JP5182072B2 - ハイブリッド車両のオイルポンプ駆動装置 - Google Patents

ハイブリッド車両のオイルポンプ駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、ハイブリッド車両が自動変速機の油圧確保のために備えるオイルポンプの駆動制御装置に関する。
特許文献1では、ハイブリッド車両におけるオイルポンプの駆動制御に関する技術を開示している。この技術では、EV走行中(エンジンを停止させた走行中)にNレンジであると判断した場合、電動式オイルポンプの連続動作不可の判定を行っていた。
その判定の条件は、例えば、電動式オイルポンプの連続動作時間が所定時間を超えたこと、電動式オイルポンプの温度が所定温度を超えたこと等であった。
そして、特許文献1では、電動式オイルポンプの連続動作不可とする判定をした場合、電動式オイルポンプの回転数を減少させていた。
特開2007−196757号公報
しかしながら、特許文献1では、Nレンジであるときに、電動式オイルポンプの回転数を減少させているのに過ぎない。すなわち、Nレンジであっても常に電動式オイルポンプを回していた。そのため、電動式オイルポンプの不要な駆動により不要な電力消費が発生し、電力消費量が多くなる恐れがあった。
本発明の課題は、Nレンジ中の電動式オイルポンプの駆動を適切に制御し、不要な電力消費を抑えることである。
前記課題を解決するために、本発明は、エンジンとモータとの間にクラッチを介装するとともに、モータの出力軸と自動変速機の入力軸とを連結して、自動変速機の出力軸側に連結される駆動輪にモータの出力軸から出力する駆動力を自動変速機を介して伝達するハイブリッド車両の、自動変速機に油圧を発生させるオイルポンプを駆動するオイルポンプ駆動装置である。
そして、本発明は、自動変速機のシフトレンジがNレンジである場合に、自動変速機の入力軸の回転数が所定のしきい値未満であるとき、又はクラッチが開放しているときには、電動式オイルポンプを駆動させる。その一方で、本発明は、自動変速機のシフトレンジがNレンジである場合に、自動変速機の入力軸の回転数が所定のしきい値以上であり、かつクラッチが締結しているときには、電動式オイルポンプを駆動させない。
本発明によれば、自動変速機のシフトレンジがNレンジである場合に、自動変速機の入力軸の回転数が所定のしきい値以上であり、かつクラッチの締結しているときには、電動式オイルポンプを駆動させないようにしている。
これにより、自動変速機の入力軸の回転数が所定のしきい値以上になることを確保することで、機械式オイルポンプにより自動変速機が駆動に必要な油圧を確保できる。
このように機械式オイルポンプで自動変速機が駆動に必要な油圧を確保することで、自動変速機のシフトレンジがNレンジであっても電動式オイルポンプを駆動させなくて済み、不要な電力消費を抑えることができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
(構成)
本実施形態は、本発明に係るオイルポンプ駆動装置を搭載したハイブリッド車両である。
図1は、ハイブリッド車両を示す全体システム図である。図1に示すように、ハイブリッド車両は、後輪駆動のハイブリッド車両である。
図1に示すように、車両は、エンジンE、フライホイールFW、モータジェネレータMG、第1クラッチCL1、第2クラッチCL2、自動変速機AT(=トランスミッションT/M)、メカオイルポンプOP1、電動式オイルポンプOP2、プロペラシャフトPS、ディファレンシャルDF、左ドライブシャフトDSL、右ドライブシャフトDSR、左後輪RL(駆動輪)、右後輪RR(駆動輪)、左前輪FL及び右前輪FRを有する。
エンジンEは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンである。後述のエンジンコントローラ1が、制御指令により、エンジンEのスロットルバルブのバルブ開度等を制御する。なお、エンジンEの出力軸にフライホイールFWを設けている。
モータジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータである。後述のモータコントローラ2が、制御指令により、インバータ3により作り出された三相交流を印加することによりモータジェネレータMGを制御する。モータジェネレータMGは、バッテリ4からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として動作する(以下、この動作状態を「力行」と呼ぶ)。さらに、モータジェネレータMGは、ロータが外力により回転している場合には、ステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機として機能してバッテリ4を充電する(以下、この動作状態を「回生」と呼ぶ)。このモータジェネレータMGのロータは、図外のダンパーを介して自動変速機ATの入力軸と連結している。図1に示すSFは、モータジェネレータMGのロータ(出力軸)であり、自動変速機ATの入力軸である。すなわち、図1に示すSFは、モータジェネレータMGと自動変速機ATとの間で駆動力を伝達する駆動力伝達軸となる。
第1クラッチCL1は、エンジンEとモータジェネレータMGとの間に介装された油圧式単板クラッチである。後述の第1クラッチコントローラ5が、制御指令により第1クラッチ油圧ユニット6が作り出す制御油圧を制御し、第1クラッチCL1の滑り締結と滑り開放を含み締結・開放を制御する。
第2クラッチCL2は、モータジェネレータMGと左右後輪RL,RRとの間に介装された油圧式多板クラッチである。後述のATコントローラ7が、制御指令により第2クラッチ油圧ユニット8が作り出す制御油圧を制御し、第2クラッチCL2の滑り締結と滑り開放を含み締結・開放を制御する。
自動変速機ATは、例えば、前進5速後退1速や前進6速後退1速等の有段階の変速比を車速やアクセル開度等に応じて自動的に切り換える変速機である。第2クラッチCL2は、専用クラッチとして新たに追加したものではなく、この自動変速機ATの各変速段にて締結される複数の摩擦締結要素のうち、いくつかの摩擦締結要素を流用して構成されたものである。そして、プロペラシャフトPS、ディファレンシャルDF、左ドライブシャフトDSL、右ドライブシャフトDSRを介して自動変速機ATの出力軸を左右後輪RL,RRに連結している。自動変速機ATは、シフトレンジを検出するシフトレンジ検出センサ31を備える。
メカオイルポンプOP1は、自動変速機ATに作動油圧を供給又は作動油圧を確保するためのものである。このメカオイルポンプOP1は、エンジンEを駆動源とするものである。そのため、自動変速機ATの入力軸上にメカオイルポンプOP1を設けている。ここで、自動変速機ATの入力軸とモータジェネレータMGとを連結していることから、モータジェネレータMGの回転軸上にメカオイルポンプOP1を設けているとも言える。
電動式オイルポンプOP2は、自動変速機ATの作動油圧を供給又は作動油圧を確保するためのものである。すなわち、メカオイルポンプOP1により自動変速機ATに作動油圧を供給できないようなときや作動油圧を確保できないような状況で電動式オイルポンプOP2を駆動する。よって、電動式オイルポンプOP2は、自動変速機ATの油圧回路を介してメカオイルポンプOP1と連通している。コントローラが、電動式オイルポンプOP2を駆動制御する。本実施形態では、コントローラは、例えば、後述のATコントローラ7や統合コントローラ10である。
ハイブリッド車両の制御系の構成は次のようになる。
図1に示すように、ハイブリッド車両の制御系は、エンジンコントローラ1、モータコントローラ2、インバータ3、バッテリ4、第1クラッチコントローラ5、第1クラッチ油圧ユニット6、ATコントローラ7、第2クラッチ油圧ユニット8、ブレーキコントローラ9及び統合コントローラ10を有する。なお、エンジンコントローラ1、モータコントローラ2、第1クラッチコントローラ5、ATコントローラ7及びブレーキコントローラ9及び統合コントローラ10を、互いに情報交換が可能なCAN(ControllreArea Network)通信線11を介して接続している。
エンジンコントローラ1は、エンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報を入力する。エンジンコントローラ1は、その入力及び統合コントローラ10からの目標エンジントルク指令等に応じ、エンジン動作点(Ne,Te)を制御する指令を出力する。エンジンコントローラ1は、例えば、図外のスロットルバルブアクチュエータに制御指令を出力する。
ここで、Neはエンジン回転数である。Teはエンジントルクである。CAN通信線11を介して統合コントローラ10へエンジン回転数Neの情報を供給する。
モータコントローラ2は、モータジェネレータMGのロータ回転位置を検出するレゾルバ13からの情報を入力する。モータコントローラ2は、その入力及び統合コントローラ10からの目標モータジェネレータトルク指令等に応じ、モータジェネレータMGのモータ動作点(Nm,Tm)を制御する指令をインバータ3へ出力する。ここで、Nmはモータ回転数である。Tmはモータトルクである。
なお、モータコントローラ2では、バッテリ4の充電状態をあらわすバッテリSOCを監視している。モータコントローラ2は、このバッテリSOC情報をモータジェネレータMGの制御情報に用いる。さらに、モータコントローラ2は、このバッテリSOC情報をCAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
第1クラッチコントローラ5は、第1クラッチ油圧センサ14と第1クラッチストロークセンサ15からのセンサ情報を入力する。第1クラッチコントローラ5は、その入力及び統合コントローラ10からの第1クラッチ制御指令に応じ、第1クラッチCL1の締結・開放を制御する指令を第1クラッチ油圧ユニット6に出力する。なお、第1クラッチストロークC1Sの情報をCAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
ATコントローラ7は、アクセル開度センサ16と車速センサ17と第2クラッチ油圧センサ18からのセンサ情報を入力する。ATコントローラ7は、その入力及び統合コントローラ10からの第2クラッチ制御指令に応じ、変速制御における第2クラッチ制御に優先し、第2クラッチCL2の締結・開放を制御する指令を第2クラッチ油圧ユニット8に出力する。例えば、AT油圧コントロールバルブ内に第2クラッチ油圧ユニット8を備える。なお、アクセル開度APと車速VSPの情報をCAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
ブレーキコントローラ9は、4輪の各車輪速を検出する車輪速センサ19とブレーキストロークセンサ20からのセンサ情報を入力する。ブレーキコントローラ9は、例えば、ブレーキ踏み込み制動時、ブレーキストロークBSから求められる要求制動力に対し回生制動力だけでは不足する場合、その不足分を機械制動力(液圧制動力やモータ制動力)で補うように回生協調ブレーキ制御を行う。このとき、ブレーキコントローラ9は、統合コントローラ10からの回生協調制御指令に基づいて回生協調ブレーキ制御を行う。
統合コントローラ10は、車両全体の消費エネルギを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うものである。統合コントローラ10は、モータ回転数Nmを検出するモータ回転数センサ21、第2クラッチ出力回転数N2outを検出する第2クラッチ出力回転数センサ22、第2クラッチトルクTCL2を検出する第2クラッチトルクセンサ23からの情報、減速モード選択スイッチ24からの選択情報、及びCAN通信線11を介して得られた情報を入力する。そして、統合コントローラ10は、エンジンコントローラ1への制御指令によりエンジンEの動作制御を行う。また、統合コントローラ10は、モータコントローラ2への制御指令によりモータジェネレータMGの動作制御を行う。また、統合コントローラ10は、第1クラッチコントローラ5への制御指令により第1クラッチCL1の締結・開放制御を行う。また、統合コントローラ10は、ATコントローラ7への制御指令により第2クラッチCL2の締結・開放制御を行う。
減速モード選択スイッチ24は、ドライバーの手動選択操作により、惰性走行モードを含む複数の減速モードの中から、1つの減速モードを選択するスイッチである。そして、手動操作により選択可能な減速モードとして、アクセル足離し減速時に減速度を得たくない場合に選択する「減速小モード」、アクセル足離し減速時に減速度を普通に得たい場合に選択する「減速普通モード」、アクセル足離し減速時に減速度を大きく得たい場合に選択する「減速大モード」、及びアクセル足離し減速時に減速度をさらに大きく得たい場合に選択する「減速最大モード」を有する。
図2は、電動式オイルポンプOP2の駆動制御の処理手順を示す。すなわち、電動式オイルポンプOP2を駆動制御するコントローラ、例えば、ATコントローラ7や統合コントローラ10の処理手順を示す。
図2に示すように、処理を開始すると、先ずステップS1において、自動変速機ATのシフトレンジがNレンジになっている否かを判定する。シフトレンジ検出センサ31が検出する自動変速機ATのシフトレンジの情報を基に判定する。ここで、自動変速機ATがNレンジになっていると判定できるまでこのステップS1の処理を行い、自動変速機ATがNレンジになったとき、ステップS2に進む。
ステップS2では、モータジェネレータMGのモータ回転数Nmが所定のしきい値以上か否かを判定する。モータ回転数センサ21が検出するモータ回転数Nmの情報を基に判定する。例えば、所定のしきい値は、モータジェネレータMGの回転軸に連結されるメカオイルポンプOP1が自動変速機ATの潤滑(油圧)を最低限確保できる最低回転数相当である。例えば、所定のしきい値は700rpmである。ここで、モータ回転数Nmが所定のしきい値以上の場合(Nm≧所定のしきい値)、ステップS3に進む。また、モータ回転数Nmが所定のしきい値未満の場合(Nm<所定のしきい値)、ステップS6に進む。
ステップS3では、第1クラッチCL1が締結しているか否かを判定する。第1クラッチコントローラ5による第1クラッチCL1の締結及び開放の制御状態の情報(例えば制御指令値)を基に、第1クラッチCL1が締結しているか否かを判定する。又は、第1クラッチ油圧センサ14や第1クラッチストロークセンサ15の検出結果から判定することもできる。ここで、第1クラッチCL1が締結している場合、ステップS4に進む。また、第1クラッチCL1が締結していない場合、すなわち第1クラッチCL1が開放されている場合、ステップS5に進む。
ステップS4では、電動式オイルポンプOP2を駆動させないようにする。例えば、電動式オイルポンプOP2が停止していれば、その停止を維持する。また、電動式オイルポンプOP2が駆動していれば、その駆動を停止する。一方、ステップS5及びステップS6では、電動式オイルポンプOP2を駆動させる。ここで、モータ回転数Nmが所定のしきい値未満の場合に進むステップS6では、前記所定のしきい値相当の吐出量(油圧)となるように、電動式オイルポンプOP2を駆動制御する。すなわち、電動式オイルポンプOP2による吐出量(油圧)が、自動変速機ATの潤滑を最低限確保できるメカオイルポンプOP1の最低回転数時の吐出量相当になるように、電動式オイルポンプOP2を駆動制御する。
(ハイブリッド車両の基本動作モード)
以上のように構成されるハイブリッド車両の基本動作モードは次のようになる。
停止中において、バッテリSOCの低下時であれば、エンジンEを始動して発電を行い、バッテリ4を充電する。そして、バッテリSOCが通常範囲になれば、第1クラッチCL1は締結で第2クラッチCL2は開放のままでエンジンEを停止する。
エンジン発進時には、アクセル開度APとバッテリSOC状態によって、モータジェネレータMGを連れ回し、力行/発電に切り替える。
モータ発進時で、ロールバックにより自動変速機ATの出力回転が負回転となったら、第2クラッチCL2の滑り制御を行い、モータジェネレータMGの回転を正回転に維持する。次に、駆動力を車両が前進するまで上昇させ、第2クラッチCL2を滑り制御から締結に移行させる。
モータ走行は、エンジン始動に必要なモータトルクとバッテリ出力を確保し、不足する場合はエンジン走行に移行する。
燃費向上のために、モータ走行と発電上乗せ充電はセットで行う(モータトルクとバッテリ出力の制約により、走行可能範囲は、低負荷に限定される)。
発電上乗せ充電は、エンジン燃料消費の最小点を狙い、走行に必要なトルクに発電トルクを上乗せして行う(但し、バッテリSOC上昇時は、発電を行わない)。
アクセル踏み込み時のレスポンス向上のために、エンジントルク遅れ分をモータジェネレータMGによりアシストする。
ブレーキON減速時には、ドライバーのブレーキ操作に応じた減速力を回生協調ブレーキ制御にて得る。
エンジン走行やモータ走行中における変速時には、加減速中の変速に伴う回転数合わせのために、モータジェネレータMGを回生/力行させ、トルクコンバータ無しでのスムーズな変速を行う。
(電動式オイルポンプOP2の動作)
電動式オイルポンプOP2の動作は次のようになる。
自動変速機ATがNレンジになり、かつモータジェネレータMGのモータ回転数Nmが所定のしきい値以上になり、かつ第1クラッチCL1が締結しているときには、電動式オイルポンプOP2は駆動しない(前記ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4)。
また、自動変速機ATがNレンジになり、かつモータジェネレータMGのモータ回転数Nmが所定のしきい値以上になる場合でも、第1クラッチCL1が開放しているとき、すなわち、エンジンEとモータジェネレータMGとが連結していないときには、電動式オイルポンプOP2が駆動する(前記ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS5)。
また、自動変速機ATがNレンジになっている場合でも、モータジェネレータMGのモータ回転数Nmが所定のしきい値未満のときには、電動式オイルポンプOP2が駆動する(前記ステップS1→ステップS6)。
なお、車両が走行中、停止中にかかわらず、自動変速機ATのシフトレンジ、モータ回転数Nm及び第1クラッチCL1の締結状態に応じて以上のように電動式オイルポンプOP2を駆動制御する。
図3及び図4は、自動変速機ATのシフトレンジ及び第1クラッチCL1の締結状態に応じたメカオイルポンプ(メカO/P)OP1及び電動式オイルポンプ(電動O/P)OP2の動作状態を、経時変化として示す。図中、太い実線は、シフトレンジ状態を示す。細い実線は、モータ回転数を示す。破線は、第2クラッチCL2の締結及び開放状態を示す。一点鎖線は、エンジン回転数を示す。二点鎖線は、メカオイルポンプOP1の動作状態を示す。点線は、電動式オイルポンプOP2の動作状態を示す。
図3に示すように、自動変速機ATがDレンジからNレンジになり、モータ回転数が零になると、電動式オイルポンプOP2を駆動する(前記ステップS1→ステップS2→ステップS6)。そして、その後、自動変速機ATがNレンジからDレンジになり、モータ回転数が上昇したとする。例えば、車速から決定される自動変速機ATの入力軸の要求回転数(要求T/M入力回転数)に応じてモータ回転数が上昇したとする。このとき、自動変速機ATがDレンジになったとことで、又はモータ回転数が所定のしきい値(例えば700rpm)以上になったことで、電動式オイルポンプOP2の駆動を停止する。
また、図4に示すように、自動変速機ATがDレンジからNレンジになったときに、エンジンEの回転数とモータジェネレータMGの回転数が一致している場合を考える。すなわち、第1クラッチCL1が締結していて、エンジンEの回転にモータジェネレータMGが連れ回されている状態である。この場合、モータ回転数が所定のしきい値以上であれば、図4に示すように、電動式オイルポンプOP2は停止したままとなる(前記ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4)。このとき、モータジェネレータMG又は自動変速機ATの入力軸の回転の回転に応じて、メカオイルポンプOP1が駆動する。
そして、その後、自動変速機ATがNレンジからDレンジになり、モータ回転数(エンジン回転数)が上昇しても、電動式オイルポンプOP2は停止したままであり、メカオイルポンプOP1だけが駆動する。
なお、本実施形態との比較例となり得る関連する従来技術を説明する。
従来技術には、エンジンとモータとをクラッチにより締結及び開放可能するとともに、Nレンジでのエンジンの状態を、Dレンジの状態と同じとしており、車速に応じて稼動させるものがある。例えば、95km/h以下ではエンジンを停止し、100km/h以上ではエンジンを稼動し続けるものがある。ここで、95km/h〜100km/hの間はヒス領域となる。
このようなことから、走行中のDレンジからNレンジへ切り替えるときの車速によっては、エンジンが稼動している場合とエンジンが停止している場合とが存在する。これにより、エンジンが停止して自動変速機の入力軸の回転も停止(クラッチ締結状態にある場合のモータも停止)してしまう場合には、自動変速機の入力軸上に配置したメカオイルポンプも停止してしまう。このとき、電動式オイルポンプ(サブオイルポンプ)までもが停止していると、油圧供給源が無くなり、自動変速機内の潤滑が無くなり、クラッチや軸受けを焼損させてしまう問題があった。
また、95km/h以下の領域でも、エンジン水温やATF温度がある温度(例えば50℃、0℃)以下の条件では、エンジン停止をしないシーンがある。このとき、Nレンジに入れられる場合もあり得る。
以上の動作をまとめると、従来技術では、エンジンの稼動状態並びにクラッチの締結及び開放の状態の条件に応じて、Nレンジでの自動変速機の潤滑を確保する方法が決まっていた。
ここで、Nレンジであっても、電動式オイルポンプを駆動させることができれば、自動変速機の潤滑を確保することができる。
しかし、従来技術では、自動変速機の入力軸回転数がメカオイルポンプで潤滑に必要な油圧を確保できなくなっている回転数でも、Nレンジであることで電動式オイルポンプを停止させている場合があった。
これは、従来技術では、停車中にNレンジの状態を長時間放置し、電動式オイルポンプを駆動させることで補機消費電力による燃費悪化を防止するロジックが組み込まれているためである。そして、このロジックは、走行中にも働いてしまうからである。
このように、電動式オイルポンプで自動変速機の潤滑を行うこともなく、潤滑を停止した状態で長時間走行し続けると、自動変速機の軸受けやクラッチが焼損してしまう。
これに対して、本実施形態では、自動変速機ATがNレンジになっている場合でも、モータジェネレータMGのモータ回転数Nm(自動変速機の入力軸回転数相当)が所定のしきい値未満のときには、電動式オイルポンプOP2が駆動させている(前記ステップS1→ステップS6)。このように、本実施形態では、Nレンジ中の電動式オイルポンプの駆動を適切に制御しており、自動変速機の軸受けやクラッチが焼損してしまうのを防止できる。
図5は、電動式オイルポンプの駆動状態を前述の従来技術の場合と本実施形態の場合とで比較する表である。Nレンジであるときの、エンジンの稼動状態、クラッチの締結及び開放の状態で場合分けして、モータの駆動状態及び電動式オイルポンプの駆動状態を比較している。
なお、この実施形態では、エンジンとモータとの間にクラッチを介装するとともに、前記モータの出力軸と自動変速機の入力軸とを連結して、前記自動変速機の出力軸側に連結される駆動輪に前記モータの出力軸から出力する駆動力を前記自動変速機を介して伝達するハイブリッド車両の、前記自動変速機に油圧を発生させるオイルポンプを駆動するオイルポンプ駆動装置を実現している。
また、メカオイルポンプOP1は、前記自動変速機の入力軸上に配置されて前記自動変速機の入力軸に同期して回転し前記自動変速機に油圧を発生させる機械式オイルポンプを実現している。また、電動式オイルポンプOP2は、前記自動変速機に油圧を発生させる電動式オイルポンプを実現している。また、コントローラ(ATコントローラ7や統合コントローラ10等)は、前記電動式オイルポンプを駆動制御する制御手段を実現している。また、シフトレンジ検出センサ31は、前記自動変速機のシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段を実現している。また、モータ回転数センサ21は、前記自動変速機の入力軸の回転数を検出する回転数検出手段を実現している。また、図2のステップS3の処理(又は第1クラッチコントローラ5等)は、前記クラッチの締結及び開放を検出するクラッチ状態検出手段を実現している。また、図2のステップS1〜ステップS6の処理は、前記制御手段が、前記シフトレンジ検出手段が検出する自動変速機のシフトレンジがNレンジである場合に、前記回転数検出手段が検出する入力軸の回転数が所定のしきい値未満であるとき、又は前記クラッチ状態検出手段が前記クラッチの開放を検出しているときには、前記電動式オイルポンプを駆動させて、前記シフトレンジ検出手段が検出する自動変速機のシフトレンジがNレンジである場合に、前記回転数検出手段が検出する入力軸の回転数が所定のしきい値以上であり、かつ前記クラッチ状態検出手段が前記クラッチの締結を検出しているときには、前記電動式オイルポンプを駆動させないことを実現している。
(本実施形態の効果)
(1)本実施形態におけるハイブリッド車両は、エンジンEとモータジェネレータMGとの間に第1クラッチCL1を介装するとともに、モータジェネレータMGの出力軸と自動変速機の入力軸とを連結して、自動変速機ATの出力軸側に連結される駆動輪RL,RRにモータジェネレータMGの出力軸から出力する駆動力を自動変速機ATを介して伝達する。
そして、自動変速機ATのシフトレンジがNレンジである場合に、自動変速機ATの入力軸の回転数が所定のしきい値未満であるとき、又は第1クラッチCL1が開放しているときには、電動式オイルポンプOP2を駆動させる(前記ステップS5又はステップS6)。
その一方で、自動変速機ATのシフトレンジがNレンジである場合に、自動変速機ATの入力軸の回転数が所定のしきい値以上であり、かつ第1クラッチCL1が締結しているときには、電動式オイルポンプOP2を駆動させない(前記ステップS4)。
これにより、自動変速機ATの入力軸の回転数が所定のしきい値以上になることを確保することで、メカオイルポンプOP1により自動変速機ATが駆動に必要な油圧を確保できる。
このようにメカオイルポンプOP1により自動変速機ATが駆動に必要な油圧を確保することで、自動変速機ATのシフトレンジがNレンジであっても電動式オイルポンプOP2を駆動させなくて済み、不要な電力消費を抑えることができる。
また、モータジェネレータMGのモータ回転数Nmが所定のしきい値以上であっても、第1クラッチCL1が締結していることを電動式オイルポンプOP2を非駆動状態にする条件としている(前記ステップS3→ステップS4)。又は、モータジェネレータMGのモータ回転数Nmが所定のしきい値以上であるのにもかかわらず、第1クラッチCL1が開放している場合には、電動式オイルポンプOP2を駆動している(前記ステップS3→ステップS5)。
これは、応答遅れにより第1クラッチCL1の開放が維持できなくなってしまう、すなわち、メカオイルポンプOP1により必要な油圧を確保できなくなってしまう可能性も考えられるからである。ここで、応答遅れとして、車速低下時等(モータ回転数低下時等)がある。
(2)所定のしきい値は、自動変速機ATが駆動に必要な油圧をメカオイルポンプOP1による油圧で確保できる最小の回転数である。
これにより、電動式オイルポンプOP2を不用意に駆動させることなく適切に駆動させることができ、不要な電力消費を適切に抑えることができる。
本実施形態のハイブリッド車両を示す全体システム図である。 電動式オイルポンプの駆動制御の処理手順を示すフローチャートである。 自動変速機のシフトレンジ及び第1クラッチの締結状態に応じたメカオイルポンプ及び電動式オイルポンプの動作状態を、経時変化として示す図である。 自動変速機のシフトレンジ及び第1クラッチの締結状態に応じたメカオイルポンプ及び電動式オイルポンプの動作状態を、他の経時変化として示す図である。 電動式オイルポンプの駆動状態を従来技術の場合と本実施形態の場合とで比較する表を示す図である。
符号の説明
7 ATコントローラ、10 統合コントローラ10、21 モータ回転数センサ、31 シフトレンジ検出センサ、AT 自動変速機、CL1 第1クラッチ、E エンジン、MG モータジェネレータ、OP1 メカオイルポンプ、OP2 電動式オイルポンプ、SF 駆動力伝達軸

Claims (2)

  1. エンジンとモータとの間にクラッチを介装するとともに、前記モータの出力軸と自動変速機の入力軸とを連結して、前記自動変速機の出力軸側に連結される駆動輪に前記モータの出力軸から出力する駆動力を前記自動変速機を介して伝達するハイブリッド車両の、前記自動変速機に油圧を発生させるオイルポンプを駆動するオイルポンプ駆動装置において、
    前記自動変速機の入力軸上に配置されて前記自動変速機の入力軸に同期して回転し前記自動変速機に油圧を発生させる機械式オイルポンプと、
    前記自動変速機に油圧を発生させる電動式オイルポンプと、
    前記電動式オイルポンプを駆動制御する制御手段と、
    前記自動変速機のシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段と、
    前記自動変速機の入力軸の回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記クラッチの締結及び開放を検出するクラッチ状態検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記シフトレンジ検出手段が検出する自動変速機のシフトレンジがNレンジである場合に、前記回転数検出手段が検出する入力軸の回転数が所定のしきい値未満であるとき、又は前記クラッチ状態検出手段が前記クラッチの開放を検出しているときには、前記電動式オイルポンプを駆動させて、
    前記シフトレンジ検出手段が検出する自動変速機のシフトレンジがNレンジである場合に、前記回転数検出手段が検出する入力軸の回転数が所定のしきい値以上であり、かつ前記クラッチ状態検出手段が前記クラッチの締結を検出しているときには、前記電動式オイルポンプを駆動させない
    ことを特徴とするハイブリッド車両のオイルポンプ駆動装置。
  2. 前記所定のしきい値は、前記自動変速機が駆動に必要な油圧を前記機械式オイルポンプによる油圧で確保できる最小の回転数であることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両のオイルポンプ駆動装置。
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