JP2004074217A - マーキング装置 - Google Patents

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捧 一徳
Ichiro Fukuda
福田 一郎
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Abstract

【課題】内層回路に形成されたマークに対して高精度のマークを外層回路作製時に形成することができるマーキング装置を提供する。
【解決手段】内層回路に形成されたマークを、X線照射部41及びカメラ部42からなるX線透視装置40により検出し、その後、保持テーブル10に保持された基板Kをマーキング位置に移動する。レーザ発信器から出力されたレーザを、ハーフミラー52により2方向に分光し、分光されたレーザを用いて基板Kの両面から同時にレーザ加工により新規マークのマーキングを行う。
【選択図】        図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント配線板等の製造工程において使用されるマーキング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種電子機器が小型化され、プリント配線板の小型化、高密度化などが求められており、多層構造のプリント配線板が製造されている。
多層構造のプリント配線板の製造においては、内層回路に対して位置ズレを生じることなく外層回路を形成することが必要である。
従来、内層回路と外層回路との位置を合わせる基準として、ドリルにより貫通孔(ガイド孔)を開口し、このガイド孔を基準として外層回路を形成することが行われていた。
また、回路形成に使用する露光装置に、X線透視装置を設けて、このX線透視装置により内層回路に形成されたマークを読みとり、これを基準として外層回路を形成することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したガイド孔を基準とする手法では、加工精度が悪く、高精度のガイド孔を形成することが困難であった。したがって、内層回路と外層回路との位置ズレが生じるという問題があった。よって、近年要求されている高精度の位置決め基準として使用することが困難になってきている。
また、露光装置にX線透視装置を設ける手法では、既存の製造装置を利用することができず、製造装置の全てを新規に導入する必要があり、初期投資が大きくなるという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、内層回路に形成されたマークに対して高精度のマークを外層回路作製時に形成することができるマーキング装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、略平板状のワーク(K)を保持する保持手段(10)と、レーザを出力するレーザ発信器(60)と、前記レーザ発信器より出力されたレーザを用いて前記ワークの両面からレーザ加工により新規マークのマーキングを行うマーキング手段(50)と、を備えることを特徴とするマーキング装置である。
【0006】
請求項2の発明は、略平板状のワーク(K)を保持する保持手段(10)と、レーザを出力するレーザ発信器(60)と、前記レーザ発信器から出力されたレーザを少なくとも2方向に分光する分光手段(52)と、前記分光手段により分光されたレーザを用いて前記ワークの両面から同時にレーザ加工により新規マークのマーキングを行う少なくとも2組のマーキング手段(54,55,56,57)と、を備えることを特徴とするマーキング装置である。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載のマーキング装置において、前記マーキング手段(54,55,56,57)は、前記分光手段による分光されたレーザを偏向するプリズム(54)と、前記プリズムを回転させるプリズム駆動手段(55)と、前記プリズムを通過したレーザを集光する集光レンズ(57)と、を有することを特徴とするマーキング装置である。
【0008】
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のマーキング装置において、前記保持手段(10)を前記ワーク(K)の面内方向に移動する移動手段(20,30)と、前記保持手段に保持されたワークに設けられた既存マーク(K4,K5)を検出するマーク検出手段(40)と、前記マーク検出手段により検出された前記既存マークに応じて、前記移動手段を制御して前記マーキング手段(54,55,56,57)がマーキングを行う位置へ前記保持手段と共に前記ワークを移動する制御手段(80)と、を備えることを特徴とするマーキング装置である。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のマーキング装置において、前記新規マーク(M1,M2)及び前記既存マーク(K4,K5)を前記マーク検出手段(40)により再度検出し、前記新規マークと前記既存マークとの位置関係が所定の位置関係にあるか否かを判定するマーク位置判定手段(80,S140)と、前記マーク位置判定手段の判定結果に応じて、後に行う新規マークのマーキング位置を補正する補正手段(80,S90)と、を備えることを特徴とするマーキング装置である。
【0010】
請求項6の発明は、請求項5に記載のマーキング装置において、前記保持手段(10)の位置を検出するレーザ測長器(70)を備え、前記補正手段(80)は、前記レーザ測長器の検出結果を加味して前記補正を行うこと、を特徴とするマーキング装置である。
【0011】
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のマーキング装置において、前記マーク検出手段(40)は、前記ワーク(K)の内部に形成された前記既存マーク(K4,K5)をX線を用いて検出するX線透視装置であること、を特徴とするマーキング装置である。
【0012】
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のマーキング装置において、前記マーキング手段(54,55,56,57)は、前記ワーク(K)の両面にマーキングされる前記新規マーク(M1,M2)を、前記ワークの板面に垂直な方向に投影した位置が同一位置となるようにマーキングを行うこと、を特徴とするマーキング装置である。
【0013】
請求項9の発明は、請求項8に記載のマーキング装置において、前記マーキング手段(54,55,56,57)は、前記新規マークとして前記ワークに貫通孔を開けることができること、を特徴とするマーキング装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、本発明によるマーキング装置の実施形態の概要を示す図である。
本実施形態におけるマーキング装置は、保持テーブル10,X方向移動テーブル20,Y方向移動テーブル30,X線透視装置40,マーキングユニット50,レーザ発信器60,レーザ測長器70,制御部80等を備えている。
【0015】
保持テーブル10は、マーキングされる基板(ワーク)をバキューム吸引により固定保持する保持手段であり、貫通孔11,12を有している。
【0016】
X方向移動テーブル20は、保持テーブル10を図1中に示したX方向に移動する移動手段である。本実施形態におけるX方向移動テーブル20は、±10mmのストロークを有している。
【0017】
Y方向移動テーブル30は、保持テーブル10及びX方向移動テーブル20を図1中に示したY方向に移動する移動手段である。本実施形態におけるY方向移動テーブル30は、1000mmのストロークを有している。
【0018】
X線透視装置40は、X線を基板に照射するX線照射部41と、X線用のCCD(Charge Coupled Device)を有するカメラ部42とを有し、後述するマークを検出するマーク検出手段である。
【0019】
マーキングユニット50は、レーザ発信器60から出力されたレーザにより、基板にマーキングを行う部分である。
レーザ発信器60は、マーキングに使用するレーザを出力する発信器であり、本実施形態では、YAGレーザを使用している。
【0020】
レーザ測長器70は、X方向移動テーブル20の架台部分に取り付けた不図示の反射ミラーにレーザを照射し、反射ミラーからの反射光を利用して距離を高精度で測定する装置である。
本実施形態におけるマーキング装置では、Y方向移動テーブル30のストロークが長く、また、保持テーブル10,X方向移動テーブル20,Y方向移動テーブル30等は、金属素材により形成されているので、温度変化による膨張収縮を生じ、寸法変化の影響が大きい。この寸法変化を無視すると、基板上にマーキングされるマークの位置がずれてしまう。そこで、本実施形態では、これらのテーブル(10,20,30)と独立した高精度の計測系として、レーザ測長器70を設け、テーブル位置を正確に測定し、Y方向移動テーブル30の位置制御に反映している。なお、レーザ測長器70は、温度と大気圧の変化により、レーザの波長が変化するが、この波長変化による測定誤差は、温度と大気圧を測定することにより、容易に補正することができるので、テーブルの位置を正確に計測する方式として最適である。
【0021】
制御部80は、本マーキング装置の各部の動作を制御する制御手段であり、作業者は、この制御部80を操作することにより、本装置の各種設定を行う。
【0022】
図2は、マーキングユニット50付近をより詳細に説明する図である。
マーキングユニット50は、第1ミラー51,ハーフミラー52,第2ミラー53,プリズム54(54a,54b),プリズム回転機構55(55a,55b),第3ミラー56(56a,56b),集光レンズ57(57a,57b)を備えている。
【0023】
レーザ発信器60から出力されたレーザは、第1ミラー51によりハーフミラー52の方向へ反射される。
ハーフミラー52は、レーザを2方向に等光量で分光する分光手段であり、ハーフミラー52に到達したレーザは、プリズム54aへ向かうレーザと、第2ミラー53へ向かうレーザとに分けられる。
第2ミラー53に到達したレーザは、プリズム54の方向へ反射される。
【0024】
プリズム54は、レーザを偏向するようになっており、プリズム回転機構55に固定されている。
プリズム回転機構55は、プリズム54を保持し、プリズム54を回転させる部分であり、不図示の駆動力により駆動される。プリズム回転機構55によりプリズム54が回転すると、レーザは、プリズム54から円錐状に出力され、第3ミラー56へと向かう。
第3ミラー56に到達したレーザは、第3ミラー56により集光レンズ57方向へ反射され、集光レンズ57により基板Kの表面に焦点を結ぶ。ここで、レーザは、プリズム54から円錐状に出力されているので、基板K上では、円を描くように照射され、円形のマーキングを行うことができる。
【0025】
次に、本実施形態におけるマーキング装置の動作について説明する。
図3は、本実施形態におけるマーキング装置を使用してマーキングを行う場合の流れを示す図である。
ステップ(以下、単にSとする)10では、作業者が、マーキングを行う基板Kを保持テーブル10上に置き、不図示の固定治具により基板Kを固定する。
S20では、作業者が不図示の保護扉を閉じる。
【0026】
S30では、保持テーブル10がバキューム吸引により基板Kを密着保持し、基板Kの内層にあらかじめ設けられている内層マーク(既存マーク)の位置がX線照射位置となるようにY方向移動テーブル30により移動する。
S40では、X線透視装置40(X線照射部41,カメラ部42)により内層マークの位置を検出する。
S50では、X方向移動テーブル20及びY方向移動テーブル30を移動して、検出された内層マークの位置を、あらかじめ決めてある基準位置と一致させる(基板位置の整合)。
【0027】
図4は、基板Kの一例を示す断面図である。
図4に示す基板Kは、基材層K1,内層パターンK2,K3,内層マークK4,K5,外層絶縁層K6,K7,外層導体層K8,K9を有しており、ここでは、本実施形態におけるマーキング装置を用いて、内層マークK4,K5と一致する位置の両面に新規マークM1,M2のマーキングを行う場合を説明する。この場合、マーキングを行う位置(レーザを照射可能な位置)は、内層マークを検出可能な位置と離れている。そこで、まず、S50において、内層マークK4,K5の位置を基準となる位置に整合し、その後、必要な量だけ基板Kを移動させることにより、内層マークK4,K5に対して正確に新規マークM1,M2をマーキングする。
【0028】
図3に戻って、S60では、位置整合後の保持テーブル10の位置を、レーザ測長器70により計測して、この計測値を不図示の記憶部に記憶しておく。
S70では、基板Kのマーク位置を、マーキング用のレーザ照射位置まで移動する。このときに移動する移動量は、あらかじめ決められた固定量だけ移動する。
S80では、マーキング位置まで移動後の保持テーブル10の位置を、レーザ測長器70により計測する。
S90では、S60において計測した位置整合後の保持テーブル10の位置計測値と、S80において計測した移動後の保持テーブル10の位置計測値とから、実際の移動量を演算し、差がある場合には、その差を埋めるように、保持テーブル10の位置を微調整する(補正手段)。また、後述する修正値がある場合には、この修正値を加味して微調整を行う。
【0029】
S100では、レーザ発信器60から出力されるレーザにより、基板Kの両面に新規マークM1,M2をマーキングする。本実施形態では、保持テーブル10の貫通孔11,12に対応した2箇所にマーキングを行うことができる。
【0030】
S110では、修正値を求めるか否かの判断を行う。ここで、修正値とは、内層マークK4,K5と新規マークM1,M2とを比較して、ズレがあった場合に、以後のマーキング時に修正を加えるときに使用する値である。この作業は、毎回行うようにしてもよいし、所定回数毎でもよく、使用条件に合わせて、適宜選択することができる。修正値を求める場合には、S120へ進み、修正値を求めない場合には、S150へ進む。
【0031】
S120では、基板のマーク位置をX線照射位置へ移動する。
S130では、内層マークK4,K5と新規マークM1,M2とを比較して、ズレ量を計測する(マーク位置判定手段)。
S140では、ズレ量から、修正値を演算する。
【0032】
S150では、別の位置にマーキングを行うか否かの判断を行う。本マーキング装置は、マーキング可能な位置の数を必要に応じて増減することができるものであり、S150では、既にマーキングした位置以外にマーキングする必要があるか否かの判断を行う。
既にマーキングした位置の他にマーキングを行う必要のある場合には、S30に戻り、その必要のない場合には、終了する。
【0033】
以上のようにして得られた新規マークM1,M2は、その後に外層導体層K8,K9に回路を形成(露光)するときの基準としたり、レーザビアやコンフォーマルマスクの基準としたりすることもできる。また、マーキングは、外層導体層K8,K9の上にさらに層を重ねた後であっても繰り返して行うことができ、このようにして繰り返しマーキングを行いながら層を形成することにより、パターンの位置ズレのない基板を確実に作製することができる〔図4(b)参照〕。
【0034】
本実施形態によれば、X線透視装置40と、マーキングユニット50及びレーザ発信器60により内層回路に形成されたマークに対して高精度のマークを外層回路作製時に形成することができ、内層と外層とのパターンズレのない基板を作製することができる。また、本装置を利用することにより、既存の露光装置等をそのまま使用することができ、低コストで高精度な基板作製を行うことができる。さらに、マーキングをひとつのレーザ発信器60により両面同時に行うので、装置を小型かつ低価格に提供することができる。
【0035】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、本実施形態において、外層にマーキングを行う例を示したが、これに限らず、例えば、レーザの照射時間を長くすることにより、貫通孔の開口も行うことができる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)レーザ発信器より出力されたレーザを用いてワークの両面からレーザ加工により新規マークのマーキングを行うマーキング手段を備えるので、高精度のマークを形成することができる。
【0037】
(2)レーザ発信器から出力されたレーザを少なくとも2方向に分光する分光手段と、分光手段により分光されたレーザを用いてワークの両面から同時にレーザ加工により新規マークのマーキングを行う少なくとも2組のマーキング手段とを備えるので、高精度のマークを形成することができる装置を、小型かつ低価格で得ることができる。
【0038】
(3)マーキング手段は、分光手段による分光されたレーザを偏向するプリズムと、プリズムを回転させるプリズム駆動手段と、プリズムを通過したレーザを集光する集光レンズとを有するので、簡単な構造で、確実にマーキングを行うことができる。
【0039】
(4)保持手段をワークの面内方向に移動する移動手段と、保持手段に保持されたワークに設けられた既存マークを検出するマーク検出手段と、マーク検出手段により検出された既存マークに応じて、移動手段を制御してマーキング手段がマーキングを行う位置へ保持手段と共にワークを移動する制御手段とを備えるので、レーザ発信器,マーク検出手段,マーキング手段を無理なく配置することができる。
【0040】
(5)マーク位置判定手段と、マーク位置判定手段の判定結果に応じて、後に行う新規マークのマーキング位置を補正する補正手段とを備えるので、常に正確なマーキングを行うことができる。
【0041】
(6)保持手段の位置を検出するレーザ測長器を備え、補正手段は、レーザ測長器の検出結果を加味して補正を行うので、より正確なマーキングを行うことができる。
【0042】
(7)マーク検出手段は、ワークの内部に形成された既存マークをX線を用いて検出するX線透視装置であるので、高精度のマークを外層回路作製時に形成することができ、内層と外層とのパターンズレのない基板を作製することができる。また、既存の露光装置等の製造装置を使用して、より高精度の多層基板を作製することができる。
【0043】
(8)マーキング手段は、ワークの両面にマーキングされる新規マークを、ワークの板面に垂直な方向に投影した位置が同一位置となるようにマーキングを行うので、従来のガイド孔と同様に新規マークを利用することができる。
【0044】
(9)マーキング手段は、新規マークとしてワークに貫通孔を開けることができるので、ピンラミネーション等の製造方法であっても、より高精度な基板を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマーキング装置の実施形態の概要を示す図である。
【図2】マーキングユニット50付近をより詳細に説明する図である。
【図3】本実施形態におけるマーキング装置を使用してマーキングを行う場合の流れを示す図である。
【図4】基板Kの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 保持テーブル
20 X方向移動テーブル
30 Y方向移動テーブル
40 X線透視装置
41 X線照射部
42 カメラ部
50 マーキングユニット
51 第1ミラー
52 ハーフミラー
53 第2ミラー
54(54a,54b) プリズム
55(55a,55b) プリズム回転機構
56(56a,56b) 第3ミラー
57(57a,57b) 集光レンズ
60 レーザ発信器
70 レーザ測長器
80 制御部
K 基板
M1,M2 新規マーク

Claims (9)

  1. 略平板状のワークを保持する保持手段と、
    レーザを出力するレーザ発信器と、
    前記レーザ発信器より出力されたレーザを用いて前記ワークの両面からレーザ加工により新規マークのマーキングを行うマーキング手段と、
    を備えることを特徴とするマーキング装置。
  2. 略平板状のワークを保持する保持手段と、
    レーザを出力するレーザ発信器と、
    前記レーザ発信器から出力されたレーザを少なくとも2方向に分光する分光手段と、
    前記分光手段により分光されたレーザを用いて前記ワークの両面から同時にレーザ加工により新規マークのマーキングを行う少なくとも2組のマーキング手段と、
    を備えることを特徴とするマーキング装置。
  3. 請求項2に記載のマーキング装置において、
    前記マーキング手段は、前記分光手段による分光されたレーザを偏向するプリズムと、
    前記プリズムを回転させるプリズム駆動手段と、
    前記プリズムを通過したレーザを集光する集光レンズと、
    を有することを特徴とするマーキング装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のマーキング装置において、
    前記保持手段を前記ワークの面内方向に移動する移動手段と、
    前記保持手段に保持されたワークに設けられた既存マークを検出するマーク検出手段と、
    前記マーク検出手段により検出された前記既存マークに応じて、前記移動手段を制御して前記マーキング手段がマーキングを行う位置へ前記保持手段と共に前記ワークを移動する制御手段と、
    を備えることを特徴とするマーキング装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のマーキング装置において、
    前記新規マーク及び前記既存マークを前記マーク検出手段により再度検出し、前記新規マークと前記既存マークとの位置関係が所定の位置関係にあるか否かを判定するマーク位置判定手段と、
    前記マーク位置判定手段の判定結果に応じて、後に行う新規マークのマーキング位置を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とするマーキング装置。
  6. 請求項5に記載のマーキング装置において、
    前記保持手段の位置を検出するレーザ測長器を備え、
    前記補正手段は、前記レーザ測長器の検出結果を加味して前記補正を行うこと、
    を特徴とするマーキング装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のマーキング装置において、
    前記マーク検出手段は、前記ワークの内部に形成された前記既存マークをX線を用いて検出するX線透視装置であること、
    を特徴とするマーキング装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のマーキング装置において、
    前記マーキング手段は、前記ワークの両面にマーキングされる前記新規マークを、前記ワークの板面に垂直な方向に投影した位置が同一位置となるようにマーキングを行うこと、
    を特徴とするマーキング装置。
  9. 請求項8に記載のマーキング装置において、
    前記マーキング手段は、前記新規マークとして前記ワークに貫通孔を開けることができること、
    を特徴とするマーキング装置。
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