JP2004066052A - 精米機の精米度補正装置 - Google Patents

精米機の精米度補正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】家庭用精米機において、玄米の品種、産地、銘柄等が異なっても、希望する精米度で精米できるようにすることである。
【解決手段】精米度基準電圧レベルの補正処理モードをスタートさせたのち、無洗米スタートキー22を操作すると上記基準電圧レベルが段階的に増大し、精米スタートキー23を操作すると該基準電圧レベルが段階的に減少する。6個の精米度表示LED27a〜27fが、上記基準電圧レベルの補正段階に対応して移動点灯する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、精米機(家庭用精米機を含む。)に関し、特に、精米度の基準レベルを補正できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
精米機においては、3分つき、5分つき、7分つき、白米等の精米度をキー操作等で設定する手段を有するとともに、精米の進行に伴う精米度の上昇を常時検知する精米度センサーを有する。また、内蔵されたマイコンは、使用者により選択設定された精米度を基準電圧レベルとして記憶する。また、精米度センサーで検知される精米度に応じた検知電圧レベルを前記の基準電圧レベルと比較し、その差分に応じて精米モーターを駆動する。そして、検知電圧レベルが基準電圧レベルに達すると精米を完了する。
【0003】
上記精米度の基準電圧レベルは、例えば、白米は4.0v、5分つきは3.5v、3分つきは3.0vというように定められる。この数値は、一定の条件を満たした基準玄米に適合するように設定されたものであり、通常、精米機が製品として工場から出荷される場合の基準電圧レベルは、この基準玄米に適合するように設定される。そこで、例えば、使用者が精米度として「白米」を選択すると、基準電圧レベルは4.0vに設定され、精米を開始して精米度センサーの検知電圧レベルが4.0vになると精米が自動的に停止され、所望の精米度をもった白米が得られるように設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、使用者が入手しうる玄米は、その品種、銘柄、産地等の違いにより、必ずしも前記の基準玄米と同一性状のものが得られるとは限らない。このため、前記の基準電圧レベルでは、精米度が不足したり、逆に精米度が過大となったりする場合がある。使用者にとって精米しようとする玄米が基準玄米とどのように性状が相違するかを知ることは困難なことが多く、また、その性状に応じて基準電圧レベルを補正することは容易なことではなく、あえて補正処理を行うことは故障等の原因になるおそれもある。従って、基準電圧レベルの補正は、使用者が行おうとすれば可能であるにしても、場合によっては使用者が安易に手を出せないようにし、その補正は専ら専門家(サービスマン)に任せることが望ましいという考えがあり得る。
【0005】
そこで、この発明は、使用者が入手した玄米の性状に応じて、精米度の基準電圧レベルを補正することにより、当該玄米に適するように基準電圧レベルの補正ができるようにすることを一義的な課題とする一方、その補正処理を専ら専門家の手に委ねることにより、故障等の原因を無くすることをその他の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、精米機の所定位置に、電源入切りキー、精米度選択キー、その精米度選択キーによる選択内容を段階的に表示する複数の精米度表示灯、精米度基準レベルの補正キー、これらのキー以外に精米に必要なその他の操作キー及び精米度センサーをそれぞれ設け、該精米機に装備したマイコンに、前記精米度選択キーの使用者による操作に応じて所定の精米度表示灯を点灯させる精米度表示手段、精米度基準レベルの記憶手段、上記選択キーにより選択設定された精米度の選択設定レベルを前記精米度基準レベルをもとに演算する演算手段、前記精米度センサーの検知レベルと上記演算手段による演算結果の選択設定レベルとの比較手段、その比較手段による比較結果に基づき精米モーターを駆動するモーター制御手段とを設けてなる精米機において、前記精米度基準レベルの補正キーの操作により前記マイコンにおける精米度基準レベルの補正処理モードをスタートさせる手段、前記操作キーのうち一つのキーの操作により上記精米度基準レベルを初期レベルから段階的に上昇させる増加補正手段、他の一つのキーの操作により上記精米度基準レベルを初期レベルから段階的に下降させる減少補正手段、前記の補正処理により決定された補正精米度基準レベルを記憶させる記憶手段、これらの変更に応じて、前記精米度表示灯をそれぞれ初期点灯位置から精米度の上昇方向に順次移動点灯、又は精米度の下降方向に順次移動点灯させる移動点灯手段を設けた構成を採用した。
【0007】
上記の構成によると、精米度基準レベルを変更する場合、精米度基準レベルの補正キーの操作により補正処理モードがスタートすると、精米度表示灯は初期位置のものが点灯する。使用者が精米度を上げることを望む場合は、前記操作キーのうちの一つを操作する。その操作の回数に合わせて、精米度基準レベルが段階的に上昇方向に補正され、それと同時に精米度表示灯が上昇方向に順次移動点灯する。使用者が精米度を下げることを望む場合は、他の操作キーを操作して同様の補正処理を行う。上記いずれの場合も補正処理の確定により、補正後の精米度基準レベルが記憶手段に記憶される。次回からの精米に際しては、その補正後の精米度基準レベルに基づき、モーターが制御される。
【0008】
前記精米度基準レベルの補正キーとしての二つのキーを用い、前記二つの操作キーを同時にオンにした状態で電源コードのプラグをACコンセントに差し込んで予備的に通電したのち、上記二つの操作キーをオフにする操作により、前記マイコンにおいて精米度基準レベルの補正処理モードをスタートさせるようにした構成をとることができる。この場合は、二つの操作キーを同時に操作した状態で電源プラグをコンセントに差し込むという、複雑な操作を行って始めて補正処理モードに入ることができるので、専ら専門家が行うのに適した処理方法であるということができる。
【0009】
なお、前記精米度基準レベルの補正キーとしての二つの操作キーが、無洗米スタートキーと精米スタートキーである構成をとることができる。また、前記精米度基準レベルの初期値を、5分つきの場合にゼロレベルに設定し、前記増加補正手段又は減少補正手段による段階的補正を0.2V単位とした構成を採ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、実施形態は家庭用精米機に関するものであり、正面から見た全体の形状が比較的幅の狭い扁平な形状をなすように形成された傾斜循環式精米機である。この精米機は、図2に示すように、ケーシング1の内部において、機台2上に一定の勾配をもって精米モーター3が取付けられ、そのモーター軸に取付けられた精米ロール4もその勾配をもって斜め上方に延びている。ケーシング1の上部に上面開放のホッパー5が設けられ、その下端部の排出口6が精米室7の内部に連通される。ホッパー5には蓋8が設けられる。
【0011】
精米室7は、ホッパー5の下部に沿って傾斜状態に設けられ、その上端の出口が縦向きの戻し通路9に開放される。戻し通路9の上端がホッパー5に開放される。これにより、図2に矢印で示すように、ホッパー5、排出口6、精米室7、戻し通路9及びホッパー5の順に米穀が循環する循環経路が構成される。排出口6に精米度センサー10が設けられる。
【0012】
上記の排出口6の下方にシャッター(図示省略)を介して米ガイド部材11が設けられ、その米ガイド部材11が米受け容器12上に開放される。
【0013】
精米室7はその下部が長さ方向に開放されて、ぬかガイド部材13を介してサイクロン装置14に連通されている。サイクロン装置14で分離されたぬかはその下方に設置されたぬか受け容器15に排出され、空気はホース16を経て吸引装置17に吸引され、外部に排出される。
【0014】
上記のケーシング1の前面上部に操作部18が設けられ、その操作部18の下部に前蓋19が着脱自在に設けられる。その前蓋19の内方に前記のサイクロン装置14が設置される。
【0015】
図3は前記の操作部18を示すものであり、操作キーとして、電源入切りキー21、米研ぎが不要なまでにぬかを十分に除去する精米を実行する無洗米スタートキー22、米研ぎが必要な程度にぬかを除去する精米を実行する精米スタートキー23、手動操作により内部の米を強制的に排出させる米排出キー24、所望の精米度を選択する精米度選択キー25及びフィルター使用時間積算タイマーのリセットキー26が設けられる。また、精米度表示灯として、上下方向に一定間隔で6個の精米度表示LED27a〜27fまで設けられ、下から順に「白米フレッシュ」「3分」「5分」「7分」「白米」「白米強」の表示が付される。ここに「白米フレッシュ」とは、精米済みの米に軽い精米を施し、精米直後の風味を出すために行われる精米をいう。「白米強」とは、一般にいう白米より、一層強く精米を施す場合をいう。その他の表示灯として「フィルターお手入れ」の表示が付されたフィルター清掃時期表示LED28が設けられる。なお、前記の無洗米スタートキー22には、無洗米精米表示LED29が設けられる。
【0016】
前記の操作部18の内部には制御基板30が装着される。この制御基板30には、図4に示すように、マイコン31をはじめ、そのマイコン31に接続されたスイッチ入力回路32、センサー入力回路33、LED表示回路34、モーター駆動回路35、メモリ回路36等が設けられる。前記の電源入切りキー21、無洗米スタートキー22、精米スタートキー23、米排出キー24、精米度選択キー25及びリセットキー26は、それぞれに対応したスイッチとインターフェースとからなるスイッチ入力回路32を通じて、また、精米度センサー10はセンサー入力回路33を通じて、それぞれマイコン31に接続される。また、前記の精米度表示LED27a〜27f、フィルター清掃時期表示LED28及び無洗米精米表示LED29はそれぞれLED表示回路34を通じて、また前記の精米モーター3はモーター駆動回路35を通じてそれぞれマイコン31に接続される。
【0017】
精米を行う場合は、図示省略の電源コードのプラグをAC電源のコンセントに差し込むとともに、所要量の玄米をホッパー5に投入する。電源入切りキー21を押すと電源が投入され、マイコン31が初期位置設定等の準備段階のプログラムを実行する。使用者が精米度選択キー25を操作すると精米度表示LED27a〜27fが順に点灯する。所望の点灯位置で操作を停止し、例えば、LED27cの5分つきを選択する。その上で、精米スタートキー23を押すと精米モーター3が駆動され精米が開始される。精米度センサー10の検知電圧レベルが、5分つきに相当する精米度基準電圧レベルに一致すると精米が停止され、米受け容器12に精米済みの米が自働排出される。
【0018】
なお、精米途中で強制的に米を排出する必要が生じたときは、前記の米排出キー24を押すと、精米モーター3が停止されるとともに、米が米受け容器に強制排出される。
【0019】
上記の精米度基準電圧レベルは、前述のように、特定要件の玄米を基準として予め工場において設定されており、この基準電圧レベルを変えると精米度が変わるため、通常はサービスマン等の専門家しか行えないようにしている。そのため、この実施形態の精米機においては、次のような手法で基準電圧レベルを補正するようにしている。即ち、補正処理モードのスタートは、無洗米スタートキー22と、精米スタートキー23を同時に指で押してオンにした状態で、電源プラグをAC電源のコンセントに差し込んで予備的に通電し、しかる後に上記の両スタートキー22,23をオフすることにより行う。このような複雑な操作方法とすることにより、特定の専門家しか補正処理を行えないようにしている。
【0020】
補正処理を通常の使用者でもできるようにする場合は、独立した「精米度基準電圧補正キー」を設け、そのキーを操作するだけで、補正処理モードがスタートするようにすることができる。
【0021】
なお、前記の精米度基準電圧レベルの補正例を示すと、工場において、その基準電圧レベル(V)として、白米が4.0v、5分つきが3.5v、3分つきが3.0v等と設定されている場合に、一層白い方向に補正する場合は+方向に段階的に、また、濃い方向(玄米に近づく方向)に補正する場合は−方向に段階的に、それぞれ0.2v単位に補正して、(4.0±0.2n)v(但し、nは1,2,3、以下同じ)、(3.5±0.2n)v、(3.0±0.2n)vに変更する。この場合、補正段階を表示するために、前記の精米度表示LED27a〜27fを用いる。その関係は次の通りである。
Figure 2004066052
【0022】
次に、上記の補正処理の詳細を図5に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0023】
前記の要領で補正処置モードをスタートさせると、ステップ1(S1)において、そのときの補正段階に対応したLED(S)、即ち初期点灯位置のLEDが点灯される。いま、補正段階が0(工場出荷時に設定された補正段階)であるすると、初期点灯位置のLEDとしての精米度表示LED27cが点灯される。補正段階を0から+3まで増加補正させる場合は、増加補正手段としての無洗米スタートキー22を操作し、また、0から−3まで減少補正させる場合は、減少補正手段としての精米スタートキー23を操作する。
【0024】
いま、補正段階を増加補正させるものとして、ステップ2(S2)において無洗米スタートキー22を押してオンにすると、ステップ3(S3)において、補正段階が上限(補正段階+3)に達していないかどうかが判断される。それ以上に高い補正段階はないからである。上限に達していない場合は、ステップ4(S4)に移行する。
【0025】
ステップ4(S4)は、点灯中のLED(この場合は前記のLED27c)を消灯させ、1段階上のLED27dを点灯させ、補正段階が1段階増加補正されたことを表示する。即ち、初期点灯位置のLED27cから精米度の増加方向に1段階上のものを順次点灯させる。また、これと同時に、基準電圧レベルVに0.2v加える補正処理(V←V+0.2v)を行う。この補正処理により、変更後の精米度基準電圧レベルが得られる。
【0026】
補正が1段階増加でよい場合は、次のステップ5(S5)において電源入切りキー21を押してこれをオンにさせると、補正処理内容(即ち変更後の精米度基準電圧レベル)が確定される。次のステップ6(S6)において、前記のLED27dを消灯させるとともに、前記の補正後の精米度基準電圧レベルをメモリ回路36に格納し、フローを終了する。
【0027】
なお、ステップ5(S5)において、補正段階をさらに増加させる場合は、電源入切りキー21を操作することなく、ステップ2(S2)に戻って無洗米スタートキー22をもう一度オンにして、補正段階を増加補正させる。補正段階が上限に達していると、ステップ4(S4)には移行することなく、ステップ3→ステップ7→ステップ5→ステップ2→ステップ3の順で循環しつつLED27fが点灯を継続する。ステップ5で電源入切りキー21がオンになると、ステップ6で補正後の精米度基準電圧レベルをメモリ回路36に格納して、フローを終了する。
【0028】
一方、スタート後に補正段階を減少させる場合は、ステップ7(S7)において精米スタートキー23を押してオンにすると、ステップ8(S8)において、補正段階が下限(補正段階−3)に達していないかどうかが判断される。それ以上に低い補正段階はないからである。下限に達していない場合は、ステップ9(S9)に移行する。
【0029】
ステップ9(S9)は、点灯中のLED(この場合は前記の初期点灯位置にあるLED27c)を消灯させ、1段階下のLED27bを点灯させ、補正段階が1段階減少変更されたことを表示する。即ち、初期点灯位置のLED27cから精米度の減少方向に1段階下のものを順次点灯させる。また、これと同時に、基準電圧レベルVから0.2vを差し引く補正処理(V←V−0.2v)を行う。この補正処理により、変更後の精米度基準電圧レベルが得られる。
【0030】
補正が1段階の減少でよい場合は、次のステップ5(S5)において電源入切りキー21を押してこれをオンにさせると、補正処理内容(即ち変更後の精米度基準電圧レベル)が確定される。次のステップ6(S6)において、前記のLED27bを消灯させるとともに、前記の補正後の精米度基準電圧レベルをメモリ回路36に格納し、フローを終了する。
【0031】
なお、ステップ5(S5)において、補正段階をさらに増加させる場合は、電源入切りキー21を操作することなく、ステップ7(S7)に戻って精米スタートキー23をもう一度オンにして、補正段階を減少させる。
【0032】
なお、ステップ9(S9)において、「1段階下のLED点灯」とあるのは、補正段階が下限に達した場合は、「全LED消灯」と読み替えるものとする。従って、全LEDが消灯状態において、ステップ8(S8)に達すると、ステップ9(S9)に進むことなく、ステップ8→ステップ5→ステップ2→ステップ7→ステップ8の順で循環しつつ全LED消灯の状態を継続する。ステップ5で電源入切りキー21がオンになると、ステップ6で補正後の精米度基準電圧レベルをメモリ回路36に格納して、フローを終了する。
【0033】
次に、前述のステップ1→ステップ2→ステップ3のフローにおいて、ステップ3において補正段階が上限に達している場合、先の説明では、ステップ7→ステップ5と進み、LED27fの点灯を継続する場合について述べたが、ステップ7において精米スタートキー23をオンにするフローもある。その場合は、上限から下限に向かって補正段階が順次減少する。同時に、LEDも27fから順次減少方向に移動点灯する。
【0034】
同様に、ステップ1→ステップ2→ステップ7→ステップ8のフローで、ステップ8において補正段階が下限に達している場合、ステップ2で無洗米スタートキー22をオンにするフローもある。その場合は、下限から上限に向かって補正段階が順次増加する。同時にLEDも全消灯状態から順次増加方向に移動点灯する。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、精米しようとする玄米が、品種、産地、銘柄等が異なることによりその性状にばらつきがあっても、精米度基準レベルを適宜補正することにより、希望する精米度に精米することができる。また、その補正処理モードをスタートする条件として、複数の操作キーを同時に操作しながら電源プラグをACコンセントに差し込むという複雑な操作が必要であるようにすることにより、使用者が安易に補正処理を行うことを避け、専門家に委ねるように仕向けることができる。更に、その補正処理において、通常の精米において使用される複数個の精米度表示灯を、補正段階の増加方向又は減少方向への変化を表示するようにしたことにより、補正処理作業が容易になる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の精米機の斜視図
【図2】同上の断面図
【図3】同上の操作部の正面図
【図4】同上の制御部分のブロック図
【図5】同上の制御部分のフローチャート
【符号の説明】
1 ケーシング
2 機台
3 精米モーター
4 精米ロール
5 ホッパー
6 排出口
7 精米室
8 蓋
9 戻し通路
10 精米度センサー
11 米ガイド部材
12 米受け容器
13 ぬかガイド部材
14 サイクロン装置
15 ぬか受け容器
16 ホース
17 吸引装置
18 操作部
19 前蓋
21 電源入切りキー
22 無洗米スタートキー
23 精米スタートキー
24 米排出キー
25 精米度選択キー
26 リセットキー
27a〜27f 精米度表示LED
28 フィルター清掃時期表示LED
29 無洗米精米表示LED
30 制御基板
31 マイコン
32 スイッチ入力回路
33 センサー入力回路
34 LED表示回路
35 モーター駆動回路
36 メモリ回路

Claims (4)

  1. 精米機の所定位置に、電源入切りキー、精米度選択キー、その精米度選択キーによる選択内容を段階的に表示する複数の精米度表示灯、精米度基準レベルの補正キー、これらのキー以外に精米に必要なその他の操作キー及び精米度センサーをそれぞれ設け、該精米機に装備したマイコンに、前記精米度選択キーの使用者による操作に応じて所定の精米度表示灯を点灯させる精米度表示手段、精米度基準レベルの記憶手段、上記選択キーにより選択設定された精米度の選択設定レベルを前記精米度基準レベルをもとに演算する演算手段、前記精米度センサーの検知レベルと上記演算手段による演算結果の選択設定レベルとの比較手段、その比較手段による比較結果に基づき精米モーターを駆動するモーター制御手段とを設けてなる精米機において、前記精米度基準レベルの補正キーの操作により前記マイコンにおける精米度基準レベルの補正処理モードをスタートさせる手段、前記操作キーのうち一つのキーの操作により上記精米度基準レベルを初期レベルから段階的に上昇させる増加補正手段、他の一つのキーの操作により上記精米度基準レベルを初期レベルから段階的に下降させる減少補正手段、前記の補正処理により決定された補正精米度基準レベルを記憶させる記憶手段、これらの変更に応じて、前記精米度表示灯をそれぞれ初期点灯位置から精米度の上昇方向に順次移動点灯、又は精米度の下降方向に順次移動点灯させる移動点灯手段を設けたことを特徴とする精米機の精米度調整装置。
  2. 前記精米度基準レベルの補正キーとして、前記操作キーのうちの二つのキーを用い、前記二つの操作キーを同時にオンにした状態で電源コードのプラグをACコンセントに差し込んで予備的に通電したのち、上記二つの操作キーをオフにする操作により、前記マイコンにおいて精米度基準レベルの補正処理モードをスタートさせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の精米機の精米度調整装置。
  3. 前記精米度基準レベルの補正キーとしての二つの操作キーが、無洗米スタートキーと精米スタートキーであることを特徴とする請求項2に記載の精米機の精米度調整装置。
  4. 前記精米度基準レベルの初期値を、5分つきの場合にゼロレベルに設定し、前記増加補正手段又は減少補正手段による段階的補正を0.2V単位としたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の精米機の精米度調整装置。
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