JP2004062803A - 画像自動印刷装置の情報取得方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、マスター自販機を特定し、マスター自販機に管轄するプリント自販機の稼働情報を収集させ、管理センタはマスター自販機のみと通信を行うことによって通信費の増大を防止する画像自動印刷装置の情報取得システムを提供するものである。
【解決手段】本発明は管理サーバ1からリストを含む稼働情報の取得要求をマスター自販機2に対して行い、マスター自販機2は上記リストに従ってサブ自販機3、4に稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3、4から送信される稼働情報を集積する。そして、リストに記述されたサブ自販機の全ての稼働情報は得られると、一括して稼働情報を管理サーバに送信し、管理サーバのプリント自販機に対する通信回数を減らして通信費用の軽減を図る。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は管理サーバ1からリストを含む稼働情報の取得要求をマスター自販機2に対して行い、マスター自販機2は上記リストに従ってサブ自販機3、4に稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3、4から送信される稼働情報を集積する。そして、リストに記述されたサブ自販機の全ての稼働情報は得られると、一括して稼働情報を管理サーバに送信し、管理サーバのプリント自販機に対する通信回数を減らして通信費用の軽減を図る。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラ等で撮影した画像を印刷するための画像自動印刷装置に関し、特に画像自動印刷装置の稼働情報をネットワークを利用して取得する画像自動印刷装置の情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラが急速に普及し、それに伴い、デジタルカメラで撮影した画像を印刷するためのプリンタも様々なものが開発されている。それらの中で営業用として自動販売機型のプリンタ(以下、プリント自販機で示す)がある。
【0003】
これは、自動販売機の筐体内にプリンタを装備したものであり、撮影した画像を記憶したPCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等のメディアを、プリント自販機に直接挿入し、その記憶メディアに記録された撮影画像を印刷することにより、所定の印刷料金を徴収するものである。
【0004】
このようなプリント自販機は印刷速度が重要な要素であり、通常複数のプリンタが内蔵され、高速印刷を可能としている。そして、従来プリント自販機内のプリンタ稼働情報は管理センタが1台ずつダイアルアップによってプリント自販機に接続し、稼働情報を取得している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法でプリント自販機の稼働情報を取得する場合、管理センタと個々のプリント自販機をダイアルアップ接続する為、設置したプリント自販機の台数分の通信費用が発生する。特に、遠距離に設置したプリント自販機の場合、通信費用が増大する。
【0006】
また、稼働情報の取得に時間がかかり、効率の良い稼働情報の取得を行うことができない。さらに、新たに設置されるプリント自販機を管理センタが全て把握し、稼働情報の取得要求を行うことは困難である。
そこで、本発明はマスター自販機を特定し、マスター自販機に管轄するプリント自販機の稼働情報を収集させ、管理センタはマスター自販機のみと通信を行うことによって通信費の増大を防止する画像自動印刷装置の情報取得システムを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1記載の発明によれば、管理サーバと複数の画像自動印刷装置がネットワークを介して接続された画像自動印刷装置の情報取得方法であり、前記管理サーバは、前記複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置に対して稼働情報の取得要求を行い、前記画像自動印刷装置は、該要求に基づいて各画像自動印刷装置から稼働情報を取得し、該稼働情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、送信された稼働情報に基づいて前記複数の画像自動印刷装置の管理を行う画像自動印刷装置の情報取得方法を提供することによって達成できる。
【0008】
ここで、ネットワークは例えばインターネット、イーサネット(登録商標)、LAN(ローカルエリアネットワーク)等であり、管理センタに構築された管理サーバはPHS(personal handy phone system)等の通信方式によってネットワークに接続される。
【0009】
また、画像自動印刷装置は写真画像を含む画像情報を印刷することが可能であり、例えばショップ内や街中に置かれ、利用者による簡単な画面操作によって画像印刷を行う。
このような構成において、管理サーバはマスター自販機に対して稼働情報の収集指示を行い、該マスター自販機が管轄するエリアの画像自動印刷装置の稼働情報を取得し、該稼働情報を前記管理サーバに送信することによって、効率よく稼働情報を収集して管理サーバに送ることができ、通信費の軽減を図ることができる。
【0010】
前記請求項2の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記稼働情報の取得要求は対象となる画像自動印刷装置のリストを添付して行う構成である。
このように構成することにより、マスター自販機はリストに基づいて画像自動印刷装置の稼働情報を知ることができ、通信費の軽減を図ることができる。
【0011】
前記請求項3の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記マスターとなる画像自動印刷装置は前記稼働情報を取得する画像自動印刷装置のリストを予め保持し、前記稼働情報の取得要求が行われると、該リストに従って画像自動印刷装置に稼働情報の送信要求を行う構成である。
【0012】
このように構成することにより、新たな画像自動印刷装置が設置された場合でも管理サーバに負担をかけることなく、稼働情報の取得処理を行うことができる。
前記請求項4の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記マスターとなる画像自動印刷装置は前記稼働情報の取得処理を予め行い、前記稼働情報の取得要求があると、既に取得した稼働情報を前記管理サーバに送信する構成である。
【0013】
このように構成することにより、より高速に稼働情報を管理サーバに送信することができる。
上記課題は、請求項5記載の発明によれば、ネットワークを介して複数の画像自動印刷装置に接続された管理サーバであって、該管理サーバは、前記複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置に対して稼働情報の取得要求を行う要求手段と、該要求手段に基づいて収集した前記画像自動印刷装置の稼働情報を取得する取得手段とを有する管理サーバを提供することによって達成できる。
【0014】
本発明は画像自動印刷装置の情報取得システムにおける管理サーバの発明であり、この管理サーバの構成によっても、管理サーバは各画像自動印刷装置の稼働情報を効率良く取得することができ、通信費の削減を図ることができる。
上記課題は、請求項6記載の発明によれば、ネットワークを介して管理サーバに接続された複数の画像自動印刷装置であって、該複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置は、前記管理サーバから供給される要求に基づいて画像自動印刷装置から稼働情報を取得する稼働情報取得手段と、該稼働情報取得手段によって取得した稼働情報を前記管理サーバに送信する送信手段とを有する画像自動印刷装置を提供することによって達成できる。
【0015】
本発明は管理サーバとネットワークを介して接続された画像自動印刷装置の発明であり、このように構成することによっても、各画像自動印刷装置の稼働情報を効率良く管理サーバに送信することができ、通信費の削減を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態のプリント自販機(画像自動印刷装置)の情報取得システムのシステム図である。同図において、管理サーバ1は、例えば本システムの管理センタに構築されたサーバであり、通信用のPHS送受信機1aを有する。また、マスター自販機2はプリント自販機であると同時に他のサブ自販機の管理を行い、PHS送受信機2aを有し、ネットワークを介して上記管理サーバ1と通信を行う。尚、上記ネットワークは公衆回線通信網、インターネット等の各種通信回線を含む概念である。
【0017】
サブ自販機3及び4もプリント自販機であり、PHS送受信機3a、4aを有する。尚、マスター自販機2との間で通信を行うサブ自販機は上記サブ自販機3及び4の2台に限らない。
図2はサブ自販機3及び4(マスター自販機2)の模式的な外観図である。同図において、メディア挿入口6は、ユーザが印刷したい画像を記憶したメディアを挿入する箇所である。また、ディスプレイ&タッチパネル7は、ユーザやオペレータ、サービスエンジニアとのインターフェース(以下、インターフェースをI/Fと称す)であり、操作を要求する画面を表示し、キー入力を受け付ける機能を有する。
【0018】
また、料金挿入・返却口8は、印刷料金の徴収や返却、つり銭の払い出しをする箇所である。さらに、印刷物取り出し口9は、印刷物(写真)が排出され、利用者が印刷物(写真)を取り出す箇所である。
また、図示しないがプリント自販機2〜4内には2台又は3台のプリンタが内蔵され、またプリント自販機全体を制御するメインコントローラも内蔵されている。さらに、プリント自販機2〜4内には、写真画像を処理する為の制御部や、画像情報等を記録するメモリも含む。また、マスター自販機2とサブ自販機3又は4との通信はPHS送受信機を使用した、所謂トランシーバ通信である。
【0019】
次に、本例の処理動作を説明する。
図3は本例の処理を説明するシーケンスである。先ず、管理サーバ1はマスター自販機2にダイアルアップ接続を行い、稼働情報の取得要求を行う(ステップ(以下、Sで示す)1、2)。図4はこの取得要求のフォーマット構成であり、要求コマンドと稼働情報の取得先リストで構成されている。この取得先リストは管理サーバ1によって指定されたサブ自販機のリストであり、例えば上記サブ自販機3及び4等の指定が行われる。
【0020】
マスター自販機2はこの稼働情報の取得要求を受信すると、リストの記述されたサブ自販機に稼働情報の送信要求を行う(S3)。例えば、図1に示す例では先ずサブ自販機3に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3から稼働情報を受信する(S4)。この稼働情報は内蔵するプリンタの情報であり、例えば用紙切れ、用紙詰まり、現像剤の欠乏等の情報である。また、この稼働情報は内蔵する個々のプリンタ毎の稼働情報であり、マスター自販機はサブ自販機3から送信されたこれらの情報を一旦メモリに格納する。
【0021】
次に、サブ自販機4に対して稼働情報の送信要求を行い(S5)、同様にしてサブ自販機4から稼働情報を受信し(S6)。この稼働情報をメモリに格納する。したがって、マスター自販機2のメモリには指定したサブ自販機から供給される稼働情報が蓄積され、例えば図5に示すデータがメモリに格納される。尚、同図に示す最上段の情報はマスター自販機2自体の稼働情報である。
【0022】
ここで、同図の構成を説明すると、例えばマスター自販機2、及びサブ自販機3、4のシリアル番号、機種番号、登録する(内蔵する)メカ数(プリンタ数)、対応するPHS送受信機ID、トランシーバ接続する際のID(トランシーバID)、及びプリンタ(メカ)情報である。このプリンタ(メカ)情報のエリアに取得した稼働情報が格納されている。
【0023】
その後、マスター自販機2はリストにある全てのサブ自販機から稼働情報を受信すると、これらの稼働情報を一括して管理サーバ1に送信する(S7)。図6はこの時の送信フォーマットである。通信コマンド、稼働情報の取得先サブ自販機リスト、及びプリンタ(メカ)情報で構成されている。
【0024】
したがって、管理サーバ1は上記稼働情報の通知を受けると、その通知にはサブ自販機リストに記載されるサブ自販機の全ての稼働情報が含まれており、一回の受信で必要な全ての稼働情報を得ることができる。
尚、取得したプリント自販機の稼働情報は、管理サーバ1内のデータベースに登録され、例えばクライアント端末からブラウザを使用して閲覧することができる。
【0025】
以上のように、本例のプリント自販機の情報取得システムによれば、サブ自販機のリストを含む稼働情報の取得要求をマスター自販機2に送信することによって、マスター自販機2から指定したサブ自販機(例えば、サブ自販機3、4等)の稼働情報を一括して取得することができ、1回の送受信によって必要なデータが取得でき、通信費を節約することができる。
【0026】
尚、マスター自販機2とサブ自販機3、4間の通信が必要になるが、リストで指定するサブ自販機の設置場所はマスター自販機2から近い場所であり、管理サーバ1が直接サブ自販機3、4と通信する場合に比べれば極めて安価に抑えることができる。
【0027】
また、上記実施形態の説明では稼働情報として、プリンタ(メカ)毎に同じメンテナンス情報を取得する構成としたが、プリンタ(メカ)毎の個別情報を取得する構成としてもよい。
また、稼働情報の送信データを暗号化し、又圧縮化し、その他各種加工を施す構成としてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0028】
上記第1の実施形態においては、管理サーバ1からサブ自販機のリストも送信したが、本実施形態では稼働情報の取得要求のみを送信し、検索するサブ自販機についてはマスター自販機2が選択して行う構成である。以下、具体的に説明する。
【0029】
本例においても、前述の図3のシーケンスに従って、先ず管理サーバ1はマスター自販機2にダイアルアップ接続を行い、稼働情報の取得要求を行う(S1、S2)。図7はこの稼働情報の取得要求のフォーマット構成であり、本例では要求コマンドとNOP(NULL(ヌル))データを送信する。このNOP(NULL(ヌル))データは、予めマスター自販機2に登録されたサブ自販機リストに基づいて稼働情報の検索処理を行わせる為の指示である。
【0030】
マスター自販機2は上記取得要求が入力すると、予め登録されたサブ自販機の稼働情報を取得する。尚、マスター自販機2に登録されているサブ自販機は、マスター自販機2に対して近距離のプリント自販機であり、また新設されたプリント自販機も登録されている。したがって、マスター自販機2は管理サーバ1から稼働情報の取得要求を受信すると、予め登録されたリストに従って稼働情報の取得処理を行う。
【0031】
先ず、例えば前述のサブ自販機3に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3から稼働情報を受信する(S3、S4)。また、サブ自販機4に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機4から稼働情報を受信する(S5、S6)。これらの稼働情報は前述の実施形態と同様メモリに順次格納される。
【0032】
次に、マスター自販機2がリストにある全てのサブ自販機から稼働情報を受信すると、これらの稼働情報を一括して管理サーバ1に送信する(S7)。したがって、管理サーバ1は上記稼働情報の通知を受けると、その通知にはマスター自販機2に予め登録されたリストのサブ自販機の稼働情報が記録されている。
【0033】
したがって、本例においても、一回の受信で必要な全ての稼働情報を得ることができる。また、本例によれば新たにプリント自販機が設置された場合、近くのマスター自販機2に通知するだけでマスター自販機のリストに登録され、管理サーバのデータベースへのデータの追加を行うことなく稼働情報の取得処理を行うことができる。
【0034】
尚、本例においても、1回の送受信によって必要な稼働情報の取得することができ、通信費を安価に抑えることができる。
また、上記実施形態の説明では稼働情報として、プリンタ(メカ)毎の同じメンテナンス情報を取得する構成としたが、プリンタ(メカ)毎の個別情報を取得する構成としてもよく、また稼働情報の送信データを暗号化し、又圧縮化し、その他各種加工を施す構成としてもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0035】
上記第1、第2の実施形態においては、管理サーバ1からサブ自販機に稼働情報の取得要求が送信された後、マスター自販機2は各サブ自販機に稼働情報の送信要求を行ったが、本実施形態では予めマスター自販機2側でサブ自販機3、4等からの稼働情報を取得しておき、管理サーバ1から稼働情報の取得要求は送信された場合、直ちに稼働情報を管理サーバ1に送信する構成である。以下、具体的に説明する。
【0036】
図8は本例の処理を説明するシーケンスであり、本例の場合、マスター自販機2は予め一定の周期でサブ自販機に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機から稼働情報を受信し、メモリに格納する。例えば、前述と同様サブ自販機3に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3から稼働情報を受信する(S1、S2)。また、サブ自販機4に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機4から稼働情報を受信する(S3、S4)。これらの稼働情報は前述の実施形態と同様メモリに順次格納される。したがって、管理サーバ1から稼働情報の取得要求が入力する前に前述の図5に示す稼働情報のデータがマスター自販機2のメモリに格納されている。
【0037】
この状態において、管理サーバ1から稼働情報の取得要求が供給されると(S5、S6)、マスター自販機2は既にメモリに格納した稼働情報を一括して管理サーバ1に送信する(S7)。
したがって、本例においても、一回の受信で必要な全ての稼働情報を得ることができ、更に本例によれば管理サーバ1から稼働情報の取得要求が供給される時には既に稼働情報が検索されており、短時間で稼働情報を管理サーバ1に送信することができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
【0038】
上記第1乃至第3の実施形態においては、管理サーバ1からサブ自販機に稼働情報の取得要求を行うことが稼働情報取得の要件であり、この場合稼働情報の取得要求と、当該要求に対する応答を行う構成となり、通信が双方向となる。そこで本実施形態では、マスター自販機2側で各サブ自販機に稼働情報を取得し、一定のタイミングで蓄積された稼働情報を管理サーバに送信する構成である。
【0039】
ここで、一定のタイミングとしては、マスター自販機2への電源投入時、又はタイマーに設定する所定時間の経過、更にはマスター自販機2による写真画像の印刷処理終了時等が考えられる。
このように構成することにより、管理サーバから取得要求を行う必要がなくなり、マスター自販機2から管理サーバ1に対して稼働情報が送信されるのみであり、更に通信費を削減することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればマスター自販機にプリント自販機の稼働情報が記録されているので、管理サーバはマスター自販機から稼働情報を一括取得でき、個々のプリント自販機と通信する場合に比べて通信費を軽減することができる。
【0041】
また、マスター自販機が検索するサブ自販機のリストをマスター自販機自らが作成し、稼働情報の取得要求に対して当該リストに基づく稼働情報の取得処理を行うことによって、新たなプリント自販機の設置に対して効率的に対応できる。
さらに、マスター自販機側で予めサブ自販機の稼働情報を取得しておくことによって、より高速に稼働情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリント自販機(画像自動印刷装置)の情報取得システムのシステム図である。
【図2】サブ自販機(マスター自販機)の模式的な外観図である。
【図3】第1、第2の実施形態の処理を説明するシーケンス図である。
【図4】稼働情報の取得要求のフォーマット構成を示す図である。
【図5】マスター自販機に記録された稼働情報のデータ例を示す図である。
【図6】マスター自販機から管理サーバに送信する送信データのフォーマットである。
【図7】第2の実施形態で使用する稼働情報の取得要求のフォーマットである。
【図8】第3の実施形態の処理を説明するシーケンス図である。
【符号の説明】
1 管理サーバ
1a PHS送受信機
2 マスター自販機
2a PHS送受信機
3、4 サブ自販機
3a、4a PHS送受信機
6 メディア挿入口
7 ディスプレイ&タッチパネル
8 料金挿入・返却口
9 印刷物取り出し口
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラ等で撮影した画像を印刷するための画像自動印刷装置に関し、特に画像自動印刷装置の稼働情報をネットワークを利用して取得する画像自動印刷装置の情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラが急速に普及し、それに伴い、デジタルカメラで撮影した画像を印刷するためのプリンタも様々なものが開発されている。それらの中で営業用として自動販売機型のプリンタ(以下、プリント自販機で示す)がある。
【0003】
これは、自動販売機の筐体内にプリンタを装備したものであり、撮影した画像を記憶したPCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等のメディアを、プリント自販機に直接挿入し、その記憶メディアに記録された撮影画像を印刷することにより、所定の印刷料金を徴収するものである。
【0004】
このようなプリント自販機は印刷速度が重要な要素であり、通常複数のプリンタが内蔵され、高速印刷を可能としている。そして、従来プリント自販機内のプリンタ稼働情報は管理センタが1台ずつダイアルアップによってプリント自販機に接続し、稼働情報を取得している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法でプリント自販機の稼働情報を取得する場合、管理センタと個々のプリント自販機をダイアルアップ接続する為、設置したプリント自販機の台数分の通信費用が発生する。特に、遠距離に設置したプリント自販機の場合、通信費用が増大する。
【0006】
また、稼働情報の取得に時間がかかり、効率の良い稼働情報の取得を行うことができない。さらに、新たに設置されるプリント自販機を管理センタが全て把握し、稼働情報の取得要求を行うことは困難である。
そこで、本発明はマスター自販機を特定し、マスター自販機に管轄するプリント自販機の稼働情報を収集させ、管理センタはマスター自販機のみと通信を行うことによって通信費の増大を防止する画像自動印刷装置の情報取得システムを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1記載の発明によれば、管理サーバと複数の画像自動印刷装置がネットワークを介して接続された画像自動印刷装置の情報取得方法であり、前記管理サーバは、前記複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置に対して稼働情報の取得要求を行い、前記画像自動印刷装置は、該要求に基づいて各画像自動印刷装置から稼働情報を取得し、該稼働情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、送信された稼働情報に基づいて前記複数の画像自動印刷装置の管理を行う画像自動印刷装置の情報取得方法を提供することによって達成できる。
【0008】
ここで、ネットワークは例えばインターネット、イーサネット(登録商標)、LAN(ローカルエリアネットワーク)等であり、管理センタに構築された管理サーバはPHS(personal handy phone system)等の通信方式によってネットワークに接続される。
【0009】
また、画像自動印刷装置は写真画像を含む画像情報を印刷することが可能であり、例えばショップ内や街中に置かれ、利用者による簡単な画面操作によって画像印刷を行う。
このような構成において、管理サーバはマスター自販機に対して稼働情報の収集指示を行い、該マスター自販機が管轄するエリアの画像自動印刷装置の稼働情報を取得し、該稼働情報を前記管理サーバに送信することによって、効率よく稼働情報を収集して管理サーバに送ることができ、通信費の軽減を図ることができる。
【0010】
前記請求項2の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記稼働情報の取得要求は対象となる画像自動印刷装置のリストを添付して行う構成である。
このように構成することにより、マスター自販機はリストに基づいて画像自動印刷装置の稼働情報を知ることができ、通信費の軽減を図ることができる。
【0011】
前記請求項3の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記マスターとなる画像自動印刷装置は前記稼働情報を取得する画像自動印刷装置のリストを予め保持し、前記稼働情報の取得要求が行われると、該リストに従って画像自動印刷装置に稼働情報の送信要求を行う構成である。
【0012】
このように構成することにより、新たな画像自動印刷装置が設置された場合でも管理サーバに負担をかけることなく、稼働情報の取得処理を行うことができる。
前記請求項4の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記マスターとなる画像自動印刷装置は前記稼働情報の取得処理を予め行い、前記稼働情報の取得要求があると、既に取得した稼働情報を前記管理サーバに送信する構成である。
【0013】
このように構成することにより、より高速に稼働情報を管理サーバに送信することができる。
上記課題は、請求項5記載の発明によれば、ネットワークを介して複数の画像自動印刷装置に接続された管理サーバであって、該管理サーバは、前記複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置に対して稼働情報の取得要求を行う要求手段と、該要求手段に基づいて収集した前記画像自動印刷装置の稼働情報を取得する取得手段とを有する管理サーバを提供することによって達成できる。
【0014】
本発明は画像自動印刷装置の情報取得システムにおける管理サーバの発明であり、この管理サーバの構成によっても、管理サーバは各画像自動印刷装置の稼働情報を効率良く取得することができ、通信費の削減を図ることができる。
上記課題は、請求項6記載の発明によれば、ネットワークを介して管理サーバに接続された複数の画像自動印刷装置であって、該複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置は、前記管理サーバから供給される要求に基づいて画像自動印刷装置から稼働情報を取得する稼働情報取得手段と、該稼働情報取得手段によって取得した稼働情報を前記管理サーバに送信する送信手段とを有する画像自動印刷装置を提供することによって達成できる。
【0015】
本発明は管理サーバとネットワークを介して接続された画像自動印刷装置の発明であり、このように構成することによっても、各画像自動印刷装置の稼働情報を効率良く管理サーバに送信することができ、通信費の削減を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態のプリント自販機(画像自動印刷装置)の情報取得システムのシステム図である。同図において、管理サーバ1は、例えば本システムの管理センタに構築されたサーバであり、通信用のPHS送受信機1aを有する。また、マスター自販機2はプリント自販機であると同時に他のサブ自販機の管理を行い、PHS送受信機2aを有し、ネットワークを介して上記管理サーバ1と通信を行う。尚、上記ネットワークは公衆回線通信網、インターネット等の各種通信回線を含む概念である。
【0017】
サブ自販機3及び4もプリント自販機であり、PHS送受信機3a、4aを有する。尚、マスター自販機2との間で通信を行うサブ自販機は上記サブ自販機3及び4の2台に限らない。
図2はサブ自販機3及び4(マスター自販機2)の模式的な外観図である。同図において、メディア挿入口6は、ユーザが印刷したい画像を記憶したメディアを挿入する箇所である。また、ディスプレイ&タッチパネル7は、ユーザやオペレータ、サービスエンジニアとのインターフェース(以下、インターフェースをI/Fと称す)であり、操作を要求する画面を表示し、キー入力を受け付ける機能を有する。
【0018】
また、料金挿入・返却口8は、印刷料金の徴収や返却、つり銭の払い出しをする箇所である。さらに、印刷物取り出し口9は、印刷物(写真)が排出され、利用者が印刷物(写真)を取り出す箇所である。
また、図示しないがプリント自販機2〜4内には2台又は3台のプリンタが内蔵され、またプリント自販機全体を制御するメインコントローラも内蔵されている。さらに、プリント自販機2〜4内には、写真画像を処理する為の制御部や、画像情報等を記録するメモリも含む。また、マスター自販機2とサブ自販機3又は4との通信はPHS送受信機を使用した、所謂トランシーバ通信である。
【0019】
次に、本例の処理動作を説明する。
図3は本例の処理を説明するシーケンスである。先ず、管理サーバ1はマスター自販機2にダイアルアップ接続を行い、稼働情報の取得要求を行う(ステップ(以下、Sで示す)1、2)。図4はこの取得要求のフォーマット構成であり、要求コマンドと稼働情報の取得先リストで構成されている。この取得先リストは管理サーバ1によって指定されたサブ自販機のリストであり、例えば上記サブ自販機3及び4等の指定が行われる。
【0020】
マスター自販機2はこの稼働情報の取得要求を受信すると、リストの記述されたサブ自販機に稼働情報の送信要求を行う(S3)。例えば、図1に示す例では先ずサブ自販機3に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3から稼働情報を受信する(S4)。この稼働情報は内蔵するプリンタの情報であり、例えば用紙切れ、用紙詰まり、現像剤の欠乏等の情報である。また、この稼働情報は内蔵する個々のプリンタ毎の稼働情報であり、マスター自販機はサブ自販機3から送信されたこれらの情報を一旦メモリに格納する。
【0021】
次に、サブ自販機4に対して稼働情報の送信要求を行い(S5)、同様にしてサブ自販機4から稼働情報を受信し(S6)。この稼働情報をメモリに格納する。したがって、マスター自販機2のメモリには指定したサブ自販機から供給される稼働情報が蓄積され、例えば図5に示すデータがメモリに格納される。尚、同図に示す最上段の情報はマスター自販機2自体の稼働情報である。
【0022】
ここで、同図の構成を説明すると、例えばマスター自販機2、及びサブ自販機3、4のシリアル番号、機種番号、登録する(内蔵する)メカ数(プリンタ数)、対応するPHS送受信機ID、トランシーバ接続する際のID(トランシーバID)、及びプリンタ(メカ)情報である。このプリンタ(メカ)情報のエリアに取得した稼働情報が格納されている。
【0023】
その後、マスター自販機2はリストにある全てのサブ自販機から稼働情報を受信すると、これらの稼働情報を一括して管理サーバ1に送信する(S7)。図6はこの時の送信フォーマットである。通信コマンド、稼働情報の取得先サブ自販機リスト、及びプリンタ(メカ)情報で構成されている。
【0024】
したがって、管理サーバ1は上記稼働情報の通知を受けると、その通知にはサブ自販機リストに記載されるサブ自販機の全ての稼働情報が含まれており、一回の受信で必要な全ての稼働情報を得ることができる。
尚、取得したプリント自販機の稼働情報は、管理サーバ1内のデータベースに登録され、例えばクライアント端末からブラウザを使用して閲覧することができる。
【0025】
以上のように、本例のプリント自販機の情報取得システムによれば、サブ自販機のリストを含む稼働情報の取得要求をマスター自販機2に送信することによって、マスター自販機2から指定したサブ自販機(例えば、サブ自販機3、4等)の稼働情報を一括して取得することができ、1回の送受信によって必要なデータが取得でき、通信費を節約することができる。
【0026】
尚、マスター自販機2とサブ自販機3、4間の通信が必要になるが、リストで指定するサブ自販機の設置場所はマスター自販機2から近い場所であり、管理サーバ1が直接サブ自販機3、4と通信する場合に比べれば極めて安価に抑えることができる。
【0027】
また、上記実施形態の説明では稼働情報として、プリンタ(メカ)毎に同じメンテナンス情報を取得する構成としたが、プリンタ(メカ)毎の個別情報を取得する構成としてもよい。
また、稼働情報の送信データを暗号化し、又圧縮化し、その他各種加工を施す構成としてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0028】
上記第1の実施形態においては、管理サーバ1からサブ自販機のリストも送信したが、本実施形態では稼働情報の取得要求のみを送信し、検索するサブ自販機についてはマスター自販機2が選択して行う構成である。以下、具体的に説明する。
【0029】
本例においても、前述の図3のシーケンスに従って、先ず管理サーバ1はマスター自販機2にダイアルアップ接続を行い、稼働情報の取得要求を行う(S1、S2)。図7はこの稼働情報の取得要求のフォーマット構成であり、本例では要求コマンドとNOP(NULL(ヌル))データを送信する。このNOP(NULL(ヌル))データは、予めマスター自販機2に登録されたサブ自販機リストに基づいて稼働情報の検索処理を行わせる為の指示である。
【0030】
マスター自販機2は上記取得要求が入力すると、予め登録されたサブ自販機の稼働情報を取得する。尚、マスター自販機2に登録されているサブ自販機は、マスター自販機2に対して近距離のプリント自販機であり、また新設されたプリント自販機も登録されている。したがって、マスター自販機2は管理サーバ1から稼働情報の取得要求を受信すると、予め登録されたリストに従って稼働情報の取得処理を行う。
【0031】
先ず、例えば前述のサブ自販機3に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3から稼働情報を受信する(S3、S4)。また、サブ自販機4に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機4から稼働情報を受信する(S5、S6)。これらの稼働情報は前述の実施形態と同様メモリに順次格納される。
【0032】
次に、マスター自販機2がリストにある全てのサブ自販機から稼働情報を受信すると、これらの稼働情報を一括して管理サーバ1に送信する(S7)。したがって、管理サーバ1は上記稼働情報の通知を受けると、その通知にはマスター自販機2に予め登録されたリストのサブ自販機の稼働情報が記録されている。
【0033】
したがって、本例においても、一回の受信で必要な全ての稼働情報を得ることができる。また、本例によれば新たにプリント自販機が設置された場合、近くのマスター自販機2に通知するだけでマスター自販機のリストに登録され、管理サーバのデータベースへのデータの追加を行うことなく稼働情報の取得処理を行うことができる。
【0034】
尚、本例においても、1回の送受信によって必要な稼働情報の取得することができ、通信費を安価に抑えることができる。
また、上記実施形態の説明では稼働情報として、プリンタ(メカ)毎の同じメンテナンス情報を取得する構成としたが、プリンタ(メカ)毎の個別情報を取得する構成としてもよく、また稼働情報の送信データを暗号化し、又圧縮化し、その他各種加工を施す構成としてもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0035】
上記第1、第2の実施形態においては、管理サーバ1からサブ自販機に稼働情報の取得要求が送信された後、マスター自販機2は各サブ自販機に稼働情報の送信要求を行ったが、本実施形態では予めマスター自販機2側でサブ自販機3、4等からの稼働情報を取得しておき、管理サーバ1から稼働情報の取得要求は送信された場合、直ちに稼働情報を管理サーバ1に送信する構成である。以下、具体的に説明する。
【0036】
図8は本例の処理を説明するシーケンスであり、本例の場合、マスター自販機2は予め一定の周期でサブ自販機に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機から稼働情報を受信し、メモリに格納する。例えば、前述と同様サブ自販機3に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機3から稼働情報を受信する(S1、S2)。また、サブ自販機4に対して稼働情報の送信要求を行い、サブ自販機4から稼働情報を受信する(S3、S4)。これらの稼働情報は前述の実施形態と同様メモリに順次格納される。したがって、管理サーバ1から稼働情報の取得要求が入力する前に前述の図5に示す稼働情報のデータがマスター自販機2のメモリに格納されている。
【0037】
この状態において、管理サーバ1から稼働情報の取得要求が供給されると(S5、S6)、マスター自販機2は既にメモリに格納した稼働情報を一括して管理サーバ1に送信する(S7)。
したがって、本例においても、一回の受信で必要な全ての稼働情報を得ることができ、更に本例によれば管理サーバ1から稼働情報の取得要求が供給される時には既に稼働情報が検索されており、短時間で稼働情報を管理サーバ1に送信することができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
【0038】
上記第1乃至第3の実施形態においては、管理サーバ1からサブ自販機に稼働情報の取得要求を行うことが稼働情報取得の要件であり、この場合稼働情報の取得要求と、当該要求に対する応答を行う構成となり、通信が双方向となる。そこで本実施形態では、マスター自販機2側で各サブ自販機に稼働情報を取得し、一定のタイミングで蓄積された稼働情報を管理サーバに送信する構成である。
【0039】
ここで、一定のタイミングとしては、マスター自販機2への電源投入時、又はタイマーに設定する所定時間の経過、更にはマスター自販機2による写真画像の印刷処理終了時等が考えられる。
このように構成することにより、管理サーバから取得要求を行う必要がなくなり、マスター自販機2から管理サーバ1に対して稼働情報が送信されるのみであり、更に通信費を削減することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればマスター自販機にプリント自販機の稼働情報が記録されているので、管理サーバはマスター自販機から稼働情報を一括取得でき、個々のプリント自販機と通信する場合に比べて通信費を軽減することができる。
【0041】
また、マスター自販機が検索するサブ自販機のリストをマスター自販機自らが作成し、稼働情報の取得要求に対して当該リストに基づく稼働情報の取得処理を行うことによって、新たなプリント自販機の設置に対して効率的に対応できる。
さらに、マスター自販機側で予めサブ自販機の稼働情報を取得しておくことによって、より高速に稼働情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリント自販機(画像自動印刷装置)の情報取得システムのシステム図である。
【図2】サブ自販機(マスター自販機)の模式的な外観図である。
【図3】第1、第2の実施形態の処理を説明するシーケンス図である。
【図4】稼働情報の取得要求のフォーマット構成を示す図である。
【図5】マスター自販機に記録された稼働情報のデータ例を示す図である。
【図6】マスター自販機から管理サーバに送信する送信データのフォーマットである。
【図7】第2の実施形態で使用する稼働情報の取得要求のフォーマットである。
【図8】第3の実施形態の処理を説明するシーケンス図である。
【符号の説明】
1 管理サーバ
1a PHS送受信機
2 マスター自販機
2a PHS送受信機
3、4 サブ自販機
3a、4a PHS送受信機
6 メディア挿入口
7 ディスプレイ&タッチパネル
8 料金挿入・返却口
9 印刷物取り出し口
Claims (6)
- 管理サーバと複数の画像自動印刷装置がネットワークを介して接続された画像自動印刷装置の情報取得方法であり、
前記管理サーバは、前記複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置に対して稼働情報の取得要求を行い、
前記画像自動印刷装置は、該要求に基づいて各画像自動印刷装置から稼働情報を取得し、該稼働情報を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、送信された稼働情報に基づいて前記複数の画像自動印刷装置の管理を行うことを特徴とする画像自動印刷装置の情報取得方法。 - 前記稼働情報の取得要求は対象となる画像自動印刷装置のリストを添付して行うことを特徴とする請求項1記載の画像自動印刷装置の情報取得方法。
- 前記マスターとなる画像自動印刷装置は前記稼働情報を取得する画像自動印刷装置のリストを予め保持し、前記稼働情報の取得要求が行われると、該リストに従って画像自動印刷装置に稼働情報の送信要求を行うことを特徴とする請求項1記載の画像自動印刷装置の情報取得方法。
- 前記マスターとなる画像自動印刷装置は前記稼働情報の取得処理を予め行い、前記稼働情報の取得要求があると、既に取得した稼働情報を前記管理サーバに送信することを特徴とする請求項1記載の画像自動印刷装置の情報取得方法。
- ネットワークを介して複数の画像自動印刷装置に接続された管理サーバであって、
該管理サーバは、前記複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置に対して稼働情報の取得要求を行う要求手段と、
該要求手段に基づいて収集した前記画像自動印刷装置の稼働情報を取得する取得手段と、
を有することを特徴とする管理サーバ。 - ネットワークを介して管理サーバに接続された複数の画像自動印刷装置であって、
該複数の画像自動印刷装置の中のマスターとなる画像自動印刷装置は、前記管理サーバから供給される要求に基づいて画像自動印刷装置から稼働情報を取得する稼働情報取得手段と、
該稼働情報取得手段によって取得した稼働情報を前記管理サーバに送信する送信手段と、
を有することを特徴とする画像自動印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002223900A JP2004062803A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | 画像自動印刷装置の情報取得方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010064253A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Sharp Corp | 印刷システムおよび印刷装置 |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002223900A patent/JP2004062803A/ja not_active Withdrawn
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