補正率70」として数値表示をしているが、小さい画面での数字は読みにくい場合があるので、そのようなカメラの場合は、たとえば、補正率90%以上を「A」、以下80%以上を「B」のように10%刻みで記号を用いてランク表示する方法なども可能である。
【0020】
図6は本発明のカメラの自動判断モード時の画像モニタ表示の一例を示す図である。
図1のカメラ裏面における判断モード切換ボタン7を押すことによって、手振れ画像の保存要否を撮影者に確認する確認モードと、カメラに自動的に判断させる自動判断モードとを任意に切り換えられるようにしておく。自動判断モードのときは、画像の保存の要否を決める基準として、内部に所定の閾値を用意しておいて、前記の補正率が所定の閾値以下であった場合は、そのときの画像を破棄して、画像モニタ上にその旨表示するか、あるいは、図に示すように、更に進めて再撮影を促すメッセージを表示する。
【0021】
補正率の所定の閾値として、固定的な値を採用することも可能であるが、撮影者の意図を反映した変数とすることもできる。この場合、過去に、確認モードにおいて撮影者が画像を保存すると決めた画面における補正率の統計的な処理等によって、閾値を設定してもよい。確認モードの場合は、たとえ補正率99%であっても確認を求めることになるので、最大値を採用するといずれは99%に落ち着くことになるのであまり意味がない。最小値を採用すると、たまたま、2度と撮れない画像だったため低すぎても我慢をして保存に踏み切った場合などがあると、通常は所望するはずのない低品質の画像まで保存してしまうことになる。これらを踏まえて、たとえば、単純な平均値を採用するとか、たとえば、極端な値を除外した上で平均値をとるとか、あるいは、平均値より低品質側を更に平均した値を採用するなどして撮影者の通常の確認モード時の判断に近い判断ができるようにするとよい。
【0022】
手振れセンサが観測した撮影時間内の手振れ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを、指標的な数値で表す方法を説明する。
図7は指標的な数値を算出する方法を説明するための図である。
図7(a)は図4と同様な図である。図7(b)は図7(a)の一部拡大図である。図7(c)は演算式の一例を示す式である。
【0023】
図7(a)において、Y1、−Y1は補正可能の限界値を表し、時間t0は手振れが限界値を超えた時点、時間Tは撮影終了時点を表す。斜線部は図4と同様補正限界を超えたために補正しきれなかった領域を示す。図7(b)はこの領域を含む範囲だけを示しており、時間Δtは、図2におけるステップS2からステップS5までのサイクルタイムを表す。この値が一定の場合は図7(c)に示す演算式中(tn−tn−1)はΔtに等しくなる。同式の分子は図7(a)における斜線部の面積を近似する式である。
【0024】
図7(c)の演算式の分子のみを1つの指標として用いることもできる。この場合、その値は、補正可能範囲を外れた振れ量そのものを表すと見てよいので、前記振れの度合いを表す指標として使える。同式の分母は、図7(a)における正または負の振れの限界と露光時間の積であり、露光時間内の横軸より上の長方形の面積を表す。よって、同演算式は露光時間の長短に影響されない1種の比率を表す無名数となる。斜線部が存在しないとき同式の値αは0となるので、この値は前記補正できなかった度合いを表す指標として使うことができる。図には示していないが、逆の見方として、β=1−αという式を考えると、前記斜線部が存在しないときβは1となり、補正できた度合いを表すと見ることができる。この値に100を掛けて100分率で表現し、γ=100βとしたものが、図5及び図6に示した補正率である。
【0025】
図5、図6において、補正率の例を示したため、前記自動判断モードにおける基準も、補正率を前提として説明したが、指標として図7(c)の式の分子のみからなる演算式により、振れの度合いを表す場合、あるいは、前記αを採用して補正できなかった度合いを表す場合においては、前記基準もそれぞれに対応したものにする必要がある。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、手振れ補正を掛けたにもかかわらず補正しきれなかった画像を、そのまま保存するのではなく、撮影者に確認を求めるようにしたので、無駄なメモリの使用と、再撮影のチャンスの逸失を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、撮影された画像を見て、保存要否の判断ができるので、素早く且つ、確実な判断ができる。
請求項3に記載の発明によれば、指標により、画像の善し悪しがより明確になるので判断が更にしやすくなると共に、他の画像との比較を、表示された指標で比較することが出きるようになり、画像の取捨選択が曖昧な主観や直感に頼らなくても済むようになる。
【0027】
請求項4に記載の発明によれば、画面上に選択枝が表示されるので、簡単な操作で選択できる要になる。
請求項5に記載の発明によれば、補正限界を超えた画像の取捨選択を自動で行うので、撮影者がいちいち判断しなくても済むようになる。
請求項6に記載の発明によれば、自動判断モードにおける取捨選択の基準が、過去の撮影者の判断履歴を参照して定められるので、自動判断でありながら、撮影者の通常の判断により近い判断がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラを後ろから見た図を示す。
【図2】本発明の本発明を説明するための流れ図である。
【図3】本発明を説明する撮影画像の保存の確認を求める画像モニタ表示を示す図である。
【図4】本発明の手振れ量とその補正可能範囲を示した図である。
【図5】指標的な数値を画像モニタに表示した図である。
【図6】本発明のカメラの自動判断モード時の画像モニタ表示の一例を示す図である。
【図7】指標的な数値を算出する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 ファインダ
3 画像モニタ
4 レリーズボタン
5 多目的選択スイッチ
6 表示モード切換ボタン
7 判断モード切換ボタン
Claims (6)
- 撮影レンズ内補正レンズ等と、撮像素子と、画像を記録するための画像メモリと、画像等を表示可能な画像モニタと、手振れセンサとを有し、手振れ補正機能を有するデジタル式カメラであって、前記手振れ補正機能は、前記補正レンズ等、もしくは、前記撮像素子の移動により行われるカメラにおいて、補正のために作動させられる前記補正レンズ等の作動域、もしくは、前記撮像素子の作動域、を超える手振れが撮影中に生じた場合においては、撮影した画像を一旦前記画像メモリに記録するとともに、その直後に、撮影者に該画像の画像メモリへの保存の要否を確認する確認モードを有することを特徴とする撮像装置。
- 請求項1に記載の撮像装置おいて、前記確認モードの時は、撮影画面の全体、及び、部分的拡大画面の双方を選択的に前記画像モニタに表示するか、または、いずれか一方を前記画像モニタにて表示することを特徴とする撮像装置。
- 請求項2に記載の撮像装置おいて、前記画像モニタ表示には、前記カメラの前記手振れセンサが観測した撮影時間内のぶれ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを、指標的な数値、記号にて表示することを特徴とする撮像装置。
- 請求項2または3に記載の撮像装置において、前記画像モニタ表示をしたあと、または、画像モニタ表示中に画像モニタ画面には画像データの前記画像メモリへの保存の要否を指定するための選択枝を示す表示を行うことを特徴とする撮像装置。
- 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の撮像装置において、前記カメラが自動にて手振れ補正不完全画像を判断する自動判断モードを選択可能に設け、該モードを選択中に、補正のために作動させられる前記補正レンズ等の作動域、もしくは、前記撮像素子の作動域、を超える手振れが撮影中に生じた場合においては、画像データの前記画像メモリへの取り込みを行うかどうかの判断を自動的に行うことを特徴とする撮像装置。
- 請求項5に記載の撮像装置において、前記画像メモリへの取り込みを行うかどうかを決定する基準は、前記カメラの前記手振れセンサが観測した撮影時間内の手振れ度合い、補正できた度合い、もしくは、補正できなかった度合いを表す指標的な値と、撮影者が前記画像メモリへの保存の要否に対して決定した判断との関係の記録から設定することを特徴とする撮像装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2002
- 2002-08-20 JP JP2002238788A patent/JP2004080460A/ja active Pending
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