JP2004051292A - 乗客コンベアのトラス装置 - Google Patents

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JP2004051292A
JP2004051292A JP2002209731A JP2002209731A JP2004051292A JP 2004051292 A JP2004051292 A JP 2004051292A JP 2002209731 A JP2002209731 A JP 2002209731A JP 2002209731 A JP2002209731 A JP 2002209731A JP 2004051292 A JP2004051292 A JP 2004051292A
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JP
Japan
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truss device
passenger conveyor
truss
building
building beams
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JP2002209731A
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Inventor
Hiroyuki Matsuoka
松岡 弘行
Yoshitaka Yamazaki
山崎 芳孝
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】乗客コンベアを建屋梁に干渉することなく容易に据付けることができる乗客コンベアのトラス装置の提供。
【解決手段】乗降口5bに位置する支持部1bの下部に、下方に向かうにつれて建屋梁4bから離れる方向に傾斜する切欠き部1dを設けた。これにより、トラス装置1を吊上げ一端の支持部1aを建屋梁4aに載置させた後、揚重機7を操作し支持部1aを回転中心としてトラス装置1を吊降ろす際、トラス装置1の他端に設けた切欠き部1dが下方に向かうにつれて建屋梁4bから離れているので、トラス装置1の他端が建屋梁4bに当接することなく通過する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアのトラス装置に係り、踏段および欄干部材を下方で支持する強度部材である乗客コンベアのトラス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアでは、その据付時に、乗客を乗せる踏段や、乗客が把持する移動手すり等を含む欄干部材等を強度部材であるトラス装置に組み込んで乗客コンベアを組上げて、この組上げた乗客コンベアを吊上げて建屋梁に支持させることによりその据付けを行なっている。
【0003】
図3はこの種の従来の乗客コンベアの据付方法を示す側面図である。
【0004】
図3に示すエレベータ、例えば乗客コンベア10は、無端状に連結され乗降口5a、5b間を走行する踏段3と、この踏段3の両側方に立設され、移動手すり2aを含む欄干部材2と、これらの踏段3と欄干部材2を下方で支持するトラス装置1とを備え、このトラス装置1は、乗降口5a、5bに位置する両端の上側に、それぞれ建屋梁4a,4bに支持される支持部1a,1bを備えている。
【0005】
そして、同図3に示すように従来の据付方法では、まず欄干部材2や踏段3をトラス装置1で支持させて乗客コンベア10を組上げ、この組上げた乗客コンベア10を建屋梁4a、4bに支持させる際に、建屋梁4a、4bへのトラス装置1の干渉を防止するため、吊りロープ6の一方に設けた揚重機7を操作して、吊りロープ6の吊り角αを狭めた状態とする。このように建屋梁4a、4bの上方で吊りロープ6の吊り角αを調整した後、乗客コンベア10を吊下ろし、トラス装置1の両端部の上側に設けた支持部1a、1bを建屋梁4a、4bへ支持させて設置するようになっている。なお、この種の従来技術として、例えば特開平11−92067号公報に記載されているものが挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来技術では、建屋梁4a、4bの上方でトラス装置1を吊上げた状態のまま吊りロープ6の吊り角αの調整を行なう作業には熟練を要し困難であり、一方の支持部1aを建屋梁4aに仮置きしてトラス装置1を図3の破線で示す状態に吊上げた後、他方の支持部1bを建屋梁4bに設置するため、揚重機7を操作して一方の支持部1aを回転中心としてトラス装置1を図3の反時計方向へ回動させて図3の実線で示す状態に吊降ろす際に、トラス装置1の支持部1bの下方に位置する下端部1cが建屋梁4bの端部と干渉してしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、建屋梁に干渉することなく容易に据付けることのできる乗客コンベアのトラス装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、無端状に連結され乗降口間を走行する踏段と、この踏段の両側方に立設される欄干部材とを下方で支持するとともに、前記乗降口の近傍に位置する両端部でそれぞれ建屋梁に支持される一対の支持部を有する乗客コンベアのトラス装置において、前記一対の支持部の少なくとも一方の下部に、下方に向かうにつれて前記建屋梁から離れる方向に傾斜する切欠き部を設けた構成にしてある。
【0009】
このように構成した本発明では、当該トラス装置を吊上げて一端の支持部を一方の建屋梁に載置して当該トラス装置の一端を支持させた後、揚重機を操作して一端の支持部を回転中心としてトラス装置を回動させて吊降ろす際、当該トラス装置の他端に設けた切欠き部が下方に向かうにつれて他方の建屋梁から離れる方向に傾斜しているので、当該トラス装置の他端が他方の建屋梁の端部に当接することなく通過し、他端の支持部が他方の建屋梁に載置される。これにより、トラス装置の端部が建屋梁に干渉することを防止でき、熟練を要すことなく容易にトラス装置を据付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の乗客コンベアのトラス装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのトラス装置を示す側面図、図2は図1のトラス装置の要部を説明する図である。なお、図1、図2において前述した図3に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
【0012】
図2に示す本実施形態のトラス装置1では、一端の下部から略三角部分1eを切欠くことにより、一端の支持部1bの下部に、下方に向かうにつれて次第に図2の右方向(すなわち建屋梁4bから離れる方向)に傾斜する切欠き部1dが設けられている。
【0013】
この実施形態にあっては、図1に示すように、乗客コンベア10を吊上げて一端の支持部1aを建屋梁4aに載置することにより、トラス装置1の一端を図1の破線で示した状態に支持させた後、揚重機7を操作して一端の支持部1aを回転中心としてトラス装置1を図1の反時計方向へ回動させて図1の実線で示す状態に吊降ろす際、トラス装置1の他端に設けた切欠き部1dが下方に向かうにつれて他方の建屋梁4bから離れる方向に切欠かれているので、トラス装置1の他端が建屋梁4bの端部に当接することなく通過し、他端の支持部1bが建屋梁4b上に載置される。
【0014】
このように構成した本実施形態では、トラス装置1の端部が建屋梁4a,4bに干渉することを防止でき、熟練を要すことなく容易にトラス装置1を据付けることができる。
【0015】
なお、上記実施形態では、トラス装置1の一端に切欠き部1dを設けたが、この切欠き部1dの代わりに、トラス装置1の他端に同様の切欠き部を設けてもよく、さらに、トラス装置1の両端にそれぞれ切欠き部を設けてもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、トラス装置の端部が建屋梁に干渉することを防止できるので、トラス装置を容易に据付けることができる。したがって、乗客コンベアのトラス装置を据付ける際の作業効率を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る乗客コンベアのトラス装置を示す側面図である。
【図2】図1のトラス装置の要部を説明する図である。
【図3】従来の乗客コンベアの据付方法を示す側面図である。
【符号の説明】
1 トラス装置
1a、1b 支持部
1d 切欠き部
2 欄干部材
3 踏段
4a、4b 建屋梁
5a、5b 乗降口
6 吊りロープ
7 揚重機
10 エスカレータ(乗客コンベア)

Claims (1)

  1. 無端状に連結され乗降口間を走行する踏段と、この踏段の両側方に立設される欄干部材とを下方で支持するとともに、前記乗降口の近傍に位置する両端部でそれぞれ建屋梁に支持される一対の支持部を有する乗客コンベアのトラス装置において、
    前記一対の支持部の少なくとも一方の下部に、下方に向かうにつれて前記建屋梁から離れる方向に傾斜する切欠き部を設けたことを特徴とする乗客コンベアのトラス装置。
JP2002209731A 2002-07-18 2002-07-18 乗客コンベアのトラス装置 Pending JP2004051292A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104555683A (zh) * 2015-01-13 2015-04-29 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种扶梯或人行道的桁架支架

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