JP2004063833A - 液体供給構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】CVD装置等において、プロセスガスとなる成膜用の液体を供給する装置の小型化、パージ処理の容易化、短縮化を図る。
【解決手段】成膜用の液体が収容された容器20の蓋21に、He等のガスを導くガス導入通路34、容器20内の液体を吐出する吐出通路35、ガス導入通路34と吐出通路35とを連通するバイパス通路36を一体的に画定するマニホールドブロック30を固定し、マニホールドブロック30に対して、バイパス通路36の連結部よりも上流側及び下流側のガス導入通路34に、第1バルブ40及び第2バルブ50を対向させて表面実装し、バイパス通路36の連結部の領域の吐出通路35に第3バルブ60を、バイパス通路36の途中で第3バルブ60と対向する位置に第4バルブ70をそれぞれ表面実装する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CVD(化学気相成長)法等を用いた半導体製造システムにおいて、液体を蒸発させて成膜用のプロセスガスとして供給するべく、液体を直接噴射して供給する液体供給構造に関し、特に、液体の供給とパージ処理とを行なうための流れ制御用のバルブを備えた液体供給構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CVD装置等により成膜を行なう場合に、有機金属の前駆体として、例えばTDMAT(tetrakis(dimethylamino)titanium)等の成膜用の液体が用いられる。このプロセスガス用の液体を供給する液体供給構造(システム)は、図7及び図8に示すように、ガス導入パイプ1、吐出パイプ2、両パイプ1,2が連結されたアンプル(容器)3、ガス導入パイプ1と吐出パイプ2とを連結するバイパスパイプ4、通路を開閉して流れを制御するバルブ5a,5b,5c,5d,5e,5f、コネクタ6等を備え、ガス導入パイプ1と吐出パイプ2とは、コネクタ6により半導体製造システム側と容器側とに分離できるようになっている
【0003】
成膜処理において、液体を噴射させる場合には、バルブ5fだけを閉じて、図8中に黒塗りの矢印で示すように、ガス導入パイプ1からHe等のガスをアンプル3内に送り込んで、液体(TDMAT)を加圧し、吐出パイプ2を通してその下流側に設けられた噴射ノズルから噴射させると共に加熱して気化させ、キャリアガスと共にCVD装置の成膜チャンバ内に供給する。
一方、液体は、その供給に伴なって吐出パイプ2の内壁に固体となって付着するため、安定した供給特性を確保するべく定期的にその付着物を取り除くパージ処理を行なう必要がある。このパージ処理の場合には、バルブ5b,5cを閉じて、図8中の白抜きの矢印で示すように、ガス導入パイプ1の上流側及び吐出パイプ2の下流側からN等のパージガスを送り込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の液体供給構造においては、バルブ5a〜5f同士が、上下方向に積み重ねられるようにパイプ1,2に連結されているため、吐出通路2a、バイパス通路4a等が比較的長くなり、付着物を生じる通路(空間)が長くなる。したがって、パージ処理に要する時間が長くなり、その間成膜処理を行なえず、生産性が低下する。
特に、バルブ5dの上流側の吐出通路2bについては、上記のパージ処理が行なえないため、コネクタ6の部分で容器側(アンプル3、バルブ5b,5c)を取り外した後に、アンプル3、コネクタ6の上流側にある吐出通路2b等を洗浄し、さらに、コネクタ6の下流側にある吐出通路2bについては、上記の洗浄とは別途に洗浄作業を行なう必要がある。
また、バルブ5a〜5fが上下方向に積み重ねられた構造であるため、この構造の背丈が高くなって取り扱いが不便であり、さらに、この構造を半導体製造システムに組み込むために比較的広いスペースを必要とする。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化、構造の簡略化、通路の短縮化を図り、パージ処理を確実に行なえると共にその処理に要する時間の短縮化を図れ、生産性を高めることができる液体供給構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の液体供給構造は、液体が収容された密閉容器に対して所定のガスを導くガス導入通路と、容器内の液体を吐出する吐出通路と、ガス導入通路と吐出通路とを連通するバイパス通路と、通路を開閉する複数のバルブとを備える液体供給構造であって、上記ガス導入通路、吐出通路、及びバイパス通路を一体的に画定するマニホールドブロックを有し、上記複数のバルブは、マニホールドブロックに対して締結により表面実装され、上記バイパス通路の連結部よりも上流側及び下流側においてガス導入通路に配置された第1バルブ及び第2バルブと、上記バイパス通路の連結部の領域において吐出通路に配置された第3バルブと、上記バイパス通路の途中に配置された第4バルブと、を有する、ことを特徴としている。
【0007】
この構成によれば、例えば成膜用の液体を用いて成膜処理を行なう場合には、第4バルブのみが閉じられた状態で、ガスがガス導入通路から密閉容器内に導かれ液体が加圧されると、吐出通路を通って液体が吐出され、成膜チャンバに向けて供給される。一方、パージ処理の場合には、第2バルブ及び第3バルブが閉じられた状態で、パージガスが、ガス導入通路から導入されると、バイパス通路から第4バルブを経て、第3バルブに接し吐出通路から噴出し、又、吐出通路から導入されると、第3バルブに接し、第4バルブ及びバイパス通路を経て、ガス導入通路から噴出する。
特に、通路を画定するマニホールドブロックを採用し、バルブを表面実装としたことにより、吐出通路、バイパス通路等を短くでき、パージ処理に要する時間を短縮できる。また、バルブは締結により表面実装されているため、構造自体を簡略化、小型化でき、分解によるクリーニング、部品交換等が容易になる。
【0008】
上記構成において、マニホールドブロックは略直方体に形成されて容器に結合され、第1バルブ及び第2バルブはお互いに略対向するように配置され、第3バルブ及び第4バルブはお互いに略対向するように配置されている、構成を採用できる。
この構成によれば、バルブを上下方向に積み重ねて配列する場合に比べて、構造の背丈が低くなり、全体を小型化できる。また、第3バルブと第4バルブとの間の通路が短くなり、液体が付着する空間すなわちデッドボリュームが小さくなり、パージ処理が短縮される。
【0009】
上記構成において、バルブは、通路を開閉するダイヤフラムと、ダイヤフラムにより直接開閉される中央通路と、ダイヤフラムの周辺側に位置する周辺通路とを有し、第3バルブの中央通路は吐出通路の下流側に連通され、第4バルブの中央通路は吐出通路との連結側に連通されている、構成を採用できる。
この構成によれば、吐出通路に連通するデッドボリュームが小さくなるため、液体が付着する壁面自体を極力少なくすることができる。
【0010】
上記構成において、第4バルブの中央通路と吐出通路とを連通するバイパス通路は、第3バルブの中央通路に向かうように形成された、構成を採用できる。
この構成によれば、パージ処理を行なう場合に、バイパス通路から第4バルブを経て吐出通路に導かれるパージガスは、第3バルブの中央通路に向かって流れた後、吐出通路に向かうため、淀むことなく第3バルブの領域に確実に導かれ、パージ処理がより確実に行なわれる。
【0011】
上記構成において、マニホールドブロックは、熱源の熱を伝達する熱伝達部材を有する、構成を採用できる。
この構成によれば、熱源の熱が熱伝達部材を介してマニホールドブロックに伝達されるため、パージ処理がより効率良く行なわれる。
【0012】
上記構成におて、第2バルブ及び第3バルブは、手動により駆動される手動式バルブであり、第1バルブ及び第4バルブは、空気圧により駆動される空気式バルブである、構成を採用できる。
この構成によれば、この構造体を半導体の製造システムに対して取り付けあるいは取り外す際に、第2バルブ及び第3バルブを手動により開閉することで、容易にその着脱作業を行なうことができる。
【0013】
上記構成において、吐出通路には、第3バルブよりも下流側において連結された第5バルブを有する、構成を採用できる。
この構成によれば、第5バルブをパージ処理の流れ制御に用いることで、この構造体を、パージ処理のためのバルブ等を備えた既存設備に対して適用できる。
【0014】
上記構成において、第5バルブは、マニホールドブロックに対して、溶接により連結されている、構成を採用できる。
この構成によれば、継手部材等を用いて第5バルブを連結する場合に比べて、通路を短くできる。したがて、デッドボリュームが小さくなり、液体が付着し得る壁面自体を少なくできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づき説明する。
図1ないし図5は、本発明に係る液体供給構造を(もつ構造体)の一実施形態を示すものであり、図1はこの構造が適用される半導体製造システムの概略図、図2はこの構造の外観斜視図、図3はマニホールドブロックの斜視図、図4はマニホールドブロックの断面図、図5はバルブの断面図である。
【0016】
この構造体10は、図1に示すように、CVD法により半導体を製造するシステムの一部として組み込まれるものである。このシステムでは、構造体10に隣接して配置されパージ処理のためのバルブA1,A2,A3を含む熱源としてのヒータA、バルブA2の下流側に配置された流量制御器B、流量制御器Bにより制御された液体を噴射する噴射ノズルを備えると共に噴射液体を80度程度に加熱し気化させてキャリアガスと混合する混合室C、混合室Cの下流側に配置された成膜チャンバD等を備えている。
【0017】
この構造体10は、図2に示すように、TiN膜を成膜する際のプロセスガスの基になる液体としてのTDMATが充填された密閉容器(アンプル)20、容器20の蓋21に締結により結合されたマニホールドブロック30、マニホールドブロック30に対して締結により表面実装された第1バルブ40、第2バルブ50、第3バルブ60、第4バルブ70、マニホールドブロック30に溶接により結合された第5バルブ80、マニホールドブロック30に締結により結合された熱伝達部材90等を備えている。
【0018】
蓋21には、取っ手22が一体的に形成されている。したがって、この装置を持ち運ぶ際に、バルブ40〜80等ではなく取って22を掴むことで、容易に持ち運ぶことができ、又、バルブ40〜80等の破損、変形等を防止できる。
【0019】
マニホールドブロック30は、図3に示すように、下端にフランジ部31及び上端にパイプ部32,33をもつ略直方体となるように、ステンレス材料にマシンニングを施すことにより製造されている。
パイプ部32及びその下方には、ガス導入通路34が形成されている。パイプ部33及びその下方には、吐出通路35が形成されている。中間領域には、ガス導入通路34と吐出通路35とを連通させるべく、水平方向に伸長するバイパス通路36が形成されている。
【0020】
ガス導入通路34は、図3及び図4に示すように、上方領域において鉛直に伸長する直線通路34a、開口部34b´,34c´を一側面30aにもつ傾斜通路34b,34c、開口部34d´,34e´を他側面30bにもつ傾斜通路34d,34e、下方領域において鉛直に伸長する直線通路34f、により形成されている。そして、成膜時において、He等のガスは、上流側の直線通路34aから下流側の直線通路34fに向かって流される。
【0021】
吐出通路35は、図3及び図4に示すように、下方領域において鉛直方向に伸長する直線通路35a、開口部35b´,35c´を他側面30bにもつ傾斜通路35b,35c、上方領域において鉛直方向に伸長する直線通路35d、により形成されている。そして、成膜時において、加圧されたTDMATの液体は、上流側の直線通路35aから下流側の直線通路35dに向かって流れ出る。
【0022】
バイパス通路36は、図3及び図4に示すように、水平方向に伸長する直線通路36a、開口部36b´,36c´を一側面30aにもつ傾斜通路36b,36c、により形成されている。ここで、直線通路36aのP1点が、ガス導入通路34との連結部に相当し、傾斜通路36cの上側端部に位置するP2点が、吐出通路35との連結部に相当する。そして、パージ処理時において、パージガスが、例えば、ガス導入通路34からバイパス通路36を通って、吐出通路35に導かれる。
また、バイパス通路36は、マシンニングによりガス導入通路34側の端面から開けて、吐出通路35の近傍まで穴加工した後、端面の開口にプラグ37を圧入して閉塞したものである。バイパス通路36を、仮に吐出通路35側の端面から開けると、パージ処理ができない部分(デッドボリューム)が残ってしまうため、ガス導入通路34側から開けるのが好ましい。
【0023】
このように、ガス導入通路34、吐出通路35、バイパス通路36を一体的に画定するマニホールドブロック30を採用することにより、従来のようにパイプにて連結する場合に比べて通路長さを短くでき、TDMATが流れる空間を小さくすることができる。また、マニホールドブロック30をマシンニングにより製造できるため、製造コストが安価になる。
さらに、従来の吐出通路2bに相当する部分が、マニホールドブロック30内の直線通路35a、傾斜通路35bに相当するため、容器20の交換時に半導体製造システム側と容器側とを分離する際に、パージ処理を行なえない部分が半導体製造システム側に残らず、従来のような別途の洗浄作業は不要になり、メンテナンスを簡便にできる。
【0024】
第1バルブ40〜第4バルブ70は、図5に示すように、ピストン101により往復動されて通路を開閉するダイヤフラム102、ダイヤフラム102により直接開閉される中央通路103、ダイヤフラム102の周辺側に位置する周辺通路104等により形成された、表面実装タイプのバルブである。そして、ダイヤフラム102が閉じた状態では、中央通路103の容積が、周辺通路104の容積に比べて小さくすなわちデッドボリュームが小さくなっている。
第1バルブ40及び第4バルブ70は、ピストン101が空気圧により駆動される空気式バルブである。第2バルブ50及び第3バルブ60は、ピストン101が手動により駆動される手動式バルブである。
第2バルブ50及び第3バルブ60を手動式バルブとすることにより、容器20内の液体を密閉した状態で、システムに対して、構造体10の脱着を容易に行なうことができる。
【0025】
第1バルブ40は、図4(a)に示すように、マニホールドブロック30の一側面30aに対して、ネジ等により締結されて表面実装されている。そして、その中央通路103が傾斜通路34cに連通され、周辺通路104が傾斜通路34bに連通されている。
すなわち、第1バルブ40は、ガス導入通路34に対して、バイパス通路36の連結部P1よりも上流側に配置されている。また、中央通路103がバイパス通路36寄りに配置されているため、吐出通路35及びバイパス通路36に連通する通路が短くなっている。
【0026】
第2バルブ50は、図4(a)に示すように、マニホールドブロック30の他側面30bに対して、第1バルブ40と略対向するように、ネジ等により締結されて表面実装されている。そして、その中央通路103が傾斜通路34dに連通され、周辺通路104が傾斜通路34eに連通されている。
すなわち、第2バルブ50は、ガス導入通路34に対して、バイパス通路36の連結部P1よりも下流側に配置されている。また、中央通路103がバイパス通路36寄りに配置されているため、吐出通路35及びバイパス通路36に連通する通路が短くなっている。
【0027】
第3バルブ60は、図4(b)に示すように、マニホールドブロック30の他側面30bに対して、ネジ等により締結されて表面実装されている。そして、その中央通路103が傾斜通路35cに連通され、周辺通路104が傾斜通路35bに連通されている。
すなわち、第3バルブ60は、吐出通路35に対して、バイパス通路36の連結部P2の領域に配置されている。また、中央通路103が吐出通路35の下流側でバイパス通路36(傾斜通路36c)に連通する位置に配置されている。
【0028】
ここで、傾斜通路35c(吐出通路35)は、角度θの傾斜をなして第3バルブ60の中央通路103に向かい、傾斜通路36c(バイパス通路36)も、角度θの傾斜をなして第3バルブ60の中央通路103に向かうように形成されている。したがって、例えばパージガスが、バイパス通路36を通して、第3バルブ60から吐出通路35へと導かれる際に、傾斜通路36c→第3バルブ60の中央通路103→傾斜通路35c→直線通路35dの経路を辿って淀むことなく流れることができ、パージ処理が確実にかつ円滑に行なわれる。
また、第3バルブ60の中央通路103が吐出通路35の下流側に配置されているため、パージガスが通される通路が短くなっており、パージ処理の短縮化が行なわれる。
【0029】
第4バルブ70は、図4(b)に示すように、マニホールドブロック30の一側面30aに対して、第3バルブ60と略対向するように、ネジ等により締結されて表面実装されている。そして、その中央通路103が傾斜通路36cに連通され、周辺通路104が傾斜通路36bに連通されている。
すなわち、第4バルブ70は、バイパス通路36の途中、傾斜通路36bと傾斜通路36cとの間に配置されている。また、第4バルブ70の中央通路103が吐出通路35(傾斜通路35c)との連結側に連通されている。
したがって、第4バルブ70が閉じられて、TDMATが吐出通路35を流れる際に、吐出通路35に連通するデッドボリュームが小さくなるため、TDMATが付着し得る通路を短く(空間を小さく)することができる。
【0030】
上記のように、第1バルブ40と第2バルブ50とが水平方向においてお互いに略対向するように配置され、又、第3バルブ60と第4バルブ70とが水平方向においてお互いに略対向するように配置されている。したがって、従来のように上下方向に積み重ねて配列する場合に比べて、構造体の背丈が低くなり、構造体全体を小型化できる。また、第3バルブ60と第4バルブ70との間の通路を短くできるため、TDMATが付着する空間(デッドボリューム)が小さくなり、パージ処理が短縮される。
【0031】
第5バルブ80は、パイプ継手により連結するタイプのバルブであり、図1及び図2に示すように、マニホールドブロック30のパイプ部33に対して、溶接により結合されている。第5バルブ80は、パージ処理を行なう際に、バルブA1,A2,A3と協働して流れを制御するために用いるものである。
すなわち、構造体10の一部として第5バルブ80を一体的に組み込んだことにより、バルブA1,A2,A3等を備えた既存の設備に対して、この構造体10を適用することができる。また、第5バルブ80が溶接により連結されているため、パイプ等の継手部材を用いる場合に比べて通路を短くでき、TDMATが付着し得る空間を小さくできる。
【0032】
熱伝達部材90は、図2及び図3に示すように、上方に平坦面91、下方にマニホールドブロック30の上面30cと接触する傾斜面を有する。そして、熱伝達部材90は、マニホールドブロック30の上面30c及び他側面30bに面接触するようにして、ネジ等により締結されている。熱伝達部材91の平坦面91には、図1に示すように、ヒータAが接触した状態で配置される。
【0033】
すなわち、ヒータAの熱がマニホールドブロック30に伝わることで、吐出通路35、バイパス通路36等のパージ処理が効率良く行なわれる。
特に、上面30cが傾斜面として形成され、マニホールドブロック30とヒータAとの間において、熱伝達部材90がくさび状に介在させられた状態となるため、熱伝達部材90の水平方向(くさび作用を生じる方向)の位置を、ネジ等により適宜調整することで、熱伝達部材90に対してヒータAとマニホールドブロック30とを確実に密着させることができ、熱伝達がより効率良く行なわれて、パージ処理を短縮できる。
【0034】
次に、この構造体10を用いた液体の供給及びパージ処理について、図1を参照しつつ説明する。
先ず、成膜処理を行なう場合は、第4バルブ70を閉じバイパス通路36を遮断した状態にする。そして、図1中の黒塗りの矢印で示すように、He等のガスがガス導入通路34から容器20内に導かれる。すると、TDMATの液体は、加圧されて吐出通路35から流れ出て、流量制御器Bにより適宜流量が制御され、噴射ノズルにて混合室C内に噴射される。そして、キャリアガスと混合されると共に約80度程度に加熱されて、成膜チャンバDに向けて供給される。
【0035】
次に、パージ処理を行なう場合は、第2バルブ50及び第3バルブ60を閉じて容器20内のTDMATを完全に遮断し、かつ、第4バルブ70を開けてバイパス通路36を開放し、さらに、ヒータAのバルブA1,A2,A3が開放された状態にする。
【0036】
そして、図1中の白抜きの矢印で示すように、N等のパージガスが、ガス導入通路34及びヒータAのバルブA1から導入される。ガス導入通路34側から導入されたパージガスは、直線通路34a→傾斜通路34b→第1バルブ40を経て、バイパス通路36(直線通路36a→傾斜通路36b)に流れる。
【0037】
そして、第4バルブ70を経た後、バイパス通路36(傾斜通路36c)から第3バルブ60の中央通路103に向けて淀むことなく直接的に流れ込む。その後、パージガスは、吐出通路35(傾斜通路35c→直線通路35d)を流れ、第5バルブ90を経て、バルブA3に流れ出る。
ここで、第3バルブ60の領域においては、傾斜通路36cが中央通路103に直接向かいその後傾斜通路35cに連通するように形成されているため、パージガスの淀みを防止でき、第3バルブ60のパージ処理が確実にかつ円滑に行われる。
【0038】
一方、バルブA1側から導入されたパージガスは、バルブA2→第5バルブ80→バルブA3の経路を辿って流れる。この流れにより、第5バルブ80のパージ処理が行なわれる。
バルブA3を通過したパージガスは、CVDの成膜チャンバDの排気通路に設けられたポンプに吸引されて、下流側の熱処理部にて加熱処理される。
【0039】
上記パージ処理の際には、ヒータAの熱が、熱伝達部材90を介してマニホールドブロック30に伝達されるため、吐出通路35、バイパス通路36、ガス導入通路34等が加熱され、通路の内壁面に付着した付着物が効率良く取り除かれ、パージ処理が短縮される。
尚、構造体10は、ネジ等を用いて締結によりそれぞれが結合されているため、それぞれの部品ごとに簡単に分解することができる。したがって、部品ごとにクリーニングでき、又、不良部品の交換も容易にできる。
【0040】
図6は、他の実施形態を示すものであり、前述の実施形態に係る構造体10に対して、フレーム120を設けたものである。この構造体10´によれば、構造体10´をシステムに対して脱着する際に、フレーム120を掴んで行なうことができ、作業が容易になると共に、仮に落下させた場合に、バルブ40〜80等を衝撃から保護することができる。
【0041】
上記実施形態においては、この構造体10をCVD法による半導体製造システムに適用し、プロセスガスとなる成膜用液体としてTDMATを用いる場合を示したが、その他の半導体製造システムにおいて、又、プロセスガスとなる成膜用液体としてその他の液体を適用するシステムにおいて、本発明の構造体を適用してもよい。
【0042】
上記実施形態においては、ヒータA等の既存の設備に適用させるべく、第5バルブ80を一体的に設けた場合を示したが、これに限定されるものではなく、第5バルブ80を取り除いて、表面実装される第1バルブ40〜第4バルブ70だけの構成とし、パージ処理に際しては、吐出通路35側からパージガスを導入して、バイパス通路36→ガス導入通路34の経路で流す手法、あるいは、ガス導入通路34側からパージガスを導入して、バイパス通路36→吐出通路35の経路で流す手法を採用してもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の液体供給構造によれば、容器に対してガスを導くガス導入通路、容器内の液体を吐出する吐出通路、及びガス導入通路と吐出通路とを連通するバイパス通路を一体的に画定するマニホールドブロックを採用し、通路を開閉する第1バルブ〜第4バルブをマニホールドブロックに対して締結により表面実装する構成を採用したことにより、吐出通路、バイパス通路等を短くでき、パージ処理に要する時間を短縮できる。また、第1バルブ〜第4バルブを締結により表面実装することで、構造体の構造を簡略化、小型化でき、又、分解によるクリーニング、部品交換等も容易になる。
特に、第1バルブと第2バルブ及び第3バルブと第4バルブとを、お互いに略対向するように配置したことにより、バルブを上下方向に積み重ねて配列する場合に比べて、構造体の背丈が低くなり、構造体全体を小型化できる。また、第3バルブと第4バルブとの間の通路が短くなり、液体が付着する空間すなわちデッドボリュームが小さくなり、パージ処理が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体供給構造が適用される半導体製造システムを示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る液体供給構造の一実施形態を示す斜視図である。
【図3】(a),(b)は本発明に係る構造体の一部を構成するマニホールドブロックを示す斜視図でる。
【図4】(a)は図3中のE1−E1におけるマニホールドブロックの断面図であり、(b)は図3中のE2−E2におけるマニホールドブロックの断面図である。
【図5】第1バルブ〜第4バルブの断面図である。
【図6】本発明に係る液体供給構造の他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】従来の液体供給構造を示す斜視図である。
【図8】従来の液体供給構造の断面図である。
【符号の説明】
A ヒータ(熱源)
A1,A2,A3 バルブ
B 流量制御器
C 混合室
D 成膜チャンバ
10,10´ 液体供給構造体
20 容器
21 蓋
22 取っ手
30 マニホールドブロック
30a 一側面
30b 他側面
30c 上面
31 フランジ部
32,33 パイプ部
34 ガス導入通路
34a,34f 直線通路
34b,34c,34d,34e 傾斜通路
35 吐出通路
35a,35d 直線通路
35b,35c 傾斜通路
36 バイパス通路
36a 直線通路
36b,36c 傾斜通路
37 プラグ
P1,P2 連結部
40 第1バルブ(空気式バルブ)
50 第2バルブ(手動式バルブ)
60 第3バルブ(手動式バルブ)
70 第4バルブ(空気式バルブ)
80 第5バルブ
90 熱伝達部材
102 ダイヤフラム
103 中央通路
104 周辺通路
120 フレーム

Claims (8)

  1. 液体が収容された密閉容器に対して所定のガスを導くガス導入通路と、前記容器内の液体を吐出する吐出通路と、前記ガス導入通路と吐出通路とを連通するバイパス通路と、前記通路を開閉する複数のバルブとを備える液体供給構造であって、
    前記ガス導入通路、前記吐出通路、及び前記バイパス通路を一体的に画定するマニホールドブロックを有し、
    前記複数のバルブは、前記マニホールドブロックに対して締結により表面実装され、前記バイパス通路の連結部よりも上流側及び下流側において前記ガス導入通路に配置された第1バルブ及び第2バルブと、前記バイパス通路の連結部の領域において前記吐出通路に配置された第3バルブと、前記バイパス通路の途中に配置された第4バルブと、を有する、
    ことを特徴とする液体供給構造。
  2. 前記マニホールドブロックは、略直方体に形成されて前記容器に結合され、
    前記第1バルブ及び第2バルブは、お互いに略対向するように配置され、
    前記第3バルブ及び第4バルブは、お互いに略対向するように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の液体供給構造。
  3. 前記バルブは、通路を開閉するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムにより直接開閉される中央通路と、前記ダイヤフラムの周辺側に位置する周辺通路と、を有し、
    前記第3バルブの中央通路は、前記吐出通路の下流側に連通され、
    前記第4バルブの中央通路は、前記吐出通路との連結側に連通されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体供給構造。
  4. 前記第4バルブの中央通路と前記吐出通路とを連通する前記バイパス通路は、前記第3バルブの中央通路に向かうように形成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の液体供給構造。
  5. 前記マニホールドブロックは、熱源の熱を伝達する熱伝達部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の液体供給構造。
  6. 前記第2バルブ及び前記第3バルブは、手動により駆動される手動式バルブであり、前記第1バルブ及び前記第4バルブは、空気圧により駆動される空気式バルブである、
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の液体供給構造。
  7. 前記吐出通路には、前記第3バルブよりも下流側において連結された第5バルブを有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載の液体供給構造。
  8. 前記第5バルブは、前記マニホールドブロックに対して、溶接により連結されている、
    ことを特徴とする請求項7記載の液体供給構造。
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