JP2004051270A - エスカレータの運転制御装置 - Google Patents
エスカレータの運転制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004051270A JP2004051270A JP2002208442A JP2002208442A JP2004051270A JP 2004051270 A JP2004051270 A JP 2004051270A JP 2002208442 A JP2002208442 A JP 2002208442A JP 2002208442 A JP2002208442 A JP 2002208442A JP 2004051270 A JP2004051270 A JP 2004051270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escalator
- speed
- user
- unit
- operation control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 52
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
【課題】エスカレータの移動速度を利用者に応じて変更することができるうえ、エスカレータが途中で停止してしまうことを防止することができるエスカレータの運転制御装置を提供する。
【解決手段】エスカレータ1の乗車口5に利用者を検出するセンサー9が設けられ、センサー9を通過する際の利用者の通過速度を検出する速度検出部11が設けられ、センサー9の利用者検出に基づいて運転制御部4によりエスカレータ1のステップ2とベルト3とが同期して回動移動されると共に、速度検出部11の検出結果に基づいて演算部13,14からエスカレータ1の移動速度並びに運転時間が制御される。
【選択図】 図1
【解決手段】エスカレータ1の乗車口5に利用者を検出するセンサー9が設けられ、センサー9を通過する際の利用者の通過速度を検出する速度検出部11が設けられ、センサー9の利用者検出に基づいて運転制御部4によりエスカレータ1のステップ2とベルト3とが同期して回動移動されると共に、速度検出部11の検出結果に基づいて演算部13,14からエスカレータ1の移動速度並びに運転時間が制御される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレータの運転制御装置、特に、常時は節電上の観点から停止しており、利用者を検出したときにのみ所定時間エスカレータを移動運転するようにしたエスカレータの運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、エスカレータの乗場付近にポールを立設すると共にそのポールに利用者の通過を検知する利用者検出センサーを設け、この利用者検出センサーを利用者が通過したときにエスカレータの移動運転を開始し、利用者がエスカレータ降車口に達すると予測される所定時間を経過したらばエスカレータの移動運転を停止する節電式のエスカレータが駅等に設置されている。
【0003】
また、このようなエスカレータには、上述したポールに減速運転選択スイッチを設け、この減速運転選択スイッチを押圧操作した際には、エスカレータの移動運転速度を減速し、例えば、老人や障害者、或いは、小さな子供連れなど、歩行速度が遅い人であってもエスカレータに容易に乗車できるようにした運転制御装置も知られている(特開2000−198651号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成されたエスカレータの運転制御装置にあっては、ポールに設置された減速運転選択スイッチの存在に気が付かない、減速運転選択スイッチの存在には気が付いたとしてもその機能が理解できずに操作をしない、エスカレータ移動運転開始用のスイッチと誤認識して減速運転をする必要のない利用者が誤って操作してしまう等、適式に利用されるとは言い難かった。
【0005】
一方、このような減速運転選択スイッチの有無に拘らず、従来の節電式のエスカレータの運転制御装置にあっては、上述した利用者検出センサーは、エスカレータ乗車口よりも離れた位置に設置されている。
【0006】
これに対して、利用者検出センサーから実際にエスカレータ乗車口にまで達する所要時間は、利用頻度の関係から健常者の場合を想定しており、例えば、老人や障害者、或いは、小さな子供連れなど、歩行速度が遅い人用には設定されていないのが実情であった。
【0007】
従って、この利用者検出センサーから実際にエスカレータ乗車口にまで達する所要時間が長いと、エスカレータに乗車して移動している途中で所定時間が経過してエスカレータが停止してしまうという問題が生じていた。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するため、エスカレータの移動速度を利用者に応じて変更することができるうえ、エスカレータが途中で停止してしまうことを防止することができるエスカレータの運転制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、本発明のエスカレータの運転制御装置は、エスカレータ乗車口に設けられて利用者を検出する利用者検出部と、該利用者検出部による利用者の検出に基づいてエスカレータのステップとベルトとを同期して回動移動させる運転制御部とを備えたエスカレータの運転制御装置において、前記利用者検出部を通過する際の利用者の通過速度を検出する速度検出部と、該速度検出部の検出結果に基づいて前記エスカレータの移動速度並びに運転時間を決定する演算部とを備えていることを特徴とする。
【0010】
このような構成においては、エスカレータ乗車口に利用者を検出する利用者検出部が設けられ、利用者検出部を通過する際の利用者の通過速度を検出する速度検出部が設けられ、利用者検出部の利用者検出に基づいて運転制御部によりエスカレータのステップとベルトとが同期して回動移動されると共に、速度検出部の検出結果に基づいて演算部によりエスカレータの移動速度並びに運転時間が決定される。
【0011】
これにより、利用者検出部を通過した際の利用者の歩行速度から利用者の状況が判断され、利用者に適したエスカレータの移動速度での運転並びに利用者検出部から実際にエスカレータに乗車するまでに時間を要したとしても、節電のために途中でエスカレータが停止することもない。
【0012】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を段階的に切り替え変更することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を無段階にボリューム変更することを特徴とする。
【0014】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を前記速度検出部で検出した速度と略同じ若しくはそれ以下の速度に変更することを特徴とする。
【0015】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの変更後の移動速度と対応付けされた運転時間の間、前記エスカレータを移動運転することを特徴とする。
【0016】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記演算部は、前記速度検出部で検出された利用者通過速度に基づいて該速度検出部から前記エスカレータまでの歩行時間を予測すると共に、前記エスカレータの変更後の移動速度に対応したエスカレータ移動距離に基づく所要時間に対して前記予測歩行時間を付加した時間と同じ若しくはそれ以上の時間を運転時間とすることを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記速度検出部で検出された利用者通過速度が所定速度以下若しくは利用者歩行停止状態であることを検出した場合にその旨を第三者に報知する報知部を備えていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のエスカレータの運転制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は本発明のエスカレータの運転制御装置のシステム構成図、図2は本発明のエスカレータの運転制御装置のブロック説明図である。
【0020】
図1において、1はエスカレータ、2はエスカレータ1のステップ、3はエスカレータ1のベルト、4はステップ2とベルト3とを同期して回動移動させる運転制御部、5はエスカレータ1の乗車口(又は降車口)、6はエスカレータ1の降車口(又は乗車口)、7は乗車口5から離間(例えば、2m)した位置に立設されたポール、8は降車口6から離間(例えば、2m)した位置に立設されたポールである。
【0021】
ポール7及びポール8は、利用者の通過が可能となるようにエレベータ幅と略同じ幅(若しくはそれ以上)に離間した状態で対向するように各一対設置されている。また、ポール7及びポール8には、利用者の通過を検出すると同時にその通過する際の通過速度(歩行速度)を検出するためのセンサー(例えば、赤外線センサー、ドップラーセンサー)9,10が設けられている。
【0022】
センサー9,10からの検出信号は、各ポール7,8に設けられた速度検出部(利用者速度検出部)11,12により利用者通過速度として演算される。
【0023】
速度検出部11,12の演算結果は、図2に示すように、第1演算部13の比較演算部14に出力される。
【0024】
第1演算部13は、主として速度検出部11,12の演算結果に基づく処理を行うもので、予め設定された基準通過速度(例えば、時速4km)が記憶されたROM15と、比較演算部14による比較結果が出力される判断部16と、判断部16の判断結果に基づいてポール7,8に設けられた報知ランプや音声発信器等の報知部17,18を作動させる出力制御部19とを備えている。また、判断部16の判断結果は、出力制御部19に出力された場合を除いて第2演算部20の速度指令演算部21及び運転時間演算部22に出力される。
【0025】
第2演算部20は、運転制御部4の実際の運転制御情報(ドライバ)を出力処理を行うものである。ここでの運転制御情報とは、速度指令演算部21によるエスカレータ1の移動速度と、運転時間演算部22によるエスカレータ1の運転時間に関する。
【0026】
尚、この実施の形態で示すエスカレータ1は、上下両方向に移動運転が可能となっており、例えば、時間帯によって上り運転と下り運転とで切り替えたり、センサー9,10の利用者を先に検出した方を優先運転したりするなど、その利用形態は問わない。また、上り運転専用若しくは下り運転専用とした場合には、その際の降車口側のポール7,8は不要である。
【0027】
上記の構成において、利用者がエスカレータ1を利用しようとポール7の間を通過すると、センサー9がそれを検出し、その検出信号が速度検出部11に出力される。
【0028】
速度検出部11は、例えば、センサー9を通過する際の利用者の通過速度を検出する。尚、センサー9を用いた速度検出方法自体は公知である。その演算後の通過速度は、速度信号として比較演算部14に出力される。
【0029】
比較演算部14は、速度検出部11からの速度信号と、ROM15に記憶された基準通過速度(例えば、時速4km)とを比較する。その比較結果、基準速度以上の場合には通常運転信号を判断部16に出力し、基準速度以下の場合には遅速運転信号を判断部16に出力する。この際、例えば、センサー9の赤外線が遮断されたままの状態が継続した場合等には、利用者がステップ2に乗り移ることができずに立ち止まって困惑しているなどと判断し、異常信号を判断部16に出力する。
【0030】
判断部16は、比較演算部14から通常運転信号を受信した場合には速度指令演算部21と運転時間演算部22とに通常運転用のエスカレータ1の移動速度並びに運転時間に相当する通常運転用ドライバ情報を出力し、比較演算部14から遅速運転信号を受信した場合には速度指令演算部21と運転時間演算部22とに遅速運転用のエスカレータ1の移動速度並びに運転時間に相当する遅速運転用ドライバ情報を出力し、比較演算部14から異常信号を受信した場合には出力制御部19に報知ドライバ情報を出力する。
【0031】
速度指令演算部21は、通常運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動速度が通常運転速度(例えば、時速4km)となるように、運転制御部4に駆動信号を出力する。また、遅速運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動速度が遅速運転速度(例えば、時速2km)となるように、運転制御部4に駆動信号を出力する。
【0032】
運転時間演算部22は、通常運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動運転時間が通常運転時間(例えば階高6.5m程度では、120秒間)となるように、運転制御部4にタイマー信号を出力する。また、遅速運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動運転時間が遅速運転時間(例えば階高6.5m程度では、240秒間)となるように、運転制御部4にタイマー信号を出力する。
【0033】
運転制御部4は、速度指令演算部21からの駆動信号及び運転時間演算部22からのタイマー信号に基づいて、ステップ2とベルト3とを同期させて所定速度・所定時間・所定方向に回動移動させる。
【0034】
また、判断部16は、比較演算部14から異常信号を受信した場合には、出力制御部19に対して報知ドライバ情報を出力する。出力制御部19は、この報知ドライバ情報に基づいて、報知ランプや音声発信器等の報知部17,18を作動させる。
【0035】
尚、上記実施の形態では、ROM15は基準速度を記憶し、比較演算部14では、この基準速度と検出速度とを比較した場合を説明したが、ROM15に複数段階(例えば、時速4km以上、時速2km〜4km未満、時速2km未満)の比較速度情報を記憶させ、比較演算部14では速度検出部11(12)からの速度信号とその比較速度情報とを比較させて通常運転速度に相当する高速運転速度(例えば、時速4km)、遅速運転速度に相当する中速運転速度(例えば、時速2km)、低速運転速度(例えば、時速1km)の3段階等の運転速度とすると共に、各運転速度に適した移動運転時間にてエスカレータ1の移動運転とすることも可能である。
【0036】
また、例えば、利用者が通常運転速度で移動中に、次の利用者があった場合、移動運転時間はリセットされる。
【0037】
この際、先の利用者が通常運転速度であり、次の利用者が遅速運転速度対象であった場合、その次の利用者が乗車口5に達するまでの間を利用してエスカレータ1の移動速度を徐々にボリューム的に遅くし、移動中の利用者への配慮と、これから利用しようとする利用者への配慮とを併用することも可能である。
【0038】
また、先の利用者が降車口6に達するであろう所要時間、即ち、次の利用者がなかった場合にエスカレータ1の移動運転が停止する予定の残り時間と、次の利用者がセンサー9を通過してから実際にステップ2へと乗り移るであろう所要時間を検出した通過速度に基づいて演算し、その演算結果と先の利用者に対する残り時間とを比較し、先の利用者が降車口6に達した後に次の利用者が実際にステップ2に乗り移ると判断された場合には、先の利用者が降車口6に達した後にエスカレータ1の移動速度を遅くすることも可能である。
【0039】
また、エスカレータ1の移動距離は固定されているため、エスカレータ1の移動速度に対する所要時間は予め求めることができる。従って、速度検出部11で検出された歩行速度と、ROM15に記憶された歩行速度毎(例えば、時速0.5km毎)のステップ2に乗り移るまでの予測歩行時間とを比較し、エスカレータ1の移動速度を決定すると共にそのエスカレータ1の移動速度に対応する所要時間に予測歩行時間を加算してエスカレータ1の移動運転時間としても良い。
【0040】
また、速度検出部11で検出された通過速度(若しくは、それ以下の速度)をエスカレータ1の移動速度とすると共に、その移動速度(=通過速度)に基づく運転時間を上述した予測歩行時間の加算方式を利用して算出しても良い。尚、通過速度よりも遅くする場合には、通過速度−0.5kmとするなどの基準値を設けることも可能である。
【0041】
ところで、例えば、エスカレータ1が上り運転状態にあるとき、ポール7に設けられたセンサー9が利用者を検出してから、ポール8に設けられた利用者通過検出センサー10が利用者を検出するまでの期間をエスカレータ1の運転時間とすることも考えられる。
【0042】
しかしながら、上下相方向運転が可能なエスカレータ1の場合、利用者が上り運転中であることを知らないで誤って降車口6に向かい、利用者通過検出センサー10が利用者検出状態となってエスカレータ1が停止してしまう場合や、利用者検出に伴ってエスカレータ1の移動運転を開始した後、次の利用者がいた場合に、最初の利用者が利用者検出センサー10で検出したことにより次の利用者が途中であるにも拘らずエスカレータ1の移動運転を停止してしまう等の実際の利用勝手を満足する複雑なシステム構築が必要となるため、本実施の形態では、このような移動運転開始・終了センサー方式は採用していない。
【0043】
従って、エスカレータ1が相方向若しくは一時的なものも含めて片道専用方向の移動方式に拘らず、簡素な構成でありながらエスカレータ1の利用途中で移動運転が停止することを防止することができる。
【0044】
尚、上記実施の形態では、下階から上階へと移動する利用者に対して説明したが、上階から下階へと移動する場合も同様である。また、エスカレータ1は水平移動式等に適用することができることは勿論である。さらに、センサー9,10の設置は、ポール7,8に限定されず、乗車口5の付近の床面やニューアール部分に設けることも可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明のエスカレータの運転制御装置にあっては、以上説明したように構成したことにより、エスカレータの移動速度を利用者に応じて変更することができるうえ、エスカレータが途中で停止してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるエスカレータの運転制御装置のシステム構成図である。
【図2】本発明のエスカレータの運転制御装置のブロック説明図である。
【符号の説明】
1 エスカレータ、2 ステップ、3 ベルト、4 運転制御部、5 乗車口(降車口)、6 降車口(乗車口)、9 センサー(利用者検出部)、10 センサー(利用者検出部)、11 速度検出部、12 速度検出部、13 第1演算部(演算部)、14 比較演算部(演算部)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレータの運転制御装置、特に、常時は節電上の観点から停止しており、利用者を検出したときにのみ所定時間エスカレータを移動運転するようにしたエスカレータの運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、エスカレータの乗場付近にポールを立設すると共にそのポールに利用者の通過を検知する利用者検出センサーを設け、この利用者検出センサーを利用者が通過したときにエスカレータの移動運転を開始し、利用者がエスカレータ降車口に達すると予測される所定時間を経過したらばエスカレータの移動運転を停止する節電式のエスカレータが駅等に設置されている。
【0003】
また、このようなエスカレータには、上述したポールに減速運転選択スイッチを設け、この減速運転選択スイッチを押圧操作した際には、エスカレータの移動運転速度を減速し、例えば、老人や障害者、或いは、小さな子供連れなど、歩行速度が遅い人であってもエスカレータに容易に乗車できるようにした運転制御装置も知られている(特開2000−198651号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成されたエスカレータの運転制御装置にあっては、ポールに設置された減速運転選択スイッチの存在に気が付かない、減速運転選択スイッチの存在には気が付いたとしてもその機能が理解できずに操作をしない、エスカレータ移動運転開始用のスイッチと誤認識して減速運転をする必要のない利用者が誤って操作してしまう等、適式に利用されるとは言い難かった。
【0005】
一方、このような減速運転選択スイッチの有無に拘らず、従来の節電式のエスカレータの運転制御装置にあっては、上述した利用者検出センサーは、エスカレータ乗車口よりも離れた位置に設置されている。
【0006】
これに対して、利用者検出センサーから実際にエスカレータ乗車口にまで達する所要時間は、利用頻度の関係から健常者の場合を想定しており、例えば、老人や障害者、或いは、小さな子供連れなど、歩行速度が遅い人用には設定されていないのが実情であった。
【0007】
従って、この利用者検出センサーから実際にエスカレータ乗車口にまで達する所要時間が長いと、エスカレータに乗車して移動している途中で所定時間が経過してエスカレータが停止してしまうという問題が生じていた。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するため、エスカレータの移動速度を利用者に応じて変更することができるうえ、エスカレータが途中で停止してしまうことを防止することができるエスカレータの運転制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、本発明のエスカレータの運転制御装置は、エスカレータ乗車口に設けられて利用者を検出する利用者検出部と、該利用者検出部による利用者の検出に基づいてエスカレータのステップとベルトとを同期して回動移動させる運転制御部とを備えたエスカレータの運転制御装置において、前記利用者検出部を通過する際の利用者の通過速度を検出する速度検出部と、該速度検出部の検出結果に基づいて前記エスカレータの移動速度並びに運転時間を決定する演算部とを備えていることを特徴とする。
【0010】
このような構成においては、エスカレータ乗車口に利用者を検出する利用者検出部が設けられ、利用者検出部を通過する際の利用者の通過速度を検出する速度検出部が設けられ、利用者検出部の利用者検出に基づいて運転制御部によりエスカレータのステップとベルトとが同期して回動移動されると共に、速度検出部の検出結果に基づいて演算部によりエスカレータの移動速度並びに運転時間が決定される。
【0011】
これにより、利用者検出部を通過した際の利用者の歩行速度から利用者の状況が判断され、利用者に適したエスカレータの移動速度での運転並びに利用者検出部から実際にエスカレータに乗車するまでに時間を要したとしても、節電のために途中でエスカレータが停止することもない。
【0012】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を段階的に切り替え変更することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を無段階にボリューム変更することを特徴とする。
【0014】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を前記速度検出部で検出した速度と略同じ若しくはそれ以下の速度に変更することを特徴とする。
【0015】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記運転制御部は、前記エスカレータの変更後の移動速度と対応付けされた運転時間の間、前記エスカレータを移動運転することを特徴とする。
【0016】
また、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記演算部は、前記速度検出部で検出された利用者通過速度に基づいて該速度検出部から前記エスカレータまでの歩行時間を予測すると共に、前記エスカレータの変更後の移動速度に対応したエスカレータ移動距離に基づく所要時間に対して前記予測歩行時間を付加した時間と同じ若しくはそれ以上の時間を運転時間とすることを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明のエスカレータの運転制御装置は、前記速度検出部で検出された利用者通過速度が所定速度以下若しくは利用者歩行停止状態であることを検出した場合にその旨を第三者に報知する報知部を備えていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のエスカレータの運転制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は本発明のエスカレータの運転制御装置のシステム構成図、図2は本発明のエスカレータの運転制御装置のブロック説明図である。
【0020】
図1において、1はエスカレータ、2はエスカレータ1のステップ、3はエスカレータ1のベルト、4はステップ2とベルト3とを同期して回動移動させる運転制御部、5はエスカレータ1の乗車口(又は降車口)、6はエスカレータ1の降車口(又は乗車口)、7は乗車口5から離間(例えば、2m)した位置に立設されたポール、8は降車口6から離間(例えば、2m)した位置に立設されたポールである。
【0021】
ポール7及びポール8は、利用者の通過が可能となるようにエレベータ幅と略同じ幅(若しくはそれ以上)に離間した状態で対向するように各一対設置されている。また、ポール7及びポール8には、利用者の通過を検出すると同時にその通過する際の通過速度(歩行速度)を検出するためのセンサー(例えば、赤外線センサー、ドップラーセンサー)9,10が設けられている。
【0022】
センサー9,10からの検出信号は、各ポール7,8に設けられた速度検出部(利用者速度検出部)11,12により利用者通過速度として演算される。
【0023】
速度検出部11,12の演算結果は、図2に示すように、第1演算部13の比較演算部14に出力される。
【0024】
第1演算部13は、主として速度検出部11,12の演算結果に基づく処理を行うもので、予め設定された基準通過速度(例えば、時速4km)が記憶されたROM15と、比較演算部14による比較結果が出力される判断部16と、判断部16の判断結果に基づいてポール7,8に設けられた報知ランプや音声発信器等の報知部17,18を作動させる出力制御部19とを備えている。また、判断部16の判断結果は、出力制御部19に出力された場合を除いて第2演算部20の速度指令演算部21及び運転時間演算部22に出力される。
【0025】
第2演算部20は、運転制御部4の実際の運転制御情報(ドライバ)を出力処理を行うものである。ここでの運転制御情報とは、速度指令演算部21によるエスカレータ1の移動速度と、運転時間演算部22によるエスカレータ1の運転時間に関する。
【0026】
尚、この実施の形態で示すエスカレータ1は、上下両方向に移動運転が可能となっており、例えば、時間帯によって上り運転と下り運転とで切り替えたり、センサー9,10の利用者を先に検出した方を優先運転したりするなど、その利用形態は問わない。また、上り運転専用若しくは下り運転専用とした場合には、その際の降車口側のポール7,8は不要である。
【0027】
上記の構成において、利用者がエスカレータ1を利用しようとポール7の間を通過すると、センサー9がそれを検出し、その検出信号が速度検出部11に出力される。
【0028】
速度検出部11は、例えば、センサー9を通過する際の利用者の通過速度を検出する。尚、センサー9を用いた速度検出方法自体は公知である。その演算後の通過速度は、速度信号として比較演算部14に出力される。
【0029】
比較演算部14は、速度検出部11からの速度信号と、ROM15に記憶された基準通過速度(例えば、時速4km)とを比較する。その比較結果、基準速度以上の場合には通常運転信号を判断部16に出力し、基準速度以下の場合には遅速運転信号を判断部16に出力する。この際、例えば、センサー9の赤外線が遮断されたままの状態が継続した場合等には、利用者がステップ2に乗り移ることができずに立ち止まって困惑しているなどと判断し、異常信号を判断部16に出力する。
【0030】
判断部16は、比較演算部14から通常運転信号を受信した場合には速度指令演算部21と運転時間演算部22とに通常運転用のエスカレータ1の移動速度並びに運転時間に相当する通常運転用ドライバ情報を出力し、比較演算部14から遅速運転信号を受信した場合には速度指令演算部21と運転時間演算部22とに遅速運転用のエスカレータ1の移動速度並びに運転時間に相当する遅速運転用ドライバ情報を出力し、比較演算部14から異常信号を受信した場合には出力制御部19に報知ドライバ情報を出力する。
【0031】
速度指令演算部21は、通常運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動速度が通常運転速度(例えば、時速4km)となるように、運転制御部4に駆動信号を出力する。また、遅速運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動速度が遅速運転速度(例えば、時速2km)となるように、運転制御部4に駆動信号を出力する。
【0032】
運転時間演算部22は、通常運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動運転時間が通常運転時間(例えば階高6.5m程度では、120秒間)となるように、運転制御部4にタイマー信号を出力する。また、遅速運転用ドライバ情報を受信した場合には、エスカレータ1の移動運転時間が遅速運転時間(例えば階高6.5m程度では、240秒間)となるように、運転制御部4にタイマー信号を出力する。
【0033】
運転制御部4は、速度指令演算部21からの駆動信号及び運転時間演算部22からのタイマー信号に基づいて、ステップ2とベルト3とを同期させて所定速度・所定時間・所定方向に回動移動させる。
【0034】
また、判断部16は、比較演算部14から異常信号を受信した場合には、出力制御部19に対して報知ドライバ情報を出力する。出力制御部19は、この報知ドライバ情報に基づいて、報知ランプや音声発信器等の報知部17,18を作動させる。
【0035】
尚、上記実施の形態では、ROM15は基準速度を記憶し、比較演算部14では、この基準速度と検出速度とを比較した場合を説明したが、ROM15に複数段階(例えば、時速4km以上、時速2km〜4km未満、時速2km未満)の比較速度情報を記憶させ、比較演算部14では速度検出部11(12)からの速度信号とその比較速度情報とを比較させて通常運転速度に相当する高速運転速度(例えば、時速4km)、遅速運転速度に相当する中速運転速度(例えば、時速2km)、低速運転速度(例えば、時速1km)の3段階等の運転速度とすると共に、各運転速度に適した移動運転時間にてエスカレータ1の移動運転とすることも可能である。
【0036】
また、例えば、利用者が通常運転速度で移動中に、次の利用者があった場合、移動運転時間はリセットされる。
【0037】
この際、先の利用者が通常運転速度であり、次の利用者が遅速運転速度対象であった場合、その次の利用者が乗車口5に達するまでの間を利用してエスカレータ1の移動速度を徐々にボリューム的に遅くし、移動中の利用者への配慮と、これから利用しようとする利用者への配慮とを併用することも可能である。
【0038】
また、先の利用者が降車口6に達するであろう所要時間、即ち、次の利用者がなかった場合にエスカレータ1の移動運転が停止する予定の残り時間と、次の利用者がセンサー9を通過してから実際にステップ2へと乗り移るであろう所要時間を検出した通過速度に基づいて演算し、その演算結果と先の利用者に対する残り時間とを比較し、先の利用者が降車口6に達した後に次の利用者が実際にステップ2に乗り移ると判断された場合には、先の利用者が降車口6に達した後にエスカレータ1の移動速度を遅くすることも可能である。
【0039】
また、エスカレータ1の移動距離は固定されているため、エスカレータ1の移動速度に対する所要時間は予め求めることができる。従って、速度検出部11で検出された歩行速度と、ROM15に記憶された歩行速度毎(例えば、時速0.5km毎)のステップ2に乗り移るまでの予測歩行時間とを比較し、エスカレータ1の移動速度を決定すると共にそのエスカレータ1の移動速度に対応する所要時間に予測歩行時間を加算してエスカレータ1の移動運転時間としても良い。
【0040】
また、速度検出部11で検出された通過速度(若しくは、それ以下の速度)をエスカレータ1の移動速度とすると共に、その移動速度(=通過速度)に基づく運転時間を上述した予測歩行時間の加算方式を利用して算出しても良い。尚、通過速度よりも遅くする場合には、通過速度−0.5kmとするなどの基準値を設けることも可能である。
【0041】
ところで、例えば、エスカレータ1が上り運転状態にあるとき、ポール7に設けられたセンサー9が利用者を検出してから、ポール8に設けられた利用者通過検出センサー10が利用者を検出するまでの期間をエスカレータ1の運転時間とすることも考えられる。
【0042】
しかしながら、上下相方向運転が可能なエスカレータ1の場合、利用者が上り運転中であることを知らないで誤って降車口6に向かい、利用者通過検出センサー10が利用者検出状態となってエスカレータ1が停止してしまう場合や、利用者検出に伴ってエスカレータ1の移動運転を開始した後、次の利用者がいた場合に、最初の利用者が利用者検出センサー10で検出したことにより次の利用者が途中であるにも拘らずエスカレータ1の移動運転を停止してしまう等の実際の利用勝手を満足する複雑なシステム構築が必要となるため、本実施の形態では、このような移動運転開始・終了センサー方式は採用していない。
【0043】
従って、エスカレータ1が相方向若しくは一時的なものも含めて片道専用方向の移動方式に拘らず、簡素な構成でありながらエスカレータ1の利用途中で移動運転が停止することを防止することができる。
【0044】
尚、上記実施の形態では、下階から上階へと移動する利用者に対して説明したが、上階から下階へと移動する場合も同様である。また、エスカレータ1は水平移動式等に適用することができることは勿論である。さらに、センサー9,10の設置は、ポール7,8に限定されず、乗車口5の付近の床面やニューアール部分に設けることも可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明のエスカレータの運転制御装置にあっては、以上説明したように構成したことにより、エスカレータの移動速度を利用者に応じて変更することができるうえ、エスカレータが途中で停止してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるエスカレータの運転制御装置のシステム構成図である。
【図2】本発明のエスカレータの運転制御装置のブロック説明図である。
【符号の説明】
1 エスカレータ、2 ステップ、3 ベルト、4 運転制御部、5 乗車口(降車口)、6 降車口(乗車口)、9 センサー(利用者検出部)、10 センサー(利用者検出部)、11 速度検出部、12 速度検出部、13 第1演算部(演算部)、14 比較演算部(演算部)。
Claims (7)
- エスカレータ乗車口に設けられて利用者を検出する利用者検出部と、該利用者検出部による利用者の検出に基づいてエスカレータのステップとベルトとを同期して回動移動させる運転制御部とを備えたエスカレータの運転制御装置において、
前記利用者検出部を通過する際の利用者の通過速度を検出する速度検出部と、該速度検出部の検出結果に基づいて前記エスカレータの移動速度並びに運転時間を決定する演算部とを備えていることを特徴とするエスカレータの運転制御装置。 - 前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を段階的に切り替え変更することを特徴とする請求項1に記載のエスカレータの運転制御装置。
- 前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を無段階にボリューム変更することを特徴とする請求項1に記載のエスカレータの運転制御装置。
- 前記運転制御部は、前記エスカレータの移動速度を前記速度検出部で検出した速度と略同じ若しくはそれ以下の速度に変更することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載のエスカレータの運転制御装置。
- 前記運転制御部は、前記エスカレータの変更後の移動速度と対応付けされた運転時間の間、前記エスカレータを移動運転することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載のエスカレータの運転制御装置。
- 前記演算部は、前記速度検出部で検出された利用者通過速度に基づいて該速度検出部から前記エスカレータまでの歩行時間を予測すると共に、前記エスカレータの変更後の移動速度に対応したエスカレータ移動距離に基づく所要時間に対して前記予測歩行時間を付加した時間と同じ若しくはそれ以上の時間を運転時間とすることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載のエスカレータの運転制御装置。
- 前記速度検出部で検出された利用者通過速度が所定速度以下若しくは利用者歩行停止状態であることを検出した場合にその旨を第三者に報知する報知部を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載のエスカレータの運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002208442A JP2004051270A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | エスカレータの運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002208442A JP2004051270A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | エスカレータの運転制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004051270A true JP2004051270A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31932586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002208442A Pending JP2004051270A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | エスカレータの運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004051270A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006062767A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア |
JP2021026347A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体システム |
JP7416311B1 (ja) | 2023-05-23 | 2024-01-17 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | 乗客コンベア |
-
2002
- 2002-07-17 JP JP2002208442A patent/JP2004051270A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006062767A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア |
JP4628723B2 (ja) * | 2004-08-24 | 2011-02-09 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
JP2021026347A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体システム |
JP7230728B2 (ja) | 2019-07-31 | 2023-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体システム |
JP7416311B1 (ja) | 2023-05-23 | 2024-01-17 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | 乗客コンベア |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4476497B2 (ja) | 乗客コンベアの制御装置 | |
JP4813880B2 (ja) | 乗客コンベア制御装置 | |
JP2004051270A (ja) | エスカレータの運転制御装置 | |
JP4771703B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2005001860A (ja) | 速度切換え式乗客コンベア | |
JP2013001479A (ja) | 乗客コンベア | |
JP2004099266A (ja) | 乗客コンベア | |
JP2004123348A (ja) | 乗客コンベア | |
JP2007210710A (ja) | 乗客コンベア | |
JP2004244183A (ja) | エスカレータ装置 | |
JP2008308268A (ja) | 乗客コンベア運転装置 | |
JPH07117965A (ja) | エスカレータの制御装置 | |
JP2010058898A (ja) | エスカレータの運転制御装置 | |
JP2012236654A (ja) | 乗客コンベアの制御装置 | |
JP2015140231A (ja) | 乗客コンベアの自動速度切換装置 | |
JP2000327255A (ja) | 車椅子用踏段付エスカレータ制御装置 | |
JP2002104761A (ja) | 乗客コンベアの制御システム | |
JP2021181361A (ja) | 乗客コンベアおよび乗客コンベアの運転方法 | |
JP3584309B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2005200178A (ja) | 乗客コンベア装置 | |
JP2004224548A (ja) | エスカレータシステム | |
JP2000198656A (ja) | 乗客コンベアの運転装置 | |
JPH07125962A (ja) | マンコンベア運転制御装置 | |
JP5676792B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2004043134A (ja) | 乗客コンベア |