JP2004077519A - 交通機関における広告方法、広告システムおよび広告管理サーバ - Google Patents

交通機関における広告方法、広告システムおよび広告管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】車輌内外の広告とその路線上や駅構内の広告を連動させることで、広告へのリーチ度を高め、広告効果の向上を図る。
【解決手段】広告管理サーバ3は、広告表示ルールファイル31と、広告表示メディアデータベース33と、広告コンテンツデータベース35と、表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツを選択して各駅構内広告制御装置5に配信する制御部とを備え、駅構内広告制御装置5は、配信される広告表示ルール、広告表示メディアおよび広告コンテンツの各情報を格納する駅構内データベースと、特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近したことを検出する接近検出手段と、車輌の接近が検出された場合には、駅構内データベースを参照して駅構内の表示器に表示される広告を車輌の特定の広告に連動させる連動広告表示手段とを備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌の広告内容と駅構内等の広告内容とを連動させるようにした交通機関における広告方法、広告システムおよび広告管理サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、車輌内の表示メディアにおいては車内TV広告、駅構内表示メディアにおいては大型表示盤広告など、広告内容を静止画あるいは動画で提供する広告システムが普及しており、これらのシステムにおいては、広告内容も適宜変更可能となっている。
【0003】
このように広告内容が可変する広告メディアは今後、増えると予想されるが、現状では、これらの広告は表示メディア単位で管理されており、個別の広告としてのみ機能している。
【0004】
一方、最近の車輌広告では、いわゆる“広告ジャック”と称される広告表示方法が採用される場合がある。この広告表示方法は、車輌内の広告等を全て特定の広告で埋め尽くすというもので、見るものに強烈な印象を与えることができる。また、車輌の外面を特定の広告でボディペインティングしたバスや列車等の車輌広告も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の車輌広告としては、車輌内の表示器に静止画や動画を表示するもの、特定の広告のみで吊り広告等を埋め尽くすいわゆる車輌広告ジャック、あるいは車輌の外面を特定の広告でボディペインティングしたものがあるが、いずれの広告方法も、表示メディア単位で管理されており、個別の広告としてのみ機能するものであり、また、広告自体も固定されたものであった。
【0006】
なお、車輌広告に関する先行例としては、特開2001−222795に記載された“交通機関の運行情報システム”が知られている。この先行例では、管理センタと、交通機関と、携帯電話やパソコン等の顧客用情報媒体とから構成される運行情報システムにおいて、管理センタが無線により収集した交通機関の運行情報を顧客用情報媒体に配信するというものである。
【0007】
しかしながら、この先行例は、単に乗客が携帯する携帯電話等に管理センタからバス運行情報の他に広告も表示させるというもので、表示させる広告も固定されたものであり、車輌内や停留所の広告と連動するようなものではない。
【0008】
本発明は上記事情に鑑み、電車やバス等の車輌内外の広告とその路線上の広告並びに駅・停留所等の広告を可変・連動させることで、広告へのリーチ度を高め、広告効果の向上を図ることのできる広告方法、広告システムおよび広告管理サーバを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1は、交通機関における広告方法であって、特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近した場合、当該駅構内の表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させることを特徴としている。
【0010】
請求項2は、交通機関における広告方法であって、特定の広告に占拠された駅の前駅を車輌が発車した場合、当該車輌の表示器に表示される広告を前記特定の広告に占拠された駅の広告と連動させることを特徴としている。
【0011】
請求項3は、交通機関における広告システムであって、特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近したことを検出する接近検出手段と、前記車輌の接近が検出された場合には、当該駅構内の表示器に表示される広告を車輌の特定の広告に連動させる連動広告表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】
請求項4は、交通機関における広告システムであって、広告管理サーバとこの広告管理サーバが管理する各駅構内に設けられた駅構内広告制御装置とを通信回線で接続して構成され、前記広告管理サーバは、管轄する各駅構内に表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、管轄する各駅構内に広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、管轄する各駅構内の前記広告表示メディアに表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して前記各駅構内広告制御装置に配信する制御部とを備え、前記駅構内広告制御装置は、前記広告管理サーバから配信される広告表示ルール、広告表示メディアおよび広告コンテンツの各情報を格納する駅構内データベースと、特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近したことを検出する接近検出手段と、前記車輌の接近が検出された場合には、前記駅構内データベースを参照して当該駅構内の表示器に表示される広告を車輌の特定の広告に連動させる連動広告表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】
請求項5は、請求項3または4のいずれかに記載の交通機関における広告システムにおいて、前記接近検出手段は、車輌と駅構内との間の近距離無線通信によって車輌の接近を検出することを特徴としている。
【0014】
請求項6は、交通機関における広告システムであって、特定の広告に占拠された駅の前駅を車輌が発車したことを検出する発車検出手段と、車輌の前駅発車が検出された場合には、当該車輌の表示器に表示される広告を前記特定の広告に占拠された駅の広告と連動させる連動広告表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0015】
請求項7は、交通機関における広告システムであって、広告管理サーバとこの広告管理サーバが管理する各駅構内に設けられた駅構内広告制御装置と各車輌内に設けられた車輌内広告制御装置とを通信回線で接続して構成され、前記広告管理サーバは、管轄する各駅構内および各車輌内にそれぞれ表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、管轄する各駅構内および車輌内にそれぞれ広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、管轄する各駅構内および各車輌内の前記広告表示メディアにそれぞれ表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別及び各車輌別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して各駅構別および各車輌別に配信する制御部とを備え、前記車輌内広告制御装置は、前記広告管理サーバから配信される広告表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を格納する車輌内データベースと、特定の広告に占拠された駅の前駅を車輌が発車したことを検出する発車検出手段と、車輌の前駅発車が検出された場合には、前記車輌内データベースを参照して当該車輌の表示器に表示される広告を前記特定の広告に占拠された駅の広告と連動させる連動広告表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0016】
請求項8は、請求項6または7のいずれかに記載の交通機関における広告システムにおいて、前記発車検出手段は、車輌と駅構内との間の近距離無線通信によって車輌の発車を検出することを特徴としている。
【0017】
請求項9は、交通機関における広告管理サーバであって、管轄する各駅構内に表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、管轄する各駅構内に広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、管轄する各駅構内の前記広告表示メディアに表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して各駅構内別に配信する制御部とを備えたことを特徴としている。
【0018】
請求項10では、交通機関における広告管理サーバであって、管轄する各駅構内および各車輌内にそれぞれ表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、管轄する各駅構内および車輌内にそれぞれ広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、管轄する各駅構内および各車輌内の前記広告表示メディアにそれぞれ表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別及び各車輌別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して各駅構内別および各車輌別に配信する制御部とを備えたことを特徴としている。
【0019】
請求項11では、交通機関における広告方法であって、特定の広告に占拠された車輌が通過する際、当該車輌の通過経路に設けられた表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させることを特徴としている。
【0020】
請求項12では、交通機関における広告システムであって、特定の広告に占拠された車輌が予め設定された設定ポイントを通過したことを検出する接近検出手段と、前記車輌の設定ポイント通過が検出された場合には、次の設定ポイントまでの通過経路に設けられた表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させる連動広告表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0021】
上記構成の本発明によれば、広告管理サーバ側で広告メディアごとの広告表示ルールと広告コンテンツを管理することで、特定広告を一定の人へ露出し続けることが可能となる。
【0022】
これにより、広告表示ルールに従って広告コンテンツが自動的に表示される仕組みを提供する。
【0023】
また、車輌の行先に対応した広告表示ルールに基づき、広告コンテンツを表示させる仕組みを提供することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>
図1は本発明に係る交通機関における広告システムの第1の実施形態の全体構成を示すブロック図、図2はその機能構成を示すブロック図である。
【0025】
各図に示すように、この広告システム1Aは、広告管理サーバ3と、各駅に設けられた駅構内広告制御装置5と、車輌内に設けられた車輌内広告制御装置7を通信回線9で接続して構成されている。また、駅構内広告制御装置5には、駅構内に設けられた表示メディアとしての駅構内表示部11が接続されている。さらに、駅構内広告制御装置5には、各ホームの後端部付近および先端部付近に近距離無線通信用のアンテナ13および15がそれぞれ設けられ、近距離無線通信によって車輌の駅構内への接近および発車が検出できるようになっている。
【0026】
広告管理サーバ3は、広告表示ルールファイル31と、広告表示メディアデータベース33と、広告コンテンツデータベース35と、広告表示車輌データベース37とを備えている。また、広告表示ルールファイル31および各データベース33〜37は管理部39によって管理されている。さらに、駅構内広告制御装置5とは通信制御部41を介して接続されている。
【0027】
広告表示ルールファイル31は、各駅の各表示盤毎にどのような広告を表示するかを決定するルールをファイルしたものである。具体的なルールとしては、駅別、広告表示メディア別、時間帯別の表示コンテンツの内容、表示時間等である。
【0028】
広告表示メディアデータベース33は、設置駅名、表示メディア、設置タイプ等のデータが格納される。ここで、設置駅とは、表示盤等の表示メディアが設置された駅を指し、また、表示メディアとは、表示媒体の種類、例えば、LCD(液晶)表示盤やプラズマディスプレイ等、あるいはディスプレイの大きさを指す。設置タイプとは、車輌に並行に設置されるタイプ、車輌に垂直に設置されるタイプ、両面に表示されるタイプ、片面のみに表示されるタイプ等、種々のものがある。
【0029】
広告コンテンツデータベース35は、クライアント名やコンテンツタイプ、ターゲット、期間等のデータを格納するものである。
【0030】
広告表示車輌データベース37は、広告が表示される車輌のIDを格納したデータベースである。
【0031】
管理部39および通信制御部41は、各データベース31〜37に格納された広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して各駅構内広告制御装置5および各車輌内広告制御装置7に配信する。
【0032】
駅構内広告制御装置5は、駅構内広告表示ルールファイル51と、駅構内広告コンテンツデータベース53と、広告コンテンツ別表示ログファイル55と、表示制御部57と、(対表示部)通信制御部59と、(対サーバ)通信制御部61と、近距離無線通信部63とを備えている。
【0033】
駅構内広告表示ルールファイル51は、広告管理サーバ3から個別に供給され広告表示ルールをファイルするもので、管轄する駅構内のみに適用される広告表示メディア別、時間帯別の表示コンテンツの内容、表示時間等の表示ルールを格納する。このルールファイル51は、ルール変更の際に更新される。
【0034】
駅構内広告コンテンツデータベース53は、広告管理サーバ3から個別に供給される広告コンテンツを格納するもので、管轄する駅構内のみに表示される広告のクライアント名やコンテンツタイプ、ターゲット、期間等のデータを格納する。
【0035】
広告コンテンツ別表示ログファイル55は、各コンテンツ別に実際に表示された時間を表示実績データとしてファイルするものである。広告は表示された時間によって課金されるため、この広告コンテンツ別表示ログファイル55を参照することで、表示実績を確認することができる。
【0036】
表示制御部57は、駅構内表示部11を制御するもので、駅構内広告表示ルールファイル51の広告表示ルールに従って表示メディアや表示時間を決定するとともに、駅構内広告コンテンツデータベース53内の広告コンテンツを抽出して駅構内表示部11に表示する制御を実行する。
【0037】
駅構内表示部11は、具体的な表示メディアとして、多数の表示盤11−1,11−2,・・・,11−nで構成され、表示制御部57は、通信制御部59を介して各表示盤11−1,11−2,・・・、11−n単位で広告表示ルールを設定してそれぞれに個別の広告コンテンツを表示することが可能である。
【0038】
通信制御部61は、広告管理サーバ3との間で通信回線9を介してデータの送受を実行する部分であり、広告管理サーバ3から供給される広告表示ルールや、広告コンテンツを受信して、表示制御部57に供給してそれぞれ駅構内広告表示ルールファイル51,駅構内広告コンテンツデータベース53に格納させる。
【0039】
近距離無線通信部63は、車輌から送信された近距離無線通信用の信号が各ホームの後端部付近および先端部付近にそれぞれ設けられた近距離無線通信用のアンテナ13および15で受信されると、これを取り込んで受信信号中から車輌IDを抽出するとともに、受信信号の強度に応じて車輌の駅構内への接近および発車を検出する。
【0040】
この近距離無線通信部63と、アンテナ13および15により、接近検出手段および発車検出手段が構成されている。更に具体的に説明すると、ホームの後端部付近と先端部付近に設置されたアンテナ13および15で、例えば、近距離無線通信の受信信号レベルが一定レベル以上になった場合には、車輌がホームに接近していることを検出する。逆に、受信信号レベルが一定レベル以下になったときには、車輌がホームを出発して離れていったことを検出する。このように、近距離無線通信の受信信号レベルを予め測定しておいて、ホームにどれくらい近づいたらどの位のレベルか、ホームからどの位離れた場合にどの位レベルが低下するかをしきい値として求めておき、これらホームと車輌との距離と受信レベルとの関係を求めたテーブルを用意しておけば、車輌のホーム接近、発車(退線)を容易に検出することができる。
【0041】
次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0042】
《駅広告表示メディア表示ルール登録処理》
初めに、図3のフローチャートを参照してルール登録処理について説明する。
【0043】
サーバ管理者が、キーボード等から広告表示ルールを入力すると(ステップS1)、広告管理サーバ3では、広告表示ルールファイル31が検索され、入力された広告表示ルールが新たな表示ルールであれば、このルールの登録処理が開始される(ステップS3)。
【0044】
図4には、広告表示ルール登録時の画面構成例の内、駅別広告メディア別時間帯別表示ルール登録の画面例が示されている。この例は、新宿駅構内の表示メディアへの広告表示のルールの登録例を示しており、表示メディアとして、“LCD500インチの大型表示盤”、表示位置として“9・10番線、設置タイプとして“ホームに並行で両面”がそれぞれ設定される。なお、設置タイプは、前述したように、駅構内において表示盤が車輌に並行に設置され、かつ両面に表示部分があるもの、片面しかないもの、車輌とは垂直な方向に設置され、かつ両面に表示部分があるもの、片面しかないもの等、表示盤がどのような状態で設置されるかを示す。
【0045】
また、図4に示す広告表示ルールの入力項目としては、具体的に“9番線ホームの平日にどのような、広告を表示するかを入力する部分が設けられている。この入力項目としては、例えば、始発から5:59までは、広告1に設定された“釣り竿メーカの釣り竿”に関する広告が表示されるというもので、広告2には何も設定されておらず、この時間帯では広告1の内容のみが表示される。次の6:00〜6:59の時間帯では、広告1に設定された“ゴルフ”の広告が表示されるというもので、広告2には何に設定されておらず、この時間帯では広告1のみが表示される。7:00〜7:59までの時間帯では、広告1に設定された“T社のノートパソコン1”の広告と、広告2に設定された“T社のノートパソコン2”の広告が30秒毎に交互に表示される。
【0046】
さらに、8:00〜8:59の時間帯では、広告1に設定された“T社のノートパソコン”の広告と、広告2に設定された“航空会社”の広告とが60秒毎に交互に表示されるというものである。このように、各ホームの各時間帯でどのような内容の広告を表示するかを図4に示す画面上から設定入力することができる。
【0047】
一方、図5には、広告表示ルール登録時の画面構成例の内、広告タイプ別広告表示ルール登録の画面例が示されている。
【0048】
広告表示ルール登録の欄では、車輌連動ジャック広告として、クライアントが“T社”、広告名が“ノートパソコンキャンペーン”、展開日が“2002.8.25〜29”、使用車輌が“XX線50本/日、車輌IDが“ADXXX”連動駅が“新宿・代々木・原宿・渋谷・恵比寿”、連動メディアが“大型表示盤”であることが設定される。新宿駅の9番ホームの大型表示盤1の表示開始は“入線と同時”、表示終了は“退線10秒後”、展開される広告内容としては、広告1として“T社ノートパソコン1”、広告2として“T社ノートパソコン2”、これら広告1と2を10秒間隔で切替て表示する、というものである。
【0049】
このようにして広告表示ルールが登録あるいは更新されると、次に広告表示メディアデータベース33が検索されて、各駅の対象となる広告表示メディアが抽出され、これを基に対象コンテンツが広告コンテンツデータベース35から抽出される。そして、抽出された広告コンテンツと広告表示ルールが各駅構内広告制御装置5に通信回線9を通じて配信される(ステップS3〜S9)。
【0050】
駅構内広告制御装置5は、配信された広告コンテンツを広告コンテンツデータベース53に広告表示ルールが広告表示ルールファイル51に格納される(ステップS11〜S15)。
【0051】
《表示処理》
次に、図6のフローチャートを参照して車輌ジャックされた車輌と連動した駅広告表示の処理手順を説明する。なお、同図において、ステップS21〜S25は車輌における処理、ステップS31〜s39は駅構内広告制御装置5における処理、ステップS41〜S45は駅構内表示部11における表示処理をそれぞれ示している。
【0052】
車輌が駅構内に接近すると近距離無線接続がされ、車輌側から車輌IDが送信される(ステップS21,S23)。駅構内広告制御装置5の表示制御部57では、駅構内広告表示ルールファイル51を参照して受信した車輌IDの照合がされる(ステップS31)。
【0053】
車輌IDによってどの車輌が駅構内に接近してきたかが判別されると、この車輌に応じた対象広告が広告コンテンツデータベース53から抽出される(ステップS33)。
【0054】
一方、駅構内表示部11には、それまでは通常広告が表示されている(ステップS41)が、特定の車輌の接近に応じてその車輌に対応する広告へと表示が切り替えられる(ステップS43)。これにより、駅構内の表示盤11−1,11−2,・・・,11−nは、入線してきた車輌内の特定広告と連動した広告に切り替わる。
【0055】
例えば、図1に示されるように、従来であれば、A駅構内では、広告Aが表示され、車輌内では特定広告Bが表示され、次のB駅では、広告Cが表示されるというように各駅と車輌内広告とは何らの関連性もなく、各駅毎に固定の表示がされていた。これに対して本システムによれば、A駅構内においても特定広告Bが表示され、A駅を出発した車輌内でも特定広告Bが表示され、さらに次のB駅においても特定広告Bが表示される。このように、乗客は車輌に乗る前から車輌に乗車中、そして車輌を下車してからも特定広告Bを見続けることが可能となり、広告コンテンツを見るものに強烈な印象を与えることができる。
【0056】
<第2の実施形態>
図7は本発明に係る交通機関における広告システムの第2の実施形態の全体構成を示すブロック図、図8はその機能構成を示すブロック図である。なお、図1、図2に示す広告システムと同一構成部分には、同一番号を付してその説明は省略する。
【0057】
第1の実施形態では、広告ジャックされた車輌が駅構内に接近した場合、駅構内の表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させるようにしたが、第2の実施形態では、特定の広告に占拠された駅、いわゆる広告ジャックされた駅の前駅を車輌が発車した場合、車輌の表示器に表示される広告を広告ジャックされた駅の広告と連動させるようにしたことを特徴としている。
【0058】
図7、図8に示すように、この広告システム1Bは、第1の実施形態の広告システム1Aと同様、広告管理サーバ3と、各駅に設けられた駅構内広告制御装置5と、車輌内に設けられた車輌内広告制御装置7を通信回線9で接続して構成されている。また、駅構内広告制御装置5には、駅構内に設けられた表示メディアとしての駅構内表示部11が接続されている。さらに、駅構内広告制御装置5には、各ホームの後端部付近および先端部付近に近距離無線通信用のアンテナ13および15がそれぞれ設けられ、近距離無線通信によって車輌の駅構内への接近および発車が検出できるようになっている。さらに、車輌内広告制御装置7は車輌内に設けられた表示メディアとしての車輌内表示部17が接続されており、この車輌内表示部17を制御して駅ジャックされた広告と連動した表示を行うようにしている。
【0059】
具体的には、図7、図9に示すように、例えば、B駅が広告ジャックされた駅で、A駅からB駅に向かって車輌が進むものとすると、A駅停車中は車輌内表示部17には、通常の広告が表示されている。車輌がA駅を発車して数秒が経過すると、広告ジャックされたB駅の広告と連動した広告の表示が開始される。そして、B駅を発車するまでの間、車輌内表示部17には、B駅構内に表示された特定広告に連動した広告が表示される。
【0060】
広告管理サーバ3は、広告表示ルールファイル31と、広告表示メディアデータベース33と、広告コンテンツデータベース35と、広告表示車輌データベース37とを備えている。また、広告表示ルールファイル31および各データベース33〜37は管理部39によって管理されている。また、駅構内広告制御装置5とは通信制御部41を介して接続されている。
【0061】
車輌内広告制御装置7は、車輌内広告表示ルールファイル71と、車輌内広告コンテンツデータベース73と、広告コンテンツ別表示ログファイル75と、表示制御部77と、(対表示部)通信制御部79とを備えている。また、(対サーバ)通信制御部81と、近距離無線通信部83とを備えている。
【0062】
車輌内広告表示ルールファイル71は、広告管理サーバ3から個別に供給され広告表示ルールをファイルするもので、車輌内に適用される広告表示メディア別、時間帯別の表示コンテンツの内容、表示時間等の表示ルールを格納する。この車輌内広告表示ルールファイル71は、ルール変更の際に更新される。
【0063】
車輌内広告コンテンツデータベース73は、広告管理サーバ3から個別に供給される広告コンテンツを格納するもので、車輌内に表示される広告のクライアント名やコンテンツタイプ、ターゲット、期間等のデータを格納する。
【0064】
広告コンテンツ別表示ログファイル75は、各コンテンツ別に実際に表示された時間を表示実績データとしてファイルするものである。広告は表示された時間によって課金されるため、この広告コンテンツ別表示ログファイル75を参照することで、車輌内表示部17の表示実績を確認することができる。
【0065】
表示制御部77は、車輌内表示部17を制御するもので、車輌内広告表示ルールファイル71の広告表示ルールに従って表示メディアや表示時間を決定するとともに、車輌内広告コンテンツデータベース73内の広告コンテンツを抽出して車輌内表示部17に表示する制御を実行する。
【0066】
車輌内表示部17は、具体的な表示メディアとして、多数の表示盤17−1,17−2,・・・,17−nで構成され、表示制御部77は、通信制御部79を経由して各表示盤17−1,17−2,・・・、17−n単位で広告表示ルールを設定してそれぞれに個別の広告コンテンツを表示することが可能である。各表示盤17−1,17−2,・・・、17−nとしては、例えば、ドアの上方にそれぞれ2台ずつ設けられた液晶表示盤で構成される。
【0067】
通信制御部81は、広告管理サーバ3との間で通信回線9を介してデータの送受を実行する部分であり、広告管理サーバ3から供給される広告表示ルールや、広告コンテンツを受信して、表示制御部77に供給してそれぞれ車輌内広告表示ルールファイル71,車輌内広告コンテンツデータベース73に格納させる。
【0068】
近距離無線通信部83は、各ホームの後端部付近および先端部付近にそれぞれ設けられた近距離無線通信用のアンテナ13および15との間で近距離無線通信の送受を行うもので、駅構内広告制御装置5から送信される無線信号を受信して、その受信信号の強度に応じて車輌の発車を検出する。
【0069】
次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0070】
《駅広告表示メディア表示ルール登録処理》
初めに、図10のフローチャートを参照してルール登録処理について説明する。
【0071】
サーバ管理者が、キーボード等から広告表示ルールを入力すると(ステップS51)、広告管理サーバ3では、広告表示ルールファイル31が検索され、入力された広告表示ルールが新たな表示ルールであれば、このルールの登録処理が開始される(ステップS53)。
【0072】
図11には、広告表示ルール登録時の画面構成例の内、路線別車輌別時間帯別表示ルール登録の画面例が示されている。この例は、XX線内回り電車の表示メディアへの広告表示のルールの登録例を示しており、表示メディアとして、“ドア上液晶表示盤”、表示対象車輌として“ADトレインXXXX系”、車輌IDとして“ADXXX”、時間帯として“7:00〜9:00”がそれぞれ設定される。
【0073】
また、図11に示す広告表示ルールの入力項目としては、具体的に“車輌IDがADXXX、列車番号XXXX”の車輌に表示される広告が設定される。例えば、有楽町駅が特定の広告で駅ジャックされているものとし、田町駅発車後の表示広告1には、浜松町駅に関係する“モノレール1”に関する広告が30秒間表示され、その後広告2の“○航空”の広告が30秒表示され、広告1と広告2とが30秒間隔で繰り返し表示されるように設定される。次の浜松町駅発車後の表示広告では自社広告が30秒、文字ニュースが30秒、交互に表示される。そして、新橋駅を発車して有楽町駅に向かう車輌内では、駅ジャック連動広告が表示される。
【0074】
一方、図12には、広告表示ルール登録時の画面構成例の内、広告タイプ別広告表示ルール登録の画面例が示されている。
【0075】
広告表示ルール登録の欄では、駅連動ジャック広告として、クライアントが“T社”、広告名が“ノートパソコンキャンペーン”、展開日が“2002.8.25〜29”、対象駅が、“新宿・渋谷・有楽町”、連動路線が“XX線”、連動車輌が“ADXXX”、連動メディアが“車内液晶表示盤”であることが設定される。また、表示開始は“前駅退線(発車)60秒後”、表示終了は“退線10秒後”展開広告は、広告1として“ノートパソコンデモ店紹介を10秒”、ノートパソコンデモ内容を10秒”表示させることが設定される。
【0076】
このようにして広告表示ルールが登録あるいは更新されると、次に広告表示メディアデータベース33が検索されて、各駅の対象となる広告表示メディアが抽出され、これを基に対象コンテンツが広告コンテンツデータベース35から抽出される。そして、抽出された広告コンテンツと広告表示ルールが各車輌内広告制御装置7に通信回線9を通じて配信される(ステップS53〜S59)。
【0077】
車輌内広告制御装置7では、受信した広告表示ルール、広告コンテンツをそれぞれ車輌内広告表示ルールファイル71,車輌内広告コンテンツデータベース73に格納する(ステップS61〜S65)。
【0078】
《表示処理》
次に、図13のフローチャートを参照して駅ジャックされた駅と連動した車輌内広告表示の処理手順を説明する。なお、同図において、ステップS81〜S89は、駅構内広告制御装置5における処理、ステップS81〜S89は車輌内広告制御装置7における処理、ステップS91〜S95は車輌内表示部17における表示処理をそれぞれ示している。
【0079】
車輌が駅ジャックされた前の駅を発車すると、近距離無線接続がされ、その受信感度から車輌の発車が検出される。そして、駅構内広告制御装置5側から駅IDが送信される(ステップS71,S73)。車輌内広告制御装置7の表示制御部77では、車輌内広告表示ルールファイル71を参照して受信した駅IDの照合がされる(ステップS81)。
【0080】
駅IDによってどの駅を発車したかが判別されると、次に停車する駅に応じた対象広告が車輌内広告コンテンツデータベース73から抽出される(ステップS83)。
【0081】
一方、車内表示メディアには、それまでは通常広告が表示されている(ステップS91)が、特定の広告に占拠された駅の前の駅を発車後所定時間が経過すると、駅ジャックされた駅の広告に対応する広告へと表示が切り替えられる(ステップS93)。これにより、車輌内表示盤17−1,17−2,・・・,17−nは、次の駅の特定広告と連動した広告に切り替わる。
【0082】
例えば、図7,図9に示したように、従来であれば、車輌内広告は、A駅やB駅の駅構内の表示とはまったく連動しておらず、予め設定された表示内容に基づいて独自に表示を実行する。A駅構内、B駅構内の表示も同様に、予め設定された表示内容に基づいて独自に表示を実行する。これに対して第2の実施形態では、
A駅構内を車輌が発車して所定時間が経過すると、車輌内の広告は、B駅の特定広告に連動した広告へ切り替わる。B駅に入線後も継続してB駅の広告と車輌の広告とは連動しており、特定の広告のみが繰り返し表示される。このように、乗客は停車駅の広告に連動した広告を見ることができるので、例えば、停車駅で行われるイベントと車輌内の広告とを連動させることが可能となり、広告コンテンツを見るものに強烈な印象を与えることができる。
【0083】
一方、駅ジャックされた広告が表示されている間、車輌内広告制御装置7では、駅側からの近距離無線通信の受信レベルから発車が検出されると(ステップS75)、時間計測が開始され(ステップS87)、表示終了時間が到来すると通常表示への切り替え制御がされる(ステップS87,S95)とともに、広告コンテンツ別表示ログファイル75に表示時間ログが蓄積される(ステップS89)。
【0084】
<その他の実施形態>
第1の実施形態では、特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近した場合、駅構内の表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させるようにしたが、特定の広告に占拠された車輌が通過する際、当該車輌の通過経路に設けられた表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させるようにしても良い。 この場合、図2に示した駅構内広告制御装置5と同様の機能を備えた経路上広告制御装置を設け、この経路上広告制御装置内に、経路上広告表示ルールファイルと、経路上広告コンテンツデータベースと、広告コンテンツ別表示ログファイルと、表示制御部とを設ける。そして、広告管理サーバから配信された広告表示ルール、広告表示メディアおよび広告コンテンツの各情報に基づいて特定の広告に占拠された車輌が予め設定された設定ポイントの通過が検出された場合には、次の設定ポイントまでの通過経路に設けられた表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させるようにすればよい。
【0085】
このようにしても、車輌と車輌外の経路上に設けられた表示器の広告が連動して表示されているので、広告コンテンツを見る乗客に強烈な印象を与えることができる。
【0086】
また、第1、第2の実施形態において、車輌の駅構内への接近、車輌の発車を近距離無線通信の受信信号のレベルによって検出するようにしたが、これに限られるものではない。例えば、車輌番号等をカメラ等で読み取り、画像処理によって車輌を特定して接近、発車を検出する方法、あるいはダイヤが正確に運行されているのであれば、ダイヤに連動させる方法であってもよい。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電車やバス等の車輌内外の広告とその路線上の広告並びに駅・停留所等の広告を可変・連動させることが可能となる。
【0088】
このため、クライアントにとっては、広告リーチ度が向上し効果的な広告効果が得られ、また、電鉄企業にとっては、「どこに行っても自分の周りは同じ広告が露出している」というインパクトのある広告効果の高い新規広告サービスを提供することが可能となり、収益向上が図れる。
【0089】
また、本発明の広告システムは、列車運行システム等の基幹システムとは切り離して、車輌連動広告展開を図ることができるので、低コストでのシステム導入が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る交通機関における広告システムの第1の実施形態を示す全体構成図である。
【図2】本発明に係る交通機関における広告システムの第1の実施形態の機能構成を示すブロックである。
【図3】第1の実施形態における処理手順の内、広告表示ルール登録の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態における広告表示ルール登録時の画面構成例を示す説明図である。
【図5】第1の実施形態における広告表示ルール登録時の画面構成例を示す説明図である。
【図6】第1の実施形態における処理手順の内、駅構内メディア連動表示の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る交通機関における広告システムの第2の実施形態を示す全体構成図である。
【図8】本発明に係る交通機関における広告システムの第2の実施形態の機能構成を示すブロックである。
【図9】第2の実施形態での広告表示例を示す説明図である。
【図10】第2の実施形態における処理手順の内、広告表示ルール登録の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態における広告表示ルール登録時の画面構成例を示す説明図である。
【図12】第2の実施形態における広告表示ルール登録時の画面構成例を示す説明図である。
【図13】第2の実施形態における処理手順の内、車輌内メディア連動表示の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A,1B 広告システム
3 広告管理サーバ
5 駅構内広告制御装置
7 車輌内広告制御装置
9 通信回線
11 駅構内表示部
11−1,11−2,11−3 表示盤
13,15 近距離無線通信用アンテナ
17 車輌内表示部
17−1,17−2,17−3 表示盤
31 広告表示ルールファイル
33 広告表示メディアデータベース
35 広告コンテンツデータベース
37 広告表示車輌データベース
39 管理部
41 通信制御部
51 駅構内広告表示ルールファイル
53 駅構内広告コンテンツファイル
55 広告コンテンツ別表示ログファイル
57 表示制御部
61 通信制御部
63 近距離無線通信部
71 車輌内広告表示ルールファイル
73 車輌内広告コンテンツファイル
75 広告コンテンツ別表示ログファイル
77 表示制御部
81 通信制御部
83 近距離無線通信部

Claims (12)

  1. 特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近した場合、
    当該駅構内の表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させることを特徴とする交通機関における広告方法。
  2. 特定の広告に占拠された駅の前駅を車輌が発車した場合、
    当該車輌の表示器に表示される広告を前記特定の広告に占拠された駅の広告と連動させることを特徴とする交通機関における広告方法。
  3. 特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近したことを検出する接近検出手段と、
    前記車輌の接近が検出された場合には、当該駅構内の表示器に表示される広告を車輌の特定の広告に連動させる連動広告表示手段と、
    を備えたことを特徴とする交通機関における広告システム。
  4. 広告管理サーバとこの広告管理サーバが管理する各駅構内に設けられた駅構内広告制御装置とを通信回線で接続して構成され、
    前記広告管理サーバは、
    管轄する各駅構内に表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、
    管轄する各駅構内に広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、
    管轄する各駅構内の前記広告表示メディアに表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、
    これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して前記各駅構内広告制御装置に配信する制御部とを備え、
    前記駅構内広告制御装置は、
    前記広告管理サーバから配信される広告表示ルール、広告表示メディアおよび広告コンテンツの各情報を格納する駅構内データベースと、
    特定の広告に占拠された車輌が駅構内に接近したことを検出する接近検出手段と、
    前記車輌の接近が検出された場合には、前記駅構内データベースを参照して当該駅構内の表示器に表示される広告を車輌の特定の広告に連動させる連動広告表示手段と、
    を備えたことを特徴とする交通機関における広告システム。
  5. 請求項3または4のいずれかに記載の交通機関における広告システムにおいて、
    前記接近検出手段は、車輌と駅構内との間の近距離無線通信によって車輌の接近を検出することを特徴とする交通機関における広告システム。
  6. 特定の広告に占拠された駅の前駅を車輌が発車したことを検出する発車検出手段と、
    車輌の前駅発車が検出された場合には、当該車輌の表示器に表示される広告を前記特定の広告に占拠された駅の広告と連動させる連動広告表示手段と、
    を備えたことを特徴とする交通機関における広告システム。
  7. 広告管理サーバとこの広告管理サーバが管理する各駅構内に設けられた駅構内広告制御装置と各車輌内に設けられた車輌内広告制御装置とを通信回線で接続して構成され、
    前記広告管理サーバは、
    管轄する各駅構内および各車輌内にそれぞれ表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、
    管轄する各駅構内および車輌内にそれぞれ広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、
    管轄する各駅構内および各車輌内の前記広告表示メディアにそれぞれ表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、
    これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別及び各車輌別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して各駅構別および各車輌別に配信する制御部とを備え、
    前記車輌内広告制御装置は、
    前記広告管理サーバから配信される広告表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を格納する車輌内データベースと、
    特定の広告に占拠された駅の前駅を車輌が発車したことを検出する発車検出手段と、
    車輌の前駅発車が検出された場合には、前記車輌内データベースを参照して当該車輌の表示器に表示される広告を前記特定の広告に占拠された駅の広告と連動させる連動広告表示手段と、
    を備えたことを特徴とする交通機関における広告システム。
  8. 請求項6または7のいずれかに記載の交通機関における広告システムにおいて、
    前記発車検出手段は、車輌と駅構内との間の近距離無線通信によって車輌の発車を検出することを特徴とする交通機関における広告システム。
  9. 管轄する各駅構内に表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、
    管轄する各駅構内に広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、
    管轄する各駅構内の前記広告表示メディアに表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、
    これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して各駅構内別に配信する制御部と、
    を備えたことを特徴とする広告管理サーバ。
  10. 管轄する各駅構内および各車輌内にそれぞれ表示される広告に関する広告表示ルールが格納された広告表示ルールファイルと、
    管轄する各駅構内および車輌内にそれぞれ広告を表示するための表示器の種類や大きさ等、広告表示メディアに関する情報が格納された広告表示メディアデータベースと、
    管轄する各駅構内および各車輌内の前記広告表示メディアにそれぞれ表示される広告コンテンツが格納された広告コンテンツデータベースと、
    これらの広告表示ルールファイル、広告表示メディアデータベース、および広告コンテンツデータベースから各駅構内別及び各車輌別の表示ルール、広告表示メディア、および広告コンテンツの各情報を選択して各駅構内別および各車輌別に配信する制御部と、
    を備えたことを特徴とする広告管理サーバ。
  11. 特定の広告に占拠された車輌が通過する際、
    当該車輌の通過経路に設けられた表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させることを特徴とする交通機関における広告方法。
  12. 特定の広告に占拠された車輌が予め設定された設定ポイントを通過したことを検出する接近検出手段と、
    前記車輌の設定ポイント通過が検出された場合には、次の設定ポイントまでの通過経路に設けられた表示器に表示される広告を車輌内の特定の広告と連動させる連動広告表示手段と、
    を備えたことを特徴とする交通機関における広告システム。
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