JP2004032383A - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々のデータファイルを大量に記憶する場合でも、必要なデータファイルを容易に見つけだすことが可能な移動無線端末装置を提供する。
【解決手段】ソフトウェア記憶エリア140aは、複数のアプリケーションソフトウェアを記憶する。対応データ形式記憶エリア140bは、各アプリケーションソフトウェアで使用可能なデータ形式の識別情報と、アプリケーションソフトウェアの識別情報を対応づけたテーブルを記憶する。データファイル記憶エリア140cは、アプリケーションソフトウェアで用いられる種々の形式のデータファイルを記憶する。制御部200は、対応データ形式記憶エリア140bを参照して、実行中のアプリケーションソフトウェアに対応するデータ形式を検出し、このデータ形式のデータファイルをデータファイル記憶エリア140cから検出し、この検出したデータファイル名のみ一覧表示するようにしたものである。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばPHS(Personal Handyphone System)や携帯電話システムをはじめとする移動通信システムで用いられる移動無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、PHSや携帯電話システムをはじめとする移動通信システムで用いられる移動無線端末装置は、音楽再生機能や電子メールの送受信機能、ブラウザ機能、撮像機能、動画再生機能などを備えるとともに、データ通信機能の強化により、音楽データや電子メール、静止画像および動画像の画像データなど、種々の形式のデータを取り扱うことが可能になり、またこれに伴ってメモリの記憶容量が拡充され、多種多様のデータを大量に保持することが可能になった。
【0003】
しかしながら、上述したような取り扱うデータ形式の多様化や記憶するデータ数の増大に対して、人とのインターフェイスである表示部や入力部には大きな技術的進歩がないため、多数のデータファイルから必要なものを探すのに手間取るようになり、利便性が低下する傾向にあるという問題があった。
【0004】
これに対して、従来は、予めデータの形式に応じて保存場所を切り替えるような階層構造を採用していた。
しかし、このような構成の場合、図5に示す表示例のように、移動無線端末装置からの入力要求(5−1)に対して、保存場所を一覧表示(5−2)する要求を与え、そして保存場所を指定し、そして指定した保存場所内に保存されるデータファイルを一覧表示し(5−3)、この一覧から所望のデータファイルを指定する(5−4)。
【0005】
このように、予めデータの形式に応じて保存場所を切り替えるような階層構造を採用も、所望のデータにたどり着くには手間がかかり、上述の問題を解決するには至らなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線端末装置では、取り扱うデータ形式の多様化や記憶するデータ数の増大に対して、人とのインターフェイスである表示部や入力部には大きな技術的進歩がないため、多数のデータファイルから必要なものを探すのに手間取るようになり、利便性が低下する傾向にあるという問題があった。
【0007】
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、種々のデータファイルを大量に記憶する場合でも、必要なデータファイルを容易に見つけだすことが可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係わる本発明は、移動通信網を通じた無線通信を行うもので、複数のアプリケーションソフトウェアを選択的に実行する移動無線端末装置において、アプリケーションソフトウェアの識別情報と、データファイルの形式とを対応づけて記憶する対応形式記憶手段と、複数のデータファイルを記憶するデータファイル記憶手段と、対応形式記憶手段に記憶される情報を参照し、現在実行中のアプリケーションソフトウェアに対応するデータファイルの形式を検出し、データファイル記憶手段が記憶するデータファイルを選択する際に、検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するファイル表示手段とを具備して構成するようにした。
【0009】
上記構成の移動無線端末装置では、現在実行中のアプリケーションソフトウェアに対応するデータファイルの形式を検出し、データファイルを選択する際に、上記検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するようにしている。
【0010】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、データファイル記憶手段に種々の形式のデータファイルを多数記憶する場合でも、データファイルを選択する際に、現在実行中のアプリケーションソフトウェアに対応するデータファイルの識別情報のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことができる。
【0011】
また、請求項2に係わる本発明は、複数の通信方式を選択的に用いて、移動通信網を通じた無線通信を行う移動無線端末装置において、通信方式の識別情報と、データファイルの形式とを対応づけて記憶する対応形式記憶手段と、複数のデータファイルを記憶するデータファイル記憶手段と、対応形式記憶手段に記憶される情報を参照して、現在の行っている通信の通信方式に対応するデータファイルの形式を検出し、データファイル記憶手段が記憶するデータファイルを選択する際に、検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するファイル表示手段とを具備して構成するようにした。
【0012】
上記構成の移動無線端末装置では、現在実行中の通信方式に対応するデータファイルの形式を検出し、データファイルを選択する際に、上記検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するようにしている。
【0013】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、データファイル記憶手段に種々の形式のデータファイルを多数記憶する場合でも、データファイルを選択する際に、現在実行中の通信方式に対応するデータファイルの識別情報のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことができる。
【0014】
さらに、請求項3に係わる本発明は、移動通信網を通じて電子メールを送受信する移動無線端末装置において、複数のデータファイルを記憶するデータファイル記憶手段と、このデータファイル記憶手段が記憶するデータファイルのうち、電子メールに添付可能なデータサイズのデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するファイル表示手段とを具備して構成するようにした。
【0015】
上記構成の移動無線端末装置では、データファイル記憶手段が記憶するデータファイルのうち、電子メールに添付可能なデータサイズのデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するようにしている。
【0016】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、データファイル記憶手段に種々のサイズのデータファイルを多数記憶する場合でも、添付するデータファイルを選択する際に、電子メールに添付可能なデータファイルの識別情報のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、その構成を示すもので、この図に示す移動無線端末装置は、基地局BSとの間で、CDMA(Code Division Multiple Access)方式によって無線通信を行うものを例に挙げている。
【0018】
基地局BSから送信され、アンテナ101で受信された無線周波信号は、アンテナ共用器102に入力される。アンテナ共用器102は、受信用フィルタ102aと送信用フィルタ102bとからなる。
【0019】
アンテナ101より入力された無線周波信号のうち、基地局BSから送信された無線周波信号は、受信用フィルタ102aを通過して、受信部(RX)103に出力される。なお、この無線周波信号は送信用フィルタ102bにより、後述の送信部105に入力されることはない。
【0020】
受信部103では、上記無線周波信号を周波数シンセサイザ(SYN)104から入力された受信局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換する。
【0021】
なお、上記周波数シンセサイザ104にて発生される受信局部発振信号の周波数は、制御部200からの制御信号によって制御される。また、受信部103は、制御部200から指定される周波数の無線信号の受信電界強度を検出する機能を備える。
【0022】
受信部103にて得られた中間周波信号は、CDMA信号処理部106において、直交復調処理が施されたのち、逆拡散処理が施されて、データレートに応じた所定のフォーマットの受信データに変換され、この受信データのうち、データレートを示すデータと、音声通話のための音声データ以外のデータ(電子メールのデータや、動画像データ)については制御部200に出力され、上記音声データについては音声符号処理部107に出力される。
【0023】
またCDMA信号処理部106は、上記受信データから、当該移動無線端末装置宛ての着信の発生、および着信時に基地局BSから通知される発信元の電話番号を検出し、これらの検出結果を制御部200に通知する。
【0024】
音声符号処理部107は、上記CDMA信号処理部106にて得られた音声データに対して、制御部200から通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し、この処理結果をPCM符号処理部108に出力する。
【0025】
PCM符号処理部108は、音声符号処理部107にて伸張された音声データを復号してアナログ受話信号を得る。このアナログ受話信号は、増幅器109にて増幅された後スピーカ110より拡声出力される。
【0026】
一方、話者の入力音声は、マイクロホン(M)111を通じてアナログ送話信号として入力され、増幅器112で適正レベルまで増幅された後、PCM符号処理部108にてPCM符号化処理が施され、音声データとして音声符号処理部107に出力される。
【0027】
音声符号処理部107は、PCM符号処理部108から出力される音声データより入力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定し、制御部200に通知する。そして、上記音声データを上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮し、CDMA信号処理部106に出力する。
【0028】
CDMA信号処理部106は、上記音声符号処理部107にて圧縮されたバースト信号、あるいは制御部200より入力される送信電子メールや動画像のデータに対して、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処理を施す。そしてこの処理結果に対して、直交変調処理を施し、直交変調信号として送信部(TX)105に出力する。
【0029】
なお、制御部200から、例えば着信に対して応答するなどの指示があった場合には、CDMA信号処理部106は、対応する制御データを上記拡散処理結果に付加して直交変調処理を実施する。
【0030】
送信部105は、上記直交変調信号を送信局部発振信号と合成して無線周波信号に変換し、制御部200により通知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅して、アンテナ共用器102に出力する。なお上記送信局部発振信号は、周波数シンセサイザ104にて生成されるもので、制御部200からの制御信号に応じた周波数の発振信号である。
【0031】
アンテナ共用器102に入力された送信部105からの無線周波信号は、送信用フィルタ102bにより、送信帯域の無線周波信号のみがアンテナ101に出力されて、上記基地局BSに向けて空間に放射される。尚、この送信帯域の無線周波信号は、受信用フィルタ102aにより、受信部103に入力されることはない。
【0032】
着信報知部120は、当該端末装置宛てに着信があった場合に、制御部200の制御によりユーザに対して着信を報知するもので、可聴音を発して報知を行なう発音体121と、発光により報知を行なう発光体122と、例えば偏心モータなどにより振動を発生して報知を行なう振動体123とからなる。
【0033】
ユーザインターフェイス部130は、表示部131およびキー入力部132とからなる。表示部131は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescence)などからなりユーザに対して自機の状態(発信/着信、バッテリ残量、受信強度)や記憶部140から読み出したダイヤルデータ、および動画像を含む種々の画像を視覚的に示すためのものである。
【0034】
キー入力部132は、ダイヤル番号入力を行なうためのテンキーなど発着信に関わる通常の通話機能を実施するためのキーの他、アラーム報知、着信報知方法(可聴音/発光/バイブレータ/報知なし)の切り換えなどの各種設定や種々の機能を利用するためのキーを備えたものである。
【0035】
記憶部140は、例えばROMやRAMなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には、種々の制御データや、例えば名前と電話番号、電子メールアドレスなどを対応づけた電話帳データなどを記憶する領域ほか、ソフトウェア記憶エリア140aと、対応データ形式記憶エリア140bと、データファイル記憶エリア140cとを備える。
【0036】
ソフトウェア記憶エリア140aは、後述する制御部200にて実行する複数のアプリケーションソフトウェアを保存する領域である。
対応データ形式記憶エリア140bは、上述した各アプリケーションソフトウェアで使用可能なデータ形式の識別情報と、アプリケーションソフトウェアの識別情報を対応づけたテーブルを記憶する領域である。
【0037】
データファイル記憶エリア140cは、アプリケーションソフトウェアで用いられる種々の形式のデータファイル(動画像データ、静止画像データ、電子メールデータ、着信メロディファイル、楽曲データファイル、音声メモファイルなど)を記憶する領域である。
【0038】
画像処理部150は、MPEG(Moving Picture Experts Group)−4/H.324(Annex C)を実現する画像処理用のLSIを搭載したもので、MPEG−4ビデオ符号化処理、音声/オーディオ符号化処理、H.223多重分離処理などを行う。
【0039】
そして、例えば制御部200からの指示に応じて、記憶部140に記憶される動画データを再生出力するために、このデータを読み出して、これに所定の画像処理を施して画像データと音声データを得て、画像データをドライバ160に出力するとともに、音声データをPCM符号処理部108に出力する。
【0040】
また、テレビ電話通信を行う場合には、通信相手から受信した動画像データが制御部200から入力され、これに所定の画像処理を施して、ドライバ160に出力するとともに、カメラ170にて撮像した画像に所定の符号化処理を施して、制御部200に出力する。
【0041】
ドライバ160は、画像処理部150より入力される画像データに基づいて、表示部131を駆動制御して、静止画像および動画像の表示制御を行う。
【0042】
カメラ170は、CCD(Charge−Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を撮像素子として採用する電子カメラで、撮像信号は画像処理部150に出力される。
【0043】
なお、画像処理部150からPCM符号処理部108に出力された音声データは、PCM符号処理部108にてアナログ音声信号に変換された後、増幅器113で増幅され、スピーカ114より拡声出力される。
また、増幅器113の増幅のレベルは、制御部200によって制御される。
【0044】
制御部200は、CPU、ROMおよびRAMなどを有してなるものであり、上記CPUが上記ROMに記憶される制御プログラムや制御データに従って、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものである。
【0045】
その主たる制御としては、受信部103、周波数シンセサイザ104、送信部105およびCDMA信号処理部106を制御して、基地局BSとの間にCDMA方式の無線通信による通信リンクを開設し、基地局BSが収容される移動通信網を通じて音声通信やテレビ電話通信、電子メールの送受信や、通信相手側でストリーミング再生が可能な動画像データ送信などのデータ通信を行なう通信制御機能を備える。
【0046】
テレビ電話通信をはじめ、動画像を用いた通信やアプリケーションソフトウェアを実施する場合には、上述した画像処理部150と連携して、動画像の送受信や再生出力を行う。
【0047】
また、制御部200は、キー入力部132を通じたユーザからの要求に応じて、上記の各部を制御し、電子メールの作成・送受信を行うメールプログラムや、動画像データの再生出力を行う動画再生プログラム、着信メロディのデータ作成や設定を行うメロディ編集プログラム、音楽データファイルに基づいて楽曲再生を行う楽曲再生プログラム、会話などの録音・再生を行うボイスレコーダプログラムなど、複数のアプリケーションソフトウェアを上述の記憶部140から読み込んで選択的に実行することができる。
【0048】
181は電源回路であり、バッテリ180の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路に供給する。
【0049】
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。
なお、以下の説明では、アプリケーションソフトウェアを実行している際のファイル選択動作について説明し、通常の音声通信・テレビ電話やデータ通信に関わる制御や、各アプリケーションソフトウェアに基づく動作についての説明は省略する。
【0050】
図2は、ファイル選択を行う際の処理を説明するためのフローチャートである。この処理は、制御部200によってなされ、ソフトウェア記憶エリア140aに記憶されるアプリケーションソフトウェアを起動すると、アプリケーションソフトウェアの実行中に並行して実施される。
【0051】
まず、ステップ2aでは、対応データ形式記憶エリア140bを参照して、起動したアプリケーションソフトウェアに対応するデータ形式を検出し、ステップ2bに移行する。
【0052】
ステップ2bでは、上記アプリケーションソフトウェアの実行に伴い、データファイルを指定を受け付ける処理の状態になっているか否かを判定する。
ここで、上記アプリケーションソフトウェアの実行中に、データファイルを指定を受け付ける処理になっている場合には、ステップ2cに移行し、一方、データファイルを指定を受け付ける処理になっていない場合には、ステップ2bに移行する。
【0053】
ステップ2cでは、データファイル記憶エリア140cからステップ2aで検出したデータ形式のデータファイルを検出し、ステップ2cに移行する。
ステップ2dでは、ステップ2cにて検出したデータファイルの一覧を表示部131に表示する。なお、このステップにおける処理の詳細については、図3を用いて後述する。
【0054】
ステップ2eでは、キー入力部132を通じて、ステップ2dに表示したデータファイルの一覧から、現在実行中のアプリケーションソフトウェアで使用するデータファイルの指定を受け付け、ステップ2fに移行する。
【0055】
ステップ2fでは、上記アプリケーションソフトウェアが終了したか否かを判定する。
ここで、上記アプリケーションソフトウェアが終了した場合には、当該処理を終了し、一方、終了していない場合には、ステップ2bに移行する。
【0056】
次に、上述したステップ2dの処理について詳述する。この処理は、図3に示すフローチャートにしたがって、制御部200により実施されるものである。 まずステップ3aでは、ステップ2cで検出したデータファイルのうち、現在の表示個数パラメータで示される数だけ、データファイル名を1画面に表示し、ステップ3bに移行する。なお、上記表示個数パラメータは、記憶部140の所定のエリアに記憶される。
【0057】
ステップ3bでは、1画面に表示し切れていないデータファイル名が存在するか否かを判定する。
ここで、1画面に表示し切れていないデータファイル名が存在する場合には、ステップ3cに移行し、一方、1画面に表示し切れていないデータファイル名が存在しない(すべてのデータファイル名が1画面に表示されている)場合には、ステップ3eに移行する。
【0058】
ステップ3cでは、キー入力部132を通じて、1画面に表示し切れていないデータファイル名の表示を要求するページ切り替え指示があったか否かを判定する。
ここで、ページ切り替え指示があった場合には、ステップ3dに移行し、一方、ページ切り替え指示がない場合には、ステップ3eに移行する。
【0059】
ステップ3dでは、表示し切れていなかったデータファイル名を一覧表示する表示処理を実施し、ステップ3bに移行する。なお、ここで一覧として表示するデータファイル名の個数は、上述の表示個数パラメータに準じる。
【0060】
ステップ3eでは、キー入力部132を通じて、1画面に表示するデータファイル名の個数を変更する要求があったか否かを判定する。
ここで、1画面に表示するデータファイルの個数を変更する要求があった場合には、ステップ3gに移行し、一方、上記要求がない場合には、ステップ3fに移行する。
【0061】
ステップ3fでは、キー入力部132を通じて、データファイルを指定する要求が生じたか否かを判定する。
ここで、データファイルを指定する要求が生じた場合には、当該処理を終了して、ステップ2eに移行し、一方、上記要求がない場合には、ステップ3bに移行する。
【0062】
一方、ステップ3gでは、キー入力部132を通じて、1画面に表示するデータファイル名の個数の指定を受け付け、ここで受け付けた個数を新たな表示個数パラメータとして記憶部140に記録する。
【0063】
ステップ3hでは、ステップ2cで検出したデータファイルのうち、ステップ3gで受け付けた表示個数パラメータで示される数だけ、データファイル名を1画面に表示し、ステップ3bに移行する。
【0064】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、アプリケーションソフトウェアの実行に伴い、実行中のアプリケーションソフトウェアで使用可能なデータ形式のファイルを検出し、ファイルの指定を受け付ける際には、上記検出したデータファイルのみ一覧表示するようにしている。
【0065】
このような処理により、表示部131の表示は、図4に示すように遷移する。
まず、アプリケーションソフトウェアの実行に伴い、画面4−1に示すように、使用するデータファイルの指定を受け付ける状態になると、これをステップ2bにて検出して、ステップ2cにて上記アプリケーションソフトウェアに対応するデータ形式のデータファイルを検出する。
【0066】
そして、画面4−2に示すように、ステップ2dにてデータファイル名の一覧を表示し、キー入力部132を通じてファイルの指定の要求が生じると、ステップ3fからステップ2eに移行して、画面4−3に示すようにファイルに指定を受け付ける。
【0067】
また、画面4−2を表示する状態で、1画面に表示し切れていないデータファイル名が存在し、キー入力部132を通じてページ切り替えの要求が与えられると、ステップ3dにて、1画面に表示し切れなかったデータファイル名を画面4−4に示すように表示し、さらに表示し切れていないデータファイル名が存在して要求が与えられれば、画面4−5に示すように次順のデータファイル名を一覧表示する。
【0068】
そしてまた、キー入力部132を通じて、1画面に表示するデータファイル名の個数を変更する要求が生じると、これをステップ3eで検出し、ステップ3gで新たに表示個数を受け付け、ステップ3hにて画面4−6に示すように、受け付けた数だけデータファイル名を一覧表示する。
【0069】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、実行中のアプリケーションソフトウェアで使用可能なデータ形式のデータファイルのみ一覧表示するので、大量にデータファイルが存在する場合でも、所望のデータファイルを迅速に見つけだして指定することができる。
【0070】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、1画面に表示するデータファイル名の個数を変更する要求が生じると、ステップ3gにてその個数の指定を受け付けるようにしたが、これに代わって例えば、予め設定された個数で表示を行うように切り替えてもよい。
【0071】
この場合、予め2つの表示個数パラメータを記憶部140に記憶しておき、ユーザの要求に応じてこれを選択的に用いて、表示個数を多くしたり少なくしたりする。
このような構成によれば、ステップ2cで検出したデータファイルの個数に応じて、ユーザが容易に表示する個数を切り替えることができる。
【0072】
なお、表示部131の表示領域を有効に利用するために、一覧表示する個数が変化に応じて、できるだけ大きくデータファイル名を表示するように、その表示サイズを可変することはいうまでもない(図4の画面4−2および画面4−6を参照)。
【0073】
さらに、上記実施の形態では、カメラ170は、当該移動無線端末装置に搭載するものとして説明したが、インターフェイスを備えて、ユーザが任意に着脱が可能な構成としていもよい。
【0074】
また、動画像のストリーミングデータを通信相手と送受信することを可能とする移動無線端末装置の開発が本発明者らによって行われているが、確立した通信リンクが対応するデータ伝送速度に応じて、伝送可能な動画像データファイルのデータ形式が異なるものがある。
【0075】
このような移動無線端末装置に本発明が適用可能であることはいうまでもなく、確立した通信リンクが対応するデータ伝送速度に応じて、伝送可能なデータ形式の動画像データファイルのみを表示することも可能である。
【0076】
このような構成によれば、データファイル記憶エリア140cに種々の形式のデータファイルを多数記憶する場合でも、データファイルを選択する際に、現在実行中の通信方式に対応するデータファイルの識別情報のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことができる。
【0077】
そしてまた、上記実施の形態では、実行中のアプリケーションソフトウェアに応じて、対応するデータ形式のデータファイルのみ選択が可能となるようにしたが、これに代わって例えば、データのファイルサイズについても考慮して、選択可能なデータファイル名を表示するようにしてもよい。
【0078】
例えば、電子メールの送信にあっては、5キロバイトまでという制限がなされるシステムがあり、このようなシステムにおいて用いる場合に、5キロバイト以下のデータファイルについてのみ一覧表示するようにしたり、あるいは電子メールの本文と添付するデータファイルの大きさの合計が5キロバイト以内となるように、添付可能なデータの一覧を表示するようにしてもよい。
【0079】
このような構成によれば、データファイル記憶エリア140cに種々のサイズのデータファイルを多数記憶する場合でも、添付するデータファイルを選択する際に、電子メールに添付可能なデータファイル名のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことができる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0080】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、現在実行中のアプリケーションソフトウェアに対応するデータファイルの形式を検出し、データファイルを選択する際に、上記検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するようにしている。
【0081】
したがって、この発明によれば、データファイル記憶手段に種々の形式のデータファイルを多数記憶する場合でも、データファイルを選択する際に、現在実行中のアプリケーションソフトウェアに対応するデータファイルの識別情報のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【0082】
また、この発明では、現在実行中の通信方式に対応するデータファイルの形式を検出し、データファイルを選択する際に、上記検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するようにしている。
【0083】
したがって、この発明によれば、データファイル記憶手段に種々の形式のデータファイルを多数記憶する場合でも、データファイルを選択する際に、現在実行中の通信方式に対応するデータファイルの識別情報のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【0084】
さらに、この発明では、データファイル記憶手段が記憶するデータファイルのうち、電子メールに添付可能なデータサイズのデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するようにしている。
【0085】
したがって、この発明によれば、データファイル記憶手段に種々のサイズのデータファイルを多数記憶する場合でも、添付するデータファイルを選択する際に、電子メールに添付可能なデータファイルの識別情報のみが表示されるので、必要なデータファイルを容易に見つけだすことが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末装置の一実施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末装置のファイル選択を行う際の処理を説明するためのフローチャート。
【図3】図1に示した移動無線端末装置のファイル表示を行う際の処理を説明するためのフローチャート。
【図4】図2および図3に示した処理により、図1に示した移動無線端末装置の表示部に表示される情報の遷移を示す図。
【図5】従来の移動無線端末装置の表示部に表示される情報の遷移を示す図。
【符号の説明】
101…アンテナ
102…アンテナ共用器
102a…受信用フィルタ
102b…送信用フィルタ
103…受信部(RX)
104…周波数シンセサイザ(SYN)
105…送信部(TX)
106…CDMA信号処理部
107…音声符号処理部
108…PCM符号処理部
109,112,113…増幅器
110,114…スピーカ
111…マイクロホン(M)
120…着信報知部
121…発音体
122…発光体
123…振動体
130…ユーザインターフェイス部
131…表示部
132…キー入力部
140…記憶部
140a…ソフトウェア記憶エリア
140b…対応データ形式記憶エリア
140c…データファイル記憶エリア
150…画像処理部
160…ドライバ
170…カメラ
200…制御部

Claims (5)

  1. 移動通信網を通じた無線通信を行うもので、複数のアプリケーションソフトウェアを選択的に実行する移動無線端末装置において、
    前記アプリケーションソフトウェアの識別情報と、データファイルの形式とを対応づけて記憶する対応形式記憶手段と、
    複数のデータファイルを記憶するデータファイル記憶手段と、
    前記対応形式記憶手段に記憶される情報を参照し、現在実行中のアプリケーションソフトウェアに対応するデータファイルの形式を検出し、前記データファイル記憶手段が記憶するデータファイルを選択する際に、前記検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するファイル表示手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 複数の通信方式を選択的に用いて、移動通信網を通じた無線通信を行う移動無線端末装置において、
    前記通信方式の識別情報と、データファイルの形式とを対応づけて記憶する対応形式記憶手段と、
    複数のデータファイルを記憶するデータファイル記憶手段と、
    前記対応形式記憶手段に記憶される情報を参照して、現在の行っている通信の通信方式に対応するデータファイルの形式を検出し、前記データファイル記憶手段が記憶するデータファイルを選択する際に、前記検出した形式のデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するファイル表示手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  3. 移動通信網を通じて電子メールを送受信する移動無線端末装置において、
    複数のデータファイルを記憶するデータファイル記憶手段と、
    このデータファイル記憶手段が記憶するデータファイルのうち、電子メールに添付可能なデータサイズのデータファイルの識別情報についてのみ一覧表示するファイル表示手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  4. 前記ファイル表示手段は、電子メールの本文のデータサイズと、前記データファイル記憶手段が記憶するデータファイルのデータサイズとに基づいて、前記データファイル記憶手段が記憶するデータファイルのうち、電子メールに添付可能なデータサイズのデータファイルを検出し、この検出したデータファイルの識別情報の一覧表示することを特徴とする請求項3に記載の移動無線端末装置。
  5. 前記ファイル表示手段は、ユーザからの要求に応じて、一覧表示するデータファイルの識別情報の個数を可変することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の移動無線端末装置。
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