JP2004063880A - ウェーハ接着装置およびウェーハ接着方法 - Google Patents

ウェーハ接着装置およびウェーハ接着方法 Download PDF

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Jiyunichirou Azuma
東 純一朗
Koji Mizowaki
溝脇 浩二
Kenji Yamashita
山下 健児
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Abstract

【課題】平坦度またはナノトポグラフィーの何れを重視する場合においても、適用可能なウェーハ接着装置およびウェーハ接着方法を提供する。
【解決手段】ウェーハ接着装置は、キャリアプレート5に接着剤Sを介して配置されたウェーハWを大気圧下においてプレスするスタンパ10と、キャリアプレート5に接着剤Sを介して配置されたウェーハWを無荷重状態において減圧する減圧用チャンバを備える。ウェーハの平坦度を高度に保つ場合には、キャリアプレート5を第1の温度に加熱した状態で、比較的遅いプレス速度で長時間プレスする。ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合には、キャリアプレート5を第1の温度よりも高い第2の温度に加熱した状態で、比較的速いプレス速度で短時間プレスし、さらに減圧用チャンバ内において無荷重で減圧する。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェーハの表面を研磨する表面研磨装置に使用されるキャリアプレートに、1枚または複数枚のウェーハを接着するためのウェーハ接着装置およびウェーハ接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、一般的な半導体ウェーハの製造工程を示すフロー図である。同図に基づいて、半導体デバイスを作製するための原料ウェーハとして用いられる半導体ウェーハの一般的な製造方法の概略を説明する。
【0003】
まず、チョクラルスキー法(CZ法)や浮遊帯域溶融法(FZ法)等によりシリコン単結晶のインゴットを成長させる(STEP101)。成長したインゴットは外周形状が歪(いびつ)であるため、次に外形研削工程(STEP102)においてインゴットの外周を円筒研削盤等により研削し、インゴットの外周形状を整える。これをスライス工程(STEP103)でワイヤソー等によりスライスして円板状のウェーハに加工し、さらに面取り工程(STEP104)でウェーハ外周の面取り加工を行う。
【0004】
その後、平坦化工程(STEP105)で平面研削またはラッピングを行い、エッチング処理工程(STEP106)において化学研磨処理を施す。更に、ウェーハ表面を研磨(STEP107)した後、ウェーハ表面にエピタキシャル成長処理(STEP108)を施して鏡面ウェーハとする。
【0005】
このような工程を経て得られた鏡面ウェーハの表面に回路を形成して半導体デバイスを作製する場合、1枚のウェーハから極力多くのデバイスを得ることが望ましく、そのためにはウェーハ全面にわたって極力フラットな形状とすることが要求される。
【0006】
しかし、エッチング処理工程(STEP106)後のウェーハはソリがあり、また歪を除去したウェーハでも表面には約2〜15mm程度の波長で凹凸が発生している。そのため、研磨工程(STEP107)においては一般に、ウェーハ裏面に接着剤を塗布し、平坦な支持面を有するキャリアプレート上にウェーハ裏面を押し付けて固定することにより、ウェーハの形状を平坦に矯正した状態で研磨処理が施される。
【0007】
従来、このようなキャリアプレートにウェーハを加圧・接着する装置として、例えば特開平11−219872号公報に記載されたもののように、減圧下で接着を行うウェーハ減圧接着装置が知られている。以下、これを、図7のウェーハ減圧接着装置の説明図を参照しながら説明する。ウェーハ減圧接着装置30は本体架台31上に台座33を設けており、5枚のシリコンウェーハWがワックスにより仮接着されたキャリアプレート32が台座33上に設置される。本体架台31の上方には、各シリコンウェーハWを一括して加圧するドーナツ形の加圧バルーン34を配置している。
【0008】
加圧バルーン34は、台座33の周辺を密閉する減圧カバー35の内面に固着された厚い円盤状のバルーン装着台部36に装着され、圧縮空気が注入されることでドーナツ形状に膨らむ。バルーン装着台部36の内部には、外設された気体注入手段である空気供給ポンプ(気体供給ポンプ)38から、圧縮空気(または大気圧の空気)を加圧バルーン34内へ供給する空気路(気体路)36aが形成されている。また、本体架台31上には、減圧カバー35と共に気密された内部空間を形成するカバー受皿39が固着されている。カバー受皿39には減圧用空気路39aが形成され、この減圧用空気路39aは減圧カバー35の内部空間を減圧する空気吸引手段である空気吸引ポンプ37に連結されている。
【0009】
そして、図7に示すように、空気吸引ポンプ37により減圧カバー35の内部空間を負圧化し、その後、空気供給ポンプ38を作動させて、減圧カバー35の内面に固着されたバルーン装着台部36の加圧バルーン34をドーナツ形に膨らませる。この結果、空気吸引ポンプ37の減圧効果により、各シリコンウェーハWとキャリアプレート32との接着面が脱気されると同時に、加圧バルーン34により、キャリアプレート32に仮接着された各シリコンウェーハWが一括してキャリアプレート32に加圧・接着される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ウェーハの表面加工精度の指標としては、一般に「平坦度」と「ナノトポグラフィー」がある。「平坦度」とは、ウェーハの裏面を基準として測定される表面精度を表す指標であり、ウェーハの厚さの均一度を表している。したがって、ウェーハ自体が全体的に歪みを有している場合であっても、裏面が平坦になるようにチャックに吸着して矯正した状態で測定した表面が凹凸のない平面であれば、平坦度が高いといえる。
【0011】
これに対して「ナノトポグラフィー」とは、ウェーハに何らの荷重も加えない、自然状態におけるウェーハの表面精度を表す指標であり、裏面からの厚さの均一性は要求されない。例えば、CMP工程では、ウェーハは比較的柔らかいバッキング材のチャックに支持され、比較的ウェーハの自然状態に近い形状で研磨されるため、自然状態でウェーハ表面が平坦であることが重要になる。
【0012】
「平坦度」と「ナノトポグラフィー」は相容れない概念ではないが、平坦度およびナノトポグラフィーがともに高いウェーハを製造するには多くの時間とコストを要する。そこで通常は顧客からの要求仕様に従って、「平坦度」または「ナノトポグラフィー」の何れかを重視して製造することになる。従来は、主に平坦度特性が重視されていたため、キャリアプレートへの押圧を大きくし、ウェーハの凹凸を矯正して貼り付けを実施していた。
【0013】
しかし、近年のCMPなどの使用や、露光工程での矯正力の弱いチャックの使用が増えてきたため、ナノトポグラフィーを重視する顧客も増えている。ところが、上記従来技術で説明したウェーハ減圧接着装置30は、ワックス層を薄く均一にするために、比較的強い力でキャリアプレート32にウェーハWを加圧することによりウェーハWを矯正した状態で接着させる装置であり、ウェーハWは自然状態の形状を保つことができず、ナノトポグラフィーを重視する顧客の要望に応えることが困難であった。
【0014】
また、始めに減圧カバー35内を減圧することによりウェーハWとキャリアプレート32間の脱気が完了したものとして、その後、加圧バルーン34によるウェーハWへの加圧を行っているが、十分な脱気時間を確保しなかったり、加圧バルーン34の移動速度が速い場合にはウェーハWとキャリアプレート32間の気泡が十分に脱気できないうちに加圧バルーン34の圧力が加わってしまい、ウェーハWとキャリアプレート32間に気泡を閉じ込めてしまうことがあった。このように気泡が入った場合には、ウェーハの気泡の直上部が凸状になり、この部分の研磨圧力が増大するため、研磨量が増大して肉薄になり、平坦度が悪化するという問題があった。また、脱気を十分に行おうとすると、生産性が悪化する問題があった。
【0015】
本出願に係る発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、平坦度またはナノトポグラフィーの何れを重視する場合においても、適用可能なウェーハ接着装置およびウェーハ接着方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、
研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着する方法であって、
(a)ウェーハの平坦度を高度に保つ場合には、キャリアプレートを第1の温度に加熱した状態で、接着剤を介してウェーハを貼り付け、
(b)ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合には、キャリアプレートを前記第1の温度よりも高い第2の温度に加熱した状態で、接着剤を介してウェーハを貼り付ける、
ことを特徴とするウェーハ接着方法である。
【0017】
また、本出願に係る第2の発明は、
前記ウェーハの平坦度を高度に保つ場合において、ウェーハの貼り付けられた前記キャリアプレートを前記第1の温度に加熱した状態で減圧下に配置し、
前記ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合において、ウェーハの貼り付けられた前記キャリアプレートを前記第2の温度に加熱した状態で減圧下に配置する工程を含む、
ことを特徴とする上記第1の発明に記載のウェーハ接着方法である。
【0018】
さらに、本出願に係る第3の発明は、
研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着する方法であって、
(a)ウェーハの平坦度を高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、該ウェーハを第1の速度でプレスし、
(b)ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、前記第1の速度よりも速い第2の速度でウェーハをプレスする、
ことを特徴とするウェーハ接着方法である。
【0019】
また、本出願に係る第4の発明は、
研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着する方法であって、
(a)ウェーハの平坦度を高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、該ウェーハを第1の所定時間だけプレスし、
(b)ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間だけウェーハをプレスする、
ことを特徴とするウェーハ接着方法である。
【0020】
さらに、本出願に係る第5の発明は、
研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着するウェーハ接着装置であって、
(a)キャリアプレートに接着剤を介して配置されたウェーハを、大気圧下においてプレスする貼付け機構と、
(b)キャリアプレートに接着剤を介して配置されたウェーハを、無荷重状態において減圧する減圧用チャンバと、
を有することを特徴とするウェーハ接着装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本出願に係るウェーハ接着装置およびウェーハ接着方法について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
[研磨装置の説明]
まず、ウェーハ接着装置について説明する前に、図6のフローチャートで示した研磨工程(STEP107)における研磨装置の一例について説明する。図1は研磨装置の概略図である。
【0023】
研磨装置1は、平坦な円板状の定盤2の上にウレタン等の不織布よりなる研磨用のクロス3を貼り付け、定盤2の中央上部には鉛直上方に向かって延びる円柱状のセンタローラ軸4を設けている。クロス3の上には円板状のウェーハ(不図示)を複数枚貼り付けたキャリアプレート5を、ウェーハ貼付け面を下方に向けて配置し、キャリアプレート5の上方からウェート6によってキャリアプレート5を加圧する。ウェート6は平坦な下面を有し、その下面の下にキャリアプレート5を装着している。図1においては、クロス3の上に4個のウェート6を配置してなる研磨装置1の例を示しているが、ウェート6の数は4個以上でも1〜3個でもよい。
【0024】
各ウェート6は上面にウェート支持軸7を固定しており、ウェート支持軸7を下方に送り移動させることによりキャリアプレート5に所望の負荷を加え、ウェート支持軸7の回転によってウェート6が回転する。センタローラ軸4の回転とともにクロス3を貼り付けた定盤2を回転させた状態でクロス3上にスラリを供給し、ウェート支持軸7を回転させる。キャリアプレート5に貼り付けられたウェーハの被研磨面とクロス3との間にスラリが入り込み、すり合わせによってウェーハが研磨される。
【0025】
図2は、接着剤SによりウェーハWを貼り付けたキャリアプレート5の下面を示す斜視図である。図2においては、キャリアプレート5の下面であるウェーハ貼付け面5aに5枚のウェーハWを等間隔に貼り付けた例を示しているが、キャリアプレート5に貼り付けるウェーハWの枚数は適宜変更可能であり、5枚に限られるものではない。このようなキャリアプレート5としては、例えば直径200mmのウェーハWを5枚貼り付ける場合には、厚さが23〜30mmで直径が550〜600mmの円板状セラミックプレートを使用することができる。キャリアプレート5のウェーハ貼付け面5aは、高度に平坦化されていることが望ましい。ウェーハWは、その裏面にワックス等の接着剤Sが塗布され、キャリアプレート5のウェーハ貼付け面5aに接着されている。
【0026】
[貼り付けの説明]
次に、上記の研磨装置1のキャリアプレート5にウェーハWを貼り付ける方法について、具体的に説明する。エッチング工程(STEP106)の終了後、図3に示すように、まずウェーハWの厚み測定を行い、ウェーハWが所望の厚さを有しているか否かを判定する。ウェーハWが所望の厚さよりも厚い場合には、再度、平坦化工程(STEP105)に戻り、平面研削またはラッピングを行って所望の厚さになるまでウェーハWを削る。
【0027】
上記厚み測定で所望の厚さを満たしているウェーハWは、接着剤塗布工程に移動し、ウェーハWの裏面に接着剤Sが塗布される。このときウェーハWの裏面とは、研磨が施されるウェーハWの表面に対して反対側の面を指す。一般に、ウェーハの貼り付けには、高温時に軟化し、低温時に硬化するロジン系の接着剤を使用する。
ウェーハWの裏面にほぼ均一に接着剤Sを塗布したら、キャリアプレート5への貼付工程へと移る。
【0028】
上記ウェーハの流れと並行してキャリアプレートは、図3に示すようにプレート洗浄工程を経る。キャリアプレート5は、研磨工程(STEP107)において消耗するものではなく、複数回の再使用が可能である。そのため、研磨後にウェーハWが取り外されたキャリアプレート5はプレート洗浄工程において洗浄され、接着剤Sが除去される。その後、プレート加熱工程において、ヒータにより所定の温度まで加熱される。
【0029】
貼付工程においては、図4(a)に示すように、接着剤Sが塗布されたウェーハWをロボットアーム8によってキャリアプレート5上に載置する。ロボットアーム8はウェーハWの被研磨面である表面側を支持し、接着剤Sが塗布されたウェーハWの裏面を下方に向けてからキャリアプレート5上に静かに載置する。キャリアプレート5はターンテーブル9上に支持されており、ウェーハWが載置される毎にターンテーブル9が72°回転し、5枚のウェーハWはキャリアプレート5上に等角度・等間隔に割り出しして配置される。
【0030】
5枚のウェーハWを載置したら、今度はスタンパ10によってウェーハWを加圧する。図4(b)はウェーハWの貼付け装置の概略図である。5枚のウェーハWを載置されたキャリアプレート5は円板状の台座11の上に設置される。台座11はキャリアプレート5を加熱し、キャリアプレート5を所望の温度に保つ働きをする。
【0031】
このキャリアプレート5の設定温度は、平坦度重視であるかナノトポグラフィー重視であるかによって異なる。また、このキャリアプレート5の設定温度は接着剤Sの種類によって異なるが、一例としては、平坦度重視の場合には接着剤Sの粘度が80.0〔Pa・s〕(80000〔cP〕)以上になるように、また、ナノトポグラフィー重視の場合には接着剤の粘度が25.5〔Pa・s〕(25500〔cP〕)以下になるように設定する。例えば、ロジン系の接着剤によれば、85℃以下で接着剤の粘度が80.0〔Pa・s〕(80000〔cP〕)以上に、90℃以上で接着剤の粘度が25.5〔Pa・s〕(25500〔cP〕)以下になる。
【0032】
平坦度重視の場合のように、キャリアプレートを比較的低温に加熱するときの設定温度範囲を高粘度温度域、ナノトポグラフィー重視の場合のように、キャリアプレートを比較的高温に加熱するときの設定温度範囲を低粘度温度域という。
【0033】
台座11はキャリアプレート5を搭載した状態で、鉛直軸12を中心に水平面内で回転可能であり、スタンパ10によって1枚または2枚のウェーハWを押圧する毎に所定角度回転し、スタンパ10を未押圧のウェーハW上に配置する。
【0034】
図4(b)に示すようにスタンパ10は、略半球形状の加圧バルーン10aと、加圧バルーン10aが装着される円板状のバルーン装着台部10bとからなる。加圧バルーン10aは柔軟性を有するゴムや樹脂よりなるが、キャリアプレート5は特定の温度まで加熱されるため、加圧バルーン10aを構成するゴムや樹脂はその特定の温度よりも高い温度に対する耐熱性を有していることが好ましい。このような加圧バルーン10aを構成する材質としては、例えばフッ素ゴム等がある。バルーン装着台部10bは鉛直上方に支持軸13を有し、その支持軸13の中心部を空気路(気体路)14が貫通している。外部に設けられた空気供給ポンプ(気体供給ポンプ)15から、空気路14を通して圧縮空気または大気圧の空気が注入されることで、加圧バルーン10aが半球形状に膨らむ。
【0035】
図4(c)に示すように、バルーン装着台部10bを下降させることにより、加圧バルーン10aがウェーハWに接触し、ウェーハWをキャリアプレート5上に押し付ける。加圧バルーン10aと空気供給ポンプ15との経路上にはレギュレータ16が設けられ、加圧バルーン10aによってウェーハWを押圧している間、加圧バルーン10aの内圧が一定になるように制御する。加圧バルーン10aの内圧としては、0.3〜0.6kg/cmが好ましい。
【0036】
スタンパ10によって1枚または2枚のウェーハWを押圧する毎に、台座11を所定角度だけ回転させ、キャリアプレート5上に搭載された全てのウェーハWを押圧する。本例のスタンパ10によれば、各ウェーハ毎に加圧バルーン10aの内圧を一定値に制御して押圧するため、キャリアプレート5上に接着されるウェーハWは全て同一の圧力で接着することができ、ひいては研磨精度を向上させることができる。
【0037】
[平坦度重視の貼付け方法の説明]
次に、図4に示すウェーハ貼付け装置を用いて、平坦度重視でウェーハWをキャリアプレート5に貼り付ける方法について説明する。
【0038】
ウェーハWを研磨する際に平坦度が重視される場合には、キャリアプレート5上にウェーハWを平坦に矯正した状態で接着する。ウェーハWを貼り付けたときの接着剤Sの温度が高いと、ウェーハWの弾力性により矯正した状態から自然状態へ変化してしまうため、キャリアプレート5の温度は高粘度温度域を保つ必要がある。
【0039】
しかし、キャリアプレート5の温度が高粘度温度域を保つ場合には、接着剤Sの粘度が高いため、キャリアプレート5とウェーハW間の気泡がなかなか脱気できない。そのため、平坦度重視でウェーハを貼り付ける場合には、ウェーハWを押圧する速度を従来よりも遅くしなければならない。
【0040】
図4(a)〜(c)に示すように、ロボットアーム8によってキャリアプレート5上に載置されたウェーハWを、加圧バルーン10aによって上方から押圧することによりウェーハWをキャリアプレート5上に接着する。このとき、接着剤Sの粘度を高く保つために、キャリアプレート5の加熱温度は83℃にしている。また、加圧バルーン10aの内圧は、レギュレータ16により0.45kg/cmの一定値に制御している。
【0041】
加圧バルーン10aを支持するバルーン装着台部10bの下降速度を、100mm/分以下に、より望ましくは75mm/分以下にする。従来は300mm/分程度であったのに対し約1/3程度の速度に減速し、押圧時間を約3倍にする。
【0042】
5枚全てのウェーハWがキャリアプレート5上に完全に押圧されたら、キャリアプレート5を冷却する。キャリアプレート5が60℃程度まで冷却されると、ウェーハWは平坦に強制された状態で接着される。その後、40〜50℃まで冷却してから研磨工程(STEP107)へ移行し、研磨装置1により表面研磨が施される。
【0043】
上記の通り、平坦度重視の場合にはバルーン装着台部10bの下降速度を従来の1/3以下にすることにより、加圧バルーン10aは半球の先端部からゆっくりとウェーハWに接触し、ウェーハWとキャリアプレート5間の接着剤S内に気泡を閉じ込めることなく、十分に脱気することができる。このようにスタンププレスの押圧時のプレス速度を遅くすることにより、完全に脱気することができ、より高平坦度のウェーハを作ることができる。
【0044】
上記の通り、スタンププレスの押圧時のプレス速度を遅くすることにより、ほぼ完全に脱気することができるが、さらに、貼付工程の後に減圧用チャンバによる減圧工程へと移行してもよい。減圧用チャンバの具体的な構成については後述するが、脱気は5枚すべてのウェーハWがキャリアプレート5上に完全に押圧された後に、キャリアプレート5を減圧用チャンバ内に移載し、減圧状態で83℃に30〜60秒間保持すればよい。このように、低速プレスを行った後にさらに減圧下に保持することにより、万が一、スタンププレス時に気泡が入っていたとしても、更なる脱気を期することができる。
【0045】
[ナノトポグラフィー重視の貼付け方法の説明]
次に、図4に示すウェーハ貼付け装置を用いて、ナノトポグラフィー重視でウェーハWをキャリアプレート5に貼り付ける方法について説明する。
ウェーハを研磨する際にナノトポグラフィーが重視される場合には、ウェーハWを自然状態でキャリアプレート5上に接着する。ウェーハWを貼り付けたときの接着剤Sの温度が低いと、接着剤Sの粘度によりウェーハWの形状が矯正された状態でキャリアプレート5に接着されてしまうため、キャリアプレート5の温度は低粘度温度域を保つ必要がある。
【0046】
平坦度重視の場合と異なり、キャリアプレート5の温度が低粘度温度域を保つ場合には接着剤Sの粘度が低いため、キャリアプレート5とウェーハW間の気泡は容易に脱気することができる。そのため、ナノトポグラフィー重視でウェーハWを貼り付ける場合には、ウェーハWを押圧する速度を平坦度重視の場合に比して速くしても問題はない。また、接着剤Sの粘度が低いため、チャンバ内で減圧することによっても接着剤S内の気泡を効果的に脱気することができる。
【0047】
まず、図4(a)〜(c)に示すように、ロボットアーム8によってキャリアプレート5上に載置されたウェーハWを、加圧バルーン10aによって上方から押圧することによりウェーハWをキャリアプレート5上に接着する。このとき、接着剤Sの粘度を低く保つために、キャリアプレート5の加熱温度は93℃にしている。また、加圧バルーン10aの内圧は、レギュレータ16により0.45kg/cmの一定値に制御している。
【0048】
加圧バルーン10aを支持するバルーン装着台部10bの下降速度を、300mm/分にする。平坦度重視の場合は100mm/分程度であったのに対し3倍程度の速さにし、押圧時間を約1/3倍にする。
【0049】
上記の通り、ナノトポグラフィー重視の場合にはバルーン装着台部10bの下降速度を平坦度重視の場合に比して約3倍にしているが、接着剤Sの粘度が低いため、比較的容易にウェーハWとキャリアプレート5間の接着剤S内の気泡を脱気することができる。このようにスタンププレスの押圧時のプレス速度を速くすることにより、作業効率を高め、高歩留まりを達成することができる。
【0050】
特に、ナノトポグラフィー重視の場合には、貼付工程の後、減圧用チャンバによる減圧工程へと移行する。図5(a)は減圧用チャンバ20の外観図である。減圧用チャンバ20は、キャリアプレート5を載置するステージ21と、カバー部22よりなる。ステージ21はキャリアプレート5よりもやや大きめの円板状の土台よりなり、キャリアプレート5上の接着剤が軟化した状態を保つために、キャリアプレート5を高温に保つための加熱機構(不図示)を有する。
【0051】
カバー部22は、キャリアプレート5と同程度の大きさの円板の下面にフッ素ゴムによるOリング23を設けたものであり、下降した際にキャリアプレート5とOリング23が接触し、チャンバ内部24を気密状態に保つ。カバー部22には空気路25を設け、この空気路25は外設された気体吸引用の減圧用ポンプ26に接続されている。カバー部22は上部に設けたシリンダ27により下降し、キャリアプレート5に接触した際にはウェーハWとの非接触状態を保つ。すなわち、チャンバ内のウェーハWはキャリアプレート5上の接着剤S以外とは基本的に非接触が保たれ、高度に自然状態が保たれる。
【0052】
図5(b)はカバー部22の底面図である。5枚のウェーハWが配置される各位置を破線で示している。図示の通り、5枚のウェーハWが配置される各位置の間に、内側に5本の滑り防止治具28を、外側に5本の滑り防止治具29を設けている。図5(c)に示すように滑り防止治具28,29は、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂よりなる円柱状部材や、円柱状部材にフッ素系樹脂による被膜を施したものよりなる。図5(b)に示すように、各滑り防止治具28,29は5枚のウェーハWに接触しない位置に配置され、万が一、ウェーハWがキャリアプレート5上を滑った場合に他のウェーハWに接触するのを防止する働きをする。
【0053】
スタンパ10により5枚のウェーハWが押圧されたキャリアプレート5は、図5(a)の減圧用チャンバ20内に搬送され、ステージ21上に配置される。ステージ21はキャリアプレート5を93℃程度に加熱し、接着剤Sの低粘度状態を維持する。カバー部22のOリング23がキャリアプレート5に接触する位置まで、シリンダ27によってカバー部22を下降させる。カバー部22とキャリアプレート5によってチャンバ内部24に気密状態が形成されたら、今度は減圧用ポンプ26を作動させ、チャンバ内部24を−760〜−650mmHgまで減圧し、その状態を40秒間程度保つ。
【0054】
5枚全てのウェーハWが脱気されたら、キャリアプレート5を冷却する。キャリアプレート5が60℃程度まで冷却されると、ウェーハWは自然状態を保ったまま接着される。その後、40〜50℃まで冷却してから研磨工程(STEP107)へ移行し、研磨装置1により表面研磨が施される。
【0055】
本実施の形態のように、ナノトポグラフィー重視の場合に貼付工程と減圧工程を分離させることにより、減圧による脱気時にウェーハWに何らの荷重もかからないため、ウェーハの自然状態を保つことができナノトポグラフィーを向上させることができる。また、滑り防止治具29を設けることにより、ウェーハWの配置ずれを防止し、キャリアプレート5上にほぼ均等にウェーハWを接着することができる。
【0056】
【発明の効果】
本発明のように貼付け装置と減圧用チャンバを分離させることにより、平坦度またはナノトポグラフィーの何れを重視する場合においても、ウェーハを適切にキャリアプレート上に接着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研磨装置の概略を示す斜視図である。
【図2】キャリアプレートにウェーハを貼り付けた状態を示す、斜視図である。
【図3】ウェーハの流れとプレートラインの流れを示すイメージ図である。
【図4】(a)はキャリアプレートにウェーハを貼り付ける様子を示す概念図、(b)(c)はキャリアプレート上のウェーハをプレスする様子を示す概念図である。
【図5】(a)は減圧用チャンバを示す正面図、(b)はカバー部の底面図、(c)は滑り防止治具の斜視図である。
【図6】半導体ウェーハの製造方法の概略を示すフロー図である。
【図7】従来のウェーハ減圧接着装置の概略図である。
【符号の説明】
1…研磨装置
2…定盤
3…クロス
4…センタローラ軸
5…キャリアプレート 5a…ウェーハ貼付け面
6…ウェート
7…ウェート支持軸
8…ロボットアーム
9…ターンテーブル
10…スタンパ 10a…加圧バルーン 10b…バルーン装着台部
11…台座
12…鉛直軸
13…支持軸
14…空気路
15…空気供給ポンプ
16…レギュレータ
20…減圧用チャンバ
21…ステージ
22…カバー部
23…Oリング
24…チャンバ内部
25…空気路
26…減圧用ポンプ
27…シリンダ
28…滑り防止治具
29…滑り防止治具
30…ウェーハ減圧接着装置
31…本体架台
32…キャリアプレート
33…台座
34…加圧バルーン
35…減圧カバー
36…バルーン装着台部 36a…空気路
37…空気吸引ポンプ
38…空気供給ポンプ
39…カバー受皿 39a…減圧用空気路
S…接着剤
W…ウェーハ。

Claims (5)

  1. 研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着する方法であって、
    (a)ウェーハの平坦度を高度に保つ場合には、キャリアプレートを第1の温度に加熱した状態で、接着剤を介してウェーハを貼り付け、
    (b)ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合には、キャリアプレートを前記第1の温度よりも高い第2の温度に加熱した状態で、接着剤を介してウェーハを貼り付ける、
    ことを特徴とするウェーハ接着方法。
  2. 前記ウェーハの平坦度を高度に保つ場合において、ウェーハの貼り付けられた前記キャリアプレートを前記第1の温度に加熱した状態で減圧下に配置し、
    前記ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合において、ウェーハの貼り付けられた前記キャリアプレートを前記第2の温度に加熱した状態で減圧下に配置する工程を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のウェーハ接着方法。
  3. 研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着する方法であって、
    (a)ウェーハの平坦度を高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、該ウェーハを第1の速度でプレスし、
    (b)ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、前記第1の速度よりも速い第2の速度でウェーハをプレスする、
    ことを特徴とするウェーハ接着方法。
  4. 研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着する方法であって、
    (a)ウェーハの平坦度を高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、該ウェーハを第1の所定時間だけプレスし、
    (b)ウェーハのナノトポグラフィーを高度に保つ場合には、キャリアプレートに接着剤を介してウェーハを貼り付け、前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間だけウェーハをプレスする、
    ことを特徴とするウェーハ接着方法。
  5. 研磨工程でウェーハを支持するキャリアプレートに、ウェーハを接着するウェーハ接着装置であって、
    (a)キャリアプレートに接着剤を介して配置されたウェーハを、大気圧下においてプレスする貼付け機構と、
    (b)キャリアプレートに接着剤を介して配置されたウェーハを、無荷重状態において減圧する減圧用チャンバと、
    を有することを特徴とするウェーハ接着装置。
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