JP2004069163A - 熱交換器 - Google Patents

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JP2004069163A
JP2004069163A JP2002228521A JP2002228521A JP2004069163A JP 2004069163 A JP2004069163 A JP 2004069163A JP 2002228521 A JP2002228521 A JP 2002228521A JP 2002228521 A JP2002228521 A JP 2002228521A JP 2004069163 A JP2004069163 A JP 2004069163A
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Yasufumi Sakakibara
榊原 康文
Haruhiko Ueno
上野 晴彦
Eiji Mizuno
水野 映二
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Maruyasu Industries Co Ltd
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Maruyasu Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】熱交換器のコスト低減を図るとともに、軽量化を図ること。
【解決手段】コア11の各端部に密に固着され、隣接する各流路P1〜P10の端部を交互に連通させて、コア11とにより蛇行流路Paを形成する一対のヘッダー12,13を備えて、蛇行通路Paの一端部に対応して設けた流入口12aから蛇行通路Paの他端部に対応して設けた流出口12bに向けて流れる内部流体と外部流体との間にて熱交換されるように構成した熱交換器10において、各隔壁11aの何れか一方の端部に、各流路P1〜P10の端部を交互に連通させる切欠11a1を設けるとともに、各ヘッダー12,13における各隔壁11aの端部と接合する部位12c,13cを平板状とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部流体(例えば、燃料)と外部流体(例えば、空気)との間にて熱交換されるように構成した熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱交換器に一つとして、複数の隔壁によって仕切られた複数の流路を並列的に有し、これら各流路が端部にて開口するコアと、このコアの各端部に密に固着され、隣接する前記各流路の端部を交互に連通させて、前記コアとにより蛇行流路を形成する一対のヘッダーを備えて、前記蛇行通路の一端部に対応して設けた流入口から前記蛇行通路の他端部に対応して設けた流出口に向けて流れる内部流体と前記コアおよび前記両ヘッダー外の外部流体との間にて熱交換されるように構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成の熱交換器では、従来、図6にて概略的に示したように、熱交換器20が、複数の隔壁21aによって仕切られた複数の直線状流路P1〜P10を幅方向にて並列的に有し、これら各流路P1〜P10が端部にて開口するコア21を備えるとともに、このコア21の各端部に嵌合された状態にてろう付けされて密に固着され、隣接する各流路P1〜P10の端部を交互に連通させて、コア21とにより蛇行流路Pbを形成する一対のヘッダー22,23とを備えている。
【0004】
また、一方のヘッダー22に設けた流入口22aに、流入パイプ24が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されるとともに、一方のヘッダー22に設けた流出口22bに、流出パイプ25が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されている。
【0005】
コア21は、アルミニウムの押し出し成形により一体成形されていて、複数の隔壁21aを周壁21bの内部に上下方向に有するとともに、周壁21bの外部上下にそれぞれ上下方向に突出し各流路P1〜P10に沿って前後方向に延びるフィン(図示省略)を複数個有している。各ヘッダー22,23は、鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等にて製作されている。
【0006】
上記した従来の熱交換器20においては、各ヘッダー22,23に設けた複数の仕切り壁22c,23cをコア21における複数の隔壁21aの端部に交互に接合させることで、隣接する各流路P1〜P10の端部を交互に連通させて蛇行流路Pbを形成している。このため、各ヘッダー22,23には、複数の仕切り壁22c,23cを予め形成しておく必要があり、そのために各ヘッダー22,23は鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等にて製作されている。
【0007】
ところで、鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等にて製作される各ヘッダー22,23は製造コストが高いばかりか、重量も重くなる。また、鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等にて製作される各ヘッダー22,23は、コア21とのろう付け性が悪いことに加えて、ろう材の供給工程が必ず必要であって、組立工程においてもコストが高いものとなっている。
【0008】
【発明の概要】
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、上記した構成の熱交換器において、前記各隔壁の何れか一方の端部に、前記各流路の端部を交互に連通させる切欠を設けるとともに、前記各ヘッダーにおける前記各隔壁の端部と接合する部位を平板状としたことに特徴がある。
【0009】
この熱交換器においては、各ヘッダーに設定していた従来の仕切り壁を廃止することが可能であり、例えば、各ヘッダーの製法を鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等からプレス成形に変更することが可能であり、コスト低減を図ることが可能であるとともに、各ヘッダーの小型化、薄肉化が可能であって、当該熱交換器の軽量化を図ることが可能である。
【0010】
また、本発明の実施に際して、前記コアと前記ヘッダーが共に金属製であってろう付けにより密に固着される場合には、前記各ヘッダーの金属素材として前記コアの金属素材とろう付け性の良好な金属素材をクラッドしたクラッド金属を採用することが可能である。このときには、コアの金属素材が例えばアルミニウムである場合において、各ヘッダーの金属素材として、アルミニウム母材の片側にアルミニウムろうをクラッドしたクラッド金属を採用することができて、コアと各ヘッダーを密に固着する際のろう付け作業を容易として作業性の改善を図ることが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、燃料を空気(走行風)により冷却する自動車用のフューエルクーラである熱交換器10に本発明を実施した実施形態を概略的に示している。また、図2および図3は、熱交換器10の一方のヘッダー12を詳細に示し、図4および図5は、熱交換器10の他方のヘッダー13を詳細に示している。
【0012】
図1に示した熱交換器10は、複数の隔壁11aによって仕切られた複数の直線状流路P1〜P10を幅方向にて並列的に有し、これら各流路P1〜P10が端部にて開口するコア11を備えるとともに、このコア11の各端部に嵌合された状態にてろう付けされて密に固着され、隣接する各流路P1〜P10の端部を交互に連通させて、コア11とにより蛇行流路Paを形成する一対のヘッダー12,13を備えている。
【0013】
また、図1に示した熱交換器10においては、一方のヘッダー12に設けた流入口12aに、流入パイプ14が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されるとともに、一方のヘッダー12に設けた流出口12bに、流出パイプ15が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されている。
【0014】
コア11は、アルミニウムの押し出し成形により一体成形されていて、複数の隔壁11aを周壁11bの内部に上下方向に有するとともに、周壁11bの外部上下にそれぞれ上下方向に突出し各流路P1〜P10に沿って前後方向に延びるフィン(図示省略)を複数個有している。各ヘッダー12,13は、アルミニウム母材の片側(コア11の端部に接合される内側)にコア11の素材とろう付け性の良好なアルミニウムろうをクラッドしたクラッド金属を素材として、プレス成形により形成されている。
【0015】
上記のように構成した熱交換器10においては、流入パイプ14を通して蛇行流路Paの流入部に流入した内部流体(燃料)が、蛇行流路Paを通って蛇行流路Paの流出部に至る間において、コア11および両ヘッダー12,13外に沿って流れる外部流体(空気)との間にて熱交換され、流出パイプ15を通して熱交換器10外に流出する。
【0016】
ところで、上記した熱交換器10においては、コア11における各隔壁11aの何れか一方の端部に、各流路P1〜P10の端部を交互に連通させる切欠11a1を設けるとともに、各ヘッダー12,13における各隔壁11aの端部と接合する部位12c,13cが平板状とされている。各切欠11a1は、コア11の成形後に各隔壁11aの該当部位を切削により切り欠くことにより形成されている。
【0017】
このため、上記した熱交換器10においては、各ヘッダー12,13に設定していた従来の仕切り壁を廃止することが可能であり、各ヘッダー12,13の製法を鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等からプレス成形に変更することができて、コスト低減を図ることが可能であるとともに、各ヘッダー12,13の小型化、薄肉化が可能であって、当該熱交換器10の軽量化を図ることが可能である。
【0018】
また、上記した熱交換器10においては、各ヘッダー12,13の金属素材として、アルミニウム母材の片側(コア11の端部に接合される内側)にコア11の素材とろう付け性の良好なアルミニウムろうをクラッドしたクラッド金属を採用したため、コア11と各ヘッダー12,13を密に固着する際のろう付け作業を容易として作業性の改善を図ることが可能である。
【0019】
上記実施形態においては、コア11に形成される流路P1〜P10が10個である熱交換器10に本発明を実施したが、本発明はコアに形成される流路個数の多少に拘らず実施することが可能であり、上記実施形態に限定されるものではない。なお、本発明による効果は、コアに形成される流路個数が多いほど効果的に得られるものである。
【0020】
また、上記実施形態においては、燃料を空気(走行風)により冷却する自動車用のフューエルクーラに本発明を実施したが、本発明は他の種々な熱交換器にも同様にまたは適宜変更して実施することが可能であり、上記実施形態に限定されるものではない。
【0021】
また、上記実施形態においては、各切欠11a1がコア11の成形後に各隔壁11aの該当部位を切削により切り欠くことにより形成されているが、各隔壁11aの該当部位を折り曲げ折り返すことにより各切欠11a1を形成して実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱交換器の一実施形態を概略的に示した中央横断平面図である。
【図2】図1に示した一方のヘッダーの正面図である。
【図3】図2に示した一方のヘッダーの底面図である。
【図4】図1に示した他方のヘッダーの正面図である。
【図5】図4に示した他方のヘッダーの底面図である。
【図6】従来の熱交換器の一実施形態を概略的に示した中央横断平面図である。
【符号の説明】
10…熱交換器、11…コア、11a…隔壁、11a1…切欠、11b…周壁、12…一方のヘッダー、12a…流入口、12b…流出口、12c…平板状部位、13…他方のヘッダー、13c…平板状部位、14…流入パイプ、15…流出パイプ、Pa…蛇行通路、P1〜P10…流路。

Claims (2)

  1. 複数の隔壁によって仕切られた複数の流路を並列的に有し、これら各流路が端部にて開口するコアと、このコアの各端部に密に固着され、隣接する前記各流路の端部を交互に連通させて、前記コアとにより蛇行流路を形成する一対のヘッダーを備えて、前記蛇行通路の一端部に対応して設けた流入口から前記蛇行通路の他端部に対応して設けた流出口に向けて流れる内部流体と前記コアおよび前記両ヘッダー外の外部流体との間にて熱交換されるように構成した熱交換器において、前記各隔壁の何れか一方の端部に、前記各流路の端部を交互に連通させる切欠を設けるとともに、前記各ヘッダーにおける前記各隔壁の端部と接合する部位を平板状としたことを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1に記載された熱交換器において、前記コアと前記ヘッダーは共に金属製であってろう付けにより密に固着されており、前記各ヘッダーの金属素材として前記コアの金属素材とろう付け性の良好な金属素材をクラッドしたクラッド金属を採用したことを特徴とする熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010099931A3 (de) * 2009-03-02 2010-11-11 Sms Siemag Ag Verfahren und vorrichtung zur rückgewinnung von energie in einer anlage zur herstellung eines metallischen guts

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