JP2004077053A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

冷凍サイクル装置において、過冷却部入り口側にサイトグラスを設けて冷媒状態を目視可能とし、泡消えを基本とした冷媒充填管理方法にする。
【課題】
【解決手段】受液器31の両端面のいずれか1つにキャップ部材36(40)を設け、更にこのキャップ部材36(40)にサイトグラス3を設けるか、もしくは受液器31の下部空間31aから第2ヘッダタンク22の上部空間22bに連通する外部配管41の途中にサイトグラス3を設けることによって、過冷却部23bの入り口側で冷媒冷媒の気液状態を目視することができる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、凝縮部を通過した冷媒の気液を分離して液冷媒を蓄える受液器を備えた冷凍サイクル装置において、冷凍サイクル内に容易に冷媒を充填するための構成に関するもので、車両用空調装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術による冷凍サイクル装置は図7に示すように、圧縮機1、受液器一体型冷媒凝縮器2、サイトグラス3、温度作動式膨張弁4および冷媒蒸発器5を、金属製パイプまたはゴム製ホースよりなる冷媒配管によって順次接続した閉回路により構成されている。
【0003】
このうち、受液器一体型冷媒凝縮器2は所定間隔を開けて配置された第1ヘッダタンク21と、第2ヘッダタンク22との間に熱交換用のコア部23を配置している。
【0004】
このコア部23の上側には圧縮機1の吐出ガス冷媒を室外空気と熱交換させて冷却、凝縮させる凝縮部23aが、下側には受液器31内部において気液分離された液冷媒を室外空気と熱交換させて過冷却する過冷却部23bが配置されている。
【0005】
ところで、受液器一体型冷媒凝縮器2の凝縮部23aの出口部と過冷却部23bの入口部は第2ヘッダタンク22と連通し、更に第2ヘッダタンク22と受液器31とは第1、第2連通穴32、33が形成されて一体に構成されているので、サイトグラス3を凝縮部23aの出口部と過冷却部23bの入口部の間に設けるのは困難である。したがって、サイトグラス3を過冷却部23bの出口部と温度作動式膨張弁4の間の冷媒配管に配置し、過冷却部23bの出口部の冷媒の気液状態を目視できるようにしている。
【0006】
このように構成された冷凍サイクル装置の適正な冷媒充填量は、一般的に製品仕様を検討する評価段階において、冷凍サイクル装置を運転して過冷却部23bの出口部冷媒の過冷却度を測定することにより決定している。
【0007】
ここで、冷媒の適正充填量を決定する手順を具体的に述べる。最初に、冷凍サイクル装置を運転しながら冷媒をサイクル内へ充填していく。次に、サイトグラス3を通過する冷媒の気液状態を目視し、この冷媒の泡消え、すなわち気液2相状態から飽和液冷媒になった状態を確認する。その後、泡消え後の過冷却部23bの出口部の過冷却度を測定して、下記図8に示す考え方に基いて冷媒充填量の適正値を決定する。なお、過冷却度は測定部位における液冷媒の温度と圧力を測定することにより算出できる。
【0008】
図8は過冷却部23b出口部から流出した液冷媒の過冷却度を縦軸にとり、サイトグラス3にて冷媒中から気泡が消滅した時点(泡消え点)以降におけるサイクル内への冷媒充填量を横軸にとったものである。
【0009】
そこで、図8をより具体的に説明すると、Aはサイトグラス3における上記の泡消え点を示しており、泡消え点A以降、冷媒充填量がA→Bのように増加するにつれて、冷凍サイクル装置内の高圧圧力は次第に上昇し、過冷却部23bの出口部の過冷却度が上昇する。この冷媒充填量がA−B間では、受液器31から過冷却部23bに流入する冷媒が気液二相の状態となっており、過冷却部23bの出口部で過冷却液冷媒の状態になっている。このA−B間では、過冷却度が小さいので、冷媒蒸発器5の出入口間の冷媒エンタルピ差が小さく、冷媒蒸発器5の冷却性能が小さい。
【0010】
この状態から更に冷媒充填量を増加してB点に到達すると、受液器31内には第2連通穴33より高い位置に液冷媒の液面が形成されるので、受液器31から過冷却部23bの入口部に供給される冷媒はすべて液冷媒の状態で供給されるようになる。そして、冷媒充填量がB→Cのように増加しても、過冷却度は一定値SC1に維持される。このB−C間では、圧縮機1の消費動力がそれほど大きくならず、サイクル効率を向上できる。
【0011】
その後、冷媒の充填量がC→Dのように増加するにつれて、過冷却度がSC1から再び上昇を始める。C点以降は、液冷媒が受液器31から凝縮部23aにオーバーフローする状態であって、冷媒が過充填であることを示している。このC−D間では、圧縮機1の消費動力が急増してサイクル効率が悪化する。
【0012】
このように、サイトグラス3で目視確認された液冷媒が泡消えする点Aと、圧縮機1の消費動力が大きくならず、適度の過冷却度SC1を得て、サイクル効率を向上できる泡消え点A後の冷媒充填量を把握できれば、適正な冷媒充填量を決定できる。具体的には、泡消え点Aまでに充填した冷媒量X1と、泡消え点Aから区間B−Cの略中央部Eまでの冷媒量Y1を加えた冷媒量が、冷凍サイクル装置の冷媒の適正充填量Z(Z=X1+Y1)となる。なお、冷媒量Y1を以後、泡消え点後充填量とする。
【0013】
上記において、冷媒充填量Y1を区間B−Cの略中央部Eまでとするのは、将来、冷媒漏れが多少発生しても、冷媒蒸発器5の冷房性能への影響がないようにするためであり、また、冷媒封入作業の際に冷媒充填量のばらつきが多少あってもサイクル効率が最適となる区間B−Cの範囲内に冷凍サイクル内の冷媒量が入るようにするためである。
【0014】
以上によれば、冷媒の適正充填量Zを把握することができ、この適正充填量Zは車両毎に予め決定しておくことができる。これにより、車両メーカでの車両組立時は、適正充填量Zの総量を車種毎に充填している。また、車両販売後のメンテナンス時に冷媒が不足していた場合は、一旦冷媒を抜き取り、最適冷媒量を再充填するか、サイトグラス3によって冷媒の泡消えを確認してから泡消え点後充填量Y1だけ充填するようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来技術では、製品仕様を検討する評価段階において、過冷却部23bの出口部の過冷却度を測定しないと、適正充填量Zを決定することができない。しかも、過冷却度は測定部位において液冷媒の温度と圧力を測定しなければならず、評価に時間がかかり、評価コスト増大の要因になっていた。
【0016】
また、車両販売後、サイクル外へ冷媒が漏れて冷媒量が徐々に少なくなっても、過冷却部23bの出口側のサイトグラス3による目視確認では、冷媒がある程度以上不足して、図8に示す泡消え点A以下にならないと冷媒不足状態を確認できない。したがって、冷媒が不足した状態で、すなわち冷媒蒸発器5の冷却性能が低下した状態で運転を続けることになって、圧縮機1の消費動力の増加、ひいては車両エンジンの燃費増加を招き、好ましくないという問題点があった。
【0017】
そこで、本発明は上記点に鑑み、過冷却部を持つ冷凍サイクル装置において、製品仕様を検討する評価段階では過冷却度を測定することなく適正充填量を決定でき、車両販売後のメンテナンス時には冷媒不足状態を早期に確認できる冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、圧縮機(1)から吐出された過熱冷媒ガスを冷却して凝縮させる凝縮部(23a)と、
凝縮部(23a)を通過した冷媒の気液を分離して液冷媒を溜めて液冷媒を流出させる受液器(31)と、
受液器(31)から流出した冷媒を過冷却する過冷却部(23b)とを備える冷凍サイクル装置において、
受液器(31)の出口部と過冷却部(23b)の入口部の間に、冷媒の気液状態を目視可能とするサイトグラス(3)を設けたことを特徴とする。
【0019】
これによれば、冷凍サイクル装置を運転しながら冷媒を充填していくと、受液器(31)の出口部と過冷却部(23b)の入口部の間で冷媒の泡消えを確認できる。この冷媒の泡消えした時点で、過冷却部(23b)に供給される冷媒はすべて液冷媒となる。この際、過冷却部(23b)の出口部の過冷却度(SC1)が一定となり、冷凍サイクル内への冷媒充填量が図8に示すB点までの冷媒充填量(X2)に到達したことを示す。
【0020】
また、上記泡消え後、更に冷媒を充填していくと、受液器(31)の液冷媒が凝縮部(23a)にオーバーフローを開始するようになる。ここで、上記泡消え点Bと、オーバーフロー開始点Cとの間の冷媒充填量はY2で表される。したがって、冷凍サイクル内冷媒の適正充填量(Z)は上記泡消え点Bまでの冷媒充填量(X2)に、上記冷媒充填量(Y2)の1/2程度を加えたものである。すなわち、Z=X2+(Y2×1/2)となる。
【0021】
そして、受液器(31)の泡消え点Bまでの冷媒充填量(X2)は、サイトグラス(3)によって冷媒の泡消えを目視確認した時点までの冷媒充填量で把握できる。また、泡消え後、受液器(31)の液冷媒が凝縮部(23a)にオーバーフローを開始するまでの充填量(Y2)は受液器(31)の容量によって算出できるので、製品仕様を検討する評価段階において、過冷却度を測定することなく冷媒の適正充填量を決定でき、評価工数を削減することができる。
【0022】
また、車両販売後のメンテナンス時に受液器(31)の出口部と過冷却部(23b)の入口部の間で冷媒の気液状態を目視できるので、図8に示すB点以下になると、すぐに冷媒中の気泡を目視でき、早い時期に冷媒蒸発器(5)の冷却性能の悪化を確認できる。したがって、冷媒が不足した状態で運転を続けることにならず、消費動力低減、燃費向上の観点から好ましい。
【0023】
請求項2に記載の発明では、請求項1において、受液器(31)の内部に受液器(31)の下部空間(31a)の冷媒を吸い上げる吸上げ通路(36j)が設けられるとともに、
吸上げ通路(36j)を通過する冷媒が目視可能となるように、受液器(31)の上側にサイトグラス(3)が設けられたことを特徴とする。
【0024】
これによれば、受液器(31)の下部空間(31a)に溜まった冷媒を吸上げ通路(36j)によって吸上げ、この吸上げた冷媒をサイトグラス(3)において楽な姿勢にて目視できるので、車両をリフトアップすることなく、作業者は受液器(31)の上側から冷媒の気液状態を確認することができる。また、サイトグラス(3)用の配管が不要になるので、配管コストを低減できる。
【0025】
請求項3に記載の発明では、請求項1において、受液器(31)の下部空間(31a)の冷媒が目視可能となるように、受液器(31)の底部にサイトグラス(3)が設けられたことを特徴とする。
【0026】
これによれば、受液器(31)の底部にサイトグラス(3)が設けられているので、たとえば、車両をリフトアップした状態で冷媒の充填作業を行う場合に、作業者が受液器(31)の下側から冷媒の気液状態を確認することができる。また、サイトグラス(3)用の配管が不要になるので、配管コストを低減できる。
【0027】
請求項4に記載の発明のように、請求項2または3において、受液器(31)の端部にネジ固定されて受液器(31)の端部を閉塞するキャップ部材(36、40)を備え、
キャップ部材(36、40)にサイトグラス(3)が設けられていてもよい。
【0028】
請求項5に記載の発明では、請求項1において、過冷却部(23b)の入口部と、受液器(31)の下部空間(31a)とが外部配管(41)によって連結されており、
外部配管(41)の内部を通過する冷媒が目視可能となるように、外部配管(41)の途中にサイトグラス(3)が設けられたことを特徴とする。
【0029】
これによれば、長さの短い外部配管(41)が受液器(31)に固定されるので、外部配管(41)の剛性が高い。したがって、従来技術では必要であった外部配管(41)ないしサイトグラス(3)を固定する補助部材が不要となり、コスト低減ができる。また、固定部材(42)に冷凍サイクル内の圧力を測定する圧力スイッチ等を固定した場合も同様に補助部材が不要となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1、図2は本発明の第1実施形態を示しており、車両用空調装置における受液器一体型冷媒凝縮器に適用した例を示している。この車両用空調装置の冷凍サイクル装置は、圧縮機1、受液器一体型冷媒凝縮器2、温度作動式膨張弁4および冷媒蒸発器5を、金属製パイプまたはゴム製ホースよりなる冷媒配管によって順次接続した閉回路により構成されている。
【0031】
圧縮機1は、自動車のエンジンルーム内に配置された走行用車両エンジン(図示せず)により電磁クラッチ1a等を介して回転駆動される。この圧縮機1にて圧縮された高温高圧の過熱ガス冷媒は凝縮器2の入口側ジョイント26に向けて吐出される。
【0032】
凝縮器2は所定間隔を開けて配置された一対のヘッダタンク、すなわち、第1、第2ヘッダタンク21、22を有し、この第1、第2ヘッダタンク21、22は上下方向に略円筒状に延びる形状になっている。この第1、第2ヘッダタンク21、22の間に熱交換用のコア部23を配置している。
【0033】
このコア部23は第1、第2ヘッダタンク21、22の間で、水平方向に冷媒を流す偏平チューブ24を多数並列配置し、この多数の偏平チューブ24の間にコルゲートフィン25を介在して接合している。偏平チューブ24の一端部は第1ヘッダタンク21内に連通し、他端部は第2ヘッダタンク22内に連通している。
【0034】
そして、第1ヘッダタンク21の下端側に冷媒の入口側ジョイント(冷媒入口部)26を配置し接合しており、また、上端側に冷媒の出口側ジョイント(冷媒出口部)27を配置し接合している。
【0035】
更に、本発明においては、第1ヘッダタンク21内にて上部寄りの位置に第1セパレータ28を配置するとともに、第2ヘッダタンク22内にて第1セパレータ28と同一高さに第2セパレータ29を配置している。これにより、第1、第2ヘッダタンク21、22の内部をそれぞれ上下方向に2個の空間21b、21a、22b、22aに仕切っている。従って、入口側ジョイント26から第1ヘッダタンク21の下部空間21aに流入した冷媒が偏平チューブ24を通過して矢印aのように第2ヘッダタンク22の下部空間22aに向かって流れる。
【0036】
凝縮器2のコア部23において、第1、第2セパレータ28、29の下方側部位は圧縮機1の吐出ガス冷媒をクーリングファン(図示せず)により送られてくる室外空気と熱交換させて冷媒を冷却、凝縮させる凝縮部23aを構成する。
【0037】
一方、第2ヘッダタンク22には、冷媒の気液を分離して液冷媒を蓄える受液器31が一体に構成してある。この受液器31は具体的には略円筒形状であり、第2ヘッダタンク22より若干低い高さを有しており、そして、受液器31は第2ヘッダタンク22の外面側方(コア部23と反対側の部位)に配置され、一体に接合される。
【0038】
凝縮器2のコア部23において、第1、第2セパレータ28、29の上方側部位は、受液器31内部において気液分離された液冷媒を室外空気と熱交換させて過冷却する過冷却部23bを構成する。なお、凝縮器2は周知のように、自動車エンジンルーム内において最前部(エンジン冷却用ラジエータの前方位置)に配置されて、エンジン冷却用ラジエータと共通のクーリングファンにより冷却される。したがって、過冷却部23bをコア部23の上側に配置するのは、車両の信号待ち等のアイドリング時に、凝縮器2を通過した高温空気が再び凝縮器2に巻き込まれるという現象が発生する場合があり、コア部23の下側よりコア部23の上側のほうが高温空気が巻き込まれにくいためである。
【0039】
次に、受液器31内部の空間と第2ヘッダタンク22との間の連通構成を説明すると、第2ヘッダタンク22内の第2セパレータ29より若干下方の部位に、第2ヘッダタンク22と受液器31の壁面を貫通するように形成された第1連通穴32が開けてある。また、第2セパレータ29より若干上方の部位に、第2ヘッダタンク22と受液器31の壁面を貫通するように形成された第2連通穴33が開けてある。
【0040】
第1連通穴32は、コア部23の凝縮部23a通過後の冷媒を受液器31内の下部空間31aに流入させる冷媒流入手段を構成する。また、第2連通穴33は、受液器31内下部空間31aに溜まる液冷媒を流出させる冷媒流出手段を構成する。
【0041】
以上の説明のように、凝縮器2は、冷媒流れの上流側から順次、凝縮部23a、受液器31、および過冷却部23bを構成するとともに、これらを一体に設けた構成となっている。凝縮器2の各部、受液器31の円筒状本体部31b、後述するエンドキャップ34、補助円筒部材35等はアルミニウム材で成形され、一体ろう付けにて組付けられる。なお、受液器31内における冷媒の気液界面は、冷媒封入量の正常時には、第1連通穴32と受液器31の上端面との中間高さに位置するようになっている。
【0042】
ここで、本発明の要部である受液器31について説明する。略円筒状の受液器31の円筒状本体部31bの下端部はエンドキャップ34がろう付けされて閉塞されている。
【0043】
また、円筒状本体部31bの内面上部は補助円筒部材35が内接するようにろう付けにて固定されている。そして、円筒状本体部31bと補助円筒部材35が重なり合った部分に、両者31b、35の壁面を貫通するように穴部31cと穴部35aが形成されている。穴部31cと穴部35aは第2セパレータ29の若干上方の部位に設けられた第2ヘッダタンク22の穴と連通し、第2連通穴33を構成している。
【0044】
更に、穴部31cと穴部35aの下方であって円筒状本体部31bと補助円筒部材35が重なっていない部分に、穴部31dが形成されている。穴部31dは第2セパレータ29の若干下方の部位に設けられた第2ヘッダタンク22の穴と連通し、第1連通穴32を構成している。
【0045】
また、補助円筒部材35の内径上部にはめねじ加工がされている。補助円筒部材35には、樹脂製のキャップ部材36が脱着可能にねじ止め固定される。このキャップ部材36は上側が大径部36a、下側が小径部36bで構成されており、大径部36aの外周面には補助円筒部材35にねじ止め固定されるように、おねじ加工がされている。また、小径部36bの外周面は補助円筒部材35の内径部に嵌合されるとともに、溝部36cが設けられており、溝部36cにはOリング37がはめ込まれて冷媒の漏れを防止している。
【0046】
キャップ部材36の上側端面36dの中心部には円筒状の穴36eが形成されている。この穴36eの内周面のうち、内周面上部には径外方向に拡がる凹溝36fが設けられており、この凹溝36fにガラスまたは樹脂製のサイトグラス3が固定されている。なお、穴36eのうち、サイトグラス3の下方には空間36gが形成される。
【0047】
また、キャップ部材36の下側端面36hには下側に延びる中空円筒状の吸上げパイプ36iが一体に成形され、中心部に吸上げ通路36jが形成されている。この吸上げ通路36jは受液器31の下部空間31aと、サイトグラス3の下方の空間36gとを連通している。
【0048】
更に、キャップ部材36の小径部36bの溝部36cと下側端面36hの間に溝部36kが設けられている。この溝部36kは、吸上げ通路36jの外側に、吸上げ通路36jと平行に複数設けられた穴部36mによって、空間36gと連通するとともに、第2連通穴33によって第2ヘッダタンク22に連通している。溝部36kには円筒状の綱状体からなり、冷媒中のゴミを除去するフィルタ38が設けられている。
【0049】
したがって、サイトグラス3は、受液器31の下部空間31aから吸上げパイプ36iの吸上げ通路36jに流入してくる冷媒の気液状態を目視観察できるように構成される。なお、吸上げパイプ36iの外側には水分吸着用の乾燥剤39が配置されている。この乾燥剤39は冷媒の流通可能な適宜の袋状部材の内部に粒状乾燥剤を収納したものである。
【0050】
次に、第1実施形態の作動を説明する。車両用空調装置の運転が開始され、電磁クラッチ1aに通電されると、電磁クラッチ1aが接続状態となり、自動車エンジンの回転が圧縮機1に伝達され、圧縮機1が冷媒を圧縮し、吐出する。
【0051】
これにより、圧縮機1から吐出された過熱ガス冷媒は、入口側ジョイント26から凝縮器2の第1ヘッダタンク21の下部空間21a内に流入し、ここから矢印aのように凝縮部23aの多数の偏平チューブ24を並列に通過する。この間に、圧縮機1の吐出ガス冷媒は偏平チューブ24およびフィン25を介して冷却空気と熱交換して冷却され、凝縮する。
【0052】
凝縮部23aから第2ヘッダタンク22の下部空間22a内に流入する冷媒は、ある程度の過冷却度を持った過冷却液冷媒あるいはガス冷媒を一部含む飽和液冷媒である。下部空間22a内の液冷媒は、矢印bのように第1連通穴32を通って受液器31の下部空間31aの液冷媒中に流入する。そして、受液器31内において冷媒の気液が分離され、液冷媒が蓄えられる。
【0053】
なお、受液器31は、本来、サイクル中の余剰冷媒の蓄積機能を受け持ち、サイクルからの冷媒漏れに対応するものであって、受液器31内に液冷媒が溜まり始めてから、液冷媒が受液器31よりオーバーフローするまでの間は、過冷却部23bの出口部の過冷却度が一定となり、圧縮機1の消費動力が大きくならず、サイクル効率を向上させることができる。
【0054】
次に、受液器31の下部空間31aの液冷媒は乾燥剤39と接触した後、経路cによって吸上げ通路36jから空間36gに吸い上げられ、経路d、eを通って、溝部36kから補助円筒部材35の連通穴35aを経由し、第2連通穴33を通過して第2ヘッダタンク22内の上部空間22bに流入する。この際、冷媒は円筒状の網状体からなるフィルタ38を通過してごみが除去される。
【0055】
上部空間22bの冷媒は、コア部上側に位置する過冷却部23bの偏平チューブ24を矢印fのように通過して、第1ヘッダタンク21内の上部空間21bに流入する。
【0056】
この際、過冷却部23bにおいて、液冷媒は再度冷却されて過冷却状態となり、この過冷却液冷媒は第1ヘッダタンク21の上部空間21bを通って出口側ジョイント27から凝縮器2外へ流出する。
【0057】
そして、過冷却液冷媒は温度作動式膨張弁4に流入する。この温度作動式膨張弁4において、過冷却液冷媒は減圧され、低温、低圧の気液2相冷媒となる。次いで、この気液2相冷媒は蒸発器5にて空調用空気と熱交換して蒸発し、その蒸発潜熱を空調用空気から吸熱して、空調用空気を冷却する。蒸発器5にて蒸発したガス冷媒は圧縮機1に吸入され、再度圧縮される。
【0058】
次に、冷媒の適正充填量を決定する手順を具体的に述べる。最初に、冷凍サイクル装置を運転しながら冷媒を充填していく。この冷媒充填する過程において、吸上げパイプ36iを通過する冷媒の気液状態をサイトグラス3によって目視観察し、この冷媒の泡消え、すなわち気液2相状態から飽和液冷媒になった状態を確認する。
【0059】
サイトグラス3部の冷媒が飽和液冷媒となるのは、受液器31内の吸上げパイプ36iの下端部36nより高い位置に液冷媒の液面が形成されるためであり、この場合、受液器31から吸上げパイプ36iを通して過冷却部23bの入口部に供給される冷媒はすべて液冷媒の状態であるので、過冷却部23bの出口部の過冷却度SC1が一定となり、冷凍サイクル内への冷媒充填量が図8に示すB点までの冷媒充填量X2に到達したことを示す。また、上記泡消え後、更に冷媒を充填していくと、受液器31の液冷媒が凝縮部23aにオーバーフローを開始するようになる。ここで、上記泡消え点Bと、オーバーフロー開始点Cとの間の冷媒充填量はY2で表される。冷媒充填量Y2は受液器31の容量から算出できるので、泡消えまでに充填した冷媒量X2に、充填量Y2の1/2程度の冷媒量を加えて冷媒の充填を終了する。
【0060】
したがって、冷凍サイクル内冷媒の適正充填量Zは上記泡消え点Bまでの冷媒充填量X2に、上記冷媒充填量(Y2)の1/2程度を加えたものである。すなわち、Z=X2+(Y2×1/2)となる。
【0061】
なお、泡消え後に充填する冷媒量を充填量Y2の1/2程度とするのは、将来、冷媒漏れが多少発生しても、冷媒蒸発器5の冷房性能への影響がないようにするためであり、また、冷媒封入作業のばらつきがあってもサイクル効率が最適となる冷媒充填量の範囲、すなわち、泡消え後、受液器31の液冷媒が凝縮部23aにオーバーフローする状態になるまでの間に入るようにするためである。
【0062】
次に、第1実施形態の効果について述べる。上記に示した冷媒の適正充填量を決定する手順を用いれば、過冷却部23bの出口部で温度と圧力を測定し、過冷却度を算出しなくても適正な冷媒量を決定することができる。したがって、製品仕様を検討する評価段階において、過冷却度を測定する測定器具、および測定器具をセットアップして測定する時間を省略できるので、コストを削減できる。
【0063】
また、従来技術では、車両販売後、サイクル外へ冷媒が漏れて冷媒量が徐々に少なくなっても、図8に示す泡消え点A以下にならないと冷媒不足状態を確認できないが、第1実施形態では受液器31の出口部と過冷却部23bの入口部の間で冷媒の気液状態を目視できるので、図8に示すB点以下になると、すぐに冷媒中の気泡(ガス冷媒)を目視でき、早い時期に冷媒蒸発器5の冷却性能の悪化を確認できる。したがって、冷媒が不足した状態で運転を続けなくてよいので、消費動力低減、燃費向上の観点から好ましい。
【0064】
また、受液器31の下部空間31aに溜まった冷媒を吸上げパイプ36iによって吸上げ、この吸上げた冷媒を上側のサイトグラス3において楽な姿勢にて目視できるので、車両をリフトアップすることなく、作業者は受液器31の上側から冷媒の気液状態を容易に確認することができる。
【0065】
また、車両販売後のメンテナンス時に受液器31の出口部と過冷却部23bの入口部の間で冷媒の気液状態を目視できるので、図8に示すB点以下になると、すぐに冷媒中の気泡を目視でき、早い時期に冷媒蒸発器5の冷却性能の悪化を確認できる。したがって、冷媒が不足した状態で運転を続けることにならず、消費動力低減、燃費向上の観点から好ましい。
【0066】
(第2実施形態)
第1実施形態では、コア部23の上側に過冷却部23bを、下側に凝縮部23aを設けたが、第2実施形態では、コア部23の上側に凝縮部23aを、下側に過冷却部23bを設けた。更に第1実施形態では、受液器31の上側にキャップ部材36を設け、その端部にサイトグラス3を設けたが、第2実施形態では、受液器31の下側にキャップ部材40を設け、その端部にサイトグラス3を設けた。
【0067】
図3ないし図4に基づいて第2実施形態を説明する。第1実施形態では受液器31内部の液冷媒を上方に吸い上げる吸上げパイプ36iが設けられたが、第2実施形態では過冷却部23bがコア部23の下側に配置されるので、キャップ部材40には第1実施形態のキャップ部材36の吸上げパイプ36iに相当する部分が設けられない。
【0068】
なお、第2実施形態における40a、40b、40c、40d、40e、40f、40g、40h、40j、40mは、第1実施形態における36a、36b、36c、36d、36e、36f、36g、36h、36j、36mに相当する。
【0069】
したがって、第1連通穴32から流入した冷媒は受液器31の下部に溜まり、図示しない乾燥剤と接触した後、図4に示すように経路b、c、dを通って円筒状の網状体からなるフィルタ38の内部に流入し、その後、フィルタ39内から第2連通穴33を通過して第2ヘッダタンク22内の下部空間22bに流入する。この際、通路40jより流出してくる冷媒の気液状態がサイトグラス3によって目視できる。
【0070】
第2実施形態によれば、受液器31の底部にサイトグラス3が設けられているので、車両をリフトアップした状態で冷媒の充填作業を行う場合に、作業者が受液器31の下側から冷媒の気液状態を確認することができる。
【0071】
(第3実施形態)
第2実施形態では、キャップ部材40にサイトグラス3が設けられるが、第3実施形態では、キャップ部材40にサイトグラス3が設けられない。そして、受液器31の下部空間31aから第2ヘッダタンク22の上部空間22bに連通する外部配管41が設けられ、外部配管41の途中に、外部配管41と連通する固定部材42が設けられる。固定部材42にはサイトグラス3が設けられている。
【0072】
したがって、図6に示すように、第1連通穴32空流入した液冷媒は受液器31の下部に溜まり、乾燥剤39と接触した後、フィルタ38を通過し、経路c、fを通って受液器31の第2連通穴33から外部配管41を通り、第2ヘッダタンク22内の上部空間22bに流入する。この際、サイトグラス3によって外部配管41に流入してくる冷媒の気液状態を目視できる。
【0073】
第3実施形態によれば、長さの短い外部配管41が受液器31に固定されるので、外部配管41の剛性が高い。したがって、従来技術では必要であった外部配管41ないしサイトグラス3を固定する補助部材が不要となり、コスト低減ができる。また、固定部材42に冷凍サイクル内の圧力を測定する圧力スイッチ等を固定した場合も同様に補助部材が不要となる。
【0074】
(他の実施形態)
なお、本発明は上述の各実施形態に限定されることなく種々変形可能なものである。例えば、第1実施形態ないし第3実施形態におけるキャップ部材36、40、材質は樹脂としたが、金属であってもよい。
【0075】
また、受液器31を、凝縮器2の第1、第2ヘッダタンク21、22と別体で構成し、受液器31と第1、第2ヘッダタンク21、22との間を適宜の外部配管により連通させるようにしてもよい。
【0076】
また、凝縮器2のコア部23を凝縮部23aのみとし、過冷却部23bをコア部23から切り離して独立に構成するタイプの凝縮器2に本発明を適用することもできる。この場合は、第1ヘッダタンク21における出口側ジョイント27を廃止して、その代わりに、受液器31にその内部の液冷媒を流出させる出口側ジョイント(冷媒出口部)を設置し、この出口側ジョイントからの液冷媒を外部配管41を介して過冷却部23bに流入させるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の凝縮器を示す正面図である。
【図2】図1の受液器の断面図である。
【図3】第2実施形態の凝縮器を示す正面図である。
【図4】図3の受液器の断面図である。
【図5】第3実施形態の凝縮器を示す正面図である。
【図6】図5の受液器の断面図である。
【図7】従来技術の冷凍サイクル装置を示す正面図である。
【図8】従来技術および本発明の冷凍サイクル装置の冷媒充填量と過冷却部出口の冷媒との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…圧縮機、3…サイトグラス、23a、…凝縮部、
23b…過冷却部、31…受液器、31a…下部空間、
36、40…キャップ部材、36j…吸上げ通路

Claims (5)

  1. 圧縮機(1)から吐出された過熱冷媒ガスを冷却して凝縮させる凝縮部(23a)と、
    前記凝縮部(23a)を通過した冷媒の気液を分離して液冷媒を溜めて液冷媒を流出させる受液器(31)と、
    前記受液器(31)から流出した冷媒を過冷却する過冷却部(23b)とを備える冷凍サイクル装置において、
    前記受液器(31)の出口部と前記過冷却部(23b)の入口部の間に、冷媒の気液状態を目視可能とするサイトグラス(3)を設けたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 前記受液器(31)の内部に前記受液器(31)の下部空間(31a)の冷媒を吸い上げる吸上げ通路(36j)が設けられるとともに、
    前記吸上げ通路(36j)を通過する冷媒が目視可能となるように、前記受液器(31)の上側に前記サイトグラス(3)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記受液器(31)の下部空間(31a)の冷媒が目視可能となるように、前記受液器(31)の底部に前記サイトグラス(3)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記受液器(31)の端部にネジ固定されて前記受液器(31)の端部を閉塞するキャップ部材(36、40)を備え、
    前記キャップ部材(36、40)に前記サイトグラス(3)が設けられたことを特徴とする請求項2または3に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記過冷却部(23b)の入口部と、前記受液器(31)の下部空間(31a)とが外部配管(41)によって連結されており、
    前記外部配管(41)の内部を通過する冷媒が目視可能となるように、前記外部配管(41)の途中に前記サイトグラス(3)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
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