JP2004067037A - ステアリングロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡略で済み、比較的容易に組立て可能となるように改良された高防盗性ステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】ステアリングシャフトに対するロックピンの係合および離脱をロータの回動に応じて選択的に切換可能なように構成されたステアリングロック装置を、ハウジングからシリンダ体を引き抜くとジョイントもシリンダ体と共に軸線方向移動するようにシリンダ体とジョイントとの間に設けられた連動手段と、ジョイントが所定距離引き抜かれるとジョイントに係合してジョイントの軸線方向移動を阻止すべくジョイントの軸線に直交する向きに移動可能にハウジング内に設けられた軸線移動阻止部材と、軸線移動阻止部材がジョイントに係合した状態でジョイントの外周面に係合してジョイントの回動を阻止すべくハウジングに形成された回動阻止部とを有するものとする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリングロック装置に関し、特に防盗性を高めるべく改良されたステアリングロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車には、イグニッションスイッチを操作するシリンダ錠式のキースイッチと連動するステアリングロック装置がステアリングコラムの近傍に設けられている。このステアリングロック装置は、シリンダ錠のロータをキーによって「LOCK」位置に回動させ且つロータからキーを抜き取ると、ステアリングシャフトに形成された凹部にロックピンが突入してステアリングシャフト及びステアリングホイールが回動不能となるように構成されている。
【0003】
上記型式のステアリングロック装置は、ステアリングコラムに固定されたハウジングから何らかの方法でシリンダ体を無理に取り外すと、ロータに連結されたロックピンの操作カムに外部からアクセス可能な状態になり、キーを用いずにステアリングロックの解錠が行えるようになるおそれがあった。そのため、シリンダ体が容易に引き抜かれないようにする必要があった。
【0004】
このような問題点に対処するために、ハウジングからシリンダ体が取り外されると、ロックピンを移動させるカムが解錠方向へ回転し得なくなるようにしたものが、例えば特開平8−104202号公報に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の構成によると、シリンダ体の抜け方向に移動する規制レバーや、カムシャフトに係合する阻止部材などの構造が比較的複雑であり、組付け作業が厄介になりがちであった。
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、ハウジングからシリンダ体を引き抜こうとすると、ロックピンを操作するカムが解錠方向に回動し得なくなるように構成されたステアリングロック装置を、従来のものに比して構造が簡略で済み、比較的容易に組立て可能となるように改良することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明の請求項1においては、ハウジング2と、ハウジング内に装着されたシリンダ体3と、シリンダ体内に挿入されてキーによる回動操作が可能なロータ4と、ロータに回動不能に結合されたジョイント8と、ジョイントに連動連結され且つステアリングシャフトに係合可能なロックピン5とを有し、ステアリングシャフトに対するロックピンの係合および離脱をロータの回動に応じて選択的に切換可能なように構成されたステアリングロック装置1を、ハウジングからシリンダ体を引き抜くとジョイントもシリンダ体と共に軸線方向移動するようにシリンダ体とジョイントとの間に設けられた連動手段(ロッキングレバーの凸部17とジョイントの凹部18)と、ジョイントが所定距離引き抜かれるとジョイントに係合してジョイントの軸線方向移動を阻止すべくジョイントの軸線に直交する向きに移動可能にハウジング内に設けられた軸線移動阻止部材(閂部材23)と、軸線移動阻止部材がジョイントに係合した状態でジョイントの外周面に係合してジョイントの回動を阻止すべくハウジングに形成された回動阻止部(カム部挿通孔29)とを有することを特徴とするものとした。
【0008】
このようにすれば、何らかの方法でハウジングからシリンダ体を無理に取り外しても、ハウジング内でジョイントが進退不能かつ回動不能になり、ステアリングロックを解錠することが不可能となる。
【0009】
また本発明の請求項2においては、連動手段を、ロックピンの解錠位置をキー挿入時に保持するために設けられたロッキングレバーに形成されたシリンダ体との係合部およびジョイントとの係合部であるものとした。これにより、既存部品であるロッキングレバーを利用できるので、別部材を新規に設ける必要がなく、部品点数の増加を防止でき、組立性も繁雑化せずに済む。
【0010】
また本発明の請求項3においては、回動阻止部を、ロックピンを動かすためにジョイントに形成された偏心カムと、偏心カムの輪郭に対応してハウジングに形成された孔であるものとした。これにより、既存部品であるジョイントのカム部にて回動阻止機能が得られるので、構造変更が最小限で済む。
【0011】
また本発明の請求項4においては、軸線移動阻止部材を、ジョイントの軸線に直交する向きに移動可能であり、偏心カムに隣接して形成された円周方向に沿う溝を横切ってジョイントの軸線方向移動を阻止するものとした。これにより、既存部品であるジョイントのカム部にて進退阻止機能が得られるので、構造変更が最小限で済む。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
【0013】
図1〜図3は、本発明に基づき構成されたステアリングロック装置を示している。このステアリングロック装置1は、ステアリングコラム(図示せず)に固定されるものであり、ステアリングコラムに直接結合される中空状をなすハウジング2には、シリンダ体3と、キー(図示せず)によって回動操作されるロータ4とが、抜け止めされた状態でその開口側に収容され、ステアリングシャフト(図示せず)に係合するロックピン5(図3)を駆動するためのカム部6およびイグニッションスイッチ(図示せず)との連結部7が一体形成されたジョイント8が、その奥側に収容されている。そしてシリンダ体3の全体がハウジング2内に収容された状態で、ロータ4とジョイント8との対向端同士が相対回動不能に且つ相対軸方向移動可能に結合し、ロータ4とジョイント8とがキー操作によって一体回動し得るようになっている。
【0014】
ハウジング2におけるカム部6に対応する部分には、ジョイント8の軸線に直交する向きにスライダ9並びにロックピン5を摺合させるガイド孔11が形成されている。そしてガイド孔11に摺合したロックピン5とスライダ9とは、相互に連結されて一体的に直線摺動し得るようになっている。なお、図2には、断面位置の関係で、ロックピン5及びスライダ9は表れていない。
【0015】
スライダ9は、ジョイント8に形成された偏心カムからなるカム部6の回動運動を直線運動に変換してロックピン5に出没運動を与える周知構造のものであり、スライダ9を摺合させたガイド孔11の開口を閉じるキャップ12との間に縮設された圧縮コイルばね13(図3)により、ロックピン5の遊端をステアリングシャフトに係合させる向き、即ち施錠位置へ向けて常時弾発付勢されている。
【0016】
シリンダ体3およびジョイント8の図1における下方には、シリンダ体3並びにジョイント8の軸線に概ね平行にロッキングレバー14が延設されている。このロッキングレバー14は、周知のものと同様に、シリンダ体3に一体形成された支持部15にその中間部を軸支されて揺動可能であり、キーを差し込んで「ACC」、「ON」、「START」位置へロータ4を回動する状態では、その内端をスライダ9の下面に形成された溝9aに係合させてロックピン5をステアリングシャフトに係合させない位置、即ち解錠位置に保持し、「LOCK」位置へ回動したロータ4からキーを抜き取ると、上記支持部15との間に縮設された圧縮コイルばね16の働きにより、その内端14aのスライダ9との係合を解除すると同時に、その外端14bをロータ4に係合させる向きに揺動させるようになっている。そしてロッキングレバー14の内端14aがスライダ9の溝9aから外れると、スライダ9に加わる圧縮コイルばね13の弾発力により、ロックピン10が施錠位置へ移動するようになっている。このシリンダ錠式のステアリングロック装置1の操作性自体は、既に実用化されている周知のものと違いはないので、ここではこれ以上の説明は省略する。
【0017】
ロッキングレバー14とジョイント8との間には、キーを抜き取った状態で互いに係合して両者の軸方向相対移動を規制するために、ロッキングレバー14の支点より内端側に凸部17が設けられ、ジョイント8の軸方向中間部に凹部18が設けられている。
【0018】
他方、ジョイント8の軸方向中間部には、スライダ9及びロックピン5を駆動するカム部6との間に縮径部19を挟んで拡径部20が一体形成されている。つまり、カム部6と拡径部20との間には、図1並びに図3に示すように、円周方向に沿う溝21が形成されている。
【0019】
ハウジング2の上記縮径部19に対応する位置の図1並びに図2における上部側には、ジョイント8の軸線に直交する向き、即ちスライダ9の摺動軸線に平行する向きにガイド溝22が設けられている。そしてこのガイド溝22には、角棒状の閂部材23が摺合している。
【0020】
閂部材23は、スライダ9を摺合させたガイド孔11の開口を閉じるキャップ12との間に縮設された圧縮コイルばね24により、ジョイント8の拡径部20の上側外周面にその先端を押し当てる向きに常時弾発付勢されている。またキャップ12には、ジョイント挿通孔25が設けられた舌片26が一体形成されており、ジョイント8を抜去しないとハウジング2からキャップ12を取り外すことができないようにされている。
【0021】
ここでキャップ12は、ハウジング2におけるイグニッションスイッチ収納部2aの底面と、ガイド孔11が形成された部分の下面とから、それぞれスプリングピン31を圧入することにより、ハウジング2に固定されている(図2、図3)。特に、イグニッションスイッチ収納部2aの底面は、イグニッションスイッチを取り付けるとスプリングピン31へのアクセスが不能となるので、キャップ12と一体の舌片26をジョイント8が貫通しているためにジョイント8を抜き取らない限りキャップ12を外すことができないことと相俟って、防盗性のより一層の向上を企図し得る。
【0022】
ハウジング2におけるガイド溝22と隣接する位置には、ジョイント8の軸線に直交する向きに隔壁27が設けられている。この隔壁27には、ジョイント8の縮径部19を挿通させる中心孔28と、カム部6の外形輪郭に略等しい内形輪郭のカム部通過孔29が形成されている(図2)。
【0023】
次に本発明装置の作動要領について図4〜図6を併せて参照して説明する。キーを差し込まないと、通常は、図1〜図3に示す状態にあり、閂部材23はその先端をジョイント8の拡径部20の外周面に当接させており、またカム部6は隔壁27と干渉しない位置にあり、従ってロータ4はキー操作によって回動自在である。また、キー操作によってロータ4と共にジョイント8を回動させると、カム部6の回動に応じてスライダ9が施錠位置と解錠位置との間を摺動するが、解錠位置では、スライダ9の肩部9aに閂部材23の段部23aが係止し、閂部材23は溝21に係合し得ない位置を保持するようになっている。
【0024】
この状態で、ステアリングロックを不正解錠しようとしてシリンダ体3を無理に引き抜くと(図4における左方へ)、シリンダ体3と共にロッキングレバー14が左動し、その凸部17がジョイント8の凹部18に係合する。これにより、ジョイント8もシリンダ体3と共に左動する。
【0025】
ジョイント8が左動して、ジョイント8の拡径部20の外周面に当接していた閂部材23の先端が溝21に整合すると、コイルばね24の弾発力によって押し出された閂部材23が溝21を横切る。これにより、カム部6と拡径部20との間に閂部材23が挟まれるので、ジョイント8はハウジング2に対して進退不能となる。
【0026】
ハウジング2に対してジョイント8が進退不能となったにも拘わらず更にシリンダ体3を引き抜くと、ジョイント8に形成された凹部18の左側の隅部が斜面になっているので、ロッキングレバー14の凸部17が凹部18から逃げる。これにより、ジョイント8を残してシリンダ体3及びロータ4は引き抜かれる。
【0027】
他方、ジョイント8の左動により、隔壁27に形成されたカム部通過孔29にカム部6が入り込み、これによってジョイント8は回動させることもできなくなる。
【0028】
このようにして、ハウジング2からシリンダ体3を無理に引き抜くと、ジョイント8がハウジング2と一体化してしまうので、ステアリングロックを解錠することが殆ど不可能な状態となる。
【0029】
上記実施例においては、シリンダ体3の抜き方向へジョイント8を移動させる手段として、シリンダ体3に軸支されたロッキングレバー14を用いるものとしたが、このジョイント移動手段としては、シリンダ体3の抜け方向へ付勢するばねをジョイント8に設けておき、シリンダ体3が引き抜かれるとジョイント8も移動するようにしたり、シリンダ体3とジョイント8とを所定の牽引力で切れるワイヤで繋いでおき、シリンダ体3が引き抜かれるとワイヤを介してジョイント8も移動するようにしたりしても良い。
【0030】
組立時にジョイント8をスライダ9に挿入する際には、ジョイント8を挿通可能な位置までコイルばね13の弾発力に抗してロックピン5を押し込む。するとロックピン5と一体のスライダ9の肩部9aに閂部材23の段部23aが係合し、スライダ9と共に閂部材23が押し込まれる。これにより、ジョイント8の挿入時に閂部材23がジョイント8と干渉することはない。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述した通り本発明によれば、何らかの方法でハウジングからシリンダ体を無理に取り外したとしても、ハウジング内でジョイントが進退不能かつ回動不能になり、ステアリングロックを解錠することが不可能となるので、防盗性を高める上に多大な効果を奏することができる。
【0032】
しかも既存部品であるロッキングレバーを利用できるので、別部材を新規に設ける必要がなく、部品点数の増加を防止でき、組立性も繁雑化せずに済む。また、既存部品であるジョイントのカム部にて進退および回動の阻止機能を付与するので、構造変更が最小限で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステアリングロック装置の通常状態の軸線に沿う断面図
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図
【図3】図2におけるIII−III線に沿う断面図
【図4】本発明によるステアリングロック装置の不正解錠状態の軸線に沿う断面図
【図5】図4におけるV−V線に沿う断面図
【図6】図5におけるVI−VI線に沿う断面図
【符号の説明】
1 ステアリングロック装置
2 ハウジング
3 シリンダ体
4 ロータ
5 ロックピン
6 カム部
8 ジョイント
14 ロッキングレバー
17 凸部
18 凹部
19 縮径部
20 拡径部
21 溝
23 閂部材
29 カム挿通孔

Claims (4)

  1. ハウジングと、該ハウジング内に装着されたシリンダ体と、該シリンダ体内に挿入されてキーによる回動操作が可能なロータと、該ロータに回動不能に結合されたジョイントと、該ジョイントに連動連結され且つステアリングシャフトに係合可能なロックピンとを有し、前記ステアリングシャフトに対する前記ロックピンの係合および離脱を前記ロータの回動に応じて選択的に切換可能なように構成されたステアリングロック装置であって、
    前記ハウジングから前記シリンダ体を引き抜くと前記ジョイントも前記シリンダ体と共に軸線方向移動するように前記シリンダ体と前記ジョイントとの間に設けられた連動手段と、
    前記ジョイントが所定距離引き抜かれると該ジョイントに係合して該ジョイントの軸線方向移動を阻止すべく該ジョイントの軸線に直交する向きに移動可能に前記ハウジング内に設けられた軸線移動阻止部材と、
    該軸線移動阻止部材が前記ジョイントに係合した状態で該ジョイントの外周面に係合して該ジョイントの回動を阻止すべく前記ハウジングに形成された回動阻止部とを有することを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 前記連動手段は、前記ロックピンの解錠位置をキー挿入時に保持するために設けられたロッキングレバーに形成された前記シリンダ体との係合部および前記ジョイントとの係合部であることを特徴とする請求項1に記載のステアリングロック装置。
  3. 前記回動阻止部は、前記ロックピンを動かすために前記ジョイントに形成された偏心カムと、該偏心カムの輪郭に対応して前記ハウジングに形成された孔であることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリングロック装置。
  4. 前記軸線移動阻止部材は、前記ジョイントの軸線に直交する向きに移動可能であり、前記偏心カムに隣接して形成された円周方向に沿う溝を横切って該ジョイントの軸線方向移動を阻止するものであることを特徴とする請求項3に記載のステアリングロック装置。
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