JP2004052272A - 入退室管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】カードリーダの人感センサの感度調整を自動にした入退室管理システムを提供する。
【解決手段】人感センサ部8〜10により通行者1が近づいたことを感知し、これに連動しカード読取部6を有効にして該通行者のカード2を読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉12の制御を行なう入退室管理システムにおいて、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知を検出する手段と、この誤感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】人感センサ部8〜10により通行者1が近づいたことを感知し、これに連動しカード読取部6を有効にして該通行者のカード2を読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉12の制御を行なう入退室管理システムにおいて、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知を検出する手段と、この誤感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カードにより個人識別をおこない扉の制御を行う入退室管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のこの種の入退室管理システムの構成図である。図6において、1は通行者、2は通行者が保持するカード、3はカードリーダ、4はカードリーダ3内の中央処理装置、5はカード2内のカード個人識別番号、6はカード2内のカード個人識別番号5を読み取るカード読取部、7はカード個人識別番号5が通行可能かを判定する通行可否データベース、8は通行者1を感知し、近づくにつれ出力が増大する人感センサ、9はボリューム等で設定される感度設定、10は人感センサ8と感度設定9を比較する比較器、11はカードリーダ3内の扉制御部、12は扉制御部11が制御する扉である。
【0003】
図7は図6のシステムの動作フローチャートである。通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4にそのことを示す信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4はカード読取部6を有効にし(ステップS2)、カード2内のカード個人識別番号3を読み取れるようにする。所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、カード読取部6を無効とする(ステップS5)。そして、上記照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させた後(ステップS4)、初期状態に戻る。また、逆に上記照合結果が通行否の場合には、中央処理装置4は一時解錠しないで初期状態に戻る(ステップS4)。
【0004】
また、所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4はカード読取部6をそのまま無効にして、初期状態に戻る(ステップS3)。
【0005】
感度設定9は、カードリーダ設置時に周囲の状況に応じて、設定する。通常、人の往来が多い場所に設置される場合には、感度設定9を高めに設定し、通行者1がカードリーダ3の近辺に近づかないと、比較器10が出力しないようにする。また、逆に、人の往来が少ない場所に設置される場合には、感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力しないようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の入退室管理システムでは、カードリーダの設置状況に合わせて感度設定する必要があり、設置状況が変化すると、再設定する必要があるという問題点があった。また、液晶表示部を有するカードリーダは、常時、液晶表示部バックライトを点灯させると、消費電力が多く必要であるとともに、液晶表示部バックライドの寿命が短くなるという問題点があった。
【0007】
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、カードリーダの人感センサの感度設定を容易にするとともに、消費電力が少なく、寿命が長いカードリーダを備えた入退室管理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、人感センサ部により通行者が近づいたことを感知し、これに連動しカード読取部を有効にして該通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知を検出する手段と、この誤感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムにある。
【0009】
また、カード読取部で通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、前記通行者の感知に連動して点灯される液晶表示部と、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知および未感知を検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムにある。
【0010】
また、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、通行者が触れて利用するタッチパネルスイッチと、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して有効にされ該通行者のカードを読み取るカード読取部と、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して点灯される液晶表示部と、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう扉制御手段と、前記通行者の人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触に対するカード読取部での読み取り状況から誤感知および未感知をそれぞれ検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムにある。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態による入退室管理システムの構成図であり、従来のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示す(以下の実施の形態も同じ)。
【0012】
図1において、1は通行者、2は通行者が保持するカード、3はカードリーダ、4はカードリーダ3内の中央処理装置、5はカード2内のカード個人識別番号、6はカード2内のカード個人識別番号5を読み取るカード読取部、7はカード個人識別番号5が通行可能かを判定する通行可否データベース、8は通行者1を感知し、近づくにつれ出力が増大する人感センサ、9は中央処理装置4に設定される感度設定、10は人感センサ8と感度設定10を比較する比較器(8、9、10で人感センサ部とする)、13は比較器10の結果を中央処理装置4を通じて蓄積する感度調整用データベース、11はカードリーダ3内の扉制御部、12は扉制御部11が制御する扉である。
【0013】
図2は図1のシステムの動作フローチャートである。通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4にそのことを示す信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4はカード読取部6を有効にし、カード2内のカード個人識別番号5を読み取れるようにする(ステップS2)。比較器10の出力があってから所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に正常動作として記録し(ステップS6)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、カード読取部6を無効とする(ステップS5)。ここで、照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させ、また逆に照合結果が通行否の場合には、解錠を行わない(ステップS4)。
【0014】
また、比較器10の出力があってから所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4は感度調整用データベース13に誤感知(扉制御不要な通行者等を感知)として記録し(ステップS7)、中央処理装置4はカード読取部6を無効にして(ステップS5)、初期状態に戻る。
【0015】
感度設定9は、感度調整用データベース13をもとに決定される。所定期間(例えば1週間)の間の「正常動作」の回数と、「誤感知」の回数との比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より高いと、中央処理装置4は感度設定9を高めに設定し、通行者1がカードリーダ3のより近辺に近づかないと、比較器10が出力しないようにする。また、逆に、比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より低いと、中央処理装置4は感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力するようにする(ステップS8、S9)。なお、感度調整の基準は、カードリーダ特にセンサの設置環境等により所望の値とすればよい。
【0016】
実施の形態2.
図3はこの発明の別の実施の形態による入退室管理システムの構成図であり、上述の実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示す。図3は実施の形態2,3のシステムを共通に示したもので、この実施の形態2では、カードリーダ3の操作ガイダンスや状態などを表示する液晶表示部14およびこの液晶表示部14を表示させる液晶表示部バックライト15をさらに設けた。そして後述のようにこの液晶表示部バックライト15が通行者の感知に連動して点灯される。またこの実施の形態ではカード読取部6は常に有効状態にある。
【0017】
図4はこの実施の形態における動作フローチャートである。通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4に信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を点灯する(ステップS12)。比較器10の出力があってから所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に正常動作として記録し(ステップS6)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、液晶表示部バックライト15を消灯とする(ステップS13)。ここで、照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させ、また逆に照合結果が通行否の場合には、解錠を行わない(ステップS4)。
【0018】
また、比較器10の出力があってから所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4は感度調整用データベース13に誤感知(扉制御不要な通行者等を感知)として記録し(ステップS7)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を消灯として(ステップS13)、初期状態に戻る。
【0019】
一方、比較器10が中央処理装置4に出力なしに未検知の状態でカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS10)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を点灯させ(ステップS12a)、さらに感度調整用データベース13に未感知(通行者感知なしに読取部で個人識別番号の読み取り発生)として記録(ステップS11)した後、ステップS4の照合、解錠を行う。
【0020】
感度設定9は、感度調整用データベース13をもとに決定される。所定期間(例えば1週間)の間の「正常動作」の回数と、「誤感知」の回数との比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より高いと、中央処理装置4は感度設定9を高めに設定し、通行者1がカードリーダ3のより近辺に近づかないと、比較器10が出力しないようにする。また、逆に、比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より低いと、中央処理装置4は感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力するようにする。ただし、所定期間(例えば1週間)の間の「正常動作」の回数と「未感知」の回数の比率が所定値(例えば「未感知」の比率が全体の80%)より低いと、上述の感度設定に係わらず、中央処理装置4は感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力するようにする(ステップS8、S9a)。なお、感度調整の基準は、カードリーダ特にセンサの設置環境等により所望の値とすればよい。
【0021】
実施の形態3.
図5はこの発明のさらに別の実施の形態による入退室管理システムの動作フローチャートである。システム構成としては、図3においてさらに液晶表示部14に付属され、通行者1が操作するタッチパネルスイッチ16を含む。またこの実施の形態ではカード読取部6および液晶表示部バックライト15は、通行者の感知による比較器10の出力(人感センサ部8〜10での感知)およびタッチパネルスイッチ16への接触の少なくとも一方に連動して有効あるいは点灯状態にされる。
【0022】
図5の動作フローチャートに従って説明すると、通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4にそのことを示す信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4は液晶表示部バックライトを点灯する(ステップS12)。また、中央処理装置4はカード読取部6を有効にする(ステップS2)。比較器10の出力があってから所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に正常動作として記録し(ステップS6)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、液晶表示部バックライト15を消灯とし(ステップS13)、カード読取部6を無効にする(ステップS5)。ここで、照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させ、また逆に照合結果が通行否の場合には、解錠は行わない(ステップS4)。
【0023】
また、比較器10の出力があってから所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4は感度調整用データベース13に誤感知として記録し(ステップS7)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を消灯にし(ステップS13)、カード読取部6を無効にして(ステップS5)、初期状態に戻る。
【0024】
一方、比較器10が中央処理装置4に出力なしに未検出の状態で通行者1がタッチパネルスイッチ16に触れる(接触)と(ステップS14)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を点灯し(ステップS15)、カード読取部6を有効にする(ステップS16)。そしてカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS10)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に未感知として記録(ステップS11)した後、ステップS4の照合、解錠を行う。なお、通行者がタッチパネルスイッチ16に触れた時点で未感知と断定するようにした場合には、ステップS10は不要である。
【0025】
また、ステップS8,S9aの感度調整の処理については図4に示した実施の形態2の場合と同様である。
【0026】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、人感センサ部により通行者が近づいたことを感知し、これに連動しカード読取部を有効にして該通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知を検出する手段と、この誤感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムとしたので、感度調整が自動で行える。
【0027】
また、カード読取部で通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、前記通行者の感知に連動して点灯される液晶表示部と、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知および未感知を検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムとしたので、人感センサ部で通行者を感知した時点で液晶表示部バックライトを点灯するようにしたので消費電力が軽減できる。またこの人感センサ部の感度調整も自動で行える。さらに誤感知および未感知の両方の情報に基づき人感センサ部の感度調整が行える。
【0028】
また、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、通行者が触れて利用するタッチパネルスイッチと、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して有効にされ該通行者のカードを読み取るカード読取部と、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して点灯される液晶表示部と、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう扉制御手段と、前記通行者の人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触に対するカード読取部での読み取り状況から誤感知および未感知をそれぞれ検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムとしたので、人感センサ部の感度設定が自動で行える。また人感センサ部で通行者を感知した時点で液晶表示部バックライトを点灯するようにしたので消費電力が軽減できる。さらに誤感知および未感知の両方の情報に基づき人感センサ部の感度調整が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による入退室管理システムの構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるシステムの動作フローチャートである。
【図3】この発明の別の実施の形態による入退室管理システムの構成図である。
【図4】この発明の実施の形態2によるシステムの動作フローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態3によるシステムの動作フローチャートである。
【図6】従来のこの種の入退室管理システムの構成図である。
【図7】図6のシステムの動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 通行者、2 カード、3 カードリーダ、4 中央処理装置、5 カード個人識別番号、6 カード読取部、7 通行可否データベース、8 人感センサ、9 感度設定、10 比較器、11 扉制御部、12 扉、13 タッチパネルスイッチ、14 液晶表示部、15 液晶表示部バックライト。
【発明の属する技術分野】
この発明は、カードにより個人識別をおこない扉の制御を行う入退室管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のこの種の入退室管理システムの構成図である。図6において、1は通行者、2は通行者が保持するカード、3はカードリーダ、4はカードリーダ3内の中央処理装置、5はカード2内のカード個人識別番号、6はカード2内のカード個人識別番号5を読み取るカード読取部、7はカード個人識別番号5が通行可能かを判定する通行可否データベース、8は通行者1を感知し、近づくにつれ出力が増大する人感センサ、9はボリューム等で設定される感度設定、10は人感センサ8と感度設定9を比較する比較器、11はカードリーダ3内の扉制御部、12は扉制御部11が制御する扉である。
【0003】
図7は図6のシステムの動作フローチャートである。通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4にそのことを示す信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4はカード読取部6を有効にし(ステップS2)、カード2内のカード個人識別番号3を読み取れるようにする。所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、カード読取部6を無効とする(ステップS5)。そして、上記照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させた後(ステップS4)、初期状態に戻る。また、逆に上記照合結果が通行否の場合には、中央処理装置4は一時解錠しないで初期状態に戻る(ステップS4)。
【0004】
また、所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4はカード読取部6をそのまま無効にして、初期状態に戻る(ステップS3)。
【0005】
感度設定9は、カードリーダ設置時に周囲の状況に応じて、設定する。通常、人の往来が多い場所に設置される場合には、感度設定9を高めに設定し、通行者1がカードリーダ3の近辺に近づかないと、比較器10が出力しないようにする。また、逆に、人の往来が少ない場所に設置される場合には、感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力しないようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の入退室管理システムでは、カードリーダの設置状況に合わせて感度設定する必要があり、設置状況が変化すると、再設定する必要があるという問題点があった。また、液晶表示部を有するカードリーダは、常時、液晶表示部バックライトを点灯させると、消費電力が多く必要であるとともに、液晶表示部バックライドの寿命が短くなるという問題点があった。
【0007】
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、カードリーダの人感センサの感度設定を容易にするとともに、消費電力が少なく、寿命が長いカードリーダを備えた入退室管理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、人感センサ部により通行者が近づいたことを感知し、これに連動しカード読取部を有効にして該通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知を検出する手段と、この誤感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムにある。
【0009】
また、カード読取部で通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、前記通行者の感知に連動して点灯される液晶表示部と、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知および未感知を検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムにある。
【0010】
また、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、通行者が触れて利用するタッチパネルスイッチと、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して有効にされ該通行者のカードを読み取るカード読取部と、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して点灯される液晶表示部と、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう扉制御手段と、前記通行者の人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触に対するカード読取部での読み取り状況から誤感知および未感知をそれぞれ検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムにある。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態による入退室管理システムの構成図であり、従来のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示す(以下の実施の形態も同じ)。
【0012】
図1において、1は通行者、2は通行者が保持するカード、3はカードリーダ、4はカードリーダ3内の中央処理装置、5はカード2内のカード個人識別番号、6はカード2内のカード個人識別番号5を読み取るカード読取部、7はカード個人識別番号5が通行可能かを判定する通行可否データベース、8は通行者1を感知し、近づくにつれ出力が増大する人感センサ、9は中央処理装置4に設定される感度設定、10は人感センサ8と感度設定10を比較する比較器(8、9、10で人感センサ部とする)、13は比較器10の結果を中央処理装置4を通じて蓄積する感度調整用データベース、11はカードリーダ3内の扉制御部、12は扉制御部11が制御する扉である。
【0013】
図2は図1のシステムの動作フローチャートである。通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4にそのことを示す信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4はカード読取部6を有効にし、カード2内のカード個人識別番号5を読み取れるようにする(ステップS2)。比較器10の出力があってから所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に正常動作として記録し(ステップS6)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、カード読取部6を無効とする(ステップS5)。ここで、照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させ、また逆に照合結果が通行否の場合には、解錠を行わない(ステップS4)。
【0014】
また、比較器10の出力があってから所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4は感度調整用データベース13に誤感知(扉制御不要な通行者等を感知)として記録し(ステップS7)、中央処理装置4はカード読取部6を無効にして(ステップS5)、初期状態に戻る。
【0015】
感度設定9は、感度調整用データベース13をもとに決定される。所定期間(例えば1週間)の間の「正常動作」の回数と、「誤感知」の回数との比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より高いと、中央処理装置4は感度設定9を高めに設定し、通行者1がカードリーダ3のより近辺に近づかないと、比較器10が出力しないようにする。また、逆に、比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より低いと、中央処理装置4は感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力するようにする(ステップS8、S9)。なお、感度調整の基準は、カードリーダ特にセンサの設置環境等により所望の値とすればよい。
【0016】
実施の形態2.
図3はこの発明の別の実施の形態による入退室管理システムの構成図であり、上述の実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示す。図3は実施の形態2,3のシステムを共通に示したもので、この実施の形態2では、カードリーダ3の操作ガイダンスや状態などを表示する液晶表示部14およびこの液晶表示部14を表示させる液晶表示部バックライト15をさらに設けた。そして後述のようにこの液晶表示部バックライト15が通行者の感知に連動して点灯される。またこの実施の形態ではカード読取部6は常に有効状態にある。
【0017】
図4はこの実施の形態における動作フローチャートである。通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4に信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を点灯する(ステップS12)。比較器10の出力があってから所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に正常動作として記録し(ステップS6)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、液晶表示部バックライト15を消灯とする(ステップS13)。ここで、照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させ、また逆に照合結果が通行否の場合には、解錠を行わない(ステップS4)。
【0018】
また、比較器10の出力があってから所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4は感度調整用データベース13に誤感知(扉制御不要な通行者等を感知)として記録し(ステップS7)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を消灯として(ステップS13)、初期状態に戻る。
【0019】
一方、比較器10が中央処理装置4に出力なしに未検知の状態でカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS10)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を点灯させ(ステップS12a)、さらに感度調整用データベース13に未感知(通行者感知なしに読取部で個人識別番号の読み取り発生)として記録(ステップS11)した後、ステップS4の照合、解錠を行う。
【0020】
感度設定9は、感度調整用データベース13をもとに決定される。所定期間(例えば1週間)の間の「正常動作」の回数と、「誤感知」の回数との比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より高いと、中央処理装置4は感度設定9を高めに設定し、通行者1がカードリーダ3のより近辺に近づかないと、比較器10が出力しないようにする。また、逆に、比率が所定値(例えば「誤感知」の比率が全体の80%)より低いと、中央処理装置4は感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力するようにする。ただし、所定期間(例えば1週間)の間の「正常動作」の回数と「未感知」の回数の比率が所定値(例えば「未感知」の比率が全体の80%)より低いと、上述の感度設定に係わらず、中央処理装置4は感度設定9を低めに設定し、通行者1がカードリーダ3の遠くでも、比較器10が出力するようにする(ステップS8、S9a)。なお、感度調整の基準は、カードリーダ特にセンサの設置環境等により所望の値とすればよい。
【0021】
実施の形態3.
図5はこの発明のさらに別の実施の形態による入退室管理システムの動作フローチャートである。システム構成としては、図3においてさらに液晶表示部14に付属され、通行者1が操作するタッチパネルスイッチ16を含む。またこの実施の形態ではカード読取部6および液晶表示部バックライト15は、通行者の感知による比較器10の出力(人感センサ部8〜10での感知)およびタッチパネルスイッチ16への接触の少なくとも一方に連動して有効あるいは点灯状態にされる。
【0022】
図5の動作フローチャートに従って説明すると、通行者1がカードリーダ3に近づくと、人感センサ8の出力は徐々に上がり、感度設定9を上回ると、比較器10は中央処理装置4にそのことを示す信号を出力する(ステップS1)。中央処理装置4は液晶表示部バックライトを点灯する(ステップS12)。また、中央処理装置4はカード読取部6を有効にする(ステップS2)。比較器10の出力があってから所定時間以内(例えば5秒)にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS3)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に正常動作として記録し(ステップS6)、中央処理装置4はカード個人識別番号5と通行可否データベース7とを照合し(ステップS4)、その後、液晶表示部バックライト15を消灯とし(ステップS13)、カード読取部6を無効にする(ステップS5)。ここで、照合結果が通行可の場合には、中央処理装置4は扉制御部11を経由して扉12を一時解錠させ、また逆に照合結果が通行否の場合には、解錠は行わない(ステップS4)。
【0023】
また、比較器10の出力があってから所定時間以内にカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取れないと、中央処理装置4は感度調整用データベース13に誤感知として記録し(ステップS7)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を消灯にし(ステップS13)、カード読取部6を無効にして(ステップS5)、初期状態に戻る。
【0024】
一方、比較器10が中央処理装置4に出力なしに未検出の状態で通行者1がタッチパネルスイッチ16に触れる(接触)と(ステップS14)、中央処理装置4は液晶表示部バックライト15を点灯し(ステップS15)、カード読取部6を有効にする(ステップS16)。そしてカード読取部6がカード2内のカード個人識別番号5を読み取ると(ステップS10)、中央処理装置4は感度調整用データベース13に未感知として記録(ステップS11)した後、ステップS4の照合、解錠を行う。なお、通行者がタッチパネルスイッチ16に触れた時点で未感知と断定するようにした場合には、ステップS10は不要である。
【0025】
また、ステップS8,S9aの感度調整の処理については図4に示した実施の形態2の場合と同様である。
【0026】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、人感センサ部により通行者が近づいたことを感知し、これに連動しカード読取部を有効にして該通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知を検出する手段と、この誤感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムとしたので、感度調整が自動で行える。
【0027】
また、カード読取部で通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、前記通行者の感知に連動して点灯される液晶表示部と、前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知および未感知を検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムとしたので、人感センサ部で通行者を感知した時点で液晶表示部バックライトを点灯するようにしたので消費電力が軽減できる。またこの人感センサ部の感度調整も自動で行える。さらに誤感知および未感知の両方の情報に基づき人感センサ部の感度調整が行える。
【0028】
また、通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、通行者が触れて利用するタッチパネルスイッチと、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して有効にされ該通行者のカードを読み取るカード読取部と、通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して点灯される液晶表示部と、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう扉制御手段と、前記通行者の人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触に対するカード読取部での読み取り状況から誤感知および未感知をそれぞれ検出する手段と、これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、を備えたことを特徴とする入退室管理システムとしたので、人感センサ部の感度設定が自動で行える。また人感センサ部で通行者を感知した時点で液晶表示部バックライトを点灯するようにしたので消費電力が軽減できる。さらに誤感知および未感知の両方の情報に基づき人感センサ部の感度調整が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による入退室管理システムの構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるシステムの動作フローチャートである。
【図3】この発明の別の実施の形態による入退室管理システムの構成図である。
【図4】この発明の実施の形態2によるシステムの動作フローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態3によるシステムの動作フローチャートである。
【図6】従来のこの種の入退室管理システムの構成図である。
【図7】図6のシステムの動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 通行者、2 カード、3 カードリーダ、4 中央処理装置、5 カード個人識別番号、6 カード読取部、7 通行可否データベース、8 人感センサ、9 感度設定、10 比較器、11 扉制御部、12 扉、13 タッチパネルスイッチ、14 液晶表示部、15 液晶表示部バックライト。
Claims (3)
- 人感センサ部により通行者が近づいたことを感知し、これに連動しカード読取部を有効にして該通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、
前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知を検出する手段と、
この誤感知を記録する感度調整用記憶手段と、
この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、
を備えたことを特徴とする入退室管理システム。 - カード読取部で通行者のカードを読み取り、読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう入退室管理システムにおいて、
通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、
前記通行者の感知に連動して点灯される液晶表示部と、
前記人感センサ部の感知に対するカード読取部での読み取り状況から通行者の誤感知および未感知を検出する手段と、
これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、
この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、
を備えたことを特徴とする入退室管理システム。 - 通行者が近づいたことを感知する人感センサ部と、
通行者が触れて利用するタッチパネルスイッチと、
通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して有効にされ該通行者のカードを読み取るカード読取部と、
通行者の前記人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触の少なくとも一方に連動して点灯される液晶表示部と、
読み取った情報の照合結果に基づき扉の制御を行なう扉制御手段と、
前記通行者の人感センサ部での感知およびタッチパネルスイッチへの接触に対するカード読取部での読み取り状況から誤感知および未感知をそれぞれ検出する手段と、
これらの誤感知および未感知を記録する感度調整用記憶手段と、
この感度調整用記憶手段の記録に基づき、人感センサ部での感度を調整する手段と、
を備えたことを特徴とする入退室管理システム。
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