JP2004058297A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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猪口 英彦
Yutaka Miyazono
宮園 豊
Masaharu Tanaka
田中 正治
Hiroyuki Ogata
緒方 弘之
Kenji Kanabo
金棒 健司
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】家庭内のテレビラック等の中にコンパクトに収納された上で、普通紙および普通紙以外の物体に印刷することのできるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【解決手段】インクジェット記録装置内に収納され、DVDディスクを載置するディスクトレイと、ディスクトレイの突出状態と収納状態を切り替える切り替えスイッチと、記録用紙を載置すると共にディスクトレイと略平行に設けられた給紙トレイとを備え、切り替えスイッチ、給紙トレイ、および、ディスクトレイへの操作は全てインクジェット記録装置の前面にて行なう構成とし、家庭内のテレビラック等の中にコンパクトに収納することを可能とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光記録媒体や磁気記録媒体に印刷可能なインクジェット記録装置に関し、特に特定の一方向から必要な全ての操作を行うことができるインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インクジェット記録装置(プリンタ)をコンピュータと接続するのみならず、たとえばテレビやVTRなど他の機器と接続して使用するようになってきており、設置場所も机上からリビング等の人が集まる場所になりつつある。その場合、他の機器と積み重ねて使用することがあることを考慮して、インクカートリッジの着脱や記録用紙のセットおよび取り出しを装置の前面から行うものが提案されており、例えば特開2001−191613号公報に記載のプリンタが知られている。
【0003】
また、CD−ROM等の携帯型データメディアに直接プリントするデジタル情報頒布システムが、例えば特開2001−319074号公報に開示されている。
【0004】
しかしながら、これら従来の装置では、CDやDVD等のデータメディアと普通紙(記録用紙)の双方に印刷することが出来なかった。
【0005】
そこで、特開2002−127526号公報に開示された、従来の記録用紙とCD等の双方に印刷できるインクジェット記録装置が考え出されたが、このインクジェット記録装置においては、光ディスク用トレイを給紙口から差し込んで排紙ギザを排紙ローラから離間させる構成としているため、操作者が光ディスク用トレイを給紙口から差し込む手間がかかる上、差し込まれた光ディスク用トレイの一部がインクジェット記録装置の外部へ突出するため場所を取るという問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、家庭内のテレビラック等の中にコンパクトに収納された上で、CDやDVD等のデータメディアに印刷することのできるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、インクジェット記録装置内に収納され、第一の記録媒体を載置する媒体保持板と、インクジェット記録装置に対して媒体保持板の外部への突出状態と収納状態を切り替える切り替えスイッチと、インクジェット記録装置内に収納されて第二の記録媒体を載置すると共に媒体保持板と略平行に設けられた媒体トレイと、媒体保持板を第一の方向、および第一の方向と逆向きの第二の方向に往復搬送する第一の搬送系と、第二の記録媒体を第一の方向に搬送する第二の搬送系と、第一の搬送系により第一の方向に沿って搬送される媒体保持板上の第一の記録媒体、および、前記第二の搬送系により搬送される第二の記録媒体に向かってインクを吐出する記録ヘッドとを備え、切り替えスイッチ、媒体トレイ、および、媒体保持板への操作はインクジェット記録装置の前面にて行なう構成とした。
【0008】
また、第一の搬送系と第二の搬送系は少なくとも1つの搬送ローラを共有する構成としてもよい。
【0009】
また、第一の搬送系は、モータと、モータにより駆動されるピニオンと、ピニオンと噛合可能に媒体保持板に設けられたギアを含む構成としてもよい。
【0010】
また、第二の搬送系は第二の記録媒体を専ら搬送するためのフィードローラ、および、拍車を備え、媒体保持板の搬送時にはフィードローラ、および、拍車は媒体保持板と非接触となるように上昇し、第二の記録媒体の搬送時にはフィードローラ、および、拍車は第二の記録媒体と接触するように下降する構成としてもよい。
【0011】
また、第一の搬送系および第二の搬送系は、搬送ローラと対向するピンチローラを備え、媒体保持板が第一の方向へ搬送される場合において媒体保持板の搬送方向先端部が搬送ローラとピンチローラ間を通過する際に搬送ローラとピンチローラ間の距離を媒体保持板の厚さよりも大きくする構成としてもよい。
【0012】
また、第一の記録媒体および第二の記録媒体と記録ヘッドとの距離は、常に一定に維持される構成としてもよい。
【0013】
また、媒体保持板および媒体トレイは、少なくとも記録ヘッドによる印刷開始時にはインクジェット記録装置の内部に完全に収納されている構成としてもよい。
【0014】
また、第一の記録媒体は、少なくとも光記録媒体、磁気記録媒体、電子記録媒体、プラスチックカード、樹脂製固形物、金属製固形物のいずれか1つを含むようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のインクジェット記録装置では、インクジェット記録装置内に収納され、第一の記録媒体としてのDVDディスクを載置する媒体保持板としてのディスクトレイと、インクジェット記録装置に対してディスクトレイの外部への突出状態と収納状態を切り替える切り替えスイッチと、インクジェット記録装置内に収納されて第二の記録媒体としての記録用紙を載置すると共にディスクトレイと略平行に設けられた媒体トレイとしての給紙トレイと、ディスクトレイを第一の方向、および第一の方向と逆向きの第二の方向に往復搬送する第一の搬送系と、記録用紙を第一の方向に搬送する第二の搬送系と、第一の搬送系により第一の方向に沿って搬送されるディスクトレイ上のDVDディスク、および、記録用紙に向かってインクを吐出する記録ヘッドとを備え、切り替えスイッチ、給紙トレイ、および、ディスクトレイへの操作はインクジェット記録装置の前面にて行なう構成とした。
【0016】
また、第一の搬送系と第二の搬送系は少なくとも1つの搬送ローラを共有する構成としてもよい。
【0017】
また、第一の搬送系は、モータと、モータにより駆動されるピニオンと、ピニオンと噛合可能にディスクトレイに設けられたギアを含む構成としてもよい。
【0018】
また、第二の搬送系は記録用紙を専ら搬送するためのフィードローラ、および、拍車を備え、ディスクトレイの搬送時にはフィードローラ、および、拍車はディスクトレイと非接触となるように上昇し、記録用紙の搬送時にはフィードローラ、および、拍車は記録用紙と接触するように下降する構成としてもよい。
【0019】
また、第一の搬送系および第二の搬送系は、搬送ローラと対向するピンチローラを備え、ディスクトレイが第一の方向へ搬送される場合においてディスクトレイの搬送方向先端部が搬送ローラとピンチローラ間を通過する際に搬送ローラとピンチローラ間の距離をディスクトレイの厚さよりも大きくする構成としてもよい。
【0020】
また、DVDディスクおよび記録用紙と記録ヘッドとの距離は、常に一定に維持される構成としてもよい。
【0021】
また、ディスクトレイおよび給紙トレイは、少なくとも記録ヘッドによる印刷開始時にはインクジェット記録装置の内部に完全に収納されている構成としてもよい。
【0022】
また、第一の記録媒体はDVDディスクの代わりに、光記録媒体、磁気記録媒体、電子記録媒体、プラスチックカード、樹脂製固形物、金属製固形物のいずれか1つ、またはこれらの組み合わせを使用してもよい。
【0023】
以下、本発明の実施の形態について、関連する図面を用いて説明する。なお、これらの図面において実質的に同一の構成や機能を有する部材には同一の符号を付しており、それらに関する重複した説明は省略する。
【0024】
図1は、給紙トレイ3とディスクトレイ7が収納された状態における本発明の実施の形態にかかるインクジェット記録装置1の外観を示す正面斜視図であり、図2は、ディスクトレイ7が装置外部へ突出した状態(以下、「着脱位置」という)におけるインクジェット記録装置1の外観を示す正面斜視図、図3は、記録用紙13を載置した給紙トレイ3を最大に引き出した状態(以下、「給紙トレイ最大引き出し位置」という)におけるインクジェット記録装置1の外観を示す正面斜視図、図4は、インクジェット記録装置1の要部を示す要部斜視図である。
【0025】
図1乃至図3において、インクジェット記録装置1の主操作面(前面)には電源スイッチ2、インク交換ボタン4、紙種設定ボタン5、リセットボタン6、ディスクトレイ7の突出状態と収納状態を切り替える切り替えスイッチとしてのディスクロージングスイッチ8、メモリーカード用スロット10、ボタン4、5の状態を示すインジケーターランプ12,14、リモコン受光部16、および、インクカートリッジ交換用蓋18が設けられている。
【0026】
図4に示すトレイガイド11は、インクジェット記録装置1のハウジングに一体的に設けられており、媒体保持板としてのディスクトレイ7をガイドする。
【0027】
図7に示すように、トレイガイド11内にはディスクトレイ7が保持され、給紙トレイ3は給紙トレイガイド400により保持されている。
【0028】
更にディスクトレイ7上には、第一の記録媒体としてのDVDディスク9が後述する所定の場所に位置決めされて載置されている。
【0029】
トレイガイド11と、ディスクトレイ7と、DVDディスク9との関係を示す部分拡大図を図8に示す。
【0030】
図4は本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置1内の要部を示す要部斜視図であり、インクカートリッジ15、及び、インクカートリッジ15からインクが供給される記録ヘッド19が設けられたキャリッジ17がキャリッジシャフト21および23に支持されてキャリッジ17の上下方向の高さが調節可能となっているとともに、図示しないタイミングプーリとタイミングベルト等の動力伝達手段を介して図示しないキャリッジモータにより駆動されて主走査方向(シャフト21、23に平行な方向)に往復動自在に設けられている。
【0031】
インクカートリッジ15、キャリッジ17、記録ヘッド19等、印刷に必要な具体的な構成は、例えば特願2002−038117(同一出願人により平成14年2月15日提出)に開示されたものを採用してもよい。
【0032】
ディスクトレイ7の端部にはギア部43が設けられ、モータ45に設けられたピニオン47が係合することにより、モータ45の駆動力がディスクトレイ7に伝達され、DVDディスク9を保持したディスクトレイ7はキャリッジシャフト21、23と直角方向(第一及び第二の方向)に搬送される。
【0033】
次に、図5乃至図24を用いて本実施の形態におけるインクジェット記録装置1の詳細な構成と作動を説明する。
【0034】
まず、給紙トレイ3内の記録用紙13への印刷を説明する。
【0035】
媒体トレイとしての給紙トレイ3内には、第二の記録媒体としての記録用紙13がセットされており、記録用紙13はフィードローラとしてのピックアップローラ25により1枚ずつピックアップされる。
【0036】
このとき、給紙トレイ3の底板114は、図示しないリフトアップ機構により図22、図23に示すようにピックアップローラ25に近い側が上方に持ち上げられ、ピックアップローラ25と記録用紙13が接触した状態でピックアップが行なわれる。
【0037】
ピックアップされた記録用紙13は、双方とも時計方向に回転するフィードローラ27、29により搬送され、ピンチローラ31と搬送ローラとしてのメインローラ33間で更なる搬送力を得る。
【0038】
記録用紙13の搬送精度を決定するメインローラ33は、回転精度を測定するロータリーエンコーダ(図示せず)を同軸上に有している。
【0039】
このロータリーエンコーダは、インクカートリッジ15や記録用紙13の挿抜を妨げない位置に設けられることが望ましい。
【0040】
ピンチローラ31とメインローラ33間を通った記録用紙13は、記録ヘッド19から吐出されるインクにより所定の画像が記録された後、複数個の排紙ローラ39、41と拍車35、37の間を通り、インクジェット記録装置1の外部へ排出される。
【0041】
複数個の拍車35、37により、記録用紙13上へ吐出されるインクに触れる面積を出来るだけ小さくしてインク汚れを防止することができる。
【0042】
尚、本実施の形態においては、第一の搬送系としてモータ45、ピニオン47、ピンチローラ31、メインローラ33を使用し、第二の搬送としてピックアップローラ25、フィードローラ27,29、ピンチローラ31、メインローラ33、拍車35、37、排紙ローラ39,41を使用した。
【0043】
次に、DVDディスク9への印刷を、図24のフローチャートに沿って説明する。
【0044】
まずインクジェット記録装置1の電源を投入すると、図24のフローチャートに示すステップ1(ST1)においてディスクトレイ7が待機位置にて待機状態となる。
【0045】
図5及び図6には、ディスクトレイ7をインクジェット記録装置1の内部に格納した状態にて印刷待機中の状態(このディスクトレイ7の位置を「待機位置」という)が示してあり、図6の要部拡大図を図9に示す。
【0046】
次に、ステップ2(ST2)にて操作者がディスクロージングスイッチ8を投入すると、ステップ3(ST3)に進み、図10に示すように、キャリッジ17、ピックアップローラ25、フィードローラ27、拍車35,37が、図示しないモータとリンク機構により、所定の高さ(以下、この高さを「開放高さ」という)まで移動する。
【0047】
この開放高さにおいては、記録ヘッド19と拍車35,37はDVDディスク9への印刷時における位置となっている。
【0048】
その後、ステップ4(ST4)に進み、図11に示すように、ピンチローラ31がディスク引き込み高さまで上昇し、ステップ5(ST5)において、ディスクトレイ7がインクジェット記録装置1の前面方向(図12の矢印方向)へ搬送される。
【0049】
この際のディスクトレイ7の搬送は、モータ45に設けられたピニオン47が、ディスクトレイ7に設けられたギア43と噛合することにより行なわれる。
【0050】
次にステップ6(ST6)において、図12に示すようにディスクトレイ7の先端がピンチローラ31の下を通過したと判断すると、ステップ7(ST7)で図13、図15、図16に示すように、ピンチローラ31が下降してディスクトレイ7に接触し、メインローラ33の回転力がディスクトレイ7に伝達される。
【0051】
その後、ステップ8(ST8)で、図14、図17、図18に示す位置(以下、このディスクトレイ7の位置を「着脱位置」という)までディスクトレイ7が搬送され、ステップ9(ST9)において、操作者がディスクトレイ7上に印刷対象となるDVDディスク9を載置する。
【0052】
その後、操作者がステップ10(ST10)にてディスクロージングスイッチ8を投入すると、ステップ11(ST11)においてディスクトレイ7はメインローラ33の回転力により、図19、図20に示す位置(以下、このディスクトレイ7の位置を「印字開始位置」という)まで搬送される。
【0053】
次にステップ12(ST12)において、図示しないセンサーによりディスクトレイ7上にDVDディスク9が存在するか否かが判別され、DVDディスク9が存在しないと判断されればステップ22(ST22)に進んでディスクトレイ7が図21に示す待機位置へ移動し、一方、DVDディスク9が存在すると判断されればステップ13(ST13)に進んで印刷の指示を行い、ステップ14(ST14)でDVDディスク9への印刷を実行する。
【0054】
ステップ15(ST15)でDVDディスク9への印刷が終了したと判断されれば、ステップ16(ST16)でディスクトレイ7が着脱位置へ移動し、ステップ17(ST17)で操作者が印刷完了後のDVDディスク9を取り出し、ステップ18(ST18)へと進む。
【0055】
ステップ18(ST18)では、操作者が新たなDVDディスク9をディスクトレイ7上に載置し、ステップ19(ST19)でディスクロージングスイッチ8を投入すると、ステップ20(ST20)でディスクトレイ7が図19、図20に示す印字開始位置へ搬送され、ステップ21(ST21)では図示しないセンサーによってディスクトレイ7上にDVDディスク9が存在するか否かが検知、判断される。
【0056】
ステップ21(ST21)でディスクトレイ7上にDVDディスク9が存在すると判断されると、ステップ13(ST13)へ進み、前述のDVDディスク9への印刷が実行される。
【0057】
一方、ステップ21(ST21)でディスクトレイ7上にDVDディスク9が存在しないと判断されると、ステップ22(ST22)へ進み、ディスクトレイ7がメインローラ33とモータ45の搬送力により図21に示す待機位置へ搬送される。この待機位置への移動の際、ディスクトレイ7の端部77がピンチローラ31の下を通過すると、図示しないばねの押圧力によってピンチローラ31は自動的に図21に示す通常位置へと下降する。
【0058】
その後、ステップ23(ST23)において、キャリッジ17、ピックアップローラ25、フィードローラ27、拍車35、37が図示しないモータとリンク機構により、図5、図6、図9に示す普通紙印字高さに調整された後、ステップ24(ST24)にて待機状態となる。
【0059】
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、操作者がDVDディスク9を挿抜する時以外は、ディスクトレイ7はインクジェット記録装置1の内部に収納されているため、装置外部へ突出する部分がなく、更には、DVDディスク9の挿抜、ディスクロージングスイッチ8の操作、排紙の取り出し、給紙トレイ3の挿抜等、全ての操作をインクジェット記録装置1の主操作面において行なえるため、インクジェット記録装置1を家庭内のテレビラック等の中にコンパクトに収納することが可能となる。
【0060】
尚、ピンチローラ31の高さは、印刷対象物の厚さに応じて事前に設定しておいてもよいし、図示しないセンサにて印刷対象物の厚さを検知し、この厚さに応じてピンチローラ31の高さを自動的に調節するようにしてもよい。
【0061】
尚、本実施の形態における第一の記録媒体としてDVDディスク9を例示したが、インクジェット記録装置1より小さなものであって、所定の形状を有するディスクトレイ7に載置されるものであれば他のものでもよく、例えば、CD等の光記録媒体、フレキシブルディスク等の磁気記録媒体、ICカードや半導体メモリー等の電子記録媒体、クレジットカードやキャッシュカード等のプラスチックカード、名札ケース等の樹脂製固形物、アルミ板等の金属製固形物を第一の記録媒体として使用することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、インクジェット記録装置の前面における媒体保持板の突出状態と収納状態とを切り替える切り替えスイッチを設けると共に、切り替えスイッチ、媒体トレイ、媒体保持板への操作を全てインクジェット記録装置の前面にて全て行なうようにしたため、家庭内のテレビラック等のように収容物の前面にしか開口部がない場所にも設置が可能となる。
【0063】
また、媒体トレイと媒体保持板は、各々略平行に設けられるため、インクジェット記録装置の高さ方向における小型化が可能となり、家庭内のテレビラック等の中にコンパクトに収納することができる。
【0064】
また、媒体保持板は第一の搬送系により、第二の記録媒体は第二の搬送系により各々搬送されるため、第一の記録媒体への印刷と第二の記録媒体への印刷の切り替えが可能となる。
【0065】
また、他の発明によれば、第一の搬送系と第二の搬送系は少なくとも1つの搬送ローラを共有するため、構成部品を増やすことなく装置の小型化が可能となる。
【0066】
また、他の発明によれば、インクジェット記録装置に設けられたモータと、モータにより駆動されるピニオンと、ピニオンと噛合可能に媒体保持板に設けられたギアを設けるので、媒体保持板の外部への突出状態と収納状態を確実に切り替えることが可能となる。
【0067】
また、他の発明によれば、第二の搬送系は第二の記録媒体を専ら搬送するフィードローラと拍車を備え、媒体保持板の搬送時にはフィードローラと拍車は媒体保持板と非接触となるように上昇し、第二の記録媒体の搬送時にはフィードローラと拍車は第二の記録媒体と接触するように下降する構成としたため、媒体保持板上の第一の記録媒体への印刷と第二の記録媒体への印刷をスムーズに切り替えることができる。
【0068】
また、他の発明によれば、第一の搬送系および第二の搬送系は搬送ローラと対向するピンチローラを備え、媒体保持板が第一の方向へ搬送される場合において媒体保持板の搬送方向先端部が搬送ローラとピンチローラ間を通過する際に搬送ローラとピンチローラ間の距離を媒体保持板の厚さよりも大きくする構成としたので、媒体保持板が搬送ローラとピンチローラの間をスムーズに移動することが可能となる。
【0069】
また、他の発明によれば、第一の記録媒体および第二の記録媒体と記録ヘッドとの距離を常に一定に保持する構成としたため、種々の厚みを有する複数種類の記録媒体への対応を、操作者の手を煩わせることなく行なえるという効果を奏する。
【0070】
また、他の発明によれば、媒体保持板と媒体トレイは、少なくとも記録ヘッドによる印刷開始時にはインクジェット記録装置の内部に完全に収納される構成としたので、記録媒体への印刷時には媒体保持板と媒体トレイがインクジェット記録装置の外部に突出することはなく、従って、印刷開始時にインクジェット記録装置の外部へ突出する部材をなくすことができると共に、操作者が外部から他の部材を取り付けたりする手間を省くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置の外観を示す正面斜視図
【図2】本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置のディスクトレイが着脱位置にある場合の外観を示す正面斜視図
【図3】本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置の給紙トレイを引き出した場合の外観を示す正面斜視図
【図4】本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置の要部を示す要部斜視図
【図5】本発明の実施の形態の待機位置におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す上面図
【図6】図5のA−A断面図
【図7】図5のF−F断面図
【図8】本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置のトレイガイド、ディスクトレイ、DVDディスクとの関係を示す部分拡大図
【図9】本発明の実施の形態の待機位置におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す要部拡大図
【図10】本発明の実施の形態のST3におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す要部拡大図
【図11】本発明の実施の形態のST4におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す要部拡大図
【図12】本発明の実施の形態のST6におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す要部拡大図
【図13】本発明の実施の形態のST7におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す要部拡大図
【図14】本発明の実施の形態のST8におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す要部拡大図
【図15】本発明の実施の形態のST7におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す上面図
【図16】図15のB−B断面図
【図17】本発明の実施の形態の着脱位置におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す上面図
【図18】図17のC−C断面図
【図19】本発明の実施の形態の印字開始位置(ST11)におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す上面図
【図20】図19のD−D断面図
【図21】本発明の実施の形態のST22におけるインクジェット記録装置内部の構成を示す要部拡大図
【図22】本発明の実施の形態における給紙時の状態を示す上面図
【図23】図22のE−E断面図
【図24】本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置の作動を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
3 給紙トレイ
7 ディスクトレイ(媒体保持板)
8 ディスクロージングスイッチ(切り替えスイッチ)
9 DVDディスク(第一の記録媒体)
13 記録用紙(第二の記録媒体)
19 記録ヘッド
27 フィードローラ
31 ピンチローラ
33 メインローラ(搬送ローラ)
35 拍車
37 拍車
43 ギア
45 モータ
47 ピニオン

Claims (8)

  1. インクジェット記録装置内に収納され、第一の記録媒体を載置する媒体保持板と、前記インクジェット記録装置に対して前記媒体保持板の外部への突出状態と収納状態を切り替える切り替えスイッチと、インクジェット記録装置内に収納されて第二の記録媒体を載置すると共に前記媒体保持板と略平行に設けられた媒体トレイと、前記媒体保持板を第一の方向、および前記第一の方向と逆向きの第二の方向に往復搬送する第一の搬送系と、前記第二の記録媒体を第一の方向に搬送する第二の搬送系と、前記第一の搬送系により前記第一の方向に沿って搬送される前記媒体保持板上の前記第一の記録媒体、および、前記第二の搬送系により搬送される前記第二の記録媒体に向かってインクを吐出する記録ヘッドとを備え、前記切り替えスイッチ、前記媒体トレイ、および、前記媒体保持板への操作は前記インクジェット記録装置の前面にて行なうことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記第一の搬送系と前記第二の搬送系は少なくとも1つの搬送ローラを共有することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記第一の搬送系は、モータと、前記モータにより駆動されるピニオンと、前記ピニオンと噛合可能に前記媒体保持板に設けられたギアを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記第二の搬送系は前記第二の記録媒体を専ら搬送するためのフィードローラ、および、拍車を備え、前記媒体保持板の搬送時には前記フィードローラ、および、拍車は前記媒体保持板と非接触となるように上昇し、前記第二の記録媒体の搬送時には前記フィードローラ、および、拍車は前記第二の記録媒体と接触するように下降することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記第一の搬送系および前記第二の搬送系は、前記搬送ローラと対向するピンチローラを備え、前記媒体保持板が前記第一の方向へ搬送される場合において前記媒体保持板の搬送方向先端部が前記搬送ローラと前記ピンチローラ間を通過する際に前記搬送ローラと前記ピンチローラ間の距離を前記媒体保持板の厚さよりも大きくすることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体と前記記録ヘッドとの距離は、常に一定に維持されることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記媒体保持板および前記媒体トレイは、少なくとも前記記録ヘッドによる印刷開始時には前記インクジェット記録装置の内部に完全に収納されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記第一の記録媒体は、少なくとも光記録媒体、磁気記録媒体、電子記録媒体、プラスチックカード、樹脂製固形物、金属製固形物のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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