JP2004061835A - 卓上広告具 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造が簡単で、持ち上げても上下に分離しない揺動型の卓上広告具を提供する。
【解決手段】下縁が弧状の脚体1と、これに取り付けられる表示板2とから成り、脚体1は、2枚の脚板3を中折線4を介して連設し、その中折線4から中央部の切目へ向かう2本の斜折線5を入れて一対の折込片6を形成したものとし、2枚の脚板3を中折線4沿いに山折りしつつ、一対の折込片6を折り込んで形成される差込口8に、表示板2の下部から突き出した差込片7を差し込むようにする。脚板3の反発による広がりに伴って、一対の折込片6の谷が下方から接近し、差込片7が挟持されるので、表示板2を掴んで持ち上げたとき、脚体1が脱落しにくくなる。
【選択図】 図2
【解決手段】下縁が弧状の脚体1と、これに取り付けられる表示板2とから成り、脚体1は、2枚の脚板3を中折線4を介して連設し、その中折線4から中央部の切目へ向かう2本の斜折線5を入れて一対の折込片6を形成したものとし、2枚の脚板3を中折線4沿いに山折りしつつ、一対の折込片6を折り込んで形成される差込口8に、表示板2の下部から突き出した差込片7を差し込むようにする。脚板3の反発による広がりに伴って、一対の折込片6の谷が下方から接近し、差込片7が挟持されるので、表示板2を掴んで持ち上げたとき、脚体1が脱落しにくくなる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、店頭で消費者の注意を引くために使用する卓上広告具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すように、商品の宣伝を印刷した2枚の表示板50を横方向の折目51の上方で貼り合わせ、その下方の脚部52の下縁を弧状とし、脚部52を開いて起立させた状態で卓上に設置し、手で触れると揺動するようにした厚紙製の卓上広告具が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の卓上広告具は、表示板50と脚部52とが一体であることから、表示板50を掴んで持ち上げても、脚部52が分離することはないが、製造に際し、表示板50同士の貼り合わせに手間がかかるという問題がある。
【0004】
そこで、この発明は、製造が簡単で、持ち上げても上下に分離しない揺動型の卓上広告具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、下縁が弧状の脚体と、これに取り付けられる表示板とから成り、前記脚体は、2枚の脚板を中折線を介して連設し、その中折線から中央部の切目へ向かう2本の斜折線を入れて一対の折込片を形成したものとし、2枚の脚板を中折線沿いに山折りしつつ、一対の折込片を折り込んで、その間の部分に差込口を形成し、前記表示板の下部から突き出した差込片を差込口に差し込み、一対の折込片の谷で差込片を挟むようにしたのである。
【0006】
このように構成すると、脚板の反発による広がりに伴って、一対の折込片の谷が下方から接近し、表示板の差込片が挟持されるので、表示板を掴んで持ち上げたとき、脚体が脱落しにくくなる。
【0007】
なお、前記差込片の側部に係合突起を設け、この係合突起を前記折込片の谷に形成した係合穴に係合させると、脚体がさらに脱落しにくくなる。
【0008】
また、差込片の先端部を延長して、その側部に係合突起を設け、この係合突起を前記折込片の端縁に係合させてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0010】
この卓上広告具は、図1にブランク状態で示すように、脚体1と表示板2とから構成される。脚体1のブランクは、端縁が弧状となった2枚の脚板3を中折線4を介して連設し、その中折線4から中央部の切目へ向かう2本の斜折線5を入れて一対の折込片6を形成したものとされている。表示板2の下部には先端へかけてやや幅が狭くなった差込片7が突設されている。
【0011】
このブランクから脚体1を組み立てるには、図2に示すように、2枚の脚板3を中折線4沿いに山折りしつつ、一対の折込片6を折り込んで、その間の部分に差込口8を形成する。
【0012】
そして、表示板2の差込片7を差込口8に差し込み、この卓上広告具を起立させた状態で卓上に設置すると、図3及び図4に示すように、脚板3の反発による広がりに伴って、一対の折込片6の谷が下方から接近し、差込片7が挟持されるので、表示板2を掴んで持ち上げたとき、脚体1が脱落しにくくなる。
【0013】
なお、図5に示すように、差込片7の一方の側部に係合突起9を設け、この係合突起9を折込片6の谷に形成した係合穴10に係合させると、脚体1がさらに脱落しにくくなる。
【0014】
また、図6に示すように、差込片7の先端部を延長して、その一方の側部に係合突起11を設け、この係合突起11を折込片6の端縁に係合させても、脚体1が脱落しにくくなる。
【0015】
ここで、図5及び図6の卓上広告具では、係合突起9,11が差込片7の一側にのみ設けられていることから、差込片7が係合突起9,11の反対側へ移動しつつ差込穴8に差し込まれることとなり、係合突起9,11の突出量を大きく設定することができる。
【0016】
また、係合突起9,10は、下端へかけて突出の小さくなるテーパー形状となり、上端が段になっていることから、差し込むときには引っ掛かることがなく、差込後に脚板3を広げると、差込片7が確実に抜け止めされる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る卓上広告具は、表示板の差込片を脚体に挿入して、貼り付け加工を行うことなく容易に製造でき、脚板の広がりに伴い接近する一対の折込片の谷により表示板の差込片が挟持されるので、表示板を掴んで持ち上げても、脚体が脱落しにくいものとなる。
【0018】
また、前記差込片の側部に設けた係合突起を、折込片の谷に形成した係合穴又は折込片の端縁に係合させると、脚体がさらに脱落しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る卓上広告具のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上の組立状態を示す斜視図
【図4】同上の縦断正面図
【図5】他の実施形態を示す縦断正面図
【図6】他の実施形態を示す縦断正面図
【図7】従来の卓上広告具を示す斜視図
【符号の説明】
1 脚体
2 表示板
3 脚板
4 中折線
5 斜折線
6 折込片
7 差込片
8 差込口
9,11 係合突起
10 係合穴
【発明の属する技術分野】
この発明は、店頭で消費者の注意を引くために使用する卓上広告具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すように、商品の宣伝を印刷した2枚の表示板50を横方向の折目51の上方で貼り合わせ、その下方の脚部52の下縁を弧状とし、脚部52を開いて起立させた状態で卓上に設置し、手で触れると揺動するようにした厚紙製の卓上広告具が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の卓上広告具は、表示板50と脚部52とが一体であることから、表示板50を掴んで持ち上げても、脚部52が分離することはないが、製造に際し、表示板50同士の貼り合わせに手間がかかるという問題がある。
【0004】
そこで、この発明は、製造が簡単で、持ち上げても上下に分離しない揺動型の卓上広告具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、下縁が弧状の脚体と、これに取り付けられる表示板とから成り、前記脚体は、2枚の脚板を中折線を介して連設し、その中折線から中央部の切目へ向かう2本の斜折線を入れて一対の折込片を形成したものとし、2枚の脚板を中折線沿いに山折りしつつ、一対の折込片を折り込んで、その間の部分に差込口を形成し、前記表示板の下部から突き出した差込片を差込口に差し込み、一対の折込片の谷で差込片を挟むようにしたのである。
【0006】
このように構成すると、脚板の反発による広がりに伴って、一対の折込片の谷が下方から接近し、表示板の差込片が挟持されるので、表示板を掴んで持ち上げたとき、脚体が脱落しにくくなる。
【0007】
なお、前記差込片の側部に係合突起を設け、この係合突起を前記折込片の谷に形成した係合穴に係合させると、脚体がさらに脱落しにくくなる。
【0008】
また、差込片の先端部を延長して、その側部に係合突起を設け、この係合突起を前記折込片の端縁に係合させてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0010】
この卓上広告具は、図1にブランク状態で示すように、脚体1と表示板2とから構成される。脚体1のブランクは、端縁が弧状となった2枚の脚板3を中折線4を介して連設し、その中折線4から中央部の切目へ向かう2本の斜折線5を入れて一対の折込片6を形成したものとされている。表示板2の下部には先端へかけてやや幅が狭くなった差込片7が突設されている。
【0011】
このブランクから脚体1を組み立てるには、図2に示すように、2枚の脚板3を中折線4沿いに山折りしつつ、一対の折込片6を折り込んで、その間の部分に差込口8を形成する。
【0012】
そして、表示板2の差込片7を差込口8に差し込み、この卓上広告具を起立させた状態で卓上に設置すると、図3及び図4に示すように、脚板3の反発による広がりに伴って、一対の折込片6の谷が下方から接近し、差込片7が挟持されるので、表示板2を掴んで持ち上げたとき、脚体1が脱落しにくくなる。
【0013】
なお、図5に示すように、差込片7の一方の側部に係合突起9を設け、この係合突起9を折込片6の谷に形成した係合穴10に係合させると、脚体1がさらに脱落しにくくなる。
【0014】
また、図6に示すように、差込片7の先端部を延長して、その一方の側部に係合突起11を設け、この係合突起11を折込片6の端縁に係合させても、脚体1が脱落しにくくなる。
【0015】
ここで、図5及び図6の卓上広告具では、係合突起9,11が差込片7の一側にのみ設けられていることから、差込片7が係合突起9,11の反対側へ移動しつつ差込穴8に差し込まれることとなり、係合突起9,11の突出量を大きく設定することができる。
【0016】
また、係合突起9,10は、下端へかけて突出の小さくなるテーパー形状となり、上端が段になっていることから、差し込むときには引っ掛かることがなく、差込後に脚板3を広げると、差込片7が確実に抜け止めされる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る卓上広告具は、表示板の差込片を脚体に挿入して、貼り付け加工を行うことなく容易に製造でき、脚板の広がりに伴い接近する一対の折込片の谷により表示板の差込片が挟持されるので、表示板を掴んで持ち上げても、脚体が脱落しにくいものとなる。
【0018】
また、前記差込片の側部に設けた係合突起を、折込片の谷に形成した係合穴又は折込片の端縁に係合させると、脚体がさらに脱落しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る卓上広告具のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上の組立状態を示す斜視図
【図4】同上の縦断正面図
【図5】他の実施形態を示す縦断正面図
【図6】他の実施形態を示す縦断正面図
【図7】従来の卓上広告具を示す斜視図
【符号の説明】
1 脚体
2 表示板
3 脚板
4 中折線
5 斜折線
6 折込片
7 差込片
8 差込口
9,11 係合突起
10 係合穴
Claims (3)
- 下縁が弧状の脚体1と、これに取り付けられる表示板2とから成り、前記脚体1は、2枚の脚板3を中折線4を介して連設し、その中折線4から中央部の切目へ向かう2本の斜折線5を入れて一対の折込片6を形成したものとし、2枚の脚板3を中折線4沿いに山折りしつつ、一対の折込片6を折り込んで、その間の部分に差込口8を形成し、前記表示板2の下部から突き出した差込片7を差込口8に差し込み、一対の折込片6の谷で差込片7を挟むようにした卓上広告具。
- 前記差込片7の側部に係合突起9を設け、この係合突起9が前記折込片6の谷に形成した係合穴10に係合するようにした請求項1に記載の卓上広告具。
- 前記差込片7の先端部を延長して、その側部に係合突起11を設け、この係合突起11が前記折込片6の端縁に係合するようにした請求項1に記載の卓上広告具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002219710A JP2004061835A (ja) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | 卓上広告具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002219710A JP2004061835A (ja) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | 卓上広告具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004061835A true JP2004061835A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31940545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002219710A Pending JP2004061835A (ja) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | 卓上広告具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004061835A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006078728A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Toppan Printing Co Ltd | 商品展示台兼用ディスプレイ表示体 |
US10152902B2 (en) * | 2014-05-20 | 2018-12-11 | Daniel Irwin Stusser | Card that stands perpendicular to a horizontal surface |
-
2002
- 2002-07-29 JP JP2002219710A patent/JP2004061835A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006078728A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Toppan Printing Co Ltd | 商品展示台兼用ディスプレイ表示体 |
JP4613556B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2011-01-19 | 凸版印刷株式会社 | 商品展示台兼用ディスプレイ表示体 |
US10152902B2 (en) * | 2014-05-20 | 2018-12-11 | Daniel Irwin Stusser | Card that stands perpendicular to a horizontal surface |
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