JP2005031476A - 広告同期システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、車輌等に乗る者が、車輌、通過駅、下車駅において、同一の内容等の広告を目にすることを可能にする広告手段を提供する。さらに、広告に関心を持つ者がすぐに情報を得られる広告手段を提供する。
【解決手段】
本発明者は、車輌電子広告表示部と、駅電子広告表示部と、前記両電子広告表示部の表示を同期制御するための同期装置とを設け、上記課題の前段を解決した。
また、本発明者は、広告情報を車輌で表示するための電子広告情報表示手段と、車輌の乗客の利用する端末装置から、前記電子広告情報表示手段により表示されている広告情報に関する案内情報要求を受付ける案内情報要求受付手段と、前記要求に応じて前記端末装置に対して当該広告情報に関する案内情報を送信するための案内情報送信手段とを有する車輌電子広告表示装置により、上記課題の後段を解決した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電車等の公共交通機関の車輌等(以下本明細書においてすべて「車輌等」という。)乗客に必要な情報を伝達する場合に利用される電子式車輌電子広告、及び、駅電子広告、並びにこれら各広告の内容を同期させる方法に関するものである。
現在、特に都市部を中心に、多くの人が、車輌等の公共交通機関を利用して通勤、旅行等の移動を行っている。そして、車輌等内の中吊り広告は、車輌等に乗って最初に目につくものであり、立っていても、座っていても、目につく位置にあることから、その宣伝効果は非常に高いものがある。
しかし、上記中吊り広告には一定の限界がある。すなわち、この車輌等内の広告は、一定期間ごとに人手によってはりかえられており、交換に手間とコストがかかるほか、交換の頻度にも制限がある。また、交換のたびに、廃棄物が生じる。
加えて、効果的な広告の方法の一つは、これを見る者の目に繰り返し触れさせ、見る者の記憶に、広告の内容を銘記することにあることは論を待たない。例えば、車輌等に乗る者が、車輌である内容の広告を見、さらに、通過する駅において、及び下車する駅において、同一の内容又は体裁の広告を目にすることができれば、その者の記憶に残る効果は大きい。しかし、従来の印刷物を用いた広告手段でこれを実現しようとすれば、車輌等内の広告スペース及び路線駅の広告スペースすべてを買いきらなければならず、莫大な費用がかかるうえ、他の広告主を排除しなければ実現し得ず、現実的には非常に困難であった。
さらに、広告を見た者が広告に関心を持ち、広告対象となる商品に関する情報を取り寄せようとする場合には、広告主に対して、後に電話、郵便、インターネットのウェブサイト閲覧等による手段により連絡を取ることが一般的であることから、広告に関心を持つ者が持つすぐに情報を得たいという要求に応えることができず、広告の効果が減じられるという問題点があった。
特開2003−122266
本発明は、交換に手間とコストがかからず、高頻度に内容の更新が可能である、公共交通機関における広告手段を提供する。加えて、車輌等に乗る者が、車輌である内容の広告を見、さらに、通過する駅において、及び下車する駅において、同一の内容又は体裁の広告を目にする、といった広告手段で、低コストであり、複数の広告主がほぼ同時に、同じ路線において実現可能な広告手段を提供する。
さらに、広告を見た者が広告に関心を持ち、広告対象となる商品に関する情報を取り寄せようとする場合、広告に関心を持つ者がすぐに情報を得られるような広告手段を提供する。
本発明者は、従来は紙等の印刷物によっていた車輌内広告及び駅広告に代わり、車輌内に設けた車輌電子広告表示部と、車輌の路線駅に設置された駅電子広告表示部と、前記車輌電子広告表示部と前記駅電子広告表示部との表示を同期制御するための同期装置とをもうけ、前記各表示部とを同期制御させる方法により、前記課題の前段を解決する広告手段を提供することに成功した。
また、本発明者は、広告情報を車輌で表示するための電子広告情報表示手段と、車輌の乗客の利用する端末装置から、前記電子広告情報表示手段により表示されている広告情報に関する案内情報の要求である案内情報要求を受付ける案内情報要求受付手段と、前記案内情報要求に応じて前記端末装置に対して、表示されている広告情報に関する案内情報を送信するための案内情報送信手段とを有する車輌電子広告表示装置により、広告を見た者がただちに情報を得られるような広告手段を提供することに成功した。
以上説明したように本発明によれば、次のような効果を奏する。適宜な時間帯を選択しながら車輌又は駅電子広告の表示内容を切換え表示でき、周期的な広告のはりかえ作業の手間を省略できる。
加えて、車輌等に乗る者が、車輌である内容の広告を見、さらに、通過する駅において、及び下車する駅において、同一の内容又は体裁の広告を目にする、といった、宣伝効果の高い広告手段でありながら、低コストであり、複数の広告主がほぼ同時に、同じ路線において実現可能な広告手段を提供することができる。
また、本発明によれば、顧客が広告により関心を持った場合、入手を希望する追加・詳細情報が手間をかけずに直ちに入手できるようになり、優れた宣伝効果及び販売力の強化を期待できる。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、本明細書において、「広告」とは、特にこれと異なる用法であることを明示しない限り、単なる商業広告のみならず、人の目に触れることを目的とする、又は人の目に触れる結果となる、あらゆる静止画像、動画、文字情報その他の一切の視覚で感知可能な表示をいう。
実施形態1は、主に、請求項1の発明について説明する。
実施形態2は、主に、請求項2の発明について説明する。
実施形態3は、主に、請求項3の発明について説明する。
実施形態4は、主に、請求項4の発明について説明する。
実施形態5は、主に、請求項5の発明について説明する。
実施形態6は、主に、請求項6の発明について説明する。
実施形態7は、主に、請求項7の発明について説明する。
実施形態8は、主に、請求項8の発明について説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要及び構成>
実施形態1は、車輌に設置された車輌電子広告表示部、前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告表示部、及び、前記車輌電子広告表示部と前記駅電子広告表示部との表示を同期制御するための同期装置からなる広告同期システムであって、前記同期装置は、前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記車輌電子広告表示部に表示された広告情報と対応付けられた広告情報を、前記駅電子広告表示部にて表示させることを特徴とする広告同期システムである。
なお、本明細書において、前記車輌電子広告表示部を構成するものは、車輌情報電子表示装置、及び制御部である。また、前記駅電子広告表示部を構成するものは、駅情報電子表示装置、制御部である。以下本明細書を通じ、同じである。
前記各制御部は、後記のとおり、主制御部及び副制御部で構成されることもあれば、主副関係にない、一又は一以上の数の制御部で構成されることもある。
<実施形態1:車輌情報電子表示装置>
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1(1)は、本発明の一実施の形態を示している。車輌の中において、本発明に係る車輌情報電子表示装置101,102が、天井から吊り下げられ、また、車輌情報電子表示装置103,104が、壁面に貼付されている。また、図1(2)は、車輌の横面に、車輌情報電子表示装置105,106を設置した図である。
従来であれば、車輌情報電子表示装置101〜104は、印刷された紙媒体であったところ、本発明においては、車輌情報電子表示装置を備えている。
前記車輌情報電子表示装置は、可撓性を有するシート状の有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイをフィルム等の透明材料で覆ったもの、その他のペーパー状電子ディスプレイ(例えば、特許文献1)などが使用可能である。
なお、表示装置を吊り広告として使用する場合、一つの表示装置の両面に広告を表示することも可能である。この場合、二つのディスプレイを一体化してそれぞれのディスプレイに広告を表示させる方法でもよく、一つのディスプレイを両面に表示させる方法でもよい。
<実施形態1:車輌電子広告表示部の全体構成>
図2は、複数の車輌が連結された列車等を念頭に置き、かつ、主制御部と副制御部でなる制御部を排した車輌電子広告表示部の構成図である。複数台が連結された各車輌には、本発明に係る車輌情報電子表示装置201〜211が、車輌の壁面に貼付されたり、天井から中吊りの形で設置されたりしている。
前記各車輌情報電子表示装置201〜211は、先頭車輌、最後尾車輌又は任意の車輌に設置された主制御部212の制御の下、副制御部213、214等により独立して駆動される。前記副制御部を、各車輌ごとに設置することにより、一両の車輌ごとに別個の内容(一つの車輌の中では同じ広告)の広告を表示することができる。また、各副制御部を、各車輌情報電子表示装置ごとに設置することにより、各車輌情報電子表示装置ごとに異なった内容を表示することもできる。いずれの場合でも、全車輌の各電子広告情報表示手段の全てに、同一の内容の広告を表示することもできる。
<実施形態1:車輌電子広告表示部の主制御部>
図3は、前記主制御部を示した図である。前記主制御部は、外部とのデータを送受信する通信手段301、受信したデータを一時保存したり、プログラムを作動させたりする等のためのメモリ302、制御のためのCPU303、及び副制御部との通信を行う通信手段304等を有する。また、データを長期保存するHDD、CD−ROM、DVD等の保存手段305を設けてもよい。
通信手段301は、無線又は有線の方法により、車輌の外のサーバ等に蓄積されている広告データを、取得する機能を持つ。また、後記のとおり、前記駅電子広告表示部に対し、前記車輌電子広告表示部から、表示内容及び制御命令を送信することにより、前記両電子広告表示部を同期させるためのデータの送信を行う機能を持つ。さらに、前記駅電子広告表示部の通信手段より送信される、後記において説明する、駅識別情報又は車輌電子広告情報識別情報要求信号を受信するための機能を持つこともできる。
CPU303は、車輌全体の表示を、車輌位置や時間に応じて制御するためのプログラム、及び前記同期のための制御を行うプログラム等を実行する。
また、前記主制御部は、車輌に設置された他の用途のためのコンピュータと、その機能を兼ねてもよい。
<実施形態1:車輌電子広告表示部の副制御部>
図4は、前記副制御部を示した図である。前記副制御部は、前記主制御部及び他の副制御部とのデータを送受信する通信手段401、受信したデータを一時保存するメモリ402、全体の動作をコントロールする処理制御部403、及びメモリに一時保存されたデータを表示部に表示させるためのディスプレイドライバ404を有する。なお、前記副制御部を、前記車輌情報電子表示装置ごとに設置する場合は、前記各車輌情報電子装置に一体化してもよいし、一体化せず、車輌の内部の任意の場所に設置し、前記車輌情報電子表示装置に接続してもよい。
<実施形態1:駅電子広告表示部の駅情報電子表示装置>
図5は、ある駅のプラットホームであり、駅情報電子表示装置501〜505が、看板506〜510上に設置されている。従来であれば、ポスターなどの印刷された紙媒体、又は、看板にペンキなどの塗料で描かれた媒体であったところ、本発明においては、駅情報電子表示装置によって、広告等の情報を表示する。
前記駅情報電子表示装置は、車輌内の広告と同様、可撓性を有するシート状の有機ELディスプレイをフィルム等の透明材料で覆ったもの、その他のペーパー状電子ディスプレイなどを使用することができる。
また、地下鉄などの駅によっては、プラットホームの壁面に広告を掲載したりすることがあるが、前記と全く同様に考えることができる。そして、駅電子広告表示部は、駅構内において場所を問わず、任意の場所に設置することができる。
<実施形態1:車輌電子広告表示部の主副関係のない制御部>
なお、前記のとおり、車輌全体に一つ主制御部を配する形ではなく、主副関係にない、一又は一以上の数の制御部を設置する場合もある。この場合は、各制御部が、主制御部及び副制御部の両者の機能を果たすことになる。
すなわち、前記車輌情報電子表示装置ごと又は前記車輌ごとに配される制御部が、図示しない、外部とのデータを送受信する通信手段、受信したデータを一時保存したりプログラムを作動させたりする等のためのメモリ、制御のためのCPU、データを表示部に表示させるためのディスプレイドライバ等を有することになる。さらに、データを長期保存するHDD、CD−ROM、DVD等の保存手段を設けてもよい。
なお、以下の説明は、制御部が主副関係にあるものを取り上げるが、主制御部副制御部の両者の機能を有する制御部を設置する方法によっても、何ら差異のない発明の実施をなすことができる。
<実施形態1:駅電子広告表示部の全体構成>
図6は、前記駅電子広告表示部の構成図である。駅情報電子表示装置605〜607は、主制御部601の制御の下、駅情報電子表示装置ごとに設置された副制御部602〜604等により独立して駆動される。そして、駅情報電子表示装置605〜607のすべてに同一の内容を表示でき、また、各駅情報電子表示装置ごとに独立してそれぞれ異なった内容を表示することもできる。
<実施形態1:駅電子広告表示部の主制御部>
図7は、前記主制御部を示した図である。前記主制御部は、外部とのデータを送受信する通信手段701、受信したデータを一時保存したり、プログラムを作動させたりする等のためのメモリ702、制御のためのCPU703、及び副制御部との通信を行う通信手段704等を有する。また、データを長期保存するHDD、CD−ROM、DVD等の保存手段705を設けてもよい。
また、前記主制御部は、駅構内に設置された他の用途のためのコンピュータと、その機能を兼ねてもよい。
通信手段701は、無線又は有線の方法により、駅構内又は構外のサーバ等に蓄積されている広告データを、取得する機能を持つ。また、後記のとおり、前記車輌電子広告表示部の内容及び制御命令を受信することにより、前記駅電子広告表示部と前記車輌電子広告表示部を同期させるためのデータの受信を行う機能を持つ。さらに、沿線を走行する車輌に、駅を識別するための情報を送信するための駅識別情報又は車輌電子広告情報識別情報要求信号を送信するための機能を持つこともできる。
CPU703は、前記駅電子広告表示部全体の表示を制御するためのプログラム、及び前記同期のための制御を行うプログラム等を実行する。
<実施形態1:駅電子広告表示部の副制御部>
図8は、前記副制御部を示した図である。前記副制御装置は、前記主制御部及び他の副制御部とのデータを送受信する通信手段801、受信したデータを一時保存するメモリ802、全体の動作をコントロールする処理制御部803、及びメモリに一時保存されたデータを表示部に表示させるためのディスプレイドライバ804を有する。なお、前記副制御部は、前記情報電子表示装置ごとに設置する場合は、前記各駅情報電子装置に一体化してもよいし、一体化せず、駅構内又は構外の任意の場所に設置し、前記駅情報電子表示装置に接続してもよい。
<実施形態1:駅電子広告表示部の主副関係のない制御部>
なお、前記のとおり、駅全体に一つ主制御部を配する形ではなく、主副関係にない、一又は一以上の数の制御部を設置する場合もある。この場合は、各制御部が、主制御部及び副制御部の両者の機能を果たすことになる。
すなわち、前記駅情報電子表示装置ごとに配される制御部が、図示しない、外部とのデータを送受信する通信手段、受信したデータを一時保存したりプログラムを作動させたりする等のためのメモリ、制御のためのCPU、データを表示部に表示させるためのディスプレイドライバ等を有することになる。さらに、データを長期保存するHDD、CD−ROM、DVD等の保存手段を設けてもよい。
なお、制御部が主副関係にあるものを取り上げる以下の説明において、主制御部副制御部の両者の機能を有する制御部を設置する方法によっても、何ら差異のない発明の実施をなすことができる。
<実施形態1:各電子広告表示部の各情報電子表示装置の機能>
そして、車輌に設置された車輌電子広告表示部、前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告表示部は、それぞれ独立して駆動が可能であるため、従来の紙媒体、看板媒体等と同様、任意の内容の広告又は情報を表示することができる。また、前記各電子広告表示部の各情報電子表示装置には、紙媒体又は看板媒体等とは異なり、静止画のみならず、動画の表示も可能となる。そして、広告の表示方法は、各情報電子表示装置ごとに異なる内容又は図柄を表示することも可能であるし、ある一つの車輌全体、連結された複数の車輌全体、又は、駅構内全体に、同一の内容又は図柄を表示させることができる。
<実施形態1:各電子広告表示部の同期制御プロセス>
次に、前記車輌電子広告表示部と、前記駅電子広告表示部とを同期制御するための同期プロセスについて説明する。
もちろん、前述のとおり、前記駅電子広告表示部と、前記車輌電子広告表示部とは、それぞれ、相互に関連の無い独立した映像又は情報を表示することができるが、前記同期装置によって、前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記車輌電子広告表示部が表示した広告情報と対応付けられた広告情報を、前記駅電子広告表示部が表示することを特徴とする広告同期システムを実現することができる。
すなわち、車輌が、路線駅を停車又は通過する際、電車の車輌内の同期装置と駅構内に設けられた同期装置との間で通信が行われることにより、前記駅電子広告表示部が表示する内容と前記車輌電子広告表示部が表示する表示内容を同期させることができる。
<実施形態1:具体例1>
<車輌電子広告表示部のデータ取得>
例えば、山手線の内回り線路を走行する車輌があり、大崎の車庫から大崎を始発する例から考える。
まず、車輌電子広告表示部は、車輌庫を出て車輌の運行を開始するに先立ち、必要なデータを取得し、各車輌に備えられている主制御部のメモリ又は保存手段に蓄積する。データとしては、車輌電子広告表示部が車輌に表示する広告データのほか、対応する駅の情報、各駅の駅電子広告表示部が表示する広告の表示時間に関する情報、及びそれぞれの駅の駅電子広告表示部が有する複数の駅情報電子表示装置のうちどの表示装置に車輌電子広告表示部が表示する広告を表示するかを指示する命令等が含まれる。
また、車輌電子広告表示部が、時間帯によって、又は車輌が走行する地域によって、表示する広告内容を異ならせることも可能である。この場合、前記必要なデータには、表示内容を異ならせる時刻を指示するデータ、又は、表示内容と走行地域を対応させるデータを含めることができる。なお、車輌が走行する地域の情報は、PRC(Programed Route Control)装置、CTC(Centralized Train Control)システムなどの、鉄道の運行を管理するシステム、又は、GPS(Global Positioning System)などの既知の位置情報取得装置と組み合わせることによって得ることが考えられる。
また、広告データとしては、商業的広告情報のほか、運行情報や天気情報等、移動車輌の移動に伴い変化する地域や時刻に応じて表示情報をリアルタイムで更新するようにしてもよく、また、広告情報と併用して表示するようにしてもよい。さらに、広告情報のデータ取得に際し、車輌運行開始時に予め取得するほか、走行途中外部から取得することも可能である。
<車輌電子広告表示部の駅識別>
大崎駅を出た同車輌における前記車輌電子広告表示部が、ある清涼飲料水の広告を表示している状態があり、その車輌が、路線駅の一つである品川駅に到着する。
品川駅に到着したことを識別する方法としては、前記駅電子広告表示部の通信手段が、駅識別情報を、無線の形で常時発し、品川駅に到着した車輌の前記車輌電子広告表示部の通信手段が、前記駅識別情報を受信することにより、駅に到着したことを認識する方法がある。また、一方、電車は予め定められた軌道路線を予め定められたタイムテーブルに従って移動することから、このタイムテーブルに基づいて現在時刻から運行車輌の現在位置を判断することもできる。
または、別の方法としては、前記駅電子広告表示部の通信手段が、常時、有線又は無線の形で、車輌電子広告情報識別情報を取得するための車輌電子広告情報識別情報要求信号を発し、前記路線駅に入構した前記車輌が、前記車輌電子広告情報識別情報要求信号を受信すると、前記路線駅への入構を認識する、という形でもよい。
<車輌電子広告表示部から駅電子広告表示部へのデータ送信>
前記路線駅への入構を認識した前記車輌電子広告表示部は、前記車輌電子広告表示部の主制御部の通信手段から、前記清涼飲料水の広告に関する広告データ及び制御命令を送信する。
広告データとしては、画像データそのものを送信する方法でもよく、また、画像データを特定識別するための識別子、符号を送信する方法でもよい。なお、当該画像データは、静止画及び動画のいずれも可能である。
制御命令としては、駅電子広告表示部が、前記清涼飲料水の広告を表示する時間の長さ等に関する情報が含まれている。また、制御命令には、品川駅の駅電子広告表示部が有する複数の駅情報電子表示装置のうちどの表示装置に、車輌電子広告表示部が表示する広告を表示するかを指示する命令を含めることもできる。そのような命令により、品川駅において、当該車輌が停車したホームに設置してある駅情報電子表示装置のみを同期させるとか、品川駅の全構内の駅情報電子表示装置を同期させるといった、機能の選択が可能となる。
<駅電子広告表示部のデータ受信と広告の表示>
前記品川駅構内に設けられた、前記駅電子広告表示部における主制御部の通信手段が、前記データ及び命令を受信する。その結果、前記駅電子広告表示部が、前記車輌電子広告表示部から送信された制御命令に従った表示時間、前記車輌電子広告表示部の表示内容と同一の清涼飲料水の広告を表示することになる。
すなわち、前記駅電子広告表示部が、前記車輌電子広告表示部より、広告データとして、画像データそのものを受信した場合は、前記駅電子広告表示部は、当該画像データそのものを表示することになる。
また、前記駅電子広告表示部が、前記車輌電子広告表示部より、広告データとして、画像データを特定識別するための識別子、符号を受信した場合は、前記駅電子広告表示部は、受信した当該識別子又は符号に対応する、前記駅電子広告表示部の主制御部のメモリ又は保存手段に蓄積されている、当該識別子又は符号に該当する画像データを取り出し、表示することになる。又は、前記駅電子広告表示部が、通信回線を通じ、外部のサーバ等から、画像データを取り出す方法でもよい。
そうすると、前記車輌に乗る乗客は、車輌において清涼飲料水の内容の広告を見、さらに、通過する駅において、及び下車する駅において、同一の内容又は体裁の広告を目にすることになる。そして、前記清涼飲料水の広告を表示した車輌が品川駅を出発した後、後発の車輌が、大崎駅から品川駅に到着する。前記後発の車輌の車輌電子広告表示部が、ある週刊誌の広告を、車輌情報電子表示装置に表示しているとする。その場合、前記後発の車輌が品川駅に到着すると、前記と同様の同期が行なわれ、品川駅の駅電子広告表示部が、週刊誌の広告を表示することになる。
また、前記駅電子広告表示部と前記車輌電子広告表示部との表示内容の同期は、必ずしも、前記駅電子広告表示部と前記車輌電子広告表示部が全く同一の映像又は情報を表示することだけを意味するものではない。
<実施形態1:具体例2>
<実施形態1:具体例2の概要>
例えば、地下鉄丸の内線(池袋初荻窪方面行き)を例に取れば、選挙期間中、ある車輌の前記車輌電子広告表示部が、ある政党の広告を表示するとする。そして、車輌が、沿線の各駅を経由するたびに、駅ごとに、当該政党の別々の候補者の意見広告を、駅電子広告表示部が表示するようにすることもできる。すなわち、前記車輌が新大塚駅に到着すると、前記車輌の車輌電子広告表示部が、新大塚駅の駅電子広告表示部に対し、当該政党のA候補の意見広告を表示するよう送信を行い、同様に、次の駅の茗荷谷駅では、B候補の意見広告が表示されるよう送信を行うこともできる。以下具体的に説明する。
<車輌電子広告表示部のデータ取得>
まず、車輌は、車輌庫を出て車輌の運行を開始するに先立ち、必要なデータを取得し、各車輌に備えられている主制御部のメモリ又は保存手段に蓄積する。データとしては、車輌電子広告表示部が車輌に表示する広告データのほか、各駅の駅電子広告表示部が表示する広告データと、対応する駅の情報、及び各駅の駅電子広告表示部が表示する広告の表示時間等である。
そして、運行開始後、車輌電子広告表示部の主制御部から、各副制御部に表示内容が送信され、各車輌情報電子表示装置に、広告が表示される。すなわち、前記の政党の例でいえば、政党の政策広告などである。
<車輌電子広告表示部と駅電子広告表示部のデータ同期と広告の表示>
運行開始後、車輌が、最初の駅(新大塚駅)に到着したとする。新大塚駅の駅電子広告表示部の通信手段からは、当該駅が新大塚駅であることを示す駅識別情報が有線又は無線により送信されており、車輌の車輌電子広告表示部の通信手段が前記駅識別情報を受信することにより、停車駅が新大塚駅であることを識別する。または前記のとおり、車輌運行のタイムテーブルに基づいて現在時刻から運行車輌の現在位置を判断する方法その他の方法もできる。
そして、前記車輌内の前記車輌電子広告表示部の主制御部の通信手段から、前記駅電子広告表示部が蓄積している駅情報に対応した広告データ(A候補の意見広告の画像そのもの、又は広告を示す識別子若しくは符号)及び制御命令が送信される。そして、新大塚駅の駅電子広告表示部における主制御部の通信手段が、前記データ及び命令を受信する。その結果、前記駅電子広告表示部が、前記車輌電子広告表示部から送信された制御命令に従った表示時間、A候補の広告を表示することになる。そして、以下、車輌が別々の駅を通過又は停車するたびに、同様の同期が行なわれることになる。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要及び構成>
実施形態2は、車輌に設置された車輌電子広告表示部、前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告表示部、及び、前記車輌電子広告表示部と前記駅電子広告表示部との表示を同期制御するための同期装置からなる広告同期システムであって、前記同期装置は、前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記駅電子広告表示部に表示された広告情報と対応付けられた広告情報を、前記車輌電子広告表示部にて表示させることを特徴とする広告同期システムである。
その構成、実施形態は、以下に述べるところを除けば、すべて実施形態1と同様である。
<実施形態2:特徴>
本実施形態の特徴は、車輌が駅に到着した際、駅電子広告表示部が、車輌電子広告表示部に対し、広告データ及び制御命令を送信し、車輌電子広告表示部が、通過又は停車する駅の電子広告表示部が表示した広告等の情報を、車輌に表示することである。
以下具体例を通じ説明する。
<実施形態2:具体例>
<車輌電子広告表示部のデータ取得>
例えば、ある駅が、あるテーマパーク又は遊園地の最寄駅であるとする。そして、車輌が、前記駅に到着したとする。
まず、車輌においては、前記駅への到着に先立ち、出発前に、又は走行しながら、各駅の車輌電子広告表示部の主制御部のメモリ又は保存手段が、必要なデータを蓄積する。そして、広告データ、対応する車輌の情報、各車輌の車輌電子広告表示部が表示する広告の表示時間に関する情報、及びそれぞれの車輌の車輌電子広告表示部が有する複数の駅情報電子表示装置のうちどの表示装置に車輌電子広告表示部が表示する広告を表示するかを指示する命令等が含まれる。
また、駅電子広告表示部が、時間帯によって、表示する広告内容を異ならせることも可能である。この場合、前記必要なデータには、表示内容を異ならせる時刻を指示するデータを含めることができる。
<車輌電子広告表示部と駅電子広告表示部のデータ同期と広告の表示>
車輌が前記駅に到着したことを識別する方法としては、車輌に設置された車輌電子広告表示部の通信手段が、車輌識別情報を、無線の形で常時発し、前記駅に到着した際、駅の前記駅電子広告表示部の通信手段が、前記車輌識別情報を受信することにより、駅に到着したことを認識する方法がある。また、一方、電車は予め定められた軌道路線を予め定められたタイムテーブルに従って移動することから、このタイムテーブルに基づいて現在時刻から運行車輌の現在位置を判断することもできる。その他、前述した方法も用いることができる。
そして前記駅電子広告表示部の主制御部の通信手段から、前記広告データ(映像データそのもの、又は映像を特定する識別子若しくは符号)及び制御命令が送信さる。例えば、テーマパーク又は遊園地に関する広告などが考えられる。この場合、駅構内の駅電子広告表示部は、車輌が停車又は通過しないときは、他の広告を表示しておき、車輌が停車又は通過したときのみ、テーマパーク又は遊園地に関する広告を、駅電子広告表示部及び車輌電子広告表示部の双方が一斉に表示することもできる。
制御命令としては、車輌電子広告表示部が、前記清涼飲料水の広告を表示する時間の長さ等に関する情報が含まれている。また、制御命令には、当該車輌の車輌電子広告表示部が有する複数の車輌情報電子表示装置のうちどの表示装置に、駅電子広告表示部が表示する広告を表示するかを指示する命令を含めることもできる。そのような命令により、当該車輌のうち特定の車輌情報電子表示装置のみを同期させるとか、全車輌の車輌情報電子表示装置を同期させるといった、機能の選択が可能となる。
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要及び構成>
実施形態3は、電子的な広告に関する情報である広告情報を車輌で表示するための電子広告情報表示手段と、車輌の乗客の利用する端末装置から、前記電子広告情報表示手段により表示されている広告情報に関する案内情報の要求である案内情報要求を受け付ける案内情報要求受付手段と、前記案内情報要求に応じて車輌の乗客の利用する端末装置に対して表示されている広告情報に関する案内情報を送信するための案内情報送信手段とを有する車輌電子広告表示装置である。
なお、本実施形態における「車輌電子広告表示装置」は、前記「車輌情報電子表示装置」とは異なる概念である。前記車輌情報電子表示装置は、前記車輌電子広告表示部又は前記駅電子広告表示部の一構成要素であるからである。
<実施形態3:車輌電子広告表示装置の概要>
以下、本発明の実施の形態を説明する。図9は、本発明の一実施の形態を示している。車輌の中において、本発明に係る車輌電子広告表示装置901,902が、天井から吊り下げられ、また、車輌電子広告表示装置903,904が、壁面に貼付されている。
図10は、車輌電子広告表示装置の外観図である。車輌電子広告表示装置1001は、電子広告情報表示手段1003、及び、案内情報要求受付手段及び案内情報送信手段1004でなる。同様に、車輌電子広告表示装置1002は、電子広告情報表示手段1005、及び、案内情報要求受付手段及び案内情報送信手段1006でなる。
前記電子広告情報表示手段の材料については、実施形態1,2の車輌電子広告表示部における車輌情報電子表示装置と同様である。
なお、前記電子広告情報表示手段を吊り広告として使用する場合、一つの表示装置の両面に広告を表示することも可能である。その方法は、実施形態1と同様である。
<実施形態3:車輌電子広告表示装置の詳細な構成>
図11は、前記車輌電子広告表示装置の構成を示した図である。前記車輌電子広告表示装置は、外部とのデータを送受信する通信手段1101、受信したデータを一時保存するメモリ1102、全体の動作をコントロールする処理制御部1103、及びメモリに一時保存されたデータを表示部に表示させるためのディスプレイドライバ1104、電子広告情報表示手段1105、案内情報要求受付手段1106、及び案内情報送信手段1107を有する。
通信手段1101は、無線又は有線の方法により、車輌の外のサーバ等に蓄積されている広告データを、取得する機能を持つ。
処理制御部1103は、車輌全体の表示を、車輌位置や時間に応じて制御するためのプログラム、及び前記案内情報要求命令及び案内情報送信のための制御を行うプログラム等を実行する。
案内情報要求受付手段1106は、無線通信の機能を備えており、乗客の有する携帯端末から、無線通信の方法により、案内情報要求命令が送信されたとき、同命令を受信し、これを処理制御部1103に送信する。
案内情報送信手段1107は、無線通信の機能を備えており、乗客の有する携帯端末に対し、無線通信の方法により、案内情報を送信する。
なお、前記通信手段1101及び処理制御部1103については、全車輌のうち一箇所に、集中処理する主制御部を設けることもできる。この場合、前記主制御部は、車輌に設置された他の用途のためのコンピュータと、その機能を兼ねてもよい。
<実施形態3:具体例>
以下、前記広告を見た者が広告に関心を持ち、広告対象となる商品に関する情報を取り寄せようとする場合、広告に関心を持つ者がすぐに情報を得られるようなプロセスについて説明する。
<乗客からの案内情報要求命令の送信>
具体的には、前記広告を見た乗客が広告に関心を持ち、広告対象となる商品に関する情報を取り寄せようとする場合、前記乗客は、自己が有する携帯端末(携帯電話、携帯用コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、その他)であり、無線通信機能を有する手段を用いることになる。
前記乗客は、前記携帯端末に対し所定の操作を行うことにより、前記案内情報要求受付手段1106に向けて、無線通信の方法により、案内情報要求命令を送信する。
<乗客からの案内情報要求命令の処理>
前記案内情報要求命令を受信した案内情報要求受付手段1106は、前記案内情報要求命令を処理制御部1103に送信する。
処理制御部1103は、前記案内情報要求命令及び案内情報送信のための制御を行うプログラム等を実行し、前記案内情報要求命令に対応した案内情報を選択し、案内情報送信手段1107に対し、乗客の携帯端末に対する送信を命令する。
<乗客に対する案内情報の提供>
案内情報送信手段1107は、CPU1103の命令を受け、乗客の有する携帯端末に対し、無線通信の方法により、案内情報、すなわち、広告に関する詳細な情報、電子的割引クーポンなどの、乗客にメリットのある案内情報を提供する。
例えば、電子広告情報表示手段に映画の広告内容を表示している場合に、乗客が携帯端末から案内情報要求命令を送信することにより、当該映画の上映館の情報が入手できたり、入場券の割引クーポンが入手できたりすることができる。
さらに、案内情報要求命令を受信した前記副制御部が、前記案内情報を送信する前提として、前記案内情報要求命令を送信した前記携帯端末に向けて、複数の提供情報項目の一覧を示した情報を送信し、乗客から、前記一覧のうちから一ないし複数の項目の選択を示す情報を受信した後、前記携帯端末に向けて、乗客が選択した前記案内情報を送信する、といったこともできる。
<<実施形態4>>
実施形態4は、前記案内情報要求には、案内情報の要求をする乗客の属性に関する情報が含まれていることを特徴とする実施形態3に記載の車輌電子広告表示装置である。
実施形態4の構成等は、以下に述べることを除けば、全て実施形態3と同様である。実施形態4の特徴は以下のとおりである。
前記案内情報要求受付手段を通じ案内情報要求命令を受信した前記車輌電子広告表示装置が、前記案内情報送信手段を通じ、前記案内情報要求命令を送信した前記携帯端末に向けて、前記案内情報を送信する前提として、前記携帯端末から広告主が指定する個人情報を送信するよう求める情報を送信する。
例えば、上記個人情報としては、広告主の営業戦略に応じ、氏名、住所、年齢、職業といったデータのほか、個人の嗜好に関するアンケートの情報とすることもできる。
これに応じ、乗客が、自己の携帯端末から、個人情報を所定の方法で送信する。前記案内情報要求受付手段を通じ前記個人情報を受信した前記車輌電子広告表示装置が、前記案内情報送信手段を通じ、前記携帯端末に向けて、前記案内情報を送信する。
前記個人情報の送信は、乗客がその場で手入力装置を使用して送信してもよいし、予め携帯端末に記録されている情報を送信する方法でもよい。
<<実施形態5>>
実施形態5は、前記車輌が、電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶のいずれか一又は二以上の組合せであり、前記駅が、前記電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶いずれか一又は二以上の組合せが停止、通過、又は入構するための停留場所である、請求項1ないし4に記載の広告同期システムである。
ここで、「停留場所」とは、車輌がバス又は路面電車の場合には停留所、飛行機の場合は空港、船舶の場合は、港湾施設というように、前記各公共交通機関の一又は二以上の組合せが停車し、停泊し、通過し、又は入構するための場所をいう。
すなわち、実施形態1ないし4で説明した広告同期システム又は広告表示装置は、前記各公共交通機関の一又は二以上の組合せにおいても実施可能である。
すなわち、車輌が電車の場合、車輌電子広告表示部と駅電子広告表示部が同期することになるが、車輌がバスの場合、駅電子広告表示部が停留所電子広告表示部となる。また、車輌が航空機の場合、駅電子広告表示部が空港電子広告表示部となる。
<<実施形態6>>
<実施形態6:概要及び構成>
実施形態6は、車輌に設置された車輌電子広告を表示する車輌電子広告表示部と、前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告を表示する駅電子広告表示部とでの表示を同期させる広告同期方法であって、前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記車輌電子広告表示部が表示した車輌電子広告情報を識別するための車輌電子広告情報識別情報を取得する車輌電子広告情報識別情報取得ステップと、前記車輌電子広告情報識別情報取得ステップにて取得された車輌電子広告情報識別情報で識別される車輌電子広告情報を前記駅電子広告表示部が表示する駅電子広告表示ステップと、を有する広告同期方法である。
前記広告同期方法によって、前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記車輌電子広告表示部が表示した広告情報と対応付けられた広告情報を、前記駅電子広告表示部が表示することを特徴とする広告同期システムを実現することができる。
すなわち、車輌が、路線駅を停車又は通過する際、電車の車輌内の同期装置と駅構内に設けられた同期装置との間で通信が行われることにより、前記駅電子広告表示部が表示する内容と前記車輌電子広告表示部が表示する表示内容を同期させることができる。
<実施形態6:各ステップについての説明>
以下、各ステップについて、図12をもとに説明する。
<ステップS1201>
まず、構成要件たる前記各ステップの前段階のステップとして、前記車輌が駅入構を認識し、入構駅を特定するステップS1201がある。
同ステップにおいては、前記車輌の前記路線駅への入構の際に、前記駅電子広告表示部が、前記車輌電子広告表示部が表示した車輌電子広告情報を識別するための車輌電子広告情報識別情報を取得する。
すなわち、前記車輌の前記路線駅への入構の際に、前記車輌電子広告表示部が、前記路線駅への入構の事実を識別する。その方法の一例としては、前記駅電子広告表示部が備える通信手段その他の通信手段が、駅識別情報を、有線又は無線の形で常時発し、前記路線駅に入構した前記車輌の前記車輌電子広告表示部の通信手段又はその他の車輌の通信手段が、前記駅識別情報を受信することにより、駅に到着したことを認識する方法がある。また、一方、予め定められた軌道路線を予め定められたタイムテーブルに従って移動する電車、地下鉄などの場合は、このタイムテーブルに基づいて現在時刻から運行車輌の現在位置、入構した駅を特定することもできる。また、その他の、鉄道等の運行位置確認のためのシステムを利用してもよい。
さらに、別の方法としては、前記駅電子広告表示部の通信手段が、常時、有線又は無線の形で、車輌電子広告情報識別情報を取得するための車輌電子広告情報識別情報要求信号を発し、前記路線駅に入構した前記車輌が、前記車輌電子広告情報識別情報要求信号を受信すると、前記路線駅への入構を認識するという方法も考えられる。
<ステップS1202>
次に、前記車輌電子広告情報識別情報取得ステップ(ステップS1202)について説明する。
<車輌電子広告情報識別情報の送信>
前記のとおりの経緯により前記路線駅への入構が認識されると、前記車輌内の前記車輌電子広告表示部の通信手段が、前記駅の前記駅電子広告表示部の通信手段に対し、前記車輌電子広告表示部が表示した前記車輌電子広告情報識別情報を、送信する。
前記車輌広告情報識別情報の定め方は様々である。例えば、端的に、車輌電子広告表示部において表示した動画、静止画、文字データなどの画像データそのものを識別情報として送信することができる。また、車輌電子広告表示部が表示した映像を特定するコード番号のみを送信する方法もある。あるいは、車輌電子広告表示部が表示した映像のデータが存在するネットワーク上のアドレスの情報を送信する方法も考えられる。
<車輌電子広告情報識別情報に含められる命令等>
さらに、前記車輌広告情報識別情報には、映像又は文字データの情報のほか、他の情報、制御命令を含めることも可能である。例えば、駅電子広告表示部が、車輌電子広告表示部が表示する映像を表示する時間の長さを定める制御命令、駅の駅電子広告表示部が有する複数の駅情報電子表示装置のうちどの表示装置に、車輌電子広告表示部が表示する広告を表示するかを指示する命令、複数の映像を表示させようとする場合の表示の順序を定める命令などである。そのような命令により、駅において、当該車輌が停車したホームに設置してある駅情報電子表示装置のみを同期させるとか、駅の全構内の駅情報電子表示装置を同期させるといった、機能の選択が可能となる。
<車輌電子広告情報識別情報の受信>
前記車輌電子広告表示部が、前記車輌電子広告情報識別情報を送信すると、前記駅電子広告表示部が、その通信手段を通し、前記車輌電子広告情報識別情報を受信する。
<ステップS1203>
次に、前記駅電子広告表示ステップ(ステップS1203)について説明する。
前記駅電子広告表示ステップ(ステップS1203)においては、前記車輌電子広告情報識別情報取得ステップ(ステップS1202)にて取得された車輌電子広告情報識別情報に基づき、表示すべき車輌電子広告情報を識別し、前記駅電子広告表示部が、所定の静止画又は動画などの映像又は文字情報を表示する。
<車輌電子広告情報識別情報に対応した広告の表示>
例えば、端的に、画像又は文字情報に関する画像データを取得した場合、これを車輌電子広告表示部が表示することができる。また、車輌電子広告表示部が表示した映像を特定するコード番号のみを送信する方法によれば、駅電子広告表示部が、前記コード番号を受信すると、駅電子広告表示部内に蓄積されている、予め同コード番号によって特定されていた画像データを取得することになる。取得の方法は、前記駅電子広告表示部内又はその他のコンピュータ装置の記憶装置に蓄積されている画像データから取得する方法でもよく、また、通信回線などを通じて、有線又は無線の方法により、外部のサーバ等からリアルタイムに取得することもできる。また、ステップS1202によって取得した識別情報が、車輌電子広告表示部が表示した映像のデータが存在するネットワーク上のアドレスである場合も、前記と同様、前記アドレスで指示された外部のサーバ等からリアルタイムに取得することになる。
<車輌電子広告情報識別情報に含まれる制御命令の処理>
また、ステップS1202によって、駅電子広告表示部が、車輌電子広告表示部が表示した映像を表示する時間の長さを定める制御命令、駅の駅電子広告表示部が有する複数の駅情報電子表示装置のうちどの表示装置に、車輌電子広告表示部が表示する広告を表示するかを指示する命令、又は、複数の映像を表示させようとする場合の表示の順序を定める命令などを取得した場合、前記命令に従って、映像又は文字情報が表示される。
<実施形態6:具体例>
なお、前記駅電子広告表示部と前記車輌電子広告表示部との表示内容の同期は、必ずしも、前記駅電子広告表示部と前記車輌電子広告表示部が全く同一の映像又は情報を表示することだけを意味するものではない。
例えば、前述した、選挙期間中、ある車輌の前記車輌電子広告表示部が、ある政党の広告を表示する例のように、車輌が、沿線の各駅を経由するたびに、駅ごとに、当該政党の別々の候補者の意見広告を、駅電子広告表示部が表示するようにすることもできる。
<<実施形態7>>
実施形態7は、車輌に設置された車輌電子広告を表示する車輌電子広告表示部と、前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告を表示する駅電子広告表示部と、
での表示を同期させる広告同期方法であって、前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記駅電子広告表示部が表示した駅電子広告情報を識別するための駅電子広告情報識別情報を取得する駅電子広告情報識別情報取得ステップと、前記駅電子広告情報識別情報取得ステップにて取得された駅電子広告情報識別情報で識別される駅電子広告情報を前記車輌電子広告表示部が表示する車輌電子広告表示ステップと、を有する広告同期方法である。
前記広告同期方法によって、前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記駅電子広告表示部が表示した広告情報と対応付けられた広告情報を、前記車輌電子広告表示部が表示することを特徴とする広告同期システムを実現することができる。
すなわち、車輌が、路線駅を停車又は通過する際、電車の車輌内の同期装置と駅構内に設けられた同期装置との間で通信が行われることにより、前記車輌電子広告表示部が表示する内容と前記駅電子広告表示部が表示する表示内容を同期させることができる。
各ステップについての説明は、実施形態6の場合とほぼ同様である。
<<実施形態8>>
実施形態8は、前記車輌が、電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶のいずれか一又は二以上の組合せであり、前記駅が、前記電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶いずれか一又は二以上の組合せが停止、通過又は入構するための停留場所である、請求項6又は7に記載の広告同期方法である。
各ステップについての説明は、実施形態6又は7のとおりである。また、前記「停留場所」とは、実施形態5と同じ意味である。
本発明の広告同期システムは、適宜な時間帯を選択しながら車輌又は駅電子広告の表示内容を切換え表示し、周期的な広告のはりかえ作業の手間を省略するシステムとして有用である。
加えて、車輌等に乗る者が、車輌である内容の広告を見、さらに、通過する駅において、及び下車する駅において、同一の内容又は体裁の広告を目にする、といった、宣伝効果の高い広告手段でありながら、低コストであり、複数の広告主がほぼ同時に、同じ路線において実現可能な広告手段を提供するシステムとして有用である。
また、顧客が広告により関心を持った場合、入手を希望する追加・詳細情報が手間をかけずに直ちに入手できるようになり、優れた宣伝効果及び販売力の強化を期待するシステムとして有用である。
本広告同期システムを車輌内外に設置した一例を示す図である。 複数の車輌が連結された列車等を念頭に置いた車輌電子広告表示部の構成図である。 図2の主制御部212の構成を示した図である。 図2の副制御部213,214の構成を示した図である。 本広告同期システムを駅構内に設置した場合の、プラットホームの一例を示す図である。 駅電子広告表示部の構成図である。 図6の主制御部601の構成を示した図である。 図6の副制御部602〜604の構成を示した図である。 実施形態3の実施の形態を示している。 実施形態3における車輌電子広告表示装置の外観図である。 実施形態3における、車輌電子広告表示装置の構成図である。 実施形態6を説明するフローチャートである。
符号の説明
0101〜0104 車輌情報電子表示装置
0105〜0106 車輌情報電子表示装置
0201〜0211 車輌情報電子表示装置
0212 主制御部
0213,0214 副制御部
0301 通信手段
0302 メモリ
0303 CPU
0304 通信手段
0305 保存手段
0401 通信手段
0402 メモリ
0403 処理制御部
0404 ディスプレイドライバ
0501〜0505 駅情報電子表示装置
0506〜0510 看板
0601 主制御部
0602〜0604 副制御部
0605〜0607 駅情報電子表示装置
0701 通信手段
0702 メモリ
0703 CPU
0704 通信手段
0705 保存手段
0801 通信手段
0802 メモリ
0803 処理制御部
0804 ディスプレイドライバ
0901〜0904 車輌電子広告表示装置
1001,1002 車輌電子広告表示装置
1003,1005 電子広告情報表示手段
1004,1006 案内情報要求受付手段及び案内情報送信手段
1101 通信手段
1102 メモリ
1103 処理制御部
1104 ディスプレイドライバ
1105 電子広告情報表示手段
1106 案内情報要求受付手段
1107 案内情報送信手段

Claims (8)

  1. 車輌に設置された車輌電子広告表示部と、
    前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告表示部と、
    前記車輌電子広告表示部と、前記駅電子広告表示部との表示を同期制御するための同期装置と、
    からなる広告同期システムであって、
    前記同期装置は、
    前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記車輌電子広告表示部が表示した広告情報と対応付けられた広告情報を、
    前記駅電子広告表示部が表示することを特徴とする広告同期システム。
  2. 車輌に設置された車輌電子広告表示部と、
    前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告表示部と、
    前記車輌電子広告表示部と、前記駅電子広告表示部との表示を同期制御するための同期装置と、
    からなる広告同期システムであって、
    前記同期装置は、
    前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記駅電子広告表示部が表示した広告情報と対応付けられた広告情報を、
    前記車輌電子広告表示部が表示することを特徴とする広告同期システム。
  3. 電子的な広告に関する情報である広告情報を車輌で表示するための電子広告情報表示手段と、
    車輌の乗客の利用する端末装置から、前記電子広告情報表示手段により表示されている広告情報に関する案内情報の要求である案内情報要求を受付ける案内情報要求受付手段と、
    前記案内情報要求に応じて車輌の乗客の利用する端末装置に対して表示されている広告情報に関する案内情報を送信するための案内情報送信手段と、
    を有する車輌電子広告表示装置。
  4. 前記案内情報要求には、案内情報の要求をする乗客の属性に関する情報が含まれていることを特徴とする請求項3に記載の車輌電子広告表示装置。
  5. 前記車輌は、電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶のいずれか一又は二以上の組合せであり、
    前記駅は、前記電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶いずれか一又は二以上の組合せが停止、通過、又は入構するための停留場所である、
    請求項1ないし4に記載の広告同期システム。
  6. 車輌に設置された車輌電子広告を表示する車輌電子広告表示部と、前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告を表示する駅電子広告表示部と、
    の表示を同期させる広告同期方法であって、
    前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記車輌電子広告表示部が表示した車輌電子広告情報を識別するための車輌電子広告情報識別情報を取得する車輌電子広告情報識別情報取得ステップと、
    前記車輌電子広告情報識別情報取得ステップにて取得された車輌電子広告情報識別情報で識別される駅電子広告情報を前記駅電子広告表示部が表示する駅電子広告表示ステップと、
    を有する広告同期方法。
  7. 車輌に設置された車輌電子広告を表示する車輌電子広告表示部と、前記車輌の路線駅に設置された駅電子広告を表示する駅電子広告表示部と、
    の表示を同期させる広告同期方法であって、
    前記車輌の前記路線駅への入構の際に前記駅電子広告表示部が表示した駅電子広告情報を識別するための駅電子広告情報識別情報を取得する駅電子広告情報識別情報取得ステップと、
    前記駅電子広告情報識別情報取得ステップにて取得された駅電子広告情報識別情報で識別される駅電子広告情報を前記車輌電子広告表示部が表示する車輌電子広告表示ステップと、
    を有する広告同期方法。
  8. 前記車輌は、電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶のいずれか一又は二以上の組合せであり、
    前記駅は、前記電車、路面電車、バス、トロリーバス、モノレール、地下鉄、ロープウエイ、ケーブルカー、ジェットコースター、リニアモーターカー、航空機、船舶いずれか一又は二以上の組合せが停止、通過又は入構するための停留場所である、
    請求項6又は7に記載の広告同期方法。
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