JP2004062823A - 弁当注文方法、弁当注文装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客が指定した惣菜を用いた弁当を販売することができる弁当注文方法、弁当注文装置、及びコンピュータプログラムの提供を目的とする。
【解決手段】弁当の注文を希望する顧客は顧客自身を識別する顧客情報を情報入出力装置3から弁当注文装置1へ入力し、弁当注文装置1は入力された顧客情報を記憶し、予め記憶している惣菜名及び単価を含む惣菜情報を情報入出力装置3へ出力し、顧客は惣菜名及び単価を閲覧する。惣菜情報を閲覧した顧客は出力された惣菜情報の内から注文する惣菜名及び注文数量を注文情報として弁当注文装置1へ入力し、弁当注文装置1は注文情報の惣菜名から弁当注文装置1自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報された惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を情報入出力装置3へ出力し、顧客は注文した惣菜の金額を確認する。
【選択図】 図1
【解決手段】弁当の注文を希望する顧客は顧客自身を識別する顧客情報を情報入出力装置3から弁当注文装置1へ入力し、弁当注文装置1は入力された顧客情報を記憶し、予め記憶している惣菜名及び単価を含む惣菜情報を情報入出力装置3へ出力し、顧客は惣菜名及び単価を閲覧する。惣菜情報を閲覧した顧客は出力された惣菜情報の内から注文する惣菜名及び注文数量を注文情報として弁当注文装置1へ入力し、弁当注文装置1は注文情報の惣菜名から弁当注文装置1自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報された惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を情報入出力装置3へ出力し、顧客は注文した惣菜の金額を確認する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弁当の注文に関する情報処理を行う弁当注文方法、該弁当注文方法を実現するための構成要素としての弁当注文装置、該弁当注文装置としての機能をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弁当注文方法には、予め配布されたチラシに記載されている弁当のメニュー表を見て、店頭又は電話にて弁当名及び数量を音声で伝え注文する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の弁当注文方法ではチラシに記載されている弁当の惣菜の種類及び数量は予め弁当販売業者によって設定されており、弁当購入者(顧客)が惣菜の種類及び数量を指定して注文することができないという問題があった。加えて、食物は嗜好的側面が大きく、顧客が所望する惣菜の種類及び数量は十人十色であり、メニュー表にある弁当の惣菜の種類及び数量が(半)固定的であるため、顧客は、所望する最優先の主惣菜を主眼におき弁当を選択し、嫌いな惣菜が弁当に含まれているにも拘らず弁当を購入してしまう場合があった。また、電話にて弁当名及び数量を注文する際には、注文に利用する電話及び電話回線等の状況により、注文の聞き間違い及び聞き漏らし等の人為的ミスが発生し、顧客及び弁当販売業者の双方に不利益が発生するという問題があった。
【0004】
また、カロリー量、並びにビタミンA、ビタミンB、及びβカロチン量等の栄養価量を弁当に表示することは一般的に行われているが、そのカロリー量及び栄養価量が各顧客に対して適正な量であるのか否かを判断するのは、あくまで各顧客であり、弁当販売業者側から注文された弁当のカロリー量及び栄養価量に関する警告を各顧客に対して通知することができないという問題があった。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、弁当注文装置(弁当販売業者側装置)と情報入出力装置(顧客側装置)との間で、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報、弁当を構成する惣菜の惣菜情報、及び弁当を注文する注文情報を送受信することにより、顧客が指定した惣菜から構成された弁当を購入することができ、加えて注文の聞き間違い及び聞き漏らし等の人為的ミスの発生を防止できる弁当注文方法、該弁当注文方法を実現するための構成要素としての弁当注文装置、及び該弁当注文装置としての機能をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムの提供を主たる目的とする。
【0006】
また、顧客が注文した惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を算出し、算出した惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を顧客に対して通知することとした場合には、顧客は惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を確認した上で、自身の健康状況に応じた惣菜を注文することができる弁当注文方法等の提供を目的とする。
【0007】
更に、顧客が注文した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量が顧客に対して適正な量であるのか否かを判断し、弁当販売業者側から顧客に対して警告を通知することとした場合には、顧客の食事面での健康管理をサポートすることができる弁当注文方法等の提供を目的とする。
【0008】
また更に、提供できる容器の容積と顧客が注文した惣菜の容積とを比較し、惣菜を配置するのに適切な容器を自動的に選択することとした場合には、惣菜を配置する容器を選択する手間を減少することができる弁当注文方法等の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る弁当注文方法は、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶した弁当注文装置と複数の情報入出力装置との間で、弁当の注文に関する情報を送受信する弁当注文方法であって、前記情報入出力装置は、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を前記弁当注文装置へ送信し、前記弁当注文装置は、受信した顧客情報を記憶し、前記惣菜情報を前記情報入出力装置へ送信し、前記情報入出力装置は、受信した惣菜情報を出力し、注文する惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を受け付け、受け付けた注文情報を前記弁当注文装置へ送信し、前記弁当注文装置は、受信した注文情報と、記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を前記情報入出力装置へ送信することを特徴とする。
【0010】
第2発明に係る弁当注文装置は、弁当の注文に関する情報を受ける弁当注文装置であって、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を外部から受信する手段と、受信した顧客情報を記憶する手段と、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶する手段と、前記惣菜情報を外部へ送信する手段と、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を外部から受信する手段と、受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出する手段と、算出した惣菜の金額情報を外部へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
第3発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、弁当の注文に関する情報を受けさせるコンピュータプログラムであって、コンピュータに、外部から受信した、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を記憶させる手順と、コンピュータに、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を外部へ送信させる手順と、コンピュータに、外部から受信した、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報と前記惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出させる手順とを含むことを特徴とする。
【0012】
本発明にあっては、弁当の注文を希望する顧客は、情報入出力装置から顧客自身を識別する顧客情報を入力し、情報入出力装置は入力された顧客情報を弁当注文装置へ送信し、弁当注文装置は、受信した顧客情報を記憶し、また顧客情報を送信してきた情報入出力装置に弁当を構成する惣菜名及び販売単価を含む惣菜情報を送信することにより、顧客は、惣菜情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜名及び販売単価を閲覧する。惣菜情報を閲覧した顧客は、出力された惣菜情報の内から注文する惣菜名及び注文数量を入力し、情報入出力装置は、その入力に基づいて注文情報を生成し、生成した注文情報を弁当注文装置へ送信し、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を情報入出力装置へ送信することにより、顧客は、金額情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜の金額を確認できる。
【0013】
また、弁当注文装置には、惣菜情報として、惣菜名及び販売単価に加えて惣菜の販売単位あたりのカロリー量の情報を互いに関連付けて記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜のカロリー量を算出し、算出した惣菜のカロリー量情報を情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、カロリー量情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜のカロリー量を確認できる。また、前記カロリー量情報を前記金額情報と同時に情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、惣菜の金額及びカロリー量を同時に確認することができ、注文した惣菜の内容を総合的に判断することができる。
【0014】
更に、弁当注文装置には、惣菜情報として、惣菜名、販売単価及びカロリー量に加えて惣菜の販売単位あたりの栄養価量の情報を互いに関連付けて記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜の栄養価量を算出し、算出した惣菜の栄養価量情報を情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、栄養価量情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜の栄養価量を確認できる。また、前記栄養価量情報を前記金額情報と同時に情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、惣菜の金額及び栄養価量を同時に確認でき、注文した惣菜の内容を総合的に判断することができる。
【0015】
また更に、弁当注文装置には、顧客情報として、更に顧客毎に許容カロリー量及び許容栄養価量を規定した健康管理情報を記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜のカロリー量及び栄養価量を算出し、受信した注文情報の顧客名から弁当注文装置自体に記録している顧客情報の顧客名と照合し、照合できた顧客情報を取得し、顧客情報に記録している健康管理情報の許容カロリー量及び許容栄養価量を取得し、算出したカロリー量及び栄養価量が顧客情報から取得した許容カロリー量及び許容栄養価量を満足するか否かを判定し、満足しない場合には、警告情報を情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、警告情報を受信した情報入出力装置から出力される警告を確認できる。例えば、前記栄養価量情報、前記カロリー量情報、及び前記金額情報を送信する前に、前記警告情報を情報入出力装置へ送信することとすると、顧客は、惣菜の金額、カロリー量、及び栄養価量を確認する前に、注文した惣菜のカロリー量又は栄養価量が許容範囲を満足していないと確認することができる。
【0016】
また更に、弁当注文装置には、惣菜情報として、惣菜毎に販売単位あたりの容積の情報を互いに関連付けて記録してあり、また、容器情報として、弁当を構成する惣菜を容れる容器の容積を記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に規定された惣菜の容積を算出し、算出した惣菜の容積から弁当注文装置自体に記録している容器情報の容積と比較し、注文を受けた弁当の惣菜を容れる容器を選択することとする場合には、弁当販売業者は、自ら容器を選択する必要がない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。図中1は、コンピュータを用いてなる本発明の弁当注文装置であり、演算を行うCPU11と、演算に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM12と、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置13と、ハードディスク等の内部記憶装置14とを備えており、CD−ROM等の記録媒体2から本発明に係るコンピュータプログラム20を外部記憶装置13にて読み取り、読み取ったコンピュータプログラム20を内部記憶装置14に記憶し、RAM12にコンピュータプログラム20をロードし、CPU11はコンピュータプログラム20に基づいて弁当注文装置1に必要な処理を実行する。更に、弁当注文装置1は、LAN又はインターネット等の通信ネットワーク7に接続する通信部15を備えており、弁当注文装置1は、通信部15を介して通信ネットワーク7との間で情報を送受信する。
【0019】
なお、弁当注文装置1は、通信ネットワーク7に接続した図示しないサーバ装置を用いてなる記録媒体から、通信ネットワーク7を介してコンピュータプログラム20をダウンロードして処理を実行する形態であっても良い。
【0020】
通信ネットワーク7には、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイ等の出力部とキーボード又はポインティングデバイス等の入力部とを有する汎用コンピュータからなる複数の情報入出力装置3,3,…が接続されている。弁当注文装置1は、内部記憶装置14に記憶した情報を用いて、弁当を注文するためのウェブページを生成し、通信ネットワーク7を介して情報入出力装置3,3,…へウェブページを送信し、情報入出力装置3,3,…は、受信したウェブページを出力部に出力する。弁当を注文する顧客の操作により、情報入出力装置3へ情報が入力され、入力された情報は情報入出力装置3から通信ネットワーク7を介して弁当注文装置1へ送信され、弁当注文装置1は、受信した情報を内部記憶装置14に記憶する。なお、情報入出力装置3は、携帯電話又はPDA等の携帯型の情報入出力装置であってもよい。
【0021】
弁当注文装置1は、内部記憶装置14にて、顧客情報を記憶した顧客情報データベース14a、惣菜情報を記憶した惣菜情報データベース14b、注文情報を記憶した注文情報データベース14c、及び容器情報を記憶した容器情報データベース14dを記憶している。なお、コンピュータプログラム20については、後述する。
【0022】
図2は、本発明の顧客情報データベース14aの内容の例を示す概念図である。顧客情報データベース14aには、顧客を識別する顧客ID、不正アクセスを防止するための顧客ID固有のパスワード、顧客の個人名又は団体名である顧客名、弁当の配達場所である顧客住所又は勤務先居所等の届け先、並びに顧客の連絡先である電話番号及びメールアドレスが互いに関連付けられて記憶されている。加えて、顧客毎に健康管理情報として、弁当の注文の際に警告を通知する基準となる許容カロリー量、並びに許容ビタミンA量、許容ビタミンB量、及び許容βカロチン量等の許容栄養価量が記憶されている。なお、これら顧客情報及び健康管理情報は初回利用時等に登録され、適宜更新可能である(図7参照)。また、顧客が管理する必要がないと判断した許容カロリー量又は許容栄養価量に関しては、顧客情報データベース14aに記憶する必要はない。
【0023】
図3は、本発明の惣菜情報データベース14bの内容の例を示す概念図である。惣菜情報データベース14bには、惣菜を識別するための惣菜番号、惣菜の名称を適切に表現した惣菜名、惣菜を視的に表示するための惣菜写真のファイル名、惣菜の販売単位である惣菜個数又は重量を示す販売単位、惣菜の販売単位あたりの単価、惣菜の販売単位あたりのカロリー量、惣菜の販売単位あたりのビタミンA量、ビタミンB量、及びβカロチン量等の栄養価量、並びに惣菜の販売単位あたりの容積が互いに関連付けられて記録されている。
【0024】
図4は、本発明の容器情報データベース14dの内容の例を示す概念図である。容器情報データベース14dには、容器を識別するための容器番号、容器の名称を適切に表現した容器名、容器を視的に表示するための容器写真のファイル名、及び容器の容積が互いに関連付けられて記録されている。
【0025】
ここで、本発明にて用いる容積の考え方について説明する。本発明の弁当注文方法では、顧客は自由に惣菜を選択し、加えて選択した惣菜の数量を指定して弁当を注文することができるため、惣菜を容れる容器の選択方法に創意工夫が必要である。説明を簡略化するため、容器は、すべて高さが同一の容器であるとして説明する。容器の高さを同一にすることで、縦、横、及び高さの3次元から縦及び横の2次元に減少させて容積を考えることができる。例えば、弁当注文装置1は、縦及び横の寸法が同一の基準ブロックを予め設定し、設定した基準ブロックに基づいて、各容器の容積が基準ブロックのいくつに相当するのかを算出し、容器情報データベース14dにその縦ブロック数及び横ブロック数を記憶(登録)する。同様に、各惣菜の販売単位あたりの容積が基準ブロックのいくつに相当するのかを算出し、惣菜情報データベース14bに算出したブロック数を記憶(登録)する。
【0026】
図5は、本発明の注文情報データベース14cの内容の例を示す概念図である。注文情報データベース14cには、注文を識別するための注文番号、注文を発注した顧客を識別するための顧客ID、注文を発注した日時を示した注文承認日時、発注した惣菜番号を識別するための惣菜番号、発注した惣菜(惣菜番号)の注文数量、及び注文した惣菜を容れる容器番号が互いに関連付けられて記録されている。
【0027】
コンピュータプログラム20は、弁当を注文する顧客が新規顧客、或は既存顧客の何れであるかを判定し、新規顧客と判定した場合には顧客情報を登録するための顧客情報処理20a、注文する惣菜名及び注文数量を受け付けるための注文申込処理20b、弁当を注文する顧客が最終的に注文を確認し確定するための注文確認処理20c、及び注文された弁当の製造及び配達をするための製造配達処理20dを行うためのコンピュータプログラムを含んでいる。なお、このコンピュータプログラム20は記録媒体2に記録されている。
【0028】
以下に、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う動作を、フローチャートを用いて説明する。図6は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う顧客情報処理20aの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、顧客情報を確認するための顧客情報ウェブページを作成(S11)し、作成した顧客情報ウェブページを通信ネットワーク7を介して弁当の注文を要求した情報入出力装置3へ送信(S12)し、情報入出力装置3は顧客情報ウェブページを受信(S13)し、受信した顧客情報ウェブページをウェブブラウザを用いて出力部に出力(S14)する。
【0029】
図7は、本発明の顧客情報ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。表示画面の左側には、初めて弁当を注文する顧客用の顧客情報入力フォーム(新規顧客情報入力フォーム)と、右側には、既に顧客IDを取得しており、過去に弁当を注文した経験のある顧客用の顧客情報入力フォーム(既存顧客情報入力フォーム)とが表示される。新規顧客情報入力フォームは、顧客情報を顧客情報データベース14aに登録するために必要な要素として顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスを入力する入力ボックスと、健康管理情報入力ボタンとを備えている。顧客がポインティングデバイス等を用いて健康管理情報入力ボタンを操作することにより、図8に示す健康管理情報入力フォームが表示される。健康管理情報入力フォームは、注文した惣菜に基づいて顧客に警告を通知する際の基準となる許容カロリー量、許容ビタミンA量、許容ビタミンB量、及び許容βカロチン量等の許容栄養価量を入力する入力ボックスと、設定及び取消ボタンとを備えている。既存顧客情報入力フォームは、顧客ID及びその顧客IDを証明するパスワードを入力する入力ボックスを備えている。
【0030】
情報入出力装置3は、顧客情報入力フォームを用いて顧客情報の入力を受け付け(S15)、顧客がポインティングデバイス等を用いて顧客情報送信ボタンを操作することにより、受け付けた顧客情報を弁当注文装置1へ送信(S16)する。
【0031】
弁当注文装置1は、顧客情報を受信(S17)し、受信した顧客情報の各要素から顧客が新規顧客であるのか否かを判定(S18)する。新規顧客であると判定した場合(S18:YES)には、受信した顧客情報の届け先情報に基づいて弁当販売業者の配達可能地域内であるのか否かを判定(S19)する。例えば、S19の判定には、予め内部記憶装置14に配達可能地域の住所を記憶しておき、記憶した住所と届け先情報とを比較し、配達可能地域内であるのか否かを判定すればよい。弁当の配達可能地域内であると判定した場合(S19:YES)には、新規に顧客IDとその顧客IDに固有のパスワードとを生成(S20)し、生成した顧客ID及びパスワードを、顧客情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信して通知(S21)するとともに、生成した顧客ID及びパスワードと、受信した顧客情報である顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスとを関連付けて顧客情報データベース14aに登録(S22)する。一方、S19にて弁当の配達可能地域外であると判定した場合(S19:NO)には、注文を取得しても弁当の配達が不可能であるので、顧客情報を送信してきた情報入出力装置3へその旨を送信して通知(S23)する。S18にて新規顧客でないと判定した場合(S18:NO)には、受信した顧客情報の顧客ID及びパスワードを顧客情報データベース14aと照合して、同一顧客IDを有するレコード、即ち顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスを顧客情報データベース14aから取得(S24)する。顧客を特定できた場合には、弁当注文装置1は、以下の弁当注文に関する注文申込処理20bを行う。
【0032】
なお、受信した顧客情報において、要素が不足している場合、又は顧客ID及びパスワードが顧客情報データベース14aと照合ができない場合には、顧客情報を送信してきた情報入出力装置3へその旨の通知を送信すれば良い。また、顧客ID及びパスワードの該当顧客への通知(S21)に関しては、顧客のメールアドレスを送信先として電子メールにて通知しても良い。
【0033】
図9は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文申込処理20bの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、惣菜情報データベース14bから惣菜情報を取得し、取得した惣菜情報から惣菜名、惣菜写真のファイル名、販売単位、単価、カロリー量、及び各種栄養価量を抽出し、抽出した要素に基づいて弁当を注文するための弁当注文ウェブページを作成(S31)し、作成した弁当注文ウェブページを通信ネットワーク7を介して弁当の注文を要求した情報入出力装置3へ送信し(S32)、情報入出力装置3は弁当注文ウェブページを受信(S33)し、受信した弁当注文ウェブページをウェブブラウザを用いて出力部に出力(S34)する。
【0034】
図10は、本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。表示画面には、弁当の惣菜を選択し、選択した惣菜の注文数量を受け付ける注文入力フォームが表示される。
【0035】
情報入出力装置3は、注文入力フォームを用いて注文情報を受け付け(S35)、顧客がキーボード等を用いて各惣菜の注文数量を入力し、ポインティングデバイス等を用いて注文情報送信ボタンを操作することにより、受け付けた注文情報を弁当注文装置1へ送信(S36)する。弁当注文装置1は、注文情報を受信(S37)し、以下の弁当注文に関する注文確認処理20cを行う。
【0036】
図11及び図12は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文確認処理20cの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、注文申込処理20bにて受信した注文情報の各要素から顧客が注文した注文惣菜名及び注文数量を抽出(S41)し、抽出した注文惣菜名を惣菜情報データベース14bに登録されている惣菜情報内の惣菜名と照合し、同一惣菜名を有する惣菜情報レコード、即ち惣菜番号、惣菜名、惣菜写真のファイル名、販売単位、単価、カロリー量、各種栄養価、及び容積を惣菜情報データベース14bから取得(S42)する。
【0037】
弁当注文装置1は、注文された各惣菜の注文数量、販売単位、及び単価に基づいて、その惣菜の金額を算出し、加えて注文された全惣菜の合計金額を算出(S43)する。また、弁当注文装置1は、注文された各惣菜の注文数量及びカロリー量に基づいて、その惣菜のカロリー量を算出し、加えて注文された全惣菜の総カロリー量を算出(S44)する。更に、弁当注文装置1は、注文された各惣菜の注文数量及び各種栄養価量に基づいて、その惣菜の各種栄養価量を算出し、加えて注文された全惣菜の各種総栄養価量を算出(S45)する。更に、算出した総カロリー量及び各種総栄養価量が顧客情報内の許容カロリー量及び各種許容栄養価量を満足するか否かを判定(S46)し、許容カロリー量及び各種許容栄養価量を満足しないと判定した場合(S46:NO)には、注文情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信してその旨を通知(S47)する。ここで、S46にて該当する許容カロリー量又は各種許容栄養価量が顧客情報内に記憶されていない場合は、顧客が判定を必要としない項目であるので、その判定は満足しているものとして扱う。
【0038】
弁当注文装置1は、許容カロリー量及び各種許容栄養価量を満足すると判定した場合(S46:YES)には、注文された各惣菜の注文数量から惣菜を容れる容器を選択する。まず、注文された各惣菜の注文数量と惣菜情報データベース14bから取得した各惣菜の販売単位あたりの容積情報とから注文された惣菜の総容積を算出(S48)する。次に、算出した総容積と容器情報データベース14dから取得した各容器の容積情報とから容積を比較し、注文された惣菜を容れる容器を選択(S49)する。なお、容器を選択(S49)する際に、容器容積が少ない容器から順に判定することにすれば、最も効率の良い(惣菜の配置率の高い)容器を選択することができる。
【0039】
弁当注文装置1は、顧客情報データベース14aから取得した顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスと、注文された各惣菜名、注文数量、金額、カロリー量、及び総カロリー量と、注文された全惣菜の合計金額、各種栄養価量、及び各種総栄養価量とから注文された弁当の情報を確認するための注文確認ウェブページを作成(S50)し、作成した注文確認ウェブページを通信ネットワーク7を介して注文情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信(S51)し、情報入出力装置3は注文確認ウェブページを受信(S52)し、受信した注文確認ウェブページをウェブブラウザを用いて出力部に出力(S53)する。
【0040】
図13は、本発明の注文確認ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。表示画面の上段には、注文した弁当の顧客情報である顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスが夫々表示され、下段には、注文した弁当の情報である全惣菜の合計金額、総カロリー量、及び各種総栄養価量が表示される。顧客は、表示された注文確認ウェブページにて、顧客情報、注文した弁当の情報を確認して弁当注文を承認するのか否かを最終的に判断する。
【0041】
情報入出力装置3は、注文承認情報の入力を受け付け(S54)、顧客がポインティングデバイス等を用いて注文確定ボタン(図13中、「はい」又は「いいえ」ボタン)を操作することにより、注文承認情報を弁当注文装置1へ送信(S55)する。
【0042】
弁当注文装置1は、注文承認情報を受信(S56)し、受信した注文承認情報から顧客が注文を承認したか否かを判定(S57)する。顧客が注文の承認を許可したと判定した場合(S57:YES)には、受信した注文承認情報の各要素から顧客情報、惣菜情報、注文数量、及び容器番号を抽出し、加えて注文番号及び注文承認日時を生成し、注文情報データベース14cに注文番号、顧客ID、注文承認日時、惣菜番号、注文数量、及び容器番号を記憶し登録(S58)するとともに、注文承認情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信して通知(S59)し、以下の弁当の製造配達処理20dを行う。ここで、例えば、注文番号は、弁当注文装置1が内部で生成する番号であり、注文承認を受けた注文を時系列で管理できるよう注文承認情報を受信する毎に1インクリメントして付与される。また、注文承認日時は、弁当注文装置1が注文承認情報を受信した際に、弁当注文装置1の内部に内蔵された時計部が管理している日時を付与される。一方、S57にて顧客が注文の承認を拒否したと判定した場合(S57:NO)には、注文承認情報を送信してきた情報入出力装置3へ注文を取り消した旨を送信して通知(S60)する。
【0043】
なお、弁当を配達する日時(配達日時)の指定について言及していないが、前述した注文入力フォーム内に配達日時を指定して注文を受け付け、受け付けた配達日時を注文情報の要素として注文情報データベース14cに付加して記憶する処理を行うことにより、弁当の事前予約が可能となり、更に本発明の弁当注文方法を適用したシステムの利用が促進される。
【0044】
図14は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う製造配達処理20dの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、注文情報データベース14cにアクセスして注文番号毎に顧客ID、注文承認日時、惣菜番号、注文数量、及び容器番号を取得(S71)する。また、顧客情報データベース14aにアクセスして取得した顧客IDに一致する顧客情報を探索し、該当する顧客IDの顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスを取得(S72)する。更に、惣菜情報データベース14bにアクセスして取得した惣菜番号に一致する惣菜情報を探索し、該当する惣菜番号の惣菜名、惣菜写真のファイル名、販売単位、単価、カロリー量、及び栄養価を取得(S73)する。弁当販売業者は、取得した情報に基づいて弁当を製造し、顧客へ配達する。
【0045】
なお、情報入出力装置3は、所望する惣菜とその惣菜の注文数量とを注文情報として受け付け、受け付けた注文情報を弁当注文装置1へ送信することにより、弁当注文装置1は、受信した注文情報に基づいて注文された惣菜の金額、カロリー量、及び栄養価量を算出し、加えて注文された惣菜を容れる容器を選択するようにしたが、弁当注文装置1が情報入出力装置3へ送信する弁当注文ウェブページを図15に示すように、ウェブページ自体が、顧客により入力された惣菜の種類とその惣菜の注文数量とに基づいて、惣菜の金額、カロリー量、及び栄養価量を算出するような機能を有していても良い。更に、弁当注文装置1が情報入出力装置3へ送信する弁当注文ウェブページを図16に示すように、顧客が、まず惣菜を容れる容器を選択し、選択した容器にポインティングデバイス等を用いて惣菜をドラッグして惣菜を選択することにより、注文情報を生成するようにしても良い。このようにすれば、注文情報を弁当注文装置1へ送信するまでもなく、顧客は弁当の内容を把握することができる。
【0046】
(実施の形態2)
図17は、本発明の実施の形態2に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。通信ネットワーク7には、弁当の注文を受けた弁当販売業者又は弁当販売業者から弁当の配達を委託された配達代行業者等の配達者によって操作される汎用コンピュータを用いた情報出力装置4が接続されており、弁当注文装置1は、情報出力装置4に必要な情報を送信し、情報出力装置4は受信した情報を出力する。なお、情報出力装置4は、携帯電話又はPDA等の携帯型の情報出力装置であってもよい。その他の構成は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0047】
このような構成とすることで、弁当注文装置1をサーバとして弁当の注文を受け付け、通信ネットワーク7に接続された情報出力装置4へ注文された情報を送信することにより、チェーン店展開が可能となり、広範囲な地域にサービスを提供することが可能となる。
【0048】
(付記1) 弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶した弁当注文装置と複数の情報入出力装置との間で、弁当の注文に関する情報を送受信する弁当注文方法であって、
前記情報入出力装置は、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を前記弁当注文装置へ送信し、
前記弁当注文装置は、受信した顧客情報を記憶し、前記惣菜情報を前記情報入出力装置へ送信し、
前記情報入出力装置は、受信した惣菜情報を出力し、注文する惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を受け付け、受け付けた注文情報を前記弁当注文装置へ送信し、
前記弁当注文装置は、受信した注文情報と、記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を前記情報入出力装置へ送信すること
を特徴とする弁当注文方法。
(付記2) 弁当の注文に関する情報を受ける弁当注文装置と、該弁当注文装置に接続され、該弁当注文装置との間で情報を送受信する複数の情報入出力装置とを備える弁当注文システムであって、
前記情報入出力装置は、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を前記弁当注文装置へ送信する手段を備え、
前記弁当注文装置は、前記情報入出力装置から受信した顧客情報を記憶する手段と、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶する手段と、前記惣菜情報を前記情報入出力装置へ送信する手段とを備え、
前記情報入出力装置は、前記弁当注文装置から受信した惣菜情報を出力する手段と、注文する惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を受け付ける手段と、受け付けた注文情報を前記弁当注文装置へ送信する手段とを備え、
前記弁当注文装置は、前記情報入出力装置から受信した注文情報と、記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出する手段と、算出した惣菜の金額情報を前記情報入出力装置へ送信する手段とを備えること
を特徴とする弁当注文システム。
(付記3) 前記弁当注文装置は、惣菜毎に販売単位あたりのカロリー量の情報を前記惣菜情報と関連付けて記憶する手段と、前記情報入出力装置から受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜のカロリー量を算出する手段と、算出した惣菜のカロリー量を前記金額情報に付加して前記情報入出力装置へ送信する手段とを備えること
を特徴とする付記2に記載の弁当注文システム。
(付記4) 前記弁当注文装置は、惣菜毎に販売単位あたりの栄養価量の情報を前記惣菜情報と関連付けて記憶する手段と、前記情報入出力装置から受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の栄養価量を算出する手段と、算出した惣菜の栄養価量を前記金額情報に付加して前記情報入出力装置へ送信する手段とを備えること
を特徴とする付記2又は付記3に記載の弁当注文システム。
(付記5) 前記弁当注文装置は、顧客毎に許容カロリー量及び/又は許容栄養価量を規定した健康管理情報を前記顧客情報と関連付けて記憶する手段と、算出した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量が前記許容カロリー量及び/又は前記許容栄養価量を満足するか否かを判定する判定手段と、該判定手段にて、算出した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量が前記許容カロリー量及び/又は前記許容栄養価量を満足しないと判定した場合に、前記情報入出力装置へ警告情報を送信する手段とを備えること
を特徴とする付記3又は付記4に記載の弁当注文システム。
(付記6) 前記弁当注文装置は、惣菜毎に販売単位あたりの容積の情報を前記惣菜情報と関連付けて記憶する手段と、惣菜を容れる容器の容積を容器情報として記憶する手段と、前記情報入出力装置から受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の容積を算出する手段と、算出した惣菜の容積と前記容器情報とから注文を受けた惣菜を容れる容器を選択する手段とを備えること
を特徴とする付記2乃至付記5のいずれかに記載の弁当注文システム。
(付記7) 弁当の注文に関する情報を受ける弁当注文装置であって、
弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を外部から受信する手段と、受信した顧客情報を記憶する手段と、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶する手段と、前記惣菜情報を外部へ送信する手段と、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を外部から受信する手段と、受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出する手段と、算出した惣菜の金額情報を外部へ送信する手段とを備えること
を特徴とする弁当注文装置。
(付記8) コンピュータに、弁当の注文に関する情報を受けさせるコンピュータプログラムであって、
コンピュータに、外部から受信した、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を記憶させる手順と、
コンピュータに、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を外部へ送信させる手順と、
コンピュータに、外部から受信した、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報と前記惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出させる手順とを含むこと
を特徴とするコンピュータプログラム。
(付記9) コンピュータに、弁当の注文に関する情報を受けさせるコンピュータプログラムを記録した記録媒体であって、
コンピュータに、外部から受信した、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を記憶させる手順と、
コンピュータに、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を外部へ送信させる手順と、
コンピュータに、外部から受信した、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報と前記惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出させる手順とを含むコンピュータプログラムを記録したこと
を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、弁当販売業者と顧客との間で、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を送受信することにより、弁当販売業者は、顧客を特定し、加えて顧客情報を管理することができるので、顧客毎に有用で効果的な情報を発信することができる。また、弁当販売業者と顧客との間で、弁当を構成する惣菜の惣菜情報を送受信することにより、顧客は、弁当販売業者が提供する惣菜の種類を確認した上で所望する惣菜を必要な数量だけ注文することができるので、弁当に飽きがこないとともに、食べ残し等の無駄を減少することができる。また、注文に際して、弁当販売業者及び顧客双方で、注文の聞き間違い及び聞き漏らし等の人為的ミスが発生することがない。そして、弁当販売業者は、惣菜単位での人気及び需要を把握することが可能となるので、商品ターゲットを絞った効果的な商品開発に着手できる。更に、惣菜をメニューに追加及び削除することが容易になり、かつ低コストで実現できるため、季節(一時的)惣菜を適宜更新することができ、また新製品を随時追加することができる。
【0050】
また、惣菜の惣菜情報に惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を含めた場合には、顧客は、弁当販売業者が提供する惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を確認した上で、自身の健康状況に応じた惣菜を注文することができ、現代の健康志向に対するサービス向上につながる。
【0051】
更に、顧客情報に、顧客毎に許容カロリー量及び/又は許容栄養価量を規定した健康管理情報を含めた場合には、弁当販売業者は、顧客が注文した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量を算出し、算出したカロリー量及び/又は栄養価量が顧客の許容カロリー量及び/又は許容栄養価量を満足しないときには、顧客へ警告を送信して、注意を促すことができ、現代の健康志向に対するサービス向上につながる。
【0052】
また更に、提供できる容器の容積と顧客が注文した惣菜の容積とを比較し、惣菜を配置するのに適切な容器を自動的に選択することとした場合には、弁当販売業者は、惣菜を配置する容器を選択する手間が減少し、人為的に容器選択を間違うことがなくなる等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の顧客情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図3】本発明の惣菜情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図4】本発明の容器情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図5】本発明の注文情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図6】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う顧客情報処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の顧客情報ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。
【図8】本発明の健康管理情報入力フォームの一例を示す模式図である。
【図9】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文申込処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。
【図11】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文確認処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文確認処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の注文確認ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。
【図14】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う製造配達処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の他の例を示す模式図である。
【図16】本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の他の例を示す模式図である。
【図17】本発明の実施の形態2に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 弁当注文装置
3 情報入出力装置
4 情報出力装置
7 通信ネットワーク
14a 顧客情報データベース
14b 惣菜情報データベース
14c 注文情報データベース
14d 容器情報データベース
20a 顧客情報処理
20b 注文申込処理
20c 注文確認処理
20d 製造配達処理
【発明の属する技術分野】
本発明は、弁当の注文に関する情報処理を行う弁当注文方法、該弁当注文方法を実現するための構成要素としての弁当注文装置、該弁当注文装置としての機能をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弁当注文方法には、予め配布されたチラシに記載されている弁当のメニュー表を見て、店頭又は電話にて弁当名及び数量を音声で伝え注文する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の弁当注文方法ではチラシに記載されている弁当の惣菜の種類及び数量は予め弁当販売業者によって設定されており、弁当購入者(顧客)が惣菜の種類及び数量を指定して注文することができないという問題があった。加えて、食物は嗜好的側面が大きく、顧客が所望する惣菜の種類及び数量は十人十色であり、メニュー表にある弁当の惣菜の種類及び数量が(半)固定的であるため、顧客は、所望する最優先の主惣菜を主眼におき弁当を選択し、嫌いな惣菜が弁当に含まれているにも拘らず弁当を購入してしまう場合があった。また、電話にて弁当名及び数量を注文する際には、注文に利用する電話及び電話回線等の状況により、注文の聞き間違い及び聞き漏らし等の人為的ミスが発生し、顧客及び弁当販売業者の双方に不利益が発生するという問題があった。
【0004】
また、カロリー量、並びにビタミンA、ビタミンB、及びβカロチン量等の栄養価量を弁当に表示することは一般的に行われているが、そのカロリー量及び栄養価量が各顧客に対して適正な量であるのか否かを判断するのは、あくまで各顧客であり、弁当販売業者側から注文された弁当のカロリー量及び栄養価量に関する警告を各顧客に対して通知することができないという問題があった。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、弁当注文装置(弁当販売業者側装置)と情報入出力装置(顧客側装置)との間で、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報、弁当を構成する惣菜の惣菜情報、及び弁当を注文する注文情報を送受信することにより、顧客が指定した惣菜から構成された弁当を購入することができ、加えて注文の聞き間違い及び聞き漏らし等の人為的ミスの発生を防止できる弁当注文方法、該弁当注文方法を実現するための構成要素としての弁当注文装置、及び該弁当注文装置としての機能をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムの提供を主たる目的とする。
【0006】
また、顧客が注文した惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を算出し、算出した惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を顧客に対して通知することとした場合には、顧客は惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を確認した上で、自身の健康状況に応じた惣菜を注文することができる弁当注文方法等の提供を目的とする。
【0007】
更に、顧客が注文した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量が顧客に対して適正な量であるのか否かを判断し、弁当販売業者側から顧客に対して警告を通知することとした場合には、顧客の食事面での健康管理をサポートすることができる弁当注文方法等の提供を目的とする。
【0008】
また更に、提供できる容器の容積と顧客が注文した惣菜の容積とを比較し、惣菜を配置するのに適切な容器を自動的に選択することとした場合には、惣菜を配置する容器を選択する手間を減少することができる弁当注文方法等の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る弁当注文方法は、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶した弁当注文装置と複数の情報入出力装置との間で、弁当の注文に関する情報を送受信する弁当注文方法であって、前記情報入出力装置は、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を前記弁当注文装置へ送信し、前記弁当注文装置は、受信した顧客情報を記憶し、前記惣菜情報を前記情報入出力装置へ送信し、前記情報入出力装置は、受信した惣菜情報を出力し、注文する惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を受け付け、受け付けた注文情報を前記弁当注文装置へ送信し、前記弁当注文装置は、受信した注文情報と、記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を前記情報入出力装置へ送信することを特徴とする。
【0010】
第2発明に係る弁当注文装置は、弁当の注文に関する情報を受ける弁当注文装置であって、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を外部から受信する手段と、受信した顧客情報を記憶する手段と、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶する手段と、前記惣菜情報を外部へ送信する手段と、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を外部から受信する手段と、受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出する手段と、算出した惣菜の金額情報を外部へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
第3発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、弁当の注文に関する情報を受けさせるコンピュータプログラムであって、コンピュータに、外部から受信した、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を記憶させる手順と、コンピュータに、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を外部へ送信させる手順と、コンピュータに、外部から受信した、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報と前記惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出させる手順とを含むことを特徴とする。
【0012】
本発明にあっては、弁当の注文を希望する顧客は、情報入出力装置から顧客自身を識別する顧客情報を入力し、情報入出力装置は入力された顧客情報を弁当注文装置へ送信し、弁当注文装置は、受信した顧客情報を記憶し、また顧客情報を送信してきた情報入出力装置に弁当を構成する惣菜名及び販売単価を含む惣菜情報を送信することにより、顧客は、惣菜情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜名及び販売単価を閲覧する。惣菜情報を閲覧した顧客は、出力された惣菜情報の内から注文する惣菜名及び注文数量を入力し、情報入出力装置は、その入力に基づいて注文情報を生成し、生成した注文情報を弁当注文装置へ送信し、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を情報入出力装置へ送信することにより、顧客は、金額情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜の金額を確認できる。
【0013】
また、弁当注文装置には、惣菜情報として、惣菜名及び販売単価に加えて惣菜の販売単位あたりのカロリー量の情報を互いに関連付けて記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜のカロリー量を算出し、算出した惣菜のカロリー量情報を情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、カロリー量情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜のカロリー量を確認できる。また、前記カロリー量情報を前記金額情報と同時に情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、惣菜の金額及びカロリー量を同時に確認することができ、注文した惣菜の内容を総合的に判断することができる。
【0014】
更に、弁当注文装置には、惣菜情報として、惣菜名、販売単価及びカロリー量に加えて惣菜の販売単位あたりの栄養価量の情報を互いに関連付けて記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜の栄養価量を算出し、算出した惣菜の栄養価量情報を情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、栄養価量情報を受信した情報入出力装置から出力される惣菜の栄養価量を確認できる。また、前記栄養価量情報を前記金額情報と同時に情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、惣菜の金額及び栄養価量を同時に確認でき、注文した惣菜の内容を総合的に判断することができる。
【0015】
また更に、弁当注文装置には、顧客情報として、更に顧客毎に許容カロリー量及び許容栄養価量を規定した健康管理情報を記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に基づいて惣菜のカロリー量及び栄養価量を算出し、受信した注文情報の顧客名から弁当注文装置自体に記録している顧客情報の顧客名と照合し、照合できた顧客情報を取得し、顧客情報に記録している健康管理情報の許容カロリー量及び許容栄養価量を取得し、算出したカロリー量及び栄養価量が顧客情報から取得した許容カロリー量及び許容栄養価量を満足するか否かを判定し、満足しない場合には、警告情報を情報入出力装置へ送信することとした場合には、顧客は、警告情報を受信した情報入出力装置から出力される警告を確認できる。例えば、前記栄養価量情報、前記カロリー量情報、及び前記金額情報を送信する前に、前記警告情報を情報入出力装置へ送信することとすると、顧客は、惣菜の金額、カロリー量、及び栄養価量を確認する前に、注文した惣菜のカロリー量又は栄養価量が許容範囲を満足していないと確認することができる。
【0016】
また更に、弁当注文装置には、惣菜情報として、惣菜毎に販売単位あたりの容積の情報を互いに関連付けて記録してあり、また、容器情報として、弁当を構成する惣菜を容れる容器の容積を記録してあり、弁当注文装置は、受信した注文情報の惣菜名から弁当注文装置自体に記録している惣菜情報の惣菜名と照合し、照合できた惣菜情報を取得し、注文情報に規定された惣菜の容積を算出し、算出した惣菜の容積から弁当注文装置自体に記録している容器情報の容積と比較し、注文を受けた弁当の惣菜を容れる容器を選択することとする場合には、弁当販売業者は、自ら容器を選択する必要がない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。図中1は、コンピュータを用いてなる本発明の弁当注文装置であり、演算を行うCPU11と、演算に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM12と、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置13と、ハードディスク等の内部記憶装置14とを備えており、CD−ROM等の記録媒体2から本発明に係るコンピュータプログラム20を外部記憶装置13にて読み取り、読み取ったコンピュータプログラム20を内部記憶装置14に記憶し、RAM12にコンピュータプログラム20をロードし、CPU11はコンピュータプログラム20に基づいて弁当注文装置1に必要な処理を実行する。更に、弁当注文装置1は、LAN又はインターネット等の通信ネットワーク7に接続する通信部15を備えており、弁当注文装置1は、通信部15を介して通信ネットワーク7との間で情報を送受信する。
【0019】
なお、弁当注文装置1は、通信ネットワーク7に接続した図示しないサーバ装置を用いてなる記録媒体から、通信ネットワーク7を介してコンピュータプログラム20をダウンロードして処理を実行する形態であっても良い。
【0020】
通信ネットワーク7には、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイ等の出力部とキーボード又はポインティングデバイス等の入力部とを有する汎用コンピュータからなる複数の情報入出力装置3,3,…が接続されている。弁当注文装置1は、内部記憶装置14に記憶した情報を用いて、弁当を注文するためのウェブページを生成し、通信ネットワーク7を介して情報入出力装置3,3,…へウェブページを送信し、情報入出力装置3,3,…は、受信したウェブページを出力部に出力する。弁当を注文する顧客の操作により、情報入出力装置3へ情報が入力され、入力された情報は情報入出力装置3から通信ネットワーク7を介して弁当注文装置1へ送信され、弁当注文装置1は、受信した情報を内部記憶装置14に記憶する。なお、情報入出力装置3は、携帯電話又はPDA等の携帯型の情報入出力装置であってもよい。
【0021】
弁当注文装置1は、内部記憶装置14にて、顧客情報を記憶した顧客情報データベース14a、惣菜情報を記憶した惣菜情報データベース14b、注文情報を記憶した注文情報データベース14c、及び容器情報を記憶した容器情報データベース14dを記憶している。なお、コンピュータプログラム20については、後述する。
【0022】
図2は、本発明の顧客情報データベース14aの内容の例を示す概念図である。顧客情報データベース14aには、顧客を識別する顧客ID、不正アクセスを防止するための顧客ID固有のパスワード、顧客の個人名又は団体名である顧客名、弁当の配達場所である顧客住所又は勤務先居所等の届け先、並びに顧客の連絡先である電話番号及びメールアドレスが互いに関連付けられて記憶されている。加えて、顧客毎に健康管理情報として、弁当の注文の際に警告を通知する基準となる許容カロリー量、並びに許容ビタミンA量、許容ビタミンB量、及び許容βカロチン量等の許容栄養価量が記憶されている。なお、これら顧客情報及び健康管理情報は初回利用時等に登録され、適宜更新可能である(図7参照)。また、顧客が管理する必要がないと判断した許容カロリー量又は許容栄養価量に関しては、顧客情報データベース14aに記憶する必要はない。
【0023】
図3は、本発明の惣菜情報データベース14bの内容の例を示す概念図である。惣菜情報データベース14bには、惣菜を識別するための惣菜番号、惣菜の名称を適切に表現した惣菜名、惣菜を視的に表示するための惣菜写真のファイル名、惣菜の販売単位である惣菜個数又は重量を示す販売単位、惣菜の販売単位あたりの単価、惣菜の販売単位あたりのカロリー量、惣菜の販売単位あたりのビタミンA量、ビタミンB量、及びβカロチン量等の栄養価量、並びに惣菜の販売単位あたりの容積が互いに関連付けられて記録されている。
【0024】
図4は、本発明の容器情報データベース14dの内容の例を示す概念図である。容器情報データベース14dには、容器を識別するための容器番号、容器の名称を適切に表現した容器名、容器を視的に表示するための容器写真のファイル名、及び容器の容積が互いに関連付けられて記録されている。
【0025】
ここで、本発明にて用いる容積の考え方について説明する。本発明の弁当注文方法では、顧客は自由に惣菜を選択し、加えて選択した惣菜の数量を指定して弁当を注文することができるため、惣菜を容れる容器の選択方法に創意工夫が必要である。説明を簡略化するため、容器は、すべて高さが同一の容器であるとして説明する。容器の高さを同一にすることで、縦、横、及び高さの3次元から縦及び横の2次元に減少させて容積を考えることができる。例えば、弁当注文装置1は、縦及び横の寸法が同一の基準ブロックを予め設定し、設定した基準ブロックに基づいて、各容器の容積が基準ブロックのいくつに相当するのかを算出し、容器情報データベース14dにその縦ブロック数及び横ブロック数を記憶(登録)する。同様に、各惣菜の販売単位あたりの容積が基準ブロックのいくつに相当するのかを算出し、惣菜情報データベース14bに算出したブロック数を記憶(登録)する。
【0026】
図5は、本発明の注文情報データベース14cの内容の例を示す概念図である。注文情報データベース14cには、注文を識別するための注文番号、注文を発注した顧客を識別するための顧客ID、注文を発注した日時を示した注文承認日時、発注した惣菜番号を識別するための惣菜番号、発注した惣菜(惣菜番号)の注文数量、及び注文した惣菜を容れる容器番号が互いに関連付けられて記録されている。
【0027】
コンピュータプログラム20は、弁当を注文する顧客が新規顧客、或は既存顧客の何れであるかを判定し、新規顧客と判定した場合には顧客情報を登録するための顧客情報処理20a、注文する惣菜名及び注文数量を受け付けるための注文申込処理20b、弁当を注文する顧客が最終的に注文を確認し確定するための注文確認処理20c、及び注文された弁当の製造及び配達をするための製造配達処理20dを行うためのコンピュータプログラムを含んでいる。なお、このコンピュータプログラム20は記録媒体2に記録されている。
【0028】
以下に、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う動作を、フローチャートを用いて説明する。図6は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う顧客情報処理20aの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、顧客情報を確認するための顧客情報ウェブページを作成(S11)し、作成した顧客情報ウェブページを通信ネットワーク7を介して弁当の注文を要求した情報入出力装置3へ送信(S12)し、情報入出力装置3は顧客情報ウェブページを受信(S13)し、受信した顧客情報ウェブページをウェブブラウザを用いて出力部に出力(S14)する。
【0029】
図7は、本発明の顧客情報ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。表示画面の左側には、初めて弁当を注文する顧客用の顧客情報入力フォーム(新規顧客情報入力フォーム)と、右側には、既に顧客IDを取得しており、過去に弁当を注文した経験のある顧客用の顧客情報入力フォーム(既存顧客情報入力フォーム)とが表示される。新規顧客情報入力フォームは、顧客情報を顧客情報データベース14aに登録するために必要な要素として顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスを入力する入力ボックスと、健康管理情報入力ボタンとを備えている。顧客がポインティングデバイス等を用いて健康管理情報入力ボタンを操作することにより、図8に示す健康管理情報入力フォームが表示される。健康管理情報入力フォームは、注文した惣菜に基づいて顧客に警告を通知する際の基準となる許容カロリー量、許容ビタミンA量、許容ビタミンB量、及び許容βカロチン量等の許容栄養価量を入力する入力ボックスと、設定及び取消ボタンとを備えている。既存顧客情報入力フォームは、顧客ID及びその顧客IDを証明するパスワードを入力する入力ボックスを備えている。
【0030】
情報入出力装置3は、顧客情報入力フォームを用いて顧客情報の入力を受け付け(S15)、顧客がポインティングデバイス等を用いて顧客情報送信ボタンを操作することにより、受け付けた顧客情報を弁当注文装置1へ送信(S16)する。
【0031】
弁当注文装置1は、顧客情報を受信(S17)し、受信した顧客情報の各要素から顧客が新規顧客であるのか否かを判定(S18)する。新規顧客であると判定した場合(S18:YES)には、受信した顧客情報の届け先情報に基づいて弁当販売業者の配達可能地域内であるのか否かを判定(S19)する。例えば、S19の判定には、予め内部記憶装置14に配達可能地域の住所を記憶しておき、記憶した住所と届け先情報とを比較し、配達可能地域内であるのか否かを判定すればよい。弁当の配達可能地域内であると判定した場合(S19:YES)には、新規に顧客IDとその顧客IDに固有のパスワードとを生成(S20)し、生成した顧客ID及びパスワードを、顧客情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信して通知(S21)するとともに、生成した顧客ID及びパスワードと、受信した顧客情報である顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスとを関連付けて顧客情報データベース14aに登録(S22)する。一方、S19にて弁当の配達可能地域外であると判定した場合(S19:NO)には、注文を取得しても弁当の配達が不可能であるので、顧客情報を送信してきた情報入出力装置3へその旨を送信して通知(S23)する。S18にて新規顧客でないと判定した場合(S18:NO)には、受信した顧客情報の顧客ID及びパスワードを顧客情報データベース14aと照合して、同一顧客IDを有するレコード、即ち顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスを顧客情報データベース14aから取得(S24)する。顧客を特定できた場合には、弁当注文装置1は、以下の弁当注文に関する注文申込処理20bを行う。
【0032】
なお、受信した顧客情報において、要素が不足している場合、又は顧客ID及びパスワードが顧客情報データベース14aと照合ができない場合には、顧客情報を送信してきた情報入出力装置3へその旨の通知を送信すれば良い。また、顧客ID及びパスワードの該当顧客への通知(S21)に関しては、顧客のメールアドレスを送信先として電子メールにて通知しても良い。
【0033】
図9は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文申込処理20bの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、惣菜情報データベース14bから惣菜情報を取得し、取得した惣菜情報から惣菜名、惣菜写真のファイル名、販売単位、単価、カロリー量、及び各種栄養価量を抽出し、抽出した要素に基づいて弁当を注文するための弁当注文ウェブページを作成(S31)し、作成した弁当注文ウェブページを通信ネットワーク7を介して弁当の注文を要求した情報入出力装置3へ送信し(S32)、情報入出力装置3は弁当注文ウェブページを受信(S33)し、受信した弁当注文ウェブページをウェブブラウザを用いて出力部に出力(S34)する。
【0034】
図10は、本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。表示画面には、弁当の惣菜を選択し、選択した惣菜の注文数量を受け付ける注文入力フォームが表示される。
【0035】
情報入出力装置3は、注文入力フォームを用いて注文情報を受け付け(S35)、顧客がキーボード等を用いて各惣菜の注文数量を入力し、ポインティングデバイス等を用いて注文情報送信ボタンを操作することにより、受け付けた注文情報を弁当注文装置1へ送信(S36)する。弁当注文装置1は、注文情報を受信(S37)し、以下の弁当注文に関する注文確認処理20cを行う。
【0036】
図11及び図12は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文確認処理20cの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、注文申込処理20bにて受信した注文情報の各要素から顧客が注文した注文惣菜名及び注文数量を抽出(S41)し、抽出した注文惣菜名を惣菜情報データベース14bに登録されている惣菜情報内の惣菜名と照合し、同一惣菜名を有する惣菜情報レコード、即ち惣菜番号、惣菜名、惣菜写真のファイル名、販売単位、単価、カロリー量、各種栄養価、及び容積を惣菜情報データベース14bから取得(S42)する。
【0037】
弁当注文装置1は、注文された各惣菜の注文数量、販売単位、及び単価に基づいて、その惣菜の金額を算出し、加えて注文された全惣菜の合計金額を算出(S43)する。また、弁当注文装置1は、注文された各惣菜の注文数量及びカロリー量に基づいて、その惣菜のカロリー量を算出し、加えて注文された全惣菜の総カロリー量を算出(S44)する。更に、弁当注文装置1は、注文された各惣菜の注文数量及び各種栄養価量に基づいて、その惣菜の各種栄養価量を算出し、加えて注文された全惣菜の各種総栄養価量を算出(S45)する。更に、算出した総カロリー量及び各種総栄養価量が顧客情報内の許容カロリー量及び各種許容栄養価量を満足するか否かを判定(S46)し、許容カロリー量及び各種許容栄養価量を満足しないと判定した場合(S46:NO)には、注文情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信してその旨を通知(S47)する。ここで、S46にて該当する許容カロリー量又は各種許容栄養価量が顧客情報内に記憶されていない場合は、顧客が判定を必要としない項目であるので、その判定は満足しているものとして扱う。
【0038】
弁当注文装置1は、許容カロリー量及び各種許容栄養価量を満足すると判定した場合(S46:YES)には、注文された各惣菜の注文数量から惣菜を容れる容器を選択する。まず、注文された各惣菜の注文数量と惣菜情報データベース14bから取得した各惣菜の販売単位あたりの容積情報とから注文された惣菜の総容積を算出(S48)する。次に、算出した総容積と容器情報データベース14dから取得した各容器の容積情報とから容積を比較し、注文された惣菜を容れる容器を選択(S49)する。なお、容器を選択(S49)する際に、容器容積が少ない容器から順に判定することにすれば、最も効率の良い(惣菜の配置率の高い)容器を選択することができる。
【0039】
弁当注文装置1は、顧客情報データベース14aから取得した顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスと、注文された各惣菜名、注文数量、金額、カロリー量、及び総カロリー量と、注文された全惣菜の合計金額、各種栄養価量、及び各種総栄養価量とから注文された弁当の情報を確認するための注文確認ウェブページを作成(S50)し、作成した注文確認ウェブページを通信ネットワーク7を介して注文情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信(S51)し、情報入出力装置3は注文確認ウェブページを受信(S52)し、受信した注文確認ウェブページをウェブブラウザを用いて出力部に出力(S53)する。
【0040】
図13は、本発明の注文確認ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。表示画面の上段には、注文した弁当の顧客情報である顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスが夫々表示され、下段には、注文した弁当の情報である全惣菜の合計金額、総カロリー量、及び各種総栄養価量が表示される。顧客は、表示された注文確認ウェブページにて、顧客情報、注文した弁当の情報を確認して弁当注文を承認するのか否かを最終的に判断する。
【0041】
情報入出力装置3は、注文承認情報の入力を受け付け(S54)、顧客がポインティングデバイス等を用いて注文確定ボタン(図13中、「はい」又は「いいえ」ボタン)を操作することにより、注文承認情報を弁当注文装置1へ送信(S55)する。
【0042】
弁当注文装置1は、注文承認情報を受信(S56)し、受信した注文承認情報から顧客が注文を承認したか否かを判定(S57)する。顧客が注文の承認を許可したと判定した場合(S57:YES)には、受信した注文承認情報の各要素から顧客情報、惣菜情報、注文数量、及び容器番号を抽出し、加えて注文番号及び注文承認日時を生成し、注文情報データベース14cに注文番号、顧客ID、注文承認日時、惣菜番号、注文数量、及び容器番号を記憶し登録(S58)するとともに、注文承認情報を送信してきた情報入出力装置3へ送信して通知(S59)し、以下の弁当の製造配達処理20dを行う。ここで、例えば、注文番号は、弁当注文装置1が内部で生成する番号であり、注文承認を受けた注文を時系列で管理できるよう注文承認情報を受信する毎に1インクリメントして付与される。また、注文承認日時は、弁当注文装置1が注文承認情報を受信した際に、弁当注文装置1の内部に内蔵された時計部が管理している日時を付与される。一方、S57にて顧客が注文の承認を拒否したと判定した場合(S57:NO)には、注文承認情報を送信してきた情報入出力装置3へ注文を取り消した旨を送信して通知(S60)する。
【0043】
なお、弁当を配達する日時(配達日時)の指定について言及していないが、前述した注文入力フォーム内に配達日時を指定して注文を受け付け、受け付けた配達日時を注文情報の要素として注文情報データベース14cに付加して記憶する処理を行うことにより、弁当の事前予約が可能となり、更に本発明の弁当注文方法を適用したシステムの利用が促進される。
【0044】
図14は、本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う製造配達処理20dの手順を示すフローチャートである。弁当注文装置1は、注文情報データベース14cにアクセスして注文番号毎に顧客ID、注文承認日時、惣菜番号、注文数量、及び容器番号を取得(S71)する。また、顧客情報データベース14aにアクセスして取得した顧客IDに一致する顧客情報を探索し、該当する顧客IDの顧客名、届け先、電話番号、及びメールアドレスを取得(S72)する。更に、惣菜情報データベース14bにアクセスして取得した惣菜番号に一致する惣菜情報を探索し、該当する惣菜番号の惣菜名、惣菜写真のファイル名、販売単位、単価、カロリー量、及び栄養価を取得(S73)する。弁当販売業者は、取得した情報に基づいて弁当を製造し、顧客へ配達する。
【0045】
なお、情報入出力装置3は、所望する惣菜とその惣菜の注文数量とを注文情報として受け付け、受け付けた注文情報を弁当注文装置1へ送信することにより、弁当注文装置1は、受信した注文情報に基づいて注文された惣菜の金額、カロリー量、及び栄養価量を算出し、加えて注文された惣菜を容れる容器を選択するようにしたが、弁当注文装置1が情報入出力装置3へ送信する弁当注文ウェブページを図15に示すように、ウェブページ自体が、顧客により入力された惣菜の種類とその惣菜の注文数量とに基づいて、惣菜の金額、カロリー量、及び栄養価量を算出するような機能を有していても良い。更に、弁当注文装置1が情報入出力装置3へ送信する弁当注文ウェブページを図16に示すように、顧客が、まず惣菜を容れる容器を選択し、選択した容器にポインティングデバイス等を用いて惣菜をドラッグして惣菜を選択することにより、注文情報を生成するようにしても良い。このようにすれば、注文情報を弁当注文装置1へ送信するまでもなく、顧客は弁当の内容を把握することができる。
【0046】
(実施の形態2)
図17は、本発明の実施の形態2に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。通信ネットワーク7には、弁当の注文を受けた弁当販売業者又は弁当販売業者から弁当の配達を委託された配達代行業者等の配達者によって操作される汎用コンピュータを用いた情報出力装置4が接続されており、弁当注文装置1は、情報出力装置4に必要な情報を送信し、情報出力装置4は受信した情報を出力する。なお、情報出力装置4は、携帯電話又はPDA等の携帯型の情報出力装置であってもよい。その他の構成は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0047】
このような構成とすることで、弁当注文装置1をサーバとして弁当の注文を受け付け、通信ネットワーク7に接続された情報出力装置4へ注文された情報を送信することにより、チェーン店展開が可能となり、広範囲な地域にサービスを提供することが可能となる。
【0048】
(付記1) 弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶した弁当注文装置と複数の情報入出力装置との間で、弁当の注文に関する情報を送受信する弁当注文方法であって、
前記情報入出力装置は、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を前記弁当注文装置へ送信し、
前記弁当注文装置は、受信した顧客情報を記憶し、前記惣菜情報を前記情報入出力装置へ送信し、
前記情報入出力装置は、受信した惣菜情報を出力し、注文する惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を受け付け、受け付けた注文情報を前記弁当注文装置へ送信し、
前記弁当注文装置は、受信した注文情報と、記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を前記情報入出力装置へ送信すること
を特徴とする弁当注文方法。
(付記2) 弁当の注文に関する情報を受ける弁当注文装置と、該弁当注文装置に接続され、該弁当注文装置との間で情報を送受信する複数の情報入出力装置とを備える弁当注文システムであって、
前記情報入出力装置は、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を前記弁当注文装置へ送信する手段を備え、
前記弁当注文装置は、前記情報入出力装置から受信した顧客情報を記憶する手段と、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶する手段と、前記惣菜情報を前記情報入出力装置へ送信する手段とを備え、
前記情報入出力装置は、前記弁当注文装置から受信した惣菜情報を出力する手段と、注文する惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を受け付ける手段と、受け付けた注文情報を前記弁当注文装置へ送信する手段とを備え、
前記弁当注文装置は、前記情報入出力装置から受信した注文情報と、記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出する手段と、算出した惣菜の金額情報を前記情報入出力装置へ送信する手段とを備えること
を特徴とする弁当注文システム。
(付記3) 前記弁当注文装置は、惣菜毎に販売単位あたりのカロリー量の情報を前記惣菜情報と関連付けて記憶する手段と、前記情報入出力装置から受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜のカロリー量を算出する手段と、算出した惣菜のカロリー量を前記金額情報に付加して前記情報入出力装置へ送信する手段とを備えること
を特徴とする付記2に記載の弁当注文システム。
(付記4) 前記弁当注文装置は、惣菜毎に販売単位あたりの栄養価量の情報を前記惣菜情報と関連付けて記憶する手段と、前記情報入出力装置から受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の栄養価量を算出する手段と、算出した惣菜の栄養価量を前記金額情報に付加して前記情報入出力装置へ送信する手段とを備えること
を特徴とする付記2又は付記3に記載の弁当注文システム。
(付記5) 前記弁当注文装置は、顧客毎に許容カロリー量及び/又は許容栄養価量を規定した健康管理情報を前記顧客情報と関連付けて記憶する手段と、算出した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量が前記許容カロリー量及び/又は前記許容栄養価量を満足するか否かを判定する判定手段と、該判定手段にて、算出した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量が前記許容カロリー量及び/又は前記許容栄養価量を満足しないと判定した場合に、前記情報入出力装置へ警告情報を送信する手段とを備えること
を特徴とする付記3又は付記4に記載の弁当注文システム。
(付記6) 前記弁当注文装置は、惣菜毎に販売単位あたりの容積の情報を前記惣菜情報と関連付けて記憶する手段と、惣菜を容れる容器の容積を容器情報として記憶する手段と、前記情報入出力装置から受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の容積を算出する手段と、算出した惣菜の容積と前記容器情報とから注文を受けた惣菜を容れる容器を選択する手段とを備えること
を特徴とする付記2乃至付記5のいずれかに記載の弁当注文システム。
(付記7) 弁当の注文に関する情報を受ける弁当注文装置であって、
弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を外部から受信する手段と、受信した顧客情報を記憶する手段と、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶する手段と、前記惣菜情報を外部へ送信する手段と、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を外部から受信する手段と、受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出する手段と、算出した惣菜の金額情報を外部へ送信する手段とを備えること
を特徴とする弁当注文装置。
(付記8) コンピュータに、弁当の注文に関する情報を受けさせるコンピュータプログラムであって、
コンピュータに、外部から受信した、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を記憶させる手順と、
コンピュータに、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を外部へ送信させる手順と、
コンピュータに、外部から受信した、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報と前記惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出させる手順とを含むこと
を特徴とするコンピュータプログラム。
(付記9) コンピュータに、弁当の注文に関する情報を受けさせるコンピュータプログラムを記録した記録媒体であって、
コンピュータに、外部から受信した、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を記憶させる手順と、
コンピュータに、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を外部へ送信させる手順と、
コンピュータに、外部から受信した、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報と前記惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出させる手順とを含むコンピュータプログラムを記録したこと
を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、弁当販売業者と顧客との間で、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を送受信することにより、弁当販売業者は、顧客を特定し、加えて顧客情報を管理することができるので、顧客毎に有用で効果的な情報を発信することができる。また、弁当販売業者と顧客との間で、弁当を構成する惣菜の惣菜情報を送受信することにより、顧客は、弁当販売業者が提供する惣菜の種類を確認した上で所望する惣菜を必要な数量だけ注文することができるので、弁当に飽きがこないとともに、食べ残し等の無駄を減少することができる。また、注文に際して、弁当販売業者及び顧客双方で、注文の聞き間違い及び聞き漏らし等の人為的ミスが発生することがない。そして、弁当販売業者は、惣菜単位での人気及び需要を把握することが可能となるので、商品ターゲットを絞った効果的な商品開発に着手できる。更に、惣菜をメニューに追加及び削除することが容易になり、かつ低コストで実現できるため、季節(一時的)惣菜を適宜更新することができ、また新製品を随時追加することができる。
【0050】
また、惣菜の惣菜情報に惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を含めた場合には、顧客は、弁当販売業者が提供する惣菜のカロリー量及び/又は各種栄養価量を確認した上で、自身の健康状況に応じた惣菜を注文することができ、現代の健康志向に対するサービス向上につながる。
【0051】
更に、顧客情報に、顧客毎に許容カロリー量及び/又は許容栄養価量を規定した健康管理情報を含めた場合には、弁当販売業者は、顧客が注文した惣菜のカロリー量及び/又は栄養価量を算出し、算出したカロリー量及び/又は栄養価量が顧客の許容カロリー量及び/又は許容栄養価量を満足しないときには、顧客へ警告を送信して、注意を促すことができ、現代の健康志向に対するサービス向上につながる。
【0052】
また更に、提供できる容器の容積と顧客が注文した惣菜の容積とを比較し、惣菜を配置するのに適切な容器を自動的に選択することとした場合には、弁当販売業者は、惣菜を配置する容器を選択する手間が減少し、人為的に容器選択を間違うことがなくなる等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の顧客情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図3】本発明の惣菜情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図4】本発明の容器情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図5】本発明の注文情報データベースの内容の例を示す概念図である。
【図6】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う顧客情報処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の顧客情報ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。
【図8】本発明の健康管理情報入力フォームの一例を示す模式図である。
【図9】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文申込処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。
【図11】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文確認処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う注文確認処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の注文確認ウェブページを表示した表示画面の一例を示す模式図である。
【図14】本発明の弁当注文方法を適用したシステムが行う製造配達処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の他の例を示す模式図である。
【図16】本発明の弁当注文ウェブページを表示した表示画面の他の例を示す模式図である。
【図17】本発明の実施の形態2に係る弁当注文方法を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 弁当注文装置
3 情報入出力装置
4 情報出力装置
7 通信ネットワーク
14a 顧客情報データベース
14b 惣菜情報データベース
14c 注文情報データベース
14d 容器情報データベース
20a 顧客情報処理
20b 注文申込処理
20c 注文確認処理
20d 製造配達処理
Claims (3)
- 弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶した弁当注文装置と複数の情報入出力装置との間で、弁当の注文に関する情報を送受信する弁当注文方法であって、
前記情報入出力装置は、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を前記弁当注文装置へ送信し、
前記弁当注文装置は、受信した顧客情報を記憶し、前記惣菜情報を前記情報入出力装置へ送信し、
前記情報入出力装置は、受信した惣菜情報を出力し、注文する惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を受け付け、受け付けた注文情報を前記弁当注文装置へ送信し、
前記弁当注文装置は、受信した注文情報と、記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出し、算出した惣菜の金額情報を前記情報入出力装置へ送信すること
を特徴とする弁当注文方法。 - 弁当の注文に関する情報を受ける弁当注文装置であって、
弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を外部から受信する手段と、受信した顧客情報を記憶する手段と、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を記憶する手段と、前記惣菜情報を外部へ送信する手段と、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報を外部から受信する手段と、受信した注文情報と記憶している惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出する手段と、算出した惣菜の金額情報を外部へ送信する手段とを備えること
を特徴とする弁当注文装置。 - コンピュータに、弁当の注文に関する情報を受けさせるコンピュータプログラムであって、
コンピュータに、外部から受信した、弁当を注文する顧客を識別する顧客情報を記憶させる手順と、
コンピュータに、弁当を構成する惣菜名及び販売単価を互いに関連付けた惣菜情報を外部へ送信させる手順と、
コンピュータに、外部から受信した、注文された惣菜名及び注文数量を規定した注文情報と前記惣菜情報とから注文された惣菜の金額を算出させる手順と
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP (1) | JP2004062823A (ja) |
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2002
- 2002-07-31 JP JP2002224092A patent/JP2004062823A/ja not_active Withdrawn
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