JP2004080384A - 携帯端末およびメッセージ返信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯端末10における電話の着信時にユーザが特定のキーを操作することにより、送信者の電話番号を確認して接続が一旦切断され、表示部311に返信すべき返答メッセージの選択肢が表示される。ユーザがさらに所定のキー操作によりメッセージを選択すると、当該メッセージがショートメッセージとして発信者へ返信される。当該電話番号に対応する電子メールアドレスが携帯端末に内蔵された電話帳で確認できる場合には、前記メッセージを電子メールにより返信することもできる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機を代表とする、電話機能を有する携帯端末およびその着信時のメッセージ送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話の普及はめざましく、それに伴い携帯電話の使用頻度や重要性が増している。その結果、即座に応答することができない場所や状況での着信が増えた。
【0003】
また、最近の電話機は、着信時に応答しなくても着信履歴情報を保存しておく着信履歴保存機能を有している。この着信履歴情報には、通常、着信日時、発信者電話番号、および、電話番号に基づいて内蔵電話帳データから検索される相手の情報が含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
着信に即座に応答できないときの利用者のとることができる対処の選択肢としては、留守番電話機能を利用する、保留する、拒否する、のいずれかしかなく、電話をかけた相手に対して、なぜ電話に出られないのかを、状況に応じてその場で臨機応変に伝える術はなかった。
【0005】
また、従来の着信履歴情報は、受信者が電話を折り返すべきか、折り返す必要がないのかの判断材料とはならなかった。
【0006】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、着信に対して直ちに応答できないときに発信者に応答しない理由を、着信者が発声することなくメッセージとして伝達することができる携帯端末およびメッセージ返信方法を提供することにある。
【0007】
本発明による他の目的は、メッセージを直ちに返信すべきか否かの判断材料となる情報を着信時の表示情報および/または着信履歴情報として利用することができる携帯端末およびメッセージ返信方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯端末は、電話の通話機能およびメッセージデータの送信機能を有する携帯端末であって、ユーザのキー操作を受け付けるキー入力手段と、電話の着信時に、前記キー入力手段に対するユーザの予め定められたキー操作に応じて、接続が一旦切断した後に、ユーザの選択したメッセージまたはユーザの作成したメッセージを当該電話の発信者に対して返信するメッセージ返信手段と を有することを特徴とする。
【0009】
ユーザは電話の着信を受けたとき、直ちに音声で応答できない状況にあるとき等、予め定められたキー操作を行うと、接続が一旦切断され、ユーザが選択したメッセージまたはユーザがその時点もしくは先に作成したメッセージが当該電話の発信者に対して返信される。これによって、着信に対して直ちに応答できないときに発信者に応答しない理由を、着信者が発声することなくメッセージとして伝達することができる。
【0010】
前記メッセージの選択肢として予め定められた複数のメッセージを記憶する手段を備えることが好ましい。この場合、ユーザは前記複数のメッセージから所望のメッセージを送信対象として選択することができる。
【0011】
前記メッセージは、通知された発信者の電話番号に対して送信されるショートメッセージである。あるいは、電話番号に対応付けて電子メールアドレスが記憶された電話帳データを有する場合、前記メッセージは、前記電話帳データの参照により得られた、前記通知された発信者の電話番号に対応する電子メールアドレスに対して送信される電子メールでありうる。
【0012】
上記携帯端末は、さらに、発信者から発呼時に送信された簡易情報を着信時に表示部に表示する手段を備えてもよい。この簡易情報の表示は、上記メッセージ返信の必要性の程度を判断するのに役に立つ。
【0013】
ユーザの操作に応じて着信履歴情報を前記表示部に表示する手段をさらに備える場合には、前記着信履歴情報は前記簡易情報を含んでもよい。
【0014】
複数の着信履歴情報を記憶する手段と、同一発信者からの同一内容の簡易情報を前後して着信したとき、古い方の当該着信履歴情報を消去する手段を備えてもよい。この場合、同一発信者からの同一内容の簡易情報であっても発信日が異なる場合には前記着信履歴情報の消去を行わないことが好ましい。
【0015】
本発明によるメッセージ返信方法は、電話の通話機能およびメッセージデータの送信機能を有する携帯端末におけるメッセージ返信方法であって、着信を行うステップと、着信後に第1のキー操作に応じて通話を行わせるステップと、着信後に第2のキー操作に応じてメッセージを送信するステップとを備え、前記メッセージを送信するステップは、発信者を確認するステップと、接続を切断するステップと、送信対象のメッセージを決定するステップと、決定されたメッセージを前記発信者へ送信するステップとを有することを特徴とする。
【0016】
前記着信が発信者非通知電話であるか否かを確認するステップを有してもよく、非通知電話である場合にはメッセージを送信すべき相手が不明なので、前記メッセージを送信するステップへ移行しない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1に、本発明が適用された携帯端末としての携帯電話機の相互間の通信を可能とする通信システムの概略構成を示す。この図では、一例として、2台の携帯電話機10Aと10Bが、基地局2A、制御局1、基地局2Bを介して接続される場合の通信システムを示している。なお、この例の通信システムは、携帯電話の通信方式としていわゆる広帯域符号分割多元接続(W−CDMA:Wideband Code Division Multiple Access)方式を採用しているとする。但し、本発明はW−CDMA方式に限定されるものではなく、他の通信方式にも適用できる。また、携帯電話機10A,10Bは、通話機能だけでなく、電子メールやその他の各種のデータ、プログラム等の送受信機能も備えているとする。
【0019】
携帯電話機10A,10Bは、一般的な携帯電話機と同様に、表示部311、操作入力部206、アンテナ200等を備えている。
【0020】
表示部311は、LCD(Liquid Crystal Display)或いはEL(ElectroLuminescence)パネル等からなり、少なくとも文字や数字、記号、アイコン、カーソル等の他、望ましくはカラー動画像を表示可能なものである。
【0021】
操作入力部206は、少なくとも、「0」から「9」までの数字の入力や、アルファベット文字の入力、仮名文字の入力、記号の入力、仮名漢字変換の指示入力、発信や受信の指示入力、電源ON/OFFの指示入力等のために使用される複数のキー302を備えている。これらの複数のキー302には、受話キー300を含む。また、操作入力部206は、表示部311上に表示されるカーソルの操作や画面のスクロール操作などに用いられるダイアル(ジョグダイアル)301も備えている。この操作入力部206を操作することにより、ユーザは、一例として、電話番号の入力やその登録、電子メールの入力、電子メールアドレスの入力やその登録、住所録の入力やその登録、後述するメッセージの作成或いは選択の操作入力、表示部311の画面上に表示されるカーソルの移動など、様々な入力操作を行うことができる。
【0022】
アンテナ200は、例えばダイバーシチ方式のアンテナであり、基地局2との間で無線による信号の送受信を行うためのものである。なお、当該アンテナ200は、パッチアンテナ、マイクロストリップアンテナ、逆Fアンテナ、ダイポールアンテナ等でもあってもよい。
【0023】
携帯電話機10A,10Bの内部回路構成の詳細な説明は後述する。以下の説明では、携帯電話機10Aが発呼側の携帯電話機(以下、発信携帯端末10Aと表記する)であり、携帯電話機10Bが着呼側の携帯電話機(以下、着信携帯端末10Bと表記する)であるとする。また、以下の説明において、発信携帯端末10A、着信携帯端末10Bの何れも特定しない場合は単に携帯端末10と表記する。
【0024】
基地局2A,2Bは、W−CDMA方式に対応した無線基地局装置(BTS:Base Transceiver Station)である。基地局2A,2Bは、それぞれ、アンテナ3、図示しない屋外受信増幅器,屋外受信増幅器監視制御装置,送信増幅部,無線変復調部等を備えている。図1の場合、基地局2Aは、発信携帯端末10Aとの間で無線通信を行い、基地局2Bは、着信携帯端末10Bとの間で無線通信を行う。なお、以下の説明において、基地局2A,2Bの何れも特定しない場合は単に基地局2と表記する。
【0025】
制御局1は、W−CDMA方式に対応した無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)であり、制御信号処理機能、O&M(Operation and Maintenance)機能、共通チャネル多重分離機能、ATM(Asynchronous Transfer Mode)スイッチング機能およびダイバーシチハンドオーバー機能等を有し、無線回線の回線接続制御やハンドオーバー制御等を行う。また、制御局1は、加入者階梯交換機、マルチメディア信号処理装置(MPE:Multimedia Signal Processing Equipment)、無線基地局装置(基地局)と接続されている。なお、図1は、マルチメディア信号処理装置、加入者階梯交換機等の図示を省略している
【0026】
図1に示す通信システムにおいて、W−CDMA方式での上りリンクの接続の際、発信携帯端末10Aは、共通チャネルを用い、基地局2Aに接続要求情報を送信する。基地局2Aは、その接続要求情報を制御局1に送信する。この接続要求情報を受け取った制御局1は、発信携帯端末10Aとの間に制御コネクションを確立させた後、当該発信携帯端末10Aに個別チャネルを割り当てる。この個別チャネルの割り当ての情報は、共通チャネルを用いて発信携帯端末10Aに送られる。上りリンクの接続は、この個別チャネルの割り当ての完了により確立する。そして、発信携帯端末10Aは、上記個別チャネルを用いて、通話相手先の着信携帯端末10Bの呼び出し要求情報を、基地局2Aを介して制御局1へ送信する。
【0027】
上記発信携帯端末10Aからの呼び出し要求情報を受け取ると、制御局1は、下りリンクの接続のために、共通チャネルを用い、着信携帯端末10Bの一斉呼び出しを行う。上記着信携帯端末10Bは、上記一斉呼び出しを受けると、基地局2Bを介して制御局1に対して応答を返す。この応答を受け取った制御局1は、着信携帯端末10Bとの間の制御コネクションを確立させた後、当該着信携帯端末10Bに個別チャネルを割り当てる。この個別チャネルの割り当て情報は、共通チャネルを用いて着信携帯端末10Bへ送られる。下りリンクの接続は、当該個別チャネルの割り当ての完了により確立する。そして、制御局1は、上記個別チャネルを用い、上記発信携帯端末10Aから発呼がなされていることを知らせるための呼び出し情報を、基地局2Bを介して着信携帯端末10Bへ送信する。着信携帯端末10Bは、上記呼び出し情報を受け取る(着呼を受ける)と、内蔵スピーカにより着信音を鳴らす。つまり、上記呼び出し情報は、着信携帯端末10Bに着信音を鳴らさせるための情報となっている。なお、着信携帯端末10Bは、上記着信音と同時若しくはそれに代えて、内蔵バイブレータを振動させる場合もあるが、以下の説明では着信音を鳴らす場合のみを例に挙げている。
【0028】
上記上りリンクと下りリンクの接続が確立した後、発信携帯端末10Aと着信携帯端末10Bは、互いに通話可能な状態となる。
【0029】
後述する第2の実施の形態において、発信携帯端末10Aは、発呼のための上りリンクの接続の際に、少なくとも以下に説明する簡易情報を作成或いは選択して、その簡易情報を発呼と略々同時に制御局1へ送信する機能を備えている。また、着信携帯端末10Bは、少なくとも、着呼と略々同時に送信されてきた簡易情報をユーザに報知し、さらに、必要に応じて返信メッセージを作成或いは選択して返信する機能を備えている。
【0030】
上記簡易情報とは、一方の携帯端末10のユーザが、他方(通話相手先)の携帯端末10のユーザに対して、通話の目的や通話の意思、通話内容の重要度等を知らせるために用いられる情報であり、例えば、文字や記号等のメッセージ、画像、音等の情報である。また、当該簡易情報は、ユーザが任意に生成したり、複数の異なる簡易情報の中から任意に選択可能な情報である。本願出願人が先に提案した特願2002−9466における「簡易情報」は少なくとも発呼に付加して送信される任意のデータであり、受信側の携帯端末は着呼とほぼ同時にその簡易情報を受信し、表示する。これにより、受信者は着信と同時にその簡易情報の内容を確認し、通話の目的や重要度などの判断に利用することができる。この簡易情報は、携帯端末から基地局側へ上りリンクの接続を要求するときに、共通チャネルを用いて制御局1へ送るか、または、上りリンクの接続確立後に個別チャネルを用いて制御局1へ送信することができる。
【0031】
簡易情報としての文字のメッセージは、例えば「危篤」、「緊急」、「こんにちは」、「おはよう」、「いまは電話にでられない」、「後で連絡する」などを挙げることができる。なお、これらのメッセージは、サブジェクトと呼ぶこともできる。
【0032】
また、簡易情報としての音は、一例として、文字メッセージと同様の「危篤」、「緊急」、「こんにちは」、「おはよう」、「いまは電話にでられない」、「後で連絡する」などを発音した音声、人に注意を喚起するような警報音、人の心を和ませる音楽や環境音などが考えられる。
【0033】
なお、簡易情報は、上記文字や記号のメッセージ、画像、音の情報の何れか一つであっても、或いは、それらを任意に相み合わせたものであってもよい。返答メッセージは、文字や記号から成るテキストを想定しているが、必ずしもテキストに限らない。例えば、画像等を含んでもよい。
【0034】
上述の発呼時に送信される簡易情報および返信時に送信されるメッセージは、携帯端末10のユーザが、例えば前記操作入力部206上のキー302やダイアル301等を操作することで作成したもの、或いは、携帯端末10の記憶部としての内部メモリ(例えば後述するROM208または記録部209)等に予め用意されている複数の情報の中から任意に選択したものの何れでもよい。
【0035】
例えば文字メッセージの簡易情報の作成がなされる場合、携帯端末10は、表示部311の画面上に、簡易情報の新規作成用画面を表示する。そして、この状態で、ユーザにより操作入力部206が操作されてアルファベット文字や仮名文字、数字等が入力され、さらに必要に応じて仮名漢字変換の指示入力が行われると、携帯端末10は、その入力操作に応じた簡易情報を生成する。
【0036】
また、上記予め用意された簡易情報とは、ユーザが予め作成して登録しておいた情報、或いは、当該携帯端末10の製造或いは出荷時に登録されている情報、簡易情報の提供サービスを行っているインターネット上のサイトから取得した情報、携帯端末10に設けられている外部入力端子(図示せず)から入力した情報などである。なお、外部入力端子は、外部メモリ用のメモリスロットであってもよい。この場合、上記予め用意された簡易情報は、外部メモリに記憶されており、その外部メモリから上記メモリスロットを介して携帯端末10内に読み込まれることになる。返答メッセージについても簡易情報と同様である。
【0037】
図2に、本発明における携帯端末10の内部構成を示す。
【0038】
この図2に示す携帯端末10において、マイクロホン221は、ユーザの通話音声等を電気信号(すなわちアナログ音声信号)に変換する。この通話音声のアナログ音声信号は、図示しないアンプにより増幅された後、DSP(Digital Signal Processor)204へ入力する。
【0039】
このときのDSP204は、当該アナログ音声信号を、所定のサンプリングレートでA/D(Analog/Digital)変換する。DSP204は、そのA/D変換により得られたディジタル音声データに対し、トランスポートブロック(TB:Transport Block)毎にCRC(Cyclic Redundancy Check)符号を付加し、チャネル符号化(すなわち誤り訂正符号化)およびインターリーブ処理を施す。なお、トランスポートブロックとは、物理レイヤが処理を行うデータの基本単位(MAC(Medium Access Control)レイヤから物理レイヤにデータが転送される単位)である。さらに、DSP204は、上記インターリーブ処理後のビット系列に対して、チャネル推定のためのパイロットビット等のオーバーヘッドを付加した後、データ変調する。DSP204は、データ変調マッピングされた位相平面上の同相(In−phase)および直交(Quadrature)成分を、それぞれ2階層の拡散符号系列で拡散する。DSP204は、その拡散後のチップデータ系列を、自乗余弦ルートナイキストフィルタで所定帯域(5MHz)に帯域制限した後、D/A(Digital/Analog)変換によりアナログ信号に変換する。そのD/A変換により得られたアナログ信号は、当該DSP204から送信部203へ送られる。
【0040】
送信部(TX)203は、上記DSP204からのアナログ信号を直交変調し、その直交変調された中間周波数信号をさらに高周波信号(2GHz帯のRF信号)に周波数変換する。そして、送信部203は、その高周波信号を増幅し、その増幅後の高周波信号を、送信信号としてデュープレクサ201へ送出する。
【0041】
デュープレクサ201は、アンテナ共用器である。すなわち、当該デュープレクサ201は、送信信号と受信信号で1本の前記アンテナ200を共用し、アンテナ200からの受信信号を受信部(RX)202に送り、送信部203からの送信信号をアンテナ200へ送出する機能を備えたフィルタ回路により構成されている。
【0042】
受信部202は、アンテナ200およびデュープレクサ201を介して供給された高周波の受信信号を増幅し、その高周波の受信信号を中間周波数の信号に周波数変換し、さらに、その信号を自動利得制御により線形増幅して出力する。この受信部202から出力された信号は、DSP204へ入力する。
【0043】
このときのDSP204は、受信部202からの信号を直交検波(Quadraturedetection)し、その直交検波による同相および直交成分のアナログ信号を所定のサンプリングレートでA/D変換する。DSP204は、そのA/D変換によりディジタル値に変換された同相および直交成分を、自乗余弦ルートナイキストフィルタで帯域制限した後、受信信号の拡散符号と同一の拡散符号により逆拡散することで、伝搬遅延時間の異なる複数のマルチパス成分に時間分離する。さらに、DSP204は、上記時間分離した各パスのデータをコヒーレント(coherent)レイク(Rake)合成し、そのレイク合成後のデータ系列を、テインターリーブおよびチャネル復号(すなわち誤り訂正復号)した後、2値のデータ判定を行って、相手先の端末が送信してきたデータ系列を再生する。そして、DSP204は、その再生したデータ系列を、音声データとその他の通信データに弁別する。
【0044】
音声データは、DSP204によりD/A変換され、さらに図示しないアンプにより増幅された後、スピーカ212へ送られる。スピーカ212は、上記増幅されたアナログ音声信号により駆動される。これにより、通話相手先の端末からの通話音声が、当該スピーカ212から放音されることになる。
【0045】
また、上記DSP204は、上記通信データがどのようなデータであるのかを解析し、その解析結果に応じた処理を行う。例えば、上記通信データがテキストデータである場合、DSP204は、そのテキストデータを制御部205に送る。このときの制御部205は、上記テキストデータを表示部311へ表示する。また例えば、上記通信データが圧縮された画像データである場合、DSP204は、その圧縮画像デー夕を伸張した後、制御部205に送る。このときの制御部205は、その画像データを表示部311へ表示する。さらに例えば、上記通信データが圧縮された音声データである場合、DSP204は、その圧縮音声データを伸張し、スピーカ213或いは212へ出力する。すなわち、上記簡易情報が文字等のテキストデータや画像データである場合、それらメッセージや画像は表示部311の画面上に表示されることになり、簡易情報が音声データである場合、その音声はスピーカ213或いは212から出力されることになる。
【0046】
その他、上記DSP204は、前記呼び出し情報を検出した場合、その呼び出し情報の検出に応じて、着信音信号を生成する。その着信音信号は、図示しないアンプにより増幅された後、スピーカ213へ送られる。スピーカ213は、上記増幅された着信音信号により駆動される。これにより、呼び出し情報に応じた着信音が、当該スピーカ213から放音されることになる。
【0047】
記録部209は、フラッシュメモリなどの記憶保持動作が不要な書き換え可能なメモリからなる。この記録部209は、それぞれユーザが登録した電話番号や電子メールアドレス、住所録、前記簡易情報、返答メッセージ等を記録している。また、記録部209は、当該携帯端末の各種の設定値のうちでユーザが任意に設定可能な値の記録にも使用される。その他、記録部209は、送受信した電子メール等のデータ、画像データ、音声データなど、必要に応じて様々なデータを記録可能となっている。
【0048】
ROM(Read Only Memory)208は、制御部205が各部を制御するための制御プログラムや簡易情報や返答メッセージを扱う際の様々な信号処理を行うための簡易情報処理プログラム、各種の初期設定値、フォントデータなどを記憶している。なお、このROM208は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)のような書き換え可能なROMであってもよい。
【0049】
RAM(Random Access Memory)207は、制御部205が各種のデータ処理を行う際の作業領域や一時保存領域として、随時データを格納する。
【0050】
制御部205は、ROM208に格納されている制御プログラムに基づいて、各部の動作を制御すると共に、各種の演算処理を行う。また、制御部205は、簡易情報処理プログラムに基づいて、操作入力部206からの入力操作に応じた簡易情報(や返答メッセージ)の作成或いは選択、簡易情報の送受信、簡易情報の表示部311への表示やスピーカ213への出力等の制御、RAM207、記録部209等への記録や再生などの各種処理を行う。
【0051】
さて、以上のようなシステムおよび携帯端末の構成において、本発明の第1の実施の形態における動作をフローチャートにより説明する。
【0052】
図3に、本実施の形態における処理フロー例を示す。
【0053】
携帯端末の電源が入った時点で本処理は開始される。携帯端末の電源が切られた時点で、無条件で終了となる。
【0054】
携帯端末に着信があったときに(S101,Yes)、受信者がその電話を受けるか否かは、所定のキーの操作が行われるか否かによる。所定のキーとは例えば受話キー300である。受話キー300以外の任意のキーが押下されたとき着信電話を受けた(オフフック状態となった)と等価に動作する機能であるエニキーアンサー機能が付属している場合、その機能はOFFとしてあることを前提としている。受話キー300が押下されると、オフフック状態となり、通話に移行する(S103)。そして、通話が終了するまで(S104)、通話が継続される。通話が終了すると、最初のステップS101へ戻る。
【0055】
受話キー300が押されない場合は、特定のキー操作の有無をチェックする(S105)。特定キー動作とは、例えば、ジョグダイアル301の長押しである。但し、これに限るものではない。エニキーアンサー機能がオン状態であっても、エニキーアンサーの対象外のキーが存在すれば、そのキーを、ステップS105の特定のキー操作に利用することが可能である。
【0056】
特定のキー操作が行われたときに(S105,Yes)、当該着信が非通知電話かどうかを判定する(S106)。非通知電話とは、発信者が自己の電話番号等を受信者へ通知することを拒否し、当該電話番号等が受信者へ通知されない発信をいう。非通知電話と判定された場合は(S106,Yes)、ステップS102に戻る。非通知電話の場合には返答メッセージを返信すべき相手が不明だからである。
【0057】
なお、一度、ステップS105からS106に移動し、返答メッセージが返信できないと判断されて(S106,Yes)、ステップ102に戻った場合は、ステップ105の特定のキー操作は無効(受け付けない)にしてもよい。また、返信ができないことを利用者に伝える何らかの表示を行ってもよい。
【0058】
非通知判定だけでなく、ショートメッセージサービスに対応している電話番号か否かをステップS106で判定してもよい。本発明における「ショートメッセージサービス」とは、通常、電話番号を宛先情報として共通の通信事業者間の携帯電話同士の間で比較的短い文字数のメッセージの送受信を行うことができるサービスである。電子メールは通信事業者間を問わず、また、携帯電話にも限らず、電子メールアドレスを宛先情報とする、という点で、ショートメッセージとは異なる。ショートメッセージサービスに対応していないときは、S106でYesとなる。ここで対応をしているかどうかとは、着信があった端末が利用できるショートメッセージサービスと同じサービスを、発呼側の端末が利用することができるかどうかを電話番号から判定することである。電話番号のサービス対応表は記録部209,ROM208に保持しておいてもよい。
【0059】
尚、ステップS106でYesのときは、ステップS102に戻るのではなく、電話を切ってからステップS101に戻り、着信を待ってもよい。
【0060】
ステップS107では、電話(接続)を切る。しかし電話を切るのは、ステップS109でメッセージを送信する前までに行えばよいので、ステップS108で返答メッセージが選択されたときに切っても、あるいは、ステップS109で送信される直前に切ってもよい。
【0061】
ステップS107で電話を切った後、返答メッセージを送信するので、電話を切る前に、その旨を伝える音声を流してもよい。例えば、「ただ今電話に出られません。メッセージを送信いたします」。音声を流す際は、全ての音声が流れ終わってから、電話を切ってもよい。もしくは、上述の選択(S108)、または、送信(S109)に応じて切ってもよい。
【0062】
ステップS107の次は、返答メッセージ選択のためのステップS108に移動する。図4に示されるような返答メッセージ選択画面がステップS108では表示される。、ユーザは、返答メッセージ選択画面において、予め作成、登録された返答メッセージの選択を行う。返答メッセージ選択画面では、ジョグダイアル301で選択(ジョグを回転)してジョグダイアル301を押すことで決定してもよい。返答メッセージに振られたナンバーに対応するキー302を押すことで決定してもよい。また、ジョグダイアル等に、他の機能の操作が割り当てられているときは、ステップS105のキー操作で解除することとする。図の例では、選択肢として「電車」「後でかけます」「会議中」を例として挙げているが、実際の返答メッセージはこれと同じ文字列であっても、あるいは、これに対応するより長い文字列であってもよい。
【0063】
ステップS108では、予め設定しておくことで、返答メッセージの選択を自動で行ってもよいし、ステップS108で作成してもよい。選択した情報を次回に自動で送信するかどうかの選択を行ってもよい。この自動送信を行う場合、時間的な制限を持たせてもよい(すなわち、所定の時間の経過後は自動送信の機能を解除する)。あるいは、選択肢の表示の際には、選択肢の選択の履歴に応じて選択肢を並べ書えてもよい(例えば頻度順)。
【0064】
ステップS108で返答メッセージを選択した後は、ステップS109に移動する。では、ステップS108で選択された返答メッセージを本文にして、相手の電話番号を宛先にして、ショートメッセージを送信する。ステップS109で送信を行った後に、ステップS101に戻り、着信を待つ。
【0065】
以上ではメッセージとしてショートメッセージを例として説明したが、ショートメッセージ返信の代わりに、ステップS109においてメッセージを電子メール(e−mail)で返信してもよい。この場合、相手の電話番号を用いて記録部209に格納されている電話帳(アドレス帳)を検索し、相手の電子メールアドレスを確認する。ステップS109では、S108で選ばれた情報を本文やサブジェクト、または本文とサブジェクトの両方に入れて、確認されたアドレスに電子メールを送信する。尚、ステップS108では、本文用の情報とサブジェクト用の情報を両方選べるようにしてもよいし、サブジェクトに関しては、「電話保留の件」のような情報を自動で入れてもよい。もちろん、本文も自動でもよいし、それぞれ作成してもよい。
【0066】
ステップS106の非通知判定においては、電子メールアドレスの検索を行ってアドレスが確認できなかった場合は、ステップS102に戻るようにしてもよい。
【0067】
電子メールアドレスが複数検索出力された場合、すべてに電子メールを送ってもよいし、特定の端末(例えば携帯電話)の電子メールアドレスをドメイン名から判断して、それに送ってもよい。
【0068】
メッセージとして、ショートメッセージを用いる形態と、電子メールを用いる形態とが共に、常に利用できるとは限らない。しかし、電話番号が通知されることは共通の必須条件である。これに加えショートメッセージの場合は、発呼側と着信側が同じショートメッセージサービスに対応していることが必要である。電子メールの場合は、電子メールアドレスを電話帳から検索する必要がある。
【0069】
この形態では、ステップS106での非通知の判定の他に、同じサービスに対応しているか否かを判定し、対応していたら、最初に説明した形態のフローでメッセージを選択し、対応していないことが分かったら、電子メールアドレスを検索して、見つけられたら電子メールで返答メッセージを送信する。両方とも利用できない場合は、ステップS102に戻る。
【0070】
順序としては、上記と逆に、電子メールアドレスの検索を行い、対応する電子メールアドレスが確認できないときに、ショートメッセージのサービス判定を行うようにしてもよい。
【0071】
次に、着信履歴にサブジェクトを含めて表示する方法、および着信時のサブジェクトの表示方法について説明する。
【0072】
従来の着信履歴では、図5のように、日時、相手の電話番号、電話番号からアドレスを検索して得られる相手の名前(図の例では○○携帯)が表示される。着信への不応答時、あるいは不在時に着信があったとき、図5のような着信履歴を確認した場合、電話を折り返すか否かの判断を上述の情報(日時、電話番号、相手の名前)に基づいて行わなくてはならない。
【0073】
そこで、本実施の形態では、上述したように、発呼と同時に簡易情報が送信されて来た場合は、簡易情報を着信履歴に一緒に表示させることとする。
【0074】
図6に、簡易情報取得に対応した着信履歴更新処理を示す。この処理フローには、同一の電話番号から同一の簡易情報での着信履歴が保持されている場合は、重複した情報の保持を抑止する機能が盛り込まれている。この機能を盛り込むことで、メモリの有効利用を図ることができる。
【0075】
以下、図6のフローを詳細に説明する。この図6の処理は、図3と処理と併用することができるが、図3のメッセージ返信機能とは独立に採用することも可能である。
【0076】
図6の処理は着信がある毎に起動される。起動後にまず、簡易情報を受信したか否かを判別する(S201)。簡易情報を受信した場合は、ステップS202に移動する。ステップS202では、その簡易情報を取得し、RAMに一時的に保存する。
【0077】
ステップS201で簡易情報を受信しなかったとき、および、ステップS202の処理後は、ステップS203で当該着信した電話が非通知電話か否かを判別する。非通知電話と判定されたときは、取得情報(RAMに保持されている)と非通知の表示を行う(S204)。取得情報とは、ステップS203で取得される情報である。取得情報が無い場合は、非通知の表示のみを行う。
【0078】
非通知電話でないときは、ステップS205で、通知された電話番号がアドレスに登録されているか判別する。登録されているときは、ステップS206に移動し、登録されている名前を取得(RAMに一時的に保存)する。
【0079】
ステップS205でNoのとき、または、ステップS206で名前を取得した後は、ステップS207で、取得情報(RAMに保存されている)と電話番号を表示する。ここでの取得情報は、ステップS202およびS206で取得された情報である。取得情報が無い場合は、通知された番号のみを表示する。
【0080】
ステップS204またはS207でいずれかの表示がされた後は、ステップS208に移動する。ステップS208では、着呼の終了を待つ。着呼の終了には、通話への移行も含む。尚、着呼中はステップS204、S207の表示画面が継続される。
【0081】
着呼が終了したときは、ステップS209で簡易情報を受信しているか否かを判別する。受信している場合は、ステップS210で簡易情報を履歴に残す設定か否かを判定する。ステップS209でNo、または、ステップS210でNoのときは、ステップS212で着信履歴更新(1)を行う。
【0082】
ステップS210でYesのときは、ステップS211で着信履歴を検索する。同一の電話番号の着信履歴が検索されたときは、簡易情報が同一かどうかを確認する。簡易情報が同一でないときは、ステップS213で着信履歴更新(2)を行う。同一ならば、ステップS214で着信履歴更新(3)を行う。
【0083】
ステップS210の判定基準としては、簡易情報の容量、簡易情報がテキスト情報か否か、電話番号から得られる情報を用いる等が挙げられる。
【0084】
ステップS212での着信履歴更新(1)では、1番目(一番新しいの意味)の履歴を2番目に、2番目を3番目というように、一つずつ移動させる。着信履歴の保存件数が最大に達した場合は、最後(一番古い)の着信履歴が消去されることとなる。そして、1番目に今回の着信を履歴として残す。着信履歴には、例えば、日時、通話/不在、相手の電話番号(非通知の場合は、非通知電話)、および、電話番号から得られる情報等を表示する。
【0085】
ステップS213の履歴更新処理(2)では、基本的にはステップS212と同様の処理を行うが、着信履歴に取得された簡易情報も表示されるようにする。
【0086】
ステップS214の履歴更新処理(3)では、同一電話番号で同一の簡易情報(同一情報)の履歴を一番目にし、同一情報の履歴までを一つずつ移動させる。例えば、3番目に同一情報があった場合は、1番目を2番目に、2番目を3番目に、3番目を1番目にする(旧3番目の情報は消去する)。尚、同一情報を1番目に移動させたとき、着信日時を更新してもよいし、前回の着信と今回の着信日時の両方を載せてもよい。「×2」のような回数表示を一緒に表示することで、何回着信があったかを知らせてもよい。
【0087】
ステップS212,S213,S214の後、本処理を終了する。
【0088】
本実施の形態における着信履歴の表示例を図7に示す。このように、着信履歴の情報(日時、相手、電話番号)に、相手が送信した簡易情報を加えることで、電話を折り返す、折り返さないの判断を助けることが可能となる。
【0089】
着信への不応答時、あるいは不在時に一人の相手からの複数の着信があり、逐次、図7,図8のように着信履歴が更新されると、電話を折り返す際の判断に大変役立つ。図7のサブジェクトの内容は「至急! ○×の件」であるのに対して、図8のサブジェクトの内容は「○×の件解決」となっている。したがって、前者の着信に対して何らかの理由で応答できなかった場合、あるいは、着信自体を認識できなかった場合であっても、電話を折り返すことなく、後者の着信のサブジェクトの内容から、懸案の問題が解決したことが分かる。
【0090】
なお、不応答中または不在中に多数の着信があると、内容を確認しないまま重要な着信履歴が自動的に消去されてしまうおそれがある。これに対して、サブジェクトを着信履歴に残す場合、同じ相手からの同じサブジェクト内容の着信があった場合は、最新の着信履歴のみを残し、古い着信履歴を削除することにより、着信履歴メモリ(例えばRAM207または記録部209内の記憶領域)の有効活用を図れる。図7,図8に示したように、同一の相手からの着信であってもサブジェクトの内容が異なる場合は、両方を着信履歴に残し、いずれも表示可能とする。しかし、仮に、図8のサブジェクト内容が図7のそれと同じ場合には、古い方(図7)の着信履歴は消去する。但し、日付が変わって(例えば一日後に)かかってきた同じ相手からの同じサブジェクト内容の着信については、意味が変わる場合がある。例えば、サブジェクトが、「本日のミーティングの件」の場合、「本日」は1日後には異なる日付となるからである。このような場合に対応するため、時間差の概念も取り入れて、着信履歴の取扱を変えるようにしてもよい。例えば、同一条件でも、両着信の日付が変わった場合、あるいは、所定時間以上の時間差(一例として12時間)がある場合等には、古い方を消去しない。
【0091】
図9に示すように、着信履歴と同様の表示を、発信側携帯端末の発信履歴に用いてもよい。これにより、発信側の端末における発信履歴のメモリ有効利用も図れる。
【0092】
サブジェクトが画像である場合も同様に着信履歴として表示してもよい。画像は直接表示してもよいし、000.jpgのように画像ファイル名を表示し、そのファイル名の選択(指定)に応じて画像を表示するようにしてもよい。
【0093】
次に、前述した特願2002−9466に開示の方法を用いて発呼と同時に簡易情報が送信された場合の着信側端末の着信時の表示方法について説明する。以下の説明は上記先行出願に限らず、簡易情報を着信と同時に受けられる場合は、適用可能である。
【0094】
簡易情報の着信時表示の際に、いわゆるサブ液晶と呼ばれるような、メイン表示部とは別個に設けられた比較的サイズの小さい表示部において簡易情報を表示する場合、簡易情報の全体を同時に表示することができない可能性がある。このような場合は、図10と図11に示すように、サブ表示部313に簡易情報の第1の部分と第2の部分とを交互に表示することで、両方の表示を認識できるようにすることができる。または、表示をスクロールさせてもよいし、サブジェクトの内容だけを表示させるようにしてもよい。
【0095】
表示部がサブジェクトも含めて表示するのに十分なサイズを有する場合は、図12に示すように、簡易情報全体を同時に表示する。サブジェクトが画像である場合は、図13に示すような表示が可能である。この例では、サブジェクト表示エリア312を画面の下段に設定しているが、上段や中段のような他の位置に設定してもよい。また、表示領域のサイズがサブジェクトを表示するのに十分な大きさであっても、前述のように第1の部分と第2の部分とを交互に表示してもよい。
【0096】
図14に示すように、着信時にサブジェクトを表示するサブジェクト表示エリア314が画面のほぼ全体に亘り、相手の名前等の表示エリアと重なっていてもよい。特に、サブジェクトが画像であるときにこの利用が考えられる。
【0097】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、種々の変形、変更が可能である。例えば、上記いずれの場合にも、色の情報があるならばそれを考慮に入れて簡易情報を表示することができる。また、緊急、至急などの緊急性を伝える情報は、端末側でそのような語句を認識して自動で当該文字の色を変えたり、フォントを変えたりして強調表示を行う機能を設けてもよい。
【0098】
着信履歴や発信履歴については、当該端末内の電話帳に登録されている相手についてのみ履歴を残すようにしてもよい。また、サブジェクトが画像である場合にはメモリ容量を多く使用するので、画像サブジェクトは履歴に残さないようにしてもよい。
【0099】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯端末への着信に直ちに応答できないときに、ユーザは何ら発声を行うことなく、何故電話に出られない理由をメッセージとして発信者へ伝えることができる。
【0100】
また、着信電話の非通知判定を行うことにより無駄なメッセージ返信処理を起動することを防止し、あるいは、ショートメッセージのサービス適応判定を行うことにより無駄なメッセージ送信を防ぐことができる。携帯端末に内蔵の電話帳データを利用すれば、発信者電話番号に対応する電子メールアドレスを確認して、電子メールでメッセージを送信することが可能となる。
【0101】
発信者から発呼時に送信された簡易情報を着信時に表示部に表示する機能を有する場合、着信時に受信した簡易情報を着信時表示および/または着信履歴に加えることにより、その表示内容に基づき当該着信に対して返答を要するか否かの判断を行うことができる。また、同一の相手からの同一の簡易情報について、古い情報を消去することにより、履歴情報保存のための記憶容量を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された電話機としての携帯端末の相互間の通信を可能とする通信システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1に示した携帯端末の内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における処理フロー例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における返答メッセージ選択画面の説明図である。
【図5】従来の着信履歴の表示例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における、簡易情報取得に対応した着信履歴更新処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における着信履歴の表示例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における着信履歴の他の表示例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における発信側携帯端末の発信履歴の表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態において簡易情報の全体を同時に表示することができない場合は、表示される簡易情報の第1の部分の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態において簡易情報の全体を同時に表示することができない場合は、表示される簡易情報の第2の部分の表示例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態において、着信時に簡易情報全体を同時に表示する表示例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態において、サブジェクトが画像である場合の表示例を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態において、サブジェクト表示エリアが画面のほぼ全体に亘り、相手の名前等の表示エリアと重なる場合の表示例を示す図である。
【符号の説明】
3…アンテナ、10,10A,10B…携帯端末(携帯電話機)、200…アンテナ、206…操作入力部、300…受話キー、301…ジョグダイアル、302…キー、311…表示部
Claims (12)
- 電話の通話機能およびメッセージデータの送信機能を有する携帯端末であって、
ユーザのキー操作を受け付けるキー入力手段と、
電話の着信時に、前記キー入力手段に対するユーザの予め定められたキー操作に応じて、接続を一旦切断した後に、ユーザの選択したメッセージまたはユーザの作成したメッセージを当該電話の発信者に対して返信するメッセージ返信手段と
を有することを特徴とする携帯端末。 - 前記メッセージの選択肢として予め定められた複数のメッセージを記憶する手段を備え、ユーザが前記複数のメッセージから所望のメッセージを送信対象として選択することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記メッセージは、通知された発信者の電話番号に対して送信されるショートメッセージであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 電話番号に対応付けて電子メールアドレスが記憶された電話帳データを有し、前記メッセージは、前記電話帳データの参照により得られた、前記通知された発信者の電話番号に対応する電子メールアドレスに対して送信される電子メールであることを特徴とする請求項3記載の携帯端末。
- 発信者から発呼時に送信された簡易情報を着信時に表示部に表示する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- ユーザの操作に応じて着信履歴情報を前記表示部に表示する手段をさらに備え、前記着信履歴情報は前記簡易情報を含むことを特徴とする請求項5記載の携帯端末。
- 複数の着信履歴情報を記憶する手段と、同一発信者からの同一内容の簡易情報を前後して着信したとき、古い方の当該着信履歴情報を消去する手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の携帯端末。
- 同一発信者からの同一内容の簡易情報であっても発信日が異なる場合には前記着信履歴情報の消去を行わないことを特徴とする請求項7記載の携帯端末。
- 電話の通話機能およびメッセージデータの送信機能を有する携帯端末におけるメッセージ返信方法であって、
着信を行うステップと、
着信後に第1のキー操作に応じて通話を行わせるステップと、
着信後に第2のキー操作に応じてメッセージを送信するステップとを備え、
前記メッセージを送信するステップは、
発信者を確認するステップと、
接続を切断するステップと、
送信対象のメッセージを決定するステップと、
決定されたメッセージを前記発信者へ送信するステップと
を有することを特徴とするメッセージ返信方法。 - 前記着信が発信者非通知電話であるか否かを確認するステップを有し、
非通知電話である場合には前記メッセージを送信するステップへ移行しないことを特徴とする請求項9記載のメッセージ返信方法。 - 前記メッセージは、通知された発信者の電話番号に対して送信されるショートメッセージであり、当該発信者の電話番号に対してショートメッセージを送信可能か否かをチェックするステップを有することを特徴とする請求項10記載のメッセージ返信方法。
- 前記メッセージは、前記電話帳データの参照により得られた、前記通知された発信者の電話番号に対応する電子メールアドレスに対して送信される電子メールであり、当該発信者の電子メールアドレスが電話番号に対応付けて電話帳データとして記憶されているか否かをチェックするステップを有することを特徴とする請求項9記載のメッセージ返信方法。
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