JP2004084488A - 空冷式熱交換器用プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】空冷式の熱交換器における放熱フィンの保護を図りながら、熱交換器での冷却性能の向上を図ることが可能なプロテクタを提供すること。
【解決手段】外部に向けて突出し直線状に延びる放熱フィン31cを備えた空冷式熱交換器30に設けられて、放熱フィン31cに沿って空気が流れることを許容するとともに、放熱フィン31cを外方から保護する空冷式熱交換器用プロテクタ40において、放熱フィン31cの表面近傍に空気の渦流れを形成する渦発生体(突起42c)を、放熱フィン31c間に並列的に介装される薄肉プレート42aの放熱フィン31cに対向する表裏両面に設けた。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部に向けて突出し直線状に延びる放熱フィンを備えた空冷式熱交換器に設けられて、前記放熱フィンに沿って空気が流れることを許容するとともに、前記放熱フィンを外方から保護する空冷式熱交換器用プロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
空冷式熱交換器の一つとして、例えば、燃料を空気(走行風)により冷却する自動車用のフューエルクーラがあり、この熱交換器においては、外部に向けて突出し直線状に延びる放熱フィンを並列的に有している。また、この熱交換器においては、外方からの泥はねによる放熱フィンの汚れや飛び石による放熱フィンの変形等を防止するためにプロテクタを装着することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したプロテクタは、外方からの泥はねによる放熱フィンの汚れや飛び石による放熱フィンの変形等を防止することは可能であるが、放熱フィンへの空気流れを阻害するおそれがあり、放熱フィンでの放熱効果を低下させて当該熱交換器での冷却性能を低下させるおそれがある。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、外部に向けて突出し直線状に延びる放熱フィンを備えた空冷式熱交換器に設けられて、前記放熱フィンに沿って空気が流れることを許容するとともに、前記放熱フィンを外方から保護する空冷式熱交換器用プロテクタにおいて、前記放熱フィンの表面近傍に空気の渦流れを形成する渦発生体を設けたことに特徴がある。
【0005】
このプロテクタにおいては、外方からの泥はねによる放熱フィンの汚れや飛び石による放熱フィンの変形等を防止することが可能であることは勿論のこと、渦発生体により放熱フィンの表面近傍に空気の渦流れ(2次流れ)を形成することが可能である。ところで、放熱フィンの表面近傍に形成される空気の渦流れは、放熱フィンの表面と空気の接触を促進するため、放熱フィンの表面での熱伝達(放熱)を飛躍的に向上させることが可能である。したがって、このプロテクタにおいては、熱交換器における放熱フィンの保護を図りながら、熱交換器での冷却性能の向上を図ることが可能である。
【0006】
また、本発明の実施に際して、並列的に設けられた複数の放熱フィン間に並列的に介装される薄肉プレートの放熱フィンに対向する表裏両面に渦発生体が設けられている場合には、薄肉プレートの表裏両面に対向する放熱フィンの表面近傍に空気の渦流れ(2次流れ)を形成することが可能であり、薄肉プレートの表裏両面に対向する放熱フィンの表面での熱伝達(放熱)を飛躍的に向上させることが可能である。また、この場合には、薄肉プレートによる整流効果が期待できて、放熱フィンに沿って流れる空気流量の増大を図ることが可能である。したがって、このプロテクタにおいては、熱交換器での冷却性能の更なる向上を図ることが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、燃料を空気(走行風)により冷却する自動車用のフューエルクーラである熱交換器10に本発明によるプロテクタ20を装着した第1実施形態を概略的に示している。また、図2〜図4は熱交換器10のコア11を示し、図5および図6は熱交換器10の一方のヘッダー12を示し、図7および図8は熱交換器10の他方のヘッダー13を示し、図9および図10はプロテクタ20を示している。
【0008】
図1に示した熱交換器10は、19個の隔壁11a1〜11a19(符号11a4〜11a16の図1への記入は省略)によって仕切られて断面形状を略同一とされた20個の直線状流路P1〜P20(符号P4〜P17の図1への記入は省略)を幅方向にて並列的に有し、これら各流路P1〜P20が前後方向(図1の上下方向)の両端部にて開口するコア11を備えるとともに、このコア11の各端部に嵌合された状態にてろう付けされて密に固着された一対のヘッダー12,13を備えている。
【0009】
また、図1に示した熱交換器10においては、一方のヘッダー12に設けた流入口12aに、流入パイプ14が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されるとともに、一方のヘッダー12に設けた流出口12bに、流出パイプ15が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されている。
【0010】
コア11は、図1と図2〜図4に示したように、アルミニウムの押し出し成形により一体成形されていて、19個の隔壁11a1〜11a19を周壁11bの内部に上下方向に有するとともに、周壁11bの下壁部に形成されて下方向に突出し各流路P1〜P20に沿って前後方向に延びる20個の長尺の放熱フィン11cと19個の短尺の放熱フィン11dを有している。また、コア11は、周壁11bの下壁部に形成されて上方向に突出し各流路P1〜P20に沿って前後方向に延びる短尺の吸熱フィン11eを20個有している。
【0011】
このコア11においては、第1の隔壁11a1と偶数番の各隔壁11a2…11a18と第19の隔壁11a19のヘッダー13側に切欠11fが設けられるとともに、第1と第19を除く奇数番の各隔壁11a3…11a17のヘッダー12側に切欠11gが設けられている。各切欠11f,11gは、隣接する各流路の端部を連通させるものであり、コア11の成形後に各隔壁11a1〜11a19の該当部位を切削により切り欠くことにより形成されている。
【0012】
このため、このコア11においては、第2の流路P2〜第19の流路P19にて、隣接する各流路の端部が交互に連通していて、コア11と両ヘッダー12,13により蛇行流路Paが形成されていて、第2の流路P2が流入パイプ14に連通する蛇行流路Paの第1流路とされ、第19の流路P19が流出パイプ15に連通する蛇行流路Paの最終流路とされている。また、第1の流路P1が流入パイプ14に連通するとともに蛇行流路Paの第1流路(第2の流路P2)に流出側端部にて連通する補助流入路とされ、第20の流路P20が流出パイプ15に連通するとともに蛇行流路Paの最終流路(第19の流路P19)に流入側端部にて連通する補助流出路とされている。
【0013】
各ヘッダー12,13は、図5〜図8に示したように、アルミニウム母材の片側(コア11の端部に接合される内側)にコア11の素材とろう付け性の良好なアルミニウムろうをクラッドしたクラッド金属を素材として、プレス成形により形成されている。これら各ヘッダー12,13における各隔壁11a1〜11a19の端部と接合する部位12c,13cは平板状とされている。
【0014】
プロテクタ20は、外方からの泥はねによる放熱フィン11c,11dの汚れや飛び石による放熱フィン11c,11dの変形等を防止するためのものであり、図4、図9および図10に示したように、合成樹脂により一体成形されていて、その両フック部21,22の弾性を利用してコア11に嵌着されており、コア11の下方を覆って放熱フィン11c,11dを下方から保護している。
【0015】
また、プロテクタ20のベース部23には、長尺の放熱フィン11c間に介在する突起24が多数形成されている。各突起24は、走行風(放熱フィン11c,11dに沿って一方のヘッダー12から他方のヘッダー13に向けて流れる空気)の一部により放熱フィン11cの先端部表面近傍に空気の渦流れを形成する渦発生体であり、幅方向にて所定量傾斜して形成されている。
【0016】
上記のように構成した第1実施形態の熱交換器10においては、流入パイプ14の流出側端部が蛇行流路Paの第1流路(第2の流路P2)と補助流入路(第1の流路P1)に向けて開口し、流出パイプ15の流入側端部が蛇行流路Paの最終流路(第19の流路P19)と補助流出路(第20の流路P20)に向けて開口している。
【0017】
このため、この熱交換器10においては、内部流体(燃料)が、流入パイプ14を通して流入パイプ14の流出側端部から蛇行通路Paの第1流路(P2)と補助流入路(P1)に流れ、蛇行通路Paの第1流路と補助流入路から蛇行通路Paの第2流路(P3)に流れ、蛇行通路Paの第2流路から最終前の流路(P18)を順次通って、蛇行通路Paの最終前の流路から蛇行通路Paの最終流路(P19)と補助流出路(P20)に流れ、蛇行通路Paの最終流路と補助流出路から流出パイプ15の流入側端部に流れて、この間においてコア11および両ヘッダー12,13外に沿って流れる外部流体(空気)との間にて熱交換される。
【0018】
また、この第1実施形態においては、熱交換器10に装着されてコア11の放熱フィン11c,11dを外方から保護するプロテクタ20に、放熱フィン11cの先端部表面近傍に空気の渦流れを形成する渦発生体である突起24が多数形成されている。このため、外方からの泥はねによる放熱フィン11c,11dの汚れや飛び石による放熱フィン11c,11dの変形等を防止することが可能であることは勿論のこと、渦発生体である突起24により放熱フィン11cの先端部表面近傍に空気の渦流れ(2次流れ)を形成することが可能である。
【0019】
ところで、放熱フィン11cの先端部表面近傍に形成される空気の渦流れは、放熱フィン11cの先端部表面と空気の接触を促進するため、放熱フィン11cの表面での熱伝達(放熱)を飛躍的に向上させることが可能である。したがって、このプロテクタ20においては、熱交換器10における放熱フィン11c,11dの保護を図りながら、熱交換器10での冷却性能の向上を図ることが可能である。
【0020】
また、上記した熱交換器10においては、流入パイプ14の流出側端部を蛇行通路Paの第1流路(P2)と補助流入路(P1)に向けて開口させ、流出パイプ15の流入側端部を蛇行通路Paの最終流路(P19)と補助流出路(P20)に向けて開口させたものである。このため、この熱交換器10においては、コア11に形成される各流路P1〜P20の幅方向寸法を、流入パイプ14と流出パイプ15(通常、流入パイプと流出パイプは同一寸法のパイプが採用されている)の幅方向寸法(開口径)の略1/2に設定することで、所定の幅方向サイズ内にて、コア11に蛇行通路Paのための流路を数多く設定することが可能である。したがって、蛇行通路Paの流路全長を長くして、熱交換性能を向上させることが可能である。
【0021】
また、上記した熱交換器10においては、コア11に形成される補助流入路(P1)と補助流出路(P20)の断面形状が蛇行通路Paを構成する各流路P2〜P19の断面形状と略同一であるため、アルミニウムの押し出し一体成形にて製作されるコア11の成形性は損なわれない。
【0022】
また、上記した熱交換器10においては、各ヘッダー12,13に仕切り壁(後述する第2実施形態の各ヘッダー32,33に設けた仕切り壁32c,33c参照)を設けることなく実施することが可能であり、各ヘッダー12,13の製法を鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等からプレス成形に変更することができて、コスト低減を図ることが可能であるとともに、各ヘッダー12,13の小型化、薄肉化が可能であって、当該熱交換器10の軽量化を図ることが可能である。
【0023】
また、上記した熱交換器10においては、各ヘッダー12,13の金属素材として、アルミニウム母材の片側(コア11の端部に接合される内側)にコア11の素材とろう付け性の良好なアルミニウムろうをクラッドしたクラッド金属を採用したため、コア11と各ヘッダー12,13を密に固着する際のろう付け作業を容易として作業性の改善を図ることが可能である。
【0024】
図11〜図13は、燃料を空気(走行風)により冷却する自動車用のフューエルクーラである熱交換器30に本発明によるプロテクタ40を装着した第2実施形態を示している。また、図14〜図16は熱交換器30の一方のヘッダー32を示し、図17および図18は熱交換器10の他方のヘッダー33を示し、図19はプロテクタ40を示している。
【0025】
図11〜図13に示した熱交換器30は、23個の隔壁31a1〜31a23(符号31a3〜31a21の図13への記入は省略)によって仕切られて断面形状を略同一とされた24個の直線状流路P1〜P24(符号P3〜P22の図13への記入は省略)を幅方向にて並列的に有し、これら各流路P1〜P24が前後方向(図13の上下方向)の両端部にて開口するコア31を備えるとともに、このコア31の各端部に嵌合された状態にてろう付けされて密に固着された一対のヘッダー32,33を備えている。
【0026】
また、熱交換器30においては、図11および図13に示したように、一方のヘッダー32に設けた流入口32aに、流入パイプ34が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されるとともに、一方のヘッダー32に設けた流出口32bに、流出パイプ35が嵌合された状態にてろう付けされて密に固着されている。
【0027】
コア31は、アルミニウムの押し出し成形により一体成形されていて、図12に示したように、23個の隔壁31a1〜31a23を周壁31bの内部に上下方向に有するとともに、周壁31bの下壁部に形成されて下方向に突出し各流路P1〜P24に沿って前後方向に延びる長尺の放熱フィン31cを24個有している。また、コア31は、周壁31bの下壁部に形成されて上方向に突出し各流路P1〜P24に沿って前後方向に延びる短尺の吸熱フィン31eを24個有している。
【0028】
各ヘッダー32,33は、鋳造、ダイキャストあるいは鍛造等により形成されている。一方のヘッダー32は、図14〜図16に示したように、流入口32aと流出口32bを有するとともに、12個の仕切り壁32cを有していて、各仕切り壁32cは、図13に示したように、奇数番の各隔壁31a1…31a23のヘッダー32側端部に接合されている。また、他方のヘッダー33は、図17および図18に示したように、11個の仕切り壁33cを有していて、各仕切り壁33cは、図13に示したように、偶数番の各隔壁31a2…31a22のヘッダー33側端部に接合されている。
【0029】
このため、この熱交換器30においては、流路P1〜流路P24にて、隣接する各流路の端部が交互に連通していて、コア31と両ヘッダー32,33により蛇行流路Paが形成されていて、第1の流路P1が流入パイプ34に連通し、第24の流路P24が流出パイプ35に連通している。
【0030】
プロテクタ40は、外方からの泥はねによる放熱フィン31cの汚れや飛び石による放熱フィン31cの変形等を防止するためのものであり、図12および図19に示したように、プロテクタ本体41と、このプロテクタ本体41に組付けられてコア31における長尺の放熱フィン31c間に並列的に介装される23個の仕切り板42によって構成されている。
【0031】
プロテクタ本体41は、図20および図21に示したように、合成樹脂により一体成形されていて、その両フック部41a,41bの弾性を利用してコア31に嵌着されており、コア11の下方を覆って放熱フィン31cを下方から保護している。また、プロテクタ本体41の底壁41cには、図20に示したように、各仕切り板42の取付孔41dが多数形成されるとともに、各仕切り板42間に空気を流通させるための多数の通気長孔41eが貫通して形成されている。
【0032】
各仕切り板42は、図22および図23に示したように、前後方向に長い矩形の薄肉プレート42aと、この薄肉プレート42aの下端に所定のピッチで一体的に形成した4個のピン42bと、コア31における長尺の放熱フィン31cに対向する薄肉プレート42aの表裏両面に一体的に形成した多数の突起42cによって構成されている。各突起42cは、走行風(放熱フィン31cに沿って一方のヘッダー32から他方のヘッダー33に向けて流れる空気)の一部により放熱フィン31cの表面近傍に空気の渦流れを形成する渦発生体であり、上下方向にて所定量傾斜して形成されている。
【0033】
上記のように構成した第2実施形態の熱交換器30においては、流入パイプ34の流出側端部が蛇行流路Paの第1流路(P1)に向けて開口し、流出パイプ35の流入側端部が蛇行流路Paの最終流路(P24)に向けて開口している。このため、この熱交換器30においては、内部流体(燃料)が、流入パイプ34を通して流入パイプ34の流出側端部から蛇行通路Paの第1流路(P1)に流れ、蛇行通路Paの第1流路から最終流路(P24)に流れ、蛇行通路Paの最終流路から流出パイプ35の流入側端部に流れて、この間においてコア31および両ヘッダー32,33外に沿って流れる外部流体(空気)との間にて熱交換される。
【0034】
また、この第2実施形態においては、熱交換器30に装着されてコア31の放熱フィン31cを外方から保護するプロテクタ40において、各放熱フィン31c間に並列的に介装される薄肉プレート42aの各放熱フィン31cに対向する表裏両面に突起42cが設けられている。このため、薄肉プレート42aの表裏両面に対向する各放熱フィン31cの表面近傍に空気の渦流れ(2次流れ)を形成することが可能であり、薄肉プレート42aの表裏両面に対向する各放熱フィン31cの表面での熱伝達(放熱)を飛躍的に向上させることが可能である。また、この第2実施形態においては、薄肉プレート42aによる整流効果が期待できて、各放熱フィン31cに沿って流れる空気流量の増大を図ることが可能である。したがって、このプロテクタ40においては、熱交換器30での冷却性能の更なる向上を図ることが可能である。
【0035】
上記各実施形態においては、コア11,31に放熱フィン11c・11d,31cと吸熱フィン11e,31eが形成される熱交換器10,30に設けられて、放熱フィン11c・11d,31cに沿って空気が流れることを許容するとともに、放熱フィン11c・11d,31cを外方から保護する空冷式熱交換器用プロテクタ20,40に本発明を実施したが、図24、図25または図26に示したように、コア51,61,71の上下にそれぞれ複数の放熱フィン51c・51d,61c・61d,71c・71dが形成される熱交換器にも同様に実施することが可能であり、上記各実施形態に限定されるものではない。なお、コア61,71では、熱交換のための表面積を大きくするために、内表面と外表面のそれぞれに凹凸が多数形成されている。
【0036】
また、上記各実施形態においては、燃料を空気(走行風)により冷却する自動車用のフューエルクーラに本発明を実施したが、本発明は他の種々な熱交換器にも同様にまたは適宜変更して実施することが可能であり、上記各実施形態に限定されるものではない。また、上記各実施形態においては、一方のヘッダー12,32に流入パイプ14,34と流出パイプ15,35を設けて実施したが、一方のヘッダーに流入パイプまたは流出パイプを設け、他方のヘッダーに流出パイプまたは流入パイプを設けて実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を概略的に示した中央横断平面図である。
【図2】図1に示したコアの側面図である。
【図3】図2に示したコアの底面図である。
【図4】図3のA−A線に沿った断面図である。
【図5】図1に示した一方のヘッダーの背面図である。
【図6】図5に示した一方のヘッダーの底面図である。
【図7】図1に示した他方のヘッダーの正面図である。
【図8】図7に示した他方のヘッダーの底面図である。
【図9】図1と図4に示したプロテクタの正面図である。
【図10】図9に示したプロテクタの平面図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示した平面図である。
【図12】図11のB−B線に沿った拡大断面図である。
【図13】図11に示した第2実施形態の中央横断平面図である。
【図14】図11に示した一方のヘッダーの拡大正面図である。
【図15】図14に示した一方のヘッダーの中央横断底面図である。
【図16】図14に示した一方のヘッダーの背面図である。
【図17】図11に示した他方のヘッダーの拡大正面図である。
【図18】図17に示した他方のヘッダーの中央横断平面図である。
【図19】図11〜図13に示したプロテクタの正面図である。
【図20】図19に示したプロテクタ本体の平面図である。
【図21】図20に示したプロテクタ本体の側面図である。
【図22】図19に示した仕切り板の一部を省略した拡大側面図である。
【図23】図22に示した仕切り板の正面図である。
【図24】コアの第1変形例を示す正面図である。
【図25】コアの第2変形例を示す正面図である。
【図26】コアの第3変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
10…熱交換器、11…コア、11a1〜11a19…隔壁、11b…周壁、11c,11d…放熱フィン、11e…吸熱フィン、11f,11g…切欠、12…一方のヘッダー、12a…流入口、12b…流出口、13…他方のヘッダー、14…流入パイプ、15…流出パイプ、Pa…蛇行通路、20…プロテクタ、21,22…フック部、23…ベース部、24…突起(渦発生体)、30…熱交換器、31…コア、31a1〜31a23…隔壁、31b…周壁、31c…放熱フィン、31e…吸熱フィン、32…一方のヘッダー、32a…流入口、32b…流出口、32c…仕切り壁、33…他方のヘッダー、33c…仕切り壁、34…流入パイプ、35…流出パイプ、Pa…蛇行通路、40…プロテクタ、41…プロテクタ本体、41a,41b…フック部、41c…底壁、41d…取付孔、41e…通気長孔、42…仕切り板、42a…薄肉プレート、42b…ピン、42c…突起(渦発生体)。

Claims (2)

  1. 外部に向けて突出し直線状に延びる放熱フィンを備えた空冷式熱交換器に設けられて、前記放熱フィンに沿って空気が流れることを許容するとともに、前記放熱フィンを外方から保護する空冷式熱交換器用プロテクタにおいて、前記放熱フィンの表面近傍に空気の渦流れを形成する渦発生体を設けたことを特徴とする空冷式熱交換器用プロテクタ。
  2. 請求項1に記載された空冷式熱交換器用プロテクタにおいて、前記放熱フィンは並列的に複数個有り、前記渦発生体は前記放熱フィン間に並列的に介装される薄肉プレートの前記放熱フィンに対向する表裏両面に設けられていることを特徴とする空冷式熱交換器用プロテクタ。
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