JP4232048B2 - ディスク集積装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスク集積装置に関する。
大量のCDやDVDなどの記録メディアにデータ書き込みを行い、さらにレーベルの印刷を行うことが可能な自動データ書き込み及びレーベル印刷の処理装置が、本出願人により製造・販売されている。このような装置では、複数の記録メディアが収納された収納部から記録メディアを取り出してデータ書き込み及びレーベル印刷を行った後、記録及び印刷処理済みの記録メディアを別の収納部に積層して集積する。
従来このような処理装置で処理済みの記録メディアを集積するとき、一番最初にデータ書き込み及びレーベル印刷を行った記録メディアを最下層に収納し、その後処理を行った順に記録メディアを上に重ねて集積するのが一般的であったが、この構成の場合、記録及び印刷の処理中は、次々と記録メディアが上に重ねられていくため、収納部から処理済みの記録メディアを取り出すことがことができない。
そこで特許文献1に記載されている装置のように、最初に処理を行った記録メディアを最上層にして、その次からは順番に記録メディアを下に重ねて集積する構成とすることが考えられている。この特許文献1に記載されている装置では、記録メディアが集積される収納部の底面側が開放されており、この収納部に集積されたディスクは、複数の爪状フックによって底面側から支持されている、記録メディアを下から重ねるときには、これらの爪状フックを乗り越えて収納部内へ記録メディアを送り込むようにしていた。
米国特許6782544号
しかしながら、上記特許文献1の処理装置では、収納部に記録メディアを送り込むときに、爪状フックによって記録メディアが擦られながら集積されるため、傷が付きやすく、また、爪状フックを乗り越えるとき、記録メディアが湾曲しながら収納部に収納されるので、変形したりすることも問題となっている。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、ディスクを最下層に重ねるときにディスクに傷が付いたり、変形したりすることを防ぎ、効率良くディスクの集積を行うことを可能とするディスク集積装置を提供することを目的とする。
本発明のディスク集積装置は、複数のディスクが収納可能なディスク収納部を有し、搬送手段によって搬送されてきたディスクを前記ディスク収納部に集積するディスク集積装置において、前記ディスク収納部に設けられ、ディスクの直径に合わせて形成された開口部の内周面でディスクの外周面を保持する保持枠と、この保持枠の開口部よりも外側に位置する退避位置、及び前記開口部の内側へ向かって突出し、保持枠内に集積されたディスクの最下層を支持する突出位置との間で移動する支持部材と、前記搬送手段によって搬送されてきたディスクを前記保持枠の下方へガイドするガイド部材と、前記保持枠の下方に位置し、上下方向へ移動自在に取り付けられたステージ部材と、前記ステージ部材が前記保持枠内に集積されたディスクの最下層を底面側から支持するディスク支持位置、及びディスクの最下層から離れるディスク受け止め位置との間で前記ステージ部材を移動させる移動手段と、前記ステージ部材の移動に連動して前記支持部材を移動させる連動手段とを備えており、前記ガイド部材によってガイドされたディスクが前記ディスク収納部へ向かって搬送されてくるとき、前記ディスク支持位置から前記ディスク受け止め位置へ移動した前記ステージ部材が、前記ガイド部材から搬送されてきたディスクを受け止め、このディスクを受け止めた状態で前記ステージ部材が前記ディスク受け止め位置から前記ディスク支持位置へ復帰し、このステージ部材が前記ディスク支持位置に復帰するときに前記連動手段によって前記支持部材が突出位置から退避位置へ移動して、前記ステージ部材が受け止めたディスクが前記保持枠内の最下層の位置に積層されることを特徴とする。
前記ガイド部材によるディスクの搬送路上に位置し、ディスクの搬送を遮る遮断位置、及び前記搬送路から離れてディスクの搬送を許容する許容位置との間で移動自在に取り付けられた遮断部材と、前記ステージ部材が前記ディスク支持位置から前記ディスク受け止め位置へ移動するのに連動して前記遮断部材を遮断位置から許容位置に移動させる連動部材を備えたことが好ましい。
前記ステージ部材は、その上面から突出し、保持カップ内に集積されたディスクの中心穴に挿通される挿通位置、及び前記ディスクの中心穴から退避する収納位置の間で移動自在に取り付けられたディスク挿通凸部が設けられていることが好ましい。
本発明のディスク集積装置によれば、ガイド部材によってガイドされたディスクがディスク収納部へ向かって搬送されてくるとき、ディスク支持位置からディスク受け止め位置へ移動したステージ部材が、ガイド部材から搬送されてきたディスクを受け止め、このディスクを受け止めた状態でステージ部材がディスク受け止め位置からディスク支持位置へ復帰し、このステージ部材がディスク支持位置に復帰するときに連動手段によって支持部材が突出位置から退避位置へ移動して、ステージ部材が受け止めたディスクが保持枠内の最下層の位置に積層される構成としたので、ディスクに傷が付いたり、変形したりすることを防ぎ、効率良くディスクの集積を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施したディスクの自動データ書き込み及びレーベル印刷用処理装置(以下、ディスク処理装置と称する。)を説明する。図1は、ディスク処理装置の一例を示す斜視図である。このディスク処理装置10は、第1及び第2のディスク収納部11a,11bと、データ書き込み部12と、レーベル印刷部13と、搬送部14と、ディスク集積部15と、これらを支持する筐体16とを備える。第1のディスク収納部11aは、筐体16の正面から見て右側下方部に位置しており、第2のディスク収納部11bは左側上方部に位置している。また、筐体16の前面には、電源スイッチ17、各種操作を行う操作部18などが設けられている。
第1のディスク収納部11aは、記録メディアとして未記録及び未印刷のDVDディスク(以下、空ディスクと称する。)Daを収納するためのものであり、筐体16と一体に設けられた収納室21と、この収納室21に挿脱される収納マガジン22とからなる。収納マガジン22は、上面が開放された容器状に形成され、収納室21への出し入れの際に使用する取っ手22aが一体に設けられている。この収納マガジン22には、空ディスクDaが例えば50枚積層して収納される。なお、本実施形態では、記録メディアとしてDVDディスクを使用しているが、これに限らずCDなど他の記録メディアも使用することができる。
データ書き込み部12は、ディスクの記録面にレーザー光を照射して情報を記録する周知のDVD書き込み装置などから構成され、前面に設けられたトレー24が開閉し、開放位置のトレー24に空ディスクDaを載置した状態でトレー24が閉じ位置に移動すると、空ディスクDaがデータ書き込み部12の内部に収納され、データ書き込み可能となる。データ書き込みが終了すると、トレー24が開放位置に移動して、データ記録済みのディスクDbが取り出し可能となる。
レーベル印刷部13は、周知の熱転写方式プリンタなどから構成され、前面に設けられたトレー26が開閉し、開放位置のトレー26にディスクDbを載置した状態でトレー26が閉じ位置へ移動すると、ディスクDbがレーベル印刷部13の内部に収納されてレーベル面にイラストやロゴマークなどのレーベル印刷が行われる。レーベル印刷が終了すると、トレー26が開放位置に移動して印刷処理済みのディスクDcが取り出し可能となる。
搬送部14は、保持アーム31と、フレーム32と、エンドレスベルト33と、ベルト駆動モータ34と、回転ベース36と、ベース駆動モータ37とを備える。保持アーム31は、フレーム32に対して上下に移動自在に取り付けられるとともに、エンドレスベルト33に固着されている。この保持アーム31は、先端に設けられたチャック31aがディスクの中心穴に嵌合してディスクを保持、または嵌合を解除して保持アーム31から離脱させる。チャック31aは、例えばソレノイドやエアシリンダなどで駆動される周知のものである。
エンドレスベルト33は、ベルト駆動モータ37から回転が伝達されることによって周動し、保持アーム31をフレーム32に沿って移動させる。また、フレーム32は、回転ベース36上に固定されており、この回転ベース36は外周面にギア36aが形成され、ベース駆動モータ37からの回転が伝達される。ベース駆動モータ37からの回転が伝達されると、回転ベース36は、フレーム32とともに保持アーム31をA方向に回転移動させる。これによって、保持アーム31に保持されたディスクは、上下に直進移動するとともに、A方向に回転移動して、データ書き込み部12、レーベル印刷部13、及びディスク集積部15へ搬送される。
ディスク集積部(ディスク集積装置)15は、第2の収納部11bに設けられており、搬送部14によって搬送されてきたデータ書き込み及びレーベル印刷の処理済みディスクDcを第2の収納部11bに集積する。このディスク集積部15は、詳しくは図3,4に示すように、保持枠51と、この保持枠51内に組み込まれた支持フック(支持部材)52と、保持枠51の下方に位置するステージ部材53と、このステージ部材53を移動させる移動機構54と、ステージ部材53の移動に連動して支持フック52の位置を移動させる連動機構56(図4参照)と、保持枠51及びステージ部材53の隙間に向かってディスクをガイドするシュート(ガイド部材)57と、これらが取り付けられた支持フレーム58を備えている。支持フレーム58は、筐体12に対して固定されている。
保持枠51は、外形が矩形状で、略中央にディスクDcの直径に合わせた開口部61が形成され、支持フレーム58の上方部に固定されている。開口部61は、保持枠51の底面まで通過する貫通穴である。保持枠51の上方部は開放されており、保持枠51にディスクDcが積層されたとき、外部から積層されたディスクDcを取り出すことが可能となっている。
支持フック52は、開口部61の内側へ突出する突出位置と、開口部61の外側に退避する退避位置との間で移動自在に取り付けられている。さらに支持フック52は、詳しくは図4に示すように、挿入穴52aが形成され、この挿入穴52aの内部に被押圧爪52bが一体に形成されている。この被押圧爪52bは後述するステージ部材53の連動押圧部66と、支持フック52を付勢するバネ69ともに、ステージ部材53に連動して支持フック52を移動させるための連動機構(連動手段)56を構成している。
ステージ部材53は、保持枠51内に積層されたディスクDcを底面側から支持するベース面64と、このベース面64を囲む4隅の位置に設けられた連動押圧部66とが一体に設けられている。またステージ部材53には、ベース面64の一部を切り欠くように形成された切り欠き部53a,53bが形成されており、この切り欠き部53a,53bは、支持フレーム58に固定されたガイド棒67a,67bとスライド自在に嵌合する。ステージ部材53はガイド棒67a,67bに沿って上下方向に移動自在となっている。また、ステージ部材53の底面側には雌ねじ穴(図示せず)が形成されており、後述する送りネジ77が螺合する。また、ベース面64の中央にはディスクDcの中央穴を挿通するディスク挿通凸部68が設けられている。なお、ディスク挿通凸部68は、ベース面64から突出する挿通位置から、ステージ部材53の内部に収納される収納位置に沈み込むように取り付けられており、通常時は、図示しない付勢部材によって挿通位置に付勢されている。これによって、保持枠51内に積層されたディスクDcをユーザーが取り出そうとするときに、ディスク挿通凸部68が沈み込んでディスクDcに引っ掛からないようになり、ディスクDcを容易に取り出すことができる。
連動押圧部66は、上下に伸びる棒状の押圧軸71と、押圧軸71の先端部に取り付けられた当接部材72とからなる。当接部材72は、詳しくは図5に示すように、回転軸72aを介して回動自在となっており、回転軸72a及び押圧軸71の先端部に形成された突起部71aによって両端部が支持される水平位置(実線で示す位置)と、この水平位置から90°回転し、突起部71aから離れた垂直位置(2点鎖線で示す位置)との間で移動する。なお、押圧軸71は、回転軸72aと突起部71aとの間に切り欠き部71bが形成されている。
移動機構54は、モータ74と、ギア列76と、送りネジ77と、ディスク検出部78からなる。モータ74はパルスモータなどが使用され、ドライバ79を介して制御回路80に接続されており、制御回路80の制御によってモータ74の回転が切り換えられる。ギア列76は、モータ74の回転を送りネジ77に伝達する。送りネジ77は、ステージ部材53に設けられた雌ねじ穴(図示せず)に螺合しており、ギア列76からの回転を直進移動に変換してステージ部材53に伝達し、例えばモータ74が正転方向に回転すると、ステージ部材53が下降し、逆転方向に回転するとステージ部材53が上昇する。この移動機構54は、ステージ部材53のベース面64が保持枠51の内部に集積されたディスクDcの最下層を底面側から支持するディスク支持位置(図7示す位置)、及びベース面64がディスクDcの最下層から離れたディスク受け止め位置(図8示す位置)との間でステージ部材53を移動させる。シュート57からディスクDcが滑り落ちてくるとき、移動機構54の作動によってディスク支持位置からディスク受け止め位置に移動したステージ部材53がディスクを受け止める。ディスクDcはディスク挿通凸部68に挿通され、ベース面64にセットされる。
ディスク検出部78は、ステージ部材53の近傍で、ディスクDcの搬送方向に対して下流側の位置に固定されており、ステージ部材53がディスク受け止め位置にあるとき、ステージ部材53がディスクDcを受け止めてベース面64にセットされたことを検出するセンサである。このディスク検出部78としては、例えばフォトセンサなどの光電センサが使用されるが、これに限らず、静電タッチセンサや、磁気センサ、接点式センサなどディスクDcの検出が可能なものであればよい。ディスク検出部78は、制御回路80に接続されており、ディスクDcがステージ部材53のベース面64にセットされたことを検出すると、制御回路80へ検出信号を送る。この検出信号を受けた制御回路80は、移動機構54を作動させてステージ部材53をディスク受け止め位置からディスク支持位置へ移動させる。
以下では、ステージ部材53の移動に連動する連動機構56が、支持フック52を移動させるときの状態を図6を用いて説明する。ステージ部材53がディスク受け止め位置からディスク支持位置に復帰するときには、上述した連動押圧部66の当接部材72が水平位置となっており、支持フック52の被押圧爪52bと当接する位置にある。そして、図6(A)に示すように、ステージ部材53の上昇に連動して当接部材72が被押圧爪52bを押圧して、バネ69の付勢に抗して支持フック52を突出位置から退避位置に移動させる(図6(B)に示す状態)。これによって、ステージ部材53のベース面64にセットされたディスクDcが支持フック52に遮られることがなく通過し、保持枠51内の最下層に送り込まれる(図6(C)に示す状態)。
さらに、ステージ部材53がディスク支持位置まで到達するとき、当接部材72は、被押圧爪52bを乗り越えて支持フック52の上方に位置し、被押圧爪52bは押圧軸71の切り欠き部71bに位置する。なお、当接部材72が被押圧爪52bを乗り越えるとバネ69の付勢によって支持フック52が突出位置に復帰する。また、ステージ部材53がディスク支持位置からディスク受け止め位置に向かって下降するときには、当接部材72は、被押圧爪52bに引っ掛かることによって回転軸72aを中心に回動し、水平位置から垂直位置となる。よって、垂直位置となった当接部材72は、被押圧爪52bを押圧することがないから、ステージ部材53が下方へ移動するときは、支持フック52は突出位置に停止したままである。このように、ステージ部材53が下方に移動したときに支持フック52が突出位置にあるため、保持枠51内に集積されたディスクDcは、ステージ部材53による支持がなくなるが、支持フック52によって下方から支持されており、保持枠51内にディスクDcが集積された状態を保持することができる。
シュート57には、ステージ部材53がディスク支持位置からディスク受け止め位置に移動するまでの間、ディスクDcの搬送を一時的に遮断し、ステージ部材53がディスク受け止め位置に移動したときにディスクDcの搬送を許容する一時停止機構85が設けられている。
この一次停止機構85は、詳しくは図9に示すように、遮断部材86と、被押圧部材87と、連動部材88と、付勢部材89と、ディスク検出部90とを備えている。遮断部材86は、回転軸86a(図7参照)を介してシュート57に対して取り付けられ、ディスクDcの搬送路上に突出する遮断位置(図7に示す位置)と、ディスクDcの搬送路から離れた許容位置(図8に示す位置)との間で回動自在となっている。被押圧部材87は、ステージ部材53の下方に位置し、支持フレーム58に取り付けられており、ステージ部材53がディスク支持位置からディスク受け止め位置に移動したときに押圧を受ける。連動部材88は、被押圧部材87及び遮断部材86の間を連結する。付勢部材89は、遮断部材86を遮断位置に向かって付勢する。なお、図面の煩雑化を避けるため、付勢部材89を矢印によって図示しているが、本発明はこれに限らず、付勢部材89としてコイルバネなどを使用し、回転軸86aと遮断部材86との間に組み込むようにしてもよい。
ディスク検出部90は、遮断部材86の上流側の位置で、シュート57に固定して設けられており、ディスクDcがシュート57に搬送されてきたことを検出するセンサである。このディスク検出部90としては、上述したディスク検出部78と同様のものが使用される。さらに、ディスク検出部90は、上述した制御回路80に接続されており、ディスクDcが搬送されてきたことを検出し、制御回路80に検出信号を送る。この検出信号を受けた制御回路80は、移動機構54を作動させてステージ部材53をディスク支持位置からディスク受け止め位置へ移動させる。
遮断部材86は、ステージ部材53がディスク支持位置にあるときには、付勢部材89の付勢を受けて遮断位置にあり、ステージ部材53がディスク支持位置からディスク受け止め位置に移動すると、ステージ部材53が被押圧部材87を押圧して回動させる。被押圧部材87が回動すると、連動部材86を介して遮断部材86が連動し、付勢部材89の付勢に抗して遮断位置から許容位置に移動する。また、ステージ部材53がディスク受け止め位置からディスク支持位置に復帰すると、被押圧部材87は押圧から開放され、遮断部材86は付勢部材89の付勢によって遮断位置に復帰する。
また、シュート57は、詳しくは図9示すように、両側端部57a,57bが上方へ折れ曲がり、テーパーが付くように形成されている。これによって、ディスクDcとの接触面積が少なく滑りやすくなっている。なお、シュート57の形状はこれに限らず、円弧断面のものなど、ディスクDcとの接触面積が少ない形状であればよい。
上記構成の作用について以下に説明する。なお、本実施形態のディスク処理装置10は、パーソナルコンピュータ(PC)に接続して使用し、PCにインストールされたソフトウェアを実行することによって、データ書き込み及びレーベル印刷の指示を行う。そして先ず、第1のディスク供給部11aに空ディスクDaをセットし、ディスク処理装置10の電源をオン状態にする。PCからデータ書き込み及びレーベル印刷を指示すると、保持アーム31が下降して、マガジン22内の空ディスクDaを保持する。空ディスクDaを保持した保持アーム31が上方に移動し、さらにA方向に回転してデータ書き込み部12のトレー24に空ディスクDaを搬送する。そしてデータ書き込みが終了すると、データ記録済みのディスクDbを保持アーム31が保持して、レーベル印刷部13のトレー26に搬送する。そして、レーベル印刷が終了したディスクDcは保持アーム31に保持される。
データ書き込み及びレーベル印刷の処理済みディスクDcは、保持アーム31に保持され、シュート57へと搬送される。なお、保持アーム31からシュート57へディスクが搬送される前の通常状態では、ステージ部材53はディスク支持位置にあり、ステージ部材53に連動する支持フック61は突出位置に、また遮断部材86は遮断位置となっている。そして、保持アームから送り込まれたディスクDcは、シュート57にガイドされて滑り落ちるが、遮断部材86に搬送を遮断されて一時停止する。なお図7及び図8では、図面が煩雑化することを防ぐため、保持枠内51に集積されたディスクDcを1枚だけ図示している。
シュート57にディスクDcが送り込まれると、ディスク検出部90がディスクDcを検出して、この検出信号が制御回路80に送られる。ディスクDcの検出信号を受けた制御回路80は、移動機構54を作動させてステージ部材53をディスク支持位置からディスク受け止め位置へと移動させる。上述したようにステージ部材53のディスク受け止め位置への移動によって遮断部材86が連動し、許容位置に移動する。遮断部材86が許容位置に移動すると、ディスクDcはシュート57を滑り落ちて保持枠51の下方へと向かう。
シュート57を滑り落ちたディスクDcはステージ部材53によって受け止められ、中心穴がディスク挿通凸部68に挿通されてベース面64上にセットされる。シュート57からディスクDcが滑り落ちてステージ部材53に受け止められるとディスク検出部78がディスクを検出し、この検出信号を受けた制御回路80は、モータ74の回転を切り換えて、ステージ部材53をディスク受け止め位置からディスク支持位置へと復帰させる。
ディスクDcを受け止めたステージ部材53がディスク受け止め位置からディスク支持位置へと上昇するときには、上述したように連動押圧部67が支持フック52の被押圧爪52bを押圧して突出位置から退避位置へと移動するので、支持フック52に遮られることがなく、ステージ部材53で受け止められたディスクDcは保持枠51内の最下層の位置に積層される。これ以降は同様にして、保持アーム31からシュート57へと搬送されてきた処理済みディスクDcを検出したときに、ディスク受け止め位置に移動したステージ部材53がディスクDcを受け止めた後、ディスク支持位置に復帰して保持枠51の最下層へディスクDcを順番に積層していく。
このように、最初の処理済みディスクDcが最上層に位置し、以降処理済みのディスクDcを順番に下に積み重ねるとき、ディスクDcを底面から支持する支持フック52が退避位置に移動する構成となっているので、ディスクDcに引っ掛かるものがなく、ディスクDcに力が掛かることもないから、ディスクDcに傷が付くことや、変形することを防止してスムーズにディスクDcを集積することができる。
また、ステージ部材53の移動に連動して遮断部材86を移動させているので、ステージ部材53がディスク受け止め位置に移動したときに確実にディスクDcをステージ部材53へ送り込むことが可能となり、且つ遮断部材86を移動させる連動手段には、モータなどの駆動源を必要としないため、部品点数の増加を防ぎ、ローコスト化を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、CD、DVDなどの記録メディアを集積する集積装置に適用しているが、本発明はこれに限らず、薄板状で同じ外形に作られたディスクの集積を行う集積装置であれば同様に適用することができる。
ディスク処理装置の外観斜視図である。 ディスク処理装置の外装の一部分を取り外した状態を示す斜視図である。 ディスク集積部の斜視図である。 ステージ部材を移動させる移動機構及び支持フックを連動させる連動機構の構成を示す斜視図である。 連動押圧部の構成を示す斜視図である。 連動機構の動作の状態を示す説明図である。 ステージ部材がディスク支持位置にあるときのディスク集積部の側面図である。 ステージ部材がディスク受け止め位置にあるときのディスク集積部の側面図である。 遮断部材及び連動部材の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 ディスク処理装置
15 ディスク集積部(ディスク集積装置)
51 保持枠
52 支持フック(支持部材)
53 ステージ部材
54 移動機構
56 連動機構
57 シュート
86 遮断部材
88 連動部材

Claims (3)

  1. 複数のディスクが収納可能なディスク収納部を有し、搬送手段によって搬送されてきたディスクを前記ディスク収納部に集積するディスク集積装置において、
    前記ディスク収納部に設けられ、ディスクの直径に合わせて形成された開口部の内周面でディスクの外周面を保持する保持枠と、この保持枠の開口部よりも外側に位置する退避位置、及び前記開口部の内側へ向かって突出し、保持枠内に集積されたディスクの最下層を支持する突出位置との間で移動する支持部材と、前記搬送手段によって搬送されてきたディスクを前記保持枠の下方へガイドするガイド部材と、前記保持枠の下方に位置し、上下方向へ移動自在に取り付けられたステージ部材と、前記ステージ部材が前記保持枠内に集積されたディスクの最下層を底面側から支持するディスク支持位置、及びディスクの最下層から離れるディスク受け止め位置との間で前記ステージ部材を移動させる移動手段と、前記ステージ部材の移動に連動して前記支持部材を移動させる連動手段とを備えており、前記ガイド部材によってガイドされたディスクが前記ディスク収納部へ向かって搬送されてくるとき、前記ディスク支持位置から前記ディスク受け止め位置へ移動した前記ステージ部材が、前記ガイド部材から搬送されてきたディスクを受け止め、このディスクを受け止めた状態で前記ステージ部材が前記ディスク受け止め位置から前記ディスク支持位置へ復帰し、このステージ部材が前記ディスク支持位置に復帰するときに前記連動手段によって前記支持部材が突出位置から退避位置へ移動して、前記ステージ部材が受け止めたディスクが前記保持枠内の最下層の位置に積層されることを特徴とするディスク集積装置。
  2. 前記ガイド部材によるディスクの搬送路上に位置し、ディスクの搬送を遮る遮断位置、及び前記搬送路から離れてディスクの搬送を許容する許容位置との間で移動自在に取り付けられた遮断部材と、前記ステージ部材が前記ディスク支持位置から前記ディスク受け止め位置へ移動するのに連動して前記遮断部材を遮断位置から許容位置に移動させる連動部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のディスク集積装置。
  3. 前記ステージ部材は、その上面から突出し、保持カップ内に集積されたディスクの中心穴に挿通される挿通位置、及び前記ディスクの中心穴から退避する収納位置の間で移動自在に取り付けられたディスク挿通凸部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のディスク集積装置。
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