JP2004049583A - 管状器官用治療具の挿入装置 - Google Patents

管状器官用治療具の挿入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004049583A
JP2004049583A JP2002211879A JP2002211879A JP2004049583A JP 2004049583 A JP2004049583 A JP 2004049583A JP 2002211879 A JP2002211879 A JP 2002211879A JP 2002211879 A JP2002211879 A JP 2002211879A JP 2004049583 A JP2004049583 A JP 2004049583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
guide wire
tubular organ
distal end
pusher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002211879A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Asano
浅野 寛幸
Hiroshi Takahashi
高橋 博
Kunio Kuwabara
桑原 邦生
Hideki Furuya
古屋 英樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Medical Devices Inc
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Piolax Medical Devices Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd, Piolax Medical Devices Inc filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP2002211879A priority Critical patent/JP2004049583A/ja
Publication of JP2004049583A publication Critical patent/JP2004049583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

【課題】ステント、ステントグラフトなどの治療具の挿入作業を容易かつ迅速に行えるようにした管状器官用治療具の挿入装置を提供する。
【解決手段】ステント、ステントグラフト等の管状器官用治療具を管状器官内に挿入するための装置であって、前記管状器官用治療具の収容部を先端部内周に有する外側カテーテル20と、前記管状器官用治療具を押出すために前記外側カテール内に配置されたプッシャ40と、このプッシャの内側にそれと一体又は別体に配置され、その内部にはガイドワイヤ50が挿通される内側カテーテル20とを有している。そして、カテーテルの基端から突出するガイドワイヤ50の基端部に操作部90が取付けられ、この操作部90とカテーテルの基端部との間が、前記ガイドワイヤ50を囲む伸縮性カバー材95でシールされている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば血管、尿管、胆管、気管などの管状器官内に、ステント、ステントグラフト等の治療具を挿入するための管状器官用治療具の挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、血管、尿管、胆管、気管などの人体の管状器官における治療のため、カテーテルを通してステントを挿入し配置することが行われている。例えば血管の狭窄部にステントを配置して拡張したり、動脈瘤が形成された箇所にステントを配置して動脈瘤の破裂を防止する治療方法が知られている。特に動脈瘤の治療においては、ステントの外周に織布などの筒状カバーを被覆してなるステントグラフトが使用されている。
【0003】
ステント、ステントグラフトのような治療具を人体の管状器官、例えば血管に挿入する方法としては、まず、ガイドワイヤを経皮的に血管内に挿入し、ガイドワイヤの先端を治療すべき箇所に到達させる。その状態で親カテーテルをガイドワイヤの外周に沿って挿入し、親カテーテルの先端を上記治療すべき箇所に到達させる。
【0004】
次いで、ガイドワイヤを抜き出し、子カテーテルの先端に治療具を縮径させて収容し、親カテーテルを通して上記子カテーテルを挿入する。子カテーテルの先端が血管の治療すべき箇所に到達したら、子カテーテルに挿入されたプッシャで治療具を押出し、血管内に留置させる。
【0005】
また、特開平11−501244号には、管腔内プロテーゼ(ステント、ステントグラフトなど)配置デバイスであって、細い内側カテーテル上をスライド可能とされた中空プランジャと、内部をカテーテルおよびプランジャがスライドする外側シースとを具備し、プランジャの先端部には、ソフトで引裂耐性のある回収用バルブが設けられており、内側カテーテルの先端部には、拡径用チップが設けられていて、プランジャの基端部には、プランジャとカテーテルとの相対位置を一時的にロックするためのロック機構が設けられ、外側シースの基端部には、プランジャと外側シースとの相対位置を一時的にロックするためのロック機構が設けられた管腔内プロテーゼ配置配置手段が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の治療具の挿入操作においては、前述したように、まず、ガイドワイヤを目的とする治療箇所まで挿入し、このガイドワイヤに沿って親カテーテルを挿入し、この親カテーテル内に子カテーテルを挿入して、子カテーテルの先端から治療具を押出すという操作で行われていたため、挿入作業や抜き出し作業を複数回行わなければならず、治療具の挿入作業に時間と労力がかかるという問題があった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、ステント、ステントグラフトなどの治療具の挿入作業を容易かつ迅速に行えるようにした管状器官用治療具の挿入装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1は、ステント、ステントグラフト等の管状器官用治療具を管状器官内に挿入するための装置であって、前記管状器官用治療具を挿入するための1重又は多重構造のカテーテルと、このカテーテルに挿通されるガイドワイヤとを備え、前記カテーテルの基端から突出する前記ガイドワイヤの基端部に操作部が取付けられ、この操作部と前記カテーテルの基端部との間が、前記ガイドワイヤを囲み軸方向に伸縮性を有する伸縮性カバー材でシールされていることを特徴とする管状器官用治療具の挿入装置を提供するものである。
【0009】
上記発明によれば、伸縮性カバー材を伸縮させてカテーテルに対して操作部を軸方向に動かすことにより、カテーテルの先端からガイドワイヤを突出させたり引っ込めたりすることができる。このため、例えば、カテーテルの位置を変えないで、操作部を押し出すことにより、カテーテル先端からガイドワイヤを突き出して進行させることができ、逆に、操作部の位置を変えないで、カテーテルを押出すことにより、ガイドワイヤをカテーテル内に引き込んでカテーテルを進行させることができる。
【0010】
すなわち、管状器官内への挿入に際して、カテーテルとガイドワイヤとを一体に管状器官内に挿入し、ガイドワイヤを突き出して進行させた後、カテーテルを進行させてガイドワイヤを引き込み、再びガイドワイヤを突き出して進行させるという操作を繰り返しながら、ガイドワイヤを進行させつつカテーテルを挿入することができるので、治療具の挿入作業を容易かつ迅速に行うことができる。
【0011】
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記カテーテルは、前記管状器官用治療具の収容部を先端部内周に有する外側カテーテルと、前記管状器官用治療具を押出すために前記外側カテール内に配置されたプッシャと、このプッシャの内側にそれと一体又は別体に配置され、その内部には前記ガイドワイヤが挿通される内側カテーテルとで構成されており、前記プッシャ及び前記内側カテーテルは、前記外側カテーテルの基端部にスライド可能にシールされて挿入され、前記伸縮性カバー材は、前記プッシャ及び前記内側カテーテルの基端部と前記操作部とを連結している管状器官用治療具の挿入装置を提供するものである。
【0012】
上記発明によれば、管状器官用治療具を外側カテーテルの先端部内周に収容し、前述した方法でカテーテルの先端を管状器官の治療箇所まで挿入した後、プッシャを押出すことによって、外側カテーテルの先端から治療具を押出して管状器官内に留置させることができる。
【0013】
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記ガイドワイヤは、少なくとも先端部にX線不透過性部分を有し、かつ、先端部が湾曲した形状に復帰するように形成されている管状器官用治療具の挿入装置を提供するものである。
【0014】
上記発明によれば、ガイドワイヤの先端部にX線不透過性部分が設けられているので、ガイドワイヤの先端位置をX線モニタによって確認することができ、ガイドワイヤの先端部が湾曲した形状に復帰するように形成されているので、ガイドワイヤを回転させることにより進路を選択することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1〜5には、本発明による管状器官用治療具の挿入装置の一実施形態が示されている。図1は同挿入装置の全体を示し、(A)は先端部の断面図、(B)は基端部の断面図、図2は同挿入装置を血管内に挿入して進行させる手順を示す説明図、図3は同挿入装置を血管の分岐部において所望の方向に進行させる手順を示す説明図、図4は同挿入装置により血管の動脈瘤の内側にステントグラフトを留置させる手順を示す説明図、図5はステントグラフトを血管内に留置させた状態を示す説明図である。
【0016】
図1に示すように、この管状器官用治療具の挿入装置10は、外側カテーテル20と、外側カテーテル20内に配置された内側カテーテル30と、内側カテーテル30の外側に配置された線状部材からなるプッシャ40と、内側カテーテル30内に挿入されたガイドワイヤ50とを有している。
【0017】
外側カテーテル20は、先端部21が拡径されて、その内側が治療具60の収容部22となっている。外側カテーテル20の基端は、筒状ホルダ70の内周に固着されている。外側カテーテル20の材質は、例えばポリアミド、ポリエチレン、フッ素樹脂、ポリイミド等から選ばれた生体適合性のある合成樹脂が好ましく使用される。外側カテーテル20の外径は、適用箇所によって適宜選択すればよいが、通常1〜10mmが好ましい。外側カテーテル20の壁厚は、使用する材料や、適用箇所によって適宜選択すればよいが、通常0.5〜1mmが好ましい。なお、収容部22の内径を十分にとれれば、外側カテーテル20の先端部21は拡径されていなくてもよい。
【0018】
内側カテーテル30は、その内側にガイドワイヤ50が挿通される挿通孔31を有している。内側カテーテル30の先端部は、外側カテーテル20の先端から突出しており、しかも外側カテーテル20の先端開口23をキャップ状に閉塞するように拡径された頭部32をなしている。頭部32は、この実施形態の場合、先細のテーパ形状をなし、血管等の管状器官内を進行するときに、管状器官の内壁を損傷しないようにされている。
【0019】
内側カテーテル30の材質は、例えば外側カテーテルと同様な生体適合性のある合成樹脂が好ましく使用される。内側カテーテル30は、ガイドワイヤ50を挿通できる内径と、外側カテーテル20内にプッシャ40と共に挿入できる外径と、プッシャ40と協働して挿入時のプッシュアビリティを付与できる壁厚を有していればよい。
【0020】
なお、内側カテーテル30の頭部32には、X線不透過性材料が混合又は取付けられていることが好ましい。X線不透過性材料としては、例えば金、白金、イリジウム、タンタル、タングステン、銀等や、それらを含有する合金などが好ましく使用される。
【0021】
内側カテーテル30の基端は、前記筒状ホルダ70の後端のキャップ71に挿入されたスライド筒80に挿入され、このスライド筒80の後端部に設けられたグリップ81の内周に固定されている。
【0022】
プッシャ40は、この実施形態では、内側カテーテル30の外周に配置された複数の線材からなり、その先端部41が外径方向に屈曲されて、収容部22に収容される治療具60の基端に係合するようになっている。ただし、プッシャ40は、内側カテーテル30の外周に配置されるチューブでもよく、あるいは内側カテーテル30と一体に形成されたものであってもよい。
【0023】
プッシャ40の材質は、例えば外側カテーテルと同様な生体適合性のある合成樹脂や、Ti−Ni合金等からなる超弾性合金や、ステンレスや、金、白金、タングステンなどのX線不透過性金属などが好ましく使用される。
【0024】
プッシャ40の基端部は、内側カテーテル30と共に、筒状ホルダ70の後端のキャップ71に挿入されたスライド筒80に挿入され、このスライド筒80の後端部に設けられたグリップ81の内周に固定されている。
【0025】
ガイドワイヤ50としては、公知の各種のものが使用できる。すなわち、超弾性合金や、ステンレスなどからなる芯線に合成樹脂膜を被覆したものや、芯線の外周にコイルを装着し、このコイルの外周を更に合成樹脂膜で被覆したものなどが用いられる。ガイドワイヤ50は、先端部51に前述したX線不透過性金属などを取付けたり、X線不透過性材料を付与して形成したX線不透過性部分を有していることが好ましい。また、ガイドワイヤ50の先端部51は、管状器官の分岐部において、所望の進路を選択できるようにするため、例えばJ字形などの湾曲した形状に復帰するように形成されていることが好ましい。
【0026】
筒状ホルダ70及びスライド筒80は、それぞれ合成樹脂や金属で形成されている。スライド筒80の先端は、筒状ホルダ70の後端に取付けられたキャップ71にスプライン嵌合してスライド可能に挿通されている。そして、筒状ホルダ70の内周と、スライド筒80の先端部外周との間には、パッキン82が介装されており、筒状ホルダ70及びスライド筒80内を気密的にシールしている。スライド筒80は、筒状ホルダ70に対して、矢印A方向にスライド可能とされている。
【0027】
スライド筒80のグリップ81より更に後方には、薬液注入室83が形成されており、この薬液注入室83に薬液等を注入するための、コック84が付いた注入ポート85が取付けられている。更に、薬液注入室83の基端側壁部86からガイドワイヤ50が挿出されている。
【0028】
内側カテーテル30及びプッシャ40の基端面は、薬液注入室83内に露出しており、スライド筒80内周との間に隙間が設けられている。したがって、注入ポート85から生理食塩水や薬液等の液体を注入すると、薬液注入室83を介して、内側カテーテル30及びプッシャ40と、スライド筒80内周との隙間を通して上記液体が流れ、筒状ホルダ70内から外側カテーテル20内に流入するようになっている。また、スライド筒80を矢印A方向にスライドさせても、パッキン82によって気密性が維持されるようになっている。
【0029】
ガイドワイヤ50の後端には、操作部90が取付けられている。操作部90には、薬液注入室91と、この薬液注入室91に薬液等を注入するための、コック92が付いた注入ポート93が取付けられている。ガイドワイヤ50は、薬液注入室91の先端側壁部94、薬液注入室91及び操作部90をそれぞれ挿通されているが、操作部90の部分に設けた図示しないパッキン及びクランプでシールされて固定されている。
【0030】
薬液注入室83の基端側壁部86と、薬液注入室91の先端側壁部94との間には、ガイドワイヤ50を囲み、軸方向に伸縮可能な伸縮性カバー材95が連結されている。この実施形態においては、伸縮性カバー材95は、合成樹脂、金属板等で形成された蛇腹チューブからなっているが、伸縮可能なカバーであればどのような構造、材質のものであってもよい。伸縮性カバー材95の内部には、薬液注入室83又は薬液注入室91から流入した薬液等が充填されている。
【0031】
操作部90は、グリップ81に対して、図中矢印Bで示すように軸方向に相対移動できると共に、矢印Cで示すように回動可能とされている。したがって、操作部90を矢印B方向に移動させることにより、ガイドワイヤ51が内側カテーテル51の頭部から出没し、矢印C方向に回転させることにより、ガイドワイヤ51の湾曲した先端部の向きを変えることができるようになっている。
【0032】
次に、この管状器官用治療具の挿入装置の使用方法について、血管の動脈瘤の治療に適用する例を挙げて説明する。
【0033】
血管の動脈瘤の治療には、血管の動脈瘤が形成された箇所に、経皮的にカテーテルを血管内に挿入し、その先端を動脈瘤が形成された箇所に到達させ、カテーテルを通してステントグラフトを血管内に挿入する手術が行われている。本発明の挿入装置は、例えばこのようなステントグラフトの血管内への挿入、留置に好適に使用することができる。
【0034】
本発明が適用される管状器官用治療具の一例であるステントグラフト60は、図4,5に示すように、金属線材をメッシュ状かつ筒状に編んで形成したステント61を、筒状カバーであるグラフト62で被覆して構成されている。
【0035】
ステント61を形成する金属線材の材料としては、熱処理による形状記憶効果や、超弾性が付与される形状記憶合金が好ましく採用されるが、用途によってはステンレス、タンタル、チタン、白金、金、タングステンなどを用いてもよい。形状記憶合金としては、Ni−Ti系、Cu−Al−Ni系、Cu−Zn−Al系などが好ましく使用される。また、形状記憶合金の表面に金、白金などをメッキ等の手段で被覆したものであってもよい。金属線材の太さは、特に限定されないが、例えば血管用ステント等の場合には、0.08〜1mmが好ましい。
【0036】
グラフト62としては、熱可塑性樹脂を押出し成形、ブロー成形などの成形方法で加工された円筒状に形成したもの、円筒状に形成した熱可塑性樹脂の繊維の編織物、円筒状に形成した熱可塑性樹脂の不織布、円筒状に形成した可撓性樹脂のシートや多孔質シートなどを用いることができる。編織物としては、平織、綾織などの公知の編物や織物を用いることができる。また、クリンプ加工などのヒダの付いたものを使用することもできる。
【0037】
これらの中でも、グラフト62としては、特に円筒状に形成した熱可塑性樹脂の繊維の編織物、更には円筒状に形成した熱可塑性樹脂の繊維の平織りの織物が、強度及び有孔度、生産性が優れるため好ましい。
【0038】
熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−α−オレフィン共重合体などのポリオレフィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエステル、ポリ弗化エチレンやポリ弗化プロピレンなどのフッ素樹脂などの耐久性と組織反応の少ない樹脂などを用いることができる。
【0039】
特に、化学的に安定で耐久性が大きく、組織反応の少ない、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリ弗化エチレンやポリ弗化プロピレンなどのフッ素樹脂を好ましく用いることができる。
【0040】
グラフト62は、縫着、接着、溶着等の手段によって、ステント61に連結されている。この場合、グラフト62は、ステント61の伸縮に影響を及ぼさないように被覆し、連結する必要がある。
【0041】
ステントグラフト60は、拡張時における外径が2〜50mm、長さが1〜20cm程度であることが好ましい。
【0042】
このステントグラフト60は、図4に示すように、縮径された状態で、外側カテーテル20の収容部22内に収容される。そして、ステントグラフト60の内側を内側カテーテル30が通り、内側カテーテル30の頭部32が、外側カテーテル20の先端開口を閉じた状態にセットする。このとき、プッシャ40の外径側に屈曲した先端部41は、ステントグラフト60の基端部に位置する。
【0043】
ステントグラフト60の血管への挿入に先立ち、挿入装置10の脱気操作を行う。この操作は、薬液注入室83内に注入ポート85から生理食塩水や薬液等の液体を注入することによって行うことができる。薬液注入室83内に注入された液体は、スライド筒80内を通って筒状ホルダ70内に流入し、筒状ホルダ70内から更に外側カテーテル20の内部を通り、外側カテーテル20の先端開口から流出する。
【0044】
この場合、スライド筒80、筒状ホルダ70及び外側カテーテル20の内部には、内側カテーテル30及びプッシャ40が配置されているが、このように複数のチューブや線状部材が配置されると、それらの間に必ず隙間ができるので、液体はその隙間を通って隅々まで充満するように流れる。その結果、気泡が残留することがなくなり、脱気を完全に行うことができる。
【0045】
なお、液体は、薬液注入室83から、ガイドワイヤ50外周と内側カテーテル20内周との隙間にも流れて、これらの隙間も脱気される。
【0046】
こうして脱気操作を行った後、図2〜4に示すように、血管V内に挿入装置10を挿入する。この操作は、X線モニタ等で位置を確認しながら、まずガイドワイヤ50を進行させ、このガイドワイヤ50に沿って、外側カテーテル20及び内側カテーテル30を進行させることによって行われる。
【0047】
この場合、本発明においては、ガイドワイヤ50を少し進行させ、その後を追うように外側カテーテル20及び内側カテーテル30を少し進行させる操作を繰り返しながら、挿入装置10全体を少しずつ挿入する。
【0048】
すなわち、図2(A)に示すように、グリップ81と操作部90との間が広がって伸縮性カバー材95が伸びた状態から、同図(B)に示すように、グリップ81の位置を変えずに、伸縮性カバー材95を縮ませて操作部90をグリップ81に近づけると、ガイドワイヤ50の先端部51が内側カテーテル30の頭部31から突出して延出される。次いで、同図(C)に示すように、今度は操作部90の位置を変えずに、グリップ81を軸方向先端側に移動させると、外側カテーテル20及び内側カテーテル30が血管V内を進行し、ガイドワイヤ50の先端部51が再び内側カテーテル30内に引き込まれる。この操作を繰り返すことにによって、挿入装置10全体を少しずつ血管V内に挿入することができる。
【0049】
そして、図3に示すように、挿入装置10の先端が血管Vの分岐部に差し掛かり、その進路を一方の分岐管V2にしたいときには、同図(D)に示すように、操作部90を矢印Cで示すように回動させて、ガイドワイヤ50の先端部51の方向を、分岐管V1の方向ではなく、分岐管V2の方向に向くように位置決めする。この状態でグリップ81の位置を変えずに、伸縮性カバー材95を縮ませて操作部90をグリップ81に近づけると、ガイドワイヤ50の先端部51が内側カテーテル30の頭部31から突出して分岐管V2に入る。続いて、今度は操作部90の位置を変えずに、グリップ81を軸方向先端側に移動させると、内側カテーテル30の頭部31が分岐管V2に入る。こうして進路を選択しながら、目的とする治療箇所まで挿入装置10の先端部を進行させることができる。
【0050】
こうして、図4(A)に示すように、内側カテーテル30の頭部32を、治療箇所である動脈瘤Aをやや越した位置に配置する。そして、図4(B)に示すように、内側カテーテル30及びプッシャ40の基端が固着されたグリップ81を保持しながら、外側カテーテル20の基端が固着された筒状ホルダ70を基端側に引き寄せる。
【0051】
すると、ステントグラフト60の基端部がプッシャ40の先端部41に係合して、ステントグラフト60は外側カテーテル20と一緒に基端側へ移動できないので、ステントグラフト60がその先端部から徐々に外側カテーテル20の先端開口より突出する。その結果、ステントグラフト60の突出した部分が、自己拡張力によって拡径し、血管Vの内壁に圧接されて固定される。
【0052】
こうして外側カテーテル20を徐々に基端側に移動させることにより、ステントグラフト60は、その先端部から徐々に外側カテーテル20の先端開口より突出し、図4(C)に示すように、先端部側から血管Vの内壁に圧接されて固定されていく。
【0053】
ステントグラフト60が完全に押し出されると、ステントグラフト60は、全体が拡張して血管Vの内壁に圧接され、動脈瘤Aの内周を完全に覆うように配置される。この状態で、図4(D)に示すように、内側カテーテル30の頭部32をステントグラフト60の内側を通して引き抜き、内側カテーテル30の頭部32を外側カテーテル20の先端開口23に再び当接させた後、挿入装置10を血管V内から引き抜くことができる。
【0054】
こうして血管V内に留置されたステントグラフト60は、図5に示すように、血管Vの動脈瘤Aを覆うように配置され、血流がステントグラフト60内を流れるようにし、動脈瘤A内に入るのを止めて、動脈瘤Aの破裂を防止することができる。
【0055】
なお、図6に示すように、挿入装置10の先端部が目的とする治療箇所に到達した後の操作において、操作部90が不用意に動いたりしないようにするため、操作部90を取り外して、枠状のホルダ96を被せて、伸縮性カバー材95を縮めた状態でグリップ81に固定できるようにしてもよい。このとき、図示しないパッキンによってガイドワイヤ50の挿通部から血液や薬液などが漏れないようにすることが好ましい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、管状器官内への挿入に際して、カテーテルとガイドワイヤとを一体に管状器官内に挿入し、ガイドワイヤを突き出して進行させた後、カテーテルを進行させてガイドワイヤを引き込み、再びガイドワイヤを突き出して進行させるという操作を繰り返しながら、ガイドワイヤを進行させつつカテーテルを挿入することができるので、治療具の挿入作業を容易かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管状器官用治療具の挿入装置の一実施形態を示し、(A)は先端部の断面図、(B)は基端部の断面図である。
【図2】同挿入装置を血管内に挿入して進行させる手順を示す説明図である。
【図3】同挿入装置を血管の分岐部において所望の方向に進行させる手順を示す説明図である。
【図4】同挿入装置により血管の動脈瘤の内側にステントグラフトを留置させる手順を示す説明図である。
【図5】ステントグラフトを血管内に留置させた状態を示す説明図である。
【図6】本発明による管状器官用治療具の挿入装置の他の実施形態を示す基端部の断面図である。
【符号の説明】
10 挿入装置
20 外側カテーテル
21 先端部
22 収容部
30 内側カテーテル
31 挿通孔
32 頭部
40 プッシャ
41 先端部
50 ガイドワイヤ
51 先端部
60 ステントグラフト
61 ステント
62 グラフト
70 筒状ホルダ
80 スライド筒
81 グリップ
90 操作部
95 伸縮性カバー材

Claims (3)

  1. ステント、ステントグラフト等の管状器官用治療具を管状器官内に挿入するための装置であって、前記管状器官用治療具を挿入するための1重又は多重構造のカテーテルと、このカテーテルに挿通されるガイドワイヤとを備え、前記カテーテルの基端から突出する前記ガイドワイヤの基端部に操作部が取付けられ、この操作部と前記カテーテルの基端部との間が、前記ガイドワイヤを囲み軸方向に伸縮性を有する伸縮性カバー材でシールされていることを特徴とする管状器官用治療具の挿入装置。
  2. 前記カテーテルは、前記管状器官用治療具の収容部を先端部内周に有する外側カテーテルと、前記管状器官用治療具を押出すために前記外側カテール内に配置されたプッシャと、このプッシャの内側にそれと一体又は別体に配置され、その内部には前記ガイドワイヤが挿通される内側カテーテルとで構成されており、前記プッシャ及び前記内側カテーテルは、前記外側カテーテルの基端部にスライド可能にシールされて挿入され、前記伸縮性カバー材は、前記プッシャ及び前記内側カテーテルの基端部と前記操作部とを連結している請求項1記載の管状器官用治療具の挿入装置。
  3. 前記ガイドワイヤは、少なくとも先端部にX線不透過性部分を有し、かつ、先端部が湾曲した形状に復帰するように形成されている請求項1又は2記載の管状器官用治療具の挿入装置。
JP2002211879A 2002-07-22 2002-07-22 管状器官用治療具の挿入装置 Pending JP2004049583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002211879A JP2004049583A (ja) 2002-07-22 2002-07-22 管状器官用治療具の挿入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002211879A JP2004049583A (ja) 2002-07-22 2002-07-22 管状器官用治療具の挿入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004049583A true JP2004049583A (ja) 2004-02-19

Family

ID=31934950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002211879A Pending JP2004049583A (ja) 2002-07-22 2002-07-22 管状器官用治療具の挿入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004049583A (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8961398B2 (en) 2004-04-21 2015-02-24 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear, nose and throat
CN104707234A (zh) * 2013-12-17 2015-06-17 标准科学技术株式会社 用于肝总管的导管
US9220879B2 (en) 2004-04-21 2015-12-29 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating sinusitis
US9572480B2 (en) 2006-09-15 2017-02-21 Acclarent, Inc. Methods and devices for facilitating visualization in a surgical environment
US9610428B2 (en) 2004-04-21 2017-04-04 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating frontal sinusitis
US9649477B2 (en) 2004-04-21 2017-05-16 Acclarent, Inc. Frontal sinus spacer
US9700326B2 (en) 2004-04-21 2017-07-11 Acclarent, Inc. Shapeable guide catheters and related methods
US9750401B2 (en) 2008-07-30 2017-09-05 Acclarent, Inc. Paranasal ostium finder devices and methods
US9820688B2 (en) 2006-09-15 2017-11-21 Acclarent, Inc. Sinus illumination lightwire device
US9826999B2 (en) 2004-04-21 2017-11-28 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
JP2018027218A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 テルモ株式会社 医療用チューブおよび医療用デバイス
US10098652B2 (en) 2004-04-21 2018-10-16 Acclarent, Inc. Systems and methods for transnasal dilation of passageways in the ear, nose or throat
US10124154B2 (en) 2005-06-10 2018-11-13 Acclarent, Inc. Catheters with non-removable guide members useable for treatment of sinusitis
US10137285B2 (en) 2015-04-22 2018-11-27 Acclarent, Inc. Balloon dilation system with malleable internal guide
US10188413B1 (en) 2004-04-21 2019-01-29 Acclarent, Inc. Deflectable guide catheters and related methods
US10238845B2 (en) 2014-09-19 2019-03-26 Acclarent, Inc. Balloon catheter assembly
US10492810B2 (en) 2004-04-21 2019-12-03 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods for diagnosing and treating sinusitis and other disorders of the ears, nose and/or throat
US10631756B2 (en) 2004-04-21 2020-04-28 Acclarent, Inc. Guidewires for performing image guided procedures
US10856727B2 (en) 2004-04-21 2020-12-08 Acclarent, Inc. Endoscopic methods and devices for transnasal procedures
US10874838B2 (en) 2004-04-21 2020-12-29 Acclarent, Inc. Systems and methods for transnasal dilation of passageways in the ear, nose or throat
US11065061B2 (en) 2004-04-21 2021-07-20 Acclarent, Inc. Systems and methods for performing image guided procedures within the ear, nose, throat and paranasal sinuses
US11529502B2 (en) 2004-04-21 2022-12-20 Acclarent, Inc. Apparatus and methods for dilating and modifying ostia of paranasal sinuses and other intranasal or paranasal structures
EP4041362A4 (en) * 2019-10-25 2023-12-06 Bard Access Systems, Inc. GUIDE WIRE MANAGEMENT DEVICES AND METHODS THEREOF

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6483240A (en) * 1987-09-25 1989-03-29 Terumo Corp Catheter tube
JPH07501476A (ja) * 1992-04-03 1995-02-16 シュナイダー・(ユーエスエイ)・インコーポレーテッド 半径方向に自然膨張するステントの中間領域での展開
JPH0999091A (ja) * 1995-10-06 1997-04-15 Togo Medikit Kk カテーテル導入用穿刺針
JPH11501244A (ja) * 1995-11-13 1999-02-02 コルヴィタ コーポレーション 様々な長さのプロテーゼに対して使用可能であるとともに回収機能を有した管腔内プロテーゼ配置手段
JPH11503054A (ja) * 1995-04-05 1999-03-23 シメッド ライフ システムズ インコーポレイテッド 引き戻しステント導入システム
JP2000279529A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Terumo Corp 体腔内病変部治療用器具
JP2001009041A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Piolax Inc 医療用ガイドワイヤ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6483240A (en) * 1987-09-25 1989-03-29 Terumo Corp Catheter tube
JPH07501476A (ja) * 1992-04-03 1995-02-16 シュナイダー・(ユーエスエイ)・インコーポレーテッド 半径方向に自然膨張するステントの中間領域での展開
JPH11503054A (ja) * 1995-04-05 1999-03-23 シメッド ライフ システムズ インコーポレイテッド 引き戻しステント導入システム
JPH0999091A (ja) * 1995-10-06 1997-04-15 Togo Medikit Kk カテーテル導入用穿刺針
JPH11501244A (ja) * 1995-11-13 1999-02-02 コルヴィタ コーポレーション 様々な長さのプロテーゼに対して使用可能であるとともに回収機能を有した管腔内プロテーゼ配置手段
JP2000279529A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Terumo Corp 体腔内病変部治療用器具
JP2001009041A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Piolax Inc 医療用ガイドワイヤ

Cited By (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10492810B2 (en) 2004-04-21 2019-12-03 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods for diagnosing and treating sinusitis and other disorders of the ears, nose and/or throat
US11511090B2 (en) 2004-04-21 2022-11-29 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating sinusitis
US11957318B2 (en) 2004-04-21 2024-04-16 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
US9167961B2 (en) 2004-04-21 2015-10-27 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
US9220879B2 (en) 2004-04-21 2015-12-29 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating sinusitis
US9370649B2 (en) 2004-04-21 2016-06-21 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating sinusitis
US11864725B2 (en) 2004-04-21 2024-01-09 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods for diagnosing and treating sinusitis and other disorders of the ears, nose and/or throat
US11589742B2 (en) 2004-04-21 2023-02-28 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
US9610428B2 (en) 2004-04-21 2017-04-04 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating frontal sinusitis
US9649477B2 (en) 2004-04-21 2017-05-16 Acclarent, Inc. Frontal sinus spacer
US9700326B2 (en) 2004-04-21 2017-07-11 Acclarent, Inc. Shapeable guide catheters and related methods
US11529502B2 (en) 2004-04-21 2022-12-20 Acclarent, Inc. Apparatus and methods for dilating and modifying ostia of paranasal sinuses and other intranasal or paranasal structures
US9814379B2 (en) 2004-04-21 2017-11-14 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
US10441758B2 (en) 2004-04-21 2019-10-15 Acclarent, Inc. Frontal sinus spacer
US11202644B2 (en) 2004-04-21 2021-12-21 Acclarent, Inc. Shapeable guide catheters and related methods
US11065061B2 (en) 2004-04-21 2021-07-20 Acclarent, Inc. Systems and methods for performing image guided procedures within the ear, nose, throat and paranasal sinuses
US10034682B2 (en) 2004-04-21 2018-07-31 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating frontal sinusitis
US10098652B2 (en) 2004-04-21 2018-10-16 Acclarent, Inc. Systems and methods for transnasal dilation of passageways in the ear, nose or throat
US11019989B2 (en) 2004-04-21 2021-06-01 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
US11020136B2 (en) 2004-04-21 2021-06-01 Acclarent, Inc. Deflectable guide catheters and related methods
US10188413B1 (en) 2004-04-21 2019-01-29 Acclarent, Inc. Deflectable guide catheters and related methods
US10874838B2 (en) 2004-04-21 2020-12-29 Acclarent, Inc. Systems and methods for transnasal dilation of passageways in the ear, nose or throat
US9826999B2 (en) 2004-04-21 2017-11-28 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
US10856727B2 (en) 2004-04-21 2020-12-08 Acclarent, Inc. Endoscopic methods and devices for transnasal procedures
US10806477B2 (en) 2004-04-21 2020-10-20 Acclarent, Inc. Systems and methods for transnasal dilation of passageways in the ear, nose or throat
US10500380B2 (en) 2004-04-21 2019-12-10 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods useable for treating sinusitis
US10631756B2 (en) 2004-04-21 2020-04-28 Acclarent, Inc. Guidewires for performing image guided procedures
US10695080B2 (en) 2004-04-21 2020-06-30 Acclarent, Inc. Devices, systems and methods for diagnosing and treating sinusitis and other disorders of the ears, nose and/or throat
US10702295B2 (en) 2004-04-21 2020-07-07 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat
US8961398B2 (en) 2004-04-21 2015-02-24 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear, nose and throat
US10779752B2 (en) 2004-04-21 2020-09-22 Acclarent, Inc. Guidewires for performing image guided procedures
US10124154B2 (en) 2005-06-10 2018-11-13 Acclarent, Inc. Catheters with non-removable guide members useable for treatment of sinusitis
US10842978B2 (en) 2005-06-10 2020-11-24 Acclarent, Inc. Catheters with non-removable guide members useable for treatment of sinusitis
US9572480B2 (en) 2006-09-15 2017-02-21 Acclarent, Inc. Methods and devices for facilitating visualization in a surgical environment
US9603506B2 (en) 2006-09-15 2017-03-28 Acclarent, Inc. Methods and devices for facilitating visualization in a surgical environment
US9820688B2 (en) 2006-09-15 2017-11-21 Acclarent, Inc. Sinus illumination lightwire device
US10716629B2 (en) 2006-09-15 2020-07-21 Acclarent, Inc. Methods and devices for facilitating visualization in a surgical environment
US9750401B2 (en) 2008-07-30 2017-09-05 Acclarent, Inc. Paranasal ostium finder devices and methods
US10271719B2 (en) 2008-07-30 2019-04-30 Acclarent, Inc. Paranasal ostium finder devices and methods
US11116392B2 (en) 2008-07-30 2021-09-14 Acclarent, Inc. Paranasal ostium finder devices and methods
JP2015116483A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社スタンダードサイテックStandard Sci−Tech Inc. ステント挿入装置
CN104707234A (zh) * 2013-12-17 2015-06-17 标准科学技术株式会社 用于肝总管的导管
US10238845B2 (en) 2014-09-19 2019-03-26 Acclarent, Inc. Balloon catheter assembly
US11097084B2 (en) 2014-09-19 2021-08-24 Acclarent, Inc. Balloon catheter assembly
US10137285B2 (en) 2015-04-22 2018-11-27 Acclarent, Inc. Balloon dilation system with malleable internal guide
US10792475B2 (en) 2016-08-18 2020-10-06 Terumo Kabushiki Kaisha Medical tube and medical device
JP2018027218A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 テルモ株式会社 医療用チューブおよび医療用デバイス
EP4041362A4 (en) * 2019-10-25 2023-12-06 Bard Access Systems, Inc. GUIDE WIRE MANAGEMENT DEVICES AND METHODS THEREOF

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004049583A (ja) 管状器官用治療具の挿入装置
JP5046458B2 (ja) インプラント送出装置
JP3544991B2 (ja) 様々な長さのプロテーゼに対して使用可能であるとともに回収機能を有した管腔内プロテーゼ配置手段
US5681322A (en) Gas sterilizable intraluminal delivery system
JPH10510188A (ja) 血管拡張装置
JPWO2005099806A1 (ja) ステントグラフト留置装置及び固定チップ
JP2012010880A (ja) 医療用装置
KR20060010827A (ko) 스텐트 공급장치
JP2005507707A (ja) グラフト
CN108784897B (zh) 支架递送系统
JP2012205697A (ja) カテーテル及びその製造方法
JP2016189839A (ja) ステントデリバリー装置
JP4317475B2 (ja) 管状器官治療具の挿入装置
JP5478091B2 (ja) マイクロカテーテルシステム及びステントシステム
JP2000279533A (ja) 血管瘤形性血管用ステントおよび血管瘤形性血管治療用器具
US6942679B1 (en) Aneurysm treating instrument
JP2004049586A (ja) 管状器官治療具の挿入装置
JP7332311B2 (ja) 留置装置
JP2920541B2 (ja) 生体器官拡張器
JP2017064295A (ja) カテーテルおよびステントデリバリ装置
JP2004049584A (ja) 血管の治療具
JP5142785B2 (ja) ピン打込装置
WO2021075245A1 (ja) 医療用拡張器具
JP7106421B2 (ja) 医療用チューブ及びカテーテル
CN110785204B (zh) 可取回的接入阀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071127