JP2004060313A - 橋梁用支保工 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】橋梁の床板2をコンクリート打設するにあたり、床板型枠3を支持する左右両側のI形主桁1,1間に介装される支保工であって、長さ調節可能な梁材10の両端部に、その一つが長さ調整可能な2つの斜材12,13の夫々一端部を接合し、両斜材12,13の他端部同士を接合することによって、逆三角形のトラス9を形成し、この逆三角形トラス9の複数個を、長さ微調整可能な連結具15を介して各トラス9の梁材10の端部同士で連結することによって、一連のトラス梁17を形成し、このトラス梁17の両端部を左右両主桁1,1の夫々上部に枢着する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄骨橋梁の床板を現場でコンクリート打設する際に使用する橋梁用支保工に関するもので、特に、床板型枠を支持する左右両側のI形主桁間に介装される支保工に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、鉄骨橋梁の構造設計においては、I形主桁の断面を増大させ、主桁数を減らす傾向にあり、その結果主桁の間隔及び主桁よりの張り出し寸法が大きくなり、また床板のコンクリート厚さも従来の橋梁に比べて厚くなっている。
【0003】
図7は、従来より使用されている橋梁床板の支保工を示す。この図において、1はI形の主桁で、左右両側に配設されて、橋梁床板2の型枠3を全体的に支持するようになっている。4は、両主桁1,1間の床板打設用保梁で、主桁1,1の夫々内側に設置されたパイプサポート5,5の上端部間に架け渡されている。6は、主桁1より張り出している床板型枠3の張り出し部3aの下側に配置された横腕材で、この横腕材6の一端部は、I形主桁1の上フランジ1bの先端部に取り付けられ、横腕材6の他端部側は、下端部が主桁1のウェブ1a下端部と下フランジ1cとの隅部に枢着されたサポート7により支持され、このサポート7は、主桁1のウェブ1a上端部に取り付けられたチェーン8によって支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の橋梁床板用支保工では、上述したようにコンクリート厚さが厚く、主桁1,1間の間隔寸法が大きい床板をコンクリート打設する場合に、寸法的に対応できない状況が発生し、また寸法的に対応できたとしても、強度不足のために架設間隔を狭めなければならず、それによって大量の機材が必要となり、施工費の高騰を来すことになる。また、コンクリートを打設する際に、型枠3の張り出し部3a,3aにかかる荷重により、両主桁1,1を夫々外側へ倒そうとする水平張力が発生して、各主桁1のウェブ1aが変形を生じるおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑み、左右両主桁間の間隔寸法の拡大化及び床板の重量化に対応できるようにすると共に、主桁のウェブが変形しないようする橋梁用支保工を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、橋梁の床板2をコンクリート打設する際に、床板型枠3を支持する左右両側のI形主桁1,1間に介装される支保工であって、長さ調節可能な梁材10の両端部に、少なくとも一つが長さ調整可能な2つの斜材12,13の夫々一端部を接合し、両斜材12,13の他端部同士を接合することによって、逆三角形のトラス9を形成し、この逆三角形トラス9の複数個を、長さ微調整可能な連結具15を介して各トラス9の梁材10の端部同士で連結することによって、一連のトラス梁17を形成し、このトラス梁17の両端部を左右両主桁1,1の夫々上部に枢着してなることを特徴とする。
【0007】
請求項2は、請求項1に記載の橋梁用支保工において、前記連結具15は、隣合うトラス9,9同士の対向する梁材10,10の一方の梁材端部に固定された固定ナット41と、他方の梁材端部から挿通されて前記ナット41に螺入される連結用ボルト42と、からなることを特徴とする。
【0008】
請求項3は、請求項1又は2に記載の橋梁用支保工において、前記I形主桁1の上フランジ1b上面に固着した取付金具35より吊りボルト36を垂下し、この吊りボルト36を前記トラス梁17の各端部に設けた縦貫通孔に通して、吊りボルト36下端部に螺合した受ナット37を介してトラス梁17の各端部を支持するようにしてなることを特徴とする。
【0009】
請求項4は、請求項3に記載の橋梁用支保工において、前記トラス梁17の各端部を、引張金具38を介して各主桁1のウェブ1a上端部に枢支連結してなることを特徴とする。
【0010】
請求項5は、請求項1又は2に記載の橋梁用支保工において、前記I形主桁1のウェブ1a上端部に受金具21を上下方向取付位置調整可能にボルト止めし、この受金具21に固定されたナット33に螺合されて上下移動可能な受ボルト24を備え、この受ボルト24で前記トラス梁17の端部下面側を支持すると共に、受金具21に設けた縦長孔25とトラス梁17端部に設けた横貫通孔とに挿通したボルト26によって当該トラス梁17の横方向移動を規制してなることを特徴とする。
【0011】
請求項6は、請求項3又は5に記載の橋梁用支保工において、前記トラス梁17の端部上面には、ボルト上端部をI形主桁1の上フランジ1b下面に押し当てる当てボルト33を突設してなることを特徴とする。
【0012】
請求項7は、請求項1〜6の何れかに記載の橋梁用支保工において、各トラス9の梁材10は、角筒状の外筒部材10aと、この外筒部材10a内に摺動可能に嵌挿されて外筒部材10aに対し伸縮する内筒部材10bとからなり、所要長さ位置で両部材10a,10bをピン11で固定するようになっていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の橋梁用支保工S1の全体を示す正面図、図2は同支保工の中央部拡大正面図、図3は同支保工の端部拡大正面図である。これらの図において、9はトラス梁17を形成する逆三角形のトラスで、長さ調節可能な梁材10の両端部に、その一つが長さ調整可能な2つの斜材12,13の夫々一端部を結合すると共に、両斜材12,13の他端部同士を結合することによって形成される。しかして、このような逆三角形トラス9の複数個、ここでは2個を、無段階に長さ調整可能な連結具15を介して各逆三角形トラス9の梁材10の端部どうしを連結することによって、一連のトラス梁17を形成し、このトラス梁17の左右両端部を、左右両側に対向配置された主桁1,1の夫々上部に枢着したものが、図1に示すような本発明に係る支保工S1である。
【0014】
図1に示すように、左右両主桁1,1上には橋梁床板2の型枠3が載設され、各主桁1より外側へ張り出している型枠3の張り出し部3aは、詳細な説明は省略するが、図1に仮想線で一部示す型枠張り出し部用の支保工S2によって支持されるようになっている。6は、型枠張り出し部用支保工S2の一部を構成する横腕材で、型枠張り出し部3aの下側に配置されている。
【0015】
本発明に係る支保工S1の構造について更に詳細に説明すると、先ず、各逆三角形トラス9の梁材10は、角筒状の外筒部材10aと、この外筒部材10a内に摺動可能に嵌挿されて、外筒部材10aに対し伸縮する内筒部材10bとからなり、所要長さ位置で両部材10a,10bの重合部にピン11(図4の(A)参照)を挿着することにより、両部材10a,10bを固定して、概略長さに調節することができる。そして、外筒部材10aの外端部側と内筒部材10bの外端部側とに、固定長さの斜材12及び長さ調節可能な斜材13の夫々の一端部がピン接合されると共に、両斜材12,13の夫々の他端部同士がブラケット14にピン接合されることによって、図1に示すような逆三角形のトラス9が形成される。この逆三角形トラス9は、外筒部材10aの内端部とブラケット14とをつなぐ補強杆16によって補強されている。
【0016】
長さ調節可能な他方の斜材13は、主管13aと、これに摺動可能に嵌挿され、所要長さ位置でピン(図示省略)によって固定される副管13bとからなるもので、主管13aの外端部は、図2に示すように、梁材10の内筒部材10bの外端部に取り付けてあるブラケット40A又は40Bに、無段階に長さ微調整可能な連結具45を介してボルト接合され、副管13bの外端部は逆山形トラス9の頂部であるブラケット14にボルト接合されている。従って、斜材13の概略の長さ調整は、主管13aと副管13bとを互いに摺動させてピンで固定して行ない、その微調整は連結具45で行なう。
【0017】
また図2に示すように、上記ブラケット40Aは、一方のトラス9の梁材10を構成する内筒部材10bの外端部に取り付けられたものであり、ブラケット40Bは、他方のトラス9の梁材10を構成する内筒部材10bの外端部に取り付けられたものであって、これら両ブラケット40A,40Bは、図示のように、夫々略L字形に形成されて、先端部に水平方向に延びる切欠溝40a,40bを有し、しかして両トラス9,9の梁材10,10の端部同士が連結具15により連結された状態において、両切欠溝40a,40bの内端部同士が重合し、この重合部40cに、トラス梁17をその中央部で支える支持脚46の上端部に突設してある支軸47が突入されている。支持脚46は、左右両主桁1,1の下端部をつなぐ連結材55の中央部に載設された根太材56上に立設されており、この支持脚46の下端部には、高さ調整用のジャッキ57が設けられている。
【0018】
従って、2個のトラス9,9からなるトラス梁17は、その中央連結部分において、両ブラケット40A,40Bの切欠溝40a,40bの重合部40cに突入した支軸47によって所定高さ位置に支持された状態で、両トラス9,9を連結する連結具15によって、その連結部分の長さの微調整が可能となる。
【0019】
トラス梁17を構成する2個のトラス9,9を無段階に長さ微調整可能に連結する上記連結具15は、図2に示すように、両トラス9,9間において互いに対向する梁材10,10の内筒部材10b,10bの一方の内筒部材10bの端部に固定された固定ナット41と、他方の内筒部材10bの端部から挿通されて前記ナット41に螺入される連結用ボルト42と、このボルト42の中間部に固着された回転操作用ナット44とからなるもので、固定ナット41は、一方の内筒部材10bの端部に取り付けられた取付枠片43Bに溶接により固着されており、連結用ボルト42は、他方の内筒部材10b端部に取り付けられた取付枠片43Aのボルト挿通孔43aにその内側から挿通され、固定ナット41に螺入される。従って、連結用ボルト42を回転させることにより、両トラス9,9の連結部分の長さを無段階に微調整することができる。
【0020】
また、斜材13を無段階に長さ微調整可能に連結する連結具45は、図2に示すように、斜材13の主管13aの外端部に溶接によって固着されたナット固定51と、ブラケット40A,40Bにボルト49止めしてある取付片48側から挿通された前記ナット51に螺入される連結用ボルト52と、このボルト52の中間部に固着された回転操作用ナット54とからなるもので、連結用ボルト52を回転させることによって、斜材13の長さを微調整することができる。
【0021】
図4の(A)は各逆三角形トラス9の梁材10を構成する外筒部材10aの横断面図であり、(B)は内筒部材10bの横断面図である。外筒部材10aは、アルミニウム合金の押し出し型材からなるもので、図示のような縦長矩形状の断面を有し、両側面に全長に亘って凹条部18,18を形成すると共に、下端面の両側端部に突条片19,19を全長に亘って形成している。内筒部材10bも、同じくアルミニウム合金の押し出し型材からなるもので、図示のような縦長矩形の断面を有し、両側面の夫々上部側に凹条溝20,20を全長に亘って形成しており、同図(A)の仮想線図示のような状態で外筒部材10a内に嵌挿される。また、図1に示すように外筒部材10aの内端部側にはピン孔mが短いピッチでで複数設けられ、内筒部材10bには同様なピン孔nが長いピッチで複数設けられていて、外筒部材10aのピン孔mから内筒部材10bのピン孔nにピン11(図4の(A)参照)を挿し込むことにより、両部材10a,10bを固定するようになっている。
【0022】
図3は、トラス梁17の端部である各トラス9の梁材10の外端部を主桁1の上部に枢着する枢着構造の一例を示している。この枢着構造は、受金具方式からなるもので、主桁1のウェブ1aの上端部に受金具21を上下方向取付位置調節可能にボルト22及びナット27で固定し、この受金具21に固定されたナット33に螺合されて上下に移動可能な受ボルト24で外筒部材10aの外端部下面側を支持すると共に、受金具21に設けた縦長孔25と外筒部材10aの一端部に設けた横貫通孔(図示省略)とに挿通したボルト26及びナット28(図5参照)によって外筒部材10a一端部の横方向移動を規制するようにしている。
【0023】
受金具21は、図5にも示すように、取付基板21aの前面下部に台板21bを突設すると共に、この台板21bより上方の左右両側に側板21c,21cを突設してなるもので、取付基板21aにはボルト挿通孔29を上下に間隔をおいて複数設け、台板21b上にナット23を溶接により固着し、左右各側板21cに縦長孔25を設けている。また、主桁1のウェブ1a上端部にはボルト22を挿通させるボルト挿通孔30(図2参照)が設けられる。
【0024】
上記受金具21の取付にあたっては、取付基板21aの所要のボルト挿通孔29から主桁1のウェブ1a上端部のボルト挿通孔30にボルト22を通してナット27で締め付けることにより、この受金具21を主桁1のウェブ1a上端所要位置に取り付け固定する。こうして取り付けた受金具21の左右両側板21c,21c間に梁材10の外筒部材10aの外端部を挿入し、図4の仮想線図示のように、側板21cの縦長孔25から外筒部材10aのボルト挿通孔にボルト26を挿通してナット28で抜け止めし、台板21b上に固定されたナット23に、その下方より受ボルト24を螺入して、この受ボルト24の先端部で外筒部材10aの外端部下面を支持する。この状態で受ボルト24を回転させることによって、外筒部材10aの外端部の垂直方向の高さを調整することができる。
【0025】
また図3に示すように、受金具21の取付時に主桁1のウェブ1aと接触する取付基板21aの背面には、主桁1の塗装面を保護する目的で、ネオプレンゴム等のシート材31が貼着されている。また、受ボルト24の上端部が当たる外筒部材10aの外端部下面には当て板32が取り付けてある。また、外筒部材10aの外端部上面には、主桁1の上フランジ1b下面に押し当てる当てボルト33が突設されている。この当てボルト33は、支保工全体の微調整が完了した段階で、当該当てボルト33の上端部を主桁1の上フランジ1b下面に押し当てることによって、支保工の全体形態を安定した状態に保持できるようにするためのものである。当てボルト33の上端部には、上フランジ1bの下面に吸着するような形状の吸着カップ34が取り付けてある。
【0026】
図6は、トラス梁17の端部を主桁1の上部に枢着する枢着構造の他の例を示す。この枢着構造は、吊りボルト方式からなるもので、主桁1の上フランジ1b上面に溶接によって固着した取付金具35より吊りボルト36を垂下し、この吊りボルト36を外筒部材10aの外端部に設けた縦貫通孔(図示省略)に貫通させて、この吊りボルト36の下端部に螺合した受ナット37を介して外筒部材10aの外端部を支持するようにしている。
【0027】
この吊りボルト方式の場合、吊りボルト36には水平力が作用することから、外筒部材10aの外端部を、引張金具38を介して主桁1のウェブ1a上端部に枢支連結し、吊りボルト36にかかる水平力に対処できるようにしている。この引張金具38の一端部は外筒部材10aにボルト止めされ、その他端部は主桁1のウェブ1aと上フランジ1bとのコーナー部に固着された取付板39にボルト止めされている。また、外筒部材10aの一端部上面には、図3に示す受金具方式の場合と同様、主桁1の上フランジ1b下面に押し当てる当てボルト33が突設されている。
【0028】
以上説明したように、本発明の支保工S1は、逆三角形トラス9の複数個、例えば2個を、長さ微調整可能な連結具15を介して各トラス9の梁材10の端部同士で連結することにより一連のトラス梁17を形成し、このトラス梁17の両端部を左右両主桁1,1の夫々上部に枢着してなるものであるから、図1に示すように、左右両主桁1,1上に橋梁床板の型枠3を載設してコンクリートを打設する際に、左右両主桁1,1より夫々外側へ張り出した型枠3の張り出し部3a,3aにかかる荷重により、両主桁1,1を夫々外側へ倒そうとする水平張力が発生して、各主桁1のウェブ1aが外側へ反り変形を生じるような場合は、トラス9の梁材10の端部同士を連結している連結具15を予め緊締して、この連結具15により左右両主桁1,1を互いに引張させるようにしておくことにより、型枠張り出し部3a,3a側にかかる荷重によって生じる外向きの水平張力と、連結具15による内向きの水平張力とが打ち消し合って、主桁1のウェブ1aの変形を防止することができる。
【0029】
また、このトラス梁17の各トラス9は、長さ調節可能な梁材10の両端部に、その一つが長さ調整可能な2つの斜材12,13の夫々一端部を接合し、両斜材12,13の他端部同士を接合することによって形成されるものであるから、主桁1,1間の間隔寸法が大きくなっても、それに対応することが可能となり、また主桁1,1間の間隔寸法の拡大に伴う負担荷重の増大にも十分対応可能な強度を有する支保工となる。
【0030】
この場合、トラス9を構成する梁材10を、角筒状の外筒部材10aとこれに嵌合する角筒状の内筒部材10bとによって長さ調整可能に構成しているため、横腕材10を簡単にして且つコンパクトで強度的に安定した構造とすることができる。
【0031】
また、トラス9を構成する梁材10の一端部である外筒部材10aの外端部を主桁1の上部に枢着する枢着構造としては、図3に示すような受金具方式と、図6に示すような吊りボルト方式が用意されているが、受金具方式によれば、構造が多少複雑になるが、外筒部材10aの外端部をガタつかせることなく、所要角度位置に的確に枢着することができ、また吊りボルト方式によれば、構造が簡単となって、取付作業が容易となる。
【0032】
また、梁材10を構成する外筒部材10aの外端部上面には当てボルト33が突設されているから、支保工全体の微調整が完了した段階でこのボルト33の上端部を、図3及び図6に示すように主桁1の上フランジ1b下面に押し当てることにより、支保工全体の形態を安定した状態に保持することができる。
【0033】
この実施形態では、逆三角形トラス9を、長さ調節可能な梁材10と、固定長さの斜材12及び長さ調節可能な斜材13の2つの斜材12,13とによって構成しているが、2つの斜材12,13を共に長さ調節可能に構成してもよく、そうすることによりトラス9の三角形の3辺を何れも伸張させることができて、逆三角形トラス9を相似状に安定良く拡大させることができる。
【0034】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の支保工によれば、左右両主桁上に橋梁床板の型枠を載設してコンクリートを打設する際に、両主桁より夫々外側へ張り出した型枠の張り出し部にかかる荷重により、両主桁を夫々外側へ倒そうとする水平張力が発生して、各主桁のウェブが変形を生じるような場合は、トラスの梁材の端部同士を連結している連結具を予め緊締して、この連結具により両主桁を互いに引張させるようにしておくことにより、型枠張り出し部側にかかる荷重によって生じる外向きの水平張力と、連結具による内向きの水平張力とが打ち消し合って、主桁のウェブの変形を防止することができる。
【0035】
また、トラス梁の各トラスは、長さ調節可能な梁材の両端部に、少なくとも一つが長さ調整可能な2つの斜材の夫々一端部を接合し、両斜材の他端部同士を接合することによって形成されるものであるから、主桁間の間隔寸法が大きくなっても、それに対応することが可能となり、また主桁間の間隔寸法の拡大に伴う負担荷重の増大にも十分対応可能な強度を有する支保工となる。
【0036】
請求項2に記載のように、連結具は、隣合うトラス同士の対向する梁材の一方の梁材端部に固定された固定ナットと、他方の梁材端部から挿通されて前記ナットに螺入される連結用ボルトとからなるもので、構造が極めて簡単であるから、コストも安くつき、取扱いも簡単容易となる。
【0037】
請求項3に記載のように、I形主桁の上フランジ上面に固着した取付金具より吊りボルトを垂下し、この吊りボルトを前記トラス梁の各端部に設けた縦貫通孔に通して、吊りボルト下端部に螺合した受ナットを介してトラス梁の各端部を支持するようにした吊りボルト方式を採用すれば、主桁の上部に対する横腕材一端部の枢着構造が簡単となり、その取付作業が容易となる。
【0038】
請求項4に記載のように、トラス梁の各端部を、引張金具を介して各主桁のウェブ上端部に枢支連結することにより、吊りボルトに作用する水平力に十分対処することができる。
【0039】
請求項5に記載のように、主桁の上部に対するトラスの端部の枢着構造として受金具方式を採用すれば、横腕材の端部をガタつかせることなく、所要角度位置に的確に枢着することができる。
【0040】
請求項6に記載のように、横腕材の一端部上面に当てボルトを突設することにより、支保工全体の微調整が完了した段階で、このボルトの上端部を主桁の上フランジ下面に押し当てることにより、支保工全体の形態を安定した状態に保持することができる。
【0041】
請求項7に記載のように、トラスを構成する梁材を、角筒状の外筒部材と、この外筒部材内に摺動可能に嵌挿されて外筒部材に対し伸縮する内筒部材とから構成し、所要長さ位置で両部材をピンで固定するようにしているから、梁材を簡単且つコンパクトで強度的に安定した構造にすることができる共に、取扱いも簡単容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支保工の全体を示す側面図である。
【図2】同支保工の中央部拡大図である。
【図3】同支保工の端部拡大図である。
【図4】(A)はトラスの梁材を構成する外筒部材の横断面図、(B)は内筒部材の横断面図である。
【図5】図3に示す受金具の拡大正面図である。
【図6】トラスの梁材を構成する外筒部材の外端部を主桁上部に枢着する吊りボルト方式の枢着構造を示す側面図である。
【図7】従来の橋梁床板用支保工を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 I形主桁
1a 主桁のウェブ
1b 主桁の上フランジ
1c 主桁の下フランジ
2 コンクリート床板
3 床板型枠
3a 床板型枠の張り出し部
S1 本発明に係る支保工
9 逆三角形トラス
10 トラスの梁材
10a 梁材の外筒部材
10b 梁材の内筒部材
12 固定長さの斜材
13 長さ調節可能な斜材
15 連結具
17 トラス梁
21 受金具
23 固定ナット
24 受ボルト
33 当てボルト
36 吊りボルト
Claims (7)
- 橋梁の床板をコンクリート打設する際に、床板型枠を支持する左右両側のI形主桁間に介装される支保工であって、
長さ調節可能な梁材の両端部に、少なくとも一つが長さ調整可能な2つの斜材の夫々一端部を接合し、両斜材の他端部同士を接合することによって、逆三角形のトラスを形成し、この逆三角形トラスの複数個を、長さ微調整可能な連結具を介して各トラスの梁材の端部同士で連結することによって、一連のトラス梁を形成し、このトラス梁の両端部を左右両主桁の夫々上部に枢着してなる橋梁用支保工。 - 前記連結具は、隣合うトラス同士の対向する梁材の一方の梁材端部に固定された固定ナットと、他方の梁材端部から挿通されて前記ナットに螺入される連結用ボルトと、からなる請求項1に記載の橋梁用支保工。
- 前記I形主桁の上フランジ上面に固着した取付金具より吊りボルトを垂下し、この吊りボルトを前記トラス梁の各端部に設けた縦貫通孔に通して、吊りボルト下端部に螺合した受ナットを介してトラス梁の各端部を支持するようにしてなる請求項1又は2に記載の橋梁用支保工。
- 前記トラス梁の各端部を、引張金具を介して各主桁のウェブ上端部に枢支連結してなる請求項3に記載の橋梁用支保工。
- 前記I形主桁のウェブ上端部に受金具を上下方向取付位置調整可能にボルト止めし、この受金具に固定されたナットに螺合されて上下移動可能な受ボルトを備え、この受ボルトで前記トラス梁の端部下面側を支持すると共に、受金具に設けた縦長孔とトラス梁端部に設けた横貫通孔とに挿通したボルトによって当該トラス梁の横方向移動を規制してなる請求項1又は2に記載の橋梁用支保工。
- 前記トラス梁の端部上面には、ボルト上端部をI形主桁の上フランジ下面に押し当てる当てボルトを突設してなる請求項3又は5に記載の橋梁用支保工。
- 各トラスの梁材は、角筒状の外筒部材と、この外筒部材内に摺動可能に嵌挿されて外筒部材に対し伸縮する内筒部材とからなり、所要長さ位置で両部材をピンで固定するようになっている請求項1〜6の何れかに記載の橋梁用支保工。
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