JP2004110243A - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが命令を与える際の操作性を向上させることが可能な移動無線端末装置を提供する。
【解決手段】ユーザがキー入力部132を操作してフォーカスを「宛先」、「題名」、「本文」、「添付ファイル」のいずれかの入力欄に合わせた状態で、サブメニューの表示要求を行うと、メニューデータ記憶エリア140a、データファイル記憶エリア140b、およびクリップボード記憶エリア140cに記憶される情報に基づいて、制御部200が、フォーカスが合わせられた入力欄に関わる命令のみをサブメニューとして表示部131に表示するようにしたものである。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばPHS(Personal Handyphone System)や携帯電話システムをはじめとする移動通信システムで用いられる移動無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、PHSや携帯電話システムをはじめとする移動通信システムで用いられる移動無線端末装置は、音楽再生機能や、インターネットを介した通信機能として電子メールの送受信機能やwebブラウザ機能、ディジタルカメラによる撮像機能、MPEG(Moving Picture Experts Group)技術を用いた動画再生機能などを備えるようになった。
【0003】
このため、上述したような多機能化に伴い、各機能を利用する際にユーザが与える命令が多様化するとともに複雑化している。
これに対して従来は、メニュー表示により命令を一括表示し、また命令によっては階層化したサブメニューに細分化して表示し、複雑化・多様化する命令を受け付けるようにしている。
【0004】
しかしながら、従来の移動無線端末装置で行われていたメニュー(サブメニュー)表示を通じた命令の受付処理では、実行できない命令についても一括して表示するようにしている。
このため、ユーザが実行できない命令を指定した場合、エラー表示を行って再入力を要求するようにしているため、ユーザにとって、著しく操作性が低いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線端末装置では、ユーザが命令を与える際に、著しく操作性が低いという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、ユーザが命令を与える際の操作性を向上させることが可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、移動通信網を通じた無線通信を行うもので、制御対象に対する複数の命令を表示手段に一覧表示することが可能な移動無線端末装置において、ユーザからの要求を受け付ける入力手段と、複数の制御対象の識別情報を、表示手段の一画面上に表示する第1表示制御手段と、入力手段を通じてユーザから制御対象の指定を受け付ける第1受付手段と、この第1受付手段にて受け付けた制御対象に対して、実施可能な命令を検出する検出手段と、入力手段を通じたユーザからの要求に応じて、検出手段にて検出した命令の識別情報を、表示手段の一画面上に表示する第2表示制御手段と、この第2表示制御手段によって表示される命令のうち、いずれかの命令を入力手段を通じたユーザからの要求に応じて受け付ける第2受付手段とを具備して構成するようにした。
【0007】
上記構成の移動無線端末装置では、制御対象に関する命令のうち、実施可能な命令を検出して、この検出した命令だけを表示手段に表示して、命令を受け付けるようにしている。
【0008】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、制御対象に関する命令のうち、受付可能な命令だけが表示手段に表示されるので、表示手段の表示領域は有効活用されることになり、ユーザが命令を与える際の操作性を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、その構成を示すもので、この図に示す移動無線端末装置は、基地局BSとの間で、CDMA(Code Division Multiple Access)方式によって無線通信を行うものを例に挙げている。
【0010】
基地局BSから送信され、アンテナ101で受信された無線周波信号は、アンテナ共用器102に入力される。アンテナ共用器102は、受信用フィルタ102aと送信用フィルタ102bとからなる。
【0011】
アンテナ101より入力された無線周波信号のうち、基地局BSから送信された無線周波信号は、受信用フィルタ102aを通過して、受信部(RX)103に出力される。なお、この無線周波信号は送信用フィルタ102bにより、後述の送信部105に入力されることはない。
【0012】
受信部103では、上記無線周波信号を周波数シンセサイザ(SYN)104から入力された受信局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換する。
【0013】
なお、上記周波数シンセサイザ104にて発生される受信局部発振信号の周波数は、制御部200からの制御信号によって制御される。また、受信部103は、制御部200から指定される周波数の無線信号の受信電界強度を検出する機能を備える。
【0014】
受信部103にて得られた中間周波信号は、CDMA信号処理部106において、直交復調処理が施されたのち、逆拡散処理が施されて、データレートに応じた所定のフォーマットの受信データに変換され、この受信データのうち、データレートを示すデータと、音声通話のための音声データ以外のデータ(電子メールのデータや、動画像データ)については制御部200に出力され、上記音声データについては音声符号処理部107に出力される。
【0015】
またCDMA信号処理部106は、上記受信データから、当該移動無線端末装置宛ての着信の発生、および着信時に基地局BSから通知される発信元の電話番号を検出し、これらの検出結果を制御部200に通知する。
【0016】
音声符号処理部107は、上記CDMA信号処理部106にて得られた音声データに対して、制御部200から通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し、この処理結果をPCM符号処理部108に出力する。
【0017】
PCM符号処理部108は、音声符号処理部107にて伸張された音声データを復号してアナログ受話信号を得る。このアナログ受話信号は、増幅器109にて増幅された後スピーカ110より拡声出力される。
【0018】
一方、話者の入力音声は、マイクロホン(M)111を通じてアナログ送話信号として入力され、増幅器112で適正レベルまで増幅された後、PCM符号処理部108にてPCM符号化処理が施され、音声データとして音声符号処理部107に出力される。
【0019】
音声符号処理部107は、PCM符号処理部108から出力される音声データより入力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定し、制御部200に通知する。そして、上記音声データを上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮し、CDMA信号処理部106に出力する。
【0020】
CDMA信号処理部106は、上記音声符号処理部107にて圧縮されたバースト信号、あるいは制御部200より入力される送信電子メールや動画像のデータに対して、送信チャネルに応じたPN符号を用いて拡散処理を施す。そしてこの処理結果に対して、直交変調処理を施し、直交変調信号として送信部(TX)105に出力する。
【0021】
なお、制御部200から、例えば着信に対して応答するなどの指示があった場合には、CDMA信号処理部106は、対応する制御データを上記拡散処理結果に付加して直交変調処理を実施する。
【0022】
送信部105は、上記直交変調信号を送信局部発振信号と合成して無線周波信号に変換し、制御部200により通知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅して、アンテナ共用器102に出力する。なお上記送信局部発振信号は、周波数シンセサイザ104にて生成されるもので、制御部200からの制御信号に応じた周波数の発振信号である。
【0023】
アンテナ共用器102に入力された送信部105からの無線周波信号は、送信用フィルタ102bにより、送信帯域の無線周波信号のみがアンテナ101に出力されて、上記基地局BSに向けて空間に放射される。尚、この送信帯域の無線周波信号は、受信用フィルタ102aにより、受信部103に入力されることはない。
【0024】
着信報知部120は、当該端末装置宛てに着信があった場合に、制御部200の制御によりユーザに対して着信を報知するもので、可聴音を発して報知を行なう発音体121と、発光により報知を行なう発光体122と、例えば偏心モータなどにより振動を発生して報知を行なう振動体123とからなる。
【0025】
ユーザインターフェイス部130は、表示部131およびキー入力部132とからなる。表示部131は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescence)などからなりユーザに対して自機の状態(発信/着信、バッテリ残量、受信強度)や記憶部140から読み出したダイヤルデータ、および動画像を含む種々の画像を視覚的に示すためのものである。
【0026】
キー入力部132は、ダイヤル番号入力を行なうためのテンキーなど発着信に関わる通常の通話機能を実施するためのキーの他、アラーム報知、着信報知方法(可聴音/発光/バイブレータ/報知なし)の切り換えなどの各種設定や種々の機能を利用するためのキーを備えたものである。
【0027】
記憶部140は、例えばROMやRAMなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には、種々の制御データや、例えば名前と電話番号、電子メールアドレスなどを対応づけた電話帳データ、複数のアプリケーションソフトウェアなどを記憶する領域のほか、メニューデータ記憶エリア140aと、データファイル記憶エリア140b、クリップボード記憶エリア140cとを備える。
【0028】
メニューデータ記憶エリア140aは、ユーザから種々の命令を受け付ける際に表示するメニューに関わるデータを記憶するエリアで、メニューおよびサブメニューの表示データや、図2に示すようなサブメニューデータテーブルを記憶する領域である。
このサブメニューデータテーブルは、サブメニューの命令の対象と、サブメニューの命令とを対応づけたテーブルである。
【0029】
データファイル記憶エリア140bは、動画像データ、静止画像データ、電子メールデータ、着信メロディファイル、楽曲データファイル、音声メモファイルなど、種々の形式のデータファイルを記憶する領域である。
なお、電子メールは、1通あたりのデータサイズ(本文のデータサイズと添付ファイルのデータサイズの合計)が予め定められている。
【0030】
クリップボード記憶エリア140cは、後述するサブメニューの命令「コピー」によりコピーしたデータを、一時的に保持する領域である。
画像処理部150は、MPEG(Moving Picture Experts Group)−4/H.324(Annex C)を実現する画像処理用のLSIを搭載したもので、MPEG−4ビデオ符号化処理、音声/オーディオ符号化処理、H.223多重分離処理などを行う。
【0031】
そして、例えば制御部200からの指示に応じて、記憶部140に記憶される動画データを再生出力するために、このデータを読み出して、これに所定の画像処理を施して画像データと音声データを得て、画像データをドライバ160に出力するとともに、音声データをPCM符号処理部108に出力する。
【0032】
また、テレビ電話通信を行う場合には、通信相手から受信した動画像データが制御部200から入力され、これに所定の画像処理を施して、ドライバ160に出力するとともに、カメラ170にて撮像した画像に所定の符号化処理を施して、制御部200に出力する。
【0033】
ドライバ160は、画像処理部150より入力される画像データに基づいて、表示部131を駆動制御して、静止画像および動画像の表示制御を行う。
【0034】
カメラ170は、CCD(Charge−Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を撮像素子として採用する電子カメラで、撮像信号は画像処理部150に出力される。
【0035】
なお、画像処理部150からPCM符号処理部108に出力された音声データは、PCM符号処理部108にてアナログ音声信号に変換された後、増幅器113で増幅され、スピーカ114より拡声出力される。
また、増幅器113の増幅のレベルは、制御部200によって制御される。
【0036】
制御部200は、CPU、ROMおよびRAMなどを有してなるものであり、上記CPUが上記ROMに記憶される制御プログラムや制御データに従って、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものである。
【0037】
その主たる制御としては、受信部103、周波数シンセサイザ104、送信部105およびCDMA信号処理部106を制御して、基地局BSとの間にCDMA方式の無線通信による通信リンクを開設し、基地局BSが収容される移動通信網を通じて音声通信やテレビ電話通信、電子メールの送受信や、通信相手側でストリーミング再生が可能な動画像データ送信などのデータ通信を行なう通信制御機能を備える。
テレビ電話通信をはじめ、動画像を用いた通信を実施する場合には、上述した画像処理部150と連携して、動画像の送受信や再生出力を行う。
【0038】
また、制御部200は、キー入力部132を通じたユーザからの要求に応じて、上記の各部を制御し、電子メールの作成・送受信を行うメールプログラムや、動画像データの再生出力を行う動画再生プログラム、着信メロディのデータ作成や設定を行うメロディ編集プログラム、音楽データファイルに基づいて楽曲再生を行う楽曲再生プログラム、会話などの録音・再生を行うボイスレコーダプログラムなど、アプリケーションソフトウェアを上述の記憶部140から読み込んで選択的に実行することができる。
【0039】
そして、制御部200は、上述した機能を発揮するに当たり、表示部131にメニューやサブメニューを表示し、これらのメニューを通じてユーザから種々の命令を受け付ける。
そしてまた、制御部200は、サブメニューを表示する際に、命令の対象に対して、実行可能な命令のみを表示する機能を新たに備える。
【0040】
181は電源回路であり、バッテリ180の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路に供給する。
【0041】
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。
なお、以下の説明では、サブメニューに関わる動作について説明し、通常の音声通信・テレビ電話やデータ通信に関わる制御や、各アプリケーションソフトウェアに基づく動作についての説明は省略する。
また、以下では特に、電子メールを作成する際のサブメニューに関わる動作を例に挙げて説明する。
【0042】
電子メールの作成処理が開始されると、図3に示すように、「宛先」、「題名」、「本文」、「添付ファイル」の4つの入力欄を有する表示が表示部131になされ、これらの入力欄に対してユーザが入力や設定の作業を行う。なお、上記4つの入力欄のうち、「宛先」の入力は必須となっている。
【0043】
サブメニューの表示要求は、ユーザがキー入力部132を操作して、上記4つの項目の入力欄のうち、命令の対象となる項目の入力欄にフォーカスf(図3中の太枠)を合わせ、この状態でサブメニューに対応するキーを操作することによりなされる。
【0044】
このようにして、サブメニューの表示要求がなされると、制御部200は、図4に示すような処理を実施する。この処理は、サブメニューを通じた命令の受け付けや、その命令を実施する処理である。
【0045】
まず、ステップ4aでは、表示部131に表示されるフォーカスfの位置が、「宛先」、「題名」、「本文」、「添付ファイル」のうち、いずれにあるかを検出し、ステップ4bに移行する。
【0046】
ステップ4bでは、メニューデータ記憶エリア140aに記憶されるサブメニューデータテーブルを参照し、ステップ4aで検出したフォーカスfの位置に対応するサブメニューの命令項目を検出し、ステップ4cに移行する。
【0047】
ステップ4cでは、表示部131に、ステップ4bで検出したサブメニューの命令項目を表示する表示処理を実施し、ステップ4dに移行する。
なお、通常の表示処理によれば、フォーカスfの位置が「宛先」にある場合には、図5に示すように、宛先入力に関わる命令のみを表示する。
【0048】
同様に、フォーカスfの位置が「題名」にある場合には、図6に示すように、題名入力に関わる命令のみを表示し、フォーカスfの位置が「本文」にある場合には、図7に示すように、本文入力に関わる命令のみを表示し、フォーカスfの位置が「添付ファイル」にある場合には、図8に示すように、添付ファイルの設定に関わる命令のみを表示する。
【0049】
また、図9を参照して後述するように、ステップ4cのサブメニューの表示処理では、「コピー」、「貼付け」、「削除」、「コピービュー」の各命令の項目については、表示しないように制御される場合がある。
【0050】
ステップ4dでは、ユーザによるキー入力部132の操作に応じて、フォーカスfの表示位置を移動させ、表示部131に表示中のサブメニューの命令項目から、所望の命令の指示を受け付ける。
ここで、命令の指示が与えられた場合には、ステップ4fに移行し、一方、命令の指示が与えられなかった場合には、ステップ4eに移行する。
【0051】
なお、サブメニューの命令項目からの命令指示は、各命令に割り振られた番号に対応する数字を、キー入力部132を通じてテンキーで入力することにより指示することもできる。
上記対応する番号は、図2に示すように、同じ命令については同じ番号が割り振られている。
【0052】
ステップ4eでは、他の入力欄を設定する要求が生じたり、あるいは電子メールの作成を終了する要求が生じるなど、サブメニュー表示を終了する要求が生じたか否かを判定する。
【0053】
ここで、サブメニュー表示を終了する要求が生じた場合には、当該処理を終了し、一方、サブメニュー表示を終了する要求が生じなかった場合には、ステップ4dに移行する。
【0054】
ステップ4fでは、ステップ4dで指示された命令を実施し、当該処理を終了する。
【0055】
次に、上記ステップ4cにて実施されるサブメニュー表示処理について説明する。この処理は、図9に示すフローチャートにしたがい、制御部200によってなされる。
【0056】
まず、ステップ9aでは、フォーカスfが位置する入力欄に、すでに入力された文字や添付されたデータが存在するか否かを判定する。
ここで、フォーカスfが位置する入力欄に、すでに入力された文字や添付されたデータが存在する場合には、ステップ9bに移行し、一方、入力された文字や添付されたデータが存在しない場合には、ステップ9cに移行する。
【0057】
ステップ9bでは、クリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在するか否かを判定する。
ここで、クリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在する場合には、ステップ9dに移行し、一方、クリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在しない場合には、ステップ9eに移行する。
【0058】
一方、ステップ9cでは、クリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在するか否かを判定する。
ここで、クリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在する場合には、ステップ9fに移行し、一方、クリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在しない場合には、ステップ9gに移行する。
【0059】
ステップ9dでは、ステップ4bで検出したサブメニューの命令項目を表示する表示処理を実施する。ここでは、「コピー」、「貼付け」、「削除」、「コピービュー」の各命令の項目、すべてについて表示するように制御する。
【0060】
ステップ9eでは、ステップ4bで検出したサブメニューの命令項目を表示する表示処理を実施する。ただし、「コピー」、「削除」の両命令の項目については表示するように制御するが、「貼付け」、「コピービュー」の両命令の項目については表示しないように制御する。
【0061】
ステップ9fでは、ステップ4bで検出したサブメニューの命令項目を表示する表示処理を実施する。ただし、「貼付け」、「コピービュー」の両命令の項目については表示するように制御するが、「コピー」、「削除」の両命令の項目については表示しないように制御する。
【0062】
ステップ9gでは、ステップ4bで検出したサブメニューの命令項目を表示する表示処理を実施する。ただし、「コピー」、「貼付け」、「削除」、「コピービュー」の各命令の項目、すべてについて表示しないように制御する。
【0063】
以上にような制御によれば、例えば図10に示すように、ユーザがキー入力部132を操作してフォーカスfを宛先の入力欄に合わせ、サブメニューの表示要求を行うと、図2に示したサブメニューデータテーブルに基づき、図11に示すように、宛先入力に関わる命令の項目だけがサブメニューとして表示される。
【0064】
図10の例では、宛先のデータが既に入力された状態にないため、「コピー」、「削除」の両命令の項目については表示されない。
さらに、クリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在しない場合には、図12に示すように、「貼付け」、「コピービュー」の両命令の項目についても表示されない。
【0065】
一方、例えば図13に示すように、ユーザがキー入力部132を操作してフォーカスfを本文の入力欄に合わせ、サブメニューの表示要求を行うと、図2に示したサブメニューデータテーブルに基づき、図14に示すように、本文入力に関わる命令の項目だけがサブメニューとして表示される。
【0066】
図13の例では、本文のデータが既に入力された状態にあるため、「コピー」、「削除」の両命令の項目についても表示される。
なお、図14の例では、「貼付け」、「コピービュー」の両命令の項目についても表示されており、これはクリップボード記憶エリア140cに保持しているデータが存在することを意味している。
【0067】
次に、ステップ4fにて実施される処理の一例として、添付ファイルの選択処理を例に挙げて説明する。
図15は、この処理を説明するためのフローチャートで、ステップ4fにて添付ファイルの命令の項目が選択されると、制御部200により実施される。
【0068】
まず、ステップ15aでは、現在作成中の電子メールのデータサイズを、本文のデータサイズと、添付されたデータのサイズとに基づいて求め、この求めたデータサイズと、電子メール1通あたりに許されるデータサイズとを比較して、空き容量を求め、ステップ15bに移行する。
【0069】
ステップ15bでは、データファイル記憶エリア140bに記憶されるデータファイルの識別情報(例えばファイルの名称)を表示部131に一覧表示し、ステップ15cに移行する。
【0070】
ステップ15cでは、ユーザからキー入力部132を通じて、サブメニューの表示要求が生じたか否かを判定する。
ここで、サブメニューの表示要求が生じた場合には、ステップ15eに移行し、一方、サブメニューの表示要求が生じない場合には、ステップ15dに移行する。
【0071】
ステップ15dでは、他の入力欄を設定する要求が生じたり、あるいは電子メールの作成を終了する要求が生じるなど、添付ファイルの一覧表示を終了する要求が生じたか否かを判定する。
【0072】
ここで、添付ファイルの一覧表示を終了する要求が生じた場合には、当該処理を終了し、一方、添付ファイルの一覧表示を終了する要求が生じなかった場合には、ステップ15cに移行する。
【0073】
ステップ15eでは、ステップ15cでサブメニューの表示要求を受け付けた際に、フォーカスfが合わされていたデータファイルのデータサイズと、ステップ15aで検出した空き容量を比較する。
【0074】
ここで、フォーカスfが合わされていたデータファイルのデータサイズが、ステップ15aで検出した空き容量以下の場合には、添付の命令を受け付けるための「貼付け」の命令項目を表示し、一方、ステップ15aで検出した空き容量よりも大きい場合には、上記「貼付け」の命令項目を表示しない。そして、ステップ15fに移行する。
【0075】
ステップ15fでは、ステップ15eで表示したサブメニューを通じて、ユーザからキー入力部132を通じて命令の指定を受け付け、受け付けた命令を実施して当該処理を終了する。
【0076】
以上にような制御によれば、例えば図16に示すように、データファイルのファイル名が表示された状態で、サブメニューの表示要求を行った場合に、フォーカスfの合ったデータ「オリジナルメロディー」のデータサイズが、ステップ115aで検出した空き容量以内であると、図17に示すように、添付の命令を意味する「貼付け」の項目が表示される。
【0077】
一方、フォーカスfの合ったデータ「オリジナルメロディー」のデータサイズが、ステップ115aで検出した空き容量より大きいと、図18に示すように、上記「貼付け」の項目は表示されない。
【0078】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、ユーザがキー入力部132を操作してフォーカスfを「宛先」、「題名」、「本文」、「添付ファイル」のいずれかの入力欄に合わせ、サブメニューの表示要求を行うと、フォーカスfが合わせられた入力欄に関わる命令のみをサブメニューとして表示するようにしている。
【0079】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、命令を入力する際に、必要かつ可能な命令のみが一覧表示されるので、ユーザにとって操作性がよく利便性が非常に高い。
【0080】
また、上記構成の移動無線端末装置では、図2に示すように、同じ命令については同じ番号が割り振られているため、ユーザは、命令の対象が異なる場合でも、同じ番号で命令を与えることができるので利便性が高い。
【0081】
さらに、上記構成の移動無線端末装置では、図5乃至図8に示すように、受け付けられない命令の項目については、表示を行わないようにしているので、表示部131の限られた表示領域を有効に活用することができ、従来のように受け付けられない命令まで表示され、受付可能な命令が画面外に出てしまっているのを、スクロールさせるなどして表示領域に移動させるなどの操作が不要となる。
【0082】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、電子メール作成時の処理を例に挙げて説明したが、電話帳データの作成時や、電話帳データの呼出時の処理に適用することも可能である。
図19に示すように、電話帳データの一覧を表示した状態で、サブメニューの表示要求を行った際に、通話可能な圏内にいる場合には、図20に示すように、発呼の命令を受け付ける「音声電話発信」の命令項目を表示する。
【0083】
一方、圏外にいる場合には、図21に示すように、上記「音声電話発信」の命令項目を表示しない。
なお、圏内/圏外の判定は、CDMA信号処理部106の受信結果に基づいて、制御部200が判定する。
【0084】
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0085】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、制御対象に関する命令のうち、実施可能な命令を検出して、この検出した命令だけを表示手段に表示して、命令を受け付けるようにしている。
【0086】
したがって、この発明によれば、制御対象に関する命令のうち、受付可能な命令だけが表示手段に表示されるので、表示手段の表示領域は有効活用されることになり、ユーザが命令を与える際の操作性を向上させることが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末装置の一実施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末装置のメニューデータ記憶エリアに記憶されるサブメニューデータを示す図。
【図3】図1に示した移動無線端末装置の電子メール作成時に表示される入力欄の表示例を示す図。
【図4】図1に示した移動無線端末装置の電子メール作成時にサブメニューを通じた命令を受け付ける処理を説明するためのフローチャート。
【図5】図1に示した移動無線端末装置の電子メール作成時に、宛先入力欄を選択中にサブメニューを呼び出した際の表示例を示す図。
【図6】図1に示した移動無線端末装置の電子メール作成時に、題名入力欄を選択中にサブメニューを呼び出した際の表示例を示す図。
【図7】図1に示した移動無線端末装置の電子メール作成時に、本文入力欄を選択中にサブメニューを呼び出した際の表示例を示す図。
【図8】図1に示した移動無線端末装置の電子メール作成時に、添付ファイルの設定欄を選択中にサブメニューを呼び出した際の表示例を示す図。
【図9】図4に示したサブメニューの表示処理を説明するためのフローチャート。
【図10】図4および図9に示した処理によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図12】図4および図9に示した処理によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図13】図4および図9に示した処理によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図14】図4および図9に示した処理によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図15】図4に示したサブメニューの命令処理の一例を説明するためのフローチャート。
【図16】図15に示した処理によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図17】図15に示した処理によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図18】図15に示した処理によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図19】図1に示した移動無線端末装置の変形例によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図20】図1に示した移動無線端末装置の変形例によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【図21】図1に示した移動無線端末装置の変形例によってなされる、表示部の表示の遷移を説明するための図。
【符号の説明】
101…アンテナ
102…アンテナ共用器
102a…受信用フィルタ
102b…送信用フィルタ
103…受信部(RX)
104…周波数シンセサイザ(SYN)
105…送信部(TX)
106…CDMA信号処理部
107…音声符号処理部
108…PCM符号処理部
109,112,113…増幅器
110,114…スピーカ
111…マイクロホン(M)
120…着信報知部
121…発音体
122…発光体
123…振動体
130…ユーザインターフェイス部
131…表示部
132…キー入力部
140…記憶部
140a…メニューデータ記憶エリア
140b…データファイル記憶エリア
140c…クリップボード記憶エリア
150…画像処理部
160…ドライバ
170…カメラ
200…制御部

Claims (5)

  1. 移動通信網を通じた無線通信を行うもので、制御対象に対する複数の命令を表示手段に一覧表示することが可能な移動無線端末装置において、
    ユーザからの要求を受け付ける入力手段と、
    複数の制御対象の識別情報を、前記表示手段の一画面上に表示する第1表示制御手段と、
    前記入力手段を通じてユーザから制御対象の指定を受け付ける第1受付手段と、
    この第1受付手段にて受け付けた制御対象に対して、実施可能な命令を検出する検出手段と、
    前記入力手段を通じたユーザからの要求に応じて、前記検出手段にて検出した命令の識別情報を、前記表示手段の一画面上に表示する第2表示制御手段と、
    この第2表示制御手段によって表示される命令のうち、いずれかの命令を前記入力手段を通じたユーザからの要求に応じて受け付ける第2受付手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 前記入力手段を通じてユーザが指定した情報を、一時的に保存する記憶手段を備え、
    前記検出手段は、前記記憶手段が情報を保存しているか否かに応じて、前記記憶手段を用いる命令が実行可能であるか否かを判定して、実施可能な命令を検出することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  3. 前記検出手段は、前記第1受付手段にて指定された制御対象のデータサイズに応じて、命令が実行可能であるか否かを判定して、実施可能な命令を検出することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  4. 受信した信号に基づいて、通信が可能であるか否かを判定する通信判定手段を備え、
    前記検出手段は、前記通信判定手段の判定結果に応じて、実施可能な命令を検出することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  5. 前記第2表示制御手段は、命令の識別情報を、予め文字、数字または記号と対応づけて表示し、
    前記第2受付手段は、前記入力手段を通じてユーザから数字の指定を受け付けることで、第2表示制御手段によって表示される命令のうちから、いずれかの命令の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の移動無線端末装置。
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