JP2004080195A - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Masaaki Furusawa
古澤 雅昭
Osamu Kurokawa
黒川 修
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Abstract

【課題】動画像の再生中に着信が生じた場合における利便性が高い移動無線端末装置および携帯情報端末装置を提供する。
【解決手段】画像処理部150は、制御部200から入力される動画データに所定のデータ処理を施して画像データと音声データに変換し、画像データをドライバ160に出力するとともに、音声データをPCM符号処理部108に出力する。ドライバ160は、上記画像データに基づいて、表示部171を駆動制御して、静止画像や動画像の表示制御を行う。制御部200は、本装置の各部を統括して制御するもので、キー入力部172を通じたユーザから動画の再生要求があった場合に、画像処理部150を制御して、動画の再生を行わせる制御を行う。また、制御部200は、動画像の再生中に着信が生じた場合、動画を静止表示するとともに、これに合わせて着信情報を表示するようにしたものである。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば携帯電話システムなどの移動通信システムを通じて通信が可能な移動無線端末装置であって、特に動画像の再生機能を備えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、携帯電話機などの移動無線端末装置にあっては、表示部に動画像を再生する機能を備えるようになった。
【0003】
しかしながら、動画像の再生中に着信が生じた場合、再生を中断して着信画面に切り替わってしまうため、応答するつもりのない着信のために表示が切り替わることになり、非常に煩わしいという問題がある。
【0004】
これに対して従来は、動画像の再生中に着信が生じた場合には、その旨を報知しない構成が取られたが、このような移動無線端末装置では、応答する必要のある着信の発生を認識することができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線端末装置では、動画像の再生中に着信が生じた場合には、応答するつもりのない着信のために表示が着信を報知するものに切り替わってしまったり、あるいは応答する必要のある着信の発生を知ることができなかったりして、利便性が低いという問題があった。
【0006】
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、動画像の再生中に着信が生じた場合における利便性が高い移動無線端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、移動通信網に接続可能な基地局と無線通信する移動無線端末装置において、画像を表示する表示手段と、着信の発生を検出する着信検出手段と、この表示手段を制御して動画像を表示させるものであって、表示手段に動画像を表示させている際に着信検出手段が着信の発生を検出した場合、表示手段に、動画像と、着信を報知する着信報知画像とを合わせて表示する表示制御手段とを具備して構成するようにした。
【0008】
上記構成の移動無線端末装置では、表示手段に動画像を表示させている際に着信が発生すると、表示手段に動画像と着信報知画像とを合わせて表示するようにしている。
【0009】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、動画像の再生中に着信が生じた場合には、視聴中の画像が着信を報知するのみの画像に切り替わってしまうことなく、ユーザは着信の発生を認識できるので利便性が高い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、その構成を示すもので、この図に示す移動無線端末装置は、基地局BSとの間で、CDMA(Code Division Multiple Access)方式によって無線通信を行うものを例に挙げている。
【0011】
基地局BSから送信され、アンテナ101で受信された無線周波信号は、アンテナ共用器102に入力される。アンテナ共用器102は、受信用フィルタ102aと送信用フィルタ102bとからなる。
【0012】
アンテナ101より入力された無線周波信号のうち、基地局BSから送信された無線周波信号は、受信用フィルタ102aを通過して、受信部(RX)103に出力される。なお、この無線周波信号は送信用フィルタ102bにより、後述の送信部105に入力されることはない。
【0013】
受信部103では、上記無線周波信号を周波数シンセサイザ(SYN)104から入力された受信局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換する。
【0014】
なお、上記周波数シンセサイザ104にて発生される受信局部発振信号の周波数は、制御部200からの制御信号によって制御される。また、受信部103は、制御部200から指定される周波数の無線信号の受信電界強度を検出する機能を備える。
【0015】
受信部103にて得られた中間周波信号は、CDMA信号処理部106において、直交復調処理が施されたのち、逆拡散処理が施されて、データレートに応じた所定のフォーマットの受信データに変換され、音声符号処理部107に出力され、データレートを示すデータについては制御部200に出力される。
【0016】
音声符号処理部107は、上記CDMA信号処理部106にて得られた受信データに対して、制御部200から通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し、この処理結果をPCM符号処理部108に出力する。
【0017】
PCM符号処理部108は、音声符号処理部107にて伸張された受信データを復号してアナログ受話信号を得る。このようにして、復号されたアナログ受話信号は、増幅器109にて増幅された後スピーカ110より拡声出力される。
【0018】
また、PCM符号処理部108は、画像処理部150から音声データが入力される場合には、これを復号してアナログ音声信号を得る。このようにして、復号されたアナログ音声信号は、増幅器113にて増幅された後スピーカ114より拡声出力される。
なお、増幅器109および増幅器113の増幅のレベルは、制御部200によって制御される。
【0019】
一方、話者の入力音声は、マイクロホン(M)111を通じてアナログ送話信号として入力され、増幅器112で適正レベルまで増幅された後、PCM符号処理部108にてPCM符号化処理が施され、送信データとして音声符号処理部107に出力される。
【0020】
音声符号処理部107は、PCM符号処理部108から出力される送信データより入力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定し、制御部200に通知する。そして、上記送信データを上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮し、CDMA信号処理部106に出力する。
【0021】
CDMA信号処理部106は、上記音声符号処理部107にて圧縮されたバースト信号に対して、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処理を施す。そしてこの処理結果に対して、直交変調処理を施し、直交変調信号として送信部(TX)105に出力する。
【0022】
送信部105は、上記直交変調信号を送信局部発振信号と合成して無線周波信号に変換し、制御部200により通知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅して、アンテナ共用器102に出力する。なお上記送信局部発振信号は、周波数シンセサイザ104にて生成されるもので、制御部200からの制御信号に応じた周波数の発振信号である。
【0023】
アンテナ共用器102に入力された送信部105からの無線周波信号は、送信用フィルタ102bにより、送信帯域の無線周波信号のみがアンテナ101に出力されて、上記基地局BSに向けて空間に放射される。尚、この送信帯域の無線周波信号は、受信用フィルタ102aにより、受信部103に入力されることはない。
【0024】
着信報知部120は、当該端末装置宛てに着信があった場合に、制御部200の制御によりユーザに対して着信を報知するもので、可聴音を発して報知を行なう発音体121と、発光により報知を行なう発光体122と、例えば偏心モータなどにより振動を発生して報知を行なう振動体123とからなる。
【0025】
当該移動無線端末装置は、折り畳み可能な形状を有しており、折り畳んだ状態では、後述する表示部171とキー入力部172が向かい合った状態で収納され、開いた状態では、表示部171とキー入力部172はそれぞれ外部の露出する。
折り畳み検出部130は、当該移動無線端末装置が折り畳んだ状態にあるか開いた状態にあるかを検出するものであり、検出結果を制御部200に通知する。
【0026】
記憶部140は、例えばROMやRAMなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には、名前と電話番号などを対応づけた電話帳データをはじめとするユーザが作成したデータや、動画像とこれに対応する音声を対応づけた動画データ、発信や着信の履歴を示す履歴データなどを記憶する。
【0027】
画像処理部150は、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)4などの画像データを復号するための専用の画像処理用ICを搭載するもので、制御部200によって動作制御され、制御部200から入力される動画データに所定のデータ処理を施して画像データと音声データに変換し、画像データをドライバ160に出力するとともに、音声データをPCM符号処理部108に出力する。
【0028】
ドライバ160は、画像処理部150より入力される画像データに基づいて、後述するユーザインターフェイス部170の表示部171を駆動制御して、表示/非表示の制御、静止画像や動画像の表示制御を行う。
【0029】
またドライバ160は、制御部200からの指示に応じて、着信に関する情報を画像処理部150より入力される画像データに基づく表示と合わせて表示部171に表示する制御を行う。
【0030】
ユーザインターフェイス部170は、表示部171およびキー入力部172とからなる。表示部171は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescence)などからなりユーザに対して自機の状態(発信/着信、バッテリ残量、受信強度)や記憶部140から読み出したダイヤルデータ、および動画像を含む種々の画像を視覚的に示すためのものである。
【0031】
キー入力部172は、ダイヤル番号入力を行なうためのテンキーなど発着信に関わる通常の通話機能を実施するためのキーの他、着信報知方法(可聴音/発光/バイブレータ/報知なし)の切り換えや、動画像の再生設定などの各種設定、電話帳データの呼び出しなど、種々の機能を利用するためのキーを備えたものである。
【0032】
制御部200は、CPU、ROMおよびRAMなどを有してなるものであり、上記CPUが上記ROMに記憶される制御プログラムや制御データに従って、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものである。
【0033】
その主たる制御としては、受信部103、周波数シンセサイザ104、送信部105およびCDMA信号処理部106を制御して、基地局BSとの間にCDMA方式の無線通信による通信リンクを開設し、基地局BSが収容される移動通信網を通じて通信を行なう通信制御がある。
【0034】
また、制御部200は、キー入力部172を通じて、ユーザから動画の再生要求があった場合には、画像処理部150を制御して、動画の再生を行わせる制御機能を備えるとともに、折り畳み検出部130の検出結果に応じて表示部171の表示/非表示を制御する機能を備える。
【0035】
そしてまた、制御部200は、新たな制御機能として、動画再生処理中に着信が生じた場合に、着信に関する情報を動画再生に合わせて表示する制御機能を備える。
【0036】
その他、制御部200は、時計機能とタイマ機能を備える。
181は電源回路であり、バッテリ180の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路に供給する。
【0037】
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。
なお、以下の説明では、動画再生中に着信が生じた場合の動作について説明し、移動通信網を通じた音声通信やデータ通信に関わる動作についての説明は省略する。
【0038】
図2は、動画再生中に着信が生じた場合の動作を説明するためのフローチャートで、ここに示す処理は制御部200によってなされる。また図3は、表示部171に表示される内容の遷移を示すものである。
【0039】
図3の301で示すように、待ち受け画面が表示部171に表示された状態から、キー入力部172を通じてユーザからの動画再生要求がなされると、図2に示す処理が開始される。
【0040】
まず、ステップ2aにおいて制御部200は、図3の302に示すように、記憶部140に記憶される動画データのリストを表示部171に表示し、キー入力部172を通じてユーザから動画データの指定を受け付け、ステップ2bに移行する。
【0041】
ステップ2bにおいて制御部200は、ステップ2aで指定された動画データの再生処理を開始する。この再生処理において制御部200は、ステップ2aで指定された動画データを記憶部140から読み出す制御を開始し、この読み出した動画データを画像処理部150に出力する。
【0042】
これに対して、画像処理部150は、制御部200から入力される動画データに所定のデータ処理を施して画像データと音声データに変換し、画像データをドライバ160に出力するとともに、音声データをPCM符号処理部108に出力する。
【0043】
これに対して、PCM符号処理部108は、画像処理部150から入力される音声データを復号してアナログ音声信号を得る。このようにして、復号されたアナログ音声信号は、増幅器113にて増幅された後スピーカ114より拡声出力される。
【0044】
一方、ドライバ160は、画像処理部150より入力される画像データに基づいて、ユーザインターフェイス部170の表示部171を駆動制御して、図3の303に示すように表示部171に動画像の表示する。
【0045】
以上のようにして動画像の再生処理が開始されると、ステップ2cにおいて制御部200は、CDMA信号処理部106にて得られる受信データを監視し、自己宛ての着信が生じたか否かを判定する。
ここで、自己宛ての着信が生じた場合には、ステップ2dに移行し、一方、自己宛ての着信が生じない場合には、ステップ2lに移行する。
【0046】
ステップ2dにおいて制御部200は、着信が生じたことを検出した時点で再生していた動画データの記憶部140上のアドレスを検出し、このアドレスを再生中断位置アドレスとして記憶部140に記録する。
【0047】
そして制御部200は、動画データの再生処理を一時中断するためにドライバ160を制御して、図3の304に示すように、再生している動画像を止めて静止画像として表示部171に表示させるとともに、着信情報を表示させ、ステップ2eに移行する。
【0048】
ここで表示される着信情報は、着信時に上記受信データを通じて得られる発信元の電話番号と、この電話番号に対応する名前である。なお、この名前は、上記電話番号に対応するものを制御部200が記憶部140の電話帳データから検索したものである。
【0049】
ここで表示部171に表示される表示例を図4に示す。この図において、エリア41は動画を静止させた画像を表示する領域であり、エリア42には発信元の電話番号とこれに対応する名前と、着信が生じた旨を示すメッセージが表示される。
【0050】
また、キー入力部172の所定のキーに対応する「YES」を示す表示をエリア43に行い、同様に、キー入力部172の所定のキーに対応する「NO」を示す表示をエリア44に行う。
【0051】
ステップ2eにおいて制御部200は、CDMA信号処理部106にて得られる受信データを監視し、自己宛ての着信が終了したか否かを判定する。
すなわち、着信が応答する前に終了してしまったか否かを判定する。
ここで、自己宛ての着信が終了した場合には、ステップ2jに移行し、一方、自己宛ての着信が終了していない場合には、ステップ2fに移行する。
【0052】
ステップ2fにおいて制御部200は、エリア44に示した「NO」に対応するキー入力部172の所定のキーが操作されたか否かを判定する。
すなわち、ユーザから現在生じている着信に対して、応答しない旨の指示が積極的になされたか否かを判定する。
ここで、「NO」に対応するキーが操作された場合には、ステップ2jに移行し、一方、「NO」に対応するキーが操作されていない場合には、ステップ2gに移行する。
【0053】
ステップ2gにおいて制御部200は、エリア43に示した「YES」に対応するキー入力部172の所定のキーが操作されたか否かを判定する。
すなわち、ユーザから現在生じている着信に対して、応答する旨の指示が積極的になされたか否かを判定する。
ここで、「YES」に対応するキーが操作された場合には、ステップ2hに移行し、一方、「YES」に対応するキーが操作されていない場合には、ステップ2eに移行する。
【0054】
ステップ2hにおいて制御部200は、通信系の各部を制御して、着信に応答する旨を示す応答信号を送信して通信相手との間に通信リンクを開設し、これにより通話が可能な状態となり、ステップ2iに移行する。またここで、制御部200は、図3の305に示すように、表示部171には通話画面として通話が開始されてからの経過時間を表示する。
【0055】
ステップ2iにおいて制御部200は、通話が終了したか否かを判定する。
すなわち、ユーザがキー入力部172の終話キーを押下したり、通信相手が終話操作を行ったり、あるいは通信リンクが切断されたりしたか否かを判定する。
【0056】
ここで、通話が終了した場合には、図3の305に示すように、表示部171には通話終了を示す終話画面を表示してステップ2kに移行し、一方、通話が継続している場合には、ステップ2iに移行する。
【0057】
ステップ2jにおいて制御部200は、ステップ2dで開始した着信情報の表示を止めるとともに、発信元の電話番号と、着信のあった時刻とを対応づけたデータを。応答しなかった着信を示す未応答履歴データとして記憶部140に記録し、ステップ2kに移行する。
【0058】
ステップ2kにおいて制御部200は、動画データの再生処理を再開する。まず、制御部200は、ステップ2dで記憶部140に記録した再生中断位置アドレスを読み出し、このアドレスに基づいて動画データを記憶部140から読み出す制御を開始し、この読み出した動画データを画像処理部150に出力する。
【0059】
これに対して、画像処理部150は、制御部200から入力される動画データに所定のデータ処理を施して画像データと音声データに変換し、画像データをドライバ160に出力するとともに、音声データをPCM符号処理部108に出力する。
【0060】
これに対して、PCM符号処理部108は、画像処理部150から入力される音声データを復号してアナログ音声信号を得る。このようにして、復号されたアナログ音声信号は、増幅器113にて増幅された後スピーカ114より拡声出力される。
【0061】
一方、ドライバ160は、画像処理部150より入力される画像データに基づいて、ユーザインターフェイス部170の表示部171を駆動制御して、図3の307に示すように表示部171に動画像の表示する。
【0062】
以上のようにして動画像の再生処理が再開されると、ステップ2lにおいて制御部200は、キー入力部172を通じてユーザから動画再生の終了要求が入力されたか否か、および動画の再生が完了した否かを判定する。
【0063】
ここで、動画再生の終了要求が入力されたり、あるいは動画の再生が完了した場合には、ステップ2mに移行し、一方、動画再生の終了要求が入力されず、かつ動画の再生が完了していない場合には、ステップ2cに移行する。
【0064】
ステップ2mにおいて制御部200は、ドライバ160を制御して表示部171に待ち受け画面を表示し、ステップ2nに移行する。なお、この待ち受け画面では、予め設定した画像や時刻などを表示するとともに、基地局BSから受信される電波の強度などが表示される。
【0065】
ステップ2nにおいて制御部200は、未応答着信履歴データがステップ2jにおいて記憶部140に記録されたか否かを判定する。
ここで、未応答着信履歴データがある場合には、ステップ2oに移行し、一方、未応答着信履歴データがない場合には、当該処理を終了する。
【0066】
ステップ2oにおいて制御部200は、図3の308に示すように、ステップ2mで表示した待ち受け画面の表示に重ねて、記憶部140に記録された未応答着信履歴データに基づく履歴の表示を行い、当該処理を終了する。この履歴には、発信元の電話番号と、着信のあった時刻とが含まれる。
【0067】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、動画像の再生中に着信が生じた場合、動画を静止表示するとともに、これに合わせて着信情報を表示するようにしている。
【0068】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、動画像の再生中に着信が生じた場合には、視聴中の画像が着信を報知するのみの画像に切り替わってしまうことなく、ユーザは着信の発生を認識できる。
【0069】
また、着信発生に伴って表示される情報は、電話番号やこれに対応する電話帳データの名前なので、ユーザは誰からの着信かすぐに認識することができ、これにより応答すべきか否かを判断できる。
【0070】
さらに、上記構成の移動無線端末装置では、動画像の再生中に着信が生じた場合、動画を静止表示するとともに、これに合わせて着信情報を表示し、この状態からユーザの要求に応じて、着信報知を停止して動画再生を再開するようにしている。
【0071】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、動画再生を再開する要求を行った場合には、着信報知が停止され動画の再生を再開するので、動画の視聴を着信報知で邪魔されることがない。
【0072】
そして、上記構成の移動無線端末装置では、動画像の再生中に着信が生じて通話を開始し、その後、通話を終えると、着信発生によって中断していた動画像の再生を中断していた位置から再開するようにしている。
【0073】
そしてまた、上記構成の移動無線端末装置では、動画像の再生中に着信が生じ、応答することなく着信が終了すると、着信発生によって中断していた動画像の再生を中断していた位置から再開するようにしている。
【0074】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、動画像の再生中に着信が生じて視聴を中断しても、中断した位置から視聴を再開できるので、はじめから再生をし直したり、視聴したい位置を探す手間を省くことができる。
【0075】
また、上記構成の移動無線端末装置では、動画像の再生中に着信が生じ、これに応答しなかった場合には、動画像の再生が終了すると、応答しなかった着信がある旨を報知する表示を行うようにしている。
【0076】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、動画の視聴に夢中になるなどして、動画の視聴後に着信があったことをユーザが忘れてしまっていても、上記表示により、応答しなかった着信があったことを報知できる。
【0077】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置は、動画像の再生中に着信が生じた場合における利便性が高い。
【0078】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0079】
例えば、上記実施の形態では、着信が発生した場合に、再生中の動画を静止させ、この静止画像と着信情報を表示するようにしたが、これに代わって例えば、動画再生を継続するとともに、これと合わせて着信情報を表示するようにしてもよい。
【0080】
また例えば、上記実施の形態では、着信時には、システム側から発信元の電話番号が通知され、この電話番号と、この電話番号に対応する電話帳データの名前とを着信情報として表示するようにした。
【0081】
近時、システム側から発信元の電話番号以外に、予め登録された屋号などの名称を通知するサービスが行われる予定である。このサービスに対応すべく、着信時には、システム側から通知される屋号などの名前を着信情報として表示するようにしてもよい。
【0082】
さらに、ステップ2dにおける表示例として、図4に示すように、静止させた動画と着信情報とを合わせて重ならないように表示するものとして説明したが、これに代わって例えば、図5に示すように、静止させた動画の一部の上に重ねるように吹出表示45を表示して、ここに着信情報を表示してもよい。
【0083】
そして、動画再生機能を備えるとともに、移動無線端末装置や通信カードを接続して移動通信システムを通じて通信を行う機能とを備えたPDA(Personal Digital Assistants)に、本発明を適用することも可能である。このような構成であっても、同様の効果を発揮する。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0084】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、表示手段に動画像を表示させている際に着信が発生すると、表示手段に、動画像と着信報知画像とを合わせて表示するようにしている。
【0085】
したがって、この発明によれば、動画像の再生中に着信が生じた場合には、視聴中の画像が着信を報知するのみの画像に切り替わってしまうことなく、ユーザは着信の発生を認識できる利便性が高い移動無線端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末装置の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末装置の動画再生時に着信が生じた場合の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】図1に示した移動無線端末装置の動画再生時に着信が生じた場合の画面表示の遷移を示す図。
【図4】図1に示した移動無線端末装置の動画再生時に着信が生じた場合の画面表示例を示す図。
【図5】図1に示した移動無線端末装置の動画再生時に着信が生じた場合の画面表示例を示す図。
【符号の説明】
101…アンテナ
102…アンテナ共用器
102a…受信用フィルタ
102b…送信用フィルタ
103…受信部(RX)
104…周波数シンセサイザ(SYN)
105…送信部(TX)
106…CDMA信号処理部
107…音声符号処理部
108…PCM符号処理部
109,112,113…増幅器
110,114…スピーカ
111…マイクロホン(M)
120…着信報知部
121…発音体
122…発光体
123…振動体
130…折り畳み検出部
140…記憶部
150…画像処理部
160…ドライバ
170…ユーザインターフェイス部
171…表示部
172…キー入力部
180…バッテリ
181…電源回路
200…制御部
BS…基地局

Claims (7)

  1. 移動通信網に接続可能な基地局と無線通信する移動無線端末装置において、
    画像を表示する表示手段と、
    着信の発生を検出する着信検出手段と、
    この表示手段を制御して動画像を表示させるものであって、前記表示手段に動画像を表示させている際に前記着信検出手段が着信の発生を検出した場合、前記表示手段に、動画像と、着信を報知する着信報知画像とを合わせて表示する表示制御手段と具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 移動通信網に接続可能な基地局と無線通信する移動無線端末装置において、
    画像を表示する表示手段と、
    着信の発生を検出する着信検出手段と、
    この表示手段を制御して動画像を表示させるものであって、前記表示手段に動画像を表示させている際に前記着信検出手段が着信の発生を検出した場合、前記表示手段に、前記動画像を静止表示させた静止画像と、着信を報知する着信報知画像とを合わせて表示する表示制御手段と具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  3. さらに、ユーザから要求を受け付ける入力手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記入力手段が要求を受け付けた場合に、前記表示手段を制御して、前記着信報知画像の表示を終了することを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
  4. さらに、ユーザから要求を受け付ける入力手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記入力手段が要求を受け付けた場合に、前記表示手段を制御して動画再生を再開することを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記表示手段に動画像を表示させている際に生じた着信に応答して通話が開始された場合に、この通話が終了すると、前記表示手段を制御して動画再生を再開することを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記表示手段に動画像を表示させている際に生じた着信が終了した場合に、前記表示手段を制御して動画再生を再開することを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示手段に動画像を表示させている際に生じた着信に応答せず、かつ動画再生が終了した場合に、応答しなかった着信がある旨を報知する画像を表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動無線端末装置。
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