JP2004074548A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】仕分け機構(装置)にて用紙ジャムが発生した場合でも印刷を継続することが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷した用紙をジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、仕分け機構にて用紙ジャムが発生した場合、仕分け機構の用紙ジャム解除後に、表示装置6に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置6にて仕分け機能を解除する旨選択された場合に仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段1を備えた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジャムバックアップ処理機能を有し、且つ仕分け機構(装置)を有する印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザープリンタ等、ページ単位で画像データ処理を行い印刷するページプリンタ(印刷装置)では、用紙ジャムが発生した場合に用紙ジャム解除後その用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理の機能を有する。また最近では、印刷した用紙を排紙する場合に、排紙位置をシフトさせて排紙することでジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構(装置)を有する印刷装置も存在する。
ここで、特開平6−253088号公報や特開平7−290772号公報では、ジャムバックアップ処理のために必要なバックアップ情報を保持する効率的な手段が開示されている。また特開2000−326570公報には、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ処理を中止することが可能な印刷装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
印刷装置を使用するユーザーにとってジャムバックアップ処理の機能は大変便利な機能であることは言うまでもない。通常は詰まった用紙を取り除けば、ジャムバックアップ処理によって印刷処理が継続される。
しかし、詰まった用紙を取り除いても、実際には仕分け機構(装置)での用紙ジャムの原因が、ユーザーが考えているものとは別の所にあり完全に解消されていない場合、例えば機械的な不具合によって常にあるいは頻繁に仕分け機構(装置)で用紙ジャムが発生するような場合には、ジャムバックアップ処理の機能が開始されてしまうと、仕分け機能実行中のままなので再び仕分け機構(装置)で用紙ジャムを引き起こしてしまう。このような場合には、ジャムバックアップ処理の機能を中止することができたり、仕分け機能を解除することで用紙を排出することができれば便利である。
また最近は、ネットワーク環境で印刷装置を使用する場合が多く、上記のような状況などでジャムバックアップ処理を中止させようとしたときにその手段が分からないために、印刷装置の電源をOFFにすることでジャムバックアップ処理を中止させてしまうというケースがあり、用紙ジャムを発生させたユーザーの印刷データ以外に、他のユーザーの印刷データまでも削除してしまうことになり問題を引き起こす場合もありうる。
本発明は、仕分け機構(装置)にて用紙ジャムが発生した場合でも印刷を継続することが可能な印刷装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、印刷した用紙をジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、仕分け機構にて用紙ジャムが発生した場合、仕分け機構の用紙ジャム解除後に、表示装置に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて仕分け機能を解除する旨選択された場合に仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えた印刷装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、印刷した用紙をジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、仕分け機構で同一ページが連続して発生した用紙ジャムの発生回数を記録する仕分け機能連続用紙ジャム回数記録部、仕分け機構で同一ページが連続して発生する用紙ジャムの発生限度回数を保持しておく仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部を持ち、仕分け機構で用紙ジャムが発生した場合に、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値と仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部に設定された仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値を比較し、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値が仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値と同じか越えた場合、仕分け機構の用紙ジャム解除後に、表示装置に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて仕分け機能を解除する旨選択された場合に仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えた印刷装置を最も主要な特徴とする。
【0005】
請求項3記載の発明は、印刷した用紙をジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、1つのジョブ内で発生した仕分け機構の用紙ジャムの発生回数を記録する仕分け機能用紙ジャム回数記録部、1つのジョブ内で発生する仕分け機構の用紙ジャムの発生限度回数を保持しておく仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部を持ち、仕分け機構にて用紙ジャムが発生した場合、仕分け機能用紙ジャム発生回数値と仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部に設定された仕分け機能用紙ジャム限度回数値を比較し、仕分け機能用紙ジャム発生回数値が仕分け機能用紙ジャム限度回数値と同じか越えた場合、仕分け機構の用紙ジャム解除後に、表示装置に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて仕分け機能を解除する旨選択された場合に仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えた印刷装置を最も主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2及び請求項3記載の印刷装置において、仕分け機構の用紙ジャムの発生限度回数を規定する仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値や仕分け機能用紙ジャム限度回数値を、操作パネル上または上位装置からの指示によって設定する印刷装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の制御手段によって夫々実現される機能を有効にするか無効にするかの設定を、操作パネル上または上位装置からの指示によって行う印刷装置を主要な特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る印刷装置の制御系を示すブロック図である。CPU(中央処理装置)1は印刷装置に接続されている入出力装置の制御、プログラムやメモリの管理などを行う。ROM2は印刷描画制御や操作パネル制御など印刷装置全体を制御するシステムプログラムやプリンタ言語を処理するプログラム、フォントデータや印刷制御に使用する固定データが格納されている読み出し専用メモリである。
RAM3はホストI/F(ホストインターフェース)5を介して入力される受信データを格納する受信用バッファや実際に用紙に印刷される画像データを作成するためのビットマップメモリ、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の保持領域などに使用する読み書き可能なメモリである。NV−RAM4は印刷に使用される設定データを電源OFF時でも保持可能な読み書き可能なメモリである。
ホストI/F5は図示されていない上位装置との間で相互通信を行うインターフェースである。操作パネル6は印刷装置の様々な設定項目や印刷装置の状態などの表示や設定を行うための装置である。プリンタエンジン7は用紙の給紙や排紙及び画像データの用紙上への描画処理を行うハードウェア装置である。8はこれらを接続するバスである。
CPU1、ROM2、RAM3、及びNV−RAM4は制御手段を構成している。
【0007】
本発明の実施形態では、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の保持領域にRAM3を使用しているが、印刷装置にハードディスクなどの大容量の読み書き可能な記憶装置が装着している場合には、それらの大容量の読み書き可能な記憶装置も使用可能である。
一般に、印刷中に用紙ジャムが発生した場合には、プリンタエンジン7は用紙ジャムのステータスを印刷装置全体を制御するシステムプログラムに通知すると共に用紙の給紙/排紙動作を停止する。このとき、操作パネル6には、ユーザーに用紙ジャムが発生したことを通知するための表示が行われ、用紙ジャムを解除することを促す表示が行われる。
ユーザーによって用紙が取り除かれ用紙ジャムが解除されると、プリンタエンジン7はジャム解除のステータスあるいは印刷可能なレディ状態のステータスを印刷装置全体を制御するシステムプログラムに通知し、システムプログラムはRAM3に保持されている用紙ジャムが発生したページのバックアップ情報から画像データを再形成して印刷処理を行う。
【0008】
図2は第1の制御例(請求項1記載の発明に対応)のフロー図である。仕分け機構(装置)にて用紙ジャムが発生した場合、仕分け機構(装置)の用紙ジャム解除後(S1でYes)、ジャムバックアップ処理を開始する前に、操作パネル6に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行う(S2)。
ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能を解除する旨を選択した場合(S3でYes)、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の中の仕分け機能を解除し(S4)、且つジャムバックアップ処理以降の印刷ジョブ終了までの残りページの仕分け機能も解除する(S5)。
そして、仕分け機能を解除したバックアップ情報を使用してジャムバックアップ処理を行い、仕分け機能を解除して印刷を行う(S6)。ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも仕分け機能を解除して印刷を行う。ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能を解除しない場合には(S3でNo)、そのまま仕分け機能を実行してジャムバックアップ処理が行われる。
【0009】
図3は第2の制御例(請求項2記載の発明に対応)のフロー図である。仕分け機能連続用紙ジャム回数値を格納する仕分け機能連続用紙ジャム回数記録部9はRAM3に領域を確保し、仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値を格納する仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部11はNV−RAM4に領域を確保する。仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部11は、NV−RAM4以外に電源OFF時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置であれば、そこに領域を確保して使用しても構わない。
仕分け機構(装置)にて用紙ジャムが発生した場合、仕分け機能連続用紙ジャム回数記録部9の仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値をインクリメント(1を加算)する(S1)。仕分け機構(装置)の用紙ジャムが解除された後(S2でYES)、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値と仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部11の仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値を比較して(S3)、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値が仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値より小さい場合には(S3でNO)、ジャムバックアップ処理を行う(S4)。
ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が用紙ジャムを発生させず正常に終了した場合(S5でNO)、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値をクリア(値に0をセット)して(S6)、次ページの印刷処理を行う。ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が再び仕分け機構(装置)にて用紙ジャムを発生させた場合には(S5でYES)、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値をインクリメント(1を加算)する。仕分け機構(装置)にて同一ページが連続して用紙ジャムを発生している場合、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値がインクリメント(1を加算)されていく。
【0010】
仕分け機構(装置)の用紙ジャムが解除後の仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値と仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値の比較において、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値が仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値と同じか大きい場合には(S3でYES)、第1の制御例と同様に、仕分け機構(装置)の用紙ジャム解除後、ジャムバックアップ処理を開始する前に、操作パネル6に仕分け機能を解除するかどうかの表示を行い、ユーザーが仕分け機能の解除を選択できるようにする(S7)。
以下、第1の制御例と同様に、ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能の解除を選択した場合(S8でYES)、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の中の仕分け機能を解除し(S9)、且つジャムバックアップ処理以降の印刷ジョブ終了までの残りページの仕分け機能も解除する(S10)。
そして、仕分け機能を解除したバックアップ情報を使用してジャムバックアップ処理を行い、仕分け機能を解除して印刷を行う(S11)。ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも仕分け機能を解除して印刷を行う。ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能を解除しない場合には(S8でNO)、そのまま仕分け機能を実行してジャムバックアップ処理が行われる。
ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能を解除した場合、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値をクリア(値に0をセット)して終了する。このように、仕分け機構(装置)にて同一ページが指定した回数以上連続して用紙ジャムを発生させたときに、仕分け機能を解除して印刷できるようにし、ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも仕分け機能を解除して印刷を行うことができる。
【0011】
図4は第3の制御例(請求項3記載の発明に対応)のフロー図である。仕分け機能用紙ジャム回数値を格納する仕分け機能用紙ジャム回数記録部10はRAM3に領域を確保し、仕分け機能用紙ジャム限度回数値を格納する仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部12はNV−RAM4に領域を確保する。仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部12は、NV−RAM4以外に電源OFF時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置であれば、そこに領域を確保して使用しても構わない。
第2の制御例では、同一ページにおいて連続して仕分け機構(装置)にて用紙ジャムが発生した場合の仕分け機能連続用紙ジャム発生回数をカウントしたが、第3の制御例では1つの印刷ジョブ内で発生した仕分け機構(装置)での用紙ジャムの発生回数をカウントする。
印刷ジョブ開始後(S1)、仕分け機構(装置)にて用紙ジャムが発生した場合には(S2でYES)、仕分け機能用紙ジャム回数記録部10の仕分け機能用紙ジャム発生回数値をインクリメント(1を加算)する(S3)。仕分け機構(装置)での用紙ジャムが解除された後(S4でYES)、仕分け機能用紙ジャム発生回数値と仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部12の仕分け機能用紙ジャム限度回数値を比較して(S5)、仕分け機能用紙ジャム発生回数値が仕分け機能用紙ジャム限度回数値より小さい場合には(S5でNO)、ジャムバックアップ処理を行う(S6)。ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が仕分け機構(装置)にて用紙ジャムを発生させず(S7でNO)正常に終了した場合(S8)、次ページの印刷処理を行う。
ジャムバックアップ処理により印刷した用紙が仕分け機構(装置)にて再び用紙ジャムを発生させた場合には、仕分け機能用紙ジャム発生回数値をインクリメント(1を加算)する。印刷ジョブが終了すると(S9でYES)、仕分け機能用紙ジャム発生回数値をクリア(値に0をセット)して(S10)終了する。
【0012】
仕分け機構(装置)での用紙ジャムが解除後の仕分け機能用紙ジャム発生回数値と仕分け機能用紙ジャム限度回数値の比較において、仕分け機能用紙ジャム発生回数値が仕分け機能用紙ジャム限度回数値と同じか大きい場合には(S5でYES)、第1の制御例と同様に、仕分け機構(装置)の用紙ジャム解除後、ジャムバックアップ処理を開始する前に、操作パネル6に仕分け機能を解除するかどうかの表示を行い、ユーザーが仕分け機能の解除を選択できるようにする(S11)。
以下、第1の制御例と同様に、ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能の解除を選択した場合(S12でYES)、ジャムバックアップ処理時に画像データを再形成するために必要なバックアップ情報の中の仕分け機能を解除し(S13)、且つジャムバックアップ処理以降の印刷ジョブ終了までの残りページの仕分け機能も解除する(S14)。
そして、仕分け機能を解除したバックアップ情報を使用してジャムバックアップ処理を行い、仕分け機能を解除して印刷を行う(S15)。ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも仕分け機能を解除して印刷を行う。ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能を解除しない場合には(S12でNO)、そのまま仕分け機能を実行してジャムバックアップ処理が行われる。
ユーザーが操作パネル6にて仕分け機能を解除した場合、仕分け機能用紙ジャム発生回数値をクリア(値に0をセット)して終了する。このように、仕分け機構(装置)にて1つのジョブ内で指定した回数以上の用紙ジャムが発生したときに、仕分け機能を解除して印刷できるようにし、ジャムバックアップ処理以降、印刷ジョブの終了まで残りのページも仕分け機能を解除して印刷を行うことができる。
第1の制御例、第2の制御例、第3の制御例において、仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行った場合に、次の新たな印刷ジョブに対して最初から仕分け機能を解除して印刷させることも可能である。
【0013】
第4の制御例(請求項4記載の発明に対応)では、NV−RAM4等の電源OFF時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置に保持される第2の制御例における仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部11の仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値の設定や、第3の制御例における仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部12の仕分け機能用紙ジャム限度回数値の設定は、印刷装置の操作パネル6からの入力指示、あるいは上位装置からの指示によって行われる。
第5の制御例(請求項5記載の発明に対応)では、仕分け機構(装置)の用紙ジャム発生時において、制御手段によって実現される第1の制御例、第2の制御例、第3の制御例の機能を有効とするか無効とするかの設定を、NV−RAM4(NV−RAM4以外に電源OFF時でも保持可能な読み書き可能なメモリや記憶装置であれば構わない)にそれぞれ保持しておき、その設定内容によって、第1の制御例、第2の制御例、第3の制御例の機能を実行する。有効を示す値が設定されている場合には機能を実行し、無効を示す値が設定されている場合には機能が実行されない。
第1の制御例、第2の制御例、第3の制御例の機能を有効とするか無効とするかの設定は、印刷装置の操作パネル6からの入力指示、あるいは上位装置からの指示によって行われる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、仕分け機構(装置)での用紙ジャム解除後にユーザーが仕分け機能を解除して印刷を行えるので、ジャムバックアップ処理中止により印刷データを破棄する必要がなく印刷処理を継続でき、印刷データの破棄による上位装置からの印刷データの再送信の必要がなくなる。
請求項2記載の発明によれば、仕分け機構(装置)での用紙ジャムにおいて、同一ページが連続して仕分け機構(装置)にて用紙ジャムを発生する場合に、用紙ジャム解除後にユーザーが仕分け機能を解除して印刷が行えるので、ジャムバックアップ処理中止により印刷データを破棄する必要がなく印刷処理を継続でき、印刷データの破棄による上位装置からの印刷データの再送信の必要がなくなる。
請求項3記載の発明によれば、仕分け機構(装置)での用紙ジャムにおいて、1つの印刷ジョブ内で仕分け機構(装置)にて用紙ジャムを頻繁に発生する場合に、用紙ジャム解除後にユーザーが仕分け機能を解除して印刷が行えるので、ジャムバックアップ処理中止により印刷データを破棄する必要がなく印刷処理を継続でき、印刷データの破棄による上位装置からの印刷データの再送信の必要がなくなる。
請求項4記載の発明によれば、仕分け機構(装置)の用紙ジャムの発生限度回数を規定する仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値や仕分け機能用紙ジャム限度回数値を操作パネル上または上位装置からの指示によって設定できることで、ユーザーは必要に応じて変更することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1の機能、請求項2の機能、請求項3の機能を有効とするか無効とするかを、操作パネル上からの設定または上位装置からの指示によって設定できることで、ユーザーは必要に応じて機能を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る印刷装置の制御系を示すブロック図である。
【図2】第1の制御例(請求項1記載の発明に対応)のフロー図である。
【図3】第2の制御例(請求項2記載の発明に対応)のフロー図である。
【図4】第3の制御例(請求項3記載の発明に対応)のフロー図である。
【符号の説明】
1 CPU(制御手段)、2 ROM、3 RAM、4 NV−RAM、5 ホストI/F、6 操作パネル(表示装置)、7 プリンタエンジン、8 バス、9仕分け機能連続用紙ジャム回数記録部、10 仕分け機能用紙ジャム回数記録部、11 仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部、12 仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部

Claims (5)

  1. 印刷した用紙をジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、仕分け機構にて用紙ジャムが発生した場合、仕分け機構の用紙ジャム解除後に、表示装置に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて仕分け機能を解除する旨選択された場合に仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 印刷した用紙をジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、仕分け機構にて同一ページについて連続して発生した用紙ジャムの発生回数を記録する仕分け機能連続用紙ジャム回数記録部、仕分け機構にて同一ページについて連続して発生する用紙ジャムの発生限度回数を保持しておく仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部を持ち、仕分け機構にて用紙ジャムが発生した場合に、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値と仕分け機能連続用紙ジャム限度回数保持部に設定された仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値を比較し、仕分け機能連続用紙ジャム発生回数値が仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値と同じか又はそれを越えた場合、仕分け機構の用紙ジャム解除後に、表示装置に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて仕分け機能を解除する旨選択された場合に仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 印刷した用紙をジョブ毎または部数毎に仕分けするための機構を有すると共に、用紙ジャムが発生した場合に備えて複数ページのジャムバックアップ情報を保持し、用紙ジャム解除後にジャムバックアップ情報を基に用紙ジャムを発生したページの画像データを再形成して印刷するジャムバックアップ処理機能を有する印刷装置において、1つのジョブ内で発生した仕分け機構の用紙ジャムの発生回数を記録する仕分け機能用紙ジャム回数記録部、1つのジョブ内で発生する仕分け機構の用紙ジャムの発生限度回数を保持しておく仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部を持ち、仕分け機構にて用紙ジャムが発生した場合、仕分け機能用紙ジャム発生回数値と仕分け機能用紙ジャム限度回数保持部に設定された仕分け機能用紙ジャム限度回数値を比較し、仕分け機能用紙ジャム発生回数値が仕分け機能用紙ジャム限度回数値と同じか又はそれを越えた場合、仕分け機構の用紙ジャム解除後に、表示装置に仕分け機能を解除するかどうかを選択するための表示を行い、表示装置にて仕分け機能を解除する旨選択された場合に仕分け機能を解除してジャムバックアップ処理を行う制御手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2及び請求項3記載の印刷装置において、仕分け機構の用紙ジャムの発生限度回数を規定する仕分け機能連続用紙ジャム限度回数値や仕分け機能用紙ジャム限度回数値を、操作パネル上または上位装置からの指示によって設定することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の制御手段によって夫々実現される機能を有効にするか無効にするかの設定を、操作パネル上または上位装置からの指示によって行うことを特徴とする印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225155A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成プログラム

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