JP2004051320A - 板紙の取出方法および取出装置 - Google Patents

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日詰 真一
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Abstract

【課題】板紙を板紙マガジンから分離して取り出す作業を確実に行うことができ、上記作業を高速で行える板紙の取出装置および方法を提供する。
【解決手段】板紙カートン60をマガジン10から取出す方法であって、マガジン10出口位置で、板紙端部を可動板紙受12と分離手段14で交互に支持し、分離手段14のバキュームカップ17により板紙端部を吸着し、分離手段14のフランジ面3に沿うように板紙端部をはがして分離し、板紙取出手段20により取出す。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板紙カートンを板紙マガジンから高速に取り出すための板紙の取出方法および取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は板紙マガジンから板紙カートン(以下、「板紙」という)を1枚ずつ連続的に取り出す従来装置を示す。
板紙取出装置は、取出台50と、取出台50に対し傾斜して設けた固定板紙受52を備えた板紙マガジン51と、板紙マガジン51内に積まれた板紙60の下端付近を板紙分離用バキュームカップ53で吸着して固定板紙受52から板紙60の一端を分離するために設けたレバー式の板紙分離装置54と、一端が分離された出口側板紙60aの中央付近に板紙取出用バキュームカップ55を吸着して、板紙60を図示しないガイド等を介してU型60cに折り曲げながら取出台50上に取り出すレバー式の板紙取出装置56が設けられている。
板紙分離装置54と板紙取出装置56は、いずれも単純なクランク駆動手段57と58の回転運動により、リンク59を介し吸着位置と分離位置又は取り出し位置の間を往復移動が可能に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置では、板紙分離装置54による板紙分離機能が不安定で、分離ミスが生じ易く、板紙取り出しの高速化が困難である。
例えば、板紙分離用バキュームカップ53が、板紙60を分離するときに、板紙受52の掛かりが深いと板紙60は板紙マガジン51から抜けづらい。反対に、板紙受52の掛かりを浅くして抜け易くすると、板紙60aと次の板紙60bとの間の全域に負圧部61が生じ、次の板紙60bを一緒に引き出してしまう(図13参照)。
また、高速化すると、バキュームカップ53、55と板紙60が接触する時間が短くなるため、十分な吸着作用が果たせなくなり、板紙60の分離エラーや取り出しエラーが生じる原因になる。
【0004】
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、板紙カートンを板紙マガジンから分離して取り出す作業を、確実かつ高速で行なうことができる板紙の取出方法および取出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、板紙カートンをマガジンから取出しする方法であって、マガジン出口位置で、板紙端部を可動板紙受と分離手段で交互に支持し、分離手段のバキュームカップにより板紙端部を吸着して、板紙端部を分離し、板紙取出手段により板紙を取出す。
分離手段を、可動板紙受に対向する位置で、板紙取出手段と同調して作動させることができる。
また、可動板紙受を開いたときに板紙端部を分離手段で支持し、バキュームカップにより板紙端部を吸着して分離手段のフランジ面に沿うように板紙をはがして分離し、次いで、可動板紙受を閉じてマガジン内の板紙端部を支持し、バキュームカップによる吸着力を解除したのち、板紙を板紙取出手段により取出すこともできる。
【0006】
板紙カートンを板紙マガジンから取り出す装置であって、該装置が、出口下側に可動板紙受を設けた板紙マガジンと、板紙支持機能及びフランジ面沿いに板紙をはがす機能を備えた分離手段と、板紙取出手段とを備える。
分離手段が、板紙に接する前記フランジ面と、該フランジ面沿いに板紙を吸着分離するバキュームカップとを備えることができる。
分離手段が、可動板紙受と対向する位置で、板紙取出手段と同調して作動する構成を有することもできる。
また、板紙取出手段が、板紙取出用バキュームカップを、下降時は円弧線沿いに、上昇時は垂直線沿いになるよう涙滴ループ軌跡に沿って作動させてもよい。さらにまた、板紙取出手段が、板紙取出用バキュームカップを、下降時は円弧線沿いに、上昇時は垂直線沿いになるよう涙滴ループ軌跡に沿って作動させるよう構成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態に係る板紙の高速取出方法および取り出し装置の第1実施例について、図面を用いて説明する。図1は板紙取出装置の概略側面図、図2は図1のA部の拡大図である。
なお、本説明に記載する方向(上下および左右方向)は、図1の紙面上を基準に記載する。
【0008】
板紙の高速取出装置1は、図1に示すように、コンベア30と連続した平面を有する取出台50、取出台50に対し左側を下に傾斜して設けた板紙マガジン10、板紙マガジン10の出口上側に設けた固定板紙受11、板紙マガジン10の出口下側に設けた開閉式のL型可動板紙受12、可動板紙受12を開閉するカム型駆動機構13、マガジン10の出口と間隔を隔て、かつ可動板紙受12と対向させて幅方向2に移動可能に設けた板紙分離手段14、板紙マガジン10内に積まれた板紙60が配置されている。
【0009】
板紙分離手段14には、図2で示すように、紙面と直角に伸びる支持管15、支持管15と一体に回動可能に設けた扇型の円弧フランジ付カム板16、支持管15に連結され、円弧フランジ付カム16に沿って伸びて円弧フランジ面3に開口する板紙分離用バキュームカップ17、支持管15に取付けられたギヤ18、ギヤ18と噛合うように板紙マガジン10の出口面と平行に設けた固定ラックギヤ19を備えている。
なお、ギヤ18は、図示しない手段により駆動される。また、板紙分離用バキュームカップ17の吸着力は、エアーを利用した図示しない吸引駆動手段によって形成される。
【0010】
板紙マガジン10の出口と平行に図示しない固定ガイドが設けられ、該ガイドにスライド可能にスライドブロックを支持し、該スライドブロックに、支持管15は軸受等を介して回動可能に支持されている。該スライドブロックを固定ガイド沿いに固定ラックギヤ19と噛合いながら段階的にスライド移動させることで、板紙分離手段14は板紙分離に必要な姿勢が得られるようになっている。
【0011】
板紙取出手段20は、板紙分離手段14の下側を迂回するように設けてある。取出台50の延長部に固定配置した水平ピン21にL型レバー22の基端を回動可能に取付け、L型レバー22に沿ってバキューム管23を導き、バキューム管23の先端に複数の板紙取出用バキュームカップ24を設ける。
L型レバー22のの基端にはカムレバー25が取付けられ、カムレバー25上のガイドローラ25aは、カム式駆動手段26のカム溝26aと噛み合い、カム26を回転することによってL型レバー22を起伏回動させている。
【0012】
取出台50には、取出台50に接続して設けた水平方向へ運転されるコンベヤ30、取出台50上にU型に整形して取り出された板紙60s、板紙60sを取出台50上からコンベヤ30上へ移動するカートン押出手段31が設けてある。カートン押出手段31は、板紙取出手段20の両側に配置した図示しないカム式又はシリンダ式等の駆動手段により、取出台50上の実線位置と仮想線の位置(図1参照)を左右に往復移動する。
【0013】
本装置には、図示しない制御装置を設けて、可動板紙受12、板紙分離手段14、板紙取出手段20の動きを制御している。後述する作用に合わせて各装置を同調して作動させるため、制御ソフトを組み込んだマイクロコンピュータを使用する。これらはすべて周知技術を用いて構成している。
【0014】
以下、本装置を用いた作用を説明する。
図3は、本発明の板紙取出装置における板紙取出用バキュームカップ(以下、バキュームカップという)の移動軌跡の説明図であり、バキュームカップ24が24b位置に上昇した状態を示す。バキュームカップ24は、L型レバー22の円弧軌跡線33に沿って取り出し位置34と吸着位置35との間を往復可能に回動する。カートン押出手段31は、バキュームカップ24が取り出し位置34に降下すると、左側(仮想線で示す)の待機位置から右側(実線で示す)の押出位置へ送り移動される。次いでバキュームカップ24が24b、24cで示すように吸着位置へ回動される。この間にカートン押出手段31は左側の待機位置へ戻される。
【0015】
図4〜図9は板紙取出装置の板紙取出工程の説明図である。以下の(1)〜(6)の手順により、板紙マガジン10から取出台50上へ板紙60aを1枚ずつ確実に高速で取り出すことができる。
【0016】
(1) 図4に示すように、バキュームカップ24を上昇スタート位置(取り出し位置)34に、カートン押出手段31は仮想線の位置に、板紙分離手段14は固定ラックギヤ19の最下方位置で円弧フランジ面3が板紙60と接しない状態に、また可動板紙受12は閉じた状態でそれぞれ待機させる。この状態から、まず、カートン押出手段31を右側の実線位置へ送り移動させる。カートン押出手段31は、取り出し位置34にU形に整形された板紙60sが存在する場合、板紙60sをコンベヤ30上に送り出す。
【0017】
(2)次いで、図5に示すように、カム式駆動手段26(図1参照)を駆動してバキュームカップ24の上昇を開始し、例えば全回動ストロークの1/3高さ位置24aへ移動する。これに連動して、支持管15を板紙マガジン10の開口下縁と対向する位置まで矢印A1の距離だけ送り出す。
続いて、可動板紙受12を開く。板紙分離手段14の移動A1により、図4の支持管付ギヤ18は、固定ラックギヤ19と噛合いながら反時計まわりに回動し、円弧フランジ付カム16が板紙マガジン10の開口側に立ち上がる。同時に可動板紙受12が開いた状態で円弧フランジ面3が板紙60a面を支持しながら、板紙分離用バキュームカップ17が板紙60aの下端部と対向する状態になる。ここで、バキュームカップ17に吸着力を与え板紙60a端部に吸着させる。
【0018】
(3)続いて図6(a)に示すように、バキュームカップ24が例えば全回動ストロークの2/3の高さ位置24bへの移動に連動するように、支持管15を矢印A2のように一定距離送り出し、可動板紙受12を閉じた状態にする。
板紙分離手段14の移動A2により、円弧フランジ付カム16は反時計まわりに回動し、板紙分離用バキュームカップ17が板紙マガジン10から離れる。板紙60aは、円弧フランジ面3で支持されながらバキュームカップ17の吸引力で円弧フランジ面沿いに分離される。可動板紙受12は、分離された1枚目の出口部板紙60aの裏側で閉じられる。
この間にカートン押出手段31を仮想線の押出位置から実線の待機位置へ戻す。
【0019】
図6(b)に拡大して示すように、円弧フランジ面3は、矢印Bのように板紙60aの端近くを押さえているため、60aの次の板紙60bの端部は板紙60aの曲げに対して大きい抵抗力を保持する。また、板紙60aには、短い長さでバキュームカップ17による曲げ力が作用する。このため、板紙60a分離時に次の板紙60bとの間に生じる負圧域61の長さおよび強さも従来(図13参照)に比較し著しく軽微になり、確実に1枚目の出口部板紙60aだけを高速分離することが可能になる。
【0020】
(4) 図7に示すように、バキュームカップ24が吸着位置24cへ移動するのに連動して、板紙分離手段14のバキュームカップ17の吸引を止め、支持管15を一定距離A3だけ送り出す。続いて、バキュームカップ24を板紙に吸着させる。円弧フランジ付カム16は反時計回りに回動し、板紙60aから離れ、板紙60aの端は可動板紙受12の外側に接する。
【0021】
(5) 次いで、図8に示すように、バキュームカップ24は、取り出し位置34へ下降回動する。同時に、板紙分離手段14は時計回りに回動し、矢印A4(=A1+A2+A3)の距離だけ移動して、待機(初期)位置へ戻される。取り出された板紙60aは、図示しないガイド片により折線部でU形に整形されて下降し、取出台50の上に置かれる。
【0022】
(6) 図9に示すように、板紙取出用バキュームカップ24が取り出し位置34に自動停止し、U形に整形された板紙60sとして取出台50上に取り出され、1サイクルの取り出し工程が終了する。
この様にして、(1)〜(6)の工程を繰り返し行うことで、板紙60を1枚ずつ円滑に連続して取り出すことができる。
【0023】
次に、板紙取出用バキュームカップ(以下バキュームカップという)24と板紙60aとの接触吸着時間に余裕をもたせるために、バキュームカップ24をループ昇降させる構成について説明する。
図10は本発明の第2実施例に係る板紙取出装置の概略側面図、図11は図10の装置で行うバキュームカップの移動軌跡の説明図である。
【0024】
図10に示す板紙の高速取出装置は、板紙取出手段20の水平支持ピン21とカム式駆動手段26とを備え、コンベヤ30の移動方向と水平方向に往復運動が可能に設けた水平可動フレーム36、水平可動フレーム36を一定距離L1だけ往復移動させるシリンダ式又はカム式等の駆動手段37を設けている。水平可動フレーム36は、スライド式に限定されず、他の適宜の構成で水平方向に可動に設けることができる。その他の構成は第1実施例(図1参照)と同様である。
図11には、前記水平可動フレーム36の距離L1の往復移動によってもたらされる涙滴ル−プ状のバキュームカップ24の移動軌跡線33a、水平可動フレーム36の距離L1押し出しで生じる板紙取出用バキュームカップ24の上昇開始位置34aを示す。
【0025】
上記構成の作用を説明する。
この装置では、バキュームカップ24が取り出し位置34へ降下してから上昇を開始するまでの間に、カートン押出手段31を押し出す工程と、水平可動フレーム36を距離L1だけ押し出す工程を並行して行ない、バキュームカップ24が上昇開始位置34aから吸着位置35へ上昇する間に、並行して水平可動フレーム36を初期位置へ戻す。これにより、涙滴ループ状軌跡線33a(図11参照)に沿って板紙取出用バキュームカップ24を昇降させることができる。
【0026】
本発明では、板紙60aを板紙マガジン10から取り出す際に、板紙マガジン10の出口部で、板紙60aの下側端を可動板紙受12と板紙分離手段14により交互に支持することにより、板紙マガジン10から板紙60aを脱落させずに、板紙60aを円弧状にはがし分離させることができる。
また、板紙マガジン10の出口部から出口部板紙60aの端を分離する際に、円弧フランジ面3で板紙60aの端近くを押さえ、支持することにより、板紙60bの端部に曲げに対する大きい抵抗力を生じさせている。また、円弧フランジ付カム16が板紙60aを支持する点から短い距離で板紙分離用バキュームカップ17により曲げ方向に板紙60aの端をはがして分離することよって、分離時に板紙60a,60bの間に生じる負圧域61の長さおよび強さを従来よりも著しく軽微にしている。この結果、板紙が2枚一緒に取出される分離エラーの発生が解消し、板紙60aを1枚ずつ確実に分離し、取り出すことが可能となる。
【0027】
さらにまた、涙滴ループ状軌跡線33aに沿って板紙取出用バキュームカップ24を昇降させることにより、板紙取出用バキュームカップ24は、カートン押出手段31の通過直後に、上昇開始位置34aから垂直に上昇し、短い時間で吸着位置35へ到達して板紙60a面に吸着することができる。このため取出サイクル時間が一定の場合には、板紙取出用バキュームカップ24の吸着に時間的な余裕が得られ、板紙60aの吸着取り出しの確実性と精度を高めることができる。
【0028】
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、可動板紙受12は、直線的に往復運動が可能な開閉式のものであって、板紙マガジン10内の出口部板紙60aを支持または支持を解除することができる構造にすることもできる。また、分離手段14を板紙60に対して上下するバキュームカップ17とそれに隣接して設けたローラーによって構成して、フランジ面3を省略することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係る板紙の取出方法および取出装置によれば、板紙をマガジンから取出す方法であって、マガジン出口位置で、板紙端部を可動板紙受と分離手段で交互に支持し、分離手段のバキュームカップにより板紙端部を吸着して、板紙端部を分離し、板紙取出手段により板紙を取出すことにより、板紙カートンを板紙マガジンから分離し取り出す作業を確実に行うことができ、さらに、上記作業を高速で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の概略側面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の板紙取出用バキュームカップの移動軌跡の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の板紙取出手順(1)の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の板紙取出手順(2)の説明図である。
【図6】図6(a)は、本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の板紙取出手順(3)の説明図であって、(b)は(a)の板紙分離手段の拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の板紙取出手順(4)の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の板紙取出手順(5)の説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る板紙取出装置の板紙取出手順(6)の説明図である。
【図10】本発明の他の実施例に係る板紙取出装置の概略側面図である。
【図11】図10の装置で行う板紙取出用バキュームカップの移動軌跡の説明図である。
【図12】従来の板紙マガジンから板紙を取り出す装置の説明図である。
【図13】従来の板紙分離装置部分を拡大した説明図である。
【符号の説明】
1 板紙の高速取出装置
2 板紙マガジンの幅方向
3 円弧フランジ面
10 板紙マガジン
11 固定板紙受
12 可動板紙受
13 カム式駆動機構
14 板紙分離手段
15 支持管
16 円弧フランジ付カム
17 板紙分離用バキュームカップ
18 支持管付ギヤ
19 固定ラックギヤ
20 板紙取出手段
21 支持ピン
22 L型レバー
23 バキューム管
24 板紙取出用バキュームカップ
24a 1/3高さ
24b 2/3高さ
24c 吸着位置
25 カムレバー
26 カム式駆動手段
26a カム溝
30 コンベヤ
31 カートン押出手段
33 バキュームカップの移動軌跡線
33a 涙滴ループ状の移動軌跡線
34 板紙カートン取り出し位置
34a 板紙マガジン側へ寄った上昇開始位置
35 吸着位置
36 水平可動フレーム
37 駆動手段(シリンダ式またはカム式の駆動手段)
50 取出台
60 板紙
60a 出口部板紙
60b 板紙60aの次の板紙
60s 取り出された板紙

Claims (8)

  1. 板紙をマガジンから取出す方法であって、マガジン出口位置で、板紙端部を可動板紙受と分離手段で交互に支持し、分離手段のバキュームカップにより板紙端部を吸着して、板紙端部を分離し、板紙取出手段により板紙を取出すことを特徴とする板紙の取出方法。
  2. 分離手段を、可動板紙受に対向する位置で、板紙取出手段と同調して作動させることを特徴とする請求項1に記載の板紙の取出方法。
  3. 可動板紙受を開いたときに板紙端部を分離手段で支持し、バキュームカップにより板紙端部を吸着して分離手段のフランジ面に沿うように板紙をはがして分離し、次いで、可動板紙受を閉じてマガジン内の板紙端部を支持し、バキュームカップによる吸着力を解除したのち、板紙を板紙取出手段により取出すことを特徴とする請求項1および2に記載の板紙の取出方法。
  4. 板紙カートンを板紙マガジンから取り出す装置であって、該装置が、出口下側に可動板紙受を設けた板紙マガジンと、板紙支持機能及びフランジ面沿いに板紙をはがす機能を備えた分離手段と、板紙取出手段とを備えたことを特徴とする板紙の取出装置。
  5. 分離手段が、板紙に接するフランジ面と、該フランジ面沿いに板紙を吸着分離するバキュームカップとを備えたことを特徴とする請求項4に記載の板紙の取出装置。
  6. 分離手段が、可動板紙受と対向する位置で、板紙取出手段と同調して作動する構成を有することを特徴とする請求項4または5に記載の板紙の取出装置。
  7. 板紙取出手段が、板紙取出用バキュームカップを、下降時は円弧線沿いに、上昇時は垂直線沿いになるよう涙滴ループ軌跡に沿って作動させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の板紙の取出方法。
  8. 板紙取出手段が、板紙取出用バキュームカップを、下降時は円弧線沿いに、上昇時は垂直線沿いになるよう涙滴ループ軌跡に沿って作動させるよう構成したことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の板紙の取出装置。
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CN110745592A (zh) * 2019-10-18 2020-02-04 义乌市港达印刷有限公司 一种手提袋双面印刷自动上料装置

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