JP2004068789A - 車載用エンジンシステム - Google Patents

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Rentaro Kuroki
黒木 錬太郎
Hiroki Ichinose
一瀬 宏樹
Yutaka Sawada
沢田 裕
Takayuki Otsuka
大塚 孝之
Yasuhiro Kuze
久世 泰広
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Abstract

【課題】内燃機関及びモータが協働して車両に動力を供給する車載用エンジンシステムにおいて、車両の運転状況に関わらず、要求に応じて速やかに且つ暖機の完了した状態で、内燃機関の始動を行うことのできる車載用エンジンシステムを提供する。
【解決手段】内燃機関20とモータ30とが協働して動力を供給するエンジンシステム(ハイブリッドエンジン)1は、内燃機関20の冷却系に熱水を供給する蓄熱装置を備える。エンジンシステム1は、その搭載車両がモータ30単独の動力によって走行している際、内燃機関20の始動要求に先立って発生する事象を検知し、その検知タイミングと同期してプレヒートを開始する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関及びモータが協働して所定の駆動対象に動力を供給する車載用エンジンシステムに関し、特に、自身の蓄えた熱を利用して内燃機関の暖機処理を行うことのできる蓄熱装置を備えた車載用エンジンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関及びモータを複数の駆動源として組み合わせたエンジンシステム(ハイブリッドエンジン)は、各駆動源の作動状態を制御しつつ、これら駆動源から発せられる動力を適宜外部に伝達する機能を有する。ハイブリッドエンジンを用いれば、例えば機関燃焼によるエネルギーの変換効率が高い運転領域では内燃機関の出力を優先的に活用し、機関燃焼によるエネルギーの変換効率が低い運転領域ではモータの出力を優先的に活用するといった制御を行うことができる。その結果、ハイブリッドエンジンを搭載した車両は、従来の内燃機関を搭載した車両に比べ、車両運転に伴う燃料の消費量や排気ガスの排出量を格段に低減することができる。
【0003】
一方、内燃機関の運転中に暖められた冷却水を保温状態のまま蓄えておき、次回の機関始動時における暖機促進に役立てる蓄熱装置が知られている。例えば特開2002−38947号公報に記載された蓄熱装置は、車載内燃機関の始動に先立つ様々な事象、例えば運転者によるドアの開閉動作や運転席への着座動作等を引き金として、蓄熱装置に蓄えられた温水を内燃機関に供給するようにしている。このように、蓄熱装置からの熱水供給を機関始動前に開始することにより、内燃機関の暖機を早期に完了することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ハイブリッドエンジンを構成する内燃機関は、その搭載車両の運転状況に応じて、燃焼と停止を頻繁に繰り返すことになる。例えば、その搭載車両がモータの動力のみに頼って走行を行っていたところ、搭載車両の要求する出力が変化し、モータ単独で発生し得る出力を不意に上回ったために、内燃機関を始動するといった状況が頻繁に生じる。
【0005】
しかし、このような不意の始動要求に対し、内燃機関を常時最適な状態で(十分な暖機がなされた状態で)始動させるのは困難であった。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、内燃機関及びモータが協働して車両に動力を供給する車載用エンジンシステムにおいて、車両の運転状況に関わらず、要求に応じて速やかに且つ暖機の完了した状態で、内燃機関の始動を行うことのできる車載用エンジンシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関と、モータと、前記内燃機関の発生する動力及び前記モータの発生する動力を車両の出力軸に伝達する動力伝達機構と、熱を蓄える蓄熱装置と、を備え、前記蓄熱装置の蓄えた熱を所定の熱媒体を通じて前記内燃機関に供給し該機関の暖機処理を行う車載用エンジンシステムであって、前記モータが動力を発生し、且つ、前記内燃機関が停止している条件下で、前記内燃機関の始動要求に関連する事象を検知する検知手段と、内燃機関の始動要求に関連する事象の検知タイミングと同期して、前記内燃機関の暖機処理を開始する制御手段と、を備えることを要旨とする。
【0008】
同構成によれば、内燃機関とモータとが協働して動力を供給するシステムに特有の運転条件として、当該エンジンシステムの構成要素たる内燃機関が停止や始動を頻繁に繰り返す運転条件にあっても、常時、暖機処理の施された状態で内燃機関を始動させることができる。これにより、燃費や排気特性が向上する。
【0009】
また、当該エンジンシステムは、前記モータに電力を供給する充電可能なバッテリを備えて、且つ、前記検知手段は、前記バッテリの充電量が所定値を下回ったことを、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知するのが好ましい。
【0010】
また、前記検知手段は、当該エンジンシステムに要求される出力が所定値を上回ったことを、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知するのも好ましい。
【0011】
また、前記検知手段は、当該エンジンシステムの搭載車両の車速が所定値を上回ったこと、及び、当該エンジンシステムの搭載車両の加速度が所定値を上回ったことのうち、少なくとも一方を、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知するのも好ましい。
【0012】
また、前記検知手段は、当該エンジンシステムの搭載車両に備えられたアクセルペダルの踏込量が所定値を上回ったこと、及び、当該エンジンシステムの搭載車両に備えられたアクセルペダルの踏込量の変化率が所定値を上回ったことのうち、少なくとも一方を、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知するのも好ましい。
【0013】
また、当該エンジンシステムは、その搭載車両の周辺位置に関する地理的な情報を認識する認識手段を備えて、且つ、前記検知手段は、前記認識される地理的な情報に基づき、当該エンジンシステムの搭載車両に所定値を上回る出力が要求されると予測されることを、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知するのも好ましい。
【0014】
上記構成によれば、内燃機関の始動要求に先立つ事象として、再現性の高い事象を選択的に検知し、その検知結果に基づいて暖機処理が開始されることになる。これにより、暖機処理の施された状態で内燃機関が始動する確実性が高まる。
【0015】
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、車載用ハイブリッドエンジンに適用した一実施の形態について説明する。
【0017】
〔エンジンシステムの基本構成〕
図1に示すように、ハイブリッドエンジン(以下、エンジンシステムという)1は、内燃機関20、モータ(モータ・ジェネレータ)30、ジェネレータ(モータ・ジェネレータ)40、動力分割機構50、減速機60、インバータ70、バッテリ80、電子制御装置(ECU)90、蓄熱容器等を主要な構成要素として含む。内燃機関20は、複数の気筒を直列に配置して構成されたガソリンエンジンである。内燃機関20の吸気通路21途中には、吸気の流量(吸気量)を制御するためのスロットル弁21aが備えられている。また、内燃機関20の排気通路22途中には、排気中の一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)を浄化する排気浄化用三元触媒(以下、三元触媒という)を内蔵した触媒コンバータ23が備えられている。内燃機関20は、エンジンシステムの搭載車両(以下、単に車両という)の駆動輪9,10に回転力を付与する他、ジェネレータ40を駆動して電力を発生させる。ジェネレータ40は、内燃機関20に駆動されて電力を発生する場合の他、インバータ70から電力供給を受けて内燃機関20に回転力を付与する場合もある。モータ30は、バッテリ80或いはジェネレータ40から電力の供給を受けて駆動輪9,10に回転力を付与する場合と、逆に駆動輪9,10や内燃機関20から回転力を付与されることで発電を行いバッテリ80に充電用の電力を供給する場合とがある。モータ30の回転軸31は、減速機60を介して駆動輪9,10の回転軸9a,9aに連結される。
【0018】
また、内燃機関20のクランクシャフト24と、モータ30の回転軸31と、ジェネレータ40の回転軸41とは、周知の遊星歯車(図示略)を内蔵する動力分割機構50を介して相互に連結されている。遊星歯車は、相互にギア連結された3つの回転軸を有する。各回転軸は、クランクシャフト24、モータ30の回転軸31、ジェネレータ40の回転軸41の何れかに結合している。遊星歯車は、その構成要素である3つの回転軸のうち、2つの回転速度(回転数)及びトルクが決まると、残りの回転軸の回転数及びトルクが必然的に定まる特性を有する。エンジンシステム1では、このような動力分割機構50の特性を利用することにより、例えば内燃機関20の発生する動力(クランクシャフト24の回転力)をモータ30の回転軸31とジェネレータ40の回転軸41とに分割して伝達することができる。 また、例えばモータ30の発生する動力と内燃機関20の発生する動力とを併せて利用し、駆動輪9,10の回転軸9a,9aを回転させつつ、残りの動力でジェネレータ40を駆動しバッテリ80の充電を行うこともできる。また例えば、車両が停止している場合には、モータ30が停止した状態でジェネレータ40に電力を供給し、これをモータ駆動することにより、非燃焼状態にある内燃機関20のクランクシャフト24を回転し、機関燃焼を開始することもできる。さらに、モータ30及びジェネレータ40の両者に電力を供給し、これをモータ駆動することにより、車両を走行させながら、非燃焼状態にある内燃機関20のクランクシャフト24を回転し、機関燃焼を開始することもできる。
【0019】
エンジンシステム1は、エンジンシステム1の作動状態や作動環境に関連する各種情報を電気信号として出力するセンサ類を備える。例えば、バッテリ残量センサ91は、バッテリ30の充電量(バッテリ残量)に応じた信号を出力する。車速センサ92は、走行車両の車速に応じた信号を出力する。加速度センサ93は、走行車両の加速度に応じた信号を出力する。アクセルポジションセンサ94は、車両の運転席に設けられたアクセルペダル(図示略)の踏込量(或いは変位量)に応じた信号を出力する。また、ナビゲーションシステム95は、車両の位置に関連する地理的な情報を衛星からの電波として受信し、この地理的情報に応じた信号を出力する。
【0020】
ECU90は、中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、バックアップRAMおよびタイマーカウンタ等を備え、これら各部と、A/D変換器を含む外部入力回路と、外部出力回路とが双方向性バスにより接続されて構成される論理演算回路を備える。ECU90は、図示しない各種センサやナビゲーションシステムの出力する信号を外部入力回路を介して入力し、これら信号に基づいて、内燃機関20、モータ30、バッテリ80等の作動状態を把握し、これら要素20,30,80等の作動状態に基づいてエンジンシステム1の運転状態を最適化するための各種制御を実施する。
【0021】
このように構成されたエンジンシステム1は、内燃機関20、モータ30及びジェネレータ40の発生する動力(軸トルク)を適宜使い分けて車両の駆動輪9,10に伝達する他、適宜、内燃機関20の駆動力や車両の減速等に伴って発生するエネルギーを電力に変換してバッテリ80を充電する。
【0022】
なお、ECU90は、個々のセンサ類91〜95と併せて内燃機関の始動要求に関連する事象を検知する検知手段を構成する。また、ECU90は、内燃機関の始動要求に関連する事象の検知タイミングと同期して、前記内燃機関の暖機処理を開始する制御手段を構成する。
【0023】
〔エンジンシステムの作動〕
以下、エンジンシステム1の作動について、具体例を挙げて説明する。
【0024】
図2は、内燃機関20及びモータ30の発生する動力やバッテリ80に蓄えられた電力が、エンジンシステム1の運転条件に応じてどのように活用されるのかを、動力や電力の伝達経路を中心に説明する模式図である。なお、各図2(a),図2(b),図2(c)において、実線の矢印は動力の伝達経路を示し、破線の矢印は電力の伝達経路を示す。
(1)システム起動時
エンジンシステム1の起動時には、内燃機関20の暖機を行う。この際、内燃機関20の発生するエネルギーの一部はジェネレータ40を介して電力に変換され、バッテリ80に蓄えられる。内燃機関20の冷却水の温度が所定値を上回ると(暖機が完了すると)、内燃機関20の運転を停止する(図2(a))。
(2)発進時・低速走行時
エンジンシステム1を搭載した車両が発進する際、或いは低速走行を行う際等、内燃機関20の熱効率が低くなる条件下においては、モータ30の発生する動力を優先的に活用して車両(駆動輪9,10)を駆動する(図2(b))。
(3)通常走行時
エンジンシステム1を搭載した車両が通常の条件下で走行を行う場合には、内燃機関20の発生する動力を動力分割機構により適宜の割合に分割することにより、内燃機関20の発生する動力(クランクシャフト24から減速機60に直接伝達される動力)と、モータ30の発生する動力とが最適な比率で協動して車両(駆動輪9,10)を駆動するように制御を行う(図2(c))。
【0025】
上記のように構成されたエンジンシステム1では、内燃機関20及びモータ30の分担を制御しつつ車両を駆動する。また例えば、車両の発進時に内燃機関20からの動力の供給を要しないことから、車両の停止時には、内燃機関20を自動的に停止する制御を行うこともできる。この結果、燃費の向上や、排気ガスの総排出量の低減が図られる。
〔冷却系の概略構成〕
エンジンシステム1は、内燃機関20の運転に伴って発生する熱の一部(正確には熱せられた冷却水の一部)を一時的に蓄え、必要に応じて内燃機関の暖機に利用する蓄熱装置を備える。蓄熱装置は、冷却水を循環させる通路の途中に設けられた蓄熱容器100の他、内燃機関20内に形成された冷却水の循環系と蓄熱装置100との間で冷却水の交換を行うための循環通路Aや電動式ウォータポンプEP等を含んで構成される。
【0026】
図3は、蓄熱装置100を含めた内燃機関20の冷却系を概略的に示す構成図である。
【0027】
内燃機関20の冷却系は、内燃機関20と蓄熱容器100との間で冷却水を循環させる循環通路Aの他、内燃機関20内において各燃焼室や吸排気ポートの外周を取り巻くように形成されている循環通路(ウォータジャケット)B、内燃機関20とラジエータ101との間で冷却水を循環させる循環通路C、内燃機関20と暖房用ヒータコア102との間で冷却水を循環させる循環通路D等によって構成されている。また、循環通路Aは、シリンダブロック20a内に形成された通路B1〜B4等と、シリンダヘッド20b内に形成された通路B5等とに概ね分別される。冷却系は冷却水の循環通路を複数組み合わせて構築された複合システムであって、この冷却系内を循環する冷却水は、熱媒体として内燃機関20との間で熱交換を行うことにより同内燃機関20各部の冷却、或いは昇温を行う。
【0028】
冷却系を構成する上記各循環通路A,B,C及びDには、冷却水の挙動や温度を制御、或いは検出する各種部材が設けられている。
【0029】
電動式ウォータポンプ(電動ポンプ)EPは、ECU90からの指令信号に基いて作動し、循環通路B内の冷却水を矢印αの方向に流動させる。
【0030】
電動ポンプEPの下流には蓄熱容器100が設けられている。蓄熱容器100は、所定量の冷却水を外部から断熱した状態で貯留する機能を有する。すなわち、蓄熱容器100は、ハウジング100aと、同ハウジング100a内に収納された冷却水収容部100bとを備えた二重構造を有する。ハウジング100a及び冷却水収容部100bの間隙はほぼ真空状態に保たれ、冷却水収容部100bの内部空間と外部とを断熱状態に保つ。冷却水収容部100b内には、循環通路A(ポンプ側通路A1)から送られてくる冷却水を同容器100b内に導入するための導入管100cと、同容器100内の冷却水を循環通路A(内燃機関側通路A2)に排出するための排出管100dとが設けられている。排出管100dを通じて内燃機関側通路A2に排出される冷却水は、内燃機関20のシリンダヘッド20bに導入され、同シリンダヘッド20b内において各気筒の吸気ポート近傍に形成された経路を優先的に流れる。
【0031】
なお、ポンプ側通路A1及び内燃機関側通路A2の通路途中に各々設けられた逆止弁100e,100fが、ポンプ側通路A1から蓄熱容器100を介して内燃機関側通路A2に向かう冷却水の流れのみを許容し、逆流を規制する。
【0032】
機械式ウォータポンプ(機械式ポンプ)MPは、内燃機関20の出力軸から伝達される駆動力を用い、循環通路B内の冷却水を矢印方向βに流動させる。
【0033】
循環通路Cに設けられたラジエータ101は、加熱された冷却水の熱を外部に逃がす(冷却水を放熱させる)。電動ファン101aは、ECU30の指令信号に基づいて駆動し、ラジエータ101による冷却水の放熱作用を高める。
【0034】
また、ラジエータ101の下流側通路C1と、内燃機関20内の通路B1,B2,B3とに接続される空間S1には、サーモスタット103が設けられている。サーモスタット103は温度の高さに感応して開閉する周知の制御弁であり、同サーモスタット103近傍における循環通路B内の冷却水の温度が所定温度(例えば80℃)を上回ると開弁して通路C1から空間S1内に向かう冷却水の流れを許容し、当該所定温度を下回ると閉弁して通路C1から空間S1内へ向かう冷却水の流れを規制する。また、サーモスタット103に付設された差圧弁103aは、通路B2内の圧力P1と空間S1内の圧力P2との間の差圧(P1−P2)が所定値以上になると開弁して通路B2から空間S1内に向かう冷却水の流れを許容し、当該所定値を下回ると閉弁して通路B2から空間S1内に向かう冷却水の流れを規制する周知の制御弁である。
【0035】
循環通路Dに設けられた暖房用ヒータコア102は、内燃機関20内で加熱された冷却水の熱を利用し、必要に応じて車両室内(図示略)の暖房を行う。ECU30の指令信号に基づいて駆動される電動ファン102aは、暖房用ヒータコア102を通過する冷却水の放熱を促すとともに、冷却水の放熱により発生した暖気を空気通路(図示略)を介して車両室内に送り込む。
【0036】
内燃機関20から外部に向かう流路途中に設けられた水温センサ104は、同流路内の冷却水の温度(冷却水温)THWに応じた検出信号をECU90に出力する。
【0037】
流路切換弁105は、電動式ポンプEPの上流側通路A1と、サーモスタット103の上流側通路B1と、暖房用ヒータコア102の下流側通路D1とに接続される周知の三方向制御弁であり、ECU90の指令信号に基づいて駆動される。流路切換弁105は、3本の通路A1,B1,D1間の関係を、通路A1の開口端が閉じて且つ通路B1,D1間が連通する状態と、通路D1の開口端が閉じて且つ通路A1,B1間が連通する状態とに切り換える機能を有する。
【0038】
上記のように構成された内燃機関20の冷却系では、流路切替弁105を通じて切り換えられる各通路間の関係、電動ポンプEPの作動状態、内燃機関20の運転状態、或いはサーモスタット103の作動状態等に応じ、冷却水の流れる経路が異なるようになる。
【0039】
本実施の形態にかかるエンジンシステム1は、内燃機関20が通常の運転状態(燃焼状態)にある場合、循環通路Bや循環通路C(ラジエータ101)を通じて冷却水を循環させ、内燃機関20を冷却する(最適温度(80℃)に保持する)。一方、内燃機関20が停止状態にあり、且つ、当該機関20の温度が所定値を下回っている場合には、蓄熱容器100に蓄えられた熱水を、当該機関20が始動する前に、循環通路Aを通じ内燃機関20に供給する制御(プレヒート)を行う。
【0040】
図4は、内燃機関20の冷却系における冷却水の流路構成を例示する略図である。
【0041】
図4(a)に示す流路は、流路切換弁105の機能に基づき、通路A1の開口端が閉じて且つ通路B1,D1間が連通する状態となった場合に形成される。このような場合、通路B,C,Dを通じて、シリンダブロック20a、シリンダヘッドヘッド20b、ラジエータ101および暖房用ヒータコア102の間で冷却水が循環する。
【0042】
また、図4(b)に示す流路は、流路切換弁105の機能に基づき、通路A1の開口端が閉じて且つ通路A1,B1間が連通する状態となった場合に形成される。このような場合、通路A,Bを通じて、シリンダヘッドヘッド20bおよび蓄熱容器100の間で冷却水が循環する。
【0043】
図5(a)は、プレヒートを実行した後、内燃機関20を始動させることなく放置した場合における冷却水温THWの推移を示すタイムチャートである。また、図5(b)は、プレヒートを開始した後、プレヒートの完了前後におけるタイミングで内燃機関20を始動させた場合と、プレヒートを実施することなく内燃機関20を始動させた場合とにおける冷却水温THWの推移を同一時間軸上に示すタイムチャートである。
【0044】
図5(a)に示すように、プレヒートを開始すると(時刻t1)、蓄熱容器100内の熱水がシリンダヘッド20bに供給され、冷却水温THWが上昇する。冷却水温THWが目標値THWtrgtに達すると(時刻t2)、ECU90が一旦電動ポンプEPを停止することにより、冷却水温THWは緩やかに下降する。
【0045】
図5(b)に示すように、プレヒートの開始後、所定期間の経過後(時刻tA或いは時刻tB)に内燃機関20を始動すると、内燃機関20自身から発生する熱が冷却水温THWの上昇を促し、冷却水温は速やかに上昇して目標値に達するようになる(実線L1および一点鎖線L2で図示)。この結果、少なくとも、ある程度の暖機処理が施された上で内燃機関20が始動するようになる。一方、プレヒートを実施することなく、例えば時刻t2に内燃機関20を始動すると、冷却水温THWが初期値THWintから目標値THWtrgtまで上昇するために比較的長期期間を要し、その期間中は、暖機が完了しないまま内燃機関20が運転されることになる(二点鎖線L3で図示)。
【0046】
なお、プレヒートの完了時刻と内燃機関20の始動時刻とは、できる限り近似するのが望ましいが、図5(b)における推移曲線L1,L2,L3を比較して明らかなように、プレヒートの完了前に内燃機関20が始動したり、プレヒートの完了後所定期間を経て内燃機関20が始動するような場合であっても、両時刻間の偏差が十分に小さければ、プレヒートは、内燃機関20の暖機を促進する制御として十分有意な効果を奏する。
【0047】
〔プレヒートを開始するための制御手順〕
以下、プレヒートを開始するための具体的な制御手順について、フローチャートを参照して説明する。
【0048】
図6には、車両が、内燃機関20を停止したままモータ30の動力によって走行している際、プレヒートを実施するための制御ルーチンを示す。本ルーチンは、エンジンシステム1の作動中、ECU90を通じて周期的に実行される。
【0049】
本ルーチンに処理が移行すると、ECU90は先ず、内燃機関20が停止状態(非燃焼状態)にあるか否か(ステップS100)、さらに、車両が走行中であるか否か(ステップS101)を判断する。そして、内燃機関20が停止状態にあって、且つ、車両が走行中である場合にのみステップS102に移行し、それ以外の場合にはステップS120に移行する。
【0050】
ステップS120においてECU90は、プレヒートを実行している最中であれば、当該プレヒートの実行を中断して本ルーチンを一旦抜ける。また、現時点においてプレヒートを実行していなければ、何らの処理を行うことなく本ルーチンを一旦抜ける。
【0051】
一方、上記ステップS100,S101において、内燃機関20が停止状態にあって、且つ、車両が走行中であると判断した場合、ECU90は、続く一連のステップS102〜S104において、内燃機関20の始動(始動要求)に先立って発生する各種事象の発生の有無を検知する。
【0052】
例えば、内燃機関20を停止した状態で車両が走行している場合、図7のタイムチャートに示すように、バッテリ80の充電量が徐々に減少することになるため、その充電量が所定量E2を下回った場合、内燃機関20が始動する(時刻t2)。内燃機関20が始動すると、クランクシャフトの回転力が動力分割機構50を介してジェネレータ40に伝達され、ジェネレータ40が発電を開始する。よって、バッテリ80の充電量が回復する。そこでECU90は、バッテリ80の充電量が減少傾向にある条件下において、バッテリ80の充電量が所定値E1(E1>E2)を下回ったと判断した場合(ステップS102)、内燃機関20の始動要求に先立ちプレヒートを開始(継続)する(ステップS110)。
【0053】
また同じく、内燃機関20を停止した状態で車両が走行している場合であって、車速が所定値V2を上回ること、或いは車両の加速度が所定値ACC2を上回ることにより、モータ30の発生し得る動力が、エンジンシステム1全体に要求される動力を上回るようになる。そこでECU90は、車速が所定値V1(V1<V2)を上回ったと判断した場合、或いは車両の加速度がACC1(ACC1<ACC2)を上回ったと判断した場合(ステップS103)、所定期間後における内燃機関20の始動要求の発生を予測し、内燃機関20の始動要求に先立ちプレヒートを開始(継続)する(ステップS110)。
【0054】
また、車両の運転者の特定動作を直接検知し、その検知結果に基づいて、所定期間後における内燃機関20の始動要求の発生を予測することもできる。すなわち、内燃機関20を停止した状態で車両が走行している場合であって、アクセルペダルの踏込量が所定値P2を上回った場合、或いはアクセルペダルの単位時間当たり変位量が所定値R2を上回った場合(ステップS104)、内燃機関20の始動要求の発生に先立ちプレヒートを開始(継続)する(ステップS110)。
【0055】
また、車両の周辺位置に関する地理的な環境に基づいて、所定期間後における内燃機関20の始動要求の発生を予測することもできる。すなわち、内燃機関20を停止した状態で車両が走行している場合であって、ナビゲーションシステムを通じて提供される道路情報に基づき、急勾配の登り坂に接近していること、或いは高速道路の入口(例えば料金所)に接近していることを認識した場合(ステップS105)、内燃機関20の始動要求の発生に先立ちプレヒートを開始(継続)する(ステップS110)。
【0056】
このようにECU90は、一連のステップS102〜S105の何れかにおいて、所定期間内に内燃機関20の始動要求の発生が予測されると判断した場合、ステップS110においてプレヒートを開始(継続)するとともに、本ルーチンを一旦抜ける。
【0057】
一方、一連のステップS102〜S105の何れにおいても、所定期間内に内燃機関20の始動要求の発生が予測されないと判断した場合、ECU90は、ステップS102における処理を経て本ルーチンを一旦抜ける。ステップS120において、プレヒートを実行している最中であれば当該プレヒートの実行を中断し、プレヒートを実行していなければ何らの処理を行わないことは、上述した通りである。
【0058】
ECU90は、このような制御手順に従い、内燃機関20を停止した状態で車両が走行している際、内燃機関20の始動に先立ちプレヒートを開始する。
【0059】
ここで、内燃機関とモータとが協働して車両を駆動するハイブリッドエンジンでは、その作動モードして、内燃機関を停止した状態でモータのみの動力を活用して車両を駆動するモードと、内燃機関の動力を活用して車両を駆動するモードとが比較的頻繁に切り替わる。言い換えれば、内燃機関が停止と始動とを頻繁に繰り返すことになる。このため、各回の始動時における内燃機関の暖機状態は、エンジンシステム1全体としての燃費効率や排気特性に大きな影響を及ぼすことになる。
【0060】
本実施の形態にかかるエンジンシステム1は、図6のフローチャートにおけるステップS102〜S105で説明したように、バッテリ80の充電量が不足したり、エンジンシステム1全体に要求される出力がモータ30単独では賄えなくなることにより、内燃機関20の始動が要求されるといった状況を、そのような始動要求に関連する特定の事象を検知することで、事前に予測することができる。そして、内燃機関20の始動要求に先立ち、上記特定の事象の検知タイミング(時刻)と同期してプレヒートを開始する。これにより、暖機が略完了した状態で内燃機関を始動させ、エンジンシステム1全体としての燃費効率や排気特性を向上させることができる。
【0061】
なお、本実施の形態にかかるエンジンシステム1に限らず、内燃機関とモータとが協働して動力を発生する他のハイブリッドエンジンに対しても、本発明の蓄熱装置を適用し得る。
【0062】
例えば、エンジンシステム1のように、内燃機関20及びモータ30の何れもが直接的に搭載車両の駆動輪に動力を付与するシステムに限らず、例えばモータが単独で搭載車両の駆動輪に動力を付与する一方、内燃機関がモータに電力を供給する発電機としての役割を有するようなエンジンシステム(モータが直接的に、内燃機関が間接的に動力を提供するエンジンシステム)であっても、例えばモータを駆動するバッテリの充電量不足に起因する内燃機関の始動要求に先立ち、プレヒートを開始することにより、上記実施の形態と同等若しくはこれに準ずる効果を奏することができる。
【0063】
また、本実施の形態にかかるエンジンシステム1は、プレヒートが完了したか否かに関わらず、(始動要求に応じて)内燃機関20を始動させる制御構造を採用するが、プレヒートの完了を待って内燃機関20を始動させる制御構造を採用してもよい。
【0064】
また、本実施の形態におけるバッテリ80に相当するものとしては、例えば、鉛電池、ニッケル水素電池、リチウム電池等、充電及び放電の可能な種々の蓄電池を採用することができる。
【0065】
また、本実施の形態では、内燃機関としてガソリンエンジンを備えたエンジンシステムに本発明を適用することとしたが、ディーゼルエンジン等、他の内燃機関を備えたエンジンシステムに対しても、本発明を適用して同等若しくはこれに準ずる効果を奏することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のエンジンシステムによれば、暖機が略完了した状態で内燃機関を始動させ、エンジンシステム全体としての燃費効率や排気特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるエンジンシステムを示す概略構成図。
【図2】内燃機関及びモータ・ジェネレータの発生する動力や電力の伝達経路を説明する模式図。
【図3】蓄熱装置を含めた内燃機関の冷却系を概略的に示す構成図。
【図4】内燃機関の冷却系における冷却水の流路構成を例示する略図。
【図5】冷却水温の推移を示すタイムチャートの一例。
【図6】本実施の形態にかかるプレヒートを実施するための制御手順を示すフローチャート。
【図7】バッテリの充電量の推移を示すタイムチャートの一例。
【符号の説明】
1 ハイブリッドエンジン(エンジンシステム)
9,10 駆動輪
9a,10a 回転軸
20 内燃機関
21 吸気通路
21a スロットル弁
22 排気通路
24 クランクシャフト
30,40 モータ・ジェネレータ(モータとして機能する要素)
31,41 回転軸
50 動力分割機構(動力伝達機構を構成)
60 減速機
80 バッテリ
90 電子制御装置(ECU)
100 蓄熱容器
EP 機械式ウォータポンプ
MP 電動式ウォータポンプ

Claims (6)

  1. 内燃機関と、モータと、前記内燃機関の発生する動力及び前記モータの発生する動力を車両の出力軸に伝達する動力伝達機構と、熱を蓄える蓄熱装置と、を備え、前記蓄熱装置の蓄えた熱を所定の熱媒体を通じて前記内燃機関に供給し該機関の暖機処理を行う車載用エンジンシステムであって、
    前記モータが動力を発生し、且つ、前記内燃機関が停止している条件下で、前記内燃機関の始動要求に関連する事象を検知する検知手段と、
    内燃機関の始動要求に関連する事象の検知タイミングと同期して、前記内燃機関の暖機処理を開始する制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載用エンジンシステム。
  2. 前記モータに電力を供給する充電可能なバッテリを備えて、
    且つ、
    前記検知手段は、前記バッテリの充電量が所定値を下回ったことを、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知する請求項1記載の車載用エンジンシステム。
  3. 前記検知手段は、当該エンジンシステムに要求される出力が所定値を上回ったことを、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知する請求項1記載の車載用エンジンシステム。
  4. 前記検知手段は、当該エンジンシステムの搭載車両の車速が所定値を上回ったこと、及び、当該エンジンシステムの搭載車両の加速度が所定値を上回ったことのうち、少なくとも一方を、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知する請求項1記載の車載用エンジンシステム。
  5. 前記検知手段は、当該エンジンシステムの搭載車両に備えられたアクセルペダルの踏込量が所定値を上回ったこと、及び、当該エンジンシステムの搭載車両に備えられたアクセルペダルの踏込量の変化率が所定値を上回ったことのうち、少なくとも一方を、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知する請求項1記載の車載用エンジンシステム。
  6. 当該エンジンシステムの搭載車両の周辺位置に関する地理的な情報を認識する認識手段を備えて、
    且つ、
    前記検知手段は、前記認識される地理的な情報に基づき、当該エンジンシステムの搭載車両に所定値を上回る出力が要求されると予測されることを、前記内燃機関の始動要求に関連する事象として検知する請求項1記載の車載用エンジンシステム。
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