JP2004070017A - 投写装置の照明光学系構造及び投写装置 - Google Patents

投写装置の照明光学系構造及び投写装置 Download PDF

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藤田 輝雄
Yoko Inoue
井上 陽子
Hiroyuki Kono
河野 裕之
Atsuhiro Sono
園 淳弘
Tatsuki Okamoto
岡本 達樹
Yukio Sato
佐藤 行雄
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Abstract

【課題】投写装置のライトバルブを照明する照明光学系は、通常ハロゲンランプ等の1つの発光源によって、ライトバルブを照明していたが、スクリーンを十分照明するに足る光束を得ることが容易でなかった。またこれらの発光源が発生する光束を高効率で利用し、更に発光源自体を長寿命化できる照明光学系が望まれている。
【解決手段】発光源として、緑、赤、青の単色光を発生する発光ダイオードを用いた第1光源31,32,33と第2光源41,42,43を配置し、これら2系統から出る光束を偏光プリズム50で合成してライトバルブ53に照射する。また、これらの各色の発光ダイオードを、必要な時間に必要な色の光束のみが得られるように時分割駆動で発光させる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーンに画像を投写する投写装置の構成に関し、特にライトバルブを照明する照明光学系の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、デジタルマイクロミラー素子をライトバルブとして用いた従来提案されている投写装置100において、ライトバルブを照明する光束を形成する照明光学系部材の配置例を概略的に示す要部構成図である。
【0003】
同図中、101は高圧水銀ランプなどの発光源、102は放物面形状をした反射鏡、103はコンデンサレンズ、104はカラーホイール、105はその断面が長方形のガラスロッド、106は第1のリレーレンズ、107は第2のリレーレンズ、108は全反射型プリズム、109はデジタルマイクロミラー素子などのライトバルブ、110は投写レンズ、111はスクリーンである。以上の構成のうち、発光源101から第2のリレーレンズ107までが照明光学系である。
【0004】
図8は、図7に示すカラーホイール104を矢印A方向からみた正面図であり、同図に示すように、このカラーホイールには、3原色成分の青色、赤色、緑色を個別に透過させる3種類の透過型色フィルタが張られ、回転軸104aを回転中心として所定方向に回転する。
【0005】
次に、以上のように構成された投写装置100の動作について説明する。発光源101から放射された光は、反射鏡102によって反射されると同時に略平行光束化される。そしてコンデンサレンズ103によって収束されてカラーホイール104を透過した後、ガラスロッド105の入射側端面に集光される。
【0006】
ガラスロッド105内に入射した光は、ガラスロッド105と空気との界面で反射を繰り返しながら進んで出射端面に到達する。このガラスロッド105の長さを適当に選択することにより、ガラスロッド105の長方形状の出射端面での照度分布が一様化される。カラーホイール104には、3原色成分のうち一成分を透過する色フィルタが張られているので、その回転によって3原色が順次取り出される。ガラスロッド105を出た光は、リレーレンズ106,107を通り、全反射型プリズム108内の全反射面で反射され、ライトバルブ109をほぼ一様照度で照明する。
【0007】
ここでライトバルブ109として用いるデジタルマイクロミラー素子は、数十ミクロンメータから数ミクロンメータ角の微小可動ミラーが、数十万から数百万個、長方形マトリクス構成で配列されており、各微小可動ミラーの方向が時間軸上で制御されることによって、2次元平面状での画像を形成する。本画像は全反射型プリズム108を透過し、投写レンズ110によってスクリーン111に投写される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような構成による投写装置100の照明光学系は、構造が簡単であるが、ライトバルブ109を照明する発光源が一つであり、スクリーン111を十分照明するに足る光束を得ることが困難であるという課題があった。
【0009】
本発明の目的は、上記した問題点を解消し、十分な光量でライトバルブを照明して、スクリーンを所望の明るさにすることが可能な照明光学系構造を備えた投写装置を提供することにある。更に、単色光を出力する半導体発光素子の利用を可能にし、発光源の効率の向上と、装置の信頼性向上に寄与できる照明光学系構造及び投写装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の投写装置の照明光学系構造は、光源から出力される光束をライトバルブに照射し、該ライトバルブによって形成された画像を、投写レンズによってスクリーンに投写する投写装置の照明光学系構造であって、
1又は複数の光源を有し、所定の色の光束を出力する第1の照射光出力手段と、
該第1の照射光出力手段から出力された光束を、1つの方向に偏光した第1偏光光を出力する第1の偏光変換手段と、1又は複数の光源を有し、所定の色の光束を出力する第2の照射光出力手段と、該第2の照射光出力手段から出力された光束を、前記1つの方向と略直交する方向に偏光した第2の偏光光を出力する第2の偏光変換手段と、前記第1の偏光光と前記第2の偏光光とを略同一光軸上に合成した合成光束を出力する偏光合成手段と
を有することを特徴とする。
【0011】
請求項2の投写装置の照明光学系構造は、請求項1記載の投写装置の照明光学系構造において、
前記第1と第2の照射光出力手段は、それぞれの光源が、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、高圧水銀ランプの何れかのランプであることを特徴とする。
また、請求項3の投写装置の照明光学系構造は、請求項2記載の投写装置の照明光学系構造において、
更に、前記第1と第2の照射光出力手段が、それぞれ前記光源に含まれる3原色成分を互いに同期しながら順次透過させて出力するカラーホイールを有することを特徴とする。
【0012】
請求項4の投写装置の照明光学系構造は、請求項1記載の投写装置の照明光学系構造において、
前記第1と第2の照射光出力手段が、それぞれ、少なくとも赤、青、緑の光源と、これら各光源から出力される光束を入力し、略同一光軸上で出力する波長合成手段とを有することを特徴とする。
また、請求項5の投写装置の照明光学系構造は、請求項4記載の投写装置の照明光学系構造において、
更に前記第1と第2の照射光出力手段に、それぞれ青緑の光源を追加したことを特徴とする。
【0013】
請求項6の投写装置の照明光学系構造は、請求項5記載の投写装置の照明光学系構造において、
前記光源の発光波長の中心値が、青色において470±20nm、緑色において530±20nm、青緑色において500±20nmの各範囲内にあることを特徴とする。
また、請求項7の投写装置の照明光学系構造は、請求項4乃至6の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造において、
前記光源が、発光ダイオード及び/又は半導体レーザで構成されていることを特徴とする
【0014】
請求項8の投写装置の照明光学系構造は、請求項4乃至7の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造において、
前記波長合成手段が、少なくとも1つの光源から入力した光束を一旦全反射した後誘電体多層膜で反射し、他の光源から入力して該誘電体多層膜を透過する波長の異なる光束と略同一光軸上で出力するように構成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項9の投写装置の照明光学系構造は、請求項4乃至8の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造において、
前記第1と第2の照射光出力手段のそれぞれの各色の光源を、同期させながら順次発光させるように発光駆動することを特徴とする。
また、請求項10の投写装置の照明光学系構造は、請求項1乃至9の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造において、
前記偏光合成手段が、偏光プリズムによって構成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項11の投写装置は、
前記合成光束を出力する請求項1乃至10の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造と、前記合成光束を照射することによって投写画像を形成するライトバルブと、前記投写画像をスクリーンに投写する投写レンズと
を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明による照明光学系構造を有する実施の形態1の投写装置1の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
【0018】
同図中、11,21は高圧水銀ランプなどの発光源、12,22は楕円面形状をした楕円反射鏡、13,23はカラーホイール、14,24はコリメータレンズ、15,25は第1レンズアレー、16,26は第2レンズアレー、17,27はそれぞれ第1レンズアレー15,25と、第2レンズアレー16,26で構成されるインテグレータ、18,28は偏光変換素子、19,29は重ね合わせレンズである。更に、50は偏光合成手段に相当する偏光プリズム、51はコンデンサレンズ、52は全反射プリズム、53はライトバルブ、54は投写レンズ、そして55はスクリーンである。
【0019】
尚、以上の構成において、発光源11、楕円反射鏡12、カラーホイール13、及びコリメータレンズ14が第1の照射光出力手段に相当し、発光源21、楕円反射鏡22、カラーホイール23、及びコリメータレンズ24が第2の照射光出力手段に相当し、偏光変換素子18,28がそれぞれ第1と第2の第2の偏光変換手段に相当する。
【0020】
また、以上の構成の投写装置1のうち、全反射プリズム52、ライトバルブ53、投写レンズ54、及びスクリーン55を除いた光学系が照明光学系に相当する。
【0021】
次に、以上の構成による本実施の形態1の投写装置1の動作について説明する。まず、発光源11によって放射された光は、楕円反射鏡12によって反射され、カラーホイール13の近傍に集光される。尚、このカラーホイール13は、前記した図7に示すカラーホイール104と全く同じ構成のものである。その後、カラーホイール13によって3原色成分の内の一つが取り出され、コリメータレンズ14によって略平行光化される。
【0022】
この略平行光化された原色光は、第1レンズアレー15と第2レンズアレー16とによって構成されるインテグレータ17を通過する。このインテグレータ17を通過する過程で、透過光の照度分布は略均一化される。最後に、偏光変換素子18によって、図1においてその紙面と平行な方向(仮に水平方向とする)の偏光方向に整えられた原色の光束は、重ね合わせレンズ19を通った後、偏光プリズム50に入射し、これを透過する。
【0023】
また、発光源21によって放射された光は、楕円反射鏡22によって反射され、カラーホイール23近傍に集光される。尚、このカラーホイール23は、前記した図7に示すカラーホイール104と全く同じ構成のものである。その後、カラーホイール23によって3原色成分の内の一つが取り出され、コリメータレンズ24によって略平行光化される。
【0024】
この略平行光化された原色光は、第1レンズアレー25と第2レンズアレー26とによって構成されるインテグレータ27を通過する。このインテグレータ27を通過する過程で、透過光の照度分布は略均一化される。最後に、偏光変換素子28によって、図1においてその紙面に垂直な方向(仮に垂直方向とする)の偏光方向に整えられた原色の光束は、重ね合わせレンズ29を通った後、偏光プリズム50に入射し、これによって反射される。
【0025】
図2は、偏光プリズム50の働きを説明するための図で、同図(a)は偏光プリズム50とその入出力光の光路関係を示す外形斜視図であり、同図(b)は偏光プリズム50の分光特性を示す分光特性グラフである。この分光特性グラフの横軸には入射光の波長をとり、縦軸には偏光プリズム50の入射光Lと透過光Lとの比率(L/L)×100をとっている。
【0026】
同図(a)において、偏光プリズム50の入射光Lとして、偏光変換素子18(図1)によって水平方向に偏光した光(P偏光)を入射すると、偏光プリズム50はこのP偏光光をほとんど透過する。一方、偏光プリズム50の入射光Lとして、偏光変換素子28(図1)によって垂直方向に偏光した光(S偏光)を入射すると、偏光プリズム50はこのS偏光光をほとんど反射することがわかる。
【0027】
従って、発光源11の放射光は、偏光変換素子18でP偏光方向に直線偏光化されているので偏光プリズム50を透過し、発光源21の放射光は、偏光変換素子28でS偏光方向に直線偏光化されているので偏光プリズム50で反射される。従って、両発光源11,21からの放射光は偏光プリズム50で合成されることになる。
【0028】
一方、2つのカラーホイール13,23の各回転角度は、互いに同期するように回転制御される。これにより、カラーホイール13によって緑色(赤色、青色)が取り出されるときには、カラーホイール23によって同じ緑色(赤色、青色)が取り出される。従って、2つの発光源11,21からの同じ原色の光が偏光プリズム50で合成され、ライトバルブ53を照明することになる。即ち、この偏光プリズム50で合成された合成光束は、コンデンサレンズ51を通って全反射型プリズム52に入射し、ライトバルブ53をほぼ一様照度で照明する。
【0029】
これによってライトバルブ53が2次元平面上での投写画像を形成し、形成されたこの投写画像が全反射型プリズム52を透過し、投写レンズ54によってスクリーン55に投写されるのは、前記した図7に示す従来の投写装置100と同じである。
【0030】
尚、上記した重ね合わせレンズ19,29の働きは、それぞれが第2レンズアレー16,29の各上に形成される複数の2次発光源から放射される光束の主光線をライトバルブ53に向けることにある。また、コンデンサレンズ51の働きは、ライトバルブ53を照明する光束の主光線をライトバルブに垂直に入射させることにある。
【0031】
以上のように実施の形態1の投写装置によれば、ライトバルブ53は2つの発光源によって照明されることになり、これによって、スクリーン55上の光束は発光源1つの場合に比べて最大2倍に増加される。実際には、第2レンズアレー16,26上に形成される2次発光源像の大きさが、各レンズアレー素子の有効開口からはみ出すため、数10%の損失が発生するが、発光源1つの場合に比べ、スクリーン55に到達する光束を明らかに増大できる。
【0032】
実施の形態2.
図3は、本発明による照明光学系構造を有する実施の形態2の投写装置2の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
【0033】
この投写装置2が、図1に示す前記した実施の形態1の投写装置1と主に異なる点は、図1に示す発光源11,21、反射鏡12,22、カラーホイール13,23、コリメータレンズ14,24に換え、図3に示すように、第1と第2の緑色光源31,41、第1と第2の赤色光源32,42、第1と第2の青色光源33,43、及び第1と第2の波長合成器34,44を採用した点である。従って、本実施の形態2の投写装置2が実施の形態1の投写装置1と共通する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0034】
図3において、31は、緑色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成される第1の緑色光源、32は、同様に赤色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成される第1の赤色光源、33は、同様に青色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成される第1の青色光源である。
【0035】
また、41は、緑色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成される第2の緑色光源、42は、同様に赤色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成される第2の赤色光源、43は、同様に青色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成される第2の青色光源である。
【0036】
そして、34は3つの光源31,32,33からの光束を略同一光軸上で出力する第1の波長合成器であり、44は同じく3つの光源41,42,43からの光束を略同一光軸上で出力する第2の波長合成器である。
【0037】
以上の構成において、第1の緑色光源31、第1の赤色光源32、第1の青色光源33、及び第1の波長合成器34が第1の照射光出力手段に相当し、第2の緑色光源41、第2の赤色光源42、第2の青色光源43、及び第2の波長合成器44が第2の照射光出力手段に相当し、更に第1の波長合成器34或いは第2の波長合成器44がそれぞれ波長合成手段に相当する。
【0038】
次に、本実施の形態の投写装置2の動作について説明する。
【0039】
図4は、図3に示された波長合成器34,44の働きを説明するための図で、同図(a)は、第1の波長合成器34とその入出力光の光路関係を示す断面図であり、同図(b)は波長合成器34の色合成特性を示す色合成特性グラフである。この色合成特性グラフの横軸には入射光の波長をとり、縦軸には波長合成器34の反射率をとっている。尚、第1の波長合成器34と第2の波長合成器44とは、全く同じ構成をしているため、第1の波長合成器34を例にとってその構成を説明する。
【0040】
波長合成器34は、3個の3角プリズム34a,34b,34cから構成されており、各3角プリズムが接合される2つの接合面34f,34gに誘電体多層膜が形成されている。またこの波長合成器34においては、三角プリズム34aと34bとの間には接着層を介して誘電体多層膜が形成されている。更に、3角プリズム34bと34cとの間には、空隙を介して誘電体多層膜が3角プリズム34cの表面上に形成されている。
【0041】
図4(b)の色合成特性グラフにおいて、測定曲線38は、誘電体多層膜が形成された接合面34fの光反射特性(S,P偏光ともほぼ同じ特性である)を示し、この特性からこの接合面34fでは、赤色の光が反射されることが理解できる。一方測定曲線39(S,P偏光ともほぼ同じ特性である)は、誘電体多層膜が形成された接合面34gの光反射特性を示し、この特性からこの接合面34gでは、青色の光が反射されることが理解できる。更に、これらの特性から、各接合面34f,34gでは、波長が500〜550nm辺りの緑系の光を共に透過することが理解される。
【0042】
従って、図4(a)に示すように、3角プリズム34bの下方から入射する赤色の光束は、先ず3角プリズム34bの右側の界面に達するが、入射角が大きいために全反射され、3角プリズム34aと34bとの接合面34fに達する。この接合面34fには、前記したように赤色の波長領域を反射する誘電体多層膜が形成されているので、赤色の光束は反射され、再び3角プリズム34bと空隙の界面に達する。
【0043】
このとき入射角が小さいため、赤色の光束はここを通過して3角プリズム34cに向かう。3角プリズム34bと34cとが、空隙を介して接合される接合面34gに形成された誘電体多層膜は赤色の波長領域の光は透過するので、上記赤色光束は3角プリズム34cを通って外部(図4(a)では右方向)に取り出される
【0044】
また、図4(a)に示すように、3角プリズム34cの上方から入射する青色の光束は、先ず3角プリズム34cの界面に達するが、入射角が大きいために全反射され、3角プリズム34cと34bとの接合面34gに達する。この接合面34gには青色の波長領域を反射する誘電体多層膜が形成されているので、青色の光束は反射され、3角プリズム34cを通り、外部(図4(a)では右方向)に取り出される。
【0045】
更に、図4(a)に示すように、3角プリズム34aの左方向から入射する緑色の光束は、まず、3角プリズム34aと34bの接合面34fに達するが、前記したようにこの接合面34fには、緑色より波長が長い赤色の波長領域を反射する誘電体多層膜が形成されているので、緑色の光束はここを透過して3角プリズム34b内に入射して3角プリズム34cに向かう。更に3角プリズム34bと34cの接合面34gには緑色より波長が短い青色の波長領域を反射する誘電体多層膜が形成されているので、緑の光束はこの誘電体多層膜を透過して3角プリズム34cを通り、外部(図4(a)では右方向)に取り出される。
【0046】
以上のようにして、3つの第1の各光源31,32,33からの光束は、第1の波長合成器34によって同一光軸上で出力され、第1レンズアレー15に入射する。同様にして、3つの第2の各光源41,42,43からの光束は、第2の波長合成器44によって同一光軸上で出力され、第1レンズアレー25に入射する。
【0047】
以後の光束の伝播は、前記した実施の形態1で説明した通りであるため、ここでの説明を省略する。
【0048】
実施の形態1では、カラーホイール13,23(図1)を用いてライトバルブ53に照射する3原色を選択したが、本実施の形態2では、3原色をそれぞれ放射する発光ダイオードを順次選択点灯することによって3原色を選択する。
【0049】
図5(a)、(b)は、繰り返し行われる順次選択点灯の1フレームにおける3原色選択シーケンスの例を2例示したタイムチャートである。
【0050】
同図(a)では、1フレーム内で青色、緑色、赤色という順で各色1回ずつ発光ダイオードの点灯を行っている。1フレーム内での各色の点灯時間デューティ、及び点灯時の発光出力は、各色の光束の大きさと白色バランスによって決まる。一方、同図(b)では、1フレーム内で青色、緑色、赤色という順で各色2回ずつ発光ダイオードの点灯を行っている。
【0051】
これらのタイムチャートに従って、第1の光源31〜33と第2の光源41〜43の各色の発光ダイオードの内、同色の発光ダイオードを、同期させながら順次点灯することによって、第1と第2の、2つの系統の発光源から出力される同じ原色の光が、偏光プリズム50で合成され、ライトバルブ53を照明することになる。
【0052】
以上のように実施の形態2の投写装置によれば、各光源の発光ダイオードが、それ自身からの光束が必要な時間のみ点灯するので、常時点灯するハロゲンランプなどに比べて発生する光束をより効率的に利用できる。
【0053】
また、波長合成器34、44では、赤色光束と青色光束を一旦全反射させて、各誘電体多層膜で反射させる構成としている。これにより、赤色光束と青色光束の誘電体多層膜への入射角度を10°程度に小さくできるので、誘電体多層膜への入射角が45°の場合に比べ、分光特性の偏光方向の依存を極めて小さくすることができる。更に、波長の分離特性がよりシャープに、例えば、波長分離間隔を約20nmにできるので、各色の発光ダイオードの発振波長拡がりがある場合にも波長拡がりによる重なりが少なくなり、光源の発生光束の損失を少なくできる。
【0054】
実施の形態3.
図6は、本発明による照明光学系構造を有する実施の形態3の投写装置3の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
【0055】
この投写装置3が、図3に示す前記した実施の形態2の投写装置2と主に異なる点は、更に第1と第2の青緑色光源36,46と、これに伴う第3と第4の波長合成器37,47が追加された点である。従って、本実施の形態3の投写装置3が実施の形態2の投写装置2と共通する部分には同符号を付してその説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0056】
図6において、36は、青緑色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成されている第1の青緑色光源、また46は、同様に青緑色で発光する複数の発光ダイオードと本発光ダイオードから放射される発散光を略平行光化する複数の反射鏡又はコリメータレンズから構成されている第2の青緑色光線である。
【0057】
また、37は、緑色を透過し、且つ青緑色を反射する接合面37aを有し、第1の緑色光源31と第1の青緑光源36からの光束を略同一光軸上で出力する第3の波長合成器であり、47は同様にして第2緑色光源41と第2青緑光源46からの光束を略同一光軸上で出力する第4の波長合成器である。
【0058】
以上の構成において、第1の緑色光源31、第1の赤色光源32、第1の青色光源33、第1の青緑色光源36、第1の波長合成器34、及び第3の波長合成器37が第1の照射光出力手段に相当し、第2の緑色光源41、第2の赤色光源42、第2の青色光源43、第2の青緑色光源46、第2の波長合成器44、及び第4の波長合成器47が第2の照射光出力手段に相当し、更に第1の波長合成器34及び第3の波長合成器37、或いは第2の波長合成器44及び第4の波長合成器47がそれぞれ波長合成手段に相当する。
【0059】
次に、以上の構成が追加された本実施の形態3の投写装置3の動作について説明する。尚、第1の青緑色光線36と第2の青緑色光線46、及び第3の波長合成器37と第4の波長合成器47とは、それぞれ全く同じ構成をしているため、第1の青緑色光線36及び第3の波長合成器37を例にとってその動作を説明する。
【0060】
波長合成器37は、2個の3角プリズムで構成されており、2つの3角プリズムが接合される接合面37aに多層誘電体膜が形成されている。波長合成器37の左方向から入射する緑色の光束は、まず、2つの3角プリズムの接合面37aに達するが、この接合面には緑色の波長領域の光を透過する誘電体多層膜が形成されているので、緑色の光束はこの誘電体多層膜を透過し、波長合成器37を右に透過する。
【0061】
一方、前記の誘電体多層膜は、青緑色の波長領域の光は反射する特性を有する。このため、波長合成器37に左上から入射した青緑色の光束は、全反射後、接合面37aに形成された誘電体多層膜で反射されて波長合成器37から外部(図6では右方向)に取り出される。従って、第1の緑色光源31及び第1の青緑色光源36からの光束は、第3の波長合成器37によって同一光軸上で出力され、次の第1の波長合成器34に向かい、これを透過する。同様にして、第2の緑色光源41及び第2の青緑色光源46からの光束は、第4の波長合成器47によって同一光軸上で出力され、次の第2の波長合成器44に向かい、これを透過する。
【0062】
以後の光束の伝播は、前記した実施の形態1で説明した通りであるため、ここでの説明を省略する。また、本実施の形態3の投写装置では、前記した実施の形態2の投写装置2と同様に、各色をそれぞれ放射する発光ダイオードを順次選択点灯することによって各色を選択するものであるが、ここではその方法についての説明も省略する。
【0063】
以上のように、実施の形態3の投写装置によれば、実施の形態2と同様に、各光源の発光ダイオードが、それ自身からの光束が必要な時間のみ点灯するので、常時点灯するハロゲンランプなどに比べ、発生する光束をより効率的に利用できる。
【0064】
また、波長合成器34、44及び37、47では、赤色光束、青色光束、青緑色光束を一旦全反射させて、誘電体多層膜で反射させる構成としている。これにより、赤色光束、青色光束、青緑色光束の誘電体多層膜への入射角度を10度程度に小さくできるので、前記した実施の形態2と同様の効果を得ることができる。従って、緑色、青緑色、青色の光束の中心波長の間隔を小さく、例えば、緑色の中心波長を530±20nm、青緑色の中心波長を500±20nm、青色の中心波長を470±20nmとして、不足がちである緑色光束成分を増大できる。更に、4つの単色光成分を合成するので、加法混色の原理から色再現域を広くできる。
【0065】
尚、前記実施の形態3では、4色の光源を備えた場合を示したが、これに限定されるものではなく、光源を5色以上に増加させて、色再現域の増加や投写光束の増大を促進させるようにしてもよいなど種々の態様を取り得るものである。
【0066】
また、前記した実施の形態1では、発光源として高圧水銀ランプを想定して説明したが、これに限定されるものではなく、他にハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどを用いてもよい。
【0067】
また、前記した実施の形態2,3では、発光源として発光ダイオードを想定して説明したが、これに限定されるものではなく、他に半導体レーザをもちいてもよいなど、種々の態様を取り得るものである。
【0068】
また、前記した実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、照明光学系構造を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
【0069】
【発明の効果】
請求項1の照明光学系構造によれば、2つ照射光出力手段から各々出力される光束を合成してライトバルブを照明するので、1つの場合にくらべてこの照明光の絞り込み角度を大きくすることなく、充分なスクリーンへの投写光束を得ることができる。
【0070】
請求項2,3の照明光学系構造によれば、請求項1の効果に加え、各照射光出力手段の発光源として、比較的入手が容易なハロゲンランプなどのランプを1つ使用する構成とすることができるので、照明光学系を比較的簡単な構成とすることができ、更にメンテナンスも容易となる。
【0071】
請求項4の照明光学系構造によれば、赤、青、緑等の単色光を出力する光源を組み合わせることができるため、各光源として発光ダイオードなどの半導体発光素子を採用することができ、装置の省エネ化或いは長寿命化に貢献することができる。
【0072】
請求項5、6の照明光学系構造によれば、請求項4の効果に加え、不足がちである緑色光束成分が増大できる。更に、少なくとも4つの単色光成分を合成するので、加法混色の原理から色再現域を広くできる。
【0073】
請求項7、9の照明光学系構造によれば、各色の光源として発光ダイオードや半導体レーザなどの半導体発光素子を採用し、更にこれらを、必要な時間に必要な色の光束のみが得られるように発光駆動するため、発光源の効率を上げると共に、照明光学系の信頼性を高めることができる。
【0074】
請求項8の照明光学系構造によれば、赤色光束と青色光束の誘電体多層膜への入射角度を10度程度に小さくできるので、誘電体多層膜への入射角が45度の場合に比べ、分光特性の偏光方向の依存を極めて小さくすることができる。更に、波長の分離特性がよりシャープに、例えば、波長分離間隔を約20nmにできるので、各色の発光ダイオードの発振波長拡がりがある場合にも波長拡がりによる重なりが少なくなり、光源の発生光束の損失を少なくできる。
【0075】
請求項10の照明光学系構造によれば、偏光合成手段として偏光プリズムを使用するので、照明光学系を容易に構成することができる。
【0076】
請求項11の投写装置によれば、十分な光量でライトバルブを照明して、スクリーンに所望の明るさの映像を投写することが可能な投写装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明光学系構造を有する実施の形態1の投写装置1の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
【図2】偏光プリズム50の働きを説明するための図で、(a)は偏光プリズム50とその入出力光の光路関係を示す外形斜視図であり、(b)は偏光プリズム50の分光特性を示す分光特性グラフである。
【図3】本発明による照明光学系構造を有する実施の形態2の投写装置2の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
【図4】波長合成器34,44の働きを説明するための図で、(a)は第1の波長合成器34とその入出力光の光路関係を示す断面図であり、(b)はその色合成特性を示す色合成特性グラフである。
【図5】(a)、(b)は、繰り返し行われる順次選択点灯の1フレームにおける3原色選択シーケンスの例を2例示したタイムチャートである。
【図6】本発明による照明光学系構造を有する実施の形態3の投写装置3の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
【図7】ライトバルブを照明する光束を形成する照明光学系部材の、従来の配置例を概略的に示す要部構成図である。
【図8】図7に示すカラーホイール104を矢印A方向からみた正面図であり。
【符号の説明】
1 投写装置、 2 投写装置、 3 投写装置、 11,21 発光源、 12,22 楕円反射鏡、 13,23 カラーホイール、 14,24 コリメータレンズ、 15,25 第1レンズアレー、 16,26 第2レンズアレー、 17,27 インテグレータ、 18,28 偏光変換素子、 19,29 重ね合わせレンズ、 31 第1の緑色光源、 32 第1の赤色光源、33 第1の青色光源、 34 第1の波長合成器、 34a,34b,34c 3角プリズム、 34f,34g 接合面、 36 第1の青緑色光源、 37 第3の波長合成器、 37a 接合面、 38,39 測定曲線、 41第2の緑色光源、 42 第2の赤色光源、 43 第2の青色光源、 44第2の波長合成器、 46 第2の青緑色、 47 第4の波長合成手段、 47a 接合面、 50 偏光プリズム、 51 コンデンサレンズ、 52 全反射プリズム、 53 ライトバルブ、 54 投写レンズ、 55 スクリーン、 100 投写装置、 101 発光源、 102 反射鏡、 103 コンデンサレンズ、 104 カラーホイール、 104a 回転軸、 105ガラスロッド、 106 第1のリレーレンズ、 107 第2のリレーレンズ、 108 全反射型プリズム、 109 ライトバルブ、 110 投写レンズ、 111 スクリーン。

Claims (11)

  1. 光源から出力される光束をライトバルブに照射し、該ライトバルブによって形成された画像を、投写レンズによってスクリーンに投写する投写装置の照明光学系構造であって、
    1又は複数の光源を有し、所定の色の光束を出力する第1の照射光出力手段と、
    該第1の照射光出力手段から出力された光束を、1つの方向に偏光した第1偏光光を出力する第1の偏光変換手段と、
    1又は複数の光源を有し、所定の色の光束を出力する第2の照射光出力手段と、
    該第2の照射光出力手段から出力された光束を、前記1つの方向と略直交する方向に偏光した第2の偏光光を出力する第2の偏光変換手段と、
    前記第1の偏光光と前記第2の偏光光とを略同一光軸上に合成した合成光束を出力する偏光合成手段と
    を有することを特徴とする投写装置の照明光学系構造。
  2. 前記第1と第2の照射光出力手段は、それぞれの光源が、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、高圧水銀ランプの何れかのランプであることを特徴とする請求項1記載の投写装置の照明光学系構造。
  3. 更に、前記第1と第2の照射光出力手段は、それぞれ前記光源に含まれる3原色成分を互いに同期しながら順次透過させて出力するカラーホイールを有することを特徴とする請求項2記載の投写装置の照明光学系構造。
  4. 前記第1と第2の照射光出力手段は、それぞれ、少なくとも赤、青、緑の光源と、これら各光源から出力される光束を入力し、略同一光軸上で出力する波長合成手段とを有することを特徴とする請求項1記載の投写装置の照明光学系構造。
  5. 更に前記第1と第2の照射光出力手段に、それぞれ青緑の光源を追加したことを特徴とする請求項4記載の投写装置の照明光学系構造。
  6. 前記光源の発光波長の中心値が、青色において470±20nm、緑色において530±20nm、青緑色において500±20nmの各範囲内にあることを特徴とする請求項5記載の投写装置の照明光学系構造。
  7. 前記光源が、発光ダイオード及び/又は半導体レーザで構成されていることを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造。
  8. 前記波長合成手段が、少なくとも1つの光源から入力した光束を一旦全反射した後誘電体多層膜で反射し、他の光源から入力して該誘電体多層膜を透過する波長の異なる光束と略同一光軸上で出力するように構成されていることを特徴とする請求項4乃至7の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造。
  9. 前記第1と第2の照射光出力手段のそれぞれの各色の光源を、同期させながら順次発光させるように発光駆動することを特徴とする請求項4乃至8の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造。
  10. 前記偏光合成手段が、偏光プリズムによって構成されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造。
  11. 前記合成光束を出力する請求項1乃至10の何れかに記載の投写装置の照明光学系構造と、
    前記合成光束を照射することによって投写画像を形成するライトバルブと、
    前記投写画像をスクリーンに投写する投写レンズと
    を有することを特徴とする投写装置。
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