JP2004049339A - 櫛付注出口 - Google Patents

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JP2004049339A
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comb
coating liquid
container
spout
plate
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JP2002207873A
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Kiyoshi Wada
和田 潔
Masaki Kaneoka
金岡 正記
Tomoaki Kitajima
北島 友明
Osamu Miyanishi
宮西 収
Shinji Kaneyuki
金行 伸二
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】塗布液注出孔の部分にのみ塗布液Lが滞留せずに櫛板の各対向空間部における根元部分から先端部分まで塗布液が行き渡るようにして頭髪に塗布されない部分が生じず、塗布ムラの無い均一な塗布ができるようにすることにある。
【解決手段】塗布液充填容器20の注出用開口部21に取付けられる注出用筒体部2の天板部3に複数枚の櫛板4を対向立設した櫛付注出口10において、対向立設した櫛板4の先端部に凹陥部4bが設けられ、該凹陥部4bの底面に容器の注出用開口部に連通する塗布液注出用孔5が孔設されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、適宜容器に充填包装された整髪剤や養毛剤、毛染め剤などの塗布剤を容器から注出して、頭髪など細線状体に塗布するための塗布用櫛を備えた櫛付注出口に関する。
【0002】
【従来の技術】
整髪剤や養毛剤あるいは毛染め剤などの頭髪に塗布して使用される塗布液を充填包装した容器の注出口には、頭髪を櫛にて梳かしながら均一に塗布できるように、櫛付の注出口が使用されている。
【0003】
従来の櫛付注出口は、図5の側面図に示すように、塗布液Lを充填した容器20の上部開口部21に、密封状態で螺着又は凹凸嵌合方式にて密封状態に連結して取付けられる取付用筒体部1の上部1aに注出用筒体部2を備え、該注出用筒体部2の上部に該筒体部2を封鎖する天板部3を備え、該天板部3上面に複数枚の櫛板4が垂直に立設しているものである。
【0004】
上記櫛付注出口10は、例えば図6(a)の拡大側断面図に示すように、各々櫛板4内には、容器20の開口部21から取付用筒体部1と注出用筒体部2とに連通する垂直孔5が孔設され、該櫛板4の先端部には、垂直孔5の先端から各櫛板4の対向空間部4aに向かって横方向に塗布液注出用の流路5aが孔設されている。
【0005】
容器20から塗布液Lを注出して、頭髪に塗布する際は、フレキシブルな容器20の側面を手で握り押圧するか、容器20を傾けることにより、塗布液Lを垂直孔5を通って流路5aより横方向に櫛板4の対向空間部4aに押し出した後、該櫛板4により梳かすことにより頭髪に塗布できるようになっている。
【0006】
また、例えば、図6(b)の拡大側断面図に示すように、各々櫛板4の対向空間部4aの天板部3には、容器20の開口部21から取付用筒体部1と注出用筒体部2とに連通する塗布液注出用の垂直孔5が孔設されている。
【0007】
容器20から塗布液Lを注出して、頭髪に塗布する際は、フレキシブルな容器20の側面を手で握り押圧するか、容器20を傾けることにより、塗布液Lを垂直孔5を通って各櫛板4の対向空間部4aに押し出した後、該櫛板4により梳かすことにより頭髪に塗布できるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような櫛付注出口10においては、図6(a)に示すように塗布液Lが流出する最終出口である横方向への流路5aが、櫛板4の先端部に設けられている場合には、流路5aから注出した塗布液Lは、特に泡状液(ムース)などの場合に、櫛板4の先端部に留まってしまって、根元部分には行き届かない場合があり、したがって頭髪に塗布されない部分が生じたり、均一な塗布に支障を来す場合がある。
【0009】
また、図6(b)に示すように、垂直孔5が、櫛板4の先端部に設けられている場合には、垂直孔5から注出した塗布液Lは、特に泡状液(ムース)などの場合には、櫛板4の根元部分に留まってしまって、先端部分には行き届かない場合があり、頭髪に塗布されない部分が生じたり、均一な塗布に支障を来す場合がある。
【0010】
本発明は、櫛付注出口において、塗布液注出孔の部分にのみ塗布液Lが滞留せずに、櫛板の各対向空間部における根元部分から先端部分まで塗布液が行き渡るようにして、頭髪に塗布されない部分が生じず、塗布ムラの無い、均一な塗布ができるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、塗布液充填容器の注出用開口部に取付けられる注出用筒体部の天板部に複数枚の櫛板を対向立設した櫛付注出口において、対向立設した櫛板の先端部に凹陥部が設けられ、該凹陥部の底面に容器の注出用開口部に連通する塗布液注出用孔が孔設されていることを特徴とする櫛付注出口である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の櫛付注出口の実施の形態を図面に基づいて以下に詳細に説明すれば、図1(a)は櫛付注出口10の上面図、図1(b)はその正面図、図1(c)は図1(b)の側断面図、図2は櫛付注出口10に立設した櫛板部分の部分拡大斜視図、図3は櫛付注出口10にキャップ30を施蓋した状態の側面図である。
【0013】
本発明の櫛付注出口10は、図1(a)、及び図1(b)〜(c)、及び図2に示すように、塗布液充填容器20の注出用開口部21に取付けられるようになっていて、注出用開口部21に連通して取付けられる注出用筒体部2の上部を覆うように設けられた天板部3の上面に、複数枚の櫛板4、4、4、・・・が空間部4aを以て対向立設して配列されている。
【0014】
なお、天板部3の上面は、前記各櫛板4の配列された立設基部(根元)部分と他の部分が同一平面として形成されていてもよいし、図1(a)及び図1(b)に示すように各櫛板4の配列された立設基部(根元)部分の天板部3の上面が、他の天板部3の上面部分よりも高い段差を付けた段差天板部3a部分となっていてもよい。
【0015】
上記筒体部2の天板部3の上面に対向立設した櫛板4の先端部には、凹陥部4bを備え、該凹陥部4b内の凹陥底面には、容器20の注出用開口部21に連通する塗布液注出用孔5が孔設され、該注出用孔5は、櫛板4内部に櫛板立設方向(垂直方向)に設けた塗布液注出流路5aによって容器20の注出用開口部21に連通している。
【0016】
そして、図3に示すように、櫛付注出口10は、櫛板4を覆うようにキャップ30にて施蓋することができるようになっている。
【0017】
前記キャップ30は、例えば図4に示すように、キャップ30内面上部から下向きに櫛板4の先端部の凹陥部4bに設けられた前記各々注出用孔5内に密に嵌着する先端部を持つシャフト31(又は凹陥部4b内に嵌入する部分は板状で、その下端部の下向き突起状シャフト)により施封することができる。
【0018】
本発明における容器20の構造や形態、また櫛付注出口10を容器20の注出用開口部21に取り付ける取り付け構造については、特に限定されるものではないが、例えば図1(b)に示すように、容器20の注出用開口部21に螺着方式又は凹凸密着嵌合方式にて密封状態に取付可能な取付用筒体部1を備えていて、該筒体部1の上部に注出用筒体部2を備えるようにしたものでもよいし、注出用筒体部2を容器20の注出用開口部21に直接、螺着方式又は凹凸密着嵌合方式にて密封状態に取付可能であってもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明の櫛付注出口は、従来の櫛付注出口と同様の方法で使用でき、互いに対向立設した櫛板の先端部に設けた凹陥部内に塗布液の注出孔を備え、櫛板の先端と立設基部との間であって、しかも櫛板の先端より下方に下がった部分に注出孔を備えているので、塗布液を櫛板先端の方向と立設基部の方向とに分散して注出させることができる。
【0020】
そのため、塗布液を注出孔の部分にのみ滞留させずに、櫛板の先端部分から根元部分の立設基部まで行き渡らせることができ、頭髪に対して、整髪料や毛染め液などの塗布液の塗布されない部分が生じたり、塗布ムラを発生させたりせずに均一な塗布を可能とする櫛付注出口を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態における櫛付注出口の上面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図。
【図2】本発明の櫛付注出口の櫛板部分の部分拡大斜視図。
【図3】本発明の櫛付注出口を施蓋した状態の側面図。
【図4】本発明の櫛付注出口に施蓋するキャップの正面断面図。
【図5】従来の櫛付注出口の正面図。
【図6】(a)〜(b)は従来の櫛付注出口の部分拡大正面断面図。
【符号の説明】
1…取付筒体部 1a…取付筒体部の上部 2…注出用筒体部 3…天板部
4…櫛板 4a…対向空間部 4b…凹陥部 5…注出孔 5a…流路
10…櫛付注出口 20…容器 21…容器の注出用開口部 30…キャップ

Claims (1)

  1. 塗布液充填容器の注出用開口部に取付けられる注出用筒体部の天板部に複数枚の櫛板を対向立設した櫛付注出口において、対向立設した櫛板の先端部に凹陥部が設けられ、該凹陥部の底面に容器の注出用開口部に連通する塗布液注出用孔が孔設されていることを特徴とする櫛付注出口。
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