JP2004056833A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004056833A
JP2004056833A JP2003277326A JP2003277326A JP2004056833A JP 2004056833 A JP2004056833 A JP 2004056833A JP 2003277326 A JP2003277326 A JP 2003277326A JP 2003277326 A JP2003277326 A JP 2003277326A JP 2004056833 A JP2004056833 A JP 2004056833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
scanning
housing
image forming
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003277326A
Other languages
English (en)
Inventor
Patrick A Cherry
パトリック・エイ・チェリー
Diana L Cherry
ダイアナ・エル・チェリー
J Michael Dunlap
ジェイ・マイケル・ダンラップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Development Co LP
Original Assignee
Hewlett Packard Development Co LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Development Co LP filed Critical Hewlett Packard Development Co LP
Publication of JP2004056833A publication Critical patent/JP2004056833A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • H04N1/00525Providing a more compact apparatus, e.g. sheet discharge tray in cover
    • H04N1/0053Discharge tray in cover
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • H04N1/00525Providing a more compact apparatus, e.g. sheet discharge tray in cover
    • H04N1/00533Providing a more compact apparatus, e.g. sheet discharge tray in cover using slidably mounted components, e.g. reader in drawer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

【課題】 従来技術における同様の装置から得られる利点を達成しつつ、それらの個々に伴う欠点および不利益を回避する画像処理装置を提供することにある。
【解決手段】 画像処理装置100は、画像形成部102と走査部101とを備え、走査部101は、画像形成部102の下に動作可能に配置され、走査部101の機能性は、当該走査部が動作可能に支持する伸長可能なプラテン130により向上および促進することが可能である。
【選択図】 図1

Description

 本明細書中で特許請求および開示する発明は、光学スキャナを組み込んだ画像処理装置に関する。
 光学スキャナ(「スキャナ」)は当技術分野でよく知られている。スキャナは、可視画像を走査し、すなわち「読み取り」、次に可視画像を電子形式に変換することが可能である。スキャナが走査して、後に電子形式に変換することができる可視画像の例には、テキストおよび/またはグラフィックを含む文書、ならびに写真がある。走査した画像を変換することができる電子形式の一例は、デジタルファイルである。画像が電子形式に変換されると、画像を電子的に格納または送信することができ、場合によっては当該電子形式を編集または修正することができる。
 スキャナが機能する様々なプロセスは、当技術分野で概ねよく知られている。スキャナは通常、走査する可視画像と相対的に移動するように構成される走査ヘッドを備えている。すなわち、固定した走査ヘッドを通過して走査対象の画像を移動させるか、あるいは画像を通過して走査ヘッドを移動させることができる。走査ヘッドは通常、光源と光検出手段の両方を含んでいる。光源は、走査する可視画像に光を導くように構成されている。可視画像から反射された光は次に、光検出手段によって検出されることになる。光源は通常、冷陰極蛍光ランプ、キセノンランプ、または標準的な蛍光ランプの形態である。
 走査ヘッドに含まれる光検出手段は通常、電荷結合素子(「CCD」)アレイの形態である。しかしながら、コンタクトイメージセンサ(「CIS」)など、他の形態の光検出手段も既知である。いずれにせよ、光検出手段は通常、複数の感光性フォトサイト(light sensitive photosites)からなっている。各フォトサイトは通常、当該フォトサイトに導かれた光エネルギーの相対強度を検出するように構成されている。さらに各フォトサイトは、検出された光の強度に比例した電荷を発生するように構成されている。
 典型的なスキャナの動作では、光源が光を発生し、これを走査対象の可視画像に導いている。光は、可視画像から反射された後に、反射光の別々の部分が関連フォトサイトによって検出される。次いで、各フォトサイトは、当該フォトサイトが検出した反射光の相対強度を表す電荷を発生させる。このように、フォトサイトアレイが、画像の明部と暗部の相対的な場所を検出することによって画像を検出する。そして、フォトサイトが発生する電荷は通常、画像の格納および/または送信のために標準的な電子データ形式に変換されることになる。
 また、スキャナの走査ヘッドは通常、光を光源から可視画像に、かつ/または可視画像から光検出手段に導く際に使用される鏡、レンズ、フィルタなどといった様々な他のコンポーネントも含んでいる。たとえば、当技術分野で既知であるように、種々の光フィルタなどを使用して、カラー画像を検出することができる。
 さらに、典型的なスキャナは、走査ヘッドを可視画像と相対的に移動させるために使用される駆動手段を含んでいる。このように走査ヘッドは、可視画像全体を走査するために、可視画像と相対的に、その一端から他端へ「スイープ」すなわち移動することができる。具体的には、駆動手段は、固定した画像を通過して走査ヘッドを移動させるか、あるいは固定した走査ヘッドを通過して画像を移動させるために使用することが可能である。
 いくつかの特定タイプのスキャナが既知であるが、最も一般的なタイプのものにフラットベッド(すなわちデスクトップ)スキャナおよびシートフィードスキャナの2つがある。典型的なフラットベッドスキャナは、走査する可視画像を通常は表を下にして載せる固定した水平のガラス板すなわちプラテンを含んでいる。走査ヘッドは、プラテンの下に位置しており、プラテンの一端から他端へスイープすなわち移動することによって可視画像を走査するように構成されている。典型的なフラットベッドスキャナの走査可能領域は、少なくとも標準的なレターサイズの用紙の大きさに等しい。フラットベッド型のスキャナに関連する利点の1つは、プラテンに載せることができれば実質的にいかなるものでも走査可能であるということである。
 シートフィードスキャナは通常、固定した走査ヘッドと、当該走査ヘッドを通過して用紙などを移動させる給紙機構とを含んでいる。用紙が走査ヘッドを通過して移動する際、走査ヘッドが用紙上の可視画像を走査することになる。シートフィード型のスキャナに関連する利点の1つは、当該スキャナが用紙のスタック全体を迅速かつ自動的に走査できることである。
 多くのフラットベッドスキャナは、フラットベッドスキャナとシートフィードスキャナの両方の方法で機能することを可能にする給紙機構を含んでいる。かかる給紙機構は通常、ヒンジによってスキャナ上に支持されるプラテンカバーに一体的に組み込まれている。このように、カバーをヒンジにより旋回させてプラテンを露出させることができ、本などの嵩のある物をプラテンに載せて走査することができる。あるいは、カバーをプラテンに対して閉位置に配置し、一体的な給紙機構を用いて用紙のスタックを走査のために1枚ずつ自動的にプラテン上に給紙し、プラテンから取り出すことができる。
 プラテンカバーに組み込まれるかかる給紙機構としては、媒体シートを走査のためにプラテンまたは走査ヘッドを横切って移動させるいくつかの既知の手段のうちいずれかを使用することができる。通常はシート取り出し装置(sheet-picking device)がエンドレスベルトと共に使用されるが、ローラまたは他のそのような手段を使用することもできる。取り出し装置は、一枚一枚の媒体シートを入力トレイから取り出すように構成され、一方エンドレスベルトは、一枚一枚の媒体シートを把持してプラテン上の走査位置へ移動させるように構成されている。それぞれのシートの走査プロセスが完了すると、ベルトは、シートを走査位置から排紙トレイへ移動させている。
 当該技術分野で同様に実施されている代替的な構成では、走査ヘッドを固定するか、あるいは給紙機構を動作させるときはいつでもプラテンに対して固定位置に保持している。すなわち、かかる代替的な構成において、給紙機構の使用により、走査ヘッドをプラテンに対して固定位置に保持することが指示され、一方で給紙機構は、走査ヘッドを通過して媒体シートをスイープさせ、その間に画像が走査されている。前述した構成の場合と同様に、エンドレスベルト、またはローラ、あるいは他のかかる手段を使用し、走査ヘッドを通過してシートをスイープさせることができる。
 光学スキャナは、文書、写真などのコピーすなわち複製を作成するために使用されるコピー機の場合のように、画像形成装置とともに用いられることが多い。画像形成装置は通常、電子データを可視画像に変換するために使用されている。すなわち、画像形成装置は通常、可視画像を表す電子データを実際の可視画像に変換するように構成されている。一般的なタイプの画像形成装置は「プリンタ」として知られている。様々な特定タイプのプリンタが既知であり、より一般的なタイプのプリンタには、レーザプリンタおよびインクジェットプリンタとして知られるもの2つがある。
 プリンタを画像スキャナ(visual scanner)と組み合わせて用いる場合、結果的に得られる組み合わせは非常に多用途となり得る。たとえば、この組み合わせを使用して、たとえばコンピュータハードドライブから画像を直接印刷することができる。また、この組み合わせを用いて、まず元の画像を走査し、次にその画像の複製を印刷することによって、画像のコピーを作成することもできる。さらに、プリンタとスキャナのかかる組み合わせを用いて、画像を走査してコンピュータハードドライブに、またはコンパクトディスクやディスケットといった別の電子データ記憶媒体上に直接取り込むことができる。画像を電子的に格納してしまえば、後にこれを印刷、送信、または修正することができる。
 その結果、コンピュータ周辺機器の設計および販売における最近の傾向としては、「多機能(all-in-one)」プリンタ/スキャナが主流となっている。かかる「多機能」デバイスは、プリンタとフラットベッドスキャナの両方を含み、これらが組み合わさってプリンタ、コピー機、スキャナ、および/またはファクシミリ装置として機能することが可能である。かかる多機能デバイスは通常、上述した方法のいずれかで機能する給紙機構も備えている。
 概して、かかる多機能デバイスのプラテンは、走査のためのプラテンへの便利なアクセスを提供するためにデバイスの最上部に配置されている。別個の独立型プリンタまたは独立型スキャナは、多機能デバイスの様式で機能するように互いに動作可能に接続されているが、かかる組み合わせは通常、多機能デバイスに比べて2倍のデスクトップ空間を必要とする。これは、プリンタとスキャナが通常は互いに積み重ねられないという事実のためである。
 しかしながら、プリンタとスキャナを互いに積み重ねることができた場合にも、スキャナは通常、プラテンへの許容可能なアクセスを提供するためにプリンタの上部に積み重ねなければならない。すなわち、多機能デバイスまたは積み重ねたプリンタ/スキャナの組み合わせのいずれに対しても、プラテンへのアクセスは、プラテンが最上部に位置する場合にのみ可能である。
 かかる従来技術の装置は申し分なく機能することが分かっているが、かかる従来技術の構成には少なくとも1つの欠点が伴われている。具体的には、一部の従来技術の多機能装置上のプラテンの高さが原因となって、プラテンは車椅子を利用するユーザにとってアクセスが困難である。さらに、かかる従来技術の多機能装置上のプラテンは、椅子に座っている誰にとってもアクセスが困難であり得る。すなわち、従来技術の装置が食卓や机の上に支持されている場合、プラテンは通常高すぎて、立ち上がっていないユーザには全面が見えない。その結果、ユーザが装置の使用中に立ち上がることができない限り、プラテン上の走査可能な文書などの正確な配置や位置合わせが往々にして妨げられることになる。
 したがって、従来技術における同様の装置から得られる利点を達成しつつ、それらの個々に伴う欠点および不利益を回避する画像処理装置が必要とされている。
 本発明の目的は、画像形成部および走査部を備え、走査部が画像形成部の下に動作可能に配置される装置を提供することである。
 本明細書中に記載するその様々な実施形態による画像処理装置は通常、外側の筐体内に動作可能に収納される走査ヘッドを備えている。当該装置はプラテンも備えられており、当該プラテンは、上記筐体に対して伸長可能に支持されている。すなわち、プラテンは、上記筐体に対して収縮した走査位置と伸長した積載位置との間で移動させることができるようになっている。プラテンは、走査位置にある場合、上記筐体内に位置し、上記走査ヘッドに対して動作可能な向きにあって、当該プラテン上に支持される走査可能物を当該走査ヘッドにより走査できるようになっている。逆にプラテンは、積載位置にある場合、実質的に筐体の外側に伸長されて、走査可能物をプラテン上に載せることを容易にするものである。走査位置と積載位置の間でのプラテンの移動は、走査ヘッドの位置に影響を与えない。
 本発明の上記および他の態様および実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
 本発明の一実施形態によると、画像処理装置は、画像形成部と走査部とを備え、当該走査部は、当該画像形成部の下に動作可能に配置されている。走査部の機能性は、当該走査部が動作可能に支持する伸長可能なプラテンにより向上および/または促進することが可能であり、当該プラテンは、実質的に画像形成部の下に配置されている。プラテンは、当該プラテン上に支持された走査可能物を走査するための動作可能な走査位置と、当該プラテンが実質的に伸長され、走査可能物をプラテン上に載せることを容易にする積載位置との間で移動可能であることが好ましい。
 本発明の別の実施形態によると、画像処理装置は、筐体と、当該筐体内に動作可能に取り付けられる走査ヘッドとを備えている。当該装置には伸長可能なプラテンも備えられており、当該プラテンは、上記筐体に対して走査位置と積載位置との間で移動可能である。プラテンは、走査位置にある場合、実質的に上記筐体内に収縮され、上記走査ヘッドに対して動作可能な向きにあり、積載位置にある場合、実質的に筐体の外側に伸長される。本装置は、上記筐体内に動作可能に位置する給紙機構を備えており、それによって、画像が描かれた媒体シートは、プラテンが走査位置にある場合に上記走査ヘッドにより走査すべく、プラテンを横切って自動的に移動することができるようになっている。
 本発明のさらに別の実施形態によれば、画像処理装置は、シャーシと、当該シャーシ上に支持されている筐体と、当該シャーシ上に動作可能に支持されている走査ヘッドと、当該シャーシ上に移動可能に支持されているほぼ平坦でかつ剛体のプラテンとを備えている。プラテンは、シャーシに対して収縮した走査位置と伸張した積載位置との間で選択的に移動させることができる。プラテンは、走査ヘッド上に動作可能であり、走査位置にある場合は実質的に筐体内に配置されている。プラテンは、積載位置にある場合、実質的に筐体の外側に配置され、走査可能物を走査のためにプラテン上に載せることを容易にしている。
 図1を参照すると、本発明の一実施形態による画像処理装置100のす斜視図が示されている。この装置100では、走査部101と画像形成部102の両方を備えることが好ましい。しかしながら、後述する本発明のさらなる実施形態の説明から明らかとなるように、本装置100に画像形成部102を包含することは任意選択的である。すなわち、以後の考察においてより明らかとなるように、本発明の様々な実施形態のいずれかによる装置には、画像形成部すなわち画像形成デバイスを設けても設けなくてもよい。
 走査部101は、一般に従来技術に関連して上述した方法で光走査機能を行うように構成されている。すなわち、走査部101は、可視画像を光走査して、これを電子形式に変換するように構成されている。同様に、画像形成部102は、一般に従来技術に関連して上述した方法で画像形成媒体(imaging media)(図示せず)上に画像を作成するように構成されている。すなわち、本発明による装置は、「画像処理」装置と呼ぶことができることが理解される。
 見ての通り、走査部101は、画像形成部102の下に動作可能に配置されている。すなわち、装置100が動作のために組み立てられると、走査部101は通常、画像形成部102の下に配置されることになる。走査部101および画像形成部102は、それぞれ互いに動作可能に接続可能な別個のモジュラーユニットとされ、ここで画像形成部は走査部の上に動作可能に支持することができ、画像形成部および走査部は相互間のデータ伝送のために、いくつかの既知の手段のうちいずれかによって通信可能にリンクされている。
 すなわち、走査部101および画像形成部102はそれぞれ、互いに分離可能な別個のユニットとされ、これらはまた、互いに動作可能に接続可能であって、画像形成部を走査部の上に積み重ねることができる。あるいは、走査部101および画像形成部102は多機能ユニットなどの1つの単体装置に統合することができ、ここで走査部は画像形成部の下に動作可能に配置されている。
 さらに図1を参照すると、装置100は筐体110を備えていることが好ましい。筐体は当該技術分野でよく知られ、広く用いられている。筐体110は、装置100の種々の精密な内部コンポーネントを不慮の損傷から保護するために使用されるものである。筐体は、埃などのゴミが装置100の内部機構に侵入するのを防ぐという役割も果たしている。さらに、筐体110は、機械力および電力などにより生じる危険にユーザが晒されるのを防ぐのに役立っている。
 筐体110は、射出成形プラスチックなどの適切な材料から製造されている。装置100が上述のように走査部101と画像形成部102が別個のユニットで構成されている場合、筐体110も同様に2つの別個の部分に分割され、一方の部分は専ら画像形成部に関連し、他方の部分は専ら走査部に関連している。逆に、走査部101と画像形成部102がともに1つのユニットに一体的に組み込まれるように装置100が構成されている場合、筐体110は1つの連続的なユニットとして構成されることが好ましい。
 筐体110は、図示のような一般的な直方体の形に構成されることが好ましいが、他の形状も可能である。具体的には、筐体110は、図示のように前壁112ならびに2つの対向する略平行で離間した並列の側壁114を画定していることが好ましい。側壁114は、前壁112に略垂直であることが好ましい。また筐体110は、好ましくは略水平で、また好ましくは前壁112および側壁114の各々に対して略垂直な向きにある上壁116も画定していることが好ましい。後壁118もまた筐体110によって画定されていることが好ましく、ここで後壁は前壁112と並列関係にあって平行で離間していることが好ましい。また、底壁(図示せず)も含まれ、筐体110を完成させることが好ましい。
 装置100は、筐体110ならびに他の様々なコンポーネントが支持されるシャーシ、すなわちフレーム(図示せず)を含むことが好ましい。筐体110に関連して上述したように、シャーシは、走査部101と画像形成部102がそれぞれ別個のユニットである場合に2つの別個のユニットに分割されている。同様に、走査部101と画像形成部102が単体装置に統合される場合、シャーシも同様に、両方の部分を支持する単体フレームとして製造することが可能となっている。
 画像形成部102は、好ましくは画像形成部の内部にあり、筐体110の一方の側壁114を介してアクセスされる引き出しなどのように構成される少なくとも1つの未使用媒体(fresh media)トレイ122を含むことが好ましい。未使用媒体トレイ122には、画像形成部102が画像を作成する際に用いる新しい画像形成媒体(図示せず)が保管されている。かかる未使用媒体トレイの構成および機能は当技術分野でよく知られ、広く用いられている。
 画像形成部102はまた、出力トレイ124も備えていることが好ましい。出力トレイ124は、画像形成部102が作成され、画像が描かれた媒体シート(図示せず)を受け取るために使用されている。出力トレイの一般的概念は、出力トレイの構成および機能と同様に当技術分野でよく知られ、広く用いられている。出力トレイ124は、図示のように筐体110の上壁116に画定されている。したがって、画像形成部102が媒体、たとえば用紙の上に画像を作成する場合、媒体シートが未使用媒体トレイ122から引き出され、この媒体シート上に画像が作成されることになる。その後、画像が描かれた媒体シートは、出力トレイ124に置かれ、装置100のユーザによって取り出されるのを待つことになる。
 引き続き図1を参照すると、装置100は、可動プラテン130を備えている。プラテン130は、筐体110に対して選択的に移動され得るという意味で「可動」である。プラテン130は、略平坦で実質的に剛体であることが好ましい。また、プラテン130は、画像形成部102の下に配置されることが好ましい。プラテン130は、走査プロセス中に走査可能物(図示せず)が支持される表面として機能している。「走査可能物」という用語は、本明細書中で用いる場合、装置100が走査するように構成されている画像が描かれた物として定義される。
 かかる走査可能物には、たとえば文書、写真、本などが含まれている。したがって、プラテン130の可動性は、後に詳述するように、走査可能物を走査のために当該プラテン130上に載せることを容易にするのに役立っている。走査可能物を走査のためにプラテン上に載せて支持するという一般的概念は非常によく知られているため、添付図面中に走査可能物を図示しても本発明の理解を深める役には立たないことが理解される。したがって、その様々な実施形態による実際の発明の明確な説明を促進する目的で、走査可能物は添付図面から省略している。
 プラテン130は、1枚のガラスなどの透明板131を備えていることが好ましい。この板131は、当該板を支持してその縁を保護するのに役立つ周辺支持フレーム132により取り囲まれていることが好ましい。プラテン130は、走査位置と積載位置との間で伸長可能であり、それによって走査可能物を走査のためにプラテン上に載せることを容易にすることが好ましい。すなわち、プラテン130は、当該プラテンが完全に筐体110内に配置される走査位置から、当該プラテンが実質的に当該筐体の外側に突出する積載位置へ伸長されるように構成されていることが好ましい。特に、プラテン130は、走査位置と積載位置との間で摺動可能に移動できるようになっている。
 図1に示すように、プラテン130は積載位置に配置されており、ここでプラテンは伸長されて実質的に筐体110の外側に突出している。このようにプラテン130を積載位置に位置決めことにより、見ての通り、走査可能物をその上に載せるためにプラテンにアクセスすることが可能となる。好ましくは、可動プラテン130は伸長経路EPに沿って伸長可能である。伸長経路EPは、好ましくは直線状であり、より好ましくは略水平である。
 最も好ましくは、可動プラテン130は、走査位置または積載位置のいずれの場合にも略水平な向きにある。装置100は、プラテン130を可動的に支持することによってその伸長経路EPに沿った移動を容易にするように構成されたガイド装置(guide device)134を備えていることが好ましい。ガイド装置134は、後に詳述するように、いくつかの様々な方法のうちのいずれかで構成することができる。装置100は、1対のガイド装置134を備えており、ガイド装置はプラテン130の両側にそれぞれ1つずつ関連している。
 装置100の動作時において、プラテン130が積載位置に伸長されている間、走査可能物は、当該プラテン上に載せられ、すなわち積載され得るようになっている。走査可能物がプラテン130上に積載されると、プラテンは積載位置から走査位置へ移動させられる。すなわち、プラテンに走査可能物を積載した後に、当該プラテンが積載位置から走査位置に移動されると、走査可能物はプラテンとともに走査位置に移動して、プラテンと走査可能物の両方が完全に筐体110内に配置されることが好ましい。プラテン130をその上に支持した走査可能物と共に走査位置に移動させると、後に詳述するように、走査プロセスを開始することができる。
 さらに図1を参照すると、筐体110はその内部に開口部136を画定することが明らかになる。この開口部136は、図示のように筐体110の前壁112に画定されることが好ましい。また見ての通り、プラテン130は、走査位置と積載位置との間で移動する際、開口部136を通って移動するように構成されていることが好ましい。すなわち好ましくは、伸長経路EPに沿ったプラテン130の移動により、プラテンは開口部136を通って移動するようになっている。
 装置100は、パネル138を備えていることが好ましい。このパネル138は、プラテン130が走査位置で筐体110内にあるとき、開口部136を実質的に閉鎖するように構成されている。すなわち、パネル138は、開口部に対して開位置と閉位置との間で移動可能であるように構成され、その状態で開口部136はそれぞれ開放または閉鎖されるようになっている。パネル138は、いくつかの考え得る方法のうちのいずれかにより、装置に対して動作可能に支持されている。たとえば図1に示すように、パネル138は筐体110に旋回可能に接続されており、それによって当該パネルは、図示の開位置と、開口部136が実質的に閉鎖され密閉される閉位置との間で旋回できるようになっている。
 プラテン130は、手動により走査位置と積載位置との間で可動であるように構成されている。すなわち、プラテン130は、装置100のユーザによって操作されるように構成することができ、かかる操作によってプラテンが走査位置と積載位置との間で移動されるようになっている。たとえば、プラテン130は、装置100のユーザが把持して手動により走査位置と積載位置との間で移動するように構成されている。同様に、パネル138は、手動により開位置と閉位置との間で移動するように構成されている。
 あるいは、プラテン130の走査位置と積載位置との間での移動は、部分的または完全にばねなどの作動部材(図示せず)あるいは自動駆動装置(automatic motive device)によって補助され得るようになっている。たとえば、このような作動部材は、プラテン130に動作可能に接続されるばねの形態とすることができ、ばねは、プラテンが積載位置から走査位置に移動すると圧縮されるようになっている。ユーザがプラテンを走査位置から積載位置へ移動させたい場合、ばねは、トリガー機構(図示せず)などにより解放され、それによってプラテンは、ばねの力により少なくとも部分的に積載位置に向かって移動されることになる。
 同様に、作動部材は、プラテン130に動作可能に接続される駆動装置(図示せず)、たとえば電気モータやソレノイドなどの形態とすることができる。かかる駆動装置には制御スイッチ(図示せず)などが接続され、ユーザが当該制御スイッチを操作することによって、駆動装置がプラテン130を走査位置と積載位置との間で自動的に移動させている。作動部材によるプラテン130の移動については後に詳述する。
 さらになお図1を参照すると、装置100は、走査部101によって走査する画像が描かれた媒体を自動給紙するように構成されていることが明らかとなる。すなわち、走査部101は、給紙機構(図示せず)ならびにシートフィード(sheet feed)入力トレイ126およびシートフィード出力トレイ128を含んでいる。給紙機構は当技術分野で既知であり、従来技術に関しては上述した。
 装置100の動作中、プラテン130は、全ての走査可能物が取り除かれた後に、走査位置に動作可能に配置されていることが好ましい。1枚または複数枚の画像が描かれた媒体シート(図示せず)をシートフィード入力トレイ126上に載せてから、動作を開始するために給紙機構を作動させる。すると、給紙機構は、画像が描かれた媒体シートを1枚ずつシートフィード入力トレイ126から取り出して、走査のためにプラテン130上を移動させる。このように走査された後、当該シートは給紙機構によってシートフィード出力トレイ128へ移動させられる。かかる給紙機構については後に詳述する。
 次に図2を参照すると、本発明の別の実施形態による画像処理装置200の平面図を示している。見ての通り、装置200は、装置100(図1に示す)に関して上述した筐体110を備えている。好ましくは、装置200の筐体110は、側壁114と、上壁116と、後壁118と、前壁112とを有している。これらの壁は全て装置100に関連して述べている。
 さらに、装置200はまた、図2では収縮した走査位置で示した可動プラテン130を備えていることが好ましく、この走査位置において当該プラテンは実質的に筐体内にある。ガイド装置134もまた装置200に備えられていることが好ましい。可動プラテン130およびガイド装置の両方は装置100に関して上述している。装置200は、プラテン130に接続されて、プラテンを走査位置と積載位置との間で手動により移動することを容易にする把手231も備えることができる。
 装置200はまた、筐体110内に動作可能に取り付けられる走査ヘッド240も備えている。走査ヘッドは既知であり、従来技術に関して上述した。走査ヘッド240は、走査経路SPに沿って動作可能に移動するようになっている。すなわち、走査可能物(図示せず)が走査のためにプラテン130上に載せられ、かつプラテンおよび走査可能物が走査位置に配置されると、走査ヘッド240は走査可能物を走査する間、走査経路SPに沿って移動することになる。
 図2をさらに検討すると明らかになるように、装置200は、選択的に作動可能な作動部材260を備え、当該作動部材260はプラテン130に動作可能に接続されている。簡単に述べたように、作動部材260は、選択的に作動されることによってプラテン130を走査位置と積載位置との間で移動させるように構成されていることが好ましい。作動部材260は、簡単に述べたいくつかの方法のうちのいずれかで構成することが可能である。
 たとえば、作動部材260は、力学的エネルギーを蓄えるために、プラテン130を伸長した積載位置から収縮した走査位置へ手動により移動させることによって圧縮可能なばねのような弾性部材とすることができる。このようにして、当該ばねに蓄えた力学的エネルギーは、プラテンを収縮した走査位置から伸長した積載位置へ少なくとも部分的に移動させるために、ユーザによって選択的に解放されている。
 あるいは、作動部材260は、選択的に作動可能な駆動装置、たとえば電気モータなどとすることができる。この駆動装置は、装置200のユーザの選択に応じてプラテン130を走査位置と積載位置との間で自動的に移動させるために、当該プラテンに動作可能に接続されている。自動駆動装置の動作および制御は当技術分野において既知であるため、本明細書中でこれ以上詳細に説明する必要はないことが理解される。このような自動駆動装置の動作に通常使用される様々な制御手段が既知であり、添付図面には明確にする目的で図示しないことがさらに理解される。
 次に図3に移すと、装置200の別の平面図を示している。しかしながら、図3に示すように、装置200のプラテン130は積載位置に配置されているものとして示されている。すなわち、図3に示すように、プラテンは伸長して筐体110の外側に突出している。見ての通り、図2に示すような筐体110によって隠れた状態と比較して、図3ではプラテン130の略全体が見えている。既述したように、プラテン130は、透明板131ならびに支持フレーム132を備えている。さらにプラテン130には、後に詳述するように、パネル238が取り付けられている。
 さらに図3を参照すると、プラテン130は、筐体110に対して伸縮可能であることが分かる。すなわち、プラテン130は、筐体110内の走査位置から実質的に筐体の外側の積載位置へ伸長可能である。同様に、当該プラテンは、実質的に筐体110の外側の積載位置から筐体内の走査位置へ収縮可能である。さらに、プラテン130は伸長経路EPに沿って走査位置と積載位置との間で移動可能であることが分かる。さらに装置200は、伸長経路EPが走査経路SPに対し略垂直であるように構成することができる。
 伸長経路EPに沿ったプラテン130の移動は、必ずしも走査ヘッド240の位置に影響を与えないことに留意されたい。すなわち、走査ヘッド240が筐体110内に動作可能に取り付けられた状態で、プラテン130は走査ヘッドと相対的に伸長可能とすることができ、ここでプラテンは、筐体に対する走査ヘッドの位置に影響を与えることなく、走査位置から積載位置へ伸長可能である。換言すれば、プラテン130は、筐体110に対する走査ヘッド240の位置に影響を与えることなく、伸長経路EPに沿って移動可能であることが好ましい。
 図4に移って、装置200の側面図を示している。見ての通り、装置200は、食卓の上、机の上などの支持面(supporting surface)SSの上に支持されている。また、画像形成部(図1に示した画像形成部など)の欠如が示すように、装置200は画像形成部を備えていなくてもよいことが理解される。すなわち、装置200は、図示のように、画像形成部のないスキャナとして構成され得る。しかしながら、装置200は、装置100に関して上述の図1に示したように、画像形成部を含むように構成してもよいことを理解されたい。
 さらに図4を参照すると、プラテン130が筐体110内に収縮される走査位置を示している。さらに、プラテン130は、走査位置にある場合に、走査ヘッド240の上に配置され、これと並列で動作可能な関係にあることが好ましいことが分かる。すなわち、プラテン130が筐体110内の走査位置に配置される場合、走査ヘッド240はプラテンに対して並列の向き(juxtaposed orientation)に位置し、それによって当該走査ヘッドは、プラテン上で筐体内に支持される走査可能物を走査するように動作可能となっている。作動部材260ならびにガイド装置134は、図4ならびに後述する図5および図6において、明確にする目的で省略したことに留意されたい。
 次に図5に移って、装置200の別の側面図を示している。しかしながら、図4における装置の図示とは対照的に、図5では装置を示しており、プラテン130が伸長されて実質的に筐体110の外側になる積載位置にある状態で示している。すなわち、プラテン130は、伸長経路EPに沿って積載位置へ移動すなわち伸長されて、実質的に筐体110から突出していることが分かる。さらに、プラテン130が積載位置に移動するとき、走査ヘッド240は筐体110内に残るように構成されていることが好ましいことが分かる。すなわち、上で説明したように、図4および図5を検討することによって、走査ヘッドの位置は、伸長経路EPに沿ったプラテン130の移動に影響されないのが好ましいことが分かる。
 図5における装置200の図示はまた、好ましくはプラテン130に堅固に取り付けられるパネル238の構成のよりよい理解を与えるものである。すなわち、本発明の一実施形態によると、パネル238はプラテン130の一端に堅固に固定され、上述のように、プラテンが筐体110内の走査位置に収縮されると、プラテンが伸長経路EPに沿って移動する際に通過し、筐体に画定された開口部(図示せず)をパネルが実質的に閉鎖するようになっている。逆に、実質的に筐体110の外側である積載位置にプラテン130が伸長されると、パネル238は図示のように筐体から離間することになる。
 次に図6に移って、装置200の正面図を示している。筐体110の前壁112に画定された開口部136が、図6を検討すれば明らかに見える。上述のように、プラテン130は、走査位置と積載位置との間を移動する際に開口部136を通過すべく構成されていることが好ましい。また見ての通り、パネル238は、開口部136内にわずかな公差で収まり、プラテン130が筐体110内の走査位置にある場合に当該開口部を実質的に密閉すべく構成されていることが好ましい。さらに、走査ヘッド240は、筐体110内で動作可能に配置され、好ましくはプラテン130の下に位置して走査経路SPに沿って動作可能に移動するようになっていることが分かる。
 次に図7に移って、装置200の別の正面図を示すが、ただし当該装置の代替の構成ではいくつかのオプションのコンポーネントを示している。すなわち、図7に示すように、装置200は、フィード入力トレイ126、フィード出力トレイ128、および給紙機構250を含むいくつかのオプションのコンポーネントを備えている。これらのコンポーネントは全て簡単に述べた。フィード入力トレイ、フィード出力トレイ128、および給紙機構250は、画像が描かれた用紙などの媒体シート(図示せず)を装置200により、走査ヘッド240による走査のために自動給紙するように構成されている。
 より具体的には、装置200は、図示のように筐体110内に動作可能に配置される給紙機構250を備えていることができる。好ましくは、シート経路MPは少なくとも部分的に給紙機構250によって画定され、画像が描かれた媒体シートはシート経路に沿って移動可能であり、それによって筐体110を通過して、プラテン130が走査位置にあるとき当該プラテンを横切ることになる。好ましくは、シート経路MPは、図示のように走査経路SPと略平行である。
 給紙機構250は、いくつかの考え得る方法のうちのいずれかで構成することができることが理解される。たとえば、給紙機構250は、筐体110内で動作可能に支持される一組のローラ254を備えている。ローラ254は、エンドレスベルト252を表面に動作可能に支持するように構成され、当該エンドレスベルト252は、画像が描かれた媒体シートをシート経路MPに沿って移動させるように構成されていることが好ましい。
 給紙機構250は様々なガイド256も備えており、画像が描かれた媒体がシート経路MPに沿って移動するのを容易にすることができる。しかしながら、給紙機構250の他の具体的な構成も可能であるが、本明細書中ではこれらを図示も説明もしないことが理解される。たとえば、給紙機構250の代替的な構成は、ローラを含んでエンドレスベルトは含まない可能性があり、ここで当該ローラは、画像が描かれた媒体シートに直接接触し、これをシート経路MPに沿って移動させるものである。
 給紙機構250は、いくつかの考え得る動作方式のうちのいずれかで走査ヘッドと共に動作するように構成され得ることがさらに理解される。たとえば、1つの動作方式に従って、給紙機構250は、走査ヘッド240が筐体110に対して固定位置に保持されている間、画像が描かれた媒体シートを当該走査ヘッド240による走査のためにプラテン130を通過して移動させるように構成されていてもよい。
 代替的な動作方式に従って、給紙機構250は、画像が描かれた媒体シートをプラテン130上の位置に移動させるように構成され、ここで各シートは、走査ヘッドが走査のために走査経路SPに沿って移動する間、給紙機構によって筐体110に対して固定位置に保持されている。いずれにせよ、給紙機構250は、画像が描かれた媒体シートを1枚ずつ、フィード入力トレイ126からフィード出力トレイ128へと移動させるように構成され、その間に各シートは上述した動作方式のうちの1つに従って、走査ヘッド240により走査されることが好ましい。
 さらに図7を参照すると、給紙機構250は筐体110に対して下部の給紙位置と上部の係脱位置との間で移動可能であり、それによって、走査可能物がプラテン130上に支持された状態で筐体内へ移動することを容易にすることが好ましい。給紙機構250の給紙位置と係脱位置との間の好ましい移動経路は、251を付した矢印によって大まかに示されている。
 より具体的には、プラテン130が積載位置に伸長された状態で走査可能物が当該プラテン130上に載せられた場合、走査可能物をプラテン上に支持した状態で筐体内へ移動させるために、給紙機構250とプラテンとの間には最小量のクリアランスが必要となる。すなわち、走査可能物をプラテン130上に支持した状態では、給紙機構250をプラテンより上に持ち上げない限り、プラテンを積載位置から走査位置へ移動させる際に走査可能物と給紙機構250との間に干渉が発生する可能性がある。かかる干渉は、本などの嵩のある走査可能物を走査のためにプラテン130上に載せた場合に、特に発生する可能性が高い。
 したがって、給紙機構250はプラテン130を走査位置に収縮させる前に係脱位置に上げられるように移動可能であることが好ましい。このような給紙機構250の移動は、給紙機構とプラテン上に支持された走査可能物との間において干渉が発生する可能性を低減させるためのものであることが好ましい。図7に示すように、給紙機構250は下部の給紙位置に配置された状態で示されている。したがって、給紙機構250は、上部の係脱位置に上げられると、概して上壁116に向かって移動することになる。このようにして、プラテン130と給紙機構250との間にクリアランスが与えられることになる。
 次に図8を参照すると、図7における装置200の側面図を示している。すなわち、図7に示した装置200は図8において側面図で示されている。図8に見て取れるように、給紙機構250は、上昇した係脱位置で示され、251を付した矢印によって示されるようにプラテン130と給紙機構との間にクリアランスが作られている。図8の検討により、走査可能物はプラテン130上に支持した状態で走査のために筐体110内に、走査可能物と給紙機構250との間に干渉を発生させることなく、配置可能であることが明らかになる。
 同様に図8の検討から明らかとなるように、装置200は、給紙機構250に動作可能に接続される選択的に作動可能な作動機構255を備えており、当該作動機構の選択的な作動は、給紙機構を下部の給紙位置と上部の係脱位置との間で移動させるものである。換言すれば、作動機構255は、プラテンが積載位置にあるときに、走査可能物がプラテン上に載せられることによって走査のために筐体内に移動される際、給紙機構250をプラテン130から離して係脱位置に選択的に移動させるように構成されていることが好ましい。
 作動機構255はまた、給紙機構250をプラテン130に向かって選択的に移動させ、給紙機構250を上述したような自動給紙モードで動作させるため、給紙位置に置かれているように構成されていることが好ましい。作動機構255は、ユーザがたとえば、制御スイッチおよび関連制御系(図示せず)を介して選択的に作動または制御するように構成されていることが好ましい。上記の通り制御手段は既知であるため、本明細書中でさらに記載したり添付図面に示したりはしない。
 次に図9に移って、本発明のさらに別の実施形態による画像処理装置300の概略側面図の概略図を示している。図9は、装置300の様々なコンポーネントの動作可能な相対的高さの場所を説明することを意図している。すなわち、装置300は概して、図1ないし図8に関して上述した装置100および/または200の方法で構成されていてもよい。
 より具体的には、装置300は、その様々なコンポーネントの構造支持体(structural support)として働くシャーシ311を備えている。装置300はまた、既述の実施形態に関して上述した筐体110も備えている。筐体110は、シャーシ311上に支持されている。既述の実施形態に関して、上述したように筐体の前壁112には開口部136が画定されている。
 装置300は、閉位置と開位置との間で移動させることができる可動パネル338を備えていることが好ましい。このパネルは、図示のように筐体110上に支持されている。パネル338が閉位置にある場合、開口部136は実質的に閉鎖されることが好ましい。一方、パネル338が開位置にある場合、プラテン130は当該プラテン上に支持されている走査可能物(図示せず)と共に開口部136を通って移動できるようになっている。すなわち、既述の実施形態に関して説明したように、プラテン130は、収縮した走査位置と伸長した積載位置との間で移動する場合、開口部136を通過するように構成されている。
 さらに図9の検討から分かるように、装置300にはガイド装置134を設けることができる。このガイド装置は、シャーシ311上で、かつ筐体110内に動作可能に支持されている。ガイド装置134は、プラテン130に動作可能に接触して、プラテンが走査位置と積載位置との間で移動する際に、これを移動可能にガイドするように構成されていることが好ましい。
 また、装置300は、プラテン130に動作可能にリンクされて当該プラテンを少なくとも部分的に走査位置と積載位置との間で移動させる選択的に作動可能な作動部材260も備えている。好ましくは、作動部材260は筐体110内に配置され、シャーシ311上に少なくとも部分的に支持されている。上述のように、作動部材260は、ばねなどのような受動型の作動部材とすることができる。あるいは、作動部材260は、能動的な作動部材、たとえば電気モータなどの選択的に制御される駆動装置とすることができる。
 さらに見ての通り、装置300は、シャーシ311上で、かつ筐体110内に動作可能に支持される走査ヘッドを備えている。図示のように、走査ヘッドは、プラテン130が走査位置にある場合に走査ヘッドの上にあり、かつ走査ヘッドと並列で動作可能な関係にあるように動作可能に配置されていることが好ましい。すなわち、好ましくは、装置300が動作のために組み立てられると、走査ヘッド240は、プラテンが走査位置にある場合にプラテン130の下に動作可能に配置され、かつプラテンに対して並列の向きに置かれている。
 装置300は、シャーシ311上に動作可能に支持された給紙機構250をさらに備えている。好ましくは、給紙機構250はまた、プラテン130が走査位置にある場合に筐体110内で、かつプラテン130の上に動作可能に配置されている。装置300には、選択的に作動可能な作動機構255も設けることができる。作動機構255は、給紙機構250に動作可能にリンクされ、給紙機構を下部の給紙位置と上部の係脱位置との間で移動させられている。好ましくは、作動機構255は、筐体110内に位置し、また好ましくはシャーシ311上に動作可能に支持されている。
 装置300には画像形成デバイス302も備えられている。この画像形成デバイス302は、シャーシ311上で、かつ筐体110内に支持されていることが好ましい。画像形成デバイス302はまた、プラテン130が走査位置にある場合に当該プラテン130の上に配置されている。画像形成デバイス302は、画像形成媒体(図示せず)上に可視画像を作成するように構成されている。画像形成デバイス302は、いくつかの方法のうちいずれかで構成することができる。画像形成デバイス302は、走査ヘッド240に通信可能に接続され、それにより、走査ヘッドが走査した画像を画像形成デバイスによって印刷可能となるようにすることが好ましい。すなわち、画像形成デバイス302は、走査ヘッド240が走査した画像を複製するように構成されていることが好ましい。
 次に図1に戻ると、以下の例示的な記述は、図1には図示しないが記載のような様々な添付図面に関して既述した様々なアイテムを指すことが理解される。装置100の通常の動作順序において、ユーザは、まずプラテン130を筐体110内に配置する走査位置から図示のように実質的に筐体の外部に配置する伸長した積載位置へと移動させることによって、走査可能物を走査することができる。
 プラテン130を走査位置から積載位置へ伸長させることは、装置100の特定の構成に応じて、いくつかの方法のうちのいずれかで達成することができる。たとえば、上述のように装置100は、プラテン130が手動により移動可能であるように構成されている。その場合、ユーザは、パネル138を開位置に移動させた後に、プラテン130を把持して筐体110の外側の積載位置へ移動させることができる。
 プラテン130が積載位置に配置されたら、走査可能物をプラテン上に載せ、プラテン上に支持させることができる。次に、ユーザがプラテン130を手動により積載位置から走査位置へ移動させることができる。かかるプラテン130の移動は、ユーザが再びプラテンを把持し、プラテンをその上に支持した走査可能物とともに筐体110に対して内部へ移動させることによって達成することができる。
 プラテン130が走査位置に配置されると、プラテンおよび走査ヘッド(図示せず)は、互いに対して動作可能な並列の向きにあることが好ましい。すなわち、プラテン130は、走査位置にある場合に走査ヘッドに対して、プラテン上に支持された走査可能物を走査ヘッドがその動作により走査できるような位置および向きにある。
 プラテンおよび走査可能物が筐体内の走査位置へ移動されると、パネル138は、ユーザによって閉位置に移動させられる。パネル138が閉鎖されると、次にユーザは、走査ヘッド(図示せず)を作動させて、走査可能物がプラテン130上に支持された状態で、かつプラテンが走査位置にある間に、走査可能物を走査することができる。
 装置100が画像形成部102を備える場合、画像形成部には、走査ヘッドが走査可能物を走査した際に生成される走査データから複製画像を作成させることができる。画像形成部102によって生成された画像は、作成されて出力トレイ124に置かれ、ユーザによって取り出されるのを待つことになる。
 走査動作が終了すると、ユーザは、再びプラテンを走査位置から、図示のようにプラテンが筐体から伸長した積載位置へ移動させることによって、走査可能物をそれが支持されていたプラテン130上で筐体110内の位置から取り出すことができる。プラテン130が積載位置に移動されると、ユーザは走査可能物をプラテンから取り出すことができ、プラテンを筐体110内の走査位置に戻すことができる。プラテン130が走査位置に戻ると、開口部136が実質的に閉鎖または封鎖される閉位置にパネル138を再び戻すことができる。
 プラテン130が走査位置にあってパネル138が閉位置にある状態で、装置100が上述した給紙機構(図示せず)を備える場合には、画像が描かれた複数枚のシートを当該装置100に自動走査させることができる。すなわち、画像が描かれたシートのスタックを最初にフィード入力トレイ126に積載することができる。
 次にユーザは、給紙機構を作動させることができ、当該給紙機構は、フィード入力トレイ126上に支持されたスタックから画像が描かれた各シートを連続的に取り出し、各シートを走査のために装置100を通して連続的に移動させる。走査されると、画像が描かれた各シートは、ユーザによる取り出しのためにフィード出力トレイ128上に再び積み重ねられることになる。
 装置100の動作のさらなる例として、プラテンは代替的に、上述のように走査位置と積載位置との間で自動的に移動可能であるように構成されていてもよい。すなわち、装置100は代替的に、装置200に関して上述したように、プラテン130に動作可能に接続される作動部材(図示せず)を備えることが可能である。
 その場合、装置100には、制御スイッチ(図示せず)を含む制御系(図示せず)が含まれていることが好ましく、ユーザは、制御スイッチを操作して作動部材を作動させ、筐体110に対するプラテン130の位置を制御するようにする。すなわち、ユーザは、制御スイッチの操作によりプラテンを走査位置と積載位置との間で移動させることができる。
 さらに別の代替的な構成によると、作動部材は実質的に、既に詳述したように、受動的に動作されるばねなどの弾性部材の形態であり得る。そのような受動的に動作される作動部材は、プラテン130を少なくとも部分的に走査位置から積載位置へ移動させるのに役立っている。いずれにせよ、走査可能物は、プラテン130を上述のように走査位置と積載位置との間で選択的に移動させることによって、走査のために当該プラテン130に載せ、また当該プラテン130から取り出すことができる。
 上記の発明は、多かれ少なかれ構造的および論理的特徴に関して特有の文言で説明されているが、本明細書中に開示した手段は本発明を実施する好ましい形態を構成するため、本発明は図示および説明した特定の特徴に制限されないことが理解される。したがって本発明は、均等論に従って適切に解釈される併記の特許請求項の適切な範囲内の任意の形態または変更形態において特許請求されるものである。
本発明の一実施形態による装置を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態による装置を示す平面図である。 図2に示した装置において、プラテンを伸長位置で示す別の平面図である。 図2に示した装置の側面図である。 図2に示した装置において、プラテンを伸長位置で示す別の側面図である。 図2に示した装置の正面図である。 図2に示した装置において、付加的なコンポーネントを含む代替的な構成を示す別の正面図である。 図7に示した装置において、給紙機構を上昇位置で示す側面図である。 本発明のさらに別の実施形態による装置において、様々なコンポーネントの相対的な高さを示す概略図である。
符号の説明
 100,200 画像処理装置
 101 走査部
 102 画像形成部
 110 筐体
 130 プラテン
 240 走査ヘッド
 250 給紙機構
 255 作動機構
 260 作動部材

Claims (10)

  1.  画像形成部と、
     前記画像形成部の下に動作可能に配置される走査部と、
    を備えている画像処理装置。
  2.  筐体と、
     前記筐体内に動作可能に取り付けられる走査ヘッドと、
     前記筐体に対して伸長可能であって、走査位置から積載位置へ伸長可能であるプラテンと、
    を備えている画像処理装置。
  3.  前記プラテンが前記走査位置にある場合、前記プラテンは完全に前記筐体内に配置され、
     前記プラテンが前記積載位置にある場合、前記プラテンは実質的に前記筐体の外側に突出している請求項2に記載の装置。
  4.  前記プラテンは略水平な伸長経路に沿って摺動可能に伸長可能であり、
     前記プラテンは、前記走査位置にある場合および前記積載位置にある場合に略水平な向きにある請求項3に記載の装置。
  5.  前記走査ヘッドは、走査経路に沿って動作可能に移動可能であり、
     前記伸長経路は、前記走査経路に対して略垂直である請求項4に記載の装置。
  6.  画像が描かれた媒体シートを走査するように構成され、
     前記筐体内に動作可能に配置される給紙機構と、
     前記給紙機構によって画定されるシート経路とをさらに備え、
     前記画像が描かれた媒体シートは前記シート経路に沿って移動可能であり、それによって、前記プラテンが前記走査位置にある場合に前記筐体中を該プラテンが横切って通過し、前記シート経路は実質的に前記伸長経路を横切っている請求項4に記載の装置。
  7.  前記プラテンに動作可能に接続される選択的に作動可能な作動部材をさらに備え、該作動部材の選択的な作動は、前記プラテンを前記走査位置と前記積載位置との間で移動させている請求項2に記載の装置。
  8.  前記給紙機構は前記筐体に対して下部の給紙位置と上部の係脱位置との間で移動可能であり、それによって、走査可能物が前記プラテン上に支持された状態で前記筐体内へ移動することを容易にしている請求項6に記載の装置。
  9.  前記給紙機構に動作可能に接続される選択的に作動可能な作動機構をさらに備え、該作動機構の選択的な作動は、前記給紙機構を前記給紙位置と前記係脱位置との間で移動させることにある請求項8に記載の装置。
  10.  前記走査ヘッドの上で動作可能に支持される画像形成部をさらに備えている請求項2に記載の装置。
JP2003277326A 2002-07-23 2003-07-22 画像処理装置 Withdrawn JP2004056833A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/201,682 US20040016868A1 (en) 2002-07-23 2002-07-23 Image processing apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004056833A true JP2004056833A (ja) 2004-02-19

Family

ID=30769678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277326A Withdrawn JP2004056833A (ja) 2002-07-23 2003-07-22 画像処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20040016868A1 (ja)
JP (1) JP2004056833A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8430818B2 (en) 2006-11-01 2013-04-30 Olympus Corporation Capsule medical apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI328388B (en) * 2006-04-26 2010-08-01 Lite On Technology Corp Sheet-fed scanner

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5797770A (en) * 1980-12-10 1982-06-17 Fuji Xerox Co Ltd Copying machine
US5191442A (en) * 1990-04-26 1993-03-02 Ecrm Apparatus for scanning a document
WO1997005736A1 (en) * 1995-07-26 1997-02-13 Elonex Plc A personal desktop system for scanning and printing
US5839036A (en) * 1997-06-16 1998-11-17 Xerox Corporation Multispeed drive mechanism
US6040572A (en) * 1998-05-21 2000-03-21 Hewlett-Packard Company Notebook styled scanner
AU2178400A (en) * 1999-10-22 2001-05-08 Cross Match Technologies, Inc. Adjustable, rotatable finger guide in a tenprint scanner with movable prism platen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8430818B2 (en) 2006-11-01 2013-04-30 Olympus Corporation Capsule medical apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20040016868A1 (en) 2004-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7881652B2 (en) Modular printer and scanner ADF duplexer feedpath including second tray
JP3471693B2 (ja) 画像形成装置
EP2028835B1 (en) Image processing apparatus
JP3753906B2 (ja) イメージング装置
JP4321531B2 (ja) 画像読取装置
US5790278A (en) Scanner with drawer load and exit
US5742407A (en) Arrangement for supporting a drawer in a drawer feed scanner
JP2001024863A (ja) ディジタル入力スキャナ及びディジタル走査システム
JP2007078995A (ja) 画像形成装置
WO2012099782A1 (en) Automatic document feeder with continuous transparent platen
AU2010227026B2 (en) Image forming apparatus
JP2004056833A (ja) 画像処理装置
JP2005335334A (ja) 画像形成装置
JPH0633459Y2 (ja) 画像処理装置
JPS6025370A (ja) 画像記録読取装置
JP2004135212A (ja) 画像形成装置
JP2011041004A (ja) 多機能装置
US20090180162A1 (en) Live preview scanning system and method
JP2002333683A (ja) 画像読取装置
JP3972931B2 (ja) 画像形成装置
JP2927376B2 (ja) ブック原稿読取装置
CN116405608A (zh) 图像读取装置
JPH06197201A (ja) 撮像装置
JPH0797813B2 (ja) 画像読取り装置
JP2006086698A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060719

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070320