JP2004075109A - 結束された帯状体及び帯状体のテープ結束装置 - Google Patents

結束された帯状体及び帯状体のテープ結束装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
結束時に帯状体が変形しない結束された帯状体および小型化が可能で結束時に帯状体が変形しない帯状体のテープ結束装置を提供する。
【解決手段】
帯状体挿入溝の前面に非粘着面を前記溝側に向けて片面粘着テープ片を保持し、結束する帯状体をテープ片を巻き込みながら前記溝に挿入する。挿入された帯状体が前記挿入溝内部に設けられたクランプの検知突起を押し下げることによりクランプは支点を中心に回動し押圧突起が押し上げられる。押し上げられた押圧突起は帯状体の領域を外れたテープ片の端部をクランプし粘着面同士を合掌接着する。
【選択図】
図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の帯状体が結束された帯状体及び複数の帯状体を粘着テープで結束する帯状体のテープ結束装置に関する。帯状体としては例えば、自動車、自動販売機、家庭用電気製品、AV機器、電車、航空機、パソコンなどの機器・装置に配索されるフラットハーネス等がある。
【0002】
従来、テープ結束装置には特開平6−329117号や特開平7−157176号に開示されたものが提供されている。
【0003】
特開平6−329117号に開示された結束装置は図6に示すように回転体63の貫通孔63aに開口部63bから線状体Kを挿入し、回転体63と共にテープTを線状体Kの周りに回転させて巻付け、線状体KをテープTにより結束するものである。
【0004】
また、特開平7−157176号に開示された電線束へのテープ結束装置は、図7に示すように弾性を有する一対の板状押圧部71、72の間隙73にテープTと電線束Wを挿入し板状押圧部71、72がテープTを電線束Wにしごくように押圧しながら相対移動しテープ端部の粘着面同士を挟持部74、75で挟持し貼り合わせるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した特開平6−329117号に開示された結束装置においては、線状体Kの周りを回転体63が回転するため少なくとも回転軌跡分のスペースが必要であり装置の大型化を避けられない。また、線状体KにテープTを巻き付ける際にテープTに張力が発生するため被結束物が断面略円形である場合には結束力が強くなり都合が良いが、被結束物がフラットハーネスのように帯状である場合は、テープの巻付け張力により被結束物の変形を招くという問題があった。
【0006】
また、特開平7−157176号に開示された結束装置においても、板状押圧部71、72がテープTを被結束物にしごくように押圧するため、被結束物が電線束Wのように断面略円形の場合にはテープを被結束物に強く接着することができ都合が良いが、被結束物がフラットハーネスのように帯状の場合は板状押圧部71、72がしごく際に被結束物の変形を招いたり、板状押圧部71、72の間隙を被接触物がスムースに相対移動できないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は結束時に帯状体が変形しない結束された帯状体を提供すること、及び小型化が可能で結束時に帯状体が変形しない帯状体のテープ結束装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に係る結束された帯状体は、2以上の帯状体が結束部で結束された帯状体であって、結束部が重ね合わせた帯状体を片面粘着テープ片で一重に囲み、前記片面粘着テープ片の端部を粘着面同士で合掌接着して構成されることを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る帯状体のテープ結束装置は、2以上の帯状体を片面粘着テープで結束する帯状体のテープ結束装置であって、帯状体挿入溝と、前記挿入溝の前面に非粘着面を前記溝側に向けて片面粘着テープを保持する手段と、前記片面粘着テープの端部を粘着面同士で合掌接着させるクランプ手段を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る帯状体のテープ結束装置は、請求項2に記載の特徴に加え、前記クランプ手段が、溝内に挿入される帯状体の挿入力によって作動することを特徴とする。
【0011】
【作用】
請求項1に係る結束された帯状体は、結束部において粘着テープが一重にしか巻き付けられていないので、結束工程において帯状体の周りに粘着テープを回転させる必要がなく帯状体を変形させることなく結束することが可能である。また、粘着テープは端部において粘着面同士を合掌接着してあるので接着力が強く、結束が解かれるのを防止することができる。
【0012】
請求項2に係る結束装置は、帯状体の周りに粘着テープを回転させる機構が不要であるため、装置の小型化が可能であり、粘着テープの巻付け張力により帯状体が変形することもない。また、クランプ手段は帯状体の領域を外れた粘着テープ端部において粘着テープの粘着面同士を合掌接着させるので帯状体に無理な力が加わらず帯状体の変形を回避できる。さらに、粘着テープの粘着面同士をクランプして合掌接着させるため、強い接着力を得ることができる。
【0013】
請求項3に係る結束装置は、前記クランプ手段が、溝内に挿入される帯状体の挿入力によって作動するのでクランプ手段の駆動力を別途設ける必要がなく、小型かつ簡便に装置を構成することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を添付図面によって説明する。
【0015】
図1は本発明の実施の形態としての帯状体のテープ結束機の一部断面側面図である。図1において、1はフレームでありフレーム1には帯状体挿入溝2が形成されている。挿入溝2の下側底面には検知突起3a及び押圧突起3bを有するクランプ3が軸4を支点に回転可能に取付けられている。またクランプ3は検知突起3aと挿入溝2の天井部との間隙が狭くなる方向に傾くよう板ばね5によって付勢されている。6は片面粘着テープを粘着面が内側となるようリール状に巻き取ったテープリールでありテープリール6から巻き出されたテープ6aはガイドロール7a、7b、8a、8bにガイドされている。テープ片6bはテープ6aから所定長さに切断分離されたものであり、非粘着面を挿入溝2の側に向け、閉じた移動側切断刃10aの上に乗って挿入溝2の前面に保持されている。ガイドロール7a、8aはテープ6aの粘着面と接触するため、テープ6aの搬送時にスムースに剥離するようフッ素樹脂でできており、ガイドロール7b,8bはテープ6aの非粘着面と接触するため、すべりが生じないようゴムでできている。また、ガイドロール7a、7b、8a、8bはテープを送り出すため図示しないモーターにより駆動されている。9は挿入溝2の下側底面とほぼ同じ高さに設けた帯状体ガイドテーブルである。10aは移動側切断刃であり図示しない開閉機構により開閉され固定刃10bと共にテープ6aを切断する。
【0016】
次に図1に示すテープ結束機の動作について説明する。まず、テープリール6からテープ6aを巻き出しガイドロール7a、7b、8a、8bの間隙を通しガイドテーブル9の若干上方まで搬送する。次に移動側切断刃10aを閉動作させて固定側切断刃10bとの間にあるテープ6aを切断する。切断後は移動側切断刃を開側に戻して置く。切断されたテープ片を除去して準備段階が完了する。次にガイドロール7a、7b、8a、8bを図示しない駆動モーターにより回転してテープ6aを予め設定した所定長さ分搬送し、移動側切断刃10aを閉動作させて切断し所定長のテープ片6bを得るとともに移動側切断刃10aを閉側に維持しテープ片6bを移動側切断刃10aの上に乗せる。こうして、所定長のテープ片6bを挿入溝2の前面に保持する。次に帯状体Aをガイドテーブル9上を沿わせて移動させ挿入溝2に挿入する。このときに帯状体Aはテープ片6bを巻きこみながら挿入溝2に挿入される(図2参照)。帯状体Aがさらに奥まで挿入され帯状体Aが挿入溝2内の検知突起3aを押し下げるとクランプ3は板ばね5の付勢力に抗して押圧突起3bを押し上げ、挿入溝2の天井部と押圧突起3bの間隙を狭めて帯状体Aの領域を外れたテープ片6bの端部をクランプし粘着面同士を合掌接着する(図3参照)。このように所定の箇所を結束して図5に示すフラットハーネス20の如き結束された帯状体を得る。なお、図5において21、22はサブフラットハーネス、23、24は結束部、25はコネクタである。
【0017】
また、本発明に係るテープ結束機の他の実施の形態として、図4に示すように固定フレーム1aに昇降フレーム1bをガイドロッド11を介して昇降自在に取付け、間隙調整ボルト12により昇降させれば、挿入溝2の幅、クランプ3と挿入溝の天井部との間隙調整が可能となり、結束される帯状体の厚さの変更等に対応可能である。
【0018】
さらに、本発明において、テープを挿入溝前面に保持する手段は、切断刃上に乗せる他、静電気やクランプを用いるものであっても良い。また、クランプ手段も、手動や空圧、油圧、電動などにより帯状体の挿入とは独立した別個の駆動を用いるものであっても良い。テープリールの装着機構、自動送り機構、切断機構は本発明に必須の構成ではなく、別途所定長さに切断したテープ片を挿入溝前面に手作業または機械的作業アームによりセットするものであっても良い。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、以上説明した通り、結束時に帯状体が変形しない帯状体の結束構造を提供すること、及び小型化が可能で結束時に帯状体が変形しない帯状体のテープ結束装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯状帯のテープ結束装置の一部断面側面図。
【図2】本発明に係る帯状帯のテープ結束装置の一部断面側面図(帯状体挿入途中の状態)。
【図3】本発明に係る帯状帯のテープ結束装置の一部断面側面図(テープ端部クランプ時の状態)。
【図4】本発明に係る帯状帯のテープ結束装置の間隙調整機構を示す一部断面側面図。
【図5】本発明に係る結束されたフラットハーネス。
【図6】従来の結束装置を示す斜視図。
【図7】他の従来の結束装置の要部を示す斜視図。
【符号の説明】
1    フレーム
1a   固定フレーム
1b   昇降フレーム
2    挿入溝
3    クランプ
3a   検知突起
3b   押圧突起
4    軸
5    板ばね
6    テープリール
6a   テープ
6b   テープ片
7a   ガイドロール
7b   ガイドロール
8a   ガイドロール
8b   ガイドロール
9    ガイドテーブル
10a  移動側切断刃
10b  固定側切断刃
A    帯状体
11   ガイドロッド
12   間隙調整ボルト
20   フラットハーネス
21   サブフラットハーネス
22   サブフラットハーネス
23   結束部
24   結束部
25   コネクタ
63   回転体
63a  貫通孔
63b  開口部
71   板状押圧部
72   板状押圧部
73   間隙
74   挟持部
75   挟持部
T    テープ
K    線状体
W    電線束

Claims (3)

  1. 2以上の帯状体が結束部で結束された帯状体であって、結束部が重ね合わせた帯状体を片面粘着テープ片で一重に囲み、前記片面粘着テープ片の端部を粘着面同士で合掌接着して構成されることを特徴とする結束された帯状体。
  2. 2以上の帯状体を片面粘着テープで結束する帯状体のテープ結束装置であって、 帯状体挿入溝と、前記挿入溝の前面に非粘着面を前記挿入溝側に向けて前記片面粘着テープを保持する手段と、前記片面粘着テープの端部を粘着面同士で合掌接着させるクランプ手段を備えることを特徴とする帯状体のテープ結束装置。
  3. 請求項2に記載の帯状体のテープ結束装置であって、前記クランプ手段が、溝内に挿入される帯状体の挿入力によって作動することを特徴とする帯状体のテープ結束装置。
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