JP2004068708A - 電子制御エンジンのシリンダヘッドカバー - Google Patents

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JP2004068708A
JP2004068708A JP2002229362A JP2002229362A JP2004068708A JP 2004068708 A JP2004068708 A JP 2004068708A JP 2002229362 A JP2002229362 A JP 2002229362A JP 2002229362 A JP2002229362 A JP 2002229362A JP 2004068708 A JP2004068708 A JP 2004068708A
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cylinder head
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JP2002229362A
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English (en)
Inventor
Tsunesuke Fujii
藤井 恒介
Tamotsu Shibazaki
柴崎 保
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制してエンジン制御ユニットを的確に搭載することができるシリンダヘッドカバーを提供する。
【解決手段】シリンダヘッドにフローティング支持されたシリンダヘッドカバー1の表面にエンジン制御ユニット7の取付面8を設ける。エンジンに供給される燃料が通流される冷却通路2を前記取付面8の背部に形成したことにより、振動および熱の伝達が制限されたシリンダヘッドカバー1をエンジン制御ユニット7の取付部材として有効利用し、もって、エンジン構成部品の点数および組立工数を低減することができるようにした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子制御エンジンのシリンダヘッドカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
制御の高精度化にともない、近年ではエンジンを電子制御することが多い。このような電子制御エンジンにおいて、従来では防振用マウントなどの別部品を介してエンジンに取り付けた冷却プレートにエンジン制御ユニットを取り付けることが多かった。
【0003】
しかしながら、エンジン制御ユニットを取り付けることのみを目的として防振用マウントなどの別部品を用いることは、エンジンの小型軽量化およびコストダウンなどを推進する観点から好ましいとは言えず、何らかの対処が要請されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、カバーとしての機能を低下させることなく部品点数の増加を抑制してエンジン制御ユニットを的確に搭載することができるシリンダヘッドカバーを提供することを課題といている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、シリンダヘッドにフローティング支持されたシリンダヘッドカバーの表面にエンジン制御ユニットの取付面を設けるとともに、エンジンに供給される燃料が通流される冷却通路を前記取付面の背部に形成したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る電子制御エンジンのシリンダヘッドカバーの一実施形態を示す外観斜視図であり、図示しないシリンダヘッドの頂部には図示しないフローティングラバーを介してシリンダヘッドカバー1を取り付けることにより、シリンダヘッドの上面に取り付けた動弁機構の収容空間を密閉すると同時に、シリンダヘッドからシリンダヘッドカバー1に伝達される振動および熱などを低減するようにしている。
【0007】
前記シリンダヘッドカバー1の頂面には、いずれも図示しない燃料ポンプから燃料噴射ポンプに供給される燃料の流路の一部を構成する冷却通路2を形成している。
【0008】
冷却通路2は、平面矩形状をなす浅底の空所内に多数のバッフルプレート3を並設して隣接するバッフルプレート3の間に溝条を形成したうえで、各溝条の端部を隣接する他の溝条の端部に連通させて全体として一本の流路を蛇腹状に屈曲した状態に連続させたものである。4は図示しない燃料ポンプから送出された燃料を冷却通路2に導入するためのジョイントボルト、5は冷却通路2の燃料を図示しない燃料噴射ポンプに送り出すためのジョイントボルトである。
【0009】
また、上面にエンジン制御ユニット7の取付面8を形成したカバープレート6で前記冷却通路2の上面を覆うことにより、全体としてシリンダヘッドカバー2の頂面の一部にエンジン制御ユニット7の取付面8を形成しつつ、この取付面8の背部に冷却通路2を形成している。
【0010】
なお、カバープレートおよびエンジン制御ユニット7は、図示しないボルトなどによりそれぞれシリンダヘッドカバー1およびカバープレート6に締付固定される。
【0011】
上記のような構成になるシリンダヘッドカバー1において、シリンダヘッドカバー1はシリンダヘッドに対してフローティング支持されているために、シリンダヘッドに対比して振動および温度が低く保たれている。また、エンジンの運転にともなって図示しないシリンダヘッドからの伝達熱もしくは放射熱などでシリンダヘッドカバー1の温度が高くなっていたとしても、シリンダヘッドカバー1としての機能は従来同様に保持されているものの、取付面8はその背部に形成された冷却通路2を流れる燃料により冷却されて温度低下している。
【0012】
従って、エンジンが少なくとも燃料の消費をともなう運転状態にあるときはシリンダヘッドカバー1の一般部分に対比して取付面8の温度が低く保たれるものであり、しかも、フローティング支持によって振動および熱の伝達が制限されたシリンダヘッドカバーをさらに燃料で冷却してエンジン制御ユニットの取付部材として有効利用したものであるから、冷却を目的として新たにポンプなどを付加する必要性がない。
【0013】
このために、従来のように別部品として用意した防振用マウントおよび冷却プレートなどを用いてエンジン制御ユニットを搭載する必要性がなく、エンジン構成部品の点数ならびに組立工数を低減することができる。
【0014】
なお、実施形態ではシリンダヘッドカバーの頂面に取付面8を形成する場合について説明しているが、エンジンの搭載条件あるいはシリンダヘッドカバー1の形状によっては、シリンダヘッドカバー1の側面などに取付面8を形成してもよい。
【0015】
また、実施形態では溝条の開放部をカバープレート6で覆って冷却通路2からの燃料の漏れを回避すると同時に取付面8を形成するようにしているが、シリンダヘッドカバー1の表面に取付面を直接に形成して冷却通路をシリンダヘッドカバーに内設し、あるいは、冷却通路を構成するパイプなどを備えたプレートをシリンダヘッドカバー1の表面に取り付けて取付面8を形成しても同効である。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明は、シリンダヘッドにフローティング支持されたシリンダヘッドカバーの表面にエンジン制御ユニットの取付面を設ける一方、エンジンに供給される燃料が通流される冷却通路を前記取付面の背部に形成したものであるから、シリンダヘッドカバーとしての機能の低下をともなうことがなく、しかも、振動および熱の伝達が制限されたシリンダヘッドカバーをエンジン制御ユニットの取付部材として有効利用したものであるから、従来のように別部品として用意した防振用マウントあるいは冷却プレートなどを用いてエンジン制御ユニットを取り付ける必要性がなく、エンジン構成部品の点数および組立工数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子制御エンジンのシリンダヘッドカバーの一実施形態を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1  シリンダヘッドカバー
2  冷却通路
3  バッフルプレート
4、5  ジョイントボルト
6  カバープレート
7  エンジン制御ユニット
8  取付面

Claims (1)

  1. シリンダヘッドにシリンダヘッドカバーをフローティング支持させた電子制御エンジンにおいて、前記シリンダヘッドカバーの表面にエンジン制御ユニットの取付面を設けるとともに、エンジンに供給される燃料が通流される冷却通路を前記取付面の背部に形成したことを特徴とする電子制御エンジンのシリンダヘッドカバー。
JP2002229362A 2002-08-07 2002-08-07 電子制御エンジンのシリンダヘッドカバー Pending JP2004068708A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007058439A1 (de) * 2007-12-05 2009-06-10 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Ventildeckel oder Zylinderkopfhaube
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