JPH11281287A - 熱交換器 - Google Patents
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- JPH11281287A JPH11281287A JP8644198A JP8644198A JPH11281287A JP H11281287 A JPH11281287 A JP H11281287A JP 8644198 A JP8644198 A JP 8644198A JP 8644198 A JP8644198 A JP 8644198A JP H11281287 A JPH11281287 A JP H11281287A
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Abstract
て、流体導入管および流体排出管(出入口パイプ)をコ
ア部の一方のサイドに収めて、省スペース化を果たす。
部品点数の削減、加工工数の削減を図り、作業性を向上
する。製造コストを低減する。膨脹弁取付け用配管等を
必要とせず、有効コア面積を確保する。冷媒側圧力損失
を不必要に増加させることなく、ブロック膨脹弁に適し
た冷媒回路を成立させる。 【解決手段】 熱交換器10は、コア部1 の左右両外側の
うちの一側に、流体導入用偏平管31および流体排出用偏
平管32と中間接続部材33とが、同側の偏平状熱交換管2
に対して略平行状に配置されている。下部ヘッダ21内が
隔壁部材24により内側ヘッダ室25と外側ヘッダ室26とに
区分され、かつコア部1 が3つ以上奇数の偏平状熱交換
管群A1,A2,A3に区分されて、正面よりみて蛇行状の流体
流路が形成されている。
Description
用蒸発器等に用いられる熱交換器に関する。
された偏平状熱交換管および隣り合う偏平状熱交換管同
士の間に介在されたコルゲート・フィンよりなるコア部
と、偏平状熱交換管の上下両端部に連通する一対のヘッ
ダとを備えており、上下両ヘッダのうちの一方のヘッダ
または両方のヘッダの内部に、仕切壁を設けることによ
り、正面よりみて逆U形または蛇行状の流体流路が形成
されていた。そして、出入口パイプを一方のヘッダにま
とめて、あるいはまた両方のヘッダに分かれて取り付け
ることにより、冷媒導入・排出路を形成していた。
うな従来の蒸発器では、蒸発器を収めるクーリングケー
スにおいて、出入口パイプのスペースを確保する必要が
あり、外形が大きくなってしまい、省スペース化の妨げ
になるとともに、出入口パイプをヘッダに接合する工程
を別に必要とするため、手間がかゝるという問題があっ
た。また従来の蒸発器では、出入口パイプにブロック型
膨脹弁を取り付ける場合には、余分な配管等が必要とな
り、やはり省スペース化の妨げになるという問題があっ
た。
を解決し、流体導入管および流体排出管(出入口パイ
プ)を熱交換器の左右両側のうち一方のサイドにまとめ
て取り付けることができて、省スペース化を果たすこと
ができ、ひいてはクーリングケースのコンパクト化を果
たし得、しかも流体導入管および流体排出管を熱交換器
のコア部内に収めることができるため、部品点数を減少
することができるとともに、加工工数の削減を図ること
ができて、作業性が向上するとともに、製造コストを低
減し得、また膨脹弁を取り付ける場合にも余分な配管等
を必要とせず、熱交換器全体の大幅な省スペース化を果
たし得るうえに、両ヘッダ式の熱交換器について有効コ
ア面積を充分に確保することができ、さらに、冷媒側圧
力損失を不必要に増加させることなく、ブロック膨脹弁
に適した冷媒回路を成立させることができる、熱交換器
を提供しようとするにある。
めに、この発明による熱交換器は、並列して垂直状に配
置された偏平状熱交換管および隣り合う偏平状熱交換管
同士の間に介在されたフィンよりなるコア部と、すべて
の偏平状熱交換管の上下両端部に連通する一対のヘッダ
とを備え、コア部の左右両外側のうちの一側に、流体導
入用偏平管および流体排出用偏平管と両者を連結する中
間接続部材とが、同側の偏平状熱交換管に対して略平行
状に配置され、流体導入用偏平管の下端部が下部ヘッダ
に連通状に接続されるとともに、流体排出用偏平管の上
端部が上部ヘッダに連通状に接続され、中間接続部材
に、流体導入用偏平管の接続部材側開口端部に連なる流
体導入用通路と該通路より外方に開口した流体導入孔と
が設けられるとともに、流体排出用偏平管の接続部材側
開口端部に連なる流体排出用通路と該通路より外方に開
口した流体排出孔とが設けられ、下部ヘッダ内が、流体
導入用偏平管の開口端部およびこれと反対側の所要数の
偏平状熱交換管の開口端部を除く残りすべての偏平状熱
交換管の開口端部に通じる内側ヘッダ室と、流体導入用
偏平管の開口端部からこれと反対側の所要数の偏平状熱
交換管の開口端部に通じる外側ヘッダ室とに区分され、
上部ヘッダの内部、および下部ヘッダの内側ヘッダ室の
内部のうちの少なくとも上部ヘッダの内部の所要箇所
に、垂直状仕切壁が設けられて、コア部が、3つ以上奇
数の偏平状熱交換管群に区分されることにより、正面よ
りみて蛇行状の流体流路が形成されていることを特徴と
している。
を、図面を参照して説明する。
基準とし、左とは同図の左側、右とは同右側をいゝ、ま
た前とは図1の図面紙葉の表側、後とは同裏側をいうも
のとする。
の蒸発器に適用した場合を示すものである。
発器(10)は、並列して垂直状に配置されかつ内部に多数
の冷媒通路を有するアルミニウム(アルミニウム合金を
含む)押出形材製の偏平状熱交換管(2) および隣り合う
偏平状熱交換管(2)(2)同士の間に介在されたアルミニウ
ム製コルゲート・フィン(3) よりなるコア部(1) と、す
べての偏平状熱交換管(2) の上下両端部に連通しかつヘ
ッダプレート(13)(23)およびヘッダプレート(13)(23)側
に開口したヘッダ本体(12)(22)とよりなる一対のアルミ
ニウム製ヘッダ(11)(21)とを備えている。
通路を有するアルミニウム押出形材製の冷媒導入用偏平
管(31)および同冷媒排出用偏平管(32)と両者を連結する
アルミニウム製ブロック状中間接続部材(33)とが、同側
の偏平状熱交換管(2) に対して略平行状に配置され、冷
媒導入用偏平管(31)の下端部(先端部)(31a) が下部ヘ
ッダ(21)に連通状に接続されるとともに、冷媒排出用偏
平管(32)の上端部(先端部)(32a) が上部ヘッダ(11)に
連通状に接続されている。
ク状中間接続部材(33)には、冷媒導入用偏平管(31)の接
続部材側管端部(31b) に連なる側面よりみて略三角形状
の冷媒導入用通路(34)と該通路(34)の上端部より外方に
開口した冷媒導入孔(35)とが設けられるとともに、冷媒
導入用通路(34)とは区分されかつ冷媒排出用偏平管(32)
の接続部材側管端部(32b) に連なる側面よりみて略逆三
角形状の冷媒排出用通路(36)と該通路(36)の下端部より
外方に開口した冷媒排出孔(37)とが設けられている。
入孔(35)および冷媒排出孔(37)の開口端部の周辺には、
膨脹弁(図示略)を接続するための環状凸部(38)(39)が
設けられ、これらの環状凸部(38)(39)には、O−リング
(9)(9)がそれぞれ嵌め被せられている。
ダプレート(23)の下面に、下部ヘッダプレート(23)側に
開口しかつ冷媒導入用偏平管(31)の下端接続部分とこれ
と反対側の偏平状熱交換管(2) の下端接続部分とを除く
大きさを有する浅い略箱形の隔壁部材(24)が取り付けら
れて、下部ヘッダ(21)が、冷媒導入用偏平管(31)の開口
端部(31a) からこれと反対側の6本の偏平状熱交換管
(2) の開口端部(2a)に通じる外側ヘッダ室(26)と、冷媒
導入用偏平管(31)の開口端部(31a) およびこれと反対側
の6本の偏平状熱交換管(2) の開口端部(2a)を除く残り
すべての12本の偏平状熱交換管(2) の開口端部(2a)に
通じる内側ヘッダ室(25)とに区分されている。
下部ヘッダ(21)内側の浅い略箱形の隔壁部材(24)の長さ
の中間部に対応する位置に、1つの垂直状仕切壁(14)が
設けられて、コア部(1) が、3つの偏平状熱交換管群(A
1)(A2)(A3)に区分されることにより、正面よりみて蛇行
状の冷媒流路が形成されている(図2参照)。
脹弁(図示略)の接続のためのブロックを兼ねているも
のである。
製の偏平状熱交換管(2) に対し、アルミニウム・ブレー
ジング・シート製の上下ヘッダプレート(13)(23)および
上下ヘッダ本体(12)(22)とを組み合わせるとともに、ア
ルミニウム押出形材製の冷媒導入用偏平管(31)および同
冷媒排出用偏平管(32)、並びにアルミニウム製ブロック
状中間接続部材(33)とを組み合わせる。そして、ブロッ
ク状中間接続部材(33)と冷媒導入用偏平管(31)および同
冷媒排出用偏平管(32)との接続部分に、いわゆる置きロ
ウをそれぞれ配置して、すべての構成部材が組み合わせ
られた状態で、真空ろう付け法により一括してろう付け
されることにより、製造されるものである。
(10)全体の冷媒流路は、つぎの通りである。なお、図2
は、蒸発器(10)全体の冷媒流路を模式的に表わしたもの
である。
3)の冷媒導入孔(35)より略三角形状の冷媒導入用通路(3
4)に流れ込み、ついで該通路(34)の下端部より冷媒導入
用偏平管(31)の接続部材側開口端部に至る。さらに冷媒
は、冷媒導入用偏平管(31)内を流下して、これの開口端
部(31a) より下部ヘッダ(21)の左端部内に至る。
分された下部ヘッダ(21)の外側ヘッダ室(26)内を通過し
て、冷媒導入用偏平管開口端部(31a) と反対の右側の6
本の偏平状熱交換管(2) よりなる第1偏平状熱交換管群
(A1)の開口端部(2a)に至る。
内を上昇して、上部ヘッダ(11)の左側部内に至り、同ヘ
ッダ(11)の中央部に移行したのち、垂直状仕切壁(14)に
当たってUターンして、今度は下向きに、中央の6本の
偏平状熱交換管(2) よりなる第2偏平状熱交換管群(A2)
を降下して、下部ヘッダ(21)内の隔壁部材(24)上部の内
側ヘッダ室(25)の左半部に至り、同内側ヘッダ室(25)の
右半部に移行したのち、Uターンして、今度は上向き
に、左側の6本の偏平状熱交換管(2) よりなる第3偏平
状熱交換管群(A3)を内を上昇して、上部ヘッダ(11)の左
側部内に至る。
内に至り、冷媒排出用偏平管(32)の上端部より同管(32)
内に流れ込み、冷媒排出用偏平管(32)内を下降したの
ち、ブロック状中間接続部材(33)に設けられた側面より
みて略逆三角形状の冷媒排出用通路(36)に至り、該通路
(36)下端部の冷媒排出孔(37)を経て、外部に流出される
ものである。
されて、蒸発器(10)のコア部(1) のコルゲート・フィン
(3) の存在する間隙を通過し、偏平状熱交換管(2) およ
びコルゲート・フィン(3) 等を介して冷媒と空気とが効
率よく熱交換せられるものである。
導入孔(35)より導入された冷媒は、ブロック状中間接続
部材(33)内の冷媒導入用通路(34)を経て、冷媒導入用偏
平管(31)内を通過し、さらに隔壁部材(24)によって区分
された下部ヘッダ(21)の外側ヘッダ室(26)内を通過し
て、冷媒導入用偏平管開口端部(31a) と反対の右側の6
本の偏平状熱交換管(2) よりなる第1偏平状熱交換管群
(A1)の開口端部(2a)に至る。この間、冷媒はほとんど蒸
発することなく液状を保持しており、この液状の冷媒が
第1偏平状熱交換管群(A1)内を上昇する。
後半部すなわち第2および第3偏平状熱交換管群(A2)(A
3)の流路内で生じることになる。
が、同一質量流量で同一回路断面積のとき、冷媒側圧力
損失が低いことが知られているが、この発明の蒸発器(1
0)によれば、冷媒入り側の低乾き度の冷媒が、下部ヘッ
ダ(21)の外側ヘッダ室(26)内を通過して一挙に反対側の
右側の第1偏平状熱交換管群(A1)の開口端部(2a)まで送
り込むため、気液が混合した冷媒出側の高乾き度の流路
が短くなり、これによって冷媒の圧力損失の上昇を招く
ことがない。
媒導入用偏平管(31)と冷媒排出用偏平管(32)すなわち出
入口パイプを蒸発器(10)の左右両側のうち一方のサイド
にまとめて取り付けることができて、省スペース化を果
たすことができ、ひいてはクーリングケースのコンパク
ト化を果たし得る。しかも冷媒導入用偏平管(31)および
冷媒排出用偏平管(32)を蒸発器(10)のコア部内に収める
ことができるため、部品点数を減少することができると
ともに、従来の出入口パイプ(図示略)の取付け工程を
省略することができて、加工工数の削減を図ることがで
き、作業性が向上するとともに、製造コストを低減し得
る。また従来の出入口パイプの取付けを省略した分、有
効コア面積を充分に確保することができ、また膨脹弁を
取り付ける場合にも、余分な配管等を必要とせず、蒸発
器(10)全体の大幅な省スペース化を果たし得、ブロック
膨脹弁に適した冷媒回路を成立させることができるもの
である。
ば、コア部(1) の左外側において、内部に多数の冷媒通
路を有するアルミニウム押出形材製の冷媒導入用偏平管
(31)および同冷媒排出用偏平管(32)と両者を連結するア
ルミニウム製ブロック状中間接続部材(33)とが、同側の
偏平状熱交換管(2) に対して略平行状に配置されてい
る。従って蒸発器(10)は上下方向の強度が大きく、例え
ば熱負荷による上下ヘッダ(11)(21)間の距離の伸縮にも
充分に耐えることができて、伸縮の影響を受けることが
ない。
ば、コア部(1) の左外側において、内部に多数の冷媒通
路を有するアルミニウム押出形材製の冷媒導入用偏平管
(31)および同冷媒排出用偏平管(32)と両者を連結するア
ルミニウム製ブロック状中間接続部材(33)とが、同側の
偏平状熱交換管(2) に対して略平行状に配置されてい
る。従って蒸発器(10)を製作するにあたり、多くの金型
を必要とせず、製作コストが非常に安くつくものであ
る。
媒導入流路形成用凹部および該凹部とは区分された冷媒
排出流路形成用凹部を有する内外一対のエンドプレート
(図示略)を用意して、これらを互いに対向面を内側に
して接合しかつ上下両ヘッダ間に渡して取り付けるとと
もに、一方の外側エンドプレートに冷媒導入孔および冷
媒排出孔とをあけ、これらの孔に連通するように膨脹弁
取付用ブロックを接続して、蒸発器を製作した場合に
は、上下ヘッダ間の長さが異なるごとに、それらに応じ
た長さを有する多種類の内外エンドプレートを用意しな
ければならず、従って金型の保有数が増大するととも
に、エンドプレートの在庫品が多くなり、その保守管理
が非常に煩雑であるという問題がある。また冷媒導入流
路および冷媒排出流路が内外一対のエンドプレートによ
り形成されている蒸発器では、上下方向の強度が小さ
く、従って例えば熱負荷による上下ヘッダ間の距離の伸
縮に耐えることができず、伸縮の影響を受けてしまうと
いう問題があるが、上記実施形態の蒸発器(10)によれ
ば、これらの問題は生じない。
における上部ヘッダ(11)部分の拡大図であるが、同図に
示すように、例えばコア部(1) 右側の第1偏平状熱交換
管群(A1)における偏平状熱交換管(2) の冷媒排出側の開
口端部(2a)が、冷媒の流れの方向に指向する左方下向き
の傾斜面(4) が形成されるように斜めにカットされ、中
央部の第2偏平状熱交換管群(A1)(A2)における偏平状熱
交換管(2) の冷媒導入側の開口端部(2a)が、冷媒の流れ
の方向に対向する右方下向きの傾斜面(5) が形成される
ように斜めにカットされるのが、望ましい。また、これ
らの偏平状熱交換管(2) の傾斜面(4) および傾斜面(5)
の下端が、上部ヘッダプレート(13)の上面と略同レベル
となされているのが、さらに望ましい。この点は、下部
ヘッダ(21)内においても同様であり、図示は省略した
が、偏平状熱交換管(2) の冷媒排出側の開口端部(2a)
が、冷媒の流れの方向に指向する傾斜面(4) が形成され
るように斜めにカットされ、偏平状熱交換管(2) の冷媒
導入側の開口端部(2a)が、冷媒の流れの方向に対向する
傾斜面(5) が形成されるように斜めにカットされ、これ
らの傾斜面(4) および傾斜面(5) の上端が、下部ヘッダ
プレート(23)の下面と略同レベルとなされているのが、
望ましい。
換管(2) の分流特性が向上して、各偏平状熱交換管(2)
の冷媒流通量が均一化され、熱交換効率に優れるととも
に、冷媒の流通抵抗を低減することができるものであ
る。
コア部(1) の一側において中間接続部材(33)を介して冷
媒導入用偏平管(31)と冷媒排出用偏平管(32)とが略同じ
長さを有するものとなされているが、これらの冷媒導入
用偏平管(31)と冷媒排出用偏平管(32)とは、いずれか一
方が長く、他方が短いものとなされていても良い。
内の冷媒導入用通路(34)と冷媒排出用通路(36)とが、互
いに略同じ大きさに形成されているが、これらの通路(3
4)(36)は、いずれか一方が小さく、他方が大きいものと
なされている場合もある。
ては、コア部(1) が、3つの偏平状熱交換管群(A1)(A2)
(A3)に区分されることにより、正面よりみて蛇行状の流
体流路が形成されているが、これに限らず、例えば上部
ヘッダ(11)の内部に2枚の垂直状仕切壁(14)(14)が所定
配置に設けられ、これに対して、下部ヘッダ(21)の内側
ヘッダ室(25)の内部に1枚の垂直状仕切壁(図示略)
が、上部ヘッダ(11)側の2枚の垂直状仕切壁(14)(14)同
士の間に対向して位置するように設けられることによ
り、コア部(1) が、5つの偏平状熱交換管群に区分され
て、正面よりみて蛇行状の流体流路が形成される場合も
あるものとする。
逆であっても良く、従って、例えば上部ヘッダ(11)側に
隔壁部材(24)が同様に設けられて、上部ヘッダ(11)が、
外側ヘッダ室(26)と内側ヘッダ室(25)とに区分され、こ
れに対し、下部ヘッダ(21)の内部に垂直状仕切壁(図示
略)が設けられて、正面よりみて蛇行状の流体流路が形
成されるようになされていても良い。
換器をカー・エアコン用の蒸発器に適用した場合につい
て説明したが、この発明は、その他ルーム・エアコン用
蒸発器等の熱交換器にも適用され得るものである。
コア部の左右両外側のうちの一側に、流体導入用偏平管
および流体排出用偏平管と両者を連結する中間接続部材
とが、同側の偏平状熱交換管に対して略平行状に配置さ
れ、流体導入用偏平管の下端部が下部ヘッダに、流体排
出用偏平管の上端部が上部ヘッダにそれぞれ連通状に接
続され、中間接続部材は、流体導入用偏平管に連なる流
体導入用通路および流体導入孔と、流体排出用偏平管に
連なる流体排出用通路および流体排出孔とを具備し、下
部ヘッダ内が、隔壁部材により内側ヘッダ室と外側ヘッ
ダ室とに区分されるとともに、ヘッダ内部の所要箇所に
垂直状仕切壁が設けられて、コア部が、3つ以上奇数の
偏平状熱交換管群に区分されることにより、正面よりみ
て蛇行状の流体流路が形成されているもので、この発明
の熱交換器によれば、流体導入管および流体排出管(出
入口パイプ)を熱交換器の左右両側のうち一方のサイド
にまとめて取り付けることができて、省スペース化を果
たすことができ、ひいてはクーリングケースのコンパク
ト化を果たし得る。しかも流体導入管および流体排出管
を熱交換器のコア部内に収めることができるため、部品
点数を減少することができるとともに、従来の出入口パ
イプの取付け工程を省略することができて、加工工数の
削減を図ることができ、作業性が向上するうえに、すべ
ての構成部材を組み合わせた状態で、例えば真空ろう付
け法による一括ろう付けにより製造できるため、製造コ
ストを低減し得る。また従来の出入口パイプの取付けを
省略した分、有効コア面積を充分に確保することがで
き、また膨脹弁を取り付ける場合にも、余分な配管等を
必要とせず、熱交換器全体の大幅な省スペース化を果た
し得、ブロック膨脹弁に適した冷媒回路を成立させるこ
とができる。また、この発明の熱交換器によれば、冷媒
入り側の低乾き度の冷媒が、下部ヘッダの外側ヘッダ室
内を通過して一挙に反対側の右側の第1偏平状熱交換管
群の開口端部まで送り込むため、気液が混合した冷媒出
側の高乾き度の流路が短くなり、これによって冷媒の圧
力損失の上昇を招くことがないという効果を奏する。
る。
わした斜視図である。
材および流体排出用偏平管の接続部分の拡大分解斜視図
である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 並列して垂直状に配置された偏平状熱交
換管(2) および隣り合う偏平状熱交換管(2)(2)同士の間
に介在されたフィン(3) よりなるコア部(1)と、すべて
の偏平状熱交換管(2) の上下両端部に連通する一対のヘ
ッダ(11)(21)とを備え、コア部(1) の左右両外側のうち
の一側に、流体導入用偏平管(31)および流体排出用偏平
管(32)と両者を連結する中間接続部材(33)とが、同側の
偏平状熱交換管(2) に対して略平行状に配置され、流体
導入用偏平管(31)の下端部が下部ヘッダ(21)に連通状に
接続されるとともに、流体排出用偏平管(32)の上端部が
上部ヘッダ(11)に連通状に接続され、中間接続部材(33)
に、流体導入用偏平管(31)の接続部材側開口端部に連な
る流体導入用通路(34)と該通路(34)より外方に開口した
流体導入孔(35)とが設けられるとともに、流体排出用偏
平管(32)の接続部材側開口端部に連なる流体排出用通路
(36)と該通路(36)より外方に開口した流体排出孔(37)と
が設けられ、下部ヘッダ(21)内が、流体導入用偏平管(3
1)の開口端部(31a) およびこれと反対側の所要数の偏平
状熱交換管(2) の開口端部(2a)を除く残りすべての偏平
状熱交換管(2) の開口端部(2a)に通じる内側ヘッダ室(2
5)と、流体導入用偏平管(31)の開口端部(31a) からこれ
と反対側の所要数の偏平状熱交換管(2) の開口端部(2a)
に通じる外側ヘッダ室(26)とに区分され、上部ヘッダ(1
1)の内部、および下部ヘッダ(21)の内側ヘッダ室(25)の
内部のうちの少なくとも上部ヘッダ(11)の内部の所要箇
所に、垂直状仕切壁(14)が設けられて、コア部(1) が、
3つ以上奇数の偏平状熱交換管群(A1)(A2)(A3)に区分さ
れることにより、 正面よりみて蛇行状の流体流路が形
成されている、熱交換器。
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---|---|---|---|
JP08644198A JP4164146B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 熱交換器、及びこれを用いたカー・エアコン |
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JPH11281287A true JPH11281287A (ja) | 1999-10-15 |
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ID=13887016
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JP08644198A Expired - Fee Related JP4164146B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 熱交換器、及びこれを用いたカー・エアコン |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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