JP2010149712A - ハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法 - Google Patents

ハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010149712A
JP2010149712A JP2008330282A JP2008330282A JP2010149712A JP 2010149712 A JP2010149712 A JP 2010149712A JP 2008330282 A JP2008330282 A JP 2008330282A JP 2008330282 A JP2008330282 A JP 2008330282A JP 2010149712 A JP2010149712 A JP 2010149712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
engine
standby position
hybrid vehicle
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008330282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5251495B2 (ja
Inventor
Tatsuya Uchida
達也 内田
Tatsuya Osone
竜也 大曽根
Yuka Hamaguchi
有香 濱口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008330282A priority Critical patent/JP5251495B2/ja
Publication of JP2010149712A publication Critical patent/JP2010149712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5251495B2 publication Critical patent/JP5251495B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

【課題】摩耗や誤差によりクラッチ位置が変化した場合でも意図したスタンバイ位置を実現できる新規なハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法の提供。
【解決手段】モータ走行中にエンジン始動要求があったときは、第2クラッチCL2を制御する前に、第1クラッチCL1のクラッチ板が、開放状態である第1のスタンバイ位置Aから滑り締結状態である第2のスタンバイ位置Bまで移行するように第1クラッチCL1を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エンジンとモータとの間に第1クラッチを介装すると共に前記モータと駆動輪との間に第2クラッチを介装したハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法に関する。
一般に、従来のハイブリッド車の駆動制御は、燃費性能向上のために低負荷走行時あるいはアクセル開度が小さいときには、エンジンを停止してモータジェネレータの駆動のみで走行する。そして、走行負荷あるいはアクセル開度が大きくなったときには、エンジンを再始動してエンジン走行に切り替えている。
このようにモータ走行からエンジン走行に切り替えるに際しては、エンジン再始動のためにクランキング負荷による駆動力の低下によって大きな減速感(減速ショック)が生じる。
そのため、例えば特許文献1は、モータ走行中にアクセル操作を検出してエンジンを再始動する際に、それに先行して予めそのエンジンをクランキング開始位置まで回転しておくことでエンジン再始動時の減速ショックを低減した駆動制御装置を提案する。
特開平11−82261号公報
しかしながら、前記の駆動制御装置は、アクセルの踏み込みと同時にスタンバイ制御に移行し、規定時間内でエンジン再始動に移行する。そのため、クラッチ板の摩耗や誤差によりクラッチ位置が変化した場合には、意図したスタンバイ制御を実現できないことがある。
本発明は、このような課題に解決するために案出されたものであり、その目的はエンジンを締結するクラッチを意図したスタンバイ位置にできる新規なハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法を提供するものである。
前記目的を達成するために本発明は、エンジンとモータとの間に第1クラッチを介装すると共に前記モータと駆動輪との間に第2クラッチを介装してハイブリッド駆動系を構成したハイブリッド車両の駆動制御装置に関する。
この駆動制御装置は、モータ駆動によるモータ走行中にアクセル操作を検出してエンジン始動を判定するエンジン始動要求判定手段と、この始動要求判定手段による判定に基づいてクラッチを制御するクラッチ制御手段とを備える。
クラッチ制御手段は、モータ走行中に前記エンジン始動要求判定手段がエンジンの始動要求があるか否かを判定する。
そして、エンジンの始動要求があったと判定したときは、第1クラッチのクラッチ板が、開放状態である第1のスタンバイ位置から滑り締結状態である第2のスタンバイ位置まで移行するように第1クラッチを制御する。
この制御は、第2クラッチを制御する前に完了する。
本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置は、モータ走行中にエンジンを始動すべく第2クラッチを制御する前に、第1クラッチを第1のスタンバイ位置から第2のスタンバイ位置まで移行するように第1クラッチを制御する。
このため、第1クラッチを締結する際のクラッチ板のストローク距離が短くなって第1クラッチの応答時間を短縮することができる。
これによって、エンジンの始動時間が短縮して応答性が向上するため、モータ走行からエンジン走行へスムーズに移行できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置の第1の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
(構成)
先ず、本発明の駆動制御装置を適用する一般的なハイブリッド車両の駆動系構成を説明する。
図1は、本発明の駆動制御装置200を適用した後輪駆動によるハイブリッド車両100を示す全体システム図である。
図1に示すように、このハイブリッド車両100は、エンジンEと、フライホイールFWと、モータジェネレータMGと、第1クラッチCL1と、第2クラッチCL2と、自動変速機AT(=トランスミッションT/M)とを有する。さらに、このハイブリッド車両100は、プロペラシャフトPSと、ディファレンシャルDFと、左ドライブシャフトDSLと、右ドライブシャフトDSRと、左後輪RL(駆動輪)と、右後輪RR(駆動輪)と、左前輪FLと、右前輪FRとを有する。
エンジンEは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどからなる。そして、このエンジンEは、後述するエンジンコントローラ1からの制御指令に基づいてスロットルバルブのバルブ開度などを制御する。なお、エンジンEの出力軸には、フライホイールFWを設ける。
モータジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータなどからなる。そして、このモータジェネレータMGは、後述するモータコントローラ2からの制御指令に基づいてインバータ3により作り出された三相交流を印加することにより制御する。このモータジェネレータMGは、バッテリ4からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として動作することもできる。また、ロータが外力により回転している場合には、ステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機として機能してバッテリ4を充電することもできる(回生)。なお、このモータジェネレータMGのロータは、図外のダンパーを介して自動変速機ATの入力軸に連結する。
第1クラッチCL1は、前記エンジンEとモータジェネレータMGとの間に介装した油圧式単板クラッチなどからなる。そして、この第1クラッチCL1は、後述する第1クラッチコントローラ5からの制御指令に基づいて、第1クラッチ油圧ユニット6により作り出された制御油圧により、滑り締結と滑り開放を含み締結・開放動作を行う。なお、この第1クラッチCL1および次の第2クラッチCL2における滑り締結および滑り開放のことを以下では適宜「半クラッチ」と称する。
第2クラッチCL2は、前記モータジェネレータMGと左右後輪RL,RRとの間に介装された油圧式多板クラッチなどからなる。そして、この第2クラッチCL2は、後述するATコントローラ7からの制御指令に基づいて第2クラッチ油圧ユニット6により作り出された制御油圧によって滑り締結と滑り開放を含み締結・開放動作を行う。
自動変速機ATは、例えば前進5速後退1速や前進6速後退1速等の有段階の変速比を車速やアクセル開度などに応じて自動的に切り換える変速機である。そして、前記第2クラッチCL2は、専用クラッチとして新たに追加したものではなく、自動変速機ATの各変速段にて締結される複数の摩擦締結要素のうちいくつかの摩擦締結要素を流用している。この自動変速機ATの出力軸は、プロペラシャフトPS、ディファレンシャルDF、左ドライブシャフトDSL、右ドライブシャフトDSRを介して左右後輪RL,RRに連結している。
次に、このような構成をしたハイブリッド車両100の駆動を制御する本発明の駆動制御装置200を説明する。
この駆動制御装置200は、図1に示すようにエンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7とを備える。さらに、この駆動制御装置200は、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とを有する。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とは、互いに情報交換が可能なCAN通信線11を介して接続する。
エンジンコントローラ1は、エンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報を入力する。そして、このエンジンコントローラ1は、統合コントローラ10からの目標エンジントルク指令などに応じ、エンジン動作点(Ne,Te)を制御する指令を、例えば図外のスロットルバルブアクチュエータへ出力する。なお、エンジン回転数Neの情報は、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
モータコントローラ2は、モータジェネレータMGのロータ回転位置を検出するレゾルバ13からの情報を入力する。そして、このモータコントローラ2は、統合コントローラ10からの目標モータジェネレータトルク指令などに応じ、モータジェネレータMGのモータ動作点(Nm,Tm)を制御する指令をインバータ3へ出力する。なお、このモータコントローラ2では、バッテリ4の充電状態をあらわすバッテリSOCを監視している。そして、バッテリSOC情報は、モータジェネレータMGの制御情報に用いると共に、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
第1クラッチコントローラ5は、第1クラッチ油圧センサ14と第1クラッチストロークセンサ15からのセンサ情報を入力する。そして、この第1クラッチコントローラ5は、統合コントローラ10からの第1クラッチ制御指令に応じ、第1クラッチCL1の締結・開放を制御する指令を第1クラッチ油圧ユニット6に出力する。なお、第1クラッチストロークC1Sの情報は、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
ATコントローラ7は、アクセル開度センサ16と車速センサ17と第2クラッチ油圧センサ18からのセンサ情報を入力する。そして、このATコントローラ7は、統合コントローラ10からの第2クラッチ制御指令に応じ、変速制御における第2クラッチ制御に優先し、第2クラッチCL2の締結・開放を制御する指令をAT油圧コントロールバルブ内の第2クラッチ油圧ユニット8に出力する。なお、アクセル開度APと車速VSPの情報は、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
ブレーキコントローラ9は、4輪の各車輪速を検出する車輪速センサ19とブレーキストロークセンサ20からのセンサ情報を入力する。そして、このブレーキコントローラ9は、ブレーキ踏み込み制動時など、ブレーキストロークBSから求められる要求制動力に対し回生制動力だけでは不足する場合、回生協調ブレーキ制御を行う。この回生協調ブレーキ制御は、その不足分を機械制動力(液圧制動力やモータ制動力)で補うように、統合コントローラ10からの回生協調制御指令に基づいて行う。
統合コントローラ10は、車両100全体の消費エネルギーを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うものである。そのため、この統合コントローラ10は、モータ回転数センサ21と、第2クラッチ出力回転数センサ22と、第2クラッチトルクセンサ23からの情報およびCAN通信線11を介して得られた情報を入力する。なお、このモータ回転数センサ21は、モータ回転数Nmを検出する。第2クラッチ出力回転数センサ22は、第2クラッチ出力回転数N2outを検出する。第2クラッチトルクセンサ23は、第2クラッチトルクTCL2を検出する。そして、この統合コントローラ10は、前記エンジンコントローラ1への制御指令によりエンジンEの動作制御を行い、前記モータコントローラ2への制御指令によりモータジェネレータMGの動作制御を行う。さらに、この統合コントローラ10は、前記第1クラッチコントローラ5への制御指令により第1クラッチCL1の締結・開放制御を行い、前記ATコントローラ7への制御指令により第2クラッチCL2の締結・開放制御を行う。
(作用)
次に、このような駆動制御装置200を備えたハイブリッド車両100の基本動作について主に図2を参照しながら説明する。
先ず、図2(a)に示すように車両停止中において、バッテリSOC(State Of Charge)が低い状態であれば、図2(f)に示すようにエンジンEを始動して発電を行い、バッテリ4を充電する。そして、バッテリSOCが通常範囲になれば、第1クラッチCL1は開放で第2クラッチCL2を締結してエンジンEを停止する。
次に、図2(b)に示すように車両発進から加速時には、第1クラッチCL1は開放で第2クラッチCL2は締結のままモータジェネレータMGを駆動して駆動輪RR、RLを駆動する(モータ走行)。
そして、アクセル開度が所定値を超えたなら、エンジンEを始動してエンジン走行に移行する。また、モータ走行中にエンジン始動に必要なモータトルクとバッテリ出力が不足する場合もエンジン走行に移行する。
このモータ走行からエンジン走行への切り替えは、図2(c)に示すように第2クラッチCL2を締結状態から滑り締結状態(半クラッチ)に制御してから第1クラッチCL1を締結することによって行う。これによって、モータジェネレータMGの駆動力がエンジンEに伝わると共に、エンジン始動で消費されたモータトルク減少による減速ショックを緩和することができる。
次に、このようにしてエンジンEが始動したならば、図2(d)に示すように第2クラッチCL2を滑り締結状態(半クラッチ)から締結状態に制御すると共に、モータジェネレータMGの駆動を停止する。これによって、モータジェネレータMGの駆動のみによるモータ走行からエンジンEの駆動のみによるエンジン走行への切り替えがなされる。
そして、図2(e)に示すように車両減速時には、第1クラッチCL1のみを開放状態にしてその減速エネルギーでモータジェネレータMGを駆動して発生した電力をバッテリ4に回収する(回生)。
なお、モータ発進時で、ロールバックにより自動変速機ATの出力回転が負回転となったら、第2クラッチCL2の滑り制御を行い、モータジェネレータMGの回転を正回転に維持する。
そして、本発明の駆動制御装置200による特徴的な駆動制御は、これら一連の駆動制御のうち、主に図2(c)で示すモータ走行中におけるエンジン再始動時のクラッチ制御に関するものである。
図3は、エンジン始動要求後における、エンジンEおよびモータジェネレータMGの回転数(rpm)、エンジントルク(Nm)、第1クラッチCL1のストローク(mm)、モータジェネレータMGトルクなどの関係を示したタイムチャートである。また、図4は、第1クラッチCL1に係るクラッチ制御の流れを示したフローチャート図である。なお、この制御は主として前述した第1クラッチコントローラ5と、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、ATコントローラ7と、これらを統合制御する統合コントローラ10とによって実現する。
先ず、エンジン始動要求がある前、すなわちモータジェネレータMGの駆動のみによる走行であるモータ走行中においては、第1クラッチCL1のクラッチ板が開放状態である第1のスタンバイ位置Aに位置している(ステップS1)。
そして、統合コントローラ10は、前述したようにアクセル開度や車両速度などに関する入力情報に基づいてエンジン始動要求があったか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、アクセル開度センサ16によるアクセル開度情報に基づいてアクセル踏込量を監視し、その量が所定値を超えたときにエンジン始動要求があったと判定する。
統合コントローラ10は、エンジン始動要求があったと判定しなければ、そのままの状態を継続すべく制御を行うが、エンジン始動要求があったと判定したならば(Yes)、第1クラッチコントローラ5に対して第1クラッチ制御指令(CIS)を送信する。
第1クラッチコントローラ5は、この第1クラッチ制御指令を受信したならば、第1クラッチ油圧ユニット6を制御する。
このクラッチ制御は、図3に示すように、第1のスタンバイ位置Aから第1クラッチCL1の図示しないクラッチ板が滑り締結状態である第2のスタンバイ位置Bまで移行するようにストローク制御する(ステップS3)。これによって、いわゆる第1クラッチCL1のガタ締めが終了する。
ここで、このストローク制御は、図3に示すようにステップ状に急激に変化するのでなく、徐々に変化するように所定の速度リミッターを設定したスイープ制御となる。
また、この第2のスタンバイ位置Bは、エンジンEのフリクションばらつきや滑り締結状態によるクラッチ発熱量などに基づいて設定する。
具体的には、滑りトルクがエンジンEのフリクションばらつき下限以下で、かつ滑り締結状態によるクラッチ発熱量が耐久性上許容範囲以下になるような位置を第2のスタンバイ位置Bとして設定する。
また、この第2のスタンバイ位置Bへのストローク制御は、第2クラッチCL2のスリップIN(半クラッチ)判定(ステップS4)がある前に終了するように制御する。また、これと同時にモータジェネレータMGのトルクも上昇するようにそのトルク制御を行う。
そして、第2クラッチCL2のスリップIN判定があったと判断したならば(Yes)、第1クラッチCL1を容量制御して締結してモータジェネレータMGの駆動力をエンジンEに伝達しクランキングして始動する。
これによって、モータ走行からエンジン走行にスムーズに切り替えることができる。
なお、前記課題を解決するための手段に開示した本願発明のうち、「エンジン始動要求判定手段」は、例えば図1に示すアクセル開度センサ16と、ATコントローラ7と、統合コントローラ10などからなる構成に対応する。また、「クラッチ制御手段」は、例えば図1に示す統合コントローラ10と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6等からなる構成に対応する。また、「モータ」はモータジェネレータMGに対応する。
(効果)
次に、本発明の効果を説明する。
本発明のハイブリッド車両100の駆動制御装置200にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)本発明の駆動制御装置200は、モータ走行中にエンジンEを再始動すべく第2クラッチCL2を制御する前に、第1クラッチCL1を第1のスタンバイ位置Aから第2のスタンバイ位置Bまで移行するように第1クラッチCL1を制御する。
これによって、第1クラッチCL1を締結する際のクラッチ板のストローク距離が短くなって第1クラッチCL1の応答時間を短縮することができる。
この結果、エンジンEの始動時間が短縮(例えば40msecの短縮)してエンジン始動の応答性(レスポンス)が向上するため、モータ走行からエンジン走行へスムーズに移行することができる。
つまり、従来の制御では、第1のスタンバイ位置Aは、モータ走行中の第1クラッチCL1の待機位置であり、引きずり防止のために確実に開放している必要がある。そのため、0トルク点に対して1mm程度のクリアランスを保つ必要があり、この位置から一気に容量制御するためにストローク無駄時間が発生していた。これに対し、本発明のクラッチ制御は、エンジン始動要求を判断して容量制御する前に予め第1クラッチCL1を滑り締結状態である第2のスタンバイ位置Bに移行(ストローク)しておくように制御したものである。このため、ストローク無駄時間が無くなり、優れた応答性(レスポンス)を発揮することが可能となる。
なお、この第2のスタンバイ位置Bでは、ばらつきによってはクラッチを引きずる可能性があるが極めて短時間であるため、これによる問題が生ずることはない。
(2)本発明の駆動制御装置200は、第2のスタンバイ位置Bでの滑りトルクが、エンジンEのフリクションばらつき下限以下で、かつこの滑り締結状態によるクラッチ発熱量が耐久性上許容範囲以下になるように第1クラッチCL1を制御する。
これによって、クラッチ個体のばらつきおよびストローク制御ばらつきに対する寛容性を持たせることが可能となり、制御ロジックが簡単になる。
(3)本発明の駆動制御装置200は、第1のスタンバイ位置Aから第2のスタンバイ位置Bへの移行を速度リミッターを設定したスイープ状態になるように第1クラッチCL1を制御する。
これによって、第2のスタンバイ位置Bでのオーバーシュート(overshoot)を抑制してショックの発生を防止できる。
(4)本発明の駆動制御装置200は、図3に示すように第1のスタンバイ位置Aから第2のスタンバイ位置Bへの移行時のモータジェネレータMGの回転の落ち込みまたはエンジンEのクランク角変化も同時に検出する。そして、このモータジェネレータMGの回転の落ち込みまたはエンジンEのクランク角変化に基づいて第2のスタンバイ位置Bでの過大クラッチ引きずりトルクを検知してその第2のスタンバイ位置Bを修正する。
これによって、引きずりトルク過多によるクラッチ発熱摩耗、ショック発生を防止できる。
(第2の実施形態)
次に、図5および図6は、本発明のハイブリッド車両100の駆動制御装置200の第2の実施形態を示したものである。
(構成および作用)
本実施の形態では、図5に示すようにハイブリッド車両100にナビゲーションシステム300を備え、このナビゲーションシステム300から送られる走行経路案内情報に基づいて前述したクラッチ制御を行うものである。
すなわち、この駆動制御装置200は、このナビゲーションシステム300から送られる走行経路案内情報(NAVI情報)を解析し、その走行経路案内情報に基づいてエンジン始動要求の有無を予測する。
例えば、図6に示すようにモータ走行中において車両100の進行方向にエンジン始動が必要な勾配の上り坂があったと判断(勾配判定)すると、その上り坂の直前または達した時点でドライバーが大きくアクセルを踏み込むこと(エンジン始動要求)が予測できる。
そのため、このようにしてエンジン始動要求の予測があったならば、その上り坂よりも所定距離手前の時点で第1クラッチCL1のクラッチ板を、第1のスタンバイ位置Aから第2のスタンバイ位置Bまで移行するように制御する。
なお、前記課題を解決するための手段に開示した本願発明のうち、「エンジン始動要求予測手段」は、例えば図1に示すATコントローラ7と、統合コントローラ10などからなる構成に対応する。
(第2の実施形態の効果)
本実施の形態は、走行経路案内情報から得られる先の上り坂での要求駆動トルクが上昇し、エンジン始動が必要と判断した場合には、エンジン始動要求がある前に予め第1クラッチCL1を第1のスタンバイ位置Aから第2のスタンバイ位置Bまで移行する。
これによって、車両100が実際に上り坂に差し掛かり、ドライバーがアクセルを踏み込んだ時点で既に第1クラッチCL1のガタ締めを終了することができる。この結果、第1クラッチCL1のさらなる締結応答時間の短縮(例えば40msecの短縮)が可能となり、エンジン始動応答性を向上することができる
なお、このナビ協調制御とは、ドライバーの加速・減速操作を支援するものであり、ナビゲーションシステムからの走行経路情報(ナビ情報)をベースに、前方のカーブや勾配の大きさに応じて自車の車速を制御する公知の駆動制御をいう。
そして、このナビ協調制御を用いることで前方のカーブの大きさに応じて緩やかに減速し、カーブ路を出て直線路になると、再びドライバーが設定していた車速まで滑らかに加速することができる。また、前方に上り坂や下り坂の勾配がある場合は、その大きさに応じて緩やかに加減速することで、スムーズな走行を行うことができる。
本発明に係るハイブリッド車100およびこれに適用する駆動制御装置200の第1の実施形態を示す全体システム図である。 ハイブリッド車100の動作の概要を示す説明図である。 エンジン始動要求後における、エンジンEおよびモータジェネレータMGの回転数(rpm)、エンジントルク(Nm)、第1クラッチCL1のストローク(mm)、モータジェネレータMGトルクなどの関係を示したタイムチャートである。 クラッチ制御の流れを示すフローチャート図である。 本発明に係るハイブリッド車100およびこれに適用する駆動制御装置200の第2の実施形態を示す全体システム図である。 第2の実施形態に係るクラッチ制御を示す概念図である。
符号の説明
E…エンジン
MG…モータジェネレータ
CL1…第1クラッチ
CL2…第2クラッチ
AT…自動変速機
PS…プロペラシャフト
DF…ディファレンシャル
DSL…左ドライブシャフト
DSR…右ドライブシャフト
RL…左後輪(駆動輪)
RR…右後輪(駆動輪)
FL…左前輪
FR…右前輪
1…エンジンコントローラ
2…モータコントローラ
3…インバータ
4…バッテリ
5…第1クラッチコントローラ
6…第1クラッチ油圧ユニット
7…ATコントローラ
8…第2クラッチ油圧ユニット
9…ブレーキコントローラ
10…統合コントローラ
100…ハイブリッド車両
200…駆動制御装置
300…ナビゲーションシステム

Claims (6)

  1. エンジンとモータとの間に第1クラッチを介装すると共に、前記モータと駆動輪との間に第2クラッチを介装してハイブリッド駆動系を構成し、前記モータ駆動によるモータ走行中にアクセル操作を検出してエンジン始動を判定するエンジン始動要求判定手段と、当該エンジン始動要求判定手段による判定に基づいて前記クラッチを制御するクラッチ制御手段とを備えたハイブリッド車両の駆動制御装置であって、
    前記クラッチ制御手段は、前記モータ走行中に前記エンジン始動要求判定手段が前記エンジンの始動要求があったと判定したときは、前記第2クラッチを制御する前に、前記第1クラッチのクラッチ板が、開放状態である第1のスタンバイ位置から滑り締結状態である第2のスタンバイ位置まで移行するように前記第1クラッチを制御することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
    前記クラッチ制御手段は、前記第2のスタンバイ位置での滑りトルクが、前記エンジンのフリクションばらつき下限以下で、かつ当該滑り締結状態によるクラッチ発熱量が耐久性上許容範囲以下になるように前記第1クラッチを制御することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
    前記クラッチ制御手段は、前記第1のスタンバイ位置から第2のスタンバイ位置への移行を速度リミッターを設定したスイープ状態になるように前記第1クラッチを制御することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
    前記クラッチ制御手段は、前記第1のスタンバイ位置から第2のスタンバイ位置への移行時の前記モータの回転の落ち込みまたはクランク角変化に基づいて前記第2のスタンバイ位置での過大クラッチ引きずりトルクを検知して前記第2のスタンバイ位置を修正することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
    車両の走行経路案内情報に基づいて前記エンジン始動要求判定手段からのエンジンの始動要求を予測するエンジン始動要求予測手段を備え、
    前記クラッチ制御手段は、当該エンジン始動要求予測手段によるエンジン始動要求の予測がされたときは、前記前記エンジン始動要求判定手段による前記エンジンの始動要求の判定がされる前に、前記第1クラッチのクラッチ板が、前記第1のスタンバイ位置から前記第2のスタンバイ位置まで移行するように前記第1クラッチを制御することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  6. エンジンとモータとの間に第1クラッチを介装すると共に、前記モータと駆動輪との間に第2クラッチを介装してハイブリッド駆動系を構成し、前記モータ駆動によるモータ走行中にアクセル操作を検出してエンジン始動を判定し、当該判定に基づいて前記クラッチを制御するハイブリッド車両の駆動制御方法であって、
    前記モータ走行中に前記エンジンの始動要求があったと判定したときは、前記第2クラッチを制御する前に、前記第1クラッチのクラッチ板が、開放状態である第1のスタンバイ位置から滑り締結状態である第2のスタンバイ位置まで移行するように前記第1クラッチを制御することを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御方法。
JP2008330282A 2008-12-25 2008-12-25 ハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法 Active JP5251495B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330282A JP5251495B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 ハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330282A JP5251495B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 ハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010149712A true JP2010149712A (ja) 2010-07-08
JP5251495B2 JP5251495B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=42569297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008330282A Active JP5251495B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 ハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5251495B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097843A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Toyota Motor Corp 車両制御装置
WO2013145477A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 株式会社小松製作所 作業車両及びそのインチング制御装置
JP2013208970A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Aisin Aw Co Ltd 制御装置
JP2014051153A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toyota Motor Corp 内燃機関のバルブ開度制御装置
JP2015051728A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 日産自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
WO2015046550A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 アイシン精機株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置
WO2019111397A1 (ja) * 2017-12-07 2019-06-13 日産自動車株式会社 車両の制御方法及び制御装置
CN113167341A (zh) * 2018-12-12 2021-07-23 采埃孚股份公司 对离合器的贴靠点的确定
JP2022083220A (ja) * 2020-11-24 2022-06-03 マツダ株式会社 パワートレイン制御方法及び制御システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004068789A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Toyota Motor Corp 車載用エンジンシステム
JP2005233272A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両の自動変速機制御装置
JP2008074197A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp ハイブリッド電気自動車の変速制御装置
JP2008074254A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Nissan Motor Co Ltd ハイブリッド車両の降坂路走行制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004068789A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Toyota Motor Corp 車載用エンジンシステム
JP2005233272A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両の自動変速機制御装置
JP2008074197A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp ハイブリッド電気自動車の変速制御装置
JP2008074254A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Nissan Motor Co Ltd ハイブリッド車両の降坂路走行制御装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097843A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Toyota Motor Corp 車両制御装置
CN103998812B (zh) * 2012-03-29 2016-03-30 株式会社小松制作所 作业车辆及其微动控制装置
WO2013145477A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 株式会社小松製作所 作業車両及びそのインチング制御装置
JP2013204747A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Komatsu Ltd 作業車両及びそのインチング制御装置
CN103998812A (zh) * 2012-03-29 2014-08-20 株式会社小松制作所 作业车辆及其微动控制装置
US9400020B2 (en) 2012-03-29 2016-07-26 Komatsu Ltd. Work vehicle and inching control device thereof
JP2013208970A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Aisin Aw Co Ltd 制御装置
JP2014051153A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toyota Motor Corp 内燃機関のバルブ開度制御装置
JP2015051728A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 日産自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP2015067115A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 アイシン精機株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置
WO2015046550A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 アイシン精機株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置
WO2019111397A1 (ja) * 2017-12-07 2019-06-13 日産自動車株式会社 車両の制御方法及び制御装置
CN113167341A (zh) * 2018-12-12 2021-07-23 采埃孚股份公司 对离合器的贴靠点的确定
CN113167341B (zh) * 2018-12-12 2023-10-31 采埃孚股份公司 对离合器的贴靠点的确定
JP2022083220A (ja) * 2020-11-24 2022-06-03 マツダ株式会社 パワートレイン制御方法及び制御システム
JP7480685B2 (ja) 2020-11-24 2024-05-10 マツダ株式会社 パワートレイン制御方法及び制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5251495B2 (ja) 2013-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2727787B1 (en) Control device for hybrid vehicle
EP2639130B1 (en) Hybrid vehicle control device
JP5251495B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動制御装置および駆動制御方法
JP5371200B2 (ja) ハイブリッド車両のエンジン始動制御装置及びハイブリッド車両のエンジン始動制御方法。
WO2013021765A1 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2007069787A (ja) ハイブリッド車両の減速制御装置
JP5488712B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2010155590A (ja) ハイブリッド車両の発進制御装置。
JP2007069790A (ja) ハイブリッド車両のエンジン始動制御装置
JP5212199B2 (ja) ハイブリッド車両のクラッチ制御装置
JP5428330B2 (ja) 車両の急減速制御装置及び急減速制御方法
JP4935797B2 (ja) 電動車の制御装置
JP2010188776A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP5556580B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP5182072B2 (ja) ハイブリッド車両のオイルポンプ駆動装置
JP5233642B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP5029275B2 (ja) 駆動力制御装置
JP2010143384A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2010149714A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP5381120B2 (ja) ハイブリッド車両の変速制御装置および変速制御方法
JP5104061B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP5141535B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP5287826B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP5691383B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP2012091696A (ja) 車両用走行制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5251495

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3