JP2004049050A - 麺の密度を均一にする方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バスケット内の麺の密度を均一にし、且つ麺中央部から周縁部にかけて均一の厚さとし、しかも、ウェーブの曲がり程度が安定化する麺を得る。
【解決手段】先ず、バスケット2に収容されている麺Nに、調味液、或いは水等の液体Lを噴霧する。次に、2本のダクト14のノズル部から噴射した空気を、バスケット2内の麺Nの上方の一部に当てることで、麺Nのかき分け動作を行っていく。そして、麺Nのかき分け動作を時間差を設けて麺の上部全域に行っていく。これにより、麺Nをほぐす効果が大幅に向上していく。また、バスケット2内の中央部で盛り上がっていた麺Nは、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺となる。また、噴射空気が麺Nの上部の一部に当たるので、麺がバスケットの底に押し付けられることがなく、中央部から周縁部にかけて均一の厚さに均される。
【選択図】 図1
【解決手段】先ず、バスケット2に収容されている麺Nに、調味液、或いは水等の液体Lを噴霧する。次に、2本のダクト14のノズル部から噴射した空気を、バスケット2内の麺Nの上方の一部に当てることで、麺Nのかき分け動作を行っていく。そして、麺Nのかき分け動作を時間差を設けて麺の上部全域に行っていく。これにより、麺Nをほぐす効果が大幅に向上していく。また、バスケット2内の中央部で盛り上がっていた麺Nは、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺となる。また、噴射空気が麺Nの上部の一部に当たるので、麺がバスケットの底に押し付けられることがなく、中央部から周縁部にかけて均一の厚さに均される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスケットに収容されている麺の密度を均一にする方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
即席麺を製造する際には、波状をなし、且つ柔軟性、弾性、粘性を有する麺を所定量目にまとめ、これをバスケットに入れた状態で油揚げ工程や、脱水工程を行うことで、即席容器に入る程度の形状に固化する。
ところが、固化する前にバスケットに入れた麺は、粘性や摩擦抵抗等により麺相互間が付着し、また、波状をなすことによって麺相互間が絡み合った状態となり、バスケット内の麺の分布に、粗の部分と密の部分とが生じる。
【0003】
このように、バスケット内の麺に粗の部分と密の部分とがあると、加工時や、消費者が食したときに不都合が生じる。すなわち、麺を加工する時には、密の部分の熱伝播が比較的遅いため、粗の部分と密の部分との間で油揚げ工程のときに加熱むらが生じ、密の部分を充分に加熱するために加熱時間を長くすると、粗の部分の加熱が過大になってしまう。また、麺の移送時に、粗の部分の脆性が大であるため、麺が切損して量目不足を生じるおそれもある。
【0004】
また、消費者が食するときには、熱油で麺を軟化させる際に、密の部分の軟化が遅くて食するまでの時間が大になるとともに、粗の部分の軟化が早いので、全体の軟化にむらが生じて消費者が味覚を減退させるおそれがある。
また、図8(a)に示すように、柔軟性のある所定量目の麺Nをバスケット2に供給すると、麺Nはバスケット2内で中央部が盛り上がるような状態になる。この麺を、即席容器の形状に見合って成形するために、上面を次工程である油揚げなどによる乾燥工程で上方からそのまま圧迫されて平らに成形すると、麺の上部は、中央において分布が密になり、周縁において分布が粗になる。その結果、麺全体としては、分布が均一でなくなって前記と同一の不具合が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
バスケットに入れた麺の密度を均一にする装置として、図8(b)に示すように、バスケット2の上部で複数の爪4を前後左右に往復させることで、バスケット2内の麺Nの密度を均一にする装置(第1の従来装置と称する)や、図8(c)に示すようにバスケット2の上部に、下方に向けて空気が噴射するチャンバ6を配置し、バスケット内2の麺Nにチャンバを押し付けながら回転させ、且つ麺N全体に空気を噴射させて麺Nの密度を均一にする装置(第2の従来装置と称する)がある。
【0006】
しかし、図8(b)に示した第1の従来装置は、複数の爪4が同じ部分を前後左右に往復するだけなので、バスケット2全体に麺Nが広がらず、麺Nのほぐれ具合が悪い。
また、図8(c)に示した第2の従来装置は、第1の従来装置と比較して麺Nの広がりやほぐれ具合は良好であるが、チャンバ6から噴射する空気が麺Nの上面全体に当ってしまい、麺Nをバスケット2の底に押し付けてしまうので、麺N全体が密になり過ぎてしまう。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、バスケット内の麺の密度を均一にし、且つ麺中央部から周縁部にかけて均一の厚さとし、しかも、ウェーブの曲がり程度が安定化する麺を得ることができる麺の密度を均一にする方法及びその装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
したがって、本願の請求項1記載の麺の密度を均一にする方法は、バスケットに収容した麺に調味液、或いは水等の液体を接触させた後、前記バスケットの上方から前記麺の一部に下向きの空気を噴射し、噴射空気の風圧力で前記麺の一部をかき分けていくとともに、所定時間毎に前記麺に噴射空気が当たる部分を変化させていくことで、前記麺の上部全域に噴射空気を当てる方法である。
【0009】
また、請求項2記載の麺の密度を均一にする方法は、底に多数の貫通穴を設けたバスケットに麺を収容し、前記バスケットの下方から前記麺の一部に上向きの空気を噴射し、噴射空気の風圧力で前記麺の一部をかき分けていくとともに、所定時間毎にした後に前記麺に噴射空気が当たる部分を変化させていくことで、前記麺の下部全域に噴射空気を当てる方法である。
【0010】
一方、請求項3記載の麺の密度を均一にする装置は、前記バスケットの上方或いは下方に配置した空気供給部と、この空気供給部に設けられており、前記麺に向けて空気が列状に噴射するように直線状に配置した複数のノズルと、前記空気供給部を前記バスケットの略中央を通過して上下方向に延在する軸回りに回転させ、前記複数のノズルから噴射する噴射空気を前記麺の異なる部分に当てる供給部回転手段と、を備えた装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る麺の密度を均一にする装置の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図8に示した構成と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図1及び図2は、第1実施形態の麺の密度を均一にする装置を示すものである。
【0012】
図1のバスケット2は、底に多数の小さな貫通穴2aを形成し、上部が開口した容器であり、麺Nを収容している。
バスケット2の上方に配置されている符号10の装置は空気供給部であり、空気供給源(図示)から圧縮空気が導入されてくる供給本体12と、バスケット2に向けて下方に延在している2本のダクト14とで構成されている。各ダクト14の下面14aには、図2に示すように、複数のノズル16を直線状に配置した2個のノズル部18が直列に設けられている。各ノズル16は、下方に向けて空気を噴射し、噴射空気の風圧力で麺Nの上部をかき分けていく。
【0013】
そして、空気供給部10は、供給部回転手段(図示せず)から動力が伝達されることで、バスケット2の略中央を通過して上下方向に延在する軸回りに回転可能とされている。
次に、図3及び図4と、前述した図1及び図2を参照して第1実施形態の麺の密度を均一にする手順について説明する。
【0014】
図3に示すように、柔軟性のある所定量目の麺Nがバスケット2に収容されると、麺Nはバスケット2内で中央部が盛り上がった状態になり、麺N中央部の麺分布が密になり、周縁において麺分布が粗になる。
本実施形態では、先ず、麺Nに調味液、或いは水等の液体Lを噴霧する。
次に、空気供給源から空気供給部10の供給本体12への圧縮空気の導入を開始し、2本のダクト14のノズル部18から噴射した空気を、バスケット2内の麺Nに上方から当てる。
【0015】
次に、供給部回転手段から動力が伝達された空気供給部10が、バスケット2の上方で所定速度で回転していく(図1の矢印A方向の回転)。
図4は、空気供給部10の回転によって直列に配置したノズル部18が移動し、それらノズル部18の各ノズル16が麺Nの一部に向けて空気を噴射する状態を示したものである。すなわち、T1,T2,T3、T4,T5(T1<T2<T3<T4<T5)をノズル部18の移動経過時間とすると、時間T1から時間T2の間に、麺Nの第1領域N1に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第1領域N1の上部をかき分けていく。次に、時間T2から時間T3の間に、麺Nの第2領域N2に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第2領域N2の上部をかき分けていく。また、時間T3から時間T4の間に、麺Nの第3領域N3に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第3領域N3の上部をかき分けていく。また、時間T4から時間T5の間に、麺Nの第4領域N4に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第4領域N4の上部をかき分けていく。
【0016】
上述した作業を行うと、調味液、或いは水等の液体Lが噴霧された麺Nは、液体Lの潤滑作用によって麺線同士が滑りやすくなっており、この麺Nに対して上方から噴射空気が当たると、互いに張り付いている麺線同士が簡単にほぐれていく。
そして、空気供給部10の回転によって直列に配置したノズル部18が所定の回転速度で移動し、麺Nの上部の一部に噴射空気が当たり、麺Nの他の部分には噴射空気が当たらないようにして、風圧力で麺Nをかき分ける動作が行われる。このように、部分的に噴射空気を麺Nに当てていき、麺Nのかき分け動作を時間差を設けて麺Nの上部全域に行うことで、麺Nをほぐす効果が大幅に向上する。したがって、バスケット2内の中央部で盛り上がっていた麺Nは、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺Nになる。
【0017】
また、噴射空気が麺Nの上部の一部に当たるので、麺Nがバスケット2の底に押し付けられることがなく、図1に示すように中央部から周縁部にかけて均一の厚さに均されていく。
しかも、本実施形態では、麺Nに常時空気を噴射しているので、麺Nの乾燥を促進することができ、それによって麺Nのウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
【0018】
そして、麺密度が均一であり、麺中央部から周縁部にかけて均一の厚さとなり、ウェーブの曲がり程度が安定化した麺Nになると、乾燥工程や油揚げ工程の際にむらが発生しなくなるとともに、消費者が食するときにも全体の軟化にむらが発生しないので、高品質の麺Nを提供することができる。
次に、図5は、第1実施形態で示した麺の密度を均一にする装置の具体例を示したものである。
【0019】
この装置は、麺Nを収容した複数のバスケット2が、コンベヤ20に載置されて紙面の表裏方向に搬送されてくる。コンベヤ20の上方には、各バスケット2に噴射空気を供給する空気供給部10が配置されており、これら空気供給部10は、支持体22に固定されて各バスケット2の上方に位置している。ここで、符号24に示す部材は、空気供給部10がバスケット2の上部に移動してきたときに、バスケット2の上部開口の回りを囲っているフードである。支持体22には、各空気供給部10を回転させる供給部回転手段26が配置されている。
【0020】
また、前記支持体22は、昇降進退装置28によって昇降自在に支持されている。昇降進退装置26は、鉛直方向に延在する案内レール28aで支持体22の昇降伝達部22aを昇降自在に支持している。また、回転駆動部28bから無端ベルト28cを介して円筒カム28dに回転力が伝達され、円筒カム28bに係合した揺動アーム28eが前記昇降伝達部22aを昇降させることで、前記空気供給部10が昇降自在に配置されている。
【0021】
そして、コンベヤ20に搬送されてきた複数のバスケット2が空気供給部10の上方に位置すると、昇降進退装置28の駆動によって空気供給部10が降下していき、各バスケット2に収容した麺Nに対して密度を均一にする作業が行われる。
次に、図6及び図7は、第2実施形態の麺の密度を均一にする装置を示すものである。なお、図1から図4で示した第1実施形態の装置と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】
図6に示すバスケット2の上部に配置した符号30の部材は、バスケット2の上部開口部を閉塞する蓋である。
また、本実施形態ではバスケット2の下方に空気供給部10が配置されており、第1実施形態の空気供給部と同様に、空気供給源(図示)から圧縮空気が導入されてくる供給本体12と、バスケット2に向けて上方に延在している2本のダクト14とで構成されている。各ダクト14の上面には、第1実施形態で示した図2の構造と同様に、複数のノズル16を直線状に配置した2個のノズル部18が直列に設けられている。各ノズル16は、上方に向けて空気を噴射し、噴射空気の風圧力で麺Nの下部をかき分けていく。
【0023】
また、空気供給部10は、供給部回転手段(図示せず)から動力が伝達されることで、バスケット2の略中央を通過して上下方向に延在する軸回りに回転可能とされている。
次に、第2実施形態の麺の密度を均一にする手順について説明する。
図7に示すように、柔軟性のある所定量目の麺Nがバスケット2に収容されると、麺Nはバスケット2内で中央部が盛り上がった状態になり、麺N中央部の麺分布が密になり、周縁において麺分布が粗になる。
【0024】
本実施形態においても、空気供給源から空気供給部10の供給本体12への圧縮空気の導入を開始し、2本のダクト14のノズル部18から噴射した空気を、バスケット2内の麺Nに下方から当てとともに、供給部回転手段から動力が伝達された空気供給部10を、バスケット2の下方で所定速度で回転させていく(図1の矢印A方向の回転)。
【0025】
空気供給部10の回転によって直列に配置したノズル部18が移動すると、バスケット2の底に設けた多数の小さな貫通穴2aを通過した噴射空気が麺Nの下部の一部に当たり、麺Nの他の部分には噴射空気が当たらないようにすることで、麺Nの一部を風圧力で浮遊させた状態でかき分ける動作を行っていく。
このように、部分的に噴射空気を麺Nの下部に当てていき、麺Nを浮遊させながら、かき分ける動作を時間差を設けて麺Nの下部全域に行うことで、麺Nをほぐす効果が大幅に向上する。したがって、バスケット2内の中央部で盛り上がっていた麺Nは、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺Nになる。
【0026】
しかも、本実施形態では、麺Nに常時空気を噴射しているので、麺Nの乾燥を促進することができ、それによって麺Nのウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
また、本実施形態も、麺密度が均一であり、麺中央部から周縁部にかけて均一の厚さとなり、ウェーブの曲がり程度が安定化した麺Nになるので、乾燥工程や油揚げ工程の際にむらが発生しなくなるとともに、消費者が食するときにも全体の軟化にむらが発生せず、高品質の麺Nを提供することができる。
【0027】
なお、本実施形態では、麺Nに調味液、或いは水等の液体Lを噴霧していないが、液体Lを噴霧した麺Nに対して、本実施形態のように噴射空気を麺Nの下部から当てても、同様の効果を奏することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の麺の密度を均一にする方法によると、麺の上部の一部に噴射空気を当てていき、麺のかき分け動作を時間差を設けて麺の上部全域に行っていくことで、麺をほぐす効果が大幅に向上していく。したがって、バスケット内の中央部で盛り上がっていた麺を、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺にすることができる。また、噴射空気が麺の上部の一部に当たるので、麺がバスケットの底に押し付けられることがなく、中央部から周縁部にかけて均一の厚さに均すことができる。さらに、麺に常時空気を噴射しているので、麺の乾燥を促進して麺のウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
【0029】
また、請求項2記載の麺の密度を均一にする方法によると、バスケットの底に設けた貫通穴を通過した噴射空気が麺の下部の一部に当たり、麺の他の部分には噴射空気が当たらないようにすることで、麺を浮遊させながら、かき分ける動作を時間差を設けて麺の下部全域に行うことで、麺をほぐす効果が大幅に向上していく。したがって、バスケット内の中央部で盛り上がっていた麺を、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺にすることができる。また、麺に常時空気を噴射しているので、麺の乾燥を促進して麺のウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
さらに、請求項3記載の麺の密度を均一にする装置によると、自動化を図りながら請求項1、2に記載の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の麺の密度を均一にする装置の示す概略側面図である。
【図2】第1実施形態の装置のノズル部を示す図である。
【図3】第1実施形態においてバスケットに収容されている麺に液体を噴霧している状態を示す図である。
【図4】麺の一部に噴射空気を当てていくことで麺のかき分け動作を行い、この動作を時間差を設けて行う様子を示す図である。
【図5】第1実施形態に示した装置の具体的装置を示す図である。
【図6】本発明に係る第2実施形態の麺の密度を均一にする装置の示す概略側面図である。
【図7】第2実施形態において麺密度を均一にする動作が行われる前のバスケットに収容されている麺を示す図である。
【図8】従来の麺の密度を均一にする装置を示す図である。
【符号の説明】
2 バスケット
2a 貫通穴
10 空気供給部
12 供給本体
14 ダクト
16 ノズル
18 ノズル部
20 コンベヤ
L 液体
N 麺
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスケットに収容されている麺の密度を均一にする方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
即席麺を製造する際には、波状をなし、且つ柔軟性、弾性、粘性を有する麺を所定量目にまとめ、これをバスケットに入れた状態で油揚げ工程や、脱水工程を行うことで、即席容器に入る程度の形状に固化する。
ところが、固化する前にバスケットに入れた麺は、粘性や摩擦抵抗等により麺相互間が付着し、また、波状をなすことによって麺相互間が絡み合った状態となり、バスケット内の麺の分布に、粗の部分と密の部分とが生じる。
【0003】
このように、バスケット内の麺に粗の部分と密の部分とがあると、加工時や、消費者が食したときに不都合が生じる。すなわち、麺を加工する時には、密の部分の熱伝播が比較的遅いため、粗の部分と密の部分との間で油揚げ工程のときに加熱むらが生じ、密の部分を充分に加熱するために加熱時間を長くすると、粗の部分の加熱が過大になってしまう。また、麺の移送時に、粗の部分の脆性が大であるため、麺が切損して量目不足を生じるおそれもある。
【0004】
また、消費者が食するときには、熱油で麺を軟化させる際に、密の部分の軟化が遅くて食するまでの時間が大になるとともに、粗の部分の軟化が早いので、全体の軟化にむらが生じて消費者が味覚を減退させるおそれがある。
また、図8(a)に示すように、柔軟性のある所定量目の麺Nをバスケット2に供給すると、麺Nはバスケット2内で中央部が盛り上がるような状態になる。この麺を、即席容器の形状に見合って成形するために、上面を次工程である油揚げなどによる乾燥工程で上方からそのまま圧迫されて平らに成形すると、麺の上部は、中央において分布が密になり、周縁において分布が粗になる。その結果、麺全体としては、分布が均一でなくなって前記と同一の不具合が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
バスケットに入れた麺の密度を均一にする装置として、図8(b)に示すように、バスケット2の上部で複数の爪4を前後左右に往復させることで、バスケット2内の麺Nの密度を均一にする装置(第1の従来装置と称する)や、図8(c)に示すようにバスケット2の上部に、下方に向けて空気が噴射するチャンバ6を配置し、バスケット内2の麺Nにチャンバを押し付けながら回転させ、且つ麺N全体に空気を噴射させて麺Nの密度を均一にする装置(第2の従来装置と称する)がある。
【0006】
しかし、図8(b)に示した第1の従来装置は、複数の爪4が同じ部分を前後左右に往復するだけなので、バスケット2全体に麺Nが広がらず、麺Nのほぐれ具合が悪い。
また、図8(c)に示した第2の従来装置は、第1の従来装置と比較して麺Nの広がりやほぐれ具合は良好であるが、チャンバ6から噴射する空気が麺Nの上面全体に当ってしまい、麺Nをバスケット2の底に押し付けてしまうので、麺N全体が密になり過ぎてしまう。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、バスケット内の麺の密度を均一にし、且つ麺中央部から周縁部にかけて均一の厚さとし、しかも、ウェーブの曲がり程度が安定化する麺を得ることができる麺の密度を均一にする方法及びその装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
したがって、本願の請求項1記載の麺の密度を均一にする方法は、バスケットに収容した麺に調味液、或いは水等の液体を接触させた後、前記バスケットの上方から前記麺の一部に下向きの空気を噴射し、噴射空気の風圧力で前記麺の一部をかき分けていくとともに、所定時間毎に前記麺に噴射空気が当たる部分を変化させていくことで、前記麺の上部全域に噴射空気を当てる方法である。
【0009】
また、請求項2記載の麺の密度を均一にする方法は、底に多数の貫通穴を設けたバスケットに麺を収容し、前記バスケットの下方から前記麺の一部に上向きの空気を噴射し、噴射空気の風圧力で前記麺の一部をかき分けていくとともに、所定時間毎にした後に前記麺に噴射空気が当たる部分を変化させていくことで、前記麺の下部全域に噴射空気を当てる方法である。
【0010】
一方、請求項3記載の麺の密度を均一にする装置は、前記バスケットの上方或いは下方に配置した空気供給部と、この空気供給部に設けられており、前記麺に向けて空気が列状に噴射するように直線状に配置した複数のノズルと、前記空気供給部を前記バスケットの略中央を通過して上下方向に延在する軸回りに回転させ、前記複数のノズルから噴射する噴射空気を前記麺の異なる部分に当てる供給部回転手段と、を備えた装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る麺の密度を均一にする装置の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図8に示した構成と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図1及び図2は、第1実施形態の麺の密度を均一にする装置を示すものである。
【0012】
図1のバスケット2は、底に多数の小さな貫通穴2aを形成し、上部が開口した容器であり、麺Nを収容している。
バスケット2の上方に配置されている符号10の装置は空気供給部であり、空気供給源(図示)から圧縮空気が導入されてくる供給本体12と、バスケット2に向けて下方に延在している2本のダクト14とで構成されている。各ダクト14の下面14aには、図2に示すように、複数のノズル16を直線状に配置した2個のノズル部18が直列に設けられている。各ノズル16は、下方に向けて空気を噴射し、噴射空気の風圧力で麺Nの上部をかき分けていく。
【0013】
そして、空気供給部10は、供給部回転手段(図示せず)から動力が伝達されることで、バスケット2の略中央を通過して上下方向に延在する軸回りに回転可能とされている。
次に、図3及び図4と、前述した図1及び図2を参照して第1実施形態の麺の密度を均一にする手順について説明する。
【0014】
図3に示すように、柔軟性のある所定量目の麺Nがバスケット2に収容されると、麺Nはバスケット2内で中央部が盛り上がった状態になり、麺N中央部の麺分布が密になり、周縁において麺分布が粗になる。
本実施形態では、先ず、麺Nに調味液、或いは水等の液体Lを噴霧する。
次に、空気供給源から空気供給部10の供給本体12への圧縮空気の導入を開始し、2本のダクト14のノズル部18から噴射した空気を、バスケット2内の麺Nに上方から当てる。
【0015】
次に、供給部回転手段から動力が伝達された空気供給部10が、バスケット2の上方で所定速度で回転していく(図1の矢印A方向の回転)。
図4は、空気供給部10の回転によって直列に配置したノズル部18が移動し、それらノズル部18の各ノズル16が麺Nの一部に向けて空気を噴射する状態を示したものである。すなわち、T1,T2,T3、T4,T5(T1<T2<T3<T4<T5)をノズル部18の移動経過時間とすると、時間T1から時間T2の間に、麺Nの第1領域N1に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第1領域N1の上部をかき分けていく。次に、時間T2から時間T3の間に、麺Nの第2領域N2に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第2領域N2の上部をかき分けていく。また、時間T3から時間T4の間に、麺Nの第3領域N3に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第3領域N3の上部をかき分けていく。また、時間T4から時間T5の間に、麺Nの第4領域N4に向けて空気が噴射され、噴射空気の風圧力で第4領域N4の上部をかき分けていく。
【0016】
上述した作業を行うと、調味液、或いは水等の液体Lが噴霧された麺Nは、液体Lの潤滑作用によって麺線同士が滑りやすくなっており、この麺Nに対して上方から噴射空気が当たると、互いに張り付いている麺線同士が簡単にほぐれていく。
そして、空気供給部10の回転によって直列に配置したノズル部18が所定の回転速度で移動し、麺Nの上部の一部に噴射空気が当たり、麺Nの他の部分には噴射空気が当たらないようにして、風圧力で麺Nをかき分ける動作が行われる。このように、部分的に噴射空気を麺Nに当てていき、麺Nのかき分け動作を時間差を設けて麺Nの上部全域に行うことで、麺Nをほぐす効果が大幅に向上する。したがって、バスケット2内の中央部で盛り上がっていた麺Nは、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺Nになる。
【0017】
また、噴射空気が麺Nの上部の一部に当たるので、麺Nがバスケット2の底に押し付けられることがなく、図1に示すように中央部から周縁部にかけて均一の厚さに均されていく。
しかも、本実施形態では、麺Nに常時空気を噴射しているので、麺Nの乾燥を促進することができ、それによって麺Nのウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
【0018】
そして、麺密度が均一であり、麺中央部から周縁部にかけて均一の厚さとなり、ウェーブの曲がり程度が安定化した麺Nになると、乾燥工程や油揚げ工程の際にむらが発生しなくなるとともに、消費者が食するときにも全体の軟化にむらが発生しないので、高品質の麺Nを提供することができる。
次に、図5は、第1実施形態で示した麺の密度を均一にする装置の具体例を示したものである。
【0019】
この装置は、麺Nを収容した複数のバスケット2が、コンベヤ20に載置されて紙面の表裏方向に搬送されてくる。コンベヤ20の上方には、各バスケット2に噴射空気を供給する空気供給部10が配置されており、これら空気供給部10は、支持体22に固定されて各バスケット2の上方に位置している。ここで、符号24に示す部材は、空気供給部10がバスケット2の上部に移動してきたときに、バスケット2の上部開口の回りを囲っているフードである。支持体22には、各空気供給部10を回転させる供給部回転手段26が配置されている。
【0020】
また、前記支持体22は、昇降進退装置28によって昇降自在に支持されている。昇降進退装置26は、鉛直方向に延在する案内レール28aで支持体22の昇降伝達部22aを昇降自在に支持している。また、回転駆動部28bから無端ベルト28cを介して円筒カム28dに回転力が伝達され、円筒カム28bに係合した揺動アーム28eが前記昇降伝達部22aを昇降させることで、前記空気供給部10が昇降自在に配置されている。
【0021】
そして、コンベヤ20に搬送されてきた複数のバスケット2が空気供給部10の上方に位置すると、昇降進退装置28の駆動によって空気供給部10が降下していき、各バスケット2に収容した麺Nに対して密度を均一にする作業が行われる。
次に、図6及び図7は、第2実施形態の麺の密度を均一にする装置を示すものである。なお、図1から図4で示した第1実施形態の装置と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】
図6に示すバスケット2の上部に配置した符号30の部材は、バスケット2の上部開口部を閉塞する蓋である。
また、本実施形態ではバスケット2の下方に空気供給部10が配置されており、第1実施形態の空気供給部と同様に、空気供給源(図示)から圧縮空気が導入されてくる供給本体12と、バスケット2に向けて上方に延在している2本のダクト14とで構成されている。各ダクト14の上面には、第1実施形態で示した図2の構造と同様に、複数のノズル16を直線状に配置した2個のノズル部18が直列に設けられている。各ノズル16は、上方に向けて空気を噴射し、噴射空気の風圧力で麺Nの下部をかき分けていく。
【0023】
また、空気供給部10は、供給部回転手段(図示せず)から動力が伝達されることで、バスケット2の略中央を通過して上下方向に延在する軸回りに回転可能とされている。
次に、第2実施形態の麺の密度を均一にする手順について説明する。
図7に示すように、柔軟性のある所定量目の麺Nがバスケット2に収容されると、麺Nはバスケット2内で中央部が盛り上がった状態になり、麺N中央部の麺分布が密になり、周縁において麺分布が粗になる。
【0024】
本実施形態においても、空気供給源から空気供給部10の供給本体12への圧縮空気の導入を開始し、2本のダクト14のノズル部18から噴射した空気を、バスケット2内の麺Nに下方から当てとともに、供給部回転手段から動力が伝達された空気供給部10を、バスケット2の下方で所定速度で回転させていく(図1の矢印A方向の回転)。
【0025】
空気供給部10の回転によって直列に配置したノズル部18が移動すると、バスケット2の底に設けた多数の小さな貫通穴2aを通過した噴射空気が麺Nの下部の一部に当たり、麺Nの他の部分には噴射空気が当たらないようにすることで、麺Nの一部を風圧力で浮遊させた状態でかき分ける動作を行っていく。
このように、部分的に噴射空気を麺Nの下部に当てていき、麺Nを浮遊させながら、かき分ける動作を時間差を設けて麺Nの下部全域に行うことで、麺Nをほぐす効果が大幅に向上する。したがって、バスケット2内の中央部で盛り上がっていた麺Nは、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺Nになる。
【0026】
しかも、本実施形態では、麺Nに常時空気を噴射しているので、麺Nの乾燥を促進することができ、それによって麺Nのウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
また、本実施形態も、麺密度が均一であり、麺中央部から周縁部にかけて均一の厚さとなり、ウェーブの曲がり程度が安定化した麺Nになるので、乾燥工程や油揚げ工程の際にむらが発生しなくなるとともに、消費者が食するときにも全体の軟化にむらが発生せず、高品質の麺Nを提供することができる。
【0027】
なお、本実施形態では、麺Nに調味液、或いは水等の液体Lを噴霧していないが、液体Lを噴霧した麺Nに対して、本実施形態のように噴射空気を麺Nの下部から当てても、同様の効果を奏することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の麺の密度を均一にする方法によると、麺の上部の一部に噴射空気を当てていき、麺のかき分け動作を時間差を設けて麺の上部全域に行っていくことで、麺をほぐす効果が大幅に向上していく。したがって、バスケット内の中央部で盛り上がっていた麺を、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺にすることができる。また、噴射空気が麺の上部の一部に当たるので、麺がバスケットの底に押し付けられることがなく、中央部から周縁部にかけて均一の厚さに均すことができる。さらに、麺に常時空気を噴射しているので、麺の乾燥を促進して麺のウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
【0029】
また、請求項2記載の麺の密度を均一にする方法によると、バスケットの底に設けた貫通穴を通過した噴射空気が麺の下部の一部に当たり、麺の他の部分には噴射空気が当たらないようにすることで、麺を浮遊させながら、かき分ける動作を時間差を設けて麺の下部全域に行うことで、麺をほぐす効果が大幅に向上していく。したがって、バスケット内の中央部で盛り上がっていた麺を、中央部及び周縁部ともに麺密度が均一な麺にすることができる。また、麺に常時空気を噴射しているので、麺の乾燥を促進して麺のウェーブの曲がり程度を安定化させることができる。
さらに、請求項3記載の麺の密度を均一にする装置によると、自動化を図りながら請求項1、2に記載の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の麺の密度を均一にする装置の示す概略側面図である。
【図2】第1実施形態の装置のノズル部を示す図である。
【図3】第1実施形態においてバスケットに収容されている麺に液体を噴霧している状態を示す図である。
【図4】麺の一部に噴射空気を当てていくことで麺のかき分け動作を行い、この動作を時間差を設けて行う様子を示す図である。
【図5】第1実施形態に示した装置の具体的装置を示す図である。
【図6】本発明に係る第2実施形態の麺の密度を均一にする装置の示す概略側面図である。
【図7】第2実施形態において麺密度を均一にする動作が行われる前のバスケットに収容されている麺を示す図である。
【図8】従来の麺の密度を均一にする装置を示す図である。
【符号の説明】
2 バスケット
2a 貫通穴
10 空気供給部
12 供給本体
14 ダクト
16 ノズル
18 ノズル部
20 コンベヤ
L 液体
N 麺
Claims (3)
- バスケットに収容した麺に調味液、或いは水等の液体を接触させた後、前記バスケットの上方から前記麺の一部に下向きの空気を噴射し、噴射空気の風圧力で前記麺の一部をかき分けていくとともに、所定時間毎に前記麺に噴射空気が当たる部分を変化させていくことで、前記麺の上部全域に噴射空気を当てることを特徴とする麺の密度を均一にする方法。
- 底に多数の貫通穴を設けたバスケットに麺を収容し、前記バスケットの下方から前記麺の一部に上向きの空気を噴射し、噴射空気の風圧力で前記麺の一部をかき分けていくとともに、所定時間毎にした後に前記麺に噴射空気が当たる部分を変化させていくことで、前記麺の下部全域に噴射空気を当てることを特徴とする麺の密度を均一にする方法。
- バスケットに収容した麺に空気を噴射することで前記麺の密度を均一にする装置であって、
前記バスケットの上方或いは下方に配置した空気供給部と、この空気供給部に設けられており、前記麺に向けて空気が列状に噴射するように直線状に配置した複数のノズルと、前記空気供給部を前記バスケットの略中央を通過して上下方向に延在する軸回りに回転させ、前記複数のノズルから噴射する噴射空気を前記麺の異なる部分に当てる供給部回転手段と、を備えたことを特徴とする麺の密度を均一にする装置。
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2002
- 2002-07-17 JP JP2002208713A patent/JP2004049050A/ja active Pending
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