JP2004068950A - 液封入式防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動体の振動数が通常の運転時における振動体の振動数の範囲を越えるような運転状態になっても防振性能が低下しにくい液封入式防振装置を提供する。
【解決手段】第1取付け具1と筒状の第2取付け具2とをゴム状弾性材から成る防振基体3を介して連結し、第2取付け具2に、防振基体3との間に液室4を形成するダイヤフラム5を設け、液室4を第1液室部6と第2液室部7に仕切る仕切り部8を設け、第1液室部6と第2液室部7を連通させるオリフィス22を形成し、第2取付け具2の径方向外方側に張り出す被ストッパ部10を第2取付け具2側に形成するとともに、被ストッパ部10を第2取付け具2の軸心方向で受止めるストッパ部材11を第1取付け具1側に設け、ストッパ部材11にダイナミックダンパ16又はマスダンパ40を設けてある。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液封入式防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように液封入式防振装置は、自動車のエンジン等の振動体に取付ける第1取付け具1と、車体フレームに取付ける筒状の第2取付け具2とをゴム状弾性材から成る防振基体3を介して連結し、第2取付け具2に、防振基体3との間に液室4を形成するダイヤフラム5を設け、液室4を第1液室部6と第2液室部7に仕切る仕切り部8としての薄肉の仕切り板20を設け、第1液室部6と第2液室部7を連通させるオリフィス22を形成して構成してある。この構造により、両液室部6,7の液流動効果や防振基体3の防振効果を得て振動体から車体に振動が伝わるのを抑制している。
【0003】
これらの構造に加えて、第2取付け具2の径方向外方側に張り出す被ストッパ部10を第2取付け具2に形成するとともに、被ストッパ部10を第2取付け具2の軸心方向で受止める板状のストッパ部材11を第1取付け具1側に片持ち支持させ、防振基体3の過剰な圧縮・伸長(大変位)を防止してある。
【0004】
ところで、液封入式防振装置の各部の固有振動数が、通常の運転時における振動体の振動数の範囲内にあると、通常の運転時に各部がそれぞれ共振し、液封入式防振装置のばね定数が上がって防振効果を十分に得ることができなくなる。
そこで、従来、ストッパ部材11や仕切り板8や防振基体3を、それらの固有振動数が前記振動数の範囲よりも高くなるように形成してあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によれば、通常の運転時にはストッパ部材や仕切り板や防振基体の共振を回避でき、液封入式防振装置のばね定数が上がるのを回避できて防振効果を十分に得ることができるものの、ストッパ部材11と仕切り板8と防振基体3のいずれをもそれらの固有振動数が高くなるように形成してあったために、振動体の振動数が前記範囲を越えるような運転状態になると、ストッパ部材と仕切り板と防振基体のいずれもが一斉に共振し、図4の一点鎖線で示すように、液封入式防振装置のばね定数が急激に大きくなって、防振性能が大きく低下しやすかった(図4については[実施形態]の項で詳しく説明してある)。
【0006】
本発明の目的は、振動体の振動数が通常の運転時における範囲を越えるような運転状態になっても防振性能が低下しにくい液封入式防振装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成は、第1取付け具と筒状の第2取付け具とをゴム状弾性材から成る防振基体を介して連結し、前記第2取付け具に、前記防振基体との間に液室を形成するダイヤフラムを設け、前記液室を第1液室部と第2液室部に仕切る仕切り部を設け、前記第1液室部と第2液室部を連通させるオリフィスを形成し、前記第2取付け具の径方向外方側に張り出す被ストッパ部を前記第2取付け具側に形成するとともに、前記被ストッパ部を前記第2取付け具の軸心方向で受止めるストッパ部材を前記第1取付け具側に設け、前記ストッパ部材にダイナミックダンパ又はマスダンパを設けてある点にある。
【0008】
請求項2による発明の構成は、請求項1による発明の構成において、前記ストッパ部材は、取付け対象物への前記第1取付け具の取付け状態で前記第1取付け具側に片持ち支持されるよう構成してある点にある。
【0009】
請求項3による発明の構成は、請求項1又は2による発明の構成において、前記ダイナミックダンパは、ダンパ本体を取付けボルトを介して支持ブラケットに支持連結して構成し、前記ダンパ本体は、前記取付けボルトを挿通させる内筒と、この内筒を囲む外筒とをこれらの間に介在させたゴム状弾性体で連結して構成してある点にある。
【0010】
請求項4による発明の構成は、請求項1又は2による発明の構成において、
前記マスダンパは複数の金属板を重合して形成してある点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
[第1実施形態]
図1,図2,図3に自動車用の液封入式防振装置を示してある。この液封入式防振装置は、エンジン(取付け対象物に相当)に取付ける板状の第1取付け金具1と、エンジンの下方の車体フレームに取付ける筒状の第2取付け金具2の上端部とをゴム状弾性材から成る防振基体3を介して連結し、第2取付け具2に、防振基体3との間に液室4を形成するダイヤフラム5を設け、液室4を上側の第1液室部6と下側の第2液室部7に仕切る仕切り部8を設け、両液室部6,7に液体を封入して構成してある。
【0013】
そして、第2取付け金具2の径方向外方側に張り出す被ストッパ部10を第2取付け金具2の上端側に形成するとともに、エンジンへの第1取付け金具1の取付け状態で、被ストッパ部10を第2取付け金具2の軸心方向(上下方向)及び横方向で受止める板状のストッパ金具11(ストッパ部材に相当)を第1取付け金具1側に、この第1取付け金具1とは別体に設けて防振基体3の過剰な圧縮・伸長(大変位)を防止してある。またストッパ金具11にダイナミックダンパ16を設けてある。このダイナミックダンパ16の構造や作用については後で詳しく説明する。
【0014】
第1取付け金具1は、その中央部に突設した上向きの取付けボルト12をエンジン側の雌ねじ部に螺合してエンジンに取付ける。19は第1取付け金具1に突設した上向きの位置決めピンである。この位置決めピン19でエンジン側に対する第1取付け具1の位置を正確に決めることができる。
【0015】
第2取付け金具2は、防振基体3を加硫接着される筒状金具部13と、この筒状金具部13にかしめ固定された底金具部14とから成り、底金具部14の中央部に突設した下向きの取付け用ボルト15を車体フレーム側の雌ねじ部に螺合して車体フレームに取付ける。
【0016】
防振基体3は円錐台状に形成してあり、その上端面が第1取付け金具1に加硫接着し、下端外周部が筒状金具部13の上広がり状の上端部に加硫接着している。そして、防振基体3の下端部に連なるゴム膜部16が筒状金具部13の内周面に加硫接着している。
【0017】
図2に示すように、ダイヤフラム5は部分球状のゴム膜体17とその外周部側のリング金具18とから成る。
【0018】
仕切り部8は、筒状金具部13に内嵌させる筒部9と、筒部9の上端よりも少し下方の内周壁間の仕切り板20と、下側の取付け用のフランジ21とを、一枚の薄肉の金属板をプレスして形成してある。これらのうち、筒部9は上下両端部を径方向外方側に張り出させてあり、上端部と、取付け用のフランジ21の付け根側の下端部とが筒状金具部13のゴム膜部16に内嵌している。筒部9の周壁と筒状金具部13のゴム膜部16との間は、第1液室部6と第2液室部7を連通させるオリフィス22に形成してある。取付け用のフランジ21はダイヤフラム5のリング金具18・第2取付け金具2の底金具部14と共に筒状金具部13にかしめ固定してある。
【0019】
上記の構造により、振動数の低い大振幅の振動が発生すると、液体がオリフィス22を通って両液室部6,7間を流動することで振動を減衰させ、振動数の高い微振幅の振動が発生すると、液体がオリフィス22を通ることなく、仕切り板20の往復動変形により振動を減衰させる。
【0020】
被ストッパ部10は、筒状金具部13の上端側の平面視長方形状の張り出し片23と、これよりも下方の補強金具板24とを、これらに対応させて張り出させた防振基体部分25で覆って形成してある。
【0021】
ストッパ金具11は、第1取付け金具1に上方側から重合する重合部26と、被ストッパ部10を上下両方向側及び横外方側から囲むストッパ作用部27とを一体に連設して断面「つ」の字状に形成してある。さらに、重合部26の幅方向両端部側を下方に折曲して補強リブ28を形成し、重合部26に、取付けボルト12を挿通させるボルト挿通孔29と、位置きめピン19を挿通させるピン挿通孔30とを形成してある。ストッパ作用部27にもその幅方向中央部を盛り上げて補強リブ45を形成してある。これによりストッパ金具11の強度を上げることができる。上記構造のストッパ金具11は、重合部26が第1取付け金具1とエンジン側の取付け部とに挟持されて第1取付け具1側に片持ち支持された状態になる。
【0022】
前記ダイナミックダンパ16について説明すると、ストッパ金具11の重合部26の幅方向一端部側に支持ブラケット31を立設し、これにダンパ本体32を取付けボルト33を介して着脱自在に支持連結してある。
【0023】
ダンパ本体32は、取付けボルト33を挿通させる内筒34と、この内筒34を囲む外筒35とをこれらの間に介在させたゴム状弾性体36で連結して構成してある。また、支持ブラケット31は「コ」の字状に形成してあり、その両側壁間の縦壁37の裏面にナット38を固着するとともに、ナット38に対するボルト挿通孔39を縦壁37に形成し、平面視で縦壁37がストッパ金具11の長手方向に沿うように、換言すれば、ナット38の軸心がストッパ金具11の幅方向に沿うように、支持ブラケット31の下端部をストッパ金具11の重合部26に固着してある。
【0024】
そして、ダンパ本体32の内筒34に取付けボルト33を挿通させ、この取付けボルト33をナット38に螺合連結してある。つまり、ダンパ本体32を重合部26からその横外方側に張り出す状態に支持ブラケット31に片持ち支持させてある。
【0025】
上記のダイナミックダンパ16の質量とばね定数は、900Hzの高い振動数に対応させて設定してあり(抑制目標の900Hzにチューニングしてあり)、この振動数の振動が液封入式防振装置に加わった場合に、ダイナミックダンパ16がストッパ金具11の振動を特に吸収するように構成してある。
【0026】
図4に示すように本発明者は、上記構造の液封入式防振装置(実施例1)に加わる振動数と液封入式防振装置のばね定数との関係を実験により求めた。同様に、ストッパ金具にダイナミックダンパを設けてない従来例の液封入式防振装置に加わる振動数と液封入式防振装置のばね定数との関係を実験により求め、両実験結果を比較した。
【0027】
[実験の条件]
50Hz〜1000Hz、+−9.8m/sの振動を液封入式防振装置に加え、各振動数ごとの液封入式防振装置のばね定数を測定した。
【0028】
[実験の結果]
従来例では50Hz〜700Hzの振動が加わると、ばね定数が1500N/mm以内のほぼ一定の値になったが、700Hzを超える振動が加わると、ばね定数が大きく上昇し始め、900Hzの振動が加わると最大の9000N/mmになった。
【0029】
これに対して実施例1では50Hz〜700Hzの振動が加わると、ばね定数が1500N/mm以内のほぼ一定の値になり、700Hzを超える振動が加わるとばね定数が上昇し始め、800Hzの振動が加わると最大の6500N/mmになった。そして、800Hzを超える振動が加わるとばね定数が下降し始め、900Hzで4000N/mmとなった。その後、再び上昇し、950Hzで6500N/mmになり、950Hzを超える振動が加わるとばね定数が再び下降した。このように実施例1では液封入式防振装置のばね定数の最大値が従来例よりも下がった。
【0030】
[第2実施形態]
図5,図6,図7に示すように、液封入式防振装置のストッパ金具11に、前記ダイナミックダンパ16に換えてマスダンパ40を設けてある。その他の構造は第1実施形態の液封入式防振装置とほぼ同じであり、その構造の説明は省略する。
【0031】
マスダンパ40は複数の同一形状の金属板41を重合し溶接固着して形成してある。各金属板41は台形に近い形状に板材を打ち抜いて形成してある。詳しくは一方の斜辺を他方の斜辺よりも短くして底辺と上辺を非平行にした形状に設定してある。これらを重合したマスダンパ40の短い斜辺と上辺とに対応する部分を、この部分に合わせて形成したストッパ金具11の斜面の凹み部に溶接固着してある。
【0032】
図4に示すように本発明者は、上記構造の液封入式防振装置(実施例2)に加わる振動数と液封入式防振装置のばね定数との関係を実験により求めた。また、ストッパ金具11にマスダンパ40を設けてない従来例の液封入式防振装置に加わる振動数と液封入式防振装置のばね定数との関係を実験により求め、両実験結果を比較した。実験の条件と、従来例の実験の結果とは第1実施形態に記載した通りである。
【0033】
実施例2では、50Hz〜600Hzの振動が加わると、ばね定数が1800N/mm以内のほぼ一定の値になり、600Hzを超える振動が加わるとばね定数が大きく上昇し始め、800Hzの振動が加わると最大の9000N/mmになった。このように実施例2では、ばね定数が最大値となる振動数が従来例(900Hzの振動で最大の9000N/mm)よりも100Hz低くなった。
[別実施形態]
前記ストッパ金具を第1取付け金具1に一体に固着してあってもよい。上記の実施形態で挙げた数値は一例であり別の数値であってもよい。ダイナミックダンパやマスダンパの形態は上記の形態に限られるものではない。
【0034】
【発明の効果】
ストッパ部材にダイナミックダンパを設けた請求項1の構成によれば、振動体の振動数が通常の運転時における振動体の振動数を越えるような運転状態になった場合、ストッパ部材の振動をダイナミックダンパで吸収することができる。また、ストッパ部材にマスダンパを設けた請求項1の構成によれば、マスダンパでストッパ部材の固有振動数を下げることができ、上記の運転状態で所定の振動数(一例として900Hz)になった場合、ストッパ部材を共振させにくくすることができる。
【0035】
その結果、上記の運転状態になって仕切り板や防振基体が共振していても、ストッパ部材が共振するのを回避することができ、仕切り板と防振基体とストッパのいずれもが共振する従来の構造に比べると、上記の運転状態で液封入式防振装置のばね定数が大きくなるのを抑制することができる。また、振動体の振動数が所定の範囲内にある通常の運転状態では、従来の構造と同様に、ストッパ部材と仕切り板が共振するのを回避することができる。
【0036】
従って、振動体の振動数が通常の運転時における振動体の振動数の範囲を越えるような運転状態になっても防振性能が低下しにくい液封入式防振装置を提供することができた。
【0037】
請求項2の構成によれば、第1取付け具側に片持ち支持されて振動しやすくなっているストッパ部材の振動をダイナミックダンパで吸収することができる。又は、第1取付け具側に片持ち支持されているストッパ部材の固有振動数をマスダンパによって下げることができ、振動体の振動数が通常の運転時における振動体の振動数を越えるような運転状態になった場合、ストッパ部材を共振させにくくすることができる。
【0038】
請求項3の構成によれば、ダイナミックダンパは、ダンパ本体を取付けボルトを介して支持ブラケットに支持連結して構成し、ダンパ本体は、取付けボルトを挿通させる内筒と、この内筒を囲む外筒とをこれらの間に介在させたゴム状弾性体で連結して構成してあるから、ダイナミックダンパの構造を簡素化できる。さらに、ダンパ本体が支持ブラケットに着脱自在になっているから、ダンパ本体を別のダンパと適宜変更して、ストッパ部材に合ったダンパ本体を支持ブラケットに取付けることができ、ストッパ部材の固有振動数をより正確に設定しやすくすることができる。
【0039】
請求項4の構成によれば、マスダンパは複数の金属板を重合して形成してあるから、例えば金属板を打抜き加工して形成するとともに、それらを溶接固着してマスダンパを製作することで、1個のブロック状のマスダンパを厚い材料から切り出して製作する場合よりも製作コストを低廉化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液封入式防振装置の平面図
【図2】液封入式防振装置の縦断正面図
【図3】液封入式防振装置の側面図
【図4】液封入式防振装置の振動数とばね定数の関係を示す図
【図5】第2実施形態の液封入式防振装置の平面図
【図6】第2実施形態の液封入式防振装置の縦断正面図
【図7】第2実施形態の液封入式防振装置の側面図
【図8】従来の技術を示す縦断正面図
【符号の説明】
1     第1取付け具
2     第2取付け具
3     防振基体
4     液室
5     ダイヤフラム
6     第1液室部
7     第2液室部
8     仕切り部
10     被ストッパ部
11     ストッパ部材
16     ダイナミックダンパ
22     オリフィス
23     張り出し片
24     補強金具
25     防振基体部分
31     支持ブラケット
32     ダンパ本体
33     取付けボルト
34     内筒
35     外筒
36     ゴム状弾性体
40     マスダンパ
41     金属板

Claims (4)

  1. 第1取付け具と筒状の第2取付け具とをゴム状弾性材から成る防振基体を介して連結し、前記第2取付け具に、前記防振基体との間に液室を形成するダイヤフラムを設け、前記液室を第1液室部と第2液室部に仕切る仕切り部を設け、前記第1液室部と第2液室部を連通させるオリフィスを形成し、前記第2取付け具の径方向外方側に張り出す被ストッパ部を前記第2取付け具側に形成するとともに、前記被ストッパ部を前記第2取付け具の軸心方向で受止めるストッパ部材を前記第1取付け具側に設け、前記ストッパ部材にダイナミックダンパ又はマスダンパを設けてある液封入式防振装置。
  2. 前記ストッパ部材は、取付け対象物への前記第1取付け具の取付け状態で前記第1取付け具側に片持ち支持されるよう構成してある請求項1記載の液封入式防振装置。
  3. 前記ダイナミックダンパは、ダンパ本体を取付けボルトを介して支持ブラケットに支持連結して構成し、前記ダンパ本体は、前記取付けボルトを挿通させる内筒と、この内筒を囲む外筒とをこれらの間に介在させたゴム状弾性体で連結して構成してある請求項1又は2記載の液封入式防振装置。
  4. 前記マスダンパは複数の金属板を重合して形成してある請求項1又は2記載の液封入式防振装置。
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